仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
いつものようにあかねが教室に入ると、四人の様子がいつもとはおかしい事に気付いた。
あかね「おっはよー。」
みゆき「あ、あかねちゃん!おはよう!」
あかね「何や?ウチに隠し事か?」
みゆき「ち、違うよあかねちゃん、別に・・・!」
あかね「みゆき指!どないしたんコレ?」
みゆきの手にはハンドエンドが多く張られていた。
みゆき「えっ、あ、何でも無いよ・・・」
あかね「さては料理か何かで失敗したんやな!」
みゆき「そ、そうそう!」
あかね「ホンマおっちょこちょいやな。気ぃ付けや。」
みゆき「ホームルーム始まっちゃうよ。ホラホラ!」
みゆきがあかねを机の方へ連れて行く。
それを見たやよい達三人はほっとした表情をした。
佐々木「今年の校内芸術コンクールのテーマは、『私の宝物』に決まりました。」
あかね「ほー、宝モンかー。何かオモロそうやな。みゆきは何か宝モンとかあるん?」
みゆき「私はね―――」
豊島「俺はやっぱギターだな。寝る時以外ずっと弾いてるぜ。」
男子生徒1「僕は天体望遠鏡。」
女子生徒1「私は修学旅行で買った、まゆとおそろいのキーホルダーかな。」
男子生徒2「僕は柔道の黒帯。」
男子生徒3「俺はゲームのセーブデータ!」
なお「それは宝物とは言わないでしょ。」
男子生徒3「そうなの?」
あかね「へえ、みんな色々あんねんな。」
みゆき「あかねちゃんは?」
あかね「ウチ、今までそう言うの考えた事無かったんやけど、何か欲しいなって来たわ!」
「よっしゃー!ウチと自分の宝モン、探すでー!」
あかねは、自分の宝物を探す事を決めたのであった。
バッドエンド王国
ウルフルン「ジョーカー!一体何の用だ?こんなトコに呼び出しやがって・・・!」
ジョーカー「何の用?あなた、自分が今どういう状況か分かって無いようですね。あなた方は誰一人プリキュアとディケイドを倒せない。ピエーロ様はお怒りです。」
振り向いたジョーカーの目は、赤だった。
ウルフルン「そ、そっちこそ!一体いつになったらピエーロ様が復活するんだ!大体、ピエーロ様は・・・!」
ジョーカー「ウルフルンさん!あなたまた、昔に戻りたいんですか?選びなさい。あなたでもディケイドは倒せなくても、プリキュアの一人ぐらいは倒せるでしょう?」
ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーのカードを取り出す。
「これが最後のチャンスです。」
ジョーカー「キュアサニーですか。」
オレンジのカードを取り、キュアサニーに狙いをつける。
ウルフルン「アイツには因縁があるからな。」
そう言ってカードを燃やし、ジョーカーの元から去って行く。
ジョーカー「健闘を祈りますよ。」
持っていた四枚のカードを燃やす。
七色ヶ丘中学校 屋上
あかね「宝モンかー。みんなは何か宝モンとかあるん?」
昼食中に、他のみんなに宝物ら何かと尋ねる。
みゆき「私は小さい頃におばあちゃんから貰ったシンデレラの絵本!」
なお「あたしらスパイクシューズ。」
やよい「私は大陽マンのツーショット写真!」
れいか「青木家には宝物の掛け軸があります。」
キャンディ「キャンディはロイヤルクロッククル!」
みゆき「お姉ちゃんはきっとカメラだよね。」
やよい「カメラ以外にあるのかな?」
なお「どんな物か、今度聞いてみよっかな。」
あかね「って言うか、宝モンって何なんやろ・・・?」
なお「その人によって、大事な物って事じゃないの?」
やよい「自慢の物!」
れいか「貴重な物の事でしょうか・・・?」
みゆき「そう言われると確かに悩んじゃうけど、きっとワクワクして絶対になくしたくない物じゃないかな?」
あかね「なくしたくないモン?」
みゆき「あかねちゃんなら、好きな物はたくさんあるから、きっとすぐ見つかるよ。」
あかね「そうか!ヒントは自分の好きなモンか!燃えて来たで!」立ち上がり、弁当を掻き込む。
なお「その意気その意気。」
自分の好きな物―バレーとお好み焼きを思い浮かべるあかね。
バレーは好きだが、宝物と言うのにはチョット違うような気がし、お好み焼きも好きだが、これとだからというわけでは無かった。
店の手伝い中のあかね。
店には皿を運んだり、片付け等をしてる地味な服装でエプロン姿の香織もいた。
あかね「らっしゃーい!」
みゆき「やっほー!」
あかね「みんな!上がってー。」
みゆき達四人が店に入る。
正子「あかね、今日はもうええで。」
あかね「ええの?」
正子「そういや、アンタに英語の手紙来とったで。」
あかね「手紙?英語?」
みゆき・やよい・なお・れいか「 「 「 「もしかして!」 」 」 」
香織(彼か?)
みゆき・やよい・なお・れいか「 「 「 「ブライアン?」 」 」 」
あかね「ホンマに!?」
あかねの部屋「Dear AKane・・・『Dear』って何や・・・?」
れいか「『親愛なるあかねさんへ』って言う意味です。」
あかね「何なちょっと恥ずかしいな・・・」
やよい「あっ!ここに『Like』って書いてあるよ!」
みゆき「『Like』って好きって意味だよね!」
なお「ブライアンってば、愛の告白!?」
あかね「な、何言うてんねん・・・・」
れいか「おそらくこの『Like』は『あかねさんの笑顔は大陽のようだ』と言う意味になるかと・・・。」
みゆき・やよい・なお「 「 「なーんだ、残念・・・。」 」 」
キャンディ「残念クル!」
香織「恋愛の意味ならLikeじゃなくてLoveの方じゃない?」
香織がドアの前に立っていた。
みゆき「え、お姉ちゃん!?いつからいたんですかの!?」
香織「みゆきが『Likeって好きって意味だ!』って言った所から。ついさっき上がっていいって言われたから、みんなを呼んで帰ろうと思ったの。」
あかね「大陽みたいな笑顔か・・・」
やよい「何笑ってるのあかねちゃん?」
あかね「い、いや別に・・・」
キャンディ「あかね、嬉しいクル?」
みゆき「大陽かー・・・確かにあかねちゃんが笑ってると、こっちまで元気になるもんね!」
れいか「大陽と言う言葉がぴったりですね。」
あかね「何や嬉しいけど、照れてまうな・・・。」
キャンディ「それじゃあこの手紙があかねの宝物クル?」
あかね「何言うてんねんキャンディ!」
ベッドに乗っかり、キャンディをくすぐる。
キャンディが笑うのと同時にみんなが笑い合う。
あかね「でもウチな、自分の宝モンって何やろうって、考えてみたけど、まだよお分からんねん。大事なモンはぎょーさんあんねんけど、宝モンって言われると、何かピンと来んくて。ほんならまた明日な!」
別れの挨拶をするが、みんな帰ろうとしなかった。
あかね「?」
みゆき「あかねちゃん、今日ね、これを渡そうと思って来たの。」
カバンからマスコットを取り出し、あかねに差し出す。
あかね「これ・・・みんなが作ってくれたん?」
キャンディ「あかね、明日の試合頑張るクル!」
あかね「あっ!もしかしてみゆきの手・・・!」
みゆき「ああこれ?私お裁縫とかヘタだから、お姉ちゃんに教えてもらいながら・・・」
みゆき達に抱きつくあかね。
みゆき「あ、あかねちゃん?」
あかね「メッチャ嬉しい・・・メッチャ嬉しいわ!最高や!もうメッチャ幸せや!ホンマに、ホンマに、ホンマにおおきに!」
みゆき「良かった!喜んでもらえて!」
あかね「こんなんメッチャ嬉しいに決まってるやん!」
やよい「みゆきちゃんがね、あかねちゃんの試合に何かお守りを作ろうって。」
あかね「みゆきが・・・?」
みゆき「やよいちゃんがデザインしてくれたんだよ。」
やよい「あんまり上手くないけど・・・」
みゆき「それでれいかちゃんが、綺麗な生地を選んでくれてね。なおちゃんとお姉ちゃんがお裁縫を教えてくれて、みんなで作ったんだよ」
キャンディ「キャンディも一緒に縫い縫いしたクル!」
みゆき「そうだよね。」
あかね「宝モノ・・・見つかった!この人形、ウチの宝モノにすふ!」
みゆき「うん!明日の試合、頑張ってね!」
香織「私達も見に行くからな。」
あかね「もちろんや!ウチにも宝モノが出来た・・・嬉しいなぁ、嬉しいなぁ!」
嬉しそうに何度もマスコットわや見ながら笑う。
あかね「あっ縫い目がちょっとガタガタやん!ここ縫ったんみゆきやな。まっすぐなトコはなおかな?れいかかな?香織はんかな?バレーボールも細かいなー。あっ!やよいがバレーボールスケッチしてたんはこの事やな!」
やよい「ワクワクして絶対なくしたくないモン。」
あかね「それだけやない。宝モンがあったら、パワーがみなぎって来るわ!明日の試合、頑張んでー!」
大会当日。
あかね(よっしゃ!今日の試合頑張んで!)
ウルフルン「待ってたぜキュアサニー。」
あかね「アンタは・・・何しに来たんや!」
会場の近くで待ち伏せしていたウルフルンと出くわす。
ウルフルン「テメエと一対一で決着を付けに来たんだよ。」
あかね「何やて・・・!?」
そのままバッドエンド空間を作り出し、あかね以外の人達が絶望に染まる。
あかね「みんなが・・・何すんねん!」
ウルフルン「テメエの大切なモンを全てブチ壊してやるぜ。覚悟しろ。」
『レディー!』
あかね「プリキュア!スマイルチャージ!」
『ゴーゴー!レッツゴー!』
サニー「大陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」
ウルフルン「行くぞキュアサニー!出でよ!ハイパーアカンベェ!」
黒っ鼻とバレーボールが組み合わさったハイパーアカンベェが創られ、その中にウルフルンが入る。
サニー「あれ?このアカンベェ・・・最初の時と同じやん!」
このバレーボールのアカンベェは、サニーが初めて戦ったのと同じタイプだった。
キュアサニー「さてはネタ切れやな?」
ウルフルン「ネタ切れじゃねぇ。テメエの大切にしてもモンでテメエをブッ潰して、二度と笑えないようにしてやるぜ!行くぞ!」
二つの拳がぶつから合うが、パワー負けしたサニーがガードして防ぐも、吹き飛ばされる。
ウルフルン「俺はテメエが大嫌いなんだよ!いつもヘラヘラ笑ってムードメーカー気取りやがって!」
また向かってきたサニーを殴りながら叫ぶ。
ウルフルン「何が笑顔だ!テメエ達のやる事は全部ムカつくんだよ!何もかも、ブッ壊してやるぜ!」
強烈な一撃が命中し、片膝をついてしまう。
サニー「何やねん、一体・・・?」
ハイパーアカンベェが放ったボディプレスが命中してサニーもカバンも吹き飛ぶ。
その時、マスコットの紐がちぎれ、ハイパーアカンベェの近くに飛ばされる。
ウルフルン「何だコレ?」
マスコットを掴む。
サニー「ウチの宝モンや!」
ウルフルン「宝モンだぁ?こんなちっちゃい人形がか?」
サニー「ちゃっちく無い!みんながウチのために作ってくれた、たった一つの人形や!」
ウルフルン「ホントにテメエらは下らねえ。」
マスコットを握り潰そうとする。
サニー「返せ!」
取り戻すために迎撃に向かう。
ウルフルン「るせえ!」
放った拳が命中し、吹き飛ばされる。
ウルフルン「言っただろ?テメエの大事なモンは―――」
サニー「アカン!」
ウルフルン「全部ブッ壊してやるってよ!」
マスコットを握り潰す。
ウルフルン「こんなチンケなモンが宝物だとは、笑っちまうぜ!」
潰されたマスコットが落ちる。
サニー(ウチの宝モンが・・・壊れてもうた・・・!)
ウルフルン「そんなモンが宝モンとは、笑っちまうぜ。プリキュアも一人ずつなら楽勝だ。次は・・・キュアハッピーだ!」
ハッピーを倒そうとしてサニーから去って行く。
サニー(アカン・・・絶対にアカン・・・それだけは・・・絶対に・・・)「待たんかい!」サニーが立ち上がり、叫ぶ。
ウルフルン「あん?」
足を止めるハイパーアカンベェ。
サニー「行かせへん・・・」
震える手を片手で抑える。
ウルフルン「ビビッてんじゃねえか。」
サニー(震えが止まらん・・・みんながいなくなる時の事を考えたら・・・!)
ウルフルン「何だ?またやる気か?」
ハイパーアカンベェに向けて走り出す。
ウルフルン「テメエはもう負けたんだ!大人しくオネンネしてろ!」
サニー「嫌や!絶対に行かせへん!」
拳からラッシュを繰り出す二人。
サニー「やっと分かったんや!ウチのホンマもんの宝モンが!バレーとお好み焼きと、ウチの大切なモンは全部みんなと繋がっておった!みんながおるからウチは、自分の好きなモンに、一生懸命になれたんや!」
ウルフルン「うるせえ!」
両手を組み合わせて、叩きつける。
ウルフルン「一人じゃ何も出来ねえ弱虫野郎が、偉そうに語ってんじゃねえよ!」
サニー「別に偉そうになんかしてへんやろが。ディケイドも言ってたで!!偉そうにしているかは態度とかによる言葉で大体分かるってな!!それにや!!みんなかおったらどんな時でも・・・百倍も千倍も力が湧いて来るんや!それがウチの一番の・・・宝モンや!」
同時にサニーの周りから炎が放たれ、その炎でハイパーアカンベェが吹き飛ばされる。
ウルフルン「絶対に無くしたくないウチの宝モン、絶対に壊させへん!」
サニーの全身が光に包まれていた。
ウルフルン「クソがぁ!俺だって負けるわけには行かねえんだ!」
連続でラッシュを繰り出し、サニーの一撃が打ち勝つ。
サニー「プリキュア!サニーファイヤーバーニング!」
サニーの新たなる技、サニーファイヤーバーニングが放たれる。
ダメージは与えたものの、まだ健在し、力が切れたサニーに光線を放つ。
ウルフルン「消えろ!」
するとその時、五つの技が光線に命中し、考察されて消滅する。
ハッピー「サニー、大丈夫?」
サニー「みんな・・・」ハッピー、ピース、マーチ、ビューティ、ネオディケイドが駆け付けた。
ハッピー「私達の大切な友達を―――」
ハッピー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「これ以上、傷つけさせない!」 」 」 」
ウルフルン「上等だ!テメエら全員、ブッ壊してやる!」
ネオディケイド「そんな事させるか!」
ライドブッカーからカードを取り出す。
ネオディケイドライバー「カメンライド リュウキ」
ネオディケイドは龍騎にカメンライドした。
ネオディケイドライバー「フォームライド リュウキ サバイブ」
ネオディケイド龍騎はサバイブにフォームチェンジし、ドラグバイザーツバイを装備する。
ネオディケイドライバー「アタックライド アドベント」
ドラグランザー「ギャオオオォォォ!」
ハイパーアカンベェの後ろに現れ、火炎放射を放つ。
ハイパーアカンベェに命中し、前から倒れる。
サニー「みんな、行くで!」
ハッピー・ピース・マーチ・キャンディ「 「 「 「うん!」 」 」 」
ビューティ「ええ!」
ネオディケイド龍騎サバイブ「ああ!」
ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド リュ リュ リュ リュウキ」
ドラグランザーがバイクモードにチェンジし、ドラゴンファイヤーストームを放つ。
ハッピー「開け!ロイヤルクロック!」
ロイヤルレインボーキュアデコルをロイヤルクロックにセットする。
キャンディ「みんなの力を一つにするクル!」
キャンディが上部のボタンを押す。
キャンディがボタンを押すと同時に、フェニックスが現れる。
トリガーを引いてキャンドルを着火させ、ペガサスのオーラに五人が騎乗する。
ハッピー「届け!希望の光!」
サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「はばたけ!光り輝く未来へ!」 」 」 」
空に鳳凰座を描き、五人分の巨大なフェニックスのオーラを纏う。
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「 「プリキュア!ロイヤルレインボーバースト!」 」 」 」 」
ドラゴンファイヤーストームが先に命中し、ロイヤルレインボーバーストが命中する。
キャンドルの炎を吹き消す五人。
ハッピー「輝け!」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「 「ハッピースマイル!」 」 」 」 」
ひよこデコルを手に入れる。
ウルフルン「負けた・・・!俺は一体どうなっちまうんだ・・・!」
ウルフルンが撤退する。
あかね「みんな、ゴメンな。せっかく作ってもらったのに。」
みゆき「いいよ、また作り直すから。ねえ?今度は上手く縫えると思うし。」
あかね「ありがとう。でと、このままでええねん。ウチは世界でたった一つの、この宝物がええねん。ホンマに大事なモンが何か、分かったから。」(無くす前にちゃんと気付けて良かった。)「見つかたったん、ウチの自慢の宝モン!」
香織「その宝物は?」
みゆき「何々?」
あかね「それはウチだけの秘密や!」
あかねは自分のだけの宝物が出来たのであった。
後日。ふしぎ図書館 秘密基地
なお「そう言えば、香織さんの宝物って何なんです?」
香織「私の?」
あかね「そや!聞こうと思っとったんや!」
香織「もちろん!このカメラだけど!」
トイカメラをみゆき達に見せる。
あかね「カメラ以外に宝物は無いんか?」
やよい「私も知りたいです!」
なお「あたしも知りたいです。」
みゆき「私も!」
れいか「教えてもらっていいですか?」
キャンディ「キャンディも知りたいクル!」
香織「分かった。それは絆かな。」
みゆき「き、絆・・・?」
香織「皆と出会って、共に戦って築いてきた証明って事。」
やよい「そ、そうですか・・・。」
あかね「なるほどな・・・」
なお「そうですか・・・。」
れいか「絆・・・いいですね。」
キャンディ「香織と築いてきたキャンディ達との「絆」が宝物クル!!」