仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第171話「きゅぴらっぱ〜! ふしぎ赤ちゃん誕生!」

変装して誰かを待つ真琴。

 

マナ「まーこーぴー、お待たせ~!」

 

後ろから声が聞こえ振り向くと、目を輝かせたマナがいた。

 

その後ろには六花、ありす、美姫もいた。

 

マリン「本日はお日柄もよく、待ち合わせ日和だね~!」

 

マナ「桜は綺麗に咲いてるし、空は青くて大陽は暖かい、もうサイコーッ!」

 

六花「マナ・・・テンション高すぎて変。」

 

美姫「ホントにテンションが高い・・・。」

 

マナ「だってだって~、あのまこぴーが・・・今ここにいるんだよ!」

 

六花「剣崎さんがリアクションに困るって言ってるの。」

 

ありす「マナちゃんは、真琴さんとお友達になれた事が嬉しくて仕方がないのですわ。」

 

真琴「えっ?」

 

マナ「そうなの!嬉しくてキュンキュンしまくりなの!」

 

六花「どうどう。ちょっと落ち着いて。」

 

美姫「まあテンション上がるのは別にいいけど、真琴ちゃんがここにいるって言い方はやめた方がいいと思うわ。」

 

真琴「同感だわ。さっさとここから離れましょう。」

 

六花「そうね。マナは後先考えないから。」

 

六花と真琴が賛同する。

 

今日は目的地の店へと行くために五人が集まった。

 

とある見せ場―ソリティアに到着する。

 

真琴「ここね。貴女達にラビーズを渡した人がいるのは。」

 

美姫「そうなの?」

 

マナ「そうですよ。」

 

真琴「名前は?」

 

マナ「名前?」

 

美姫「三人にラビーズを渡した人の名前は?」

 

マナ「何だっけ?」

 

六花・ありす「 「さぁ・・・。」 」

 

美姫「分からないのね・・・。」

 

それにため息をつく真琴。

 

マナ「あのお兄さんならきっと何か知ってるよ。トランプ王国の女王様の事。こーんにちはー!」

 

ドアを開けて挨拶するが、誰もいなかった。

 

マナ「お兄さーん!マナでーす、こんにちは、マナですよ、う~ん?」

 

呼び掛けても誰も来なかった。

 

マナ「うーん・・・」

 

ありす「どうやら、いらっしゃらない様ですね。」

 

六花「鍵も掛けないし・・・この店、大丈夫なのかしら?」

 

美姫「どうするの?」

 

マナ「うーん・・・あっ!わぁ~っ!ラビーズがいっぱ~い!」

 

ラビーズの入った箱を見つける。

 

マナ「キレイ・・・」

 

真琴「?」

 

今度は真琴が布の下で何か動くもの、わ見つける。

 

マナ「何か気になる物あった?」

 

美姫「これは・・・」

 

布が落ち、覆われていたものは大きな卵だった。

 

マナ「おおー!大っきなタマゴだ!」

 

ありす「オムライスにしたら、十人前は出来るでしょうか。」

 

真琴「オムライス・・・?」

 

六花「いやいや、タマゴじゃないでしょう、ダチョウのタマゴだってこれぐらいよ?」

 

両手でダチョウの卵の大きさを表す。

 

マナ「恐竜・・・」

 

六花「えっ?」

 

マナ「恐竜の卵かもしれないよ!エイリアンの卵とか!」

 

六花「まさか・・・」

 

美姫「だったら見てみたいかな。」

 

マナ「おーい、出ておいで~、なーんてね。」

 

指で小突いたその時、響が入った。

 

マナ「えっ・・・?」

 

一同『ええ~っ!?』

 

赤ちゃん「きゅ~ぴ~!」

 

卵が割れて出て来たのは、妖精の赤ちゃんだった。

 

マナ「う、生まれた・・・」

 

ありす「赤ちゃんの卵でしたわね。」

 

六花「嘘・・・」

 

美姫「あら・・・。」

 

赤ちゃんをトイカメラで撮る。

 

赤ちゃん「きゅぴ?アーイ!」

 

疑問の表情を一瞬浮かべてたが、すぐに笑顔を作る。

 

マナ「か・・・!可愛い~!」

 

マナが赤ちゃんに抱きつく。

 

六花「可愛いけど・・・それより前に言うべき事無い!?」

 

ありす「卵から生まれるなんて、珍しい赤ちゃんですね。」

 

六花「珍しいとかそう言うレベルじゃないでしょ!?」

 

背中の羽が動き、赤ちゃんが浮かぶ。

 

美姫「浮かんだわ・・・。」

 

マナ「うわ~っ!飛んだ!」

 

ありす「お上手です。」

 

六花「待って!そこ褒めるトコ!?」  

 

真琴「ねえ、それよりお店のお兄さんは?」

 

そこに真琴と赤ちゃんの目が合う。

 

赤ちゃんが笑ったのを見て、一瞬見惚れる。

 

マナ「よーし、よーし。」

 

マナの元に戻り、頭を撫でられる。

 

ありす「鳥のヒナは、初めて見た相手を母親だと思うそうですよ。」

 

マナ「そうなんだ!あたしが、ママのマナですよー。」

 

六花「あああ・・・!つっこみ所が多過ぎてどこから突っ込めばいいのか分からない!」 

 

するとダビィが人間の姿DBとなる。

 

DB「時間よ真琴。」

 

ありす「どうなさったの、ダビィちゃん?」

 

DB「申し訳ないけど、真琴と私はこれで失礼するわ。これから仕事なの。」

 

マナ「えっ?まこぴー、もう行っちゃうの?」

 

真琴「ええ、それじゃ。」

 

店から出て行く真琴とDB。

 

マナ「まこぴーとあんまり話せなかったな。」

 

六花「しょうがないわよ。仕事なんだから。」

 

美姫「アイドルは忙しいね。」

 

マナ「はぁ・・・」

 

ため息を出す。

 

車の中で外ゆ見ながらため息を漏らす真琴。

 

DB「そのため息は女王様の情報を聞けなかったせい?」

 

真琴「えっ?」

 

運転中のDBが尋ねる。

 

真琴「明日にでも出直して聞けばいいじゃない。」

 

DB「そうね。じゃあ、ため息の理由は何かしら?」

 

真琴「あの子達、仲がいいんだなぁって。あの三人は昔からの友達。でも、私は違う。」

それを聞いたDBが笑い出した。

 

真琴「何?」

 

DB「あの三人と友達になりたくて緊張してたんでしょ?」

 

真琴「緊張なんてしてないわよ!」

 

DB「言いたい事があったら、素直に言えばいいのよ。そうすればすぐに友達になれるわ。」

 

真琴「だから、違うって・・・!」

 

マナが赤ちゃんをあやしていたら、赤ちゃんが泣きそうな表情となった。

 

ありす「どうしたんですか?」

 

六花「ぐずり出したわね。」

 

すると右手が光り出し、何故か手には哺乳瓶のキュアラビーズが握られていた。

 

六花「これって・・・」

 

ありす「もしかして・・・」

 

シャルル「キュアラビーズシャル!」

 

シャルル「どうしてこの子が持ってるシャル?」

 

ラケル「この子はトランプ王国と関係があるのかもしれないケル!」

 

ランス「関係って、どんな関係でランス~?」

 

シャルル・ラケル「 「さぁ・・・。」 」

 

美姫「分かれば苦労しないけどね。」

 

鳴き声が聞こえ、途中で考えが止まる。

 

遂に限界が来たのか、赤ちゃんは泣き出してしまった。

 

マナ「と、とりあえずこれを使ってみよう!シャルル!」

 

キュアラビーズをラブリーコミューンにセットして丸を描く。

 

すると真ん中が点滅し、哺乳瓶が出て来た。

 

マナ「おお~っ!哺乳瓶!」

 

哺乳瓶を赤ちゃんに近づけると、美味しそうに飲み始めた。

 

ありす「お腹が空いていたのですね。」

 

六花「いい飲みっぷり。」

 

お腹がいっぱいになり、嬉しそうな表情を見せる。

 

マナ「良かった。すっかりご機嫌じゃん。」

 

六花「赤ちゃんにミルクを飲ませた後は、ゲップをさせないと。」

 

ありす「流石六花ちゃん。お母様が小児科医であって、赤ちゃんのお世話をご存知なのですね。」

 

マナ「こう?」

 

六花「そうそう。」

 

マナが赤ちゃんの背中を軽くポンポン叩く。

 

マナ「出た!」

 

赤ちゃんがゲップを出す。

 

青年「いいゲップだね。」

 

いつの間にいた青年に驚き、マナと六花が慌てて妖精を隠す。

 

ありす「こんにちは。お邪魔しております。」

 

青年「やあ。みんな揃ってどうしたのかな?」

 

六花「どうしたもこうしたも!何なんですかあの卵!?」

 

卵の殻を指差す。

 

六花「ていうかこの子!」

 

マナ「この子、卵から生まれたんですよ。」

 

青年「うーん・・・僕が言える事は---赤ちゃんの名前を決めなきゃね。」

 

マナ「何がいいかな?」

 

六花「ええっ!?」

 

ありす「アイアイ言ってますから、アイちゃんでいかがでしょう?」

 

マナ「アイちゃんかー・・・いいね!キュンキュン来る名前だよ!」

 

六花「そんないい加減な・・・!」

 

ありす「とっても喜んでいますよ。」

 

青年「素敵な名前だね。」

 

嬉しげに赤ちゃんが浮かぶ。

 

六花「まあ、本人がいいなら・・・」

 

マナ「アイちゃんに決まり!」

 

赤ちゃんの名前は『アイ』と決まった。

 

その後、仕事を終えた真琴がソリティアへと来た。

 

マナ「まこぴーこんにちは。あたちアイちゃんでちゅ~、よろしくね。」

 

アイちゃんの両腕を動かしながら言う。

 

マナ「ね?」

 

真琴「ええ・・・」

 

笑顔に見惚れると、平常心に戻る。

 

ダビィ「キャ~ッ!カワイイ~!こちらこそよろしく~!って真琴は思ってるビィ。」

 

真琴「ちょっとダビィ!」

 

ダビィ「思った事は素直に言うビィ。」

 

マナ「そっかー、まこぴーもアイちゃんにメロメロなんだね!カワイイよねー!キュアキュアしちゃうよねー!だっこする?」

 

真琴「結果よ。」

 

ダビィ「やれやれビィ。」

 

美姫「苦労してるね。」

 

ダビィ「分かってくれるビィ?」

 

美姫「まあね。」

 

こっそりと美姫とダビィの二人が話す。 

 

真琴「何か言った?」

 

美姫・ダビィ「 「何でも無いよ(ビィ)。」 」

 

ジョー岡田「こんにちは、お嬢様。初めまして、ジョー岡田です。」

 

マナ「へぇー、ジョーさんって言うんだ。」

 

六花「え?それ本名?」

 

ジョー岡田「さっきから気になってたんだけど、彼女は誰なんだい?」

 

美姫「初めまして、神城美姫です。」

 

ジョー岡田「よろしく頼むよ かみじょうみきって、漢字名では、どう書くのかな?」

 

美姫「神様のお城と書いて、「神城」、美しき姫と書いて。「美姫」です。」

 

ジョー岡田「そうか・・・。神様のお城とは洒落てるね、よろしく美姫さん。」

 

美姫「こちらこそ。」

 

真琴「あなたにお聞きしたい事が。」

 

ジョー岡田「何かな?」

 

真琴「トランプ王国の女王様の行方について、何かご存知ありせんか?」

 

ジョー岡田「あぁ、女王様。」

 

真琴「知ってるんですか!?」

 

ジョー岡田「女の子はみんな、お姫様だからね。君も、君達みんながいわば女王様さ。真琴の手を握りながら言う。

 

美姫は愕然とし、その場にいた全員が呆然とした。

 

ジョー岡田「悪いけど、僕はこれから用事があるんだ。アイちゃんのお世話、よろしくね。」

 

帽子を被りながらそう言い、店から出て行った。

 

マナ「はーい!」

 

真琴「ちょっと・・・!」

 

六花「また逃げられた・・・。」

 

ソリティアを後にし、散歩する五人。

 

マナ「お散歩楽しいね~。」

 

六花「また面倒事を引き受けて・・・。」

 

ありす「いつもの事じゃありませんか。」

 

美姫「いつもそうなの?」

 

六花「はい。超が付くほどのお節介さんで。」

 

ありす「マナちゃんは昔からこうなんですよ。」

 

美姫「そうなんだ。」

 

マナ「あらら?どうしたのかな?」

 

アイちゃんがぐずり始める。

 

マナ「ほら!高い高ーい!」

 

アイちゃんを上げるが、手から離れ飛んで行ってしまった。

 

美姫「って高すぎるわ~!」

 

シャルル「待ってシャル~!」

 

何とかシャルル達がマナ達の元に戻した。

 

マナ「はーい、ミルクでちゅよ~。」

 

今度はお腹が減っているのかと思い、哺乳瓶を近づける。

 

だがお腹が空いておらず、嫌々と首を横に振った。

 

マナ「え?違うの?」

 

美姫「お腹が減ってるワケじゃないみたいだね。」

 

そして遂にアイちゃんが泣き出してしまう。

 

六花「ご飯じゃないならオムツかも。」

 

六花「あれ?濡れて無い。」

 

オムツかと思われたが濡れておらず、これでも無かった。

 

真琴「ど、どうすれば・・・?」

 

マナ「そうだ!子守唄を歌おう!」

 

その言葉を聞いた六花とありすが慌てて離れ、耳を塞ぐ。

 

真琴・美姫「 「?」 」

 

マナ「ね~~~むれ~~~♪」

 

マナが子守唄を歌いだすと、木に留まっていた鳥が全て逃げ出した。

 

真琴「こ、これは・・・!」

 

ダビィ「酷いビィ~!」

 

美姫(ひ、酷すぎる・・・!)

 

一瞬だけ聞いた美姫も慌てて耳を塞ぐ。

 

本人には自覚が無いが、マナはとてつもないほどの音痴だった。

 

更に泣き出し、余計に悪化してしまう。

 

マナ「あれ?何で!?」

 

美姫「マナ・・・音痴なの?」

 

六花「ええ、本人には自覚無いんですけど・・・。」

 

こっそりと六花から音痴なのかと尋ねる。

 

美姫「余計タチが悪い・・・。」

 

男性「うるさいなー・・・気持ちよく寝てたのに・・・俺の貴重な昼休みが台無しじゃねーか・・・。」

 

アイちゃんの泣き声とマナの子守唄が原因でベンチに寝てたサラリーマンの男性が目を覚ます。

 

男性「でも赤ちゃんが泣くのは仕方ないか・・・それに公園は子供の遊び場なんだし・・・」

 

マーモ「眠っちゃえばいいじゃない。」

 

男性「誰だ!?」

 

マーモが耳元で囁く。

 

マーモ「あなたの望み、叶えてあげる。」

 

指を鳴らすと同時に男性のプシュケーが真っ黒に染まり、取り出される。

 

マーモ「暴れろ!お前の心を解き放て!」

 

闇を加えたプシュケーから羊のジコチューが生み出される。

 

マナ「ジコチュー!アイちゃん、大丈夫だよ。あたし達が絶対にアイちゃんを守るから!隠れててね。」

 

アイちゃんを隠す。

 

マナ「みんな!」

 

六花・真琴「 「うん!」 」

 

ありす・美姫「「ええ!」」

 

美姫は画面上操作から、ベルトを自動装着。

 

美姫「変身!」

 

マナ・六花・ありす・真琴「 「 「 「プリキュア!ラブリンク!」 」 」 」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

ハート「みなぎる愛!キュアハート!」

 

ダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!」

 

ロゼッタ「ひだまりポカポカ!キュアロゼッタ!」

 

ソード「勇気の刃!キュアソード!」

 

ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード「 「 「 「響け!愛の鼓動!ドキドキプリキュア!」 」 」 」

 

ハート「愛を無くした悲しい羊さん!このキュアハートがあなたのドキドキ、取り戻して見せる!」

 

叫びと同時にジコチューが分裂する。

 

ダイヤモンド「分裂した!?」

 

また叫ぶと、今度は柵が現れる。

 

ネオディケイド(えっ・・・?もしや・・・)

 

ジコチュー「ヒツジが一匹、ヒツジが二匹、ヒツジが四匹―――」数を数えながらジコチューが柵を飛び越える。

 

それはまさしく、眠れない時に羊を数えるアレであった。

 

ハート「あれ?何か急に眠くなって来た・・・」

 

ダイヤモンド「寝てる場合じゃ・・・!」

 

ロゼッタ「しかし、耐え難い眠気が・・・!」四人に眠気が襲い、眠ってしまう。

 

ネオディケイド「俺は眠くならない・・・。」

 

マーモ「今よ!やっておしまい!」

 

ジコチューが突進し、四人を吹き飛ばす。

 

マーモ「暴れなさいジコチュー!キングジコチュー様にジャネジーを送るのよ!」

 

ネオディケイドに向かって突進するが、転がってかわした。

 

マーモ「あら・・・?」

 

ディケイドに目が行く。

 

マーモ「ふーん、アンタが仮面ライダーディケイドって奴ね。」

 

ネオディケイド「お前はアイツの仲間か?」

 

マーモ「イーラの事かしら?ま、そんな所ね。私の名前はマーモ。あなた達を倒す存在よ。イーラが言ってたの。声と話し方は男だけど、変身してるのは女ってホント?」

 

ネオディケイド「ああ。近い内には変身する所から始めるさ。イーラってのはこの前の奴か。」

 

マーモ「そう。」

 

ハート「この・・・!」

 

戦おうとするもさらに続き、眠気に襲われる。

 

ハート「また・・・」

 

ダイヤモンド「力が出ない・・・」

 

ソード「眠ったらダメだ・・・!眠ったら・・・!」

 

ソードが頬を叩いて目覚まそうとするも、効果は無い。

 

ロゼッタ「お休みなさい・・・」眠気に負け、四人が眠ってしまう。

 

ネオディケイド「おい!お前ら 寝るな!!」

 

マーモ「これでプリキュアはおしまいね。」

 

マーモが勝利を確定したその時、アイちゃんが泣き出した。

 

マーモ「うるさい赤ん坊ね。ジコチュー!黙らせちゃいなさい!」

 

ジコチューが眠らせようとするも、泣き止んで眠る事無く、更に泣き出してしまう。

 

マーモ「どうして眠らないの?ジコチュー、しっかりやりなさいよ!」

 

ジコチュー「うるさいんだメェ~!」

 

逆にマーモの方が眠気に襲われ、眠ってしまう。

 

眠らないアイちゃん苛立ったジコチューが突進する。

 

ネオディケイド「マズイ!」

 

突進するジコチューを止めようとするディケイド。

 

アイちゃん「きゅぴらっぱ~!」

 

その時、アイちゃんが浮かび、光り出した。

 

その光はジコチューの視界を遮り、四人のプリキュアを目覚めさせた。

 

ハート「この光は・・・!」

 

ダイヤモンド「もしかして・・・アイちゃんが?」

 

光が消え、アイちゃんの元へ向かおうとするも、再び眠気に襲われる。

 

ハート「また眠気が・・・アイちゃん・・・」

 

ソード「起きなさーい!」

 

また眠ろうとした時、ソードがハートの頬を両手でビンタした。

 

ソード「ママのマナなんでしょ!アイちゃんを守るって・・・約束したんでしょ!?だったら・・・!何があっても、絶対に負けるな・・・」

 

ハート「ソードこそ本当はアイちゃんがかわいくてしょうがないんでしょ!?だったら、眠気なんかに・・・負けるなーっ!」

 

ソード「分かってるわよ!私達が守らないで、誰が守るのよ!」

 

ハート「絶対に守るよ!あたさは達の手で!」

 

ハートとソードが目を覚ます。

 

それを見ていたダイヤモンドとロゼッタがお互いの頬をつねり合い、目を覚ます。

 

ネオディケイド「やっと起きたか。」

 

ライドブッカーからカードを取り出す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ヒビキ」

 

ネオディケイドは響鬼にカメンライドした。

 

ロゼッタ「来ました!ディケイドのカードの力!」

 

ダイヤモンド「あれは・・・鬼ね。」

 

ハート「鬼の仮面ライダーなんだ!」

 

ソード「鬼なの?」

 

ネオディケイド響鬼は敬礼しつつ、

 

ネオディケイド響鬼「よろしく!じゃあ、二人とも行くぞ!」

 

ソード「ええ!」

 

ハート「アイちゃんを・・・うちの子を泣かせたら承知しないんだから!」

 

ハート・ソード・ネオディケイド響鬼「 「 「はああああっ!」 」 」

 

ロゼッタ「アイちゃん、こちらへ!」

 

ハートとソードとネオディケイド響鬼の三人がジコチューを蹴り飛ばし、その間にロゼッタが抱えて移動する。

 

ダイヤモンド「あっ!また!」

 

またジコチューが柵を飛び越え、眠らそうとする。

 

ダイヤモンド「328万5945匹!」

 

ダイヤモンドがとんでもない数値を言い、ジコチューの動きを止める。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド オンゲキボウ・レッカ」

 

先の燃えた2本の音撃棒を向けて、火炎弾を数発撃ちこむ。

 

ソード「閃け!ホーリーソード!」

 

その間にホーリーソード、弾丸とミサイルを放ち、柵を壊す。

 

ジコチュー「僕らの柵が~!」

 

泣き叫ぶジコチュー。

 

ソード・ネオディケイド響鬼「 「今よ(だ)!」 」

 

ハート「貴女に届け!マイスイートハート!」

 

最後にハートがマイスイートハートを放ち、ジコチューを浄化した。

 

男性「仕事頑張るかー!」

 

プシュケーが持ち主の男性に戻り、仕事に戻る。

 

マーモ「よく寝たわ・・・」

 

マーモも目を覚まし、鏡で自分の顔を見る。

 

マーモ「治ってる~!」

 

寝ていた間に出来ていた出来物が無くなっていた。

 

マーモ「今日の所はこれで許してあげるわ~!じゃあね~!」

 

しかし、ネオディケイド響鬼がライドブッカーのガンモードで光の弾丸を放ち、マーモの頬をかすった。

 

マーモ「な、なによ~~!?」

 

マーモは慌てて、帰って行った。

 

ダイヤモンド「ディケイド・・・?」

 

シャルル「ディケイド・・・どうしたシャル?」

 

ラケル「さぁ・・・。」

 

マナ「まこぴー、ありがとうね。負けるなってビシっと言ってくれて、何か凄く嬉しかった!」

 

四人が微笑みながら真琴を見る。

 

ありす「アイちゃんが眠りそうです。」

 

アイちゃんが眠りそうな表情を見せる。

 

マナ「よし、あたしが子守唄を・・・」

 

美姫「はいストーップ。真琴ちゃん、あなたが子守唄を歌って。」

 

真琴「どうして?」

 

美姫「どうしても。」

 

美姫がそう言うと真琴は頷き、アイちゃんを抱き上げる。 

 

真琴「ね~むれ~、ね~むれ~、母の胸~で♪」

 

真琴が子守唄を歌うと、アイちゃんが眠り出した。

 

眠ったアイちゃんと子守唄を歌う真琴をトイカメラで撮る美姫。

 

ありす「寝ましたね。」

 

マナ「さっすがまこぴ~。」

 

真琴「マナ、あなたは歌のレッスンが必要よ。」

 

美姫「そうね。」

 

マナ「そうですかな・・・?まこぴー、今マナって呼んだよね?」

 

真琴「そうだっけ?」

 

マナ「呼んだよ!初めて呼んでくれた!ねえ、もう一回!」

 

六花・ありす・美姫「 「 「シーッ。」 」 」

 

三人がマナに静かにさせる。

 

ようやく真琴も、マナ達と友達になったのであった。

 

その後、ありすが美姫に問いて来た。

 

ありす「美姫さん あの時、戻ろうとしたマーモに頬をかする程度に弾丸撃ち込みましたけど。」

 

美姫「あの女の言葉に腹立って・・・。」

 

六花「言葉?」

 

美姫「あの女 立ち去ろうとした時、なんて言ったか覚えてる?」

 

マナ「ええと、「今日の所はこのぐらいで許してげるわ!じゃあねぇ」だったよね?」

 

六花「ええ。」

 

美姫「あの女 上から目線の言葉を使ってんのよ!ああいうの腹立つのよ!」

 

ありす「う、上から目線ですか?」

 

真琴「多分、許して「あげるわ」ってトコに反応してたのね・・・。」

 

マナ「あっ そっか・・・例えば、男子くんなら許して「やろう」とか、付き合って「やろう」とか、たまに男子らしい、そういう言葉使うだろうね。小さい時の私はあまり気に留めてなかったけど、あれって上から目線の態度から来る言葉なのかな。」

 

六花「多分ね・・・。」

 

ありす「確かに明治時代で身分制度は廃止して、現代ではもうそんな身分制度は無いんです・・・。」

 

美姫「私とあなた達は年齢の差はあるけど、仲間としては会社とかでの上下関係でなく、対等でいたい。」

 

ありす「はい。お互いに年齢の差はありますが、対等な仲間です。」

 

美姫「精神的にあいつらにダメージを負わせていこうかな。」

 

六花「精神的に!?」

 

真琴「戦ってダメージを負わせるんじゃなく?」

 

美姫「戦ってでもダメージを負わせていくよ。多少の話はしながらね。悪口言えばいいってもんじゃない。(美姫は口を指しつつ)、言霊という能力が備わっていて、口から発するも含めて、文字という言葉を書けるのは、私達人間で全ての男女だけだよ?人間以外で文字を書ける全ての動物を見た事ある?」

 

マナ達「「「「な、ないです・・・。」」」」

 

シャルル「私ら妖精は別としてシャル・・・。」

 

ラケル「そうだケル。」

 

ランス「そうでランス。」

 

美姫「言葉をオウム返ししてくるのは飼われてるインコくらいじゃない?」

 

六花「そういえば・・・。他の動物や言葉をオウム返ししてくるインコを除外した鳥達も鳴き声ですね。」

 

美姫「私達人間は10歳近くの年齢になったら、言葉の嘘もつけると思うしね。」

 

六花「言葉の嘘・・・。」

 

真琴「言葉の嘘か・・・。」

 

マナ「悪口言えばいいってもんじゃない・・・か。言葉の力で心、精神的にどうダメージを与えていくかなんですか・・・。それに言霊という能力も備わっている・・・。」

 

六花「言霊・・・。」

 

ありす「なるほど・・・。言霊能力が備わる言葉で心に対してどうダメージを与えていくかでもあるですか・・・。」

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