食用スライムだけど生き延びたいっ!   作:貝がら

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十六日目

 

 

 

繧ケ繝ゥ繧ゅ▲縺。」(スラもっち)私はそう書いてペンを置く。

 

はぁ…時間かかった。だけどこれでやっとモンスター語の読み書き…そして言語をマスター出来た。コレでスラもっちと正確に話す事が出来る。「シショーオハヨー!」スラもっちも人言語をマスター出来たみたい。おはようスラもっち。そう答えると声のトーンが上がっていたのを自分でも分かった。

 

 

 

結果的に僕は人言語をマスターする事は出来なかった。完璧な発音をする事が出来なくて片言になってしまう。まるでオウムみたいな喋り方になってしまう。読み書きは完璧なんだけど…。

 

「スラもっち読み書きは出来るようになった?」「ヨミカキハネッ…シャベルノハ…」

 

「二人でいる時にはそれで話して。外ではスライムがヒトの言葉をペラペラ喋ってたら怖がられるから…その代わり」

 

魔力会話》(マナチャット)

 

「"莠コ蜑阪〒縺ッ縺薙≧縺励h縺"」

《人前ではこうしよう》

「"蛻?°縺」縺滂シ溘せ繝ゥ繧ゅ▲縺。"」

《分かった?スラもっち》

『"縺昴l諢丞袖辟。縺上↑縺?シ"』

《それって意味無くない?》

 

「人前ではこうしよう」『ワカリマシタ』「勉強したのはギルドのせい。私の意地悪じゃない」

 

?どう言う事?

 

「スラもっちが寝ている間に受付で定期更新してたんだけどその時にスラもっちはペットですか?仲間ですか?って聞かれた」

 

「魔物を仲間にしてダンジョンに連れて行けるのは一応はテイマーだけ。でもギルド側に危害を加えない事を証明出来る証明書があればテイマーじゃなくても何処でも散歩させることは出来る」

 

『ドコデモ?』「そう…例えばダンジョン内でも襲ってきた魔物に対して正当防衛と言う形で攻撃出来る。だからコレからダンジョンへ行こう」

 

うわぁシショー悪っ。何でダンジョンに行くんですか?「…」師匠は黙ってしまった。何が悪い事でも聞いたかな?

 

「お金が無い」シンプル…「昔災悪級の魔物倒した時の懸賞金を切り崩して暮らしてきたけどそろそろ底を尽く」

 

『ドノグライデス?』「ここの家賃払えなくて追い出されるぐらいやばい」激ヤバじゃん「期限は後一週間。大丈夫…なんとかなる。本気出せば」

 

「後移動の時は私の頭に乗っかって」え?はい「スラもっちの魔法がようやく分かった。まさか調理師の魔法だなんて思いもしなかった」

 

「しかもその魔法魔力だけじゃなくて体力も同時に消費されるらしい…だから温存しといて。一応非常食は用意しとくけど」

 

まさか職業(ジョブ)図鑑に載ってるとは思わなかったと驚いた声を出している師匠の頭の上に乗る。

 

「久々の柔らかさ…良い匂い」『キョウオワッタラハヤメニネマショウ』「確かに最近徹夜だったから…ちょっと眠い」

 

欠伸をしながら小袋を二つ腰につけた師匠は扉をゆっくり開けた。

 

"ギギィ…"と音を立てた後太陽が顔を出す。その明るさに目を眩ませながら僕達は歩き出す。

 

「スラもっち」『ハイ?』「死なないでね」…魔物図鑑に載っていたとある部分を思い出しながら彼女はそう言った。

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