仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

222 / 579
第222話「エースとレジーナ! 誕生の真実!」

ハート「レジーナとキュアエースが・・・光と影・・・!?」

 

ダイヤモンド「王女様から生まれたって・・・」

 

ロゼッタ「どう言う事ですの・・・?」

 

レジーナ「あははははっ!そうやってアタシを惑わそうとしても無駄よ。アタシはね、あなたを見てると、胸がムカムカするんだから!」

 

笑ってから立ち上がり、エースを指差してレジーナが叫ぶ。

 

エース「それは、あなた自身を見てるからです。」

 

レジーナ「アタシ自身?」

 

エース「あなたは真実を知る勇気があるのなら、お見せしましょう。わたくし達の運命を!」

 

持っていたラビーズがエターナルゴールデンクラウンへと変わった。

 

エース「さあ。」

 

レジーナ「み、見ればいいんでしょ!さっさとよこしなさい!」

 

エターナルゴールデンクラウンを奪うようにして取ったその時、レジーナの全身が光に包まれた。

 

ハート「レジーナ!」

 

ダイヤモンド「どうしたの!?」

 

エース「彼女は今、ゴールデンクラウンに刻まれた王国の記憶を見ています。」

 

ダイヤモンド「王国の記憶・・・?」

 

ロゼッタ「そこにあるのですね。お二人の真実が。」

 

ハート「キュアエース、あたし達にも見せて!」

 

ソード「私からもお願いするわ。」

 

ネオディケイド コンプリートフォーム「俺にも見せてくれ。」

 

エース「分かりました。目を瞑って、わたくしと心を重ねて下さい。」

 

互いに手を掴み、目を瞑る。

 

エース「行きます。」

 

エースがエターナルゴールデンクラウンを掴むと、ハート達もレジーナ同様光に包まれ、近付いたアイちゃんも姿を消した。

 

マナ「ここは・・・」

 

亜久里「平和だった頃のトランプ王国です。」

 

ランス「あれは・・・」

 

ダビィ「トランプ王国の国王様だビィ!」

 

ラケル「と言う事は、王さまに抱かれているのは・・・」 

 

美姫「アン王女。」

 

亜久里「はい。アン王女です。」

 

真琴「王女様・・・。」

 

亜久里「アン王女はこの世に生を受けた時、同時に母を失いました。」

 

国王『我が娘、マリー・アンジュよ、お前は母の分まで生きるのだ。人々に夢や希望を与えるこの太陽の如く、光に輝くのだ。』

 

夜明けと共に現れた太陽に重なるようにアンを持ち上げて言った。

 

亜久里「アン王女は国王様の深い愛に包まれ、すくすくと育ちました。」

 

国王『アン、また腕を上げたな。』

 

アン『まだまだですわ。お父様。』

 

剣術の練習をしていたアンの元に国王が現れる。

 

国王『だがそろそろ、レディとしての見習い事も力を入れて貰わんとな。』

 

アン『あらお父様、剣術も立派なレディのたしなみでしてよ。』

 

亜久里「幸せな時間が過ぎて行きました。しかし、アン王女は突然謎の病に倒れたのです。」

 

国王『何とかならんのか!』

 

医者『我々の医学ではこれが限界です・・・。』

 

国王『ではこのまま、アンの命の炎が消えるのを黙って見ておれと言うのか!神よ・・・!あなたは妻だけでは飽き足らず、娘まで奪おうと言うのか!そんな事はさせぬ・・・!』

 

医者『一つだけ方法があります。』

 

国王『何っ?』

 

医者『エターナルゴールデンクラウンです。あらゆる知識ぐ詰まれた黄金の冠、その力を借りれば・・・』

 

国王『分かっておる。しかし・・・あの黄金の冠には、伝説の戦士プリキュアが打ち倒した闇が封じられている。』

 

国王『もしそれを使えば、闇を解き放ってしまう事になる・・・!』

 

医者『恐れながら国王様、このままでは王女様は・・・!』

 

国王『これを使えば、アンは助かる。しかし、この世に再び闇が時放たれたら、民はどうなる・・・!トランプ王国で平和に暮らしていたみんなは・・・!だが・・・だが他にアンを救う方法は無いのだ・・・!闇と手を握って助かっても、アンは喜ばない!だがこのままでは・・・!どうすれば良いのだ・・・!?私は・・・私は・・・!』

 

国王のプシュケーがジャネジーで完全に黒く染まった。

 

国王『そうだ・・・アンが死んでしまえばもはや世界が終わったも当然。アンさえ助かれば、世界がどうなっても構わない!』

 

剣の一振りで封印を破壊し、エターナルゴールデンクラウンを掴んで知識を得て、上へと戻った。

 

だが封印が解かれた事で、闇が解き放たれたのだった。

 

あまりのショックに、真琴が泣き出した。

 

マナ「泣かないでまこぴー。大切な家族と世界を天秤にかけろって言われたら、誰だって迷うよ。」

 

六花「マナの言う通りよ。」

 

ありす「答えの出せない、難しい問題ですね・・・。」

 

美姫「国王は、前者を選んだんだね。奥さんだけじゃ無く、娘まで亡くなったら、あの人は生きる事に耐えきれなかっただろうから。」

 

亜久里「ゴールデンクラウンから得た知識で、アン王女の病は治りました。」

 

亜久里「けれど、本当の悲劇はここから始まるのです。」

 

美姫「ジコチューの侵攻。」

 

国王『おお、アン!気が付いたか!』 

 

アン『お父様・・・。』

 

闇『聞こえたぞ・・・闇の鼓動を・・・自分勝手なよこしまな願い。』

 

国王『誰だ!?』

 

闇『最愛の娘を救うために禁忌を犯し、世界を破壊へと導く・・・!これぞまさに究極のジコチュー!貴様こそ、私の器に相応しい!』

 

現れた闇が国王を取り込んだ。

 

アン『お父様!』

 

海へと落ち、死んでしまったかと思ったその時、キングジコチューが現れた。

 

ありす「まさか・・・そんな・・・!」

 

六花「嘘でしょ・・・!?」

 

マナ「国王が・・・」

 

美姫「キングジコチューだったんだ・・・!」

 

亜久里「そうです。国王の魂はジャネジーに支配され、キングジコチューになってしまったのです。」

 

キングジコチューの正体は、ジャネジーに支配されたトランプ王国の国王だった。

 

亜久里「ジコチュー軍団の猛攻で王国を守るプリキュア達も最後の一人、キュアソードを残して倒されてしまいました。」

 

アン『何故です!お父様!どうして愛が溢れるこの国を滅ぼそうとするのです!』

 

キングジコチュー『この世に愛など必要無い。愛などと言う下らんものがあるから苦しむのだ。』

 

アン『そんな事はありません!わたくしの命を救ってくれたのは、お父様の愛です!』

 

キングジコチュー『我が名は・・・キングジコチュー!』

 

亜久里「激闘の末、アン王女はキングジコチューの身体を石化し、鏡の中へと逃れました。しかし・・・」

 

ベール『鬼ごっこは終わりだ。王女様。』

 

ソードを逃がしたアンの前にベールが現れる。

 

ベール『一つ聞くが、何故キングジコチューにトドメを刺さなかった?三種の神器、ミラクルドラゴングレイブの力があれば、完全に消し去る事も出来たハズだ。何故そうしなかった?そうか。お前父親だから消さなかったんだな。自分勝手な奴め!国民を守るべき王族が、国民を犠牲にして憎しみを守るとは。流石親子。揃いも揃って最悪で最高なジコチューだ!』

 

アン『違う!』

 

アンを指差して叫んだ。

 

その時、アンが胸を押さえて苦しみ出した。

 

アン(このままではわたくしもジコチューに・・・!)

 

ベール『楽にしてやろう。』

 

その時アンは、自分のプシュケーを抜いた。

 

ベール『なっ!?』

 

そしてそのプシュケーを二つに割った。

 

ベール『何っ!?』

 

アン『父から受け取った愛、世界中の人々の笑顔を守る愛。ジコチューと愛は表裏一体。そのどちらを選べばいいのか、わたくしには答えを出せません。わたくしはその結論を、世界の行く未を・・・このプシュケーから生まれた二つの存在に託します。』

 

二つのプシュケーを手放す。

 

アン『こんな形で、あなた達に過酷な運命を背負わせてしまった、ふがいないわたくしを許して下さい。』

 

二つのプシュケーが光り、どこかへと飛んで行った。

 

ベール『バカな・・・!』

 

シャルル「あれは・・・!」

 

亜久里「二つの分かれた王女のプシュケーです。その一つはキングジコチューの元に流れ着いてレジーナに。もう一方はわたくし、円亜久里として生まれ変わったのです。」

 

美姫「じゃあ、残った肉体の方は?」

 

亜久里「プシュケーを抜かれた王女の身体は、卵となって人間界へとたどり着いた。」

 

六花「卵ってまさか・・・!」

 

マナ「アイちゃん!?」

 

美姫「一つの存在から・・・二つじゃ無くて三つの存在が生まれたんだ・・・!」

 

亜久里・レジーナ・アイちゃんの三人は、アン王女のプシュケーと肉体から生まれた存在だった。

 

全てを見終え、トランプ王国へと戻った。

 

ジョー岡田「みんな、見えたようだね。アンと国王の真実が。」

 

美姫「はい。信じられませんが・・・。」

 

マナ「信じられない・・・レジーナと亜久里ちゃんが元々一つだったなんて。」

 

ありす「アン王女が、こんなにも辛い運命をいたなんて・・・。」

 

六花「でも、そう考えると腑に落ちる事もあるわ。レジーナが王家に伝わるロイヤルクリスタルを欲しがったのも―――」

 

シャルル「レジーナにパパとの思い出が無かったのも―――」

 

ジョー岡田「そして何よりも、ゴールデンクラウンの力を使えた事がレジーナがアン王女の分身である事さ。」

 

美姫「王家の人間にしか抜けないミラクルドラゴングレイブが使えたのも、その事だったんですね。」

 

ランス「もう王女様は蘇らないランスか~?もしかして、光と影が一つになれば、王女様は復活するんじゃ!」

 

ダビィ「王女様が元の姿に戻る事は無いビィ・・・。」

 

真琴「それだけの想いで、決断されたの。」

 

マナ「ありがとう、亜久里ちゃん。本当の事を教えてくれて。やっと分かったよ。亜久里ちゃんの気持ちが。レジーナと決着をつけに来た意味が。」

 

亜久里「マナ・・・」

 

マナ「でも、分かったからには、なおさらあなた達を戦わせる訳には行きません!解決の方法はきっとある!みんなでそれを探そうよ!レジーナ、あなたも力を貸して。レジーナ・・・?」

 

美姫「どうしたの・・・?」

 

レジーナ「マナ・・・美姫・・・アタシ、嬉しいの・・・」

 

そう言うレジーナの目から涙がポロポロ流れる。

 

レジーナ「パパが・・・世界を滅ぼしても娘のアタシを救おうとしてくれた・・・」

 

レジーナの目が赤から元の青い色に戻り、着ていた服の紫だった所が元の赤い色に戻った。

 

六花「レジーナの瞳が!」

 

マナ「レジーナ!」

 

レジーナ「あなた達、そんなに大きな愛を貰った事がある・・・?地球とか宇宙とか、そんなものより大きな愛を貰った事、ある・・・?」

 

レジーナ「アタシだけよ、あるの・・・そんなアタシが、パパを捨てる訳なんて無い!アタシは最後まで、パパのために戦う!」

 

ミラクルドラゴングレイブを拾い、矛先をマナ達に向けた。

 

マナ「ダメだよレジーナ!」

 

マナが叫んだその時、大きい揺れが生じた。

 

美姫「地震!?いえ、あれは・・・!」

 

ジョー「遂に目覚めてしまった!」

 

遂にキングジコチューの封印が解かれてしまった。

 

レジーナ「今行くよ、パパ!」

 

レジーナがキングジコチューの元に跳んで行く。

 

亜久里「やはり、レジーナとキングジコチューを倒すしかありません!」

 

マナ「亜久里ちゃん・・・!」

 

亜久里「わたくしには、王族として生まれた者の責任があります!レジーナを倒し、キングジコチューを倒さない限り、トランプ王国の復活戦はありません!」

 

真琴「本当にそれでいいの?」

 

亜久里「えっ?」

 

真琴「王女様の想いを成し遂げようとするその気持ち、痛い程分かる。けれど、今の亜久里ちゃん、苦しそうだよ?」

 

亜久里「真琴・・・・」

 

ジョー「危ない!」

 

突如黒い落雷が落ちて来るが、ジョーのおかげで難を逃れた。

 

マナ「止めて!レジーナ!」

 

その落雷はレジーナが放ったものだった。

 

レジーナ「止めないよ!マナ!」

 

キングジコチュー「我が王国に必要なのは、私とレジーナだけ!消えろ!」

 

キングジコチューがマナ達に落雷を放つ。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

美姫はネオディケイドに変身。

 

ネオディケイドはとジョナサンは互いにライドブッカー ソード-モードと剣でこれを防いだ。

 

キングジコチュー「さあ行こう。人間共を滅ぼして、パパとレジーナ、二人だけの世界を作り上げるんだ。」

 

レジーナ「うん!パパの願いは、アタシが全部叶えてあげる!」

 

ミラクルドラゴングレイブを振り、次元を割ったその先は人間界だった。

 

ジョー岡田「みんな、大丈夫かい!?」

 

ネオディケイド「怪我は無いか?」

 

変身を解除する。

 

六花「ええ、美姫さんが庇ってくれましたから・・・!」

 

マナ「何とか・・・!」

 

キングジコチューが次元をこじ開け、人間界へと向かった。

 

ラケル「キングジコチューが!」

 

シャルル「人間界へ向かったシャル!」

 

マナ「今はレジーナ達を止めるしかない!そして、答えは出て無いけど、あたし達のありったけの思いを、全力でぶつけるしか無い!」

 

六花「マナらしい答えね。」

 

ありす「でも、それでいいと思います。」

 

真琴「うん。」

 

美姫「やりましょうか。」

 

マナ「亜久里ちゃん。」

 

亜久里「分かりました、行きましょう!」

 

マナ「この世界は、あたし達が守る!みんな!行くよ!」

 

マジカルラブリーパッドによってマナ達はクローバータワーの屋上へと飛んだ。

 

美姫「変身!」

 

マナ・六花・ありす・真琴「「「「プリキュア!ラブリンク!」」」」

 

亜久里「プリキュア!ドレスアップ!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

ハート「みなぎる愛!キュアハート!」

 

ダイヤモンド「英知の光!キュアダイヤモンド!」

 

ロゼッタ「ひだまりポカポカ!キュアロゼッタ!」

 

ソード「勇気の刃!キュアソード!」

 

エース「愛の切り札!キュアエース!」

 

ハート・ダイヤモンド・ロゼッタ・ソード・エース「「「「「響け!愛の鼓動!ドキドキプリキュア!」」」」」

 

ハート「レジーナ!キングジコチュー!このキュアハートが、あなたのドキドキ、取り戻して見せる!」

 

キングジコチューとレジーナとの決戦が、遂に始まろうとしたのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。