仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第233話「めぐみピンチ! プリキュア失格の危機!!」

めぐみ達のクラスではホームルームが行われ、テストの結果が担任の和泉先生から返された。

 

和泉「はい静かに!その紙にテストの順位が書かれています。この結果を踏まえ、自分の勉強の仕方をみかえすように。ちなみに相良君が学年二位でした!」

 

学年二位の誠司の周りから歓声が溢れる。

 

和泉「それから白雪さん、学年で唯一英語が百点だったわよ。」

 

英語が百点だったひめの周りにも歓声が溢れた。

 

めぐみ「凄いひめ!」

 

ひめ「でも漢字の書き取りはいっぱい間違えたし。」

 

だが逆に国語の方は漢字の間違いが多く、イマイチだった。

 

和泉「みんな!ホームルームはまだ終わって無いわよ!」

 

すぐさま自分の机に戻る。

 

和泉「山崎君!」

 

健太「だって話が長過ぎるよ!部活に遅刻しちゃうぜ!」

 

クラスメイトの山崎健太がこっそり部活に向かおうとしてたのを見つける。

 

和泉「山崎君、あなたの今回の成績だけど---」

 

テストの順位が書かれた紙を取って見る。

 

健太「学年でワースト二か。久しぶりにビリは免れたぜ。」

 

和泉「だから、再テストを受けてもらうわ。」

 

健太「あちゃ~!」

 

めぐみ「健太君ファイト!」

 

和泉「愛乃さん!」

 

めぐみ「はい!」

 

和泉「あなたも再テストよ。」

 

めぐみ「うう・・・」

 

めぐみも再テストを受ける事となってしまった。

 

ゆうこ「めぐみちゃん、もしかして・・・」

 

めぐみ「ビリでした。」

 

ひめ・ゆうこ「「ええ~っ!?」」

 

めぐみから自分がビリだと聞いたひめとゆうこは驚いた。

 

めぐみ「でもほら、あたしがビリっけつなおかげで、健太君はワースト二に昇格したわけだし。人の幸せはあたしの幸せ!これぞ幸せハピネス!」

 

ひめ「それはハピネスと言えるのですかな・・・?」

 

和泉「愛乃さん!山崎さん!」

 

めぐみ・健太「「はい!」」

 

和泉「再テストでも赤点を取る事があったら、毎日居残り勉強を強制しますから。」

 

めぐみ・健太「「えええええっ!?」」

 

めぐみ「毎日居残り勉強なんて、絶対ヤダよ~っ!」

 

ゆうこ「そうならないように、この後頑張って勉強して行こうよ。私も付き合うから。ね?」

 

めぐみ「ありがとうゆうゆう!」

 

健太「参ったな~・・・勉強なんてさっぱり分かんねーのによ~!」

 

めぐみ「じゃあ、一緒に勉強をしようよ!」

 

健太「いいのか!?助かるぜ!」

 

ゆうこ「一緒に頑張ろう!」

 

めぐみ・健太「「おーっ!」」

 

めぐみと健太がゆうこの出した手に自分の手を乗せる。

 

めぐみ「ひめももちろん手伝ってくれるのね?」

 

ひめ「しょーがないなー。」

 

めぐみ「やったぁー!」

 

健太「英語百点の白雪がいれば鬼にカナブンだ!」

 

ひめ「それを言うなら、鬼に金棒でしょ?」

 

健太「それそれ!流石白雪!頭いいなー!」

 

ひめ「そんな事・・勉強あるけど!」

 

健太「頼りにしてるぜ、白雪先生。」

 

ひめ「先生!?何かそんな風に呼ばれたら、段々その気になっちゃうかも!」

 

そう言ったひめが教室を出て隠れる。

 

『せんせん先生!変わルンルン!』ひめが三枚のプリカードを重ね合わせてプリチェンミラーのトレイにセットし、ミラーボールを下から上へ回すと、先生の姿に変わった。

 

ひめ「じゃじゃーん。」

 

めぐみ・ゆうこ「「おお~っ!」」

 

健太「すっげぇ!」

 

ひめ「二人とも、ビシバシ勉強を教えるからね。」

 

かけていた伊達メガネを整えながら言った。

 

それからしばらく勉強して、めぐみと健太はヘロヘロになった。

 

健太「じゃあ俺っち、部活やってくから・・・。」

 

めぐみ「ええっ?今から参加するの?」

 

健太「ああ。今週末は試合だしな。」

 

ひめ「帰って勉強しなくていいの?再テストにおちたら、毎日居残り勉強になっちゃうよ。」

 

健太「分かってるって。ちょっとやったら帰るよ。じゃ。」

 

健太は部活に向かった。

 

めぐみ「今日はいっぱい勉強したな~・・・。」

 

ひめ「めぐみ、この後ウチに寄ってって。」

 

めぐみ「いいけど・・・」

 

ひめ「再テストに向けて、もう少しだけ勉強しないとね。」

 

めぐみ「ええ~っ!?お腹ペコペコだよ・・・。」

 

勉強に疲れためぐみから腹の音が鳴った。

 

ゆうこ「分かる分かる。お腹がすいたら、勉強どころじゃないよね。私、一旦帰って、美味しい差し入れを持って行くわね!」

 

大使館 リビング

 

テーブルの上には、美味しそうな二人前の食事が置かれていた。

 

めぐみ・ひめ「「いっただきまーす!」」

 

めぐみ・ひめ「「美味し~い!」」

 

あまりの美味しさに一気にかき込む。

 

ゆうこ「いっぱい食べてね!大森ごはん特製『勉強出来ちゃう定食』でーす!」

 

めぐみ「これだけでも十分頭が良くなった気がするよ!」

 

ゆうこ「頑張れ、めぐみちゃん!」

 

めぐみ「うん!」

 

ブルー「来てたんだね。」

 

リボン「わぁ~っ!美味しそうですわ。」

 

美姫「帰ってたのね。」

 

リビングにブルーとリボンと美姫が入る。

 

ブルー「学校、随分遅かったんだね。」

 

美姫「何やってたの?」

 

ひめ「めぐみの補習に付き合ってたんだ。あのね、めぐみったらなんと、今回のテスト学年ビリになっちゃったんだよね。」

 

ブルー「学年でビリ?」

 

美姫「それ本当?」

 

めぐみ「実はあたし、勉強はそんなに得意じゃないんだ。」

 

リボン「笑ってる場合じゃ無いですわ!」

 

めぐみ「でもさ、テストなんかよりあたし、プリキュアの方が断然大事だし!」

 

ブルー「めぐみ、プリキュアだから勉強しなくていいなんてただの言い訳だよ。」

 

めぐみ「でも・・・!」

 

ブルー「その再テストで一つでも赤点を取ったら、めぐみのプリキュア活動を自粛させる。」

 

めぐみ「じ、自粛ってどのぐらい・・・?」

 

ブルー「半年だ。」

 

めぐみ「半年!?」

 

リボン「でもブルー様、キュアラブリーがいなくなったら・・・」

 

ブルー「世界も大事だけど、めぐみの人生も大事だ。もしそうなったらひめにゆうこ、美姫さんの三人で半年戦ってもらう。美姫さんがいれば、しばらくは大丈夫だからね。もちろん、それまでプリチェンミラーもプリカードも没収だ。」

 

めぐみ「そんなぁ~・・・。」

 

ブルー「そうやりたくないなら、テストの方を優先するべきだよ。」

 

美姫「あのね、私、みんながどのぐらいの成績なのか知らないから、結果を見せて貰ってもいい?」

 

ひめ「いいよー。」

 

ゆうこ「はい。」

 

ひめとゆうこがテストの成績表を渡す。

 

ひめ「ほらめぐみも。」

 

めぐみ「はい・・・。」

 

めぐみも成績表を渡す。

 

美姫「まずはゆうこちゃんね・・・うん、至って普通ね。」

 

まず始めにゆうこの成績を見る。

 

ゆうこ「ちゃんと勉強する時間は作ってるから。」

 

ゆうこの成績は普通だった。

 

美姫「次はひめちゃん。」

 

ひめ「ふふーん、驚かないでよ。」

 

美姫「国語はイマイチだけど、他は悪くない。えーっと、英語は・・・百点!?」

 

ひめが英語で百点を取った事に驚いた。

 

ゆうこ「ひめちゃん、学年で唯一英語が百点だったんです。」

 

ひめ「国語は漢字の間違いが多かったから、そんな成績なんだけどね。」

 

美姫「まぁ、それは仕方ない。最後は、めぐみちゃんね。」

 

リボン「わたくしにも見せて下さいな。」

 

ブルー「僕も見させてもらうよ。これは・・・。」

 

リボン「酷いですわ・・・。」

 

美姫「あまり言いたく無いんだけど、酷い成績ね。」

 

めぐみの成績を見た三人が驚きを見せた。

 

美姫「まさかの全科目赤点なんて、初めて見たよ。」

 

めぐみは何も言い返す事が出来なかった。

 

美姫「でもひめちゃんが国語を除いた他が成績良かったね。英語は百点だったし。」

 

ひめ「でも大丈夫!白雪先生がこの後びっちり丁寧に教えるから!」

 

めぐみ「そっか!あたし、頑張る!世界平和のためにも!」

 

リボン「その意気ですわ!」

 

意気込みを見せるが、その夜自宅でも勉強をしていたが、途中で寝落ちしてしまったのだった。

 

翌日。

 

めぐみ「昨日は寝てしまった・・・。」

 

健太「俺も・・・。」

 

ひめ「めぐみ!健太!今日も残って勉強頑張ろーね!」

 

ゆうこ「ひめちゃん張り切ってるね。」

 

ひめ「うん!指導してる時のこの上からの目線の感じ、正直嫌いじゃないんだよねー。」

 

健太「白雪先生、スパルタだからな・・・。」

 

ひめ「何か言った?」

 

健太「え?いや、何も。」

 

ひめ「でもさ、勉強って、教えると自分の復習になるから、一石二鳥なんだよね。」

 

めぐみ「ありがとうひめ!大助かりだよ!」

 

めぐみがお礼を言ってひめに抱き着く。

 

誠司「今日は俺も付き合うよ。」

 

今回は誠司も手伝ってくれる事になった。

 

健太「学年二位の誠司がいるなら、鬼に金棒だぜ!」

 

今度はちゃんと覚えていた。

 

そんなわけで今日も居残り勉強が始まり、めぐみにはひめとゆうこ、健太には誠司が勉強を教えた。

 

ひめ「ドイツの首都はどこでしょう?」

 

めぐみ「えーっと・・・」

 

ゆうこ「確かフランクフルトじゃない?」

 

ひめ「ブーッ、違います。」

 

ゆうこが答えるが、不正解だった。

 

めぐみ「ドイツの首都って確か、ハンバーガーぽかったような・・・」

 

めぐみ「あっ!ハンブルクだ!」

 

ひめ「ブーッ!フランクフルトでもハンブルクでもありません。ドイツの首都はベルリン。ちゃんと覚えておいてね。」

 

ゆうこ「フランクフルトにハンバーガー・・・何か世界地図を見えるとお腹空いてきちゃうね。」

 

めぐみ「うん!お腹空く空く!」

 

ひめ「こら!雑談しない!明後日には再テストなんだよ!」

 

めぐみ「そうだった~!」

 

ひめが丸めた教科書で机を叩いて言った。

 

ひめ「これ、暗記するやつまとめておいたよ。」

 

めぐみ「えっ?凄~い!」

 

暗記する箇所をまとめたノートをめぐみに渡す。

 

めぐみ「ひめ、これあの後作ってくれたの?」

 

ひめ「そっ!」

 

めぐみ「凄く分かりやすく書いてある!これがあれば、一気に勉強が捗るよ!」

 

そのノートには分かりやすく書かれていた。

 

めぐみ「ありがとうひめ!」

 

またひめに抱き着き、そのまま二人とも床に倒れた。

 

健太「おおっ!なるほど!流石誠司!教えるのも上手いな!」

 

誠司「健太、今日も野球部に顔出すのか?」

 

健太「もちろん。」

 

誠司「明後日の再テストに受からないと、野球部に顔出せなくなるぞ。」

 

健太「大好きな野球をやるために、嫌いな勉強をやらなくてはならない。エースは辛いぜ。」

 

誠司「野球の試合には作戦が大事だよな?」

 

健太「そりゃそうだよ。作戦が左右すると言ってもいいぐらいさ。」

 

誠司「数学がその作戦に役に立つって言ったら?」

 

健太「数学が?またまた。」

 

誠司「健太、打率の求め方知ってるか?」

 

健太「打率・・・分っかんねーや!」

 

誠司「打率は安打数÷打数で計算出来る。」

 

誠司が公式を書いて説明する。

 

健太「へぇー、って事は、この式を使えば我が野球部全員の打率が簡単に出せるって事か?」

 

誠司「健太が毛嫌いする数学も、野球部の作戦に役立つ。勉強って大切だぜ!」

 

健太「なるほど・・・。いやー、勉強嫌いの俺っちをやる気にさせるなんて、さすが誠司だぜ!今日は部活休む事にしたよ。やっぱ帰って勉強しとこうかなって思って。」

 

めぐみ「偉~い!」

 

健太「まあな。じゃあまた明日!」

 

部活を休む事にした健太は勉強するために家へ帰った。

 

誠司「頑張れよ!」

 

めぐみ・ひめ・ゆうこ「「「ばいばーい!」」」

 

走る健太の前に、土手から飛んで来た野球ボールが転がった。

 

健太「行くよー!」

 

勢いよく投げたボールが少年のグローブに入った。

 

健太「あ~っ!野球やりてぇ~!そのためには勉強やらないとな。はぁ・・・。」

 

ナマケルダ「勉強なんてめんど臭いですぞ。」

 

健太の前にナマケルダが現れた。

 

健太「サイン、コサイン、タンジェント。微分積分やな気分。勉強なんて将来大人になっても何の役にも立ちませんぞ。ついでに野球も辞めるがいいですぞ。怠けるのが一番。誰だお前!?」

 

ナマケルダ「鏡に写る未来よ!最悪にしろ!来い来い、サイアーク!」

 

健太を鏡の中に閉じ込め、野球サイアークを誕生させた。

 

誠司「!健太!」

 

鏡の中に閉じ込められた健太に気付いた誠司はすぐさま土手に降りた。

 

リボン「またサイアークが暴れてますわ!」

 

めぐみ「みんな!」

 

ひめ・ゆうこ「「うん!」」

 

『変わルンルン!』

 

めぐみ・ひめ・ゆうこ「「「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」」」

 

ラブリー「世界に広がるビッグな愛!キュアラブリー!」

 

プリンセス「天空に舞う青き風!キュアプリンセス!」

 

ハニー「大地に実る命の光!キュアハニー!」

 

ラブリー「ハピネス注入!」

 

プリンセス・ハニー「「幸せチャージ!」」

 

ラブリー・プリンセス・ハニー「「「ハピネスチャージプリキュア!」」」

 

ナマケルダ「そろそろ来ると思ったですぞ。チョイアーク達!行くのだ!」

 

ナマケルダの掛け声と共にチョイアークが襲い掛かる。

 

ラブリー「行くよ!」三人がチョイアークに立ち向かう。

 

その頃。

 

美姫(めぐみちゃんも教えてるひめちゃんも頑張ってるし、何か美味しいものぐらい作んなきゃね。)

 

買い物を終えて大使館に戻ろうとしたその時、キュアラインに誠司から通信が入った。

 

美姫「もしもし?」

 

誠司『姉貴!サイアークです!今めぐみ達が変身して戦ってます!場所は土手の野球グラウンドです!』

 

美姫「分かったわ、すぐ行くから!変身!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」

 

ネオディケイドに変身し、取り出したサクラロックシードを開錠して投げつけると、サクラハリケーンに変形した。

 

ネオディケイドはサクラハリケーンに乗り、ラブリー達の所まで向かった。

 

ラブリー「ハニー!フォームチェンジでお願い!」

 

ハニー「オッケー!」

 

『変わルンルン!』

 

ハニー「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!ポップコーンチア!」

 

ハニーが三枚のプリカードを重ね合わせてプリチェンミラーのトレイにセットし、ミラーボールを下から上へ回す。

 

ハニーの姿が変わり、ポップコーンチアにフォームチェンジした。

 

ハニー「プリキュア!リボンハートエクスプロージョン!」

 

リボンモードのハニーバトンを使って舞い踊り、大量の小さなハート形のエネルギー体を作りながらハートを描き、頭上に集結して巨大化したハート形のエネルギー体を爆発させるリボンハートエクスプロージョンを放った。

 

ラブリー「今日はしつこい!再テストまで時間が無いって言うのに!」

 

ナマケルダ「テスト?そんなの下らない。本当は勉強なんか嫌々やっているのではないかね?」

 

プリンセス「そんな事無い!」

 

ハニー「そうよ!勉強の後のお夜食も最高なんだから!」

 

ナマケルダ「ほう?なら、君はどうですかな?」

 

そう言い、ラブリーに指差す。

 

ナマケルダ「君は勉強が嫌いなようですな。怠けるのは最高ですぞ。君もこっちに来るがよいですぞ。ポテチ食べながらまったりとテレビを見たり、ゲームしたり。」

 

プリンセス「ラブリー!」

 

ラブリー「勉強は・・・得意じゃない。」

 

ナマケルダ「ですぞですぞ。」

 

ラブリー「でも!補習に付き合ってくれたり、美味しいものを差し入れしてくれたり、みんなが助けてくれる!だから勉強も頑張れる!そんなみんなの為にも、あたしは頑張るの!」

 

協力してくれてるみんなのためにも、勉強を頑張る事を誓った。

 

ナマケルダ「君とは分かち合えそうな気がしたのですが、残念ですぞ。ではサイアーク!やれ!」

 

何とか当たらずに済んでいるものの、サイアークには近づけない。

 

ラブリー「これじゃあサイアークに近づけない!」

 

プリンセス「私に任せて!プリンセス!弾丸マシンガン!」

 

弾丸マシンガンを放ってボールを打ち消すが、数球左手ほグローブにキャッチされ、更にボールが放たれた。

 

プリンセス「えーっ!?」

 

誠司「逃げてばかりじゃダメだ!」

 

ラブリー「分かった!ラブリー!ライジングバッド!」

 

ライジングバッドを作り出して構える。

 

ラブリー「さぁ!野球で勝負よ!」

 

ナマケルダ「いいでしょう!プレイボールですぞ!」

 

今ここにラブリー対サイアークの野球対決が始まった。

 

バッターボックスに立つラブリー。

 

ラブリー「来なさい!」

 

そう叫ぶと同時に、試合開始のサイレンが流れた。

 

リボン「これはまさに、プリキュアとサイアークの運命を決める野球勝負!絶対負けられないですわ!」

 

プリンセスと誠司はベンチに座り、ハニーはポップコーンチアのままラブリーを応援してた。

 

そこに遅れたネオディケイドがプリンセス達の近くで着地した。

 

プリンセス「あっ!遅いよディケイド!」

 

ネオディケイド「悪いな。ちょっと買い物して遅れた。それより、何だこの状況?」

 

誠司「ラブリーとサイアークが野球で決着つける事になったんですよ。」

 

ネオディケイド「何で野球なんだよ・・・。」

 

サイアークが回転しながらボールを投げつける。

 

驚いたラブリーがすぐにライジングバッドを振るうも、空振りだった。

 

プリンセス「ラブリー!気合いよ気合い!」

 

ネオディケイド「まだチャンスはあるぞ!」

 

誠司「落ち着いて行け!」

 

ラブリー「うん!次こそホームラン打つよ!」

 

だが今度はカーブを投げて来て、これも空振りでもう後が無くなった。

 

リボン「またまた空振り!もう見てらんないですわ!」

 

リボンが目を閉じるが、チラっと見てた。

 

ナマケルダ「よし!次で三振ですぞ!サイアーク!頑張るのですぞ!」

 

プリンセス「ラブリー!球をよく見て!」

 

ラブリー「分かった!」

 

今度は球をよく見てからバットを振るい、当たって飛んだが、ファールだった。

 

ネオディケイド「ファールか。」

 

リボン「惜しい!ファールですわ!」

 

ラブリーは段々も当て続けるも、ファール続きだった。

 

誠司「これは・・・」

 

これまでに打ち続けたラブリーは目を回して倒れてしまった。

 

リボン「十五回連続ファール・・・」

 

ハニー「本場、水戸納豆のようなは粘りっぷりね!」

 

ナマケルダ「よし!こちらが有利ですぞ。」

 

『三振してプリキュアを追いつめるのですぞ。』とサイアークにサインを送った。

 

ラブリー「次こそ・・・!」

 

プリンセス「ラブリーが焦ってる。このままじゃ負けちゃう!タイム!」

 

ナマケルダ「認めますぞ。」

 

ネオディケイド「認めるのか。」

 

プリンセスの出したタイムを認めた。

 

ハニー「ラブリー、大丈夫?」

 

ラブリー「うん。でも、球の見極めが難しいの。」

 

誠司「大丈夫だ。敵の投球には、規則性がある。」

 

ラブリー「規則性?」

 

ネオディケイド「いわゆるパターンだな。」

 

誠司「よーっく思い出すんだ。」

 

ラブリー「えっと・・・確かサイアークはストレート、右カーブ、左カーブ、ストレート、フォークボールの順番で投げて来てる。」

 

プリンセス「投球は右カーブ、左カーブと続いたから、この次来る球は・・・」

 

ラブリー・プリンセス・ハニー「「「ストレート!」」」

 

誠司「ああ!」

 

ネオディケイド「そういう事だな。」

 

ナマケルダ「試合再開ですぞ!」

 

試合が再開され、バッターボックスに立ったラブリーがライジングバッドを高く掲げる。

 

ラブリー「来い!」

 

ナマケルダ「サイアーク!本気を出すのですぞ!」

 

跳躍して回転し、渾身のストレートを投げた。

 

ラブリー「見えた!やっぱりストレート!ラブリーホームラン!」

 

打ったボールは場外を超え、星になった。

 

リボン「やった!」

 

ナマケルダ「何っ!?」

 

渾身のストレートを打たれたサイアークはショックを受け、地面に両手と両膝をついた。

 

ラブリー「勝負アリだね!」

 

ナマケルダ「サイアーク!勝負は勝負ですぞ。サイアークらしく、立派に浄化されるのですぞ!」 

 

サイアークが立ち上がり、腕を大きく広げた。

 

ネオディケイド「あのサイアーク、随分いさぎいいな。」

 

ラブリー「これでゲームセットだよ!愛の光を聖なる力へ!ラブプリブレス!」

 

左腕に付けられたラブプリブレスのダイヤルを回す。

 

ラブリー「プリキュア!ピンキーラブシュート!」

 

ラブプリブレスからハート形のエネルギー弾を発生され、パンチで相手に向けてピンキラブシュートを放った。

 

ラブリー「愛よ!天に帰れ!」

 

ピンキラブシュートを受けたサイアークは浄化され、鏡に閉じ込められた健太は救われ、周りにあっカビも全て消滅した。

 

ネオディケイド「今日は特に出番無かったな。」

 

ナマケルダ「あそこはカーブにするべきでしたぞ・・・!・・・!私とした事が、思わず熱くなり過ぎてしまいましたぞ。」

 

悔しがってたナマケルダが正気にもどり、引き上げた。

 

健太「あれ?俺は一体・・・。」

 

誠司「プリキュアとディケイドが助けてくれたんだよ。」

 

健太「おおっと!草道してる場合じゃねぇや!誠司に教わった事おさらいしないと!」

 

土手の上を駆け上がる。

 

健太「勉強も野球も、繰り返しの特訓が大事だからな!」

 

親指を立ててそう言い、駆け足で家に帰った。

 

リボン「これは、カッコいいバスのパワーを感じるですわ~!こちょこちょして下さいな・・・」

 

リボンが鼻をくすぐられてくしゃみを出すと同時に、バスガイドと野球のプリカードが出て来た。

 

ひめ「やった!またプリカードゲットだよ!」

 

ゆうこ「これでまた、大いなる願いに近づいたね!」

 

めぐみ「さーてと!あたしも早く家に帰って、勉強しよっと!」

 

ゆうこ「やる気大盛り!」

 

ひめ「めぐみ、頑張れ!」

 

美姫「頑張ってめぐみちゃん。」

 

そして、再テストが終わり、疲れた表情のめぐみと健太が教室に戻って来た。

 

ゆうこ「どうだった?再テスト?」

 

めぐみ「まぁ・・・やれるだけの事はやったけどね・・・。」

 

健太「俺っちもベストは尽くした・・・。」

 

ひめ「二人とも大丈夫かな・・・?」

 

和泉「愛乃さん、山崎君。」

 

めぐみ・健太「「はい・・・。」」

 

和泉「再テストの結果が出ました。二人とも残念だけど・・・合格者よ。」

 

頑張ったか甲斐があり、無事再テストに合格した。

 

健太「よっしゃーっ!」

 

めぐみ「やったーっ!」

 

和泉「でもこれに懲りて、五科目赤点なんてやらないでよ。」

 

めぐみ・健太「「はーい!」」

 

夕方、野球部のグラウンドでは練習に精を出す健太の姿を三人は見ていた。

 

ゆうこ「健太君、野球部に復帰だね。」

 

めぐみ「あたしもプリキュア自粛を免れたし、これからも世界のために、バリバリ活躍しちゃうもんね!」

 

ひめ「めぐみ!プリキュアだけじゃ無くて、ちゃんと勉強しなきゃダメだよ!」

 

めぐみ「大丈夫!プリキュアの活動の合間にやるから!プリキュア、プリキュア、勉強ぐらいにね。」

 

ひめ「ダメだよ!勉強、勉強、プリキュアぐらいしなきゃ!」

 

めぐみ「えー?せめてプリキュア、勉強、プリキュアで!」

 

またこうはらないためにも勉強をしようとひめに言われ、少しだけ憂鬱な気分になっためぐみであった。

 

そして、美姫はめぐみ達に休日にバイオ世界に行くかな?と提案した。

 

ひめ、誠司は承諾した。

 

めぐみは少しは覚悟を決めたらしい。

 

ゆうこも大使館に来て、事前に聞いてから行く事に。

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