仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第174話「めざめよ! プリキュアの新たなる力!」

資料を運ぶ六花の目に、二人の女生徒から何かを頼まれるマナが映った。

 

六花「ちょーっと待ったー!」

 

資料を隣にいた役員に乗せ、マナの元に向かう。

 

六花「ダメよ!絶対にダメ!」

 

マナ「まだ何も聞いて無いよ・・・」

 

六花「どうせマナに試合に出てくれって要請でしょ?」

 

千葉「どうして分かったの?」

 

六花「その腕を見れば一目瞭然です。ソフトボール部キャプテン、千葉先輩」

 

女子生徒の一人ー千葉は、右腕を骨折していた。

 

六花「マナはプリキュアと生徒会長の活動で手一杯でしょ?助っ人なんて軽々しく受けちゃダメ。」

 

マナの耳元で言う。

 

マナ「でも、本当に困ってるみたいだよ?」

 

女子生徒1「その通り!次の試合は予選の突破が掛かった大事な一戦です!」

 

千葉・女子生徒1「お願いします!」

 

二人が頭を下げて頼む。

 

マナ「分かりました、お任せ下さい!」

 

六花「ええっ!?」

 

千葉「ありがとう!では早速、今後の打ち合わせを・・・」

 

マナが二人に連れて行かれる。

 

六花「ちょっとマナ!もう知らない・・・!」

 

ソフトボールの練習を終え帰宅するマナ。

 

マナ「ただいま~・・・。」

 

六花・ありす「 「お帰り(なさい)。」 」

 

美姫「お帰りマナ。」家に帰ると、美姫だけでなく、六花にありす、真琴といた。

 

マナ「え!?何で!?あたしだけ仲間はずれ!?」

 

六花「マナは部活だったでしょ。」

 

マナ「あ、そっか・・・。」

 

ありす「聞きましたよ。マナちゃん、ソフトボール部のスカウトされたんですって?」

 

マナ「うん、どーしてもって言われちゃって・・・。」

 

六花「幸せの王子は押しに弱いのよね。」

 

美姫「幸せの王子って?」

 

六花「あそっか、美姫さんは知らなかったですね。幸せの王子って童話、知ってます?」

 

美姫「金や宝石で出来た王子の像が、貧しい人に自分の金や宝石をあげるって話だったっけ?」

 

六花「そうそう。マナはまさしくそう。困ってる人には必ず手を差しのべる。おかげで私はいつも苦労してるわ。」

 

美姫「世話役は大変ね。」

 

六花「せめて美姫さんが20代じゃなく、本当に私達と同い歳だったらなって思ってるんです。それなら私の負担も半分に減るのに。」

 

ありす「試合はいつですか?」

 

マナ「今度の日曜日。場所はうちの学校のグラウンド。」

 

ありす「絶対応援に行きます。」

 

六花「助っ人に先発を任せるようなヘナチャコ部ですけどね。」

 

マナ「なんか、怒ってる?」

 

六花「別にマナの分まで校外活動のゴミ拾いのお手伝いをしたり、吹奏楽部の講演会の打ち合わせをしたり、広報の原稿をチェックしたりするぐらいで怒ったりしませーん。」

 

美姫(絶対怒ってる。)

 

マナ「流石は六花様!愛してる~。」

 

六花「まこぴーも怒ってるよ。女王様探しがちっとも進んで無いから。」

 

マナ「えっ?」

 

真琴「別に怒ってるワケじゃないけど・・・」

 

マナ「けど?」

 

真琴「不思議なのよ。お手伝いで呼ばれただけなのに、どうしてそんなに真剣に打ち込めるのかなって。」

 

マナ「あたしはいつも全力主義だし!何より、誰かの役に立てるって嬉しくない?」

 

美姫「その気持ちは分からなくも無いけど。」

 

マナ「でしょでしょ!お姉ちゃん分かってますな!」

 

真琴「誰かの役に立つのって、そんなに楽しいのかな・・・」

 

Db「キュアハートの事?」

 

真琴「うん。」帰りの中でそう呟く。

 

DB「あただって、トランプ王国ではみんなのために歌を捧げてたじゃない。あなたは、それに喜びを感じてたんじゃない?」

 

真琴「よく分からない。」

 

DB「だったら、あなたも彼女の応援に行ってみたら?いい刺激、貰えるかもしれないわよ。」

 

真琴「そうね。」  

 

ボウリング場

 

ベール(キュアハート・・・借りは必ず返してやる・・・)

 

連続でストライクを出したベールが心の中で呟く。

 

ベール(それと仮面ライダーディケイド・・・どの程度の実力か、見て見たいものだ。)

 

次に投げたボールが、ピン全てを粉砕にした。

 

イーラ「何だよオッサン、イライラし過ぎだろ。」

 

マーモ「触らぬ神に祟りなし。放っておきなさい。」

 

そう言ってから、二人はメロンソーダーをストローを使って啜った。

 

次の日。

 

マナは一人でソフトボール部のユニフォームの洗濯をしていた。

 

マナ「ふう、これで良し。」

 

京田「先輩何してるんですか!?」

 

マナ「みんなのユニフォーム、汚れてたから洗濯しておいた!」

 

京田「雑用は私達一年生がやります!」

 

女子生徒2「先輩は助っ人なんですから・・・!」

 

女子生徒3「練習に専念して下さい・・・!」

 

マナ「あたし一人が頑張っても、チームは強くならないよ?レギュラーの座を勝ち取るためなは、お互いに励まし合い、技を磨き合う。一年生だからって、遠慮してちゃダメ!」

 

京田達『は、はい!』

 

マナ「分かったら、さっさと着替えて。ランニングに行くよ。」

 

京田達『はい!』

 

女子生徒1「みんな、気合いが入ってますね。」

 

千葉「助っ人のおかげかな。明日の試合、楽しみになって来たよね。」

 

女子生徒1「ええ。」

 

京田「会長!お疲れ様でしたー!」

 

マナ「お疲れー!明日の試合頑張ろうね!」

 

京田『はい!』

 

練習を終え、一年生四人が帰って行った。

 

ジョー岡田「相変わらず、君は人気者だね。」

 

マナ「お兄さん!アイちゃん!」

 

振り向くと、ジョーとアイちゃんがいた。

 

マナ「こんな所で会うなんて奇遇でちゅねー。」

 

ジョー岡田「粉ミルクが切れたんで、ちょっと買い物にね。君こそ珍しいんじない?ジャージのままで下校なんて。」

 

マナ「いや、これはですね・・・」

 

ジョー岡田「ソフトボール部の大会に出るの?」

 

マナ「はい。あたし、ピッチャーなんでさ。」

 

ジョー岡田「そっか、なら僕もアイちゃんと応援に行こうかな。」

 

マナ「ぜひ!」

 

ジョー岡田「そうだ。」

 

そう言い、ポケットからピンク色で矢のようなものが刻まれたキュアラビーズを取り出した。

 

ジョー岡田「勝利の女神に、お守りをあげよう。」

 

マナ「え?いいです。」

 

ジョー岡田「遠慮はいけないよ。あ、ああちょっと・・・」

 

マナにあげようとしたラビーズを、アイちゃんが掴んでしまった。

 

ジョー岡田「やれやれ、そんなに気に入ったのなら、君にあげるよ。」

 

アイちゃんのよだれかけに、ラビーズをセットした。

 

マナ「良かったねアイちゃん。」

 

ベール「お取り込み中の所失礼だが、相田マナさん。いや、キュアハート。」

 

公園にあった屋根の上に、ベールが立っていた。

 

マナ「あなたは・・・!」

 

シャルル「マナ、気を付けるシャル。」

 

マナ(分かってるけど、これじゃあ変身出来ない・・・。)

 

ジョーがいるため、変身が出来なかった。

 

ベール「俺と勝負しろ。」

 

マナ「嫌よ。あなたと戦う理由なんてあたしには無いもの。」

 

ベール「お前、トランプ王国の惨状を目の当たりにしたくせに、そんな寝言を言うのか。」

 

マナ「見たわ。けど、あなたを倒した所で、王国は元に戻らないでしょ。」

 

ベール「倒せる前提のその物言い、気に入らんな。はっ!」

 

サングラスを外し、手から電撃を放った。

 

ジョー岡田「うわっ!」

 

何とか電撃を放った。

 

ベール「どうした?早くプリキュアになれ。変身前の貴様を倒しても、俺は満足出来んのでな。」

 

もう一度電撃を放つ。

 

ジョー岡田「危ない!うあああぁぁぁっ!」

 

マナの代わりに、ジョーが身代わりとなって電撃を受けた。

 

マナ「お兄さん!」

 

ベール「フン、余計なマネを。」

 

マナ「余計じゃ・・・ない!誰かの命を守りたい。誰かのために尽くしたいって気持ちあなたには分からないの!?」

 

ベール「黙れ!」

 

ベールが叫んだ後、指を鳴らした。

 

するとアイちゃんがシャボン玉のようなものに包まれ、ベールの元に向かって行った。

 

マナ「アイちゃん!」

 

ベール「コイツを返して欲しければ、明日の午前八時に四葉ターミナルに来い。ただし、お前一人・・・いや、仮面ライダーディケイドとやらを連れて来い。もしソイツが来なかったり、ソイツ以外の仲間を呼んだ場合は・・・」 

 

マナ「そんな!」

 

両手でアイちゃんのいる球を壊すそぶりを見せ、消えて行った。

 

マナ「アイちゃん・・・アイちゃーん!」

 

翌日。

 

ソフトボールの試合に、マナが来ていなかった。

 

ベールが呼び出した今日は、ソフトボールの試合の日でもあったのだ。

 

ありす「ごきげんよう。」

 

六花「ありす・・・」

 

ありす「あら?試合はまだ始まってませんの?」

 

真琴「うん、それがね・・・」

 

四葉ターミナル

 

ベール「約束通り来たようだな。そして貴様が、仮面ライダーディケイドなのか?」

 

マナと美姫の後ろに、ベールが現れる。

 

美姫「ええ まぁ。」

 

ベール「ホントに女とはなぁ・・・仮面の鎧に変身中は声と話し方が男そのものに変わると言っていた・・・。」

 

美姫「その頭の羽・・・あなたはあの二人の仲間なのですか?」

 

ベール「イーラとマーモの事か?そんな所だな。おっと、お前さんには自己紹介がまだだったな。俺の名はベール。あの二人と一緒にしてもらっては困るな。」

 

美姫「私、外見上は10代後半の女子高生に見せてるだけで、実際は20代の社会人なのです。」

 

ベール「どういう事だ?」

 

美姫「また、やる時に少しずつ言いますよ。」

 

マナ「それより、アイちゃんはどこ?」

 

ベールが指を鳴らすと、アイちゃんが手元に来た。

 

マナ「アイちゃん!」

 

ベール「約束通り返してやる。ただし、俺に勝てたらな。まずはキュアハート、お前からだ。」

 

マナ「行くよ、シャルル。プリキュア!ラブリンク!」

 

マナはキュアハートへ変身。

 

ハート「ジコチュー極まりないそこのオジサン!このキュアハートが、あなたからアイちゃんを取り戻して見せる!」

 

ベール「それでいい。」

 

一方の六花達は。

 

六花「どう?シャルル達に繋がった?」

 

ラケル「呼び出してるけど・・・」

 

ランス「反応無いランス~。」

 

千葉「お願いです!もうちょっとだけ舞ってて下さい!」

 

審判「そう言われても、選手が揃ってない場合は不戦敗になる決まりだからね。」

 

千葉「そ、そんな・・・!」

 

女子生徒4「無理よ、会長がいないんじゃ・・・!」

 

女子生徒5「勝てるわけ無い・・・。」  

 

真琴(無理もないわ。一番頼りにしてたものが急に消えてしまったんですもの。) 

 

京田「キャプテン!私に投げさせて下さい!」

 

千葉「京田?」

 

京田「私達、会長に教えて貰いました!みんなで力を合わせれば、どんな困難も突破出来るって!」

 

女子生徒2「会長が来ないのは、きっとワケがあるんだと思います!」

 

女子生徒3「戦いましょう!会長の分まで!」

 

千葉「分かった。精一杯やろう!」

 

京田「ありがとうございます!」

 

そしてマナを抜いた状態で、試合が始まった。

 

セバスチャン「お嬢様。」

 

同時にセバスチャンが現れ、ありすに何かを伝えた。

 

ベールが放った電撃をかわし、接近してラッシュを繰り出す。

 

だがベールは全てかわし、対するハートは息を切らしていた。

 

ベール「どうした?もう息が上がってるぞ。」

 

もう一度攻撃をするがかわされ、足を引っ掛けられ、倒れてしまう。

 

ベール「この程度か。もういい。では仮面ライダーディケイド、変身して俺と勝負しろ。」

 

美姫「じゃあ やりますか。」

 

美姫は複数の画面上を操作し、皆にも認識可にする。

 

ベール「何だ?あの複数の画面のような物は?」

 

ネオディケイドライバーを自動装着し、ライドブッカーからカードを取り出す。

 

美姫「変身!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

ベール「それが仮面ライダーディケイドか・・・ベルトにカードを差し込んでいるな、どれだけの力を持ってるか、見せてもらおうか。」

 

一度、複数の画面を自分認識に戻し、二人が前に飛び、戦闘が始まった。

 

一撃一撃を相殺し、お互いに距離を取る。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ファイズ コンプリート」

 

ネオディケイドはファイズへカメンライドした。

 

ベール「ほう、姿を変える事が出来るのか。中々面白いな。」

 

ネオディケイドファイズ「戦う事が罪なら俺が背負ってやるさ!!」

 

ダイヤモンド「戦う事が罪?」

 

ロゼッタ「戦う事が犯罪だとでも言うんでしょうか?」

 

ハート「それにファイズってライダーになるとまた別の男の人に声と話し方が変わったよ!?」

 

ダイヤモンド「私 思うんだけど、各ライダーに変わる度に声が変わるのは、ライダーの変身者達なんじゃ?」

 

ロゼッタ「各ライダー達の変身者の声・・・ですか?」

 

オーロラカーテンにより、マシンディケイダーを出す。

 

ハート「あれってバイク!?」

 

ダイヤモンド「間違いなくバイクよ!でもオーロラカーテンから出し入れって!!」

 

ロゼッタ「移動だけじゃなく、乗り物の収納もできるのですか!!」

 

ベール「オーロラカーテン?それにバイクの出しいれだと?」

 

ネオディケイドファイズはカードを装填。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド オートバジン」

 

マシンディケイダーはオートバジンのバトルモードへ変形した。

 

ベール「何だと!?」

 

ハート「バイクがロボットに変形した!?」

 

ダイヤモンド「私の理屈が追いつかないわ!!」

 

ネオディケイドファイズはオートバジンからファイズエッジを引き抜く。

 

ロゼッタ「あれって剣ですか?」

 

ハート「ビーム剣みたい!!」

 

ベール「ビーム剣!?」

 

ネオディケイドファイズ「安心しろ 出力は押さえておく。」

 

ネオディケイドライバー「フォームライド ファイズ アクセル!」

 

ネオディケイドファイズは胸の装甲が展開され、アクセルフォームへとフォームチェンジした。

 

ダイヤモンド「胸の装甲が!?」

 

ロゼッタ「開いた!!」

 

オートバジンはガトリング銃の光の弾丸を数百発はベールに浴びせていく。

 

ベール「一体何発撃ってくるんだ!?」

 

オートバジンは途中で停止、マシンディケイダーに戻り、オーロラカーテンで収納する。

 

ネオディケイドファイズ アクセルフォーム「10秒間付き合え!」

 

ベール「じゅ、10秒間!?」

 

ダイヤモンド「なんで10秒間?」

 

ネオディケイドファイズ アクセルフォームは左手の機械のスイッチを押す。

 

ファイズアクセル〈スタートアップ!〉

 

ベール「何っ!?」

 

そう言ったと同時に1000倍の超加速移動し、ファイズエッジからの一撃を放った。

 

ベール「ぐおっ・・・!」

 

ベージュに命中した。

 

ハート「は、速い・・・!」

 

シャルル「速すぎて見えないシャル!」

 

ロゼッタ「前にカブトの速さを見てますが・・・。」

 

ダイヤモンド「カブトとどっちが速いの!?」

 

ファイズアクセル〈3 2 1 タイムアウト リフォメーション〉

 

ネオディケイドファイズはアクセルフォームから元に戻る。

 

ネオディケイドファイズ「速かったか?カブトのクロックアップと互角かは分かんねぇけど。」

 

ダイヤモンド「クロックアップ・・・。ファイズは今の10秒間どれくらいの速度だったの!?」

 

ネオディケイドファイズ「1000倍の超加速移動だ!」

 

シャルル、ラケル、ランス「「「ええェェ!?」」」

 

ベール「10秒間1000倍の速度だと!?速すぎる・・・。」

 

ネオディケイドファイズ「カブトはタキオン粒子という物質による時間干渉だがな。約1分以内の超高速移動ににある。周りがスローモーションに見えるくらいだ。」

 

ダイヤモンド「周りがスローモーションに見えるくらい・・・。」

 

ハート「10秒間のファイズよりは凄いかも・・・。」

 

ロゼッタ「確かに!!」

 

ダイヤモンド「それにタキオン粒子?聞いた事もない物質ね。」

 

ネオディケイドファイズ「なら、ゲート召喚に、別世界からもやってみるか。」

 

ハート「ってことは。」

 

ロゼッタ「ええ!」

 

ネオディケイドファイズは複数の画面上操作で、内の一つであるバイオ世界はゾンビは皆と共に見ていくまで何とか?マークで見えないようにしてある。

 

シャルル「あのバイオ世界の?マークは何だシャルル?」

 

ハート「バイオ世界のクリーチャーだろうけど・・・」

 

ベール(コイツ・・・!意外とやる・・・!)

 

ベール「だが・・・!」

 

ベールが指を鳴らすと、コンテナが連続でハートとネオディケイドファイズの上から降って来た。

 

ネオディケイド「マズイ!」

 

ハートを抱えてかわし、降って来たコンテナの下敷きになるのを逃れた。

 

ネオディケイドファイズ「大丈夫か?」

 

ハート「はい、ありがとございますディケイド。」

 

抱えたハートを下ろす。

 

ハート「その画面は付いて来るんですね?」

 

ネオディケイドファイズ「そりゃそうだ。いつでも呼び出しが出来るようにな。」

 

ハート「そうですか。」

 

シャルル「やっぱり、罠だったシャル!」

 

ハート「卑怯者!」

 

ベール「俺達ジコチューにとって最高の褒め言葉だ。」

 

また指を鳴らすと、今度はトラックがハートとネオディケイドファイズに向かって進み出した。

 

シャルル「危ない!」

 

ネオディケイドファイズはハートの前に立ち、守ろうとした。

 

ダイヤモンド「煌めきなさい!トゥインクルダイヤモンド!」

 

上から放たれたトゥインクルダイヤモンドがトラックを凍らせた。

 

ベール「何っ!?」

 

ハート「みんな、どうして・・・?」

 

ダイヤモンド、ロゼッタ、ソードの三人が合流を果たした。

 

ロゼッタ「セバスチャンが探してくれましたの。どんなに優秀な選手がいましても、一人では勝てませんわ。」

 

ダイヤモンド「私達はチームなんだから、もう少し頼りなさい!」

 

ソード「ソフトボール部のみんなも、あなたの分まで頑張ってる!だから、私達も頑張ろう!」

 

ハート「みんな頑張ってるんだ・・・うん!行くよ!」

 

ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード「 「 「うん!」 」 」

 

ハート「みなぎる愛!キュアハート!」

 

ダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!」

 

ロゼッタ「ひだまりポカポカ!キュアロゼッタ!」

 

ソード「勇気の刃!キュアソード!」

 

ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード「 「 「 「響け!愛の鼓動!ドキドキプリキュア!」 」 」 」

 

ベール「奥の手はまだあるぞ。」上着から闇のプシュケーを取り出す。

 

ハート「あれは!」

 

ソード「闇のプシュケー!」

 

ネオディケイドファイズ「それでジコチューを生み出すつもりか?」

 

ベール「そいつは違うな。」

 

ベール「お前の闇を我に捧げよ!」

 

プシュケーに闇を加えて圧縮し、自らの口にプシュケーを放り込んだ。

 

ダイヤモンド「嘘でしょ!?」

 

ハート「何なのあれ!」

 

ベール「ジコチューの能力を吸収し、パワーアップした!これがベールビーストだ!」

 

ベールが携帯電話と一体化し、ビーストモードとなった。

 

ダイヤモンド「うわー・・・」 

 

ソード「これは・・・」

 

ロゼッタ「何と申しましょうか・・・

ハート「ビミョー・・・」

 

ネオディケイドファイズ「ダセぇな・・・」

 

五人は微妙な表情でベールビーストを見ていた。

 

ベール「見た目で判断すると痛い目見るぞ!シャッターチャンス!」

 

ベールビーストが中央のスイッチを押すと、光が放たれた。

 

ダイヤモンド「眩しい・・・!」

 

怯んでいた隙にダイヤモンドとロゼッタの腕を掴んでから投げ、コンテナに叩きつかれた。

 

ソードが攻撃しようとして跳躍するが、挟まれてしまう。

 

ハート「キュアソード!」

 

ベール「マナーモード、バイブレーション・・・!」

 

振動を起こし、ソードにダメージを与えて行く。

 

ハートが助けようとするが、同時に振動が止まり、吹き飛ばされたソードとぶつかってしまった。

 

ネオディケイドファイズ「ハート!ソード!大丈夫かよ!」

 

ダイヤモンド「強い・・・!」

 

ハート「負けるワケには行けない・・・!アイちゃんを取り戻すまでは!あなたに届け!マイ・スイートハート!」

 

マイ・スイートハートを放つ。

 

ロゼッタ「やりたしたわ!」

 

だが命中する寸前で画面を閉じ、マイ・スイートハートを打ち消した。

 

ベール「言っただろ、見た目で判断するなと!」

 

五人に向けて回り出し、ネオディケイドファイズは避けるが、四人が吹き飛ばされた。

 

携帯のアンテナの形をした槍を取り出し、狙いをアイちゃんに定める。

 

ハート「何をするつもり!?」

 

ベール「言ったハズだぞ。二人で来いとな。約束を破った罰だ。」

 

ハート「アイちゃんは関係無いでしょ!やめて・・・!」

 

槍をアイちゃんに向けて投げつけたその時だった。

 

目を覚ましたアイちゃんが四人を見て泣き出して叫ぶと光り出し、槍を消滅させた。

 

ベール「な、何っ!?」

 

ソード「あの光は・・・」

 

アイちゃんのよだれかけに付いていたラビーズが四つになり、ハート達の元に向かった。

 

ダイヤモンド「ラビーズ?」

 

ロゼッタ「私達の新しい力・・・」

 

ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード「 「 「 「ラブハートアロー!」 」 」 」

 

四人の目の前に、新しい力ーラブハートアローが生み出された。

 

ハート「これは・・・!」

 

ダイヤモンド「ラビーズを!」

 

ハート「うん!」

 

ベール「おのれ・・・!喰らえ!」

 

ベールビーストがもう一度槍を投げつける。

 

ロゼッタ「プリキュア!ロゼッタリフレクション!」

 

ロゼッタがロゼッタリフレクションを放ち、槍を弾き返した。

 

ベール「何っ!?」

 

ダイヤモンド「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 

今度はダイヤモンドシャワーを放ち、ベールビーストの画面以外を凍らせた。

 

ソード「プリキュア!スパークルソード!」

 

次はソードがスパークルソードを放ち、ダメージを与えるら。

 

ネオディケイドファイズは複数世界の呼び出し画面から、海賊にして、一流航海士の彼女を呼び出す。

 

2年後の新世界版だが、上半身はビキニ水着ではなく、シャツ着用で、下半身はジーパンである。魔法棒(ソーサリータクト)を所持していた。

 

ロゼッタ「あの女性は!?」

 

ベール「誰だ、あの女?」

 

???「プリキュアの皆 私はナミ これでも海賊やってる一流航海士なの!」

 

ハート「あっ そうですね。」

 

ナミに関する紹介データが懸賞金の手配書付きで表示される。

 

ハート「ナミさん 元々海賊専門の泥棒。」

 

ダイヤモンド「泥棒やってたの!?」

 

ロゼッタ「当時10歳の時に育ちの村のココヤシ村が魚人海賊アーロン一味に支配されて、ある取引で8年間、1億ベリ稼ごうと様々な海賊達などから財宝を盗んだが、海軍政府がアーロンと結託したため、台無しになり、手を組んでいたルフィ達の手でアーロン達は壊滅。現在ルフィの仲間である彼女も幾多の行く先々のトラブルに巻き込まれたりしつつも冒険を重ね、現在一味の10人全員賞金首であり、彼女は「泥棒猫」の異名で3億6600万(ベリー)である。」

 

シャルル「船長のルフィだけでなく、全員が賞金首シャル・・・。」

 

ランス「億越えの賞金首でランス・・・。」

 

ラケル「ルフィ以外にも異名が付けられたケル・・・?」

 

ハート「3億越えなんて、ナミさんはあの天候の棒があるからそれなりにやれてるって訳なんだ・・・。」

 

ダイヤモンド「おそらくね。」

 

ネオディケイドファイズ「ナミ 機械であるあいつを動きを止めるくらいは出来るか?」

 

ナミ「任せなさい!」

 

ナミは魔法棒(ソーサリータクト)を構えて、振っていくと、熱気包(ヒートボール)冷気包(クールボール)がどんどん出されていき、ベールビーストの真上に集中して黒い雲が形成されていく。

 

ハート「どういう事!?」

 

ベール「何だ!?雲が作られていくだと!?」

 

ロゼッタ「ナミさん あなたは一体!?」

 

ナミ「私はね、天候を読む事に長けてるの!船を進ませるためには航海士の天候予測は必須の能力よ!!このソーサリータクトの力もあってね。」

 

ダイヤモンド「天気を予測するんだ・・・。天気予報のお姉さんのお仕事できそう。」

 

ナミ「行くわよ!サンダー・ボルト・テンポ!!」

 

タクトを振ると、一個の雷砲が放たれ、雲に入った事で雷雲化し、そして、ゴロゴロと鳴りだす。

 

ラケル「ゴロゴロと鳴りだしたケル・・・。」

 

するとと、雷雲から特大の雷が発生し、ベールビーストをビリビリさせる。

 

ベール「何ィ!?」

 

ダイヤモンド「すごい落雷!!」

 

ハート「自然現象の落雷みたいだよ!!」

 

ロゼッタ「ナミさんはきっとあの棒の力により天候を操るようですね・・・。通常の航海士はそんな技持ってると思えませんが、特別な海賊世界なんですよ。」

 

ハート「特別な海賊世界・・・か。」

 

ベールビーストは煙を吹いて黒焦げに近い状態であり、ショート状態だ。

 

ベール「!?何だと・・・!?」

 

煙が上がり、ほとんどの機能が使えなくなった。

 

ネオディケイドファイズはネオディケイドに戻る。

 

ネオディケイド「ケータイは機械。水を浴びればショートするのは確定だ。」

 

ダイヤモンド「ケータイは機械!ネオディケイドはそれを狙ってたのね!」

 

ロゼッタ「流石ですわ!」

 

ナミ「私はここでお役御免ね。」

 

ネオディケイド「ああ。」

 

ナミ「じゃね!」

 

ナミは消える。

 

ネオディケイド「俺もこれを使うか。」

 

ライドブッカーからカードを取り出す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ガイム!」

 

ネオディケイドの頭上からオレンジアームズが現れる。

 

ハート「でっかいオレンジ!?」

 

ダイヤモンド「いや!!オレンジにしてはデカすぎるわ!!」

 

ロゼッタ「フルーツであるオレンジ型の鎧ってトコでしょうか!!」

 

ベール「フルーツの鎧だと!?」

 

ネオディケイドライバー「オレンジアームズ!花道・オンステージ!」

 

ネオディケイドは鎧武 オレンジアームズにカメンライドし、無双セイバーと大橙丸を装備した。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「ここからは俺のステージだ!」

 

ハーチ「また声が別の男の人に!?」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「ドライバーチェンジだ!」

 

ネオディケイドライバーはホルダー付き戦極ドライバーへとベルトチェンジした。

 

ベール「ベルトも変化した!!」

 

ロゼッタ「あのライダーの変身ベルトでしょうね。」

 

ベールビーストに向かって走る。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズがクロスに切り裂き、ブライトリガーを引き、無双セイバーの銃口から弾丸を放ち、命中する。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「そして、ゲート召喚行くか!!」

 

バイオ画面から、1のハンター1体をゲート召喚する事に。

 

ゲートが開く。

 

ダイヤモンド「ゲートが開いた。」

 

ロゼッタ「ゲートの向こうはどこかの施設でしょうか?」

 

ベール「一体 何をする気だ?」

 

登場してきたのは、巨大爪を持つハンターである。

 

ハート「ええェェ!?巨大な爪のモンスター!?」

 

ダイヤモンド「まるでカエルみたいなモンスター!?」

 

ベール「なら、でっかい爪を持ったカエルだ~~~。」

 

ハンターは飛び掛かり、爪によるひっかき攻撃を何度か行い、ベールベーストはちょっとのダメージは負った。

 

シャルル「あの爪、鋭いシャル・・・。」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「ハンター 戻れ。」

 

ゲートを移動させ、ハンターをゲーム世界に戻した。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズはベルトのブレードを一回倒す。

 

戦極ドライバー「ソイヤ!オレンジスカッシュ!」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「セイッハーッ!」

 

大橙丸にエネルギーを充填させ、大橙一刀を放つ。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「決めろハート!」

 

ハート「はい!プリキュア!ハートシュート!」

 

最後にハートが、ハートシュートを放つ。

 

ハートシュートを受けたベールビーストは消滅し、プシュケーが持ち主の元に戻った。

 

同時に落ちて来たコンテナ等が、元の状態に戻った。

 

ハート「アイちゃん!」

 

ダイヤモンド「良かったわね。」

 

ハートが飛んで来たアイちゃんを抱き、頬ずりする。

 

ベール「あの赤ん坊・・・奇跡を呼んだと言うのか・・・クソッ、覚えてろ!」

 

五人が気付いて無い内にベールは撤退した。

 

その後試合会場に駆け付けると、最終回の二アウト満塁と言う絶体絶命の状況を迎えていた。

 

マナ「どう!?」

 

六花「最終回、一点差でリードしてる!」

 

ありす「でも、ツーアウト満塁でリードしてる!」

 

美姫「これを迎えなきゃ、負ける。」

 

六花「次のボールで押し出し同点、ヒットが出たら逆転されちゃう!」

 

マナ「頑張って!京田さん!あなたなら絶対出来る!」

 

投げたボールがストライクを取り、スリーアウトで試合が終わり、大貝第一中のソフトボール部は勝利を勝ち取った。

 

マナ「みんな、謝って済む事じゃないけど、本当にゴメンなさい!」

 

試合後にマナが部員達に頭を下げて謝る。

 

京田「もう、会長が来ないだなんて思ってもいませんでしたよ。」

 

マナ「ゴメン・・・。」

 

京田「でも、今度の事で気付く事が出来ました!誰かに頼ってばかりじゃ無く、私達一人一人が自分を信じて力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられるんだって。それを、会長が教えてくれたんです!ありがとうございました!」

 

DB「力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられるか・・・マナの考えは、あの子達全員に受け継がれていたのね。」

 

真琴(私も一緒に戦おう。女王様が見つかるその日まで!)

 

誰かに頼ってばかりじゃなく、一人一人が自分の力を信じて力を合わせる事の大切さを、部員達は教わったのであった。

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