仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第141話「れいかの道!私、留学します!!」

れいかがイギリス留学の選抜メンバーに選ばれ、みゆき達とクラスメート達は驚いた。

 

やよい「先生、それって全国から優秀な生徒が選ばれて行くって言う、あの?」

 

佐々木「そう。いわば日本代表よ!」

 

みゆき「どういう事?」

 

れいか「えっと、一年生の時に申し込んでいたんです。」

 

やよい「それって、いつから行くんですか?」

 

佐々木「一ヶ月後よ。ちなみに期間は一年。」

 

みゆき「一ヶ月午後・・・」

 

やよい「一年・・・」

 

放課後 下校する五人。

 

あかね「それはスゴイな!おめでとうれいか!」

 

れいか「ありがとうございます。」

 

その場にいなかったあかねがおめでとうと言った。

 

なお「れいか、留学なんか考えてたんだね。知らなかったよ。」

 

あかね「しっかし、そんなんに選ばれるなんて大したモンやで!」 

 

れいか「でも・・不思議 でも・・・留学したらプリキュアは・・・」

 

みゆき「それはきっと何とかなるよ。」

 

みゆき「ねえ?」

 

れいか「しかし・・・」

 

みゆき「それに、今すぐ行っちゃうわけじゃないし。」  

 

みゆき「お姉ちゃんもいるし、大丈夫だよ!」

 

れいか「そう・・・ですね。」

 

みゆき「それじゃあれいかちゃん、また明日!」 

 

れいか「はい。」

 

みゆき達と別れ、帰路につくれいか。

 

青木家 居間

 

静子「海外留学だなんて。しっかり準備しないと。そうだわ、確か押し入れにいいものが、ちょっと待ってて。」

 

れいか「お母様、準備だなんてまだ早いです。」

 

淳之介「でも、すごいよ。」

 

淳之介「昔、僕も申し込んだけど、僕は結局行けなかったからね。」

 

淳之介「だから、本当におめでとう。れいか。」

 

淳之介「頑張れよ。」

 

れいか「はい。お爺様、よろしいでしょうか?」

 

曾太郎「ああ。」

 

れいか「この度、念願だったイギリス留学の旅が決まりました。」

 

曾太郎「ああ、よく頑張った。」

 

れいか「ありがとうございます。」

 

れいか「お母様も、お兄様も、先生も友達も皆、喜んでくれて・・・とても、光栄です・・・。」

 

そこ表情はどこか寂しそうにしていた。

 

それを見ていた曾太郎は、筆で何かを書き始める。

 

曾太郎「れいか。」

 

れいか「はい。」

 

『道』と書いた習字を見せる。

 

れいか「これは・・・道ですか?」

 

曾太郎「左様。ではこれは?」

 

もう一つの『道』と書いた習字を見せる。

 

一つは大雑把に書かれ、もう一つは一部が書かれていないものだった。

 

れいか「これはまた、変わった道ですね。」

 

曾太郎「だがどちらも道に違いない。」

 

曾太郎「寄り道、脇道、回り道、道とら様々だ。」

 

れいか(私はいつも目標を定め、それに向かって歩いて来た。周りのみんなもそれを応募してたから。でも・・・私は・・・私の行くべき道は・・。)

 

バッドエンド空間

 

ジョーカー「やれやれ、結局最後まで使えない人達でした。別の手を考えなくては・・・五人で戦うプリキュア。一人でも十分に戦えるディケイド、ディケイドの変身者である彼女が銃から呼び出すライダー達や、画面上操作から呼び出すホラーゲーム世界のモンスター達に、各平行世界の親子含む強者達、彼女を含むあの連中には私達の理屈が通じてないので厄介ですね。ディケイドは厳しいとして、プリキュアの要、チームの頭脳であるキュアビューティを排除すれば・・・」

 

ジョーカー「試してみる価値は、ありそうですねぇ。」

 

ジョーカーのターゲットはキュアビューティ―青木れいかとなった。

 

星空家

 

みゆき「あっれいかちゃん!どうしたの?」

 

れいか『こんな夜分遅くにすみません。お姉様はいますか?』

 

みゆきが出た電話の相手はれいかだった。

 

みゆき「えっ?お姉ちゃん?うん。いるけど変わろうか?」

 

れいか『お願いします。』

 

みゆき「お姉ちゃん、れいかちゃんからです。」

 

香織「えっ?私?私に用事があるなんて珍しいじゃない。」

 

みゆきから受話器を受け取り、電話を変わる香織。

 

れいか『お話したい事があるので、今からふしぎ図書館に来てくれませんか?』

 

香織「今から?別にいいけど。」

 

れいか『では、お待ちしています。』

 

電話を切り、受話器を戻す。

 

香織「どうしたんだろう?」

 

疑問を感じなら、ふしぎ図書館へと向かった。

 

ふしぎ図書館 秘密基地

 

れいか「こんな時間に呼び出してすみません。」

 

香織「大丈夫、気にしないで。」

 

香織が来ると、既にれいかがイスに座って待っていた。

 

香織「話って何?」

 

れいか「はい、実はイギリス留学の事なんです。」

 

向かいのイスに座り、話を始める。

 

香織「みゆきから聞いたわ。れいかちゃんが選ばれたんでしょ。凄いよ。」

 

れいか「ええ・・・。」

 

香織「あまり嬉しそうじゃないね。」

 

れいかの表情が曇っている事に気付く。

 

香織「留学は長くなるの?」

 

れいか「ええ、もし行くとしたら一ヶ月午後には日本を離れ、一年は帰って来ません。」

 

香織「一年・・・そうなるとみんなだけじゃなくて、プリキュアも離れる事になるのかな。知らない土地で知り合いもいないって言うのは、寂しいんじゃないかな?あなたはまだ中学生なんだし。」

 

れいか「お姉様、私は・・・どうしたらいいのでしょうか・・・?留学するべきか、取り消すか、どちらを選んだらいいですか・・・?」

 

香織「それを決めるのは私じゃない。あなた自信だから。前にみんなから聞いたけど、生徒会も弓道部も、自分の意思で入った訳じゃないんでしょ?」

 

香織の発言にれいかが無言で頷く。

 

香織「これだけは言っておく。道ってのは、必ずしも一つとは限らない。今は一本道かもしれないけど、分かれ道になったりもする。」

 

れいか「お爺様も言ってました。寄り道や脇道、回り道など道は様々だって。」 

 

香織「そうだね。お爺ちゃんの言う通り、道って言うのはたくさんある。道を間違えたら誰かが教えてくれる。だから自分を信じて、自分のやりたいようにやればいい。」

 

れいか「自分のやりたいように・・・」 

 

香織「そう言うものでしょ?大事なのは、自分がどうしたいかって事。」

 

れいか「あの、お姉様は私の留学についてどう思ってますか?」

 

香織「え?うーん・・・」

 

自分が留学する事について香織はどう思ってるのかを尋ねる。

 

香織「私は・・・寂しいかな。半年近くの縁でも、いなくなったら寂しいし。」

 

れいか(お姉様・・・)「やっぱり、そう思いますよね。」

 

香織「思ってなきゃ、おかしいよ。みんなだってそう思ってるよ。顔は笑っても、みんな心の中じゃ寂しいって思ってると思う。」

 

れいか「そうかも・・・しれませんね。」

 

香織「まだその期限まで時間があるわけだし、自分でゆっくり考えて答えを決めてね。自分の意思でね。じゃあ、私は帰るよ。」

 

立ち上がり、秘密基地から出て行く。

 

れいか「お姉様、お話を聞いてくれて、ありがとうございました。」

 

香織「どういたしまして。」

 

香織「お休み、れいかちゃん。」

 

れいか「はい、お休みなさい。」

 

そう言って、ドアを閉じた。

 

翌日。

 

なお「れいかはさ、何で留学しようと思ったの?」

 

れいか「自分の可能性を試したいと思ったんです。それに、そう言う経験が宝になると、お爺様もおっしゃったので。」

 

みゆき「じゃあやっぱり行かなきゃ!」

 

あかね「そうやで!」

 

なお「れいかはさ、昔からみんなのためにっていつも誰かを優先して頑張って来たでしょ?」

 

なお「でもこんな事、滅多に無いんだからさ。たまには自分を優先して、わがままになってもいいんだよ。」

 

れいか「なお・・・」

 

キャンディ「れいかの夢が叶うなら、キャンディも嬉しいクル!」 

 

やよい「そうだよ!応援するよ!」

 

笑顔で留学を進める五人。

 

れいか「皆さん、ありがとうございます。」

 

みゆき「これで・・・いいんだよね?」

 

キャンディ「クル?みんな、どうしたクル?」

 

れいかを見送り、見えなくなってからこれでいいんだと漏らす。

 

キャンディ「何でそんな顔してるクル?」

 

四人は辛い表情をしていた。

 

あかね「泣いたらアカン。笑って見送らんと。」

 

泣きそうになるやよいを止める。

 

キャンディ「それどう言う事クル?」

 

みゆき「あのね、れいかちゃんは遠い国へ行くの。だから、もうすぐお別れしなくちゃならないの。」

 

キャンディ「そんなの嫌クル!キャンディはれいかと一緒にいたいクル!」

 

なお「キャンディ、ワガママ言っちゃダメだよ。れいかのためなんだ・・・」

 

キャンディ「みんなはそれでいいクル!?キャンディは嫌クル!そんなの嫌クル!」

 

本当はみんな、寂しくて溜まらなかったのであった。

 

弓道部で練習するれいかだが、迷いが生じ、うまく真ん中に当たらなかった。

 

ジョーカー「心が乱れてますねぇ。」

 

れいか「ジョーカー!」

 

れいかの横にジョーカーがいきなり現れ、すぐさま距離を取る。

 

ジョーカー「こんにちは、青木れいかさん。」

 

挨拶してからバッドエンド空間を作り出す。

 

ジョーカー「まあまあ。」

 

スマイルパクトを構えるれいかを宥める。

 

ジョーカー「そう焦らずに。」

 

指を鳴らし、異次元空間を引きずり込む。

 

なお「これは・・・!」

 

みゆき「!れいかちゃん!」

 

やよい「香織さんを呼ばなきゃ!」

 

スポットライトが当たり、れいかが目を開けると、そこはサーカス会場のような場所で、何故か制服になっていた。

 

ジョーカー「ようこそ、私の部屋へ。」

 

『レディー!』

 

れいか「プリキュア!スマイルチャージ!」

 

『ゴーゴー!レッツゴー!』

 

ビューティ「しんしんと降り積もる清き心・・・!キュアビューティ!」

 

ジョーカー「せっかちですねぇ。」

 

ジョーカーの真上にあったくす玉にスポットライトが当たって開き、乗れ幕が下ろされる。

 

その乗れ幕には『祝!!留学!!』と書かれていた。

 

ジョーカー「留学決定、おめでとうございます!」

 

ビューティ「これは一体・・・!」 

 

ジョーカー「ですから留学のお祝いです。あなたいなくなっちゃうんでしょう?私すごく嬉しいんです。だって何もしてないのに、プリキュアが一人減ってくれるなんて。」

 

ゆっくりと着地する。

 

ビューティ「あなたの思い通りには・・・!」

 

ジョーカーに攻撃を始めるビューティ。

 

ジョーカー「いいでしょう。引退試合です。じゃないと困るんです。」

 

跳躍してロープに乗り、取り出したカードを鏡に変える。

 

ジョーカー「出でよ!ハイパーアカンベェ!」

 

鏡と黒っ鼻を組み合わさったハイパーアカンベェが創られた。

 

一方その頃。

 

なお「れいか・・・一体どこへ・・・」

 

香織「この空間・・・ジョーカーかな。」

 

合流した香織と弓道部でれいかの弓矢を見つける。

 

キャンディ「犬デコルで探すクルれ」 

 

『レッツゴー!い・ぬ!』

 

犬デコルをセットしらキャンディの鼻が犬と同じになる。

 

キャンディ「ここクル!」

 

キャンディの言った的に近づく。

 

やよい「ここって言っても・・・」

 

みゆき「とにかく、変身しよう!」

 

ビューティ「はああぁぁぁっ!」

 

ビューティが連続で攻撃を繰り出すも、相殺され、ガードされる。

 

ジョーカー「頑張りますねぇ。でももうプリキュアを辞めるあなたが何故戦っているんです?」

 

ビューティ「私は、プリキュアを辞めるなど・・・!」  

 

ジョーカー「おやぁ?では、留学を取りやめると?あなたの目標だったのでしょう?せっかくのチャンスを棒に振るんですかぁ?それは残念です。でも・・・私あなたを見直します。」

 

ビューティ「どう言う意味です?」

 

ジョーカー「だって―――」

 

指を鳴らすと同時にどこからかテレビが乗ったテーブルが転がって来る。

 

ジョーカー「留学しないと言う事は、あなた皆さんの期待を裏切るのでしょう?お友達も家族もみんな、あなたの留学の事を自分の事のように喜んでたのに、諦めるなんて言ったら、どんなにガッカリする事か。そんなヒドイ事・・・私としては、とても素敵ですねぇ。」

 

ビューティ「それは・・・!」

 

後ろにいたジョーカーに攻撃を仕掛けるが、かわされる。

 

ジョーカー「それなら、素敵な留学すればいいじゃないですか。」

 

ハイパーアカンベェの顔面が百八十度回転し、光が放たれる。

 

目を開けると、そこはイギリスだった。

 

ビューティ「これは・・・」 

 

ジョーカー「あなたが歩んで来た未来ですよ。あなたはあなた。皆さんは皆さん。何より、その皆さんがあなたの未来を喜んでくれるのでしょう?何を迷う事があるのです?あなたは夢を叶え、皆さんは喜び、ついでに私も嬉しい。誰もが喜ぶ最高の未来じゃないですか。さあどうぞ、素敵な留学を、キュアビューティ。いいえ、ただの青木れいかさん。今まで本当に、お疲れ様でした。」

 

ジョーカーの精神攻撃を受け、変身が解けてしまう。

 

れいか「これは・・・どうして・・・!?」

 

ジョーカー「それが答えでしょう。任期満了、円満卒業、あなたはもう、プリキュアでは無い。」

 

両膝と両手を突き、精神的なダメージを受ける。

 

ジョーカー「終わりですね。キュアビューティ。」

 

レイピアを構え、トドメを刺そうとしたその時だった。

 

ハッピー「れいかちゃーん!」

 

ライトの色が変わり、ハッピーの声が聞こえた。

 

ジョーカー「おや?せっかくです。みなさんもお祝いに参加させてもらいましょう。うまくいけばここで全員―――」

 

香織「何だ!?」

 

ハッピー達の後ろに扉が現れ、みんなを入れると同時に消える。

 

異次元空間に着き、みんなの色と同じライトが照らされる。

 

ハッピー「ここは・・・」

 

「サーカス会場?」

 

ジョーカー「ようこそ皆さん。」

 

マーチ「れいか!」

 

紫のライトが照らされ、そこには両膝をついたれいかとジョーカーがいた。

 

サニー「れいか!」

 

サニーが助けに向かおうとした時、ジョーカーが指を鳴らすと同時に鉄のオリが下から現れ、円を作る。

 

サニー「れいか!何で変身してへんねん!」

 

ジョーカー「ほら教えて差し上げないと。自分はもうプリキュアで無いって。」

 

マーチ「どう言う事!?」

 

ネオディケイド「何をした!」  

 

ジョーカー「別に痛めつけるような事はしてませんよ。プリキュアは、あなた方四人だけになったと言う事です。」

 

ネオディケイド「れいか、じゃあお前精神的に痛めつけられたのか?言葉の力で・・・」

 

れいか「!?」

 

マーチ「何ソレ!?」

 

ネオディケイド「やべェ 来る!」

 

五人に襲い掛かるハイパーアカンベェ。

 

キャンディ「れいか!プリキュアじゃ無くなるなんて嘘クル!」

 

ジョーカー「ならば何故変身しないんでしょうかねぇ?れいかさんは、自分の夢のために遠い外国へ旅立つ事を決めたのです。」

 

ネオディケイド「それは本当にれいかの意思か!」

 

ジョーカー「違いますか?」

 

ハイパーアカンベェの攻撃を受け、吹き飛ばされる四人。

 

ネオディケイド「くっ!」

 

ディケイドも吹き飛ばされるが体制を整え、何とか着地する。

 

れいか「皆さん!」

 

ジョーカー「お友達なら笑って送り出しましょう。」

 

サニー「そんなん、分かってるわ・・・!」

 

ピース「友達を応援するのは、当たり前だよ・・・!」

 

マーチ「れいかの夢が、叶う所になんだ・・・!」

 

ハッピー「そう、友達だから・・・私達が笑って送り出さなきゃ。笑って・・・笑って・・・ゴメん・・・やっぱ無理・・・。」

 

四人の頬に涙が伝う。

 

ハッピー「友達がいなくなるのに・・・笑えるわけないじゃない!」

 

マーチ「あたしだって・・・本当は寂しいよ!」

 

サニー「でも!れいかが行きたいんなら・・・!」

 

ピース「それを応援したいから・・・!」

 

マーチ「れいか!」

 

サニー「れいか!」 

 

ピース「れいかちゃん!」

 

れいかの名を叫びながら鉄オリを掴む。

 

ハッピー「嫌だぁー!」

 

キャンディ「嫌クルー!」

 

遂に五人が泣き出す。

 

ネオディケイド「青木れいか!お前はどうしたいんだ!自分の本当の思いを答えろ!答えるんだ!!」

 

れいか「私は・・・!私も・・・行きたく無い・・・」

 

ハッピー「れいかちゃん・・・?」

 

れいか「私も・・・行きたく無いです・・・!私も!行きたく無い!もっとみんなと一緒にいたい!みんなと別れて離れ離れになるなんて、そんな・・・そんなの・・・嫌だぁ!」

 

泣きながら本音を叫ぶ。

 

サニー「れいか!」

 

マーチ「れいか!」 

 

ハッピー「れいかちゃん!」

 

ピース「れいかちゃん!」

 

キャンディ「れいかー!」

 

れいか「キャンディ!」

 

泣きながら飛んで来たキャンディを抱く。

 

ネオディケイド「言えたな・・・本当の思いを。」

 

六人が声を上げて大泣きすると同時にジョーカーが笑い出した。

 

ジョーカー「何と情けない姿。いいでしょう。ならば全員ここで仲良くオシマイにして差し上げます。」

 

れいか「ちょっと、お待ちなさい。」

 

ハイパーアカンベェの動きが止める。

 

マーチ「れいか?」

 

ジョーカー「おや?プリキュアを辞めた人が何のマネですか?」

 

れいか「言ってません。プリキュアを辞めるだなんて、私は一言も言ってませんよ!」

 

その時、異次元空間が冷気に包まれた。

 

ビューティ「私の名前は青木れいか。またの名を・・・キュアビューティ!」

 

冷気が放たれるとどうにれいかがキュアビューティへと変身した。

 

ビューティも前の三人と同じように全身が光に包まれていた。

 

ハッピー「ビューティ?」

 

ジョーカー「な・・・何じゃそりゃーっ!?」

 

ジョーカーとハイパーアカンベェが一体化し、姿が変わる。

 

ビューティ「ディケイド!援護を!」

 

ネオディケイド「・・・ああ、任せろ!」

 

ライドブッカーからカードを取り出す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ウィザード ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」

 

赤い魔方陣を潜り、ネオディケイドはウィザード フレムスタイルにカメンライドした。

 

ドライバーチェンジし、左手のリングを変え、ベルトにスキャン。

 

ウィザードライバー「ウォータードラゴン!プリーズ!ジャバジャババシャーン、ザブンザブーン!」

 

ネオディケイドウィザードはウォータードラゴンに強化スタイルチェンジした。

 

ウイザードライバー「コネクト!プリーズ」

 

魔方陣からウィザーソードガンを装備する。

 

ウイザードライバー「コピー プリーズ」

 

もう一つウィザーソードガンを出し、高く跳躍する。

 

そして、戦闘フィールドに着地し、ウィザーソードガンを構える。

 

ビューティもアイスブレードを構える。

 

ネオディケイドウィザード ウォ―タードラゴン「さあ!ここからが俺達二人の!」

 

ビューティ「ショータイムです!」

 

ビューティが先行し、その後ろからネオディケイドウィザード ウォータードラゴンもジョーカーに向かって走り出した。

 

ビューティとネオディケイドウィザード ウォータードラゴンが攻撃し、ジョーカーはそれを槍と盾で抑える。

 

ウィザーソードガンソードモードで槍を弾き、至近距離でガンモードから銀の弾丸を放ちダメージを与え、反撃をステップしてかわす。

 

ジョーカー「何故再び戦うのです!?周りの期待に応えて大人しく留学すべきでしょう!」

 

ジョーカーの振った槍がアイスブレードで壊す。

 

ビューティ「それはあなたの考え!私の答えじゃない!」

 

距離を取ってアイスブレードを抜いて攻撃するも砕け散る。

 

ネオディケイドウィザード ウォータードラゴン「人は、言われるままに動く人形じゃない!彼女の答えを決めるのはお前じゃない!

 

ウィザードライバー「バインド!プリーズ!」

 

魔方陣から水の鎖が現れ、ジョーカーを拘束する。

 

もう一つのウィザーソードガンをガンモードに変形し、ジョーカーに向けて連続で銀の弾丸を放つ。

 

ジョーカー「ぐっ・・・!」

 

銀の弾丸を受けて吹き飛ばされる。

 

ジョーカー「夢を捨て、人を裏切ると言うのですか!あなたらしくもない!」

 

ビューティの後ろを取って攻撃するが、防がれる。

 

ネオディケイドウイザード ウオータードラゴン「はあっ!」

 

ジョーカー「がっ・・・!」

 

その間に後ろを取ったディケイドウィザードが二つのウィザーソードガンを同時に振り下ろし、背中にダメージを与える。

 

ジョーカー「道を見失いましたか!?」

 

ビューティに向けて光線を放つ。

 

ビューティ「いいえ!見つけたのです!」

 

氷の盾を作り、光線を防ぐ。

 

着地と同時に両手にアイスブレードを構え、走り出す。

 

ビューティ「寄り道!脇道!回り道!しかしそれらも全て道!」

 

ネオディケイドウィザード ウォータードラゴン「道は一つしか限らない!」

 

ジョーカー「だったらディケイド!何故あなたも邪魔をするのですか!あなたは関係無いハズでしょう!?」

 

ネオディケイドウィザード ウォータードラゴン「人々を絶望にしようとするお前を倒す為に、俺は戦うんだよ!」

 

ウィザーソードガンからの一撃が防がれるが、すぐさまもう一つのウィザーソードガンで突き刺した。

 

ジョーカー「がっ・・・!」

 

ネオディケイドウィザード ウォータードラゴン「お前なんぞに、彼女の未来を決められてたまるか!未来を決めるのは、彼女だ!」

 

ウィザードライバー「ブリザード!プリーズ!」」

 

冷気をを放ち、ジョーカーの盾を凍らせた。

 

ハイレベルな戦闘が繰り広げられ、ビューティの一撃が槍を弾き飛ばし、宙返りしたディケイドウィザードがウィザーソードガンで切り裂いた。

 

そして、画面上操作から、ワンピースより魚人のジンベエを呼び出す。

 

ハッピー「今度は誰!?」

 

マーチ「前の山本とは違う!!」

 

ピース「人間じゃない!!」

 

ジョーカー「あなたは誰ですか!?」

 

ジンベエ「ワシは魚人にして、海峡のジンベエ!ルフィ海賊団 操舵手である!!」

 

ビューティ「魚人!?」

 

サニー「あのジンベエって魚人!サメみたく見えるな!!」

 

ハッピー「確かにサメっぽい!!」

 

ジンベエ「ワシは魚人空手の使い手じゃ!」

 

ジョーカー「魚人空手!?」

 

ジンベエの紹介データがハッピー達の前に懸賞金付きで表示される。

 

マーチ「ジンベエザメの魚人にして海峡のジンベエ。ルフィ海賊団 操舵手 懸賞金11億ベリー」

 

ハッピー「じゅ、11億ベリー!?」

 

サニー「ジンベエザメの魚人か。名前がジンベエなのもシャレかいな?」

 

ビューティ「ジンベエさん その魚人ならでは空手を見せてください!!」

 

ジンベエ「おうよー!!お嬢さん!!」

 

ジンベエは空手家のように構える。

 

ジョーカー「魚人なのに、人間のように空手を使うですって!?」

 

ジンベエ「ゆくぞ!!魚人空手!!」

 

ジンベエは高速で突進し、右腕を突き出し、顔面で寸止めしたが

 

ジンベエ「”唐草瓦正拳!・・・!!」

 

ジョーカー「なっ・・・!?」

 

ジョーカーは凄い衝撃で吹っ飛ぶ。

 

ジョーカー「ぐはっ!!」

 

ピース「何今の!?」

 

マーチ「寸止めの正拳突きなのに、吹っ飛んだ!?」

 

ジョーカーは吹っ飛ばされながらも、体勢を立て直す。

 

ジョーカー「ジンベエさん あなた中々の正拳突きじゃないですか。」

 

ジンベエ「強がらんでもええわい。これだけでおぬし相当のダメージは負っただろ。」

 

ジョーカー「多少は受けてますよ。」

 

ジンベエ「やせ我慢じゃな・・・。」

 

ジンベエは突如後ろを向いた。

 

マーチ「ジンベエさん!?」

 

ピース「何で後ろ向くの!?」

 

ジンベエ「ホレ 後ろを向けても避けられるぞ!来てみろ!!」

 

ジョーカー「完全に私を舐めてますね!!」

 

ジョーカーはサーベルを構え、突進する。

 

しかし、ジョーカーはサーベルを振り下ろすが、ジンベエは振り向くと事無く体を左に反れて、避けた。

 

サニー「避けよった!?」

 

ハッピー「何で!?」

 

ジョーカー「くっ・・・!」

 

ジョーカーは連続で振って来るが、ジンベエは振り向かずに避けていく。

 

ジョーカー「はぁはぁ・・・どうしてですか・・・?」

 

ビューティ「どうしてよけられるんですか!?」

 

ジンベエ「これが見聞色の覇気である!」

 

ハッピー「見聞色の覇気?」

 

ジンベエ「相手の感情や動きを読み取る事で、先を読み、攻撃を避ける力だ。他にもほぼ攻撃用の武装色の覇気に威圧するような衝撃波を放つ覇王色の覇気がある。」

 

ビューティ「ルフィさん達の海賊世界に、そのような力が・・・。」

 

ジンベエ「船長のルフィは武装色、見聞色、そして覇王色の覇気を全て使えておる!!」

 

ピース「さすが船長のルフィさん!!」

 

ジンベエはそろそろジョーカーから距離を取る。

 

ジョーカー「距離を取りましたが・・・。」

 

ジンベエ「ちょっとした魚人空手奥義の一つでも見せて、ワシはおさらばする!」

 

マーチ「魚人空手奥義・・・。」

 

ジンベエは左手の拳に水を纏わせる。

 

ジンベエ「”魚人空手奥義”!!”無頼貫”」

 

ジンベエは高速で突進し、ジョーカーの懐へ入り、水を纏わせた拳を渾身の力で叩きつけた。

 

ジョーカー「ぐはぁーー!!」

 

ジョーカーはあまりの衝撃に吹っ飛び、倒れる。

 

サニー「ジョーカー 吹っ飛んだで!!」

 

ジョーカー「な、なんて水の衝撃でしょうか・・・。」

 

ジョーカーは何とか立ち上がる。

 

ジンベエ「では、お嬢さん達 ワシはこれでな おさらばだ!」

 

ハッピー「は、はい!!」

 

ジンベエは消えた。

 

少々よろけたジョーカーは盾を構える。

 

そしてネオディケイドウイザード スペシャルラッシュにチェンジしたネオディケイドウィザードはラッシュスカルから火炎放射を放って命中させるも、盾で防がれる。

 

ビューティ「私が歩く私の道。私だけが決める私の道。」

 

ジョーカーが盾を構えて跳躍すると同時に、大量の分身が上空に作られた。

 

ビューティ「たとえそれが遠回りだとしても、それは嘘偽りの無い私の思い、私のワガママ。」

 

両手に盛ったアイスブレードが一つの弦となり、弓矢が作られる。

 

ビューティ「私の・・・道です!」

 

ジョーカー「何っ!?」

 

全てのスポットライトが本物のジョーカはを照らす。

 

ビューティ「プリキュア!ビューティブリザードアロー!」

 

ビューティが新たな技、ビューティブリザードアローを放った。

 

放った矢はジョーカの盾を、そして異次元空間を破壊した。

 

ハッピー「ビューティ・・スゴイ・・・。」

 

ビューティ「皆さん。さあ、今です。」

 

ネオディケイドウイザード スペシャルラッシュ「フィナーレだ!」

 

ハッピー・サニー・ピース・マーチ「 「 「 「うん!」 」 」 」

 

ウイザードライバー「チョーイイネ!キックストライク!サイコー!」

 

ネオディケイドウィザード スペシャルラッシュ「はあーっ!」

 

ストライクウィザードを放つ。

 

ハッピー「開け!ロイヤルクロック!」

 

ロイヤルレインボーキュアデコルをロイヤルクロックにセットする。

 

キャンディ「みんなの力を一つにするクル!」

 

キャンディが上部のボタンを押す。

 

キャンディがボタンを押すと同時に、フェニックスが現れる。

 

トリガーを引いてキャンドルを着火させ、ペガサスのオーラに五人が騎乗する。

 

ハッピー「届け!希望の光!」

 

サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「はばたけ!光り輝く未来へ!」 」 」 」

 

空に鳳凰座を描き、五人分の巨大なフェニックスのオーラを纏う。

 

ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「 「プリキュア!ロイヤルレインボーバースト!」 」 」 」 」

 

先にストライクウィザードが命中し、ロイヤルレインボーバーストが命中する。

 

キャンドルの炎を吹き消す五人。

 

ハッピー「輝け!」

 

ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「 「ハッピースマイル!」 」 」 」 」

 

プリンデコルを手に入れる。

 

二つの技が命中する寸前にジョーカーはハイパーアカンベェと分離していた。

 

ジョーカー「キュアビューティ・・・」

 

ジョーカーが引き上げて行った。

 

みゆき「留学、断っちゃうの?」

 

れいか「はい。」

 

なお「せっかくのチャンスだったのに・・・。」 

 

れいか「そうかもしれません。でも、私はここにいたいんです。」

 

れいか「皆さんと一緒にいられる今を、大切にして行きたいんです。」

 

それを聞き、喜んだ五人はれいかに抱きついた。

 

後日。ふしぎ図書館 秘密基地

 

香織「結局、留学は取り消したのね。」

 

れいか「ええ。先生方やお母様達は残念そうにしてましたが。」

 

香織「でしょうね。」

 

香織に留学を断ったとれいかが伝える。

 

れいか「友達と離れ離れになるのは、何よりも嫌ですから。」

 

香織「そう。それが君の決めた道をなんだね。」

 

れいか「はい。私の行く道には、友達が必要です。」

 

香織「その友達はみゆき達が入ってるね。」

 

れいか「もちろんです。そして、お姉様もです。」

 

香織「ありがとね。」

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