仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
幼い頃から六花は、医者になるのが夢だった。
だが今、学校の掲示板に張られた結果を見てショックを受けていた。
マナ「あ、テストの結果出たんだ!一位は当然、六花で決まりだよねー?」
マナと真琴が六花の元に来る。
六花の名前は、一位から一つ下の二位に書かれていた。
マナ「二位、菱川六花・・・えっ?ええ~っ!?」
マナは叫ぶほど驚いた。
ソルティア
シャルル「何とか言えない光景シャル・・・。」
マナ「六花・・・。」
ありす「今はそっとしておきましょう。」未だに六花は二位をを取ったショックから抜けていなかった。
真琴「そう言えば・・・この不思議な宝石の事だけど、トランプ王国のお城で見た事がある気がする。」
ダビィ「まさか、ロイヤルクリスタル!?」
ありす「それは何ですの?」
ダビィ「王家の者だけが持つ事を許された伝説の宝石だビィ。クリスタルは全部で五個あって、全部揃えると凄い事が起こるって言われてるビィ。」
美姫「何で、そんなクリスタルがバラの中に入ってたの?」
ダビィ「それは分からないビィ。」
マナ「それがそのロイヤルクリスタル・・・」
ダビィ「似てる気がするビィ。」
美姫「じゃあ本物かどうか分からないのね・・・。」
真琴「私も見たのは一度だけだから、確信は持てないわ。」
マナ「それじゃあ仕方ないよね・・・。」
とそこに、誰かのお腹の音が鳴った。
マナ「ゴメン、お腹空いちゃって・・・。」
お腹の音を鳴らしてたのらマナだった。
マナ「あそうだ、夕ご飯みんなも誘ったらってお母さん言ってたの。」
ありす「まぁ嬉しい。」
マナ「六花もどう?」
六花「ゴメン、この後用事あるから。先に失礼するね。」
ラケル「待ってケル~!」
六花は先に帰り、ラケルは六花の元へと向かった。
ありす「心配ですわね。」
美姫「思いつめなきゃいいけどね・・・。」
その後、マナ達はぶたのしっぽ亭に到着した。
マナ「ただいまー!」
?「お帰りなさい。」
マナ「あっ!」
真琴「誰?」
マナ「六花のママ!」
その女性は、六花の母親の亮子だった。
あゆみ「今日はお仕事終わり?」
亮子「いいえ、少し休憩したら着替えを取りに戻って、病院に戻るわ。」
真琴「病院って?」
ありす「六花ちゃんのママは、大きな病院でお医者さんをしてるんです。」
亮子「あら?彼女は新しく入った子?」
美姫「あ、はい。神城美姫って言います。ここで居候兼アルバイトもやってます。」
亮子「あらそうだったの。私は菱川亮子。六花の母親よ。にしても、かみじょうみきって、漢字名ではどう書くの?」
美姫「神様のお城と書いて「神城」、美しき姫と書いて「美姫」です。外見上は10代に見えてるだけの20代です。」
亮子「あらそうなの?外見上は女子高生に見えてるだけの20代の社会人か・・・。若いっていいわね。それに神様のお城に住むような美しきお姫様って感じで、苗字と名前もシャレてるわね。」
美姫「ええ まァ・・・マナ達と一緒に事が終わったらこの町から旅立ちます。」
亮子「そうな・・・ちょっと寂しくなるかもしれないわね。」
あゆみ「悠蔵さんは元気?」
亮子「手紙を読む限りではね。あの人の事だから、心配ないでしょう。」
亮子「それより今は、六花の方が・・・」
マナ「六花に何があったんですか!?」
マナが亮子に詰め寄せる。
美姫「マナ落ち着いて。亮子さん驚いてるでしょ?」
マナ「あ、ゴメンなさい・・・。」
亮子「あ、いや、まあ、大した事じゃないんだけど・・・突然部屋から大きな声や物音が聞こえたり、呪文みたいな寝言を呟いたり・・・ちょっと様子が変なのよね。」
翌日の放課後、その日も六花は先に帰った。
マナ「六花、一体どうしちゃったんだろ・・・?」
真琴「テストで一番になれないのって、そんなに大変な事なの?」
マナ「六花の場合は特別なんだよ。六花の夢は、ママと同じ立派なお医者さんになる事。そのためには、学校で一番になれるぐらいに良くないといけないの。成績が落ちるのは一大事なんだよ。」
真琴「そうなんだ。」
マナ「六花ママも心配してるし、何か原因があるのかな・・・?」
ダビィ「それはアレに違いないビィ!」
マナ・真琴「 「アレ?」 」真琴のカバンからダビィが出て来る。
シャルル「ズバリ・・・」
マナ・真琴「 「ズバリ?」 」
今度はシャルルがマナのカバンから出て来る。
シャルル「六花はグレちゃったシャル!」
マナ「ええっ!?」
シャルル「テレビで見たシャル!」
ダビィ「年頃の子は、ちょっとしたきっかけで悪い子になっちゃうんだビィ!」
マナ「まさか~。」
ランス「大変でランス~!」
ランスが慌てながら駆け付け、マナの顔にぶつかる。
ランス「さっき六花が大きな建物に入ったのを見たでランス~!そこで何か、バシーン、バシーンって思いっきり叩いてる音がするでランス~!」
ダビィ「まさか・・・ケンカ!?」
シャルル「やっぱりグレたシャル~!」
マナ「嘘でしょ!?」
ランス「この建物でランス~!」
その建物-公民館の前でありすが待っていた。
マナ「早まらないで六花!」
中に入って言われた場所のふすまを開けて叫んだ。
六花「えっ?」
そこではケンカではなく、競技カルタをしている者達がいた。
マナ「あれ・・・?」、
六花「あなた達・・・」
マナ「競技カルタ?」
真琴「何それ?」
マナ「百人一首って言う、有名な唄が書かれた札を取り合う遊びだよ。」
ラケル「遊びじゃないケル!」
マナ「ご、ゴメン・・・。」
ラケル「競技カルタはれっきとしたスポーツケル。」
マナ「じゃあ、部屋で大声出してたのは・・・」
六花「ラケルと一緒に練習してたの。」
真琴「誰がグレたのよ。」
シャルルとダビィは目を逸らしながら口笛を吹いていた。
ありす「でも、カルタを始めていたなんて知りませんでしたわ。」
六花「きっかけは、百人一首の本だったわ。勉強のつもりだったのに、切ない恋の歌の数々に胸を締め付けられて、どんどんハマって行ったの。それで調べる内に、競技カルタの存在を知ってね。」
ラケル「気が付いたら入門してたケル。」
ありす「六花ちゃんらしいですけど、それで勉強が疎かになったのでは?」
六花「ありすの言う通りよ。医者になる夢を叶えるためには、他の事にうつつを抜かしてる場合じゃ無い・・・」
マナ「六花・・・」
六花「そう思ってたのに、楽しくて止められなかったの~!」マナをゆさぎながら叫ぶ。でも、もう辞めるつもり。私にとっては、ママとの約束が一番だもの。一週間後に行われるクイーンとの手合わせ会。そこで自分の実力を試して、終わりにするわ!」
ママの後ろに張られていたクイーンとの手合わせ会のポスターを指差して言う。
真琴「六花、クイーンって・・・」
六花「日本一カルタが強い女の子よ。」
真琴「王女様もカルタが好きで、よく遊ばれていたわ。何か手がかりが得られるかも。」
ありす「トランプ王国なのに、カルタまでたしなわれてたんですね・・・。」
マナ「分かった、一週間後だね?それまでの間、六花がカルタと勉強を両立出来るように、協力するよ!」
マナ「もちろん、お姉ちゃんにも言っておかなきゃね。」
六花「みんな・・・!」
そして手合わせの一週間、六花のサポートをする事となった。
四葉家 大広間
セバスチャン「競技カルタに大切な事は、暗記・技術・体力です。早速一週間の特訓メニューを組んでみました。試合のルールは簡単。お互いの陣地に二十五枚ずつ札を並べ、自陣の札をゼロにした方が勝ちでございます。それでは十五分、札の配置を暗記して下さい。」
マナ「そんなに短いの!?」
六花「覚えたわ。」
マナ「もう!?」
それからは体力作りのためにランニング、筋トレ、勉強と行われたのだった。
ボウリング場
レジーナ「肩揉んで。」
ベール「はいはい。」
ベールがレジーナに言われた通り肩を揉む。
レジーナ「メロンジュースはまだ?」
マーモ「自分でやりなさいよ。」
ベール「どうぞ、レジーナ様。」
マーモ「アンタも取り入ってんじゃないわよ!ったく、キングジコチュー様の娘が来るなんて聞いて無いわよ!」
レジーナ「ねえ、シュークリーム買って来て。」
マーモ「はぁ!?」
レジーナ「そんな事言ってると、パパに言いつけちゃうわよ?」
マーモ「イーラ!荷物持ちなさいよ!」
だが返事は帰って来なかった。
マーモ「どこ行った!」
そして手合わせ会当日となった。
六花「ありがとう。みんなのおかげで、前よ。上達した気がする。」
アイちゃん「きゅぴ~!」
マナ「頑張って、だって。」
クイーン「こんにちは、皆さんわ、」
そして皆の前に、クイーンが現れた。
真琴「あの人が・・・」
六花「ええ、クイーンよ。」
手合わせ始まり、クイーンは圧倒的の強さを見せて全勝した。
公民館 ロビー
マナ「凄い迫力だったよ!」
ありす「まさにスポーツですわね。」
美姫「競技カルタってあんなに凄かったんだ。」
六花「速いだけじゃない。札の配置にペースの作り方、レベルが違い過ぎる・・・!私なんかじゃ、到底敵わないわ・・・!」
マナ「六花・・・」
真琴「あの人・・・」
ありす「どうしたんですか?」
真琴「やっぱり、何かを感じる。」
サインを断ったクイーンがため息を吐いてから歌を呟いた。
クイーン「みんなが私を称え、尊敬の眼差しを送る。ああ、それなのにどうして・・・クイーンの私にふさわしいキングが現れないの・・・!?世の中の男がふがいないせいで、私はいつまで経っても恋が出来ないのよ!」
叫びと同時に、クイーンのプシュケーが黒く染まり出す。
クイーン「って、高飛車にハードル上げてるからいけないのよね。」
イーラ「いいじゃん、高飛車でも。お前の望み、叶えてやるよ。」
指を鳴らすと同時にプシュケーが真っ黒に染まり、取り出された。
イーラ「お前の闇を我に捧げよ!」
プシュケーに闇を加えて圧縮し、自らの口にプシュケーを放り込んだ。
イーラとカルタと一体化したビーストモードとなった。
イーラ「今日は本気出しちゃおうかな。」
マナ「あれは・・・!」
マーモ「みんな、行くよ!」
美姫「変身!」
マナ・六花・ありす・真琴「 「 「 「プリキュア!ラブリンク!」 」 」 」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
ハート「みなぎる愛!キュアハート!」
ダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!」
ロゼッタ「ひだまりポカポカ!キュアロゼッタ!」
ソード「勇気の刃!キュアソード!」
ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード「 「 「 「響け!愛の鼓動!ドキドキプリキュア!」 」 」 」
ハート「愛を無くした悲しいカルタさん!このキュアハートが、あなたのドキドキ、取り戻して見せる!」
イーラ「出たな!」
ジコチュー「私に挑むと言うの?生意気な子達!」
イーラ「な!?」
ジコチュー「いいでしょう!ならカルタで勝負よ!」
ハート「ええっ?」
イーラ「お前何勝手な事を!」
ジコチュー「おいでなさい!我がカルタ達よ!」
イーラ「って聞けよ!」
叫びと同時に周りからカルタの札が出て来た。
ジコチュー「いざ、勝負!」
ハート「カルタするの!?」
ネオディケイド「随分変わったジコチューだな・・・。それに生意気の意味を分かって言ってるのか?」
ハート「生意気の意味・・・?」
ダイヤモンド「生意気の意味・・・」
ロゼッタ「生意気の意味・・・ですか。」
イーラ「生意気の意味だって・・・!?」
『よもすがら---』
ジコチュー「見つけた!」
イーラビーストが弾き飛ばした札がハートに命中し、壁に叩きつけた。
ネオディケイド「見つけた札をこっちに弾き飛ばして攻撃するって事か・・・!」
ダイヤモンド「先に札を取らないと!」
『あきのたに---』
ダイヤモンド「これは、我が衣手は露に濡れつつよ!」
ソード「これね!」
ソードが札に乗ると同時にブザー音が鳴り、赤くなった。
ジコチュー「残念。それは『わがみよみふるながめせしまに』よ。お手付き!一枚あげる!」
今度はソードに札を投げつけた。
『きみがため---』
ロゼッタ「これは知ってますわ!」
ロゼッタが札を取ろうとするが、イーラビーストが両手で塞いで吹き飛ばした。
ロゼッタ「ずるいですわ!」
ジコチュー「これは囲いって言って、立派なテクニックよ。」
プロと素人では勝負の差が出て、全員がイーラビーストが投げつけた札でダメージを受けてしまい、押されて行った。
イーラ「活躍しすぎだぞお前・・・まあでも、あのディケイドも押してるってのは認めるしかねえけどな。」
ネオディケイドもなすすべ無く、札を受けて何度も吹き飛ばされた。
ソード「とても歯が立たない・・・!」
ネオディケイド「策はないのか・・・!」
ダイヤモンド(相手はクイーン・・・私に勝てるワケが・・・!)
ハート「大丈夫だよ。」
ダイヤモンド「えっ?」
ロゼッタ「そうですわ。頑張って練習したんですもの。」
ソード「私達が応援するから。」
ネオディケイド「相手が何だろうと、負けない闘志さえあれば負ける確率はゼロじゃない。」
ダイヤモンド「みんな・・・」
ハート「キュアダイヤモンド、あなたの努力の成果を見せてよ!」
ダイヤモンド「分かった!」
ハートの差し伸べた手を掴んだダイヤモンドが立ち上げる。
『はなのよの---』
ダイヤモンド「これは、さっきのお手付きしたやつ!」
ジコチュー「させるか!」
イーラビーストが突進して阻止しようとしたが、かわされて自分から壁に叩きつけた。
同時に札に向かって跳び、ダイヤモンドが取った。
ジコチュー「そんな馬鹿な!」
ダイヤモンド「取ったー!」
今度はダイヤモンドが札をイーラビーストに弾き飛ばした。
イーラ「痛ってー!」
ダイヤモンド「キュアハート!ディケイド!」
ネオディケイド「今ので隙が出来たぞ!」
ファイナルアタックライドカードをバックルに入れる。
ハート「ラブハートアロー!」
ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ディ ディ ディ ディケイド」
ネオディケイド「はあーっ!」
ハート「プリキュア!ハートシュート!」
ネオディケイドがディメンションブラスト、ハートがハートシュートを放つ。
ディメンションブラストとハートシュートが一つとなり、命中したイーラビーストは消滅した。
イーラ「クッソ!今日は散々だ!」
壁にぶつかったイーラが引き上げた。
プシュケーが持ち主に戻ると同時に、周りが元に戻った。
ネオディケイド「随分と厄介な特性の敵だったな・・・。」
その後、六花とクイーンの手合わせが終わり、結果は六花の負けだった。
クイーン「久しぶりに楽しい試合だったわ。でも、私に勝つのはまだまだね。これ、あげるわ。お気に入りの札よ。これで練習なさい。」
クイーンがカルタを六花に差し出す。
六花「ありがとうございます!」
クイーン「それじゃ。」
マナ「強かったね、クイーン。」
ありす「でも、大善戦でしたわ!」
アイちゃんがカルタに触れた途端、カルタが光り出した。
六花「カルタが!?」
美姫「光った・・・!?」
六花「ロイヤルクリスタル?」
光が消えると、カルタの上には青いロイヤルクリスタルがあった。
そして真琴が持っていた黄色いクリスタルと反応し、二つのロイヤルクリスタルが光り輝いた。
亮子「惜しかったわね。」
六花「え!?ママ!?何でここに!?」
六花がみんなの前に現れる。
亮子「親の目を誤魔化せると思ったら大間違いよ。」
マナ「違うんです!六花ら悪気があったんじゃなくて・・・!これには深いワケが・・・」
六花「黙っててゴメンなさい。でも、もう大丈夫。また勉強して、お医者さんになれるように頑張るから!」
亮子「全くこの子は・・・」
六花「ゴメンなさい・・・。」
六花がそう言ってからすぐに、亮子は六花を抱き締めた。
亮子「別に怒ってなんかいないわよ。楽しい事が見つかって、良かったね。」
六花「ママ・・・?」
亮子「あなたは子供なんだから、もっと自由にしていいの。カルタが好きなら続ければいい。他にやりたい事が見つかったら、全力でやってみればいい。あなたなら、何だって出来るでしょ?」
悠蔵「そうそう。たくさん夢を持つ事はいい事だ。医者じゃ無くて、写真家を目指せばいい。」
写真家で六花の父親の悠蔵が現れる。
六花「パパ!」
悠蔵「ただいま。おや?見慣れない美しいお嬢さんがいるね。」
亮子「彼女は神城美姫さんって言って、マナちゃんの所の洋食屋で居候しながら働いているの。これでも外見上は10代の女子高生に見えてるけど、20代の社会人だそうよ。若いっていいわね。」
美姫「亮子さんも充分美しいと思います。」
亮子「あらそう?」
悠蔵「そうだったのか。みきさんだね。僕は菱川悠蔵。六花の父親で写真家なんだ。」
美姫「写真家って事は、他にも色んな写真のアルバムとかありますか?」
悠蔵「ああ、近々その記録も見せるさ。」
美姫「ええ。」
悠蔵「おや、みきさんもカメラを持っているって事は写真家なのかな?」
美姫「いえ、私は記録として撮ってるだけです。」
悠蔵「そうなのか、ところで、質問があるんだけどいいかな?」
美姫「何ですか?」
悠蔵「かみじょうみきっていうのは、苗字と名前は漢字名ではどう書くんだい?」
美姫「神様のお城と書いて「神城」、美しき姫と書いて「美姫」です。」
悠蔵「そうか。神様のお城に住む美しきお姫様のようで、シャレた苗字と名前だね。とても美しい・・・」
美姫「ありがとうございます!」
悠蔵「記念に数枚撮ってもいいかな?一枚くらいは私と一緒に。」
美姫「はい!」
六花「パパ・・・。」
亮子「あなた・・・美姫さんが美しいからって。」
悠蔵「いいじゃないか。こんな機会なかなかないんだ!女子高生のように見えるのに、礼儀正しいのは中身が20代の社会人だからか。」
美姫「でも、マナ達と共に事が済んだら私はこの町から旅立ちます。」
悠蔵「そ、そうなのか・・・。」
亮子「パパったら、昨日いきなり帰るって言って連絡して来たのよ。ここまで自由なのも、困るものね。」
悠蔵「まあいいじゃないか。お土産たくさんあるしな。」
六花「ちょっとパパ!」
悠蔵が六花の手を握る。
亮子「あたしも。」
六花「ママも!?」
亮子も亮子の手を握る。
家族三人で帰る六花の笑顔は、すっきり晴れやかなのだった。
真琴「美姫さん。」
美姫「うん、分かってる。いい笑顔。当然シャッターチャンスを逃す訳無いよ。」
気付かれないように六花、亮子、悠蔵をトイカメラで撮影していた。