仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第105話「パパ、ありがとう! やよいのたからもの」

雨の降りしきる中、2年2組では学級会が行われていた。

 

佐々木「思春期となった年頃だからこそ、改めて自分の名前にどう言う思いが込められているのかを知る事が大事だと思います。」

 

あかね「うえ!?もしかして宿題!?」

 

れいか「はい。次の学級会までに自分の名前にどう言う思いが込められているのか、お家の方に聞いて来てください。」

 

あかね「今更親に聞くんか~!?」

 

なお「なんか、照れくさいね・・・。」

 

みゆき「でも楽しそう!ウルトラハッピーな答えが待っているかも!」

 

やよい「名前か・・・。」

 

その夜の黄瀬家。

 

ちはる「ただいまー。」

 

やよい「お帰りー。」

 

帰って来た母親のちはる。

 

やよい「お味噌汁出来たよ。」

 

ちはる「ああ、ありがとう。」

 

やよい「ねえママ、私の名前、何でやよいになったんだっけ・・・?」

 

ちはる「あなたが生まれた時、おじいちゃんとかおばあちゃんは色々出して来たんだけどねー。」

 

夕飯を作りながら自分の名前について聞く。

 

ちはる「パパがそれを全部無視してやよいにするって宣言したのよ。」

 

やよい「パパが?」

 

ちはる「パパはあの性格でしょ?頑として譲らなくて、それでとうとうやよいに決まったってわけ。」

 

やよい「そこまでして・・・?一体、どう言う意味が込められているんだろ・・・?」

 

ちはる「そればっかりは本人に聞いてみないとね。今となっては永遠の謎。」

 

父親はやよいが幼い頃になくなったのである。

 

ちはる「でも、パパは生前、その話をやよいにしたって言ってたけど。」

 

やよい「えっ?」

 

ちはる「やよいが最後にパパと話したのは五歳の時だもんね。覚えて無くても、無理ないわよ。」

 

やよい「あの大きくてゴツゴツした手の感触は覚えているんだけど・・・。」

 

ちはる「それで充分よ。」

 

作り終えた夕飯を食べながら話す二人。

 

ちはる「それで充分。」

 

その頃、みゆき、あかね、なお、れいかも自分の名前についてを親達から聞いていた。

 

やよいの部屋

 

やよい「やよい・・・あった。」

 

国語辞典で『やよい』の意味を探す。

 

やよい「やよい。昔の歴で三月の事・・・か。」

 

やよい「三月と何か関係あるのかな・・・?」

 

その時、教会らしき建物が脳内に浮かぶ。

 

やよい「今の・・・何だっけ?ダメだ・・・思い出せない。パパ、パパは私の事、どう思っていたの?」

 

そして発表当日。

 

みゆき「私のみゆきと言う名前は、どんなに辛くても、幸せを見つけてくれる子になって欲しいと言う願いが込められているようです。」

 

発表を終え、座るみゆき。

 

あかね「ええなぁ。名前通りに育っとるやん。」

 

れいか「私の名前は、漢字で書くとこう書くそうです。」

 

黒板に『麗華』と書く。

 

れいか「花のように麗しく、美しい心を持った子になるようにとお爺様がつけてくださいました。」

 

なお「流石れいか。」

 

なおだけでなく、他のクラスメートも感心する。

 

やよい「私の名前のやよいって言うのは、昔の歴で三月の事で、草木が芽吹く時期だから、生き生きとした日が始まる。と言う意味が込められているようです。」

 

あかね「なるほどなあ。」

 

みゆき「やよいちゃん、いっつも生き生きしてるもんね!」

 

やよい「あ、うん。」座るやよい。

 

放課後

 

みゆき「えっ?じゃあさっきの名前の理由は、やよいちゃんが自分で調べたの?」

 

やよい「うん。名前を考えてくれたパパは天国へ行っちゃったし、ママも知らなかったから。」

 

みゆき「そっか。」

 

帰宅途中の六人。

 

やよい「はあ・・・どうして私の名前、やよいになったんだろ?」

 

あかね「ええやん。ウチなんか呼びやすいいうに、『あ』から始めたくてあかねやで。」

 

あかね「単純すぎるわ。」

 

やよい「それはパパの理由で、ママには別の理由があったんでしょ?」

 

あかね「ああ、発表の時に言うたヤツな。『ウチが生まれた時、空が茜色できれいだった。』『娘にもあの空のようにきれいな心を持ったエエ子に育って欲しい。だからあかねにしたんや。』って、多分後付けやな。」

 

みゆき「そんな事無いって。」

 

なお「あたしなんかもっと単純だよ。『俺の願いはただ一つ。真っ直ぐな子に育って欲しい。』『だから一直線のなお!』ホンマやで。」

 

あかね「関西弁マネすな。」

 

れいか「でもその通り、まっすぐな子に育ってますよ。」

 

なお「まあね。」

 

あかね「認めおった・・・。」

 

なお「まあね。」

 

みゆき「お姉ちゃんは何だろう?」

 

あかね「名前からして匂いに関係した季節、春だから、名前は香織にしたとかやな。」

 

なお「その可能性もあり得るかも。」

 

その頃、アルバイト中の香織はくしゃみをした。

 

やよい「実は私、パパから名前の理由を聞いたんだって。」

 

公園で雨宿りする六人。

 

やよい「でも、五歳の時だったから覚えていなくって。」

 

れいか「そうだったんですか。」

 

やよい「それに、小さい頃はたくさんパパの事を覚えていたハズなのに、今じゃパパとどんな風に暮らしてたのかさえ、思い出せなくなっているし。時々思うんだ。パパは私の事、どう思っていたんだろうって。」

 

みゆき「そんなの決まってるよ。パパはやよいちゃんの事を愛してた。絶対に誰よりも。」

 

やよい「ありがとう。そうだといいんだけど・・・。」

 

なお「ここはもう一度、お母さんとちゃんと話をした方がいいと思うな。」

 

れいか「ええ。お父様とやよいさんの、愛のエピソードがあるはずです。」

 

やよい「うん。そうしてみる。」

 

ファッションショー会場

 

ちはるは、ファッション関連の仕事をしていた。

 

香織はここで臨時の警備のバイトをしていた。

 

その姿は私服に青い帽子を被っていた。

 

香織「ここも大丈夫かな。」

 

別の場所へ移動する香織。

 

会場から通話中のちはるが出て来る。

 

香織(ん?黄瀬って、もしかして・・・)

 

入館許可証に書かれた名前を見る。

 

香織「あの、すみません。」

 

ちはる「あら、何かしら?」

 

電話を切ったちはるに声を掛ける。

 

香織「もしかして、やよいちゃんのお姉様ですか?」

 

ちはる「あら、そう思ってくれたの?」

 

香織「違いました?あ、私は神城香織って言います。」

 

ちはる「私は黄瀬ちはる。やよいの母親よ。」

 

自己紹介する香織とちはる。

 

香織「お母様だったんですか?てっきり、お姉様かと・・・」

 

ちはる「まだ私も、そう言う風に見られるのね。それにしても、あなたがあの香織ちゃんね。」

 

香織「それはどう言う・・・」

 

ちはる「やよいがよくあなたの話をしてたのよ。」

 

香織「私のですか?」

 

ちはる「ええ。例えばそうね・・・」

 

香織「ん?」

 

ちはる「どうしたの?やよい・・・?」

 

外にいたやよいを見つける二人。

 

やよい「やっぱり、忙しいよね。」

 

戻ろうとするやよいと慌てて隠れるみゆき、あかね、なお、れいか、キャンディ。

 

ちはる「やよい?」

 

やよい「ママ・・・!」

 

来るように促すちはると母親の方へと向かうやよい。

 

みゆき「あれがやよいちゃんのママ?」

 

なお「うん。キッズファッションの会社で働いてるらしいよ。」

 

れいか「しかし、このように盗み見するのは良くないのでは・・・?」

 

あかね「まあ、そうカタい事言わんと。」

 

みゆき「やよいちゃんに、心からの笑顔が戻ったら、黙って静かに帰ろう。」

 

あかね・なお・れいか「 「 「うん。」 」 」

 

ちはる「そっか。パパは不器用だったから、愛情表現が苦手だったのよね。」

 

やよい「ゴメンね。お仕事中なのに。」

 

ちはる「いいのよ。」

 

やよい「やよいが不安になるのも無理無いわ。不安って言うか・・・パパとの思い出をどんどん忘れていっちゃってるのが寂しくて・・・。」

 

ちはる「いいもの見せてあげる。はい。」

 

カバンからとある物を出し、やよいに差し出す。

 

ちはる「これはパパの宝物。今ではママの宝物になってる物よ。今日は特別に見せてあげる。」

 

ちはるから受け取り、封を開けた物にはパパへの手紙と折り紙のキツネが入っていた。

 

やよい「これ、私が父の日にプレゼントした・・・!」

 

ちはる「ええ。」

 

香織(あれが、お父様との思い出の品。)

 

少し離れた所で話を聞いていた香織。

 

ちはる「それを貰った時、あの恥ずかしがり屋のパパがすごく嬉しそうにこんな事を言ったわ。『仕事で疲れて帰って来ても、やよいの顔を見るとホッとする。』『やよいとお風呂に入ったり、公園のベンチでアイスクリームを食べたり、やよいといるだけでとっても幸せに感じる。』『だから、お礼を言いたいのは俺の方だ。』って。」

 

やよい「パパがそんな事を・・・?」

 

ちはる「そうそう、『それからやよいとパパだけの秘密も出来た。』って言ってたわよ。」

 

やよい「パパとの秘密?」

 

ちはる「ええ。やよいがママには内緒だよって言ったみたいだから、パパは教えてくれなかったけど。」

 

やよい「私が・・・」

 

ファッションショーを見て、何かを思い出す。

 

ちはる「どうしたの?」

 

やよい「丘の上のある場所・・・そこにパパと行ったんだ・・・。何か思い出しそうなんだけど・・・」

 

ウルフルン「ケッ!愛など優しいだのくだらねえんだよ。」

 

証明の上で様子を見ていたウルフルン。

 

ウルフルン「世界よ!最悪の結末、バットエンドに染まれ!」

 

闇の絵本の空白のページを闇の黒い絵の具で黒く塗りつぶす。

 

外が満月のように染まり、観客席も黒く染まる。

 

みゆき「やよいちゃん!」

 

やよい「みんな!」

 

駆けつけるみゆき達。

 

ウルフルン「出でよ!アカンベェ!」

 

やよいのキツネの折り紙と組み合わさったアカンベェが創られる。

 

みゆき「アカンベェ!」

 

キャンディ「急いで変身クル!」

 

みゆき「うん!」

 

『レディー!』

 

みゆき・あかね・やよい・なお・れいか「 「 「 「 「プリキュア!スマイルチャージ!」 」 」 」 」

 

『ゴーゴー!レッツゴー!』

 

ハッピー「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」

 

サニー「太陽サンサン!熱血パワー!キュアサニー!」

 

ピース「ぴかぴかぴかりんジャンケンポン!キュアピース!」

 

マーチ「勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!」

 

ビューティ「しんしんと降り積もる清き心・・・!キュアビューティ!」

 

ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「 「五つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!」 」 」 」 」

 

ガラスを割り、会場から出るアカンベェ。

 

香織「アカンベェ!」

 

ベルトをセットする。

 

香織「変身!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

香織は仮面ライダーディケイドに変身した。

 

ネオディケイド「時にはコイツを使うか。」

 

ライドブッカーから龍騎のカードを取り出す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド リュウキ」

 

ネオディケイドは龍騎にカメンライドし、窓ガラスの中に入る。

 

ハッピー「たあっ!」

 

ハッピーが両手を組み合わせてアカンベェの頭に叩きつけて落下させる。

 

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「はあっ!」 」 」 」

 

残った四人がアッパーを腹部に叩きつける。

 

ウルフルン「チッ!何をやってる!アカンベェ!」

 

体制を立て直し、四人を吹き飛ばす。

 

ハッピー「みんな!」

 

ハッピーも捕まり、地面に向けて投げつけられる。

 

アカンベェが襲い掛かり、攻撃をかわして反撃するも、ぶっ飛ばされて鉄柱に叩きつけられるハッピー。

 

サニーとマーチも攻撃を受け、吹き飛ばされる。

 

ピース(やめて・・・!パパにあげたプレゼントで・・・みんなを傷つけないで・・・!)

 

ビューティも吹き飛ばされる。

 

やよい「やめてーっ!」攻撃しようとするも、父親の事を思い出してしまい、無抵抗でアカンベェの攻撃を受け、吹き飛ばされる。

 

やよい(パパ・・・!)

 

フルウルン「いいぞアカンベェ!他のプリキュア達を潰せ!」四人の方に向かうアカンベェ。

 

ネオディケイド龍騎「はあっ!」

 

車の窓ガラスから現れ、アカンベェに拳を放つ。

 

ハッピー「ディケイド!」

 

ネオディケイド龍騎「ゴメンみんな!遅れた!」

 

マーチ「今何処から現れたんですか?」

 

ビューティ「車の窓ガラスから出て来ましたよね。」

 

ネオディケイド龍騎「キツネ・・・?まさか・・・あの折り紙なのか!?」

 

ウルフルン「あん?あの紙切れの事か?あんな紙切れ、どうだっていいだろ。」

 

ネオディケイド龍騎「・・・お前、今、なんて言った?」

 

ウルフルン「あ?あんな紙切れ、どうだって・・・」

 

ネオディケイドライバー「アタックライド ストライクベント」

 

空中から現れ、右腕に装着された龍の頭を模したクロー。

 

ウルフルン「あ?」

 

ウルフルン「ぐああああっ!」

 

ドラグクローを装備し、火炎弾がフルウルンに命中し、思いっきりぶっ飛ぶ。

 

ネオディケイド龍騎「お前は本当に俺を怒らせた!紙切れ・・・だと・・・!?お前にとっては紙切れかもしれねぇ・・・!だけどな、あれはピースの・・・お父さんの思い出なんだよ!彼女の大切なものを化け物にして・・・絶対に許さない!」

 

ハッピー「母の日の時と同じだ・・・!あんな風に私のために怒っていた時と・・・!」

 

ディケイド龍騎はウルフルンの方に向かって歩く。

 

ウルフルン「クソ!アカンベェ!先にディケイドを始末しろ!」

 

掛け声と共にディケイド龍騎に襲い掛かるアカンベェ。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド アドベント」

 

ドラグレッダーを召喚する。

 

ドラグレッダー「ギャオオオオ!」

 

何処からかやって来たドラグレッダーがアカンベェに向かって体当たりをする。

 

マーチ「ど、ドラゴン!?」

 

サニー「ドラゴンを呼びおった!」

 

ビューティ「ちょっと機械系なボディですが!?」

 

ウルフルン「そんなのアリかよ!」

 

ネオディケイド龍騎「黙ってろよ!」

 

ネオディケイドライバー「アタックライド ソードベント」

 

空中から現れたドラグセイバーを装備したディケイド龍騎はウルフルンを切り裂く。

 

ウルフルン「ぐっ・・・!」

 

ドラグレッターがアカンベェに向けて火炎弾を放つ。

 

ネオディケイド龍騎「はっ!」

 

命中したアカンベェが倒れると同時にディケイド龍騎が切りつける。

 

アカンベェの攻撃をかわし、そのまま窓ガラスの中に入る。

 

ハッピー「窓ガラスの中に入っちゃった!?」

 

ネオディケイド龍騎「はっ!」

 

別の窓ガラスから現れ、アカンベェを叩きつける。

 

距離を取り、ドラグレッダーとドラグクローから火炎弾を連続で放つ。

 

アカンベェに命中し、一部ウルフルンにも命中する。

 

ウルフルン(何なんだコイツ・・・!化け物じゃねえか・・・!)

 

ネオディケイド龍騎「こんな化け物・・・存在しちゃいけないんだ!」

 

画面上からネオディエンドライバーを出現させた。

 

サニー「あれって銃かいな!?」

 

マーチ「きっと例の複数の転生特典の一つじゃ!?」

 

ビューティ「きっとそうです!」

 

ハッピー「ええェェ!?」

 

ビューティ「一体あれはどんな力があるでしょうか?」

 

ウルフルン「転生特典・・・だと?」

 

ネオディケイド龍騎は一度ネオディケイドに戻り、カードを3枚取り出し、装填していく。

 

ネオディエンドライバー「カメンライド ブレイド」

 

次に、2枚目装填。

 

ネオディエンドライバー「カメンライド カイザ」

 

そして、3枚目装填。

 

ネオディエンドライバー「カメンライド ファム」

 

銃口から3人召喚した。

 

ハッピー「ええぇぇ!?」

 

ビューティ「仮面ライダーを3人召喚したんですか!?」

 

マーチ「一人はディケイドが変身していたブレイドだよ!」

 

サニー「もう一人は女の仮面ライダーかいな!?」

 

ビューティ「女性の仮面ライダーっているんですね!」

 

ウルフルン「女のライダーだと!?」

 

ビューティ「それによく見ると、ブレイドのベルトがディケイド自体が変わっていたのとは違います!」

 

マーチ「ブレイドはあのベルトが変身に使うベルトなんだ!あと二人も違うベルトだし!!」

 

サニー「あと一人はディケイド自体が変わっていたファイズと少し似てる気がすんねん!!」

 

一方、吹き飛ばされたピースは教会の近くへと吹き飛ばされる。 

 

そして、全てを思い出す。

 

幼いやよい『パパ!けっこんしきしよ!』

 

勇一『ええ?』

 

幼いやよい『やよいとパパのけっこんしき!はやく!』

 

教会に向かって走るやよい。

 

手を繋ぎ、教会の中を歩く幼いやよいと勇一。

 

幼いやよい『ママにはないしょだよ。パパとやよいのひみつだからね。』

 

勇一『ああ。まるで未来のやよいの結婚式を見ているようだな。やよいは優しいな。』

 

幼いやよい『えへへ。』

 

勇一『やよいって言う名前はね、生まれたばかりのやよいの顔をジッと眺めていたら思い浮かんだんだ。』

 

幼いやよい『へえー・・・。』

 

勇一『ママの千春って言う名前は、千の春って言う事だ。ママは春のように優しいだろ?』

 

幼いやよい『うん!』

 

勇一『パパはやよいにも、ママみたいに優しい人になって欲しくてやよいって言う春の名前にしたんだよ。』

 

ピースの前に、笑顔の幼いやよいと勇一が映る。

 

ピース(ゴメンね。すぐに思い出せなくって。パパは私をあんなに愛してくれたのに、あんなに・・・いっぱい。私はパパから、いっぱいの愛をもらったおかげで、人に優しくしようって思える。優しさはきっと、人から人へと伝える、愛の表現なんだ!」

 

みんなの近くに現れるピース。

 

ハッピー「ピース?」

 

ウルフルン「うるせえ!愛のカケラもねえ攻撃でトドメだ!」

 

ピース「あなたに愛が無いなら、パパからもらった愛を受け取って!ディケイド!」

 

ネディケイド「ああ、決めるぞ!」

 

ピース「あと仮面ライダーが増えてない!?」

 

ビューティ「ディケイドが銃にカードを装填して、3人召喚したんです!」

 

マーチ「例の転生特典の一つだよ!」

 

ピース「なるほど!」

 

ウルフルン「おい!!さっきから転生特典とか何なんだよ!?」

 

ネオディケイド「お前に教えた所で信じてくれるか、そして理解して貰えるか分からん。」

 

ウルフルン「テメェ・・・。」

 

マーチ「ディケイド ウルフルンに対しての話術が上手い気が。」

 

ビューティ「話術ですか・・・?」

 

マーチ「私達 これまであいつらの否定発言に対して、感情任せに叫んでるだけに思えて来るんだよ。」

 

サニー「あっ そういえば・・・。」

 

ハッピー「そうかもしんない・・・アカオーニやマジョリンに対してもだけど・・・。」(言葉は日常生活を含めて精神的刃物・・・。上から目線の言葉は本人はどうも好かないみたいで・・。)

 

ネオディケイドはカードをネオディケイドライバーに装填した。

 

ネオディケイドライバー「ファイナルフォームライド ブ ブ ブ ブレイド」

 

ネオディケイド「ちょっとくすぐったいぞ。」

 

ブレイドの背に手を触れて、超絶変形させた。

 

ハッピー達「「「「「ええェェ!?」」」」」

 

フルフルン「何だと!?」

 

キャンディー「ブレイドが武器に変わったクル!?」

 

ファム「ひと足先に行くわよ。」

 

カイザ「あの怪物はおれの獲物だ!」

 

カイザはブレイガンを構え、ファムはソードベントにて、

 

ファムはウルフルンへ、カイザはアカンベェへ突撃する。

 

ファム「オオカミちゃん 私が遊び相手として付き合うわ。」

 

ウルフルン「遊ぶだと!?」

 

ネオディケイドはブレイドブレードを掴む。

 

カイザはアカンベェを圧倒的な強さで叩きのめしていく。

 

ファムはウルフルンに互角以上の戦いを行っていた。

 

ファム「オオカミちゃん それなりにやる方ね。」

 

ウルフルン「俺はウルフルンだ!オオカミちゃんなんて呼び方すんじゃねェ!!バカにしやがって!!」

 

サニー「ウルフルンが弄そばれているような・・・」

 

ファム「オオカミちゃん 強さ的にはまだまだね。」

 

カイザ「アカンベェって奴 動きが読みやすいな。」

 

カイザはカイザフォンをガンモードへ変形させる。

 

マーチ「あれって携帯電話!?」

 

カイザはアカンベェへと光弾を連続発射する。

 

ピース「光の弾!?」

 

ビューティ「それより、携帯電話が銃のような形へ変わるなんて!?」

 

マーチ「なんてシステムなの!?」

 

キャンディ「スゴイクル・・・」

 

ネオディケイド「じゃ トドメと行くか。ピース!」

 

ピース「はい!」

 

ネオディケイド「ファム、カイザ!どけ!」

 

ファムとカイザはどいた。

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ブ ブ ブ ブレイド』

 

ピース「プリキュア!ピースサンダー!」

 

ブレイドブレードを振るう必殺技「ディケイドエッジ」とピースサンダーを放つ。

 

ブレイドブレードにピースサンダーが纏わり、雷を帯びたブレイドサンダーブレードでアカンベェを切り裂き、アカンベェが大爆発する。

 

ネオディケイド「俺の前から消えるんだな!今すぐに!」

 

ブレイドブレードをウルフルンに突きつけるネオディケイド。

 

ウルフルン「チッ!」

 

退却して行くウルフルン。

 

人々も割れたガラスも元に戻り、チェリーデコルを手に入れる。

 

ネオディケイド「これ、大切な宝物なんだろ?」

 

ピース「はい。」

 

ネオディケイドから折り紙のキツネを受け取り、包むようにして胸元に近づける。

 

ネオディケイドからブレイドブレードを離し、ブレイドブレードはブレイドに戻った。

 

ネオディケイド「お前ら またいつかな。」

 

カイザ「ああ。」

 

ファム「その時ね。」

 

ブレイド「じゃあな。」

 

3人のライダーは消えた。

 

夕方。

 

ちはる「そう。ここでそんな事が。」

 

やよい「私、少しは優しい子になれたのかな?」

 

父親との思い出をちはるに話す。

 

ちはる「パパの愛を感じる事が出来たでしょ?」

 

やよい「うん。」

 

ちはる「じゃあ、十分優しい子に育ってると思うな。」

 

やよい「ママ、私、やよいって言う名前が大、大、大大好きになった!」

 

ちはる「ママも、ちはるって名前が大、大、大、大好きになった!」

 

笑い会うやよいとちはる。

 

みゆき「よかったね。やよいちゃん。」

 

あかね「ウチも自分の名前、大好きになったで。」

 

なお感じるあたしも、お父ちゃんに感謝しなくちゃね。」

 

れいか「名前は、私達が最初に貰う、最初の愛情なんですね。」

 

キャンディ「永遠の愛情クル!」

 

香織「ええ。」

 

やよい(パパ、ありがとう!)

 

数日後、勇一の墓参りにやって来たやよい。

 

やよい「パパ、私に素敵な名前をつけてくれてありがとう。私、やよいって名前がもっと好きになったよ。」

 

香織「それを聞いたら、お父様も喜ぶわ。」

 

やよい「香織さん?どうしてここに?」

 

香織「代わりに墓参りに行ってくれないかってちはるさんに頼まれてね。」

 

やよいの近くに立つ。

 

やよい「そうなんですね。じゃあ、また来るね。パパ。」

 

墓を後にする。

 

やよい「そうそう。香織さん、私行きたい場所があるんですけど?いいですか?」

 

香織「行きたい場所?」

 

数十分後、教会に着き、中に入る。

 

やよい「あの頃と何にも変わってないなぁ。私、ここでパパのお嫁さんになるって言ったんです。」

 

空いてる場所に座るやよいと香織。

 

香織「ここはやよいちゃんの大切な場所なんだね。」

 

やよい「私ね、この前までお父さんとの思い出を忘れてたんです。でもね、思い出したんです。ここで私、パパから名前の理由を聞いたんです。ママみたいに優しい人になって欲しくてやよいって春の名前にしたんだそうです。」

 

香織「優しく人になって欲しい・・・か。すごくいい名前だと思うよ。」

 

やよい「ありがとうございます。だから私、やよいって名前が大好きになったんです。」

 

香織「きっと天国でお父様喜んでるわよ。」

 

やよい「あの香織さん、あの時、どうして折り紙が私の宝物だって知ってたんですか?」

 

香織「臨時だけど、警備のバイトしてた時に、その話を聞いたのよ。」

 

やよい「そうなんですね。」

 

香織「勝手に聞いて、ゴメンね。」

 

やよい「いえ、あの後みゆきちゃん達から聞いたんですけど、私の宝物がアカンベェにされた時、私のために怒ったんですよね?」

 

香織「うん。大事な物を化け物にして、あんな紙切れなんて言っちゃったら流石に怒るでしょ。」

 

やよい「ありがとうございます。香織さん。あなたは本物のスーパーヒーローです。」

 

香織「そうかな・・・。」

 

やよい「はい!私達にとっては本物なんです。」

 

香織「そうかな?そうそう バイオ世界行くかな?」

 

やよい「次は2ですよね?」

 

香織「ええ、男と女の表と裏編で分かれてるバージョンね。舞台はシリーズでも語り継がれるくらいに有名にして重要なラクーンシティの事件ね」

 

やよい「いよいよですか・・・。皆にもあとで知らせないといけないです。今度の土曜か日曜に基地ですね。」

 

香織「ええ。3だとジルが主人公で、ラクーンの最期が凄いからね。」

 

やよい「ラクーンシティの最期・・・。まだお昼ですし、今日は私とどこかに行きません?」

 

香織「別に構わないよ。」

 

やよい「よーし決まりです!じゃあ一緒に行きましょう!」

 

香織「分かったから引っ張らないで~。」

 

香織の手を握り、微笑みながら走り出すやよい。

 

やよい(パパ、私とママを天国で見守っていてね。)

 

父に向けて心の中で呟くやよいであった。

 

香織「それとやよいちゃん。」

 

やよい「何ですか?」

 

香織「やよいちゃんは自分のお父さんのお父さんをお爺ちゃんと呼んでるよね?」

 

やよい「はい。普通にお爺ちゃんって呼んでます。」

 

香織「考えた事は無い?例えばある女子高生とかはちゃん付けで呼ばないで、子供じゃないんだから否定してるけど、ただ身長が伸びてれば大人だと勘違いしてる思うの。」

 

やよい「う~~ん。」

 

そして、バッドエンド王国ではウルフルンが気になる事を呟いていた。

 

ウルフルン「あの時プリキュアの一人が言っていた「転生特典」って奴。一体どういう事だ・・・。」

 

アカオーニ「何だオニ?ディケイドに関しての事かオニ?」

 

マジョリーナ「転生特典だわさ?」

 

近くで聞いていたジョーカーが現れた。

 

ジョーカー「転生特典・・・ですか。私としては転生って所に注目ですね。」

 

マジョリーナ「どういう事だわさ?」

 

ジョーカー「皆さん 人間の世界では、転生って言葉をたまに使う事があるようです。転生とは、人間は一度生まれ変わるって事です。」

 

アカオーニ「一度死んで生まれ変わるオニ!?」

 

ウルフルン「あの変身者の女 一度死んでんのか・・・。」

 

マジョリーナ「あたしらはずっと死人と戦っていたって事だわさ!?」

 

アカオーニ「傑作オニ!!一度死んでるとはオニ!!」

 

ジョーカー「あの仮面ライダーやモンスター達のゲート召喚などの力は転生の際の特典の力ですか。直に問いただしてみようじゃないですか。様子を見てたんで変身者の女性は分かっています。」

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