仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第25話「綾斗とユリス」

ノーマン「くそっ!なぜだ!なぜ出ない・・・!僕が捕まって困るのはあっちも(・・・・)同じだろうに・・・!」

 

「・・・・・・それは少々自分を買いかぶりすぎではありませんか?ノーマンくん」

 

ノーマン「ひっ!?せ・・・・・・生徒会長・・・!」

 

ノーマンの前に現れたクローディア。

 

クローディア「お可哀想に・・・・・・あちらにとっては所詮 捨て駒でしかなかったのでしょう」

 

ノーマン「と・・・取り引きしませんか 生徒会長!」

 

クローディア「取り引き?私とですか?」

 

ノーマン「全て!僕が知っていることを全て話します!ですから僕の身の安全を保障していただきたい!統合企業財体直轄の《影星》ではなく 正規の風紀委員に 身柄を委ねたいのです!」

 

クローディア「その場合 私にはどのようなメリットが?」

 

ノーマン(よし・・・!交渉の余地がまだある・・・!)「《影星》はあくまで内密に僕を処理してしまうでしょう ですが風紀委員会が担当すれば事件を公表せざるをえなくなります そうなったらあなたは!僕を外交カードとして使えるはずだ・・・ッ!」

 

クローディア「ふむ・・・・・・」

 

ノーマン(もうひと押しだ!)「僕とあなたは似た者同士のはずです 他人をゲームの駒としか考えていない 使えるカードを最適に運用することこそがゲームに勝つ鉄則です あなたならおわかりでしょう!?」

 

クローディア「なるほど・・・それは確かに一理あります ですが 私とあなたでは大きく違うところがあるのですよ ノーマンくん あなたは自分をプレイヤーだと思っているようですが 私は自分自身も駒の一つだと考えています だってそうでなければ面白くないでしょう?それにーーーこの一件を公表して外交カードに使うよりも 内々に処置をしてアルルガントへ貸しを作っておいたほうが私としてはお得なのですよ」

 

クローディアは両手を武装の大型剣を出現させる。

 

ノーマン「あっ・・・・・・ああ・・・・・・うわあああああああ!」

 

ノーマンは波動を発射したが、クローディアは左手の剣で弾く。

 

クローディア「あらあら まさか この子の能力を知らないわけはないでしょうに」

 

ノーマン「ひっ・・・!」

 

クローディア「そのように怯えなくとも大丈夫ですよ あなたにはまだ利用価値が残っています 今はまだーーーですけどね ではごきげんよう」

 

ノーマンは斬り刻まれた。

 

ノーマン「こ・・・これが・・・パンドラ・・・・・・」

 

フードの人物「あーあー まさかやっちまったんじゃないでしょうね」

 

クローディア「大丈夫ですよ とりあえずは懲罰室にでも放り込んでおいてくださいな あとの処置はあなた方《影星》に一任しますが ちゃんと情報は引き出してくださいね」

 

フードの人物「そりゃもちろん うちらはそれがお仕事ですから で あっちの二人はどうなったんです?」

 

クローディア「先ほどユリスから連絡がありましたがうまくいったようですよ」

 

フードの人物「その割にはいまいち浮かない表情っすね?」

 

クローディア「私の詮索をするようにでも上から命じられましたか?矢吹英士郎くん 少々悔しいですが 今回だけはユリスに譲ってあげましょう なにしろーーーようやく本番の幕が開いたばかりなのですからね」

 

香織と綾斗はユリスの元へ向かっていた。

 

綾斗「まずいですね ちょっと間に合いそうにないです。」

 

香織「私もよく寝てたから。」

 

綾斗「そうですか・・・。」(ユリスとタッグパートナーとなり 《鳳凰星武祭(フエニクス)》への出場を済ませてから二週間 神城先輩はタッグパートナーじゃないけど 時折 変身して模擬戦をやる事はある 俺とユリス、先輩は毎日のように訓練に励んでいた 臨時出場の先輩を除外し、俺はタッグ戦どころか《星武祭(フエスタ)》のルールすらまだわかってないし ユリスだってあんなだったからタッグ戦は初めてだ 先輩も模擬戦とはえ、ディケイドからのベルトはそのままでの姿を別のライダーに変身し、その力も見せてきて、なかなか強いんだよなぁ せめて近距離での連携くらいはなんとか形にしないと 俺ごと焼かれかねなーーー」

 

すると、綾斗は一人の少女と衝突しそうであったが、結局衝突。

 

綾斗「キミ!大丈夫?ケガはない!?」

 

香織「この子もだけど 綾斗くんは?」

 

綾斗「おれは平気です。」

 

少女「わ 私も大丈夫・・・です・・・」

 

綾斗「本当にごめん!」

 

少女はパンツが見えかけたが、すぐに隠す。

 

少女「い・・・いえ わたしの方こそ ごめんなさいです・・・音を立てずに歩く癖が抜けなくて・・・いつも叔父様に注意されるんですけど・・・」

 

香織「そうなの?」

 

綾斗(確かに急いでたし 注意が足りなかったかもしれないけど あの距離で全く気配を感じられなかった・・・・・・それにぶつかってしまったのは恐らく お互いに身をかわそうとして同じ方向へ動いてしまったためだろう でも あのタイミングであの動きが可能ということは・・・・・)

 

少女「なにか?」

 

綾斗「ああいや なんでもないんだ って ちょっと待って そこなにかついてるみたいだ」

 

香織「ああ そういえば。」

 

少女「ふえっ?ど・・・どこですか?」

 

綾斗「ほら 動かないで」

 

少女「え・・・・・・」

 

綾斗は少女の髪に引っかかっていた小枝を取った。

 

少女「あ・・・・・・ありがとうです・・・」

 

少女は赤面してしまった。

 

綾斗「えーと・・・」

 

回りが反応していて、女子は「やだ・・・」と言って来る。

 

香織「誤解起こさないで!!彼はこの子の髪に引っかかってた小枝を取ってただけ!彼女はなぜか赤いけど!!」

 

男子「小枝・・・?」

 

女子「ただの誤解・・・?」

 

綾斗はその証明も見せた。

 

男子「確かに・・・。」

 

女子「小枝ね・・・。」

 

???「綺凛!そんなところでなにをやっている!」

 

綺凛「はっ はい 叔父様!すぐに参ります!そ・・・それじゃ!」

 

綾斗「ああ・・・うん」

 

香織「またね。」

 

綾斗「それより 先輩 待ち合わせ!」

 

香織「そうだね。」

 

綾斗に通信が入り、画面を開く。

 

ユリスが怒ってた。

 

香織「ユリス 怒ってるよ・・・。」

 

綾斗「ですね・・・。」

 

二人は星導館学園内トレーニング施設

 

内部のトレーニングルームにて綾斗はまずユリスとトレーニング中。

 

香織は綾斗とユリスが交代制で相手をする事になった。

 

二人の模擬戦が終わるまで香織は待機している。

 

ユリス「咲き誇れーーー赤円の灼斬花(リビングストンデイジー)!!」

 

ユリスは複数の光弾として放つ。

 

綾斗も武装で迎え撃つ。

 

香織「へぇェ・・・」

 

ユリス「第一波の戦輪《チャクラム》を剣の腹で弾きその跳弾を利用して第二波の軌道を逸らしただと・・・)「まったく・・・いつもながらしれっとした顔で ふざけた芸当をしてくれる こうなると次はどんな手でかわしてくれるものか 興味が湧いてくるな」

 

香織「なんだか炎のオーラ的なものが・・・。」

 

綾斗「いやあ ユリスのお眼鏡にかなうようなものは もうないと思うよ」

 

ユリス「ほう ではどうする?」

 

綾斗「ぞうだね・・・こういうのはどうかな?」

 

綾斗は高速で突進してきた。

 

ユリス「なにっ!?」

 

綾斗は武装のエネルギーの刀身をムチのしなり、ユリスの目の前へ。

 

ユリス「掛ったな 綻べ 栄裂の炎爪華(グロリオーサ)!!」

 

香織「エネルギーの壁・・・。」

 

綾斗(設置型の能力!!)

 

ユリス「今回こそは 勝たせてもらうぞ」

 

綾斗「天霧辰明流剣術ーーー中伝」

 

綾斗は武装を持ちつつ、一回転を行い、瞬時に右手に持ち変える。

 

綾斗「十毘薊(とびあざみ)!!」

 

ユリス「なっ・・・!」

 

綾斗は刀身の先をユリスの首元へ向けた。

 

しかし、タイムリミットが。

 

香織「時間切れ・・・。」

 

ユリス「むうぅ・・・今日こそはと思ったがこうまで勝てないとさすがに自信をなくしてしまうな」

 

綾斗「いや ユリスは十分強いと思うけど?」

 

香織「まァ ユリスもやる方だよね。」

 

ユリス「先輩も・・・。お世辞なら結構 結局 今日だって一本も取れていないではないか」

 

綾斗「お世辞じゃないって 正直最後のは危なかったよ それにしてもユリスは本当に技が多いよね さっきのやつもまた見たことがないやつだったし 先輩はどうです?」

 

香織「まあ そうなんじゃない?」

 

ユリス「先輩は曖昧ですねェ・・・。とはいえ これくらいできねば《星武祭(フエスタ)》を勝ち抜くことは不可能だ たとえば綾斗ーーー《星武祭(フエスタ)》において 《魔女(ストレガ)》や《魔術師(ダンテ)》といった」の能力者とそれ以外ではーーーどちらの勝率が高いと思う?」

 

綾斗「え?」

 

綾斗「そりゃあ能力者でしょ?」

 

ユリス「確かに《魔女(ストレガ)》や《魔術師(ダンテ)》の勝率は高いーーーその戦績の初期に限っては・・・ある程度 戦いを重ねてくると大抵の能力者は負けが込んでくる 能力が明かされ その情報が普及し対処されてしまうからだ」

 

香織「ふーん。」

 

綾斗「つまり《魔女(ストレガ)》や《魔術師(ダンテ)》は手の内が読まれやすいってことか」

 

ユリス「うむ ここでの戦いは一度勝てばよいというものではない 序列上位を維持する能力者はそのあたりをよく理解している」

 

綾斗「でも手の内がばれると不利っていうのは なにも《魔女(ストレガ)》や《魔術師(ダンテ)》に限ったことじゃないよね?」

 

ユリス「まあ それはそうだな」

 

ユリスは前かがみになり、綾斗の顔面に近い距離感に。

 

ユリス「ところでどうだ?体のほうは 何か問題はないか?」

 

綾斗(ち・・・近い・・・)

 

香織「ユリス・・・。」

 

ユリスはハッと気づく。

 

綾斗「あー・・・うん 特に問題はないかな 普通に動く分には十分いけると思う」

 

ユリス「そ・・・そうか ならいい うん で・・・やはり三分が一つの壁か」

 

綾斗「みたいだね・・・これじゃ足りないかな?」

 

ユリス「正直厳しいところではあるな 確認だが その状態でもう一度封印を破る事はできないのだな?」

 

綾斗「無理だってば 最低でも数時間は休ませてもらわないと」

 

ユリス「ううむ・・・封印を破り反動を極力抑えつつ全力で戦える時間がーーー三分 五分以上もたせることも可能だがその反動で丸一日行動不能になる・・・《黒炉の魔剣(セル=ベレルタ)》は全力状態にしか反応しないーーーか・・・やはりおまえが全力を出せるのは3分までとして作戦を練るとしかないか」

 

綾斗「うん 俺もそれが現実的だと思う」

 

ユリス「三分あればそれなりの相手まではどうにかできよう 少なくとも私と同レベルの連中までなら さほど問題なるまい 悔しいがそれは実証済みだからな」

 

綾斗「ユリスより強い学生がそんなにいるのかい?」

 

ユリス「・・・・・・おまえそれを本気で言って・・・いや・・・いい 私もようやくおまえのことがわかってきたところだ お前が私を評価してくれるのは嬉しいが このアスタリスクには私より強い学生などいくらでもーーーとは言わないまでもある程度はいる 少なくとも20人以上だ」

 

香織「おお。」

 

綾斗「そんなに」

 

ユリス「有名なところを挙げれば ガラードワースの生徒会長は剣士として最高峰と言われている 私も試合を見たことがあるが少なくとも 全力状態のお前と同格以上だろう 界龍(ジェロン)の生徒会長もとんでもない化け物と聞くが 彼女はまだ《星武祭(フエスタ)》に参加できる年齢ではないので そうそうまみえることはなかろうな」

 

香織「生徒会長は剣士として最高峰か・・・。」

 

ユリス「先輩なら何とかいけるかもしれませんが。」

 

香織「やってみないと分からないけどね。」

 

綾斗「俺も一人知ってるかな 去年ニュースとかで連日取り上げられていたからね たしか《王竜星武祭(リンドブルス)》を連覇したっていうレヴォルフの~~~・・・ーーー《孤高の魔女(エレンシユキーガル)》オーフェリア」

 

香織「孤高の魔女 オーフェリア・・・。」

 

綾斗「ああ そうそう!・・・ユリス?」

 

ユリス「すまない 少し考え込んでしまった ともかく今あげたような連中よりもお前が有利な点が一つある なんだかわかるか?」

 

綾斗「ええ・・・・・・?いや・・・全然 それはお前の実力がまだ広まっていない事だ サイラスの一件は公になっていないし 目撃者もいない」

 

香織「大体分かったよ。」

 

綾斗「それでさっきの話に繋がるわけだね」 

 

ユリス「うむ 学有の純星煌式武装(オーガルクス)の情報だけはオープンだが 《黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)》は分かっていてもどうしようもないからな そんなわけだから《鳳凰星武祭(フエニクス)》まで残り一ヶ月ーーー無用な勝負などを行って手の内を晒すのではないぞ?」

 

綾斗「了解」

 

ユリス「では訓練再会・・・っと言いたいところだが 先輩 そろそろ私や綾斗と訓練してもらえますかな?」

 

香織「うん。交代制だけど、どっちが先にやる?」

 

綾斗「ユリスが先でいいさ。」

 

ユリス「よし!では先輩!」

 

香織「うん 行くよ!」

 

綾斗はユリスから距離を置き、香織がやって来てユリスと向き合う。

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