仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
紫藤「穢れた世界は・・・その罪ゆえに滅びようとしているのです!しかし皆さんは違います!未だ若いあなた方は穢れとは無縁です!あなた方こそが新世界を担う天使達なのです!むろん私は皆さんの足下にも及ばぬ穢れきった大人ですが・・・・・・皆さんと共に行動をする事でこれまでの罪を浄化したいと願っています 皆さん どうかわたしを導いてください!この混沌の向こうにある新しい世界を私にも見せて下さい!」
男子がバスへ駆け寄る。
男子「助けて下さい先生!!お願いします!もう口答えなんてしませんから!!お願いです!!助けて!!」
紫藤「今こそ心を一つに!」
男子は奴らの餌食になっていった。
雨の中、高城家では、テント内で小室と平野、高城は避難してきた者達と口論していた。ついでに香織は傘を差してスマホを操作しつつ、外で立ち聞きしていた。
高城「何度言ったら分かるのよ!
男性「じゃあ本当に死体が動き回っているというのか?バカバカしい!あれは新種の伝染病か何かに違いない!」
女性「そうよ!理由もなしに起きる事なんて無いわ!」
高城「それならそれでいいけど理由を確かめるのは素人じゃ無理よ?専門家が落ち着いて研究できる環境でたっぷり時間をかけないとダメ!そんな事私達には無理!それとも自分には出来るとでも言うつもり?」
女性「そ それは・・・・・・」
高城「できないでしょ? なら〈奴ら〉に食われずに生き続ける!それ以上に重要な事はないわ!!どうしたらいいかはパパが教えてくれたでしょ?」
女性「はっ・・・・・・そうなのね 結局そういうことなのね!?高校生のクセに銃なんか振り回してると思ったら・・・・・・!!」
孝達「「「はあ?」」」
香織(はい?)
女性「結局そういう事なのよ!保護するなんて口だけだわ!!ここの連中は我々を暴力で屈服させようとしている!世界がこんなになってアジアにも困っている人が無数にいると言うのに!」
高城「何でアジアが出てくんだか。」
女性「皆さん聴いてください!我々に殺人者になれって言っている!いーえ!強制しているのはあの男の子なのです!」
孝「あの・・・一体何の話をしてるんです?」
男性「子供が口を挟む事じゃない!!」
孝「子供って・・・。」
香織が傘を閉じて、スマホを握って入ってきた。
香織「悪いですけど、口を挟ませてもらいます!!」
平野「神城さん・・・。」
高城「神城さん・・・。」
孝「神城・・・。」
三人は若干明るくなる。
女性「あなたねェ・・・」
男性「ここからは私達大人が決める事だ!!」
香織「いいえ!!でもあなたの言う新種の伝染病の可能性も無くはないです!」
高城「神城!?」
男性「ほれ見ろ!俺の言った通りだ!」
香織「人工的に開発されたウイルスによる感染かと考えてます。日本でバイオハザード状態が発生しています!」
女性「バ、バイオハザード・・・?」
高城「生物災害よ!!」
香織「私が元いた地球で発売されていたホラーゲームでの知識ですが・・・。」
女性「あなたが元いた地球・・・?」
男性「何言っとるんだね!?」
香織「私はこれでも一度死んでる身です。」
相手の皆さんはザワっとする。
女性「あなた・・・一度死んでる身なの?」
香織「でも生死の空間で出会った女神様の力で元いた地球でテレビ放送していた特撮ヒーローの力とさきほど言ったホラーゲーム「バイオハザード」のシリーズ登場の敵キャラ召喚能力を授かって、転生しているんです、ただし旅人としてです。もうちょっとしたらこの地球から別の地球へ旅立ちますから。」
女性「別の地球へですって・・・?」
高城「パラレルワールドよ SF映画とかで聞くテーマでしょ?」
男性「SF映画!?」
女性「フン もういいわ!!とにかくここからは大人が決めるの!!搾取怪奇のブタ共や暴力に酔った高校生ではなく平和を愛する大人がね!」
後ろの外野は「そうだそうだ!」と訴える。
女性「我々は暴力的支配を拒絶する!!」
「拒絶する!!」
4人はテントを後にした。
平野「高城さん お疲れ様でした・・・。」
香織「ホントに・・・。」
高城「サイアク!パパの悪口言ってるからついつい相手しちゃったけど、無駄もイイトコ!」
孝「にしてもあいつら何も見てこなかったのか・・・。」
高城「目を閉じていたんでしょ?」
平野「ちょっと分かります・・・。連中の気持ち。」
高城「私にケンカ売る気なの!?このデブチン!!」
香織「高城さん!!」
平野「そ そういうことじゃなくて 人間って見たくないものは見ないでいようとするんです」
孝「あ・・・・・・」
香織「確かにそうかもね・・・。」
平野「誰も自分を否定されたくない だからほとんどの人は何が起こってもと分かっていても・・・・・・なにもしないんです」
高城「でも 何かが変わってしまった事を認めざるをえないじゃない 今は」
平野「え ええ でも そういう時一番最初に出てくる反応は・・・・・・現状を元に戻そうとします
高城「変化を求めなければ自分の過ちや愚かさを認めないで済むから」
平野「そ そうです 僕は あの学校とかで色々あった時に考えてそれが分かりました」
高城「ふーん ちょっと見直したわ アンタのこと」
孝「そうか・・・。」
香織「ふーーん。」
高城「何よ?」
孝「勉強になったよ」
香織「私もね」
高城「そういうところかな・・・・・・」
孝「何がだよ?恥ずかしいけど素直に認めてんだぜ?」
高城「ねェ だからだと思わない?」
平野「そうかも 確かにそうですね」
香織「うん」
孝「だからなにがだよ?」
高城「忘れちゃったの? だからこそアンタは アタシたちのリーダーたり得ているってことよ!」
孝「はあ?」
香織を含めて3人は笑顔表情であった。
その後、香織は一度屋敷に入り、内部の人気の無い場所で女神に連絡を取る・・・。
香織「女神様 そろそろ次の地球への行先をお願いしたいんですが。決めておきたいので。」
女神は承諾し、香織の目の前に多数の世界をタイトル付きで画面表示していった。
香織「この学戦都市アスタリスクというのは?」
女神「北関東多重クレーター湖上に存在する水上都市の星導館学園が舞台の世界です。主人公は天霧綾斗くん。ヒロインはユリス=アレクシア・フォン・リースフェルトさん。」
香織の前に主要人物をデータ表示した。
香織「成程・・・この二人は主要人物ってわけですか。」
女神「それと、もう2人くらいは紹介しておきます。」
人物データが表示された。
女神「沙々宮 紗夜 天霧くんの幼馴染で同学園の同級生です、次にクローディア・エンフィールド 同学園の生徒会長ですね。」
香織「って事は私もしばらくその学園に通った方がいいですか?」
女神「そうなりますね。」
香織「じゃあ次はこの世界にします。」
女神「はい。住む所も必要なのでそれは行ってから。もう少しで皆さんとはお別れの時です。世界移動用のオーロラカーテンを後ろに展開して、学戦都市アスタリスクへ行きます。」
香織「でも、一人暮らしはちょっと・・・仮の両親も共に暮らしてくれると・・・」
女神「そこは行ってから考えましょう。関わりのある人物のデータは意思で解析して表示してくれます。これを今後の特殊能力としますね。」
香織「それは助かります。」
孝達はそれぞれ屋敷内で過ごした。
一方雨の中、数人のいる男性の元へ。バスが突っ込んで来た。
男性「生存者か?」
女子生徒「お願い!助けて下さぁーい 学校から逃げて来たんですけど どこにもいく場所がなくて!助けてください1お願いですぅ」
男性「お おう!すぐに車止めをどけてやるからな!」
運転する紫藤はニヤリとした。
屋敷内、
壮一郎「何としても親御さんを探し出すと?」
孝「そうです 父は遠くにいるので無事を祈るのみです 母はこの騒ぎが始まった時間からして職場の小学校にいるはずです 麗の・・・宮本の親父さんは警察官ですから事情がわかるはずでしょう おふくろさんは家に立て籠もっているはずです」
壮一郎「ふむ 探しだしたあとはどうするつもりだ? 我々は明後日には出発する いま都市部に腰を据えているのは あまりにも危険だからな」
孝「時間までに皆を見つけて ここに戻ってきます それに転生者にして旅人の神城さんも女神様と連絡したところ 次に行く別の地球がほぼ決まったみたいで準備している頃ですね。」
壮一郎「あの明るめの青髪のお嬢さんか・・・私には常に睨みつける目を止めた方がいいと言ったが、これは生まれつきだ。少年時代でも距離を置かれた時はあるさ、悪く思わんでくれ。」
孝「ははっ 生まれつきですか・・・。」
壮一郎「それと、人数が多すぎると面倒を見切れないぞ?」
孝「その時は・・・・・・親が必要としているならそこに残ります 出発の時間までに戻ってこなかった時はそう決めたのだと思ってください」
孝はホールへ移動すると、麗と合流。
香織もやって来た。
香織「小室くん 宮本さん・・・。」
麗「神城さん・・・次の別の地球への準備も出来て来た感じ?」
香織「うん もう少しね。」
孝「もう少しで、神城さんと俺達はお別れか・・・。」
冴子「私も連れていって欲しい」
冴子は片足の太ももが露出していた。
香織「うわっ・・・。」
麗「なんてーの その・・・狙ってない?いつも?」
冴子「ん?」
麗「天然か・・・・・・」
香織「天然かな・・・」
孝「さ 冴子さん 凄くいい感じですけど準備整えるには早すぎませんか」
冴子「役に立てると・・・思うよ?それに ご家族を連れて帰るにしてもある程度の人数がいなければ誘導もできないよ!」
麗は扉の向こうを見て、
麗「!?」
麗はライフルを構えて、扉へ走る。
孝「麗!?」
香織「宮本さん・・・?」
「まさかこのような時に紫藤代議士の御子息をお助けする事になるとは!まあこの有様では選挙どころでは有りませんな」
紫藤「かまいません いまの私は一教師にすぎませんから」
「はっは たいしたものですな!学校から生き残った生徒さんたちを連れて脱出されたとは!!」
紫藤「当然ですよ 教師の義務です・・・・・・」
「さすがお父上の薫陶の賜物ですな!」
紫藤(そんなはず・・・・・・あるわけありませんよ 国会議員である父 しかし私にとっては単なる暴君に過ぎなかった母を苦しめ自殺に追いやり 家を捨て 教職を選んだ私にさえ)
紫藤が電話していた時。
相手〈床主の公安に一人うるさい奴がいる 娘はおまえの学校に通っている 留年でもさせてやれ それで奴も”わかる”はずだ〉
紫藤「生徒達だけでも助けていただけないでしょうか?私は自分だけでも・・・」
麗「ずいぶんとご立派じゃない」
麗はライフルを構えて向ける。
麗「紫藤せ・ん・せ・い?」
紫藤「み 宮本さん ご無事で何より・・・・・・」
麗「私がなんで槍術が強いが強いか知ってる?銃剣術も教わってるからよ!県警の大会じゃ負け知らずのお父さんに!!そのお父さんをあなたは苦しめた どんなことにも動じない人が泣いて謝ったわ 自分のせいで私を留年させたって!!そして私にはわかってる!!成績を操作できるのはあなただけだって!!でも我慢してた!!お父さんの操作がうまくいけばあんたも紫藤議員も逮捕できると聞かされてたから!」
銃先の刃の切っ先が指導の頬にかすり、わずかな血が。
麗「でも・・・もう・・・」
紫藤「さ 殺人を犯すつもりですか?警察官の娘でありながら犯罪になるつもりなのですか?」
麗「あんたになんか・・・・・・言われたくないわよ!!」
壮一郎「ならば殺すがいい!」
壮一郎が奥さんと共にやって来た。
壮一郎「その男の父親とはいくらかの関わりがある!だが 今となっては無意味だ!望むならば殺せ!」
孝は飛び出しそうになったが、腕を掴まれる。
孝「冴子さーーー」
冴子「・・・宮本くんは自分で決めねばならない」
麗はライフル銃を向けた。
紫藤「いいでしょう・・・殺しなさい!私を殺して命ある限りその事実に苦しみ続けるがいい!それこそが教師である私が生徒のあなたに与えられる最高の ”教育”です!!」
麗「・・・・・・」
麗はライフル銃を下ろすと、後ろをへ振り返り、歩き出す。
壮一郎「・・・・・・それが君の判断なのだな?」
麗「殺す価値もありませんから」
紫藤はわなわな震える。
壮一郎「お前は去れ!!すでにくだらぬ者に染まっている・・・お前の教え子と共に!!」
紫藤と共にやってきた生徒達は乗ってきたバスで去っていった。
〈軍曹!!新たな緊急コード命令を受信!コードトリプルシックスデルタ!繰り返します!コードトリプルシックスデルタ!ターゲット ウェイパーー機能 及びロメオチャーリーに対するルーブスレインオーダーです!〉
「了解。ナンバー1はただちに発令所へ!命令を確認する!」
「確認したか・・・?」
「ナンバー1。」
「艦長より達する。大統領命令は最終的に確認された!これより本艦はロメンバー機能及びロメオチャーリーに対する攻撃を実施する!」
「昨夜の大統領は誰なんですかね・・・。次々とバケモンになって・・・」
「エネルギー省庁館辺りですか。」
「一昨日は国道安全庁長官だった。もう噛まれていたがな・・・畜生め。」
「なるほど・・・その日その時を知る者は無し。天国や天使たち。そして子」
「神よ・・・我を許したまえ・・・。神よ 我らを救いたまえ。ファイア・ワン。」
一発のミサイルが上空へ放たれる。
大気圏の宇宙ステーション内
宇宙飛行士「まただ・・・。アメリカだけじゃない・・・ロシアも撃ちこんでる。」
女性飛行士「ロシア?ミサイルを撃つ余裕は!?」
宇宙飛行士「ああ。こちらの主流間に乗ってるぞ。それにマーブだぜ。数は少なくても大都市の区の拠点は全滅する。」
女性飛行士が傍へやってくる。
女性飛行士「!?これが・・・!?」
宇宙飛行士「現在の様子だ。」
女性「リビング・デッドの次はファースト・ストライク。ハリウッドならボツにされてるシナリオね。」
宇宙飛行士「いや、採用されたようだ。神よ・・・」
ミサイルは4発上空へ。
宇宙飛行士「アルマゲドンだ。」
次話で香織は学園黙示録ハイスクール・オブ・ザ・デッドの世界から次の平行地球へ旅立ちます。