仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第221話「宿命の対決! エースVSレジーナ!」

ジョー岡田「えっ?僕の偽物が現れたのかい?」

 

以前ベールが偽物になっていた事があってか、マナ達はジョーをじーっと見ていた。

 

美姫「そうみたいです。その時、私はバイト中だったのでいなかったんですけど。」

 

ジョー岡田「そうか、それは大変だったね。」

 

六花「それだけじゃありません!」

 

シャルル「ジャナサンが留守の間にこっちは大変だったシャルよ!」

 

ダビィ「マジカルラブリーパッドを手に入れたり!」

 

ラケル「アイちゃんがイヤイヤ期を乗り越えたり!」

 

ランス「そもそもプリキュアが一人増えた事も知らないでランスよ~!」

 

美姫「それって大変な事?まあとにかく、あなたが居ない間に色々とあったんですよ。」

 

ジョー岡田「初めまして、キュアエース。君の事はアンから聞いているよ。」

 

そう言うと、亜久里の手のひらに口付けした。

 

亜久里「アン王女から・・・?」

 

真琴「どう言う事?」

 

ジョー岡田「ご覧の通り、アンはまだ目覚めていない。けれど、僕もただ無駄に時を過ごしていた訳じゃない。」

 

見た事無いキュアラビーズをテーブルの上に置いた。

 

マナ「これは・・・」

 

ジョー「三種の神器の一つ、エターナルゴールデンクラウンさ。」

 

一同『ええ~っ!?』

 

亜久里「一体どこでこれを?」

 

ジョー岡田「あれは、マナちゃん達と別れたすぐ後の事さ。」

 

ジョー岡田はアイちゃんが亜久里の元へ旅立った事、アンからエターナルゴールデンクラウンを探して欲しいと聞いて探しに行っていた事を話した。

 

ジョー岡田「そうして僕は、アンの言葉に従い、この神器を手に入れてたんだ。」

 

マナ「なるほど。」

 

シャルル「さっそく使ってみるシャル!」

 

マナ「オッケー!」

 

ラビーズをセットして円を刻むと同時に、アイちゃんの力も加わって、エターナルゴールデンクラウンが出て来た。

 

マナ「おお~っ!」

 

真琴「これが・・・!」

 

六花「三種の神器の最後の一つ!」

 

亜久里「この世の全ての知識が詰め込まれていると言われている、エターナルゴールデンクラウン!」

 

ジョー岡田「黄金の冠は、資格を持つ者にのみ知識を分け与えると言われている。君達なら、この冠をつかいこなせるかもしれないって思ったんだ。それで―――」

 

マナ「何も起きないけど?」

 

六花「いきなり被ってるし!」

 

美姫「流石はマナ。考える前に行動ね。マナが被るも、何も起きなかった。

 

亜久里「いけません!それは一万年前の物ですよ!もう少し丁重に扱って下さい!」

 

亜久里が取り上げたその時、エターナルゴールデンクラウンが光り出した。

 

美姫「光った?」

 

クラウンは亜久里がこれまで見てきたトランプ王国やアン王女の戦いの記憶を次々に蘇らせた。

 

マナ「亜久里ちゃん!」

 

亜久里はその衝撃のあまり、気絶してしまった。

 

次に亜久里が目を覚ますと、そこは自分の部屋だった。

 

茉里「気が付きましたか?」 

 

亜久里「おばあ様・・・。」

 

茉里「マナちゃん達が、あなたを運んで来てくれたのよ。」

 

亜久里「そうですか・・・。」

 

起き上がる亜久里。

 

亜久里「おばあ様・・・わたくしはどうしたら良いのでしょうか・・・。わたくしは全てを知りました。自分が何者だったのか、どのような運命を課せられて生きて来たのか。それはとても悲しく、重い運命です・・・。あまりにも重くて、踏み潰されてしまいそうです・・・。」

 

亜久里の目に涙が溜まる。

 

亜久里「わたくしは・・・わたくしは・・・!」

 

茉里が亜久里を優しく抱き締める。

 

茉里「どれ程辛いものであっても、人は運命に背く事は出来ないのです。ただ、受け身で押し潰されるのか、自ら立ち向かって未来を切り開くのか、それはあなた次第。何を成すべきなのか、本当は分かっているのでしょう?」

 

亜久里「ありがとう、おばあ様。もう迷いません。」

 

亜久里はもう迷わないと決心した。

 

その夜。ソリティア

 

ジョーがトランプを投げると、真琴がこれを片手でキャッチした。

 

ジョー「やあ。君も呼ばれたんだね。」

 

亜久里「お揃いですわね。」

 

真琴「何でアイちゃんまで?」

 

今度は亜久里が入って来た。

 

三人をソリティアに呼んだのは、亜久里だった。

 

ジョー「何だい?大切な話って。」

 

亜久里「これです。」

 

そう言うと亜久里は、アンが入っていたクリスタルを自身の力で粉々にした。

 

真琴「王女様!」

 

ジョー岡田「何をするんだ!」

 

亜久里「今まで見ていたのは幻。これは、ジコチューを欺き、時間を作るために王女が用意した影なのです。ゴールデンクラウンは、わたくしに全てを教えてくれました。お話しましょう。隠された王国の真実を。」

 

亜久里は四人に真実を全て伝えた。

 

真琴「そんな・・・そんな事って・・・!信じられない・・・!」

 

驚きの余り、真琴は持っていたコーヒーカップを落としてしまう。

 

ジョー岡田「しかし、君の話が本当なら、どうやら、これまでにバラバラだったピースが全て収まる・・・!」

 

亜久里「キュアソード、ダビィ、ジョナサン、これまで王女のために頑張ってくれてありがとう。心からお礼を言います。わたくしはこれから、レジーナと決着をつけるためにトランプ王国へ参ります。そこであなた達にも、戦いの行く未を見届けて欲しいのです。」

 

ダビィ「決着って・・・!」

 

真琴「待って!どうしてマナと美姫さんに打ち明けないの!?マナと美姫さんに話せばきっと―――!」

 

亜久里「それは出来ません!」

 

真琴「亜久里ちゃん!」

 

亜久里「マナならきっと、戦わずに済む方法を探すハズです。わたくしとレジーナのどちらかが倒れても、彼女には耐えがたいでしょうから。姉様もきっとわたくしとレジーナの戦いを止めるでしょう。ですが、この戦いはわたくし達に課せられた運命。避けて通る訳には行かないのです。無理にとは言いません。納得出来ないのであれば、どうぞお帰り下さい。」

 

ジョー「行くよ。君はどうする?」

 

ジョーが立ち上がる。

 

次の日。

 

マナ「遅いね・・・。」

 

六花「どうしたんだろ二人とも?」

 

ぶたのしっぽの前で、真琴と亜久里が来るのをマナ達は待っていた。

 

美姫「あの二人が遅刻だなんて珍しいじゃない。」

 

ありす「おせちの材料の買い出しまでには、きっといらっしゃいますわ。」

 

三人が待っていたのは、おせちの材料の買い出しに行くためだった。

 

シャルル「大変シャル!」

 

ラケル「アイちゃんも居ないシャル!」

 

エル「あの!」

 

マナ「エルちゃん!」

 

エル「亜久里ちゃんはいますか!?」

 

六花「何かあったの?」

 

エル「昨日、亜久里ちゃんが家に来てこれを・・・。」

 

亜久里が描いた自分の似顔絵を見せる。

 

エル「亜久里ちゃん、何だかいつもと違ってて・・・。そう思ったら、もう二度と会えないような・・・そんな気がして来て・・・。それで、亜久里ちゃんの家に行ってみたんですけど、いないんです・・・!」

 

美姫「嫌な予感がする。」

 

マナ「うん!亜久里ちゃん達を探そう!」

 

トランプ王国

 

レジーナ「おかわり!」

 

ベール「はいはい!」

 

ベールが巨大パフェの容器を運ぶ。

 

マーモ「ご機嫌ナナメみたいね。」

 

レジーナ(マナ・・・美姫・・・アタシの気持ちも知らないで・・・)

 

不機嫌そうにメロンソーダをストローで飲む。

 

ベール「まあ何はともあれ、キングジコチュー様は間もなく完全復活。そうすれば―――」

 

レジーナ「うるさいわね!アンタに何が分かるって言うの!」

 

巨大パフェのおかわりを傍に置く。

 

ベール「おお怖っ。」

 

その時、謎の揺れと光が生じた。

 

その光が消えると、レジーナ達の前に真琴、亜久里、ジョナサンが現れた。

 

ベール「お前達!どうしてここに!?」

 

亜久里「あなたと決着をつける事が、わたくしの運命だからですわ。レジーナ。」

 

イーラ「フン、何をバカな事を。」

 

亜久里が持っていたエターナルゴールデンクラウンを見せる。

 

マーモ「・・・!それは・・・!」

 

ベール「まさか・・・エターナルゴールデンクラウン・・・!」

 

亜久里「その通りです。わたくしのゴールデンクラウンとあなたが持つドラコングレイブを賭けて、一騎打ちを申し込みます!」

 

レジーナ「あははははっ!」

 

一瞬睨んだが、すぐに笑った。

 

レジーナ「面白いじゃない!あなたの事は前からコテンパンにしてあげようと思ってたの。」

 

レジーナ「その勝負、受けてあげるわ。」

 

亜久里「アイちゃん、行きますわよ。」

 

アイちゃん「きゅぴ!」

 

亜久里「プリキュア!ドレスアップ!」

 

真琴「プリキュア!ラブリンク!」

 

エース「愛の切り札!キュアエース!」

 

真琴「勇気の刃!キュアソード!」

 

ソード「あなた達に邪魔はさせないわ!」

 

ジョー岡田「大人しく見ていて貰おうか!」

 

マーモ「何よ偉そうに!」ソードとジョナサンがイーラとマーモの前に出て道を塞ぐ。

 

レジーナ「キュアエースはアタシの獲物よ!アンタ達はそこで見てなさい。」

 

エース「行きます!」エースとレジーナによる一騎打ちが始まった。

 

激しい戦闘が繰り広げられ、その余波で建物が崩れ落ちる。

 

ベール「さて、レジーナ様のお手並み拝見と行こうか。」

 

レジーナ「なーに?逃げてばっかじゃ決着なんかつかないわよ!」レジーナがミラクルドラゴングレイブからエネルギー刃を放つが、エースは逃げながらこれをかわす。

 

逃げた先の建物が崩れ落ち、エースが落下して行く。

 

レジーナ「意外とあっけないのね!」

 

エース「あなた、深追いし過ぎですわ。」

 

追撃を仕掛けるが、エースはミラクルドラゴングレイブを両腕で捉えた。

 

エース「この!離してよ!」

 

縦に振り回して両腕を放され、強烈な一撃を叩き込むが、レジーナに命中しておらず、そのレジーナは上空でエネルギーを溜めていた。

 

エース「行っちゃえ!ドラゴングレイブ!」

 

エネルギー波を放つが、エースはかわす。

 

マーモ「もう!こっちに倒さないでよ!」

 

そのエネルギー波によって、また建物が崩れ落ちた。

 

ジョー「目を逸らしてはダメだ!」

 

ソード「でも・・・!」

 

建物を自力で登るジョーがソードに向けて叫ぶ。

 

ジョー「これは、彼女が選んだ運命なんだ!最後に勝つのはレジーナなのか、キュアエースなのか、僕達はそれを見届けなければならないんだ!」

 

そう言うと同時に手を滑られて落ちるが、ソードに救われた。

 

ソード「分かってる!分かってるけど・・・!これが、本当に避けられない運命だとしたら・・・!悲し過ぎる・・・!」

 

一方、ソリティアにマナ達が到着した。  

 

マナ「亜久里ちゃん!」

 

ありす「二人はここに来ていたんですわ!」

 

ラケル「ジョナサンもいないケル!」

 

イスの上に三人のコートが置いてあったのを見つける。

 

六花「王女様はどうなったの・・・?」

 

シャルル「一体何が起こってるシャル!?」

 

六花「スペードのカード?」

 

クリスタルの残骸に刺さってたスペードのAのカードを見つける。

 

六花「これって、アン王女が入ってたクリスタル?」

 

美姫「どうして粉々に・・・」

 

その時、ラブリーパッドが突如マナ達の前に出た。

 

ランス「何事でランス~?」

 

エース「ラブキッスルージュ!」

 

ドラゴンのエネルギー波をラブキッスルージュで上から急降下して突き、これを消滅された。

 

レジーナ「やるじゃない。」

 

エース「当然ですわ。」

 

イーラ「でもよー、勝ちは見えてんだろ?もうすぐ五分経つぞ。」

 

マーモ「そうしたらもうプリキュアじゃいられなくなるわ。」

 

エース「甘いですわね。わたくしにはもはや時間の制限などありませんりゴールデンクラウンの知恵を得て、真のエースに目覚めたのです。」

 

勝利が見えたと思ったその時、エースが高速でレジーナの前まで飛んでそう言った。

 

ゴールデンクラウンの真の力を得たキュアエースは五分と言う時間制限が無くなり、いつまでと変身したままでいられるようになった。

 

レジーナ「何それ!?ズルい!」

 

エース「エースミラーフラッシュ!」

 

エースミラーフラッシュを放って目くらましし、蹴りを叩き込んで落下させる。

 

エース「これで決めます!ときめきなさい!エースショット!ばきゅ~ん!」

 

エースショットを放つ。

 

レジーナ「バカにしないでよね!」

 

負けじとレジーナも龍の形をしたエネルギー波を放った。

 

二つのエネルギーがぶつかって相殺され、大爆発が起きた。

 

そして爆発が収まると、エースとレジーナは倒れていた。

 

ソード「本当に・・・ここまでやり合わなきゃいけないの・・・?」(どうすればいいの・・・?二人が傷つけ会うのを、私達は見ている事しか出来ないの・・・?)

 

ベール(神器を持つ者同士が本気でぶつかれば当然ただでは済まない。二人が弱った所で全ての神器を奪い取れば、俺様はナンバーワンだ。)

 

ベールが指を鳴らすと、海からイカジコチューがエースを囲むようにして三体現れた。

 

更にレジーナの方にはゴリラジコチューが現れた。

 

ベール「行けジコチュー達!キュアエースを倒すのだ!」

 

ベール(レジーナもろともな。)

 

イーラ「アイツ・・・!」

 

マーモ「抜け駆けするつもり!?」

 

ソード「エース!レジーナ!」

 

ソードが助けに向かおうとするが、クモジコチューの糸によって身動きが取れなくなった。

 

ソード「手出しはしない約束よ!」

 

ベール「そんな約束、した覚えは無いな。」

 

ソード(どちらかが正しいだなんて私には分からない!けれど、私は・・・!亜久里ちゃんもレジーナも、どっちも失いたくない!)

 

ソード「マナーーーディケイドーーー!!」

 

ソードがマナとネオディケイドの名前を叫んだその時、上空から放たれた光がジコチューを吹き飛ばした。

 

ベール「何っ!?」

 

そこに現れたのは、ハート、ダイヤモンド、ロゼッタ、ネオディケイドの四人だった。

 

ソード「みんな!」ソードがダイヤモンドとロゼッタに抱きつく。

 

エース「あなた達・・・。」

 

ハート「今はジコチューを何とかするのが先だよ、エース。」

 

ネオディケイド「ハートの言う通りジコチューを何とかしないとな。」

 

エース「分かりました。」ハートが差し出した手を掴み、立ち上がる。

 

ベール「行け!ジコチュー!」

 

ネオディケイドはケータッチをなぞり、装着する。

 

ネオディケイドはコンプリートフォームへ強化変身。

 

そして、ケータッチの部分を押す。

 

ケータッチ「ファイズ カメンライド ブラスター」

 

左横にファイズ ブラスターフォームが出現。

 

バックル「ファイナルアタックライド・ファ ファ ファ ファイズ!』

 

ゴリラジコチューに向かって、ライドブッカー ソードモードとシンクロしつつのフォトンバスターを放つ。

 

フォトンバスターが命中したゴリラジコチューは爆発した。

 

ケータッチ「カブト カメンライド ハイパー」

 

左横にカブト ハイパーフォーム出現。

 

カブト ハイパーフォームは右手にパーフェクトゼクターガンモードを装備した。

 

バックル「ファイナルアタックライド カ カ カ カブト」

 

ライドブッカー ソードモードとシンクロし、巨大な竜巻状のエネルギーを射出し、イカジコチューに命中した。

 

ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース「「「「「プリキュア!ロイヤルラブリーストレートフラッシュ!」」」」

 

ハートがマジカルラブリーハープの弦を爪弾くと、空中で組み立てた陣形の中央から、ロイヤルラブリーストレートフラッシュを放たれた。

 

星屑のように拡散して降り注ぎ、舞い上がる金色の羽根の中でクモジコチューは浄化された。

 

エースがラブキッスルージュをレジーナに向けるが、ハートとネオディケイド コンプリートフォームが庇うようにして前に出ていた。

 

エース「どいて下さい!」

 

ハート「嫌だよ!何で二人がそうまでして戦わなきゃならないの!?」

 

ネオディケイド コンプリートフォーム「理由位、教えてくれたっていいだろ?」

 

エース「これが、わたくし達の運命だからです!」

 

レジーナ「何なのよさっきから運命って。」

 

ネオディケイド コンプリートフォーム「エース、一体どう言う事なのか、説明してくれないか。」

 

エース「分かりました。ここまで来てしまった以上、話さない訳には参りませんね。わたくしと彼女は、決して相容れる事の出来ない関係。元は一つの命、アン王女から生まれた光と影なのです。」

 

ネオディケイド コンプリートフォーム「一つの存在から・・・二つの存在が生まれた!?」

 

ハート「王女様の・・・」

 

レジーナ「光と影・・・」

 

エースは自分とレジーナはアン王女から生まれた光と影、元は一つの命である事を告げたのだった。

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