仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:タイムマシン(2002)
クリスマスイブの日、みんなで買い物に行くために待ち合わせ場所へと向かうみゆきと香織。
キャンディ「お買い物楽しみクル!」
みゆき「うん!そうだね!」
なお「あっ、来た来た。」
あかね「みゆきー!香織はーん!」
待ち合わせ場所に既に四人が集まっていた。
みゆきは「ゴメーン、遅くなっちゃって―――ってうわ!?」
みんなに手を振った途端、足を引っ掛けて転んでしまう。
香織「ちょっ!みゆき!?」
みゆきの所まで向かう。
奥さん「大丈夫?」
みゆき「はい・・・」
女の子「はい、おねーちゃん。お人形さん落ちたよ。」
バックから飛んだキャンディを、女の子が差し出す。
みゆき「あっ、ありがとう。」
キャンディを受け取った時、女の子が首に掛けてた羽根を形をした鏡に気付いた。
奥さん「どうしたの?」
みゆき「あっ、何でもないです!」
奥さん「そう?」
女の子「おねーちゃんばいばーい!」
みゆき「ばいばーい!」
あかね「二人とも大丈夫か?」
キャンディ「キャンディ痛かったクル。」
みゆき「ごめーん。」
そう言ってキャンディの頭を撫でる。
やよい「思いっきり転んだもんね。」
香織「二人とも大丈夫?」
みゆき「うん、大丈夫。」
キャンディ「大丈夫クル。」
みゆき(あの鏡・・・ちょっと似てたな。)
バッドエンド王国
ウルフルン「畜生・・・!畜生畜生ッ!このままじゃアジトにも帰れねえ・・・!どうせ俺達は一匹狼、風の向くまま気の向くままよ・・・!最後の一つ、最後のチャンスか・・・!」
ウルフルンの持っていた黒っ鼻は後一つだけだった。
ウルフルン「だったらターゲットはアイツだ・・・キュアハッピー!」
ウルフルンの次のターゲットは、キュアハッピーになった。
なお「さっきの子が持ってた手鏡?」
香織「羽根の形をしたアレかな?」
みゆき「うん。私が小さい頃に大切にしてたのと似てたんだ。」
あかね「それがどうしたん?」
みゆき「うん、私その手鏡のおかげでね、笑顔って大切だなって思うようになったの。私が初めて仲良くなったお友達の話。私が小さい頃、お父さんの仕事の関係で少しの間だけおばあちゃん家で暮らす事になって―――」
れいか「夏休みにお邪魔した所ですね。」
みゆき「うん。その時の私は人見知りで、知らない人と話をするのが恥ずかしくて―――家の中でいつも絵本を読んでたの。そしたらね、心配してくれたおばあちゃんがキレイな手鏡をくれたの。」
タエ『みゆき、笑う門には福来たるって言ってね、笑っていたらきっと楽しい事が待ってるわ。』
あかね「へえー、意外やな。」
やよい「みゆきちゃんは昔から明るいのかと思ってた。」
香織「私もそう思ってたかな。」
みゆき「それでね。私、この手鏡でずっと遊んでたの。そしたら、何故か勇気が湧いて来て―――その手鏡をお守りにして、外に出て見たの。でも結局、誰ともお友達になれなかったんだ。」
その後も話を聞き、木の下で休んでいたら、木の上に白い帽子を被った女の子がいた事を話してくれた。
あかね・やよい・なお・れいか・香織「 「 「 「へぇ―・・・」 」 」 」
れいか「その子は、何と言うお名前なんですか?」
途中でベンチに座り、話を続けていた。
みゆき「それが思い出せないの。もしかしたら名前聞いて無かったかも・・・」
あかね「おっちょこちょいは昔からやな。」
なお「で、どうなったの?」
みゆき「私がその木の下で遊んでいると、必ずその子が来てくれたの。私、その子とたくさんお喋りして、たくさん遊んだの。とっても楽しくて、キラキラした時間だった。それでね、私その子と遊んだ事を絵日記みたいな絵本にして、描き始めたの。それで、その絵本を一緒に見ようと思ってまたあの木の下に行こうとした時にあの子達と会っちゃったの。私はまた逃げたしそうになったんだけど、その時、『笑って。』って聞こえた気がして。勇気を出して一本踏み出してみたら、キラキラ輝く未来が待っていた。私、その時分かったの。暗い顔をしてるとハッピーが逃げちゃう。笑っていたら、きっと楽しい事がやって来るんだって。それから少しずつだけど、初対面の子と話せるようになって、新しい友達も出来るようになったの。」
やよい「へぇー・・・」
れいか「それで、その女の子は?」
みゆき「それが・・・何故だかそれっきり木の下に行っても会えなくて、絵本を渡せないままになっちゃったんだ。ちょっと不思議なんだけど、みんなその子を知らないって言うの。」
なお「えっ?」
あかね「それは変やな。」
みゆき「うん、でも今思うとね、あの子はひょっとして鏡の妖精さんだったのかなって。」
キャンディ「キャンディは鏡の中にいないクル。」
みゆき「キャンディの事じゃないよ。」
れいか「輝け何だか、素敵なお話ですね。」
みゆき「ありがとう。それからなんだ。私がハッピーを探すようになったのは。」
あかね「せや、転校初日に言うてたもんな。」
みゆき「うん。それからずっと探してるんだ。私の本当のウルトラハッピーを。」
やよい「本当の、ウルトラハッピー?」
みゆき「そう!」
れいか「本当のウルトラハッピーですか?」
みゆき「うん。自分でもよく分からないんだけどね。」
あかね「せやけど信じられへんな。」
なお「みゆきちゃんがそんなに大人しかったなんてね。」
香織「人ってのは、変われる時には変われるもんよ。」
れいか「お姉様・・・。」
なお「そうですね。」
ウルフルン「胸クソ悪ぃ・・・!幸せな匂いがプンプンしやがる。キュアハッピーもろとも、全部ブッ壊してやるぜ!」
空からウルフルンが全てを壊そうと考えていた。
それから話を聞き終えた七人はウインドショッピングしたり服を選んだり、クレープを食べたり、町を回った。
歩いてた途中でみゆきがみんなの方を向いた。
みゆき「あかねちゃん、やよいちゃん、なおちゃん、れいかちゃん、キャンディ、お姉ちゃん。」
やよい「どうしたのみゆきちゃん?」
香織「ん?」
みゆき「呼んでみただけ。」
あかね「はあ?」
やよい「変なみゆきちゃん。」
キャンディ「みゆきは元から変クル。」
キャンディの言葉に、みんなが笑い合う。
やよい「あれ?さっきの子じゃない?」
やよいが先程別れた女の子を見つける。
だがその子は周りをキョロキョロして、泣きそうな表情だった。
れいか「様子が変ですね。」
香織「お母さんがいない・・・もしかしてはぐれちゃったの?」
みんなが女の子の元に向かった。
みゆき「どうしたの?お母さんは?」
女の子「えっ!?」
みゆきがお母さんはどこかと尋ねたら、女の子が泣き出してしまった。
なお「怖くないよ。あなたのお名前は?」
頭を撫でながらなおが尋ねる。
ゆら「ゆら・・・」
その女の子はゆらと名乗った。
みゆき「なおちゃん・・・」
なお「迷子は慣れてるから。」
あかね「よっしゃ!ウチらでその子のお母さんを捜そう!」
やよい「賛成!」
れいか「一緒に探せばきっと見つかりますよ。」
みゆき「みんな・・・」
なお「じゃ、みゆきちゃんと香織さんはゆらちゃんとここで待ってて。」
香織「え?私も?」
あかね「みゆきだけだとどっかに行っちゃうかもしれないからな。」
香織「そっか。」
れいか「お母さんが近くにいるかもしれませんから。」
みゆき「分かった、私達待ってる。」
香織「行ってらっしゃい。」
あかね達はゆらのお母さんを探しに行き、みゆきと香織とゆらは駅の辺りで待つ事となった。
香織「はい、どうぞ。」
自販機からあったかいココアを二つ購入し、みゆきとゆらに渡す。
みゆき「ありがとうございますお姉ちゃん。」
ゆら「ありがとう・・・。」
みゆき「ゆらちゃん、もうちょっとだけ待っていようね。」
香織「あかねちゃん達がきっとお母さんを見つけてくれるよ。」
みゆき「あっ、ねえゆらちゃん、その輝どうしたの?」
ゆら「えっ・・・?」
みゆき「とってもキレイだね。」
ゆら「おかーさんに貰ったの・・・」
みゆき「そうなんだ。」
ゆら「ゆら、泣き虫だから泣かないようにっておまじないが入ってるの・・・」
みゆき「へえー、優しいお母さんだね。」
ゆら「うん。」
みゆき「ゆらちゃんはお母さん好き?」
ゆら「大好き!」
みゆき「そっか!誰かの優し気持って、心が温かくなるね。」
香織「そうね。」
みゆき(それを感じてる時は、とても幸せな気持ちになれる。あっ、私の本当のウルトラハッピーって―――)
本当のウルトラハッピーに気付きそうになったその時、バッドエンド空間が作り出された。
みゆき「ゆらちゃん!」
周りを人達からバッドエナジーが放出され、ゆらも例外では無かった。
香織「この空間・・・まさか!」
ウルフルン「見つけたぜキュアハッピー!それと仮面ライダーディケイド!テメエらと出会っておかしくなったんだ!変身しろ!テメエらを消して、全部リセットしてやるぜ!」
みゆき(何?いつもと違う・・・)
香織「変身!」
『レディー!』
みゆき「プリキュア!スマイルチャージ!」
『ゴーゴーレッツゴー!』
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
ハッピー「キラキラ輝く未来の光!キュアハッピー!」
ウルフルン「これで最後だ!」
ウルフルン「出でよ!ハイパーアカンベェ」
黒っ鼻とレンガが組み合わさったハイパーアカンベェが創られ、ウルフルンが入る。
すぐさま放った一撃ぐハッピーを吹き飛ばした。
香織「ハッピー!」
ハッピーを助けに向かうが、蹴りが命中して吹き飛ばされた。
更に口から光弾を放ち、かわす隙も与えない。
ウルフルン「喰らえ!」
今度は蹴りを放ち、ダメージを与える。
ウルフルン「どうしたキュアハッピー!」
攻撃を連続で繰り出し、ハッピーは防戦一方となる。
ウルフルン「テメエら見てるとな、イライラするんだよ!むかつくて仕方ねえ!」
ハッピー「あなたは一体何なの?どうしてそんなに・・・」
ハッピーの言葉をハイパーアカンベェの一撃が止めた。
ウルフルン「いつもスマイルだの友達だの、そんなモン上っ面の戯れ言だろうが!テメーらは一人じゃ何も出来ねえクセに、偉そうに知ったかぶって盛り上がってる!うっとおしいんだよ!」
ネオディケイド「だから偉ぶってないって。」
ウルフルン「ちっ・・・。」
ハッピー「友達は・・・大切だよ・・・」
ウルフルン「はぁ!?」
ハッピー「友達の優しさを感じるたびに私は優しくなる・・・幸せになれる。」
立ち上がり、胸に手を当てる。
ウルフルン「くっだらねえ!俺はそう言うのが大っ嫌いだ!」
ハッピー「私、みんなが大好き。みんな、誰かを守りたいって優しい気持ちがあるからプリキュアになった。お姉ちゃんも、誰かを守りたいから仮面ライダーになって戦ってる。だから、あなたには下らなくても、私達にとってはとっても対決なものなの!」
ウルフルン「意味分かんねえんだよ!」
ハイパーアカンベェの放った一撃を抑える。
ウルフルン「テメエ・・・!」
ハッピー「いつも、誰かの優しさがあったから、臆病な私も自分の一歩を踏み出す事が出来た・・・!きっとみんなもそう。誰かの優しさがあったから、一人じゃ無理だって思える事にも立ち向かえた・・・!友達だけじゃない。お父さんやお母さん、家族、クラスのみんなや先生・・・それに、大好きなキャンディ・・・!みんなの優しさが、どんな時でも私を励ましてくれる。前に進む勇気をくれる。私の心を温かくしてくれる!私を、ウルトラハッピーにしてくれる!」
ウルフルン「黙れ!下らねえ!下らねえ!そんなモン全部ブッ壊してやる!」
更に力を上げる。
ハッピー「そんな事、させない・・・!みんなの優しさは壊させない!それだけは絶対に・・・私が守る!」
ハッピーから放たれたエネルギー波がハイパーアカンベェを吹き飛ばした。
ウルフルン「あの光・・・この間のキュアサニーと同じ・・・!」
ハッピーの全身に光に包まれていた。
ネオディケイド「ハッピー!」
ネオディケイドがハッピーの方に向かう。
ハッピー「ディケイド!」
ネオディケイド「一緒に行くぞ!」
ハッピー「はい!」
ライドブッカーからカードを取り出す。
ネオディケイド「変身!」
ネオディケイドライバー「カメンライド デンオウ」
ネオディケイドは電王ソードフォームへカメンライドした。
画面上操作から、モモタロスを呼び出して憑依してもらう。
ネオディケイド電王ソードフォーム「俺、参上!!行くぜアカンベェ!!俺は最初から最後まで徹底的にクライマックスだぜ!!」
デンガッシャーのソードモードを構える。
ウルフルン「しゃらくせえ!」
ハイパーアカンベェを吹き飛ばし、斬撃を繰り広げる。
隙を見つけたハッピーが回し蹴りでハイパーアカンベェを吹き飛ばし、ネオディケイド電王の一撃で地面に叩きつける。
ウルフルン「何なんだ・・・テメエらこそ一体何なんだ・・・!弱えクセに、ひたすらまっすぐな眼で向かって来やがって・・・!見るな・・・!その眼で俺を見るんじゃねえ!ぶっ飛びやがれ、」
更にパワーを上げたら光線を放つ。
ハッピー「プリキュア!ハッピーシャワーシャイニング!」
跳躍し、ハッピーの新たなる技、ハッピーシャワーシャイニングを放つ。
光線を打ち消し、ハイパーアカンベェにダメージを与えたが、同時にハッピーの力も元に戻ってしまう。
ハッピー「あなた達こそ、何をそんなに・・・」
ウルフルン「もう負けられねえんだ・・・!負けられねえんだよ!」
力を込めた一撃がハッピーに向けて放たれる。
命中する寸前に四つの技がハイパーアカンベェに命中した。
ハッピー「みんな!」
ハッピーの前にサニー、ピース、マーチ、ビューティが立っていた。
サニー「ゴメン遅なった!」
ビューティ「大丈夫ですか?」
ネオディケイド電王ソードフォーム「あの娘の母ちゃんは見つけたのかよ?」
ピース「はい!」
ハッピー「見つかったんだ!」
ウルフルン「何なんだ・・・何なんだテメエら!?」
ハッピー「みんな、行くよ!」
サニー・ピース・マーチ「 「 「うん!」 」 」
ビューティ「ええ!」
ネオディケイド電王ソードフォーム「じゃ 決めるか!」
香織《モモタロス クライマックスフォームをやってもいいんじゃない?》
ネオディケイド電王ソードフォーム「へっ わーったよ!ドライバーチェンジだな!」
ドライバーを電王ベルトへ変え、画面上操作からケータロスを出現させ、コード入力。
ケータロス「モモ、ウラ、キン、リュウ!」
ケータロスをベルトに装着する。
すると、ウラ達が精神体で現れ、それぞれが肩に胸に装着される。
マーチ「肩や胸部分に装着された!!」
ピース「す、凄い!!」
そして、桃型の仮面部分も桃の皮が剥けるように。
ネオディケイド電王 クライマックスフォーム「行ってやるぜ!!」
ネオディケイド電王 クライマックスフォームはライダーパスをベルトにスキャン。
デンオウベルト「フルチャージ!!」
三つの仮面が右足にレールを伝っていく。
ハッピー「開け!ロイヤルクロック!」
ロイヤルレインボーキュアデコルをロイヤルクロックにセットする?
キャンディ「みんなの力を一つにするクル!」
キャンディが上部のボタンを押す。
キャンディがボタンを押すと同時に、フェニックスが現れる。
トリガーを引いてキャンドルを着火させ、ペガサスのオーラに五人が騎乗する。
ハッピー「届け!希望の光!」
サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「はばたけ!光り輝く未来へ!」 」 」 」
空に鳳凰座を描き、五人分の巨大なフェニックスのオーラを纏う。
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「 「プリキュア!ロイヤルレインボーバースト!」 」 」 」 」
ネオディケイド電王 クライマックスフォーム「どうりゃーー!!」
大ジャンプからのボイスターキックが命中し、ロイヤルレインボーバーストが命中する。
キャンドルの炎を吹き消す五人。
ハッピー「輝け!」
ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティ「 「 「 「 「ハッピースマイル!」 」 」 」 」
黒っ鼻が消え、ちょうちょデコルを手に入れた。
ネオディケイド電王 クライマックス「くそっ、逃げやがったか・・・。オオカミ野郎!」
リュウタロス「わーいわーい!!勝った勝ったよ!!」
ネオディケイド電王 クライマックスフォーム「小僧 勝手に動くんじゃねェ!!」
ウラタロス「まあまあ 先輩。」
いつの間にかウルフルンの姿が無かった。
ゆら「おねーちゃん達、ありがとー!」
みゆき「ばいばーい!」
香織「もう迷子になっちゃダメよ。」
みゆき達に手を振るゆらがお母さんと帰って行き、みゆき達も手を振った。
みゆき「あっ!雪だ!」
キャンディ「キレイクル~。」
空から雪が振り出した。
みゆき「私ね、みんなのおかげでウルトラハッピーが見つかったの。」
あかね・やよい・あかね・れいか「 「 「 「えっ?」 」 」 」
香織「そのウルトラハッピーはどんな物なの?」
みゆき「それはね、人を思いやる優しい心だと思うんだ。私がウルトラハッピーって思った時は、いつも誰かの優しさで心が温かいの。だからね、これからはみんなから受け取ったその優しい気持ちを、色んな人に分けて行きたい!」
やよい「すごくいいと思う!」
なお「人を思いやる優しい気持ち・・・」
れいか「素敵です。」
あかね「愛やな。愛!」
香織「みんなから受け取った優しい気持ちを分ける・・・みゆきらしいね。」
みんなの周りが、イルミネーションで照らされる。
このウルトラハッピーの気持ちを、もっと多くのみんなにも分けたいと思うみゆきであった。
それから数時間後。
星空家 香織の部屋
香織(あら?もうこんな時間。)
時計は既に0時に回っていた。
香織が寝ようとした時、誰かがノックをした。
香織「ん?ど~ぞ。」
ドアを開けるとキャンディを抱いたみゆきが立っていた。
香織「みゆき?どうしたの?」
みゆき「ちょっと、眠れなくて。」
香織「明日、ふしぎ図書館でクリスマスパーティーあるのに。早く寝ないと遅く起きちゃうよ。」
みゆき「はい・・・。」
みゆきの頬を赤めていた。
みゆき「あ、あのねお姉ちゃん。」
香織「ん?」
みゆき「い、一緒に寝ても・・・いいですか?ほ、ほら今日は寒いんで、だから・・・だから・・・」
香織「いいよ。」
みゆき「え?いいんですか?」
香織「ほら、早く寝ましょ。」
みゆき「はい!」
みゆきとキャンディと香織は一緒に布団の中に入る。
みゆき「温かい・・・。」
キャンディ「温かいクル・・・。」
みゆき「それにいい匂い・・・。」
キャンディ「そうクル。」
みゆき「やっぱり女の人だから?」
キャンディ「きっとそうクル。」
みゆき「お姉ちゃんは、いつも私と一緒にいますよね。」
香織「そうかな?」
みゆき「そうですよ。」
香織「まあみゆきと一緒だと、楽しいからね。」
みゆき「私もお姉ちゃんと一緒だと、凄く楽しいですよ。」
キャンディ「キャンディもクル。」
香織「ありがとね。」
香織はみゆきを優しく抱きしめ、頭を撫でた。
みゆき(お姉ちゃんの胸が若干当たってる気が・・・)
みゆきは若干赤くなる。
香織「明日はパーティーの準備があるから早く寝よ。」
みゆき「はい、もし次の地球へ旅立つ際はきっと出会った時の呼び方に戻っちゃいますね。お休みなさい。お姉ちゃん。」
香織「お休み。」
キャンディ「お休みクル。」
みゆきは幸せにな表情で眠りにつき、次の日にクリスマスパーティーを開かれたのであった。
そして、夜、星空家の自分の部屋にて、女神からの連絡が入る。
香織「女神様。」
女神「まもなく、この世界の最後の戦いが迫っています。そろそろ次の地球への行先を決めておいた方が。」
香織「そうですね。」
女神「それと、もう二つの世界の強者達を加えてもいいんじゃ・・・。」
香織「それもいいですね。」
女神「私としては、地球ではありませんがダイの大冒険や地球でのヤイバや幽遊白書とかが候補ですね。」
香織「ダイの大冒険にヤイバ、それに幽遊白書・・・ですか。」
女神「一度、映像として空中投影しましょうか。」
女神は空中投影した。
大魔王バーン軍団と戦うダイ達に、雷神剣に玉をはめ、変化させた龍神剣を手に、鬼丸と仕方なく共闘したかぐや戦に、のちの日本自体が変身したヤマタノオロチの上での覇王剣を手に、魔王剣を手に鬼状態の鬼丸との最終決戦の鉄刃。」
香織「なら、ダイの大冒険からはダイくんを始めとするポップくん、マァムのアバンの使徒に、ヤイバですね。ダイ達3人は大魔王バーンとの戦いまでに身に着けた武器含む全てに、ヤイバくんは雷神剣だけど、玉は龍神の玉で、もう一本は雷神と風神の剣が合体した覇王剣ですね。龍神剣に変化する雷神剣と別扱いで、腰に着用の鞘付きで。幽遊白書は保留です。」
女神「分かりました。画面上には後でデータのように更新しておきます。次に向かう地球をきますが、どこがいいでしょう。」
女神は平行世界を海外映画含めてたくさん表示していく。
香織「走るゾンビ大発生の「ドーン・オブ・ザ・デッド」の音声が日本語ですね。」
女神「はい。「ドーン・オブ・ザ・デッド」にしますね。」
並行世界の表示は消えて、通話は切れた。