仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第264話「響け4人の歌声! イノセントプリフィケーション!」

ラブリー「黒い・・・龍騎・・・!?」

 

プリンセス「何か悪そう・・・。」

 

リュウガ「俺は・・・仮面ライダーリュウガだ。」

 

オレスキー「おい貴様!俺様の邪魔をするな!」

 

するとリュウガが放った火炎弾がオレスキーの横を通り過ぎる。

 

リュウガ「それはこっちのセリフだ。俺の邪魔をするなら、お前から消すぞ。」

 

オレスキー「分かった、言う通りにしてやる!退却!」

 

怒らせるとマズイと判断したオレスキーはすぐに引き上げた。

 

ラブリー「一体どうやってリュウガを生み出したんだろう?」

 

ネオディケイド「どうせクイーンミラージュが生み出したんだろ。」

 

陣「相手もやるねェ。」

 

プリンセス「相手がライダーでも、こっちは七人いるんだし、余裕でしょ!」

 

リュウガ「あいにくだがハピネスチャージプリキュアと仮面ライダーマッハ、俺はお前達を相手にする気は無い。」

 

ラブリー「えっ?何で?」

 

リュウガ「弱いお前達と戦っても面白くないからだ。」

 

フォーチュン「私達が弱いですって!」

 

マッハ「言ってくれるじゃねぇか!」

 

リュウガ「ふん。弱い犬ほどよく吠えるとはこの事だな。お前達の相手は、奴だ。」

 

リュウガがブルーに差して言う。

 

ブルー「僕が・・・!?」

 

同時にブルーの近くにダークカブトゼクターが現れる。

 

ラブリー「カブト虫・・・?」

 

ダークカブトゼクターから闇が放たれ、その闇がブルーを覆った。

 

ブルー「うああああぁぁぁっ!」

 

ラブリー「ブルー!」

 

ブルーが苦しみ出し、目の色が赤く染まる。

 

リュウガ「ほらよ。」

 

リュウキはブルーに向けてベルトを投げ、キャッチした。

 

ブルー「変身・・・。」

 

『ヘンシン!』

 

ダークカブトゼクターをライダーベルトに装着すると、ブルーはダークカブト(マスクドフォーム)に変身した。

 

ラブリー「ブルーが・・・!」

 

誠司「仮面ライダーに変身した・・・!?」

 

陣「へぇ・・・。」

 

すると、二人のライダーの上空にクイーンミラージュが映し出された。

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「あれは・・・!」

 

ラブリー・プリンセス「「クイーンミラージュ!」」

 

クイーンミラージュ「あなた達には、ブルーと戦って貰うわ。説得しようとしても無駄よ。あなた達が何を言っても、ブルーには聞こえないわ。」

 

フォーチュン「聞こえない・・・?」

 

ハニー「どう言う事・・・!?」

 

クイーンミラージュ「あなた達、意外としぶとくて目障りだから、新しいダークライダーの力で始末しようと考えたの。ブルーを利用してね。今のブルーは、私の人形よ。ブルーにはもう、私の命令しか聞こえないわ。」

 

ラブリー「そんな・・・!」

 

クイーンミラージュ「あなた達はブルーを倒せはしない。いいえ、倒せないでしょう?」

 

プリンセス「ブルーと戦わなくちゃならないの・・・!?」

 

クイーンミラージュ「さあブルー。いいえ、仮面ライダーダークカブト。ハピネスチャージプリキュアを倒しなさい!」

 

ダークカブトは装備したゼクトクナイガンでエネルギー弾を放ち、フォーチュンに命中した。

 

クイーンミラージュ「プリキュア対ブルー。勝つのはどっちかしら?見物だわ。」

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「どうにかしてブルーさんを止めないと!」

 

ネオディケイドキバ達が援護に向かおうとするが、リュウガがドラグクローから火炎弾を足元に放って動きを止めた。

 

リュウガ「どこを見ている?お前達の相手は俺だ。」

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「コイツの相手は俺がやる。誠司はみんなの援護をしてくれ。」

 

マッハ「分かった!」

 

マッハはラブリー達の元へ向かう。

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「陣 君はお役御免だ。」

 

陣「分かったべ!!」

 

陣は消えた。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド リュウキ』

 

ネオディケイドは龍騎にカメンライドした。

 

ネオディケイド龍騎「どうせやるなら、ミラーワールドでやろうぜ。」

 

リュウガ「ああ、いいぜ。」

 

ネオディケイド龍騎とリュウガは近くにあったカープミラーの中に入る。

 

ダークカブトがエネルギー弾を連射し、ラブリーとプリンセスに命中する。

 

そこにハニーがハニーリボンスパイラルでダークカブトの左腕を封じた。

 

だがダークカブトは右手でハニーリボンスパイラルを掴んで勢いよく回し、ラブリーとプリンセスにハニーを叩きつける。

 

そこに強烈なキックを受け、三人ごと吹き飛び、木に叩きつけられた。

 

テンダー「みんな!」

 

ダークカブトがテンダーの目の前に立ち、ゼクトクナイガンを向ける。

 

テンダー「ああああぁぁぁっ!」

 

至近距離でエネルギー弾が命中し、吹き飛ばした。

 

マッハ「おいブルー!目を覚ませ!」

 

ラブリー達の元に向かったマッハがダークカブトに向けて叫んだ。

 

ブルー「キャストオフ。」

 

『キャストオフ!』

 

ダークカブトはダークカブトゼクターのゼクターホーンを倒し、アーマーを飛ばす。

 

マッハ「くっ・・・!」

 

ダークカブトが飛ばしたアーマーがマッハに命中した。

 

ダークカブトゼクター「チェンジ ビートル!」

 

ダークカブトはマスクドフォームからライダーフォームにチェンジした。

 

ブルー「クロックアップ。」

 

ダークカブトゼクター「クロックアップ!」

 

ダークカブトは腰のスラップスイッチを叩いてクロックアップを発動し、クナイモードのゼクトクナイガンでマッハを斬り裂く。

 

マッハ「負けるか!」

 

『ズーットマッハ!』

 

ブーストイグナイダーを四回押してマッハも超高速に移動する。

 

二人はそのまま格闘戦へと持ち込み、超高速で戦う。

 

ラブリー「は、速い・・・!」

 

プリンセス「速すぎて全然見えない・・・!」

 

ラブリー達は二人の速さに目が付いていけなかった

 

マッハ「ぐっ!」

 

ダークカブトはマッハの後ろに回り、繰り出した回し蹴りが命中し、木に叩きつけた。

 

その頃ネオディケイド龍騎はミラーワールドの中でリュウガと戦闘をしていた。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド ストライクベント!」

 

ネオディケイド龍騎「はあっ!」

 

右腕にドラグクローを装備し、リュウガに向けて火炎弾を放つ。

 

リュウガ「はあっ!」

 

リュウガもドラグクローから火炎弾を放つ。

 

二人が放った火炎弾が相殺され、爆発が起こった。

 

リュウガ「その程度じゃないだろ?もっと俺を楽しませろ!」

 

ドラグバイザー「ソード ベント!」

 

煙からドラグセイバーを装備したリュウガが出て来て、ネオディケイド龍騎に向かって斬り付ける。

 

ネオディケイド龍騎「その程度なのか?俺を本気にさせてみろ!」

 

ディケイド龍騎も装備したドラグセイバーで防ぎ、右脚で蹴り飛ばす。

 

リュウガ「いいねぇ。もっと俺を楽しませろ!」

 

二人は同時に突っ込み、激しいラッシュを繰り広げる。

 

『クロックオーバー!』

 

ダークカブトの速さは元に戻った。

 

マッハ「もう止めてくれブルー!」

 

クイーンミラージュ「無駄よ。いくらさけんだってあなた達の声は届かないわ。」

 

プリンセス「酷い・・・こんなやり方無いよ!」

 

クイーンミラージュ「そう。この世の中は酷くて、辛くて、嫌な事ばかり。こんな世界、滅んでしまえばいい。ブルー、トドメを刺すのよ。」

 

ダークカブトがトドメを刺そうとしたが、動きが止まった。

 

ブルー「ミラージュ・・・!この世界は優しさに溢れている・・・!愛に満ちた・・・守る世界だよ・・・!」

 

クイーンミラージュ「相変わらずねブルー。その飾り立てた綺麗事、吐き気がするわ!」

 

ブルー「ミラージュ・・・無益な争いはもう止めよう・・・!僕の話を聞いてくれ・・・!」

 

クイーンミラージュ「聞きたく無いわ!話す事も無い!だってあなたに言いたい事なんて、想像が付くもの。『みんなの幸せが僕の幸せ。この世界のみんなが幸せに暮らす事が僕の願いだ。』流石は神様、ご立派だこと。だから私はそれを壊すのよ。あなたが守っている地球を滅ぼして、あなたの世界を不幸に染めるの!」

 

ブルー「ミラージュ・・・!」

 

クイーンミラージュ「腹立たしいでしょう?私を憎みなさいブルー。それが私の望み。あなたが生み出したプリキュアを、そして力を貸す仮面ライダーを、全員方付けなさい。」

 

クイーンミラージュがブルーに邪悪な力を植え付けて傀儡に戻った。

 

ラブリー「あたしは信じてるよ、ブルーの心はまだ残ってるって!」

 

マッハ「人を愛する心はな、誰も操る事は出来ないんだ!」

 

ラブリー「みんな!」

 

プリンセス・ハニー・フォーチュン「「「オッケー!」」」

 

『変わルンルン!』

 

ラブリー・プリンセス・ハニー「「「プリキュア!くるりんミラーチェンジ!」」」

 

フォーチュン「プリキュア!きらりんスターシンフォニー!」

 

ラブリー・プリンセス・ハニー・フォーチュン「「「「ハピネスチャージプリキュア!イノセントフォーム!」」」」

 

マッハドライバー「シグナルバイクシフトカー!ライダー!デッドヒート!」

 

テンダーを除いたプリキュア達とマッハはイノセントフォームとデッドヒートマッハに姿を変え、五人のプリキュアとマッハはダークカブトと戦闘を再開した。  

 

ガンモードのゼクトクナイガンからエネルギー弾を連射して放つ。

 

エネルギー弾を避けながら、先行して来たラブリーに攻撃を繰り出すが、手首に掴まれ、キックを受けてバランスを崩す。

 

クイーンミラージュ「何故分からないの?ブルーの言う事なんて所詮綺麗事よ!」

 

ラブリー「そんな事無い!あたしは、ブルーのお陰でプリキュアになれた!かけがいの無い仲間が出来た!そして、大切な人も出来た!あたしはブルーと出会えていい事ばかりだよ!幸せハピネスだよ!」

 

クイーンミラージュ「馬鹿馬鹿しいわ!」

 

マッハ「ミラージュ!アンタだってそうだったハズだ!」

 

クイーンミラージュ「何ですって・・・?」

 

マッハが距離を取ってゼンリンシューターからエネルギー弾をダークカブトに向けて放ちながら叫ぶ。

 

ラブリー「ブルーと出会って、幸せな気持ちを貰ったんじゃないの!」

 

マッハ「ブルーはアンタと離れ離れになっても、ずっとアンタの事を考えてた!」

 

クイーンミラージュ「分かった事を言うな!」

 

ラブリー「分かるよ!ずっとブルーと一緒にいたから!見てたから分かる!誰にだって、大切な人がいるのよ!」

 

マッハ「例えそれは、神だろうと関係無い!」

 

クイーンミラージュ「戯れ言を!ブルー!そいつらを黙らせろ!」

 

リュウガ「ふんっ!」

 

ネオディケイド龍騎「はあっ!」

 

リュウガの攻撃をかわし、ネオディケイド龍騎は回し蹴りを放つ。

 

吹き飛ばされるが、すぐに体勢を整えて一気にネオディケイド龍騎の方へ突っ込む。

 

二人同時に拳から放った一撃が相殺され、距離を取る。

 

リュウガ「これで決めさせてもらう。俺はお前を倒し、最強のライダーになる!」

 

ブラックドラグバイザーにアドベントカードを装填する。

 

『アドベント!』

 

リュウガはドラグブラッカーを召喚した。

 

ドラグブラッカー「ギャオオオオォォォ!」

 

ネオディケイド「お前は俺を倒せない!これ以上時間掛ける訳には行かないから、一気に決めさせてもらう!」

 

ネオディケイドライバー「アタックライド アドベント!」

 

ネオディケイド龍騎はドラグレッダーを召喚した。

 

ドラグレッダー「ギャオオオオォォォ!」

 

ブラックドラグバイザー「ファイナル ベント!」

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド リュ リュ リュ リュウキ!」

 

ネオディケイド龍騎・リュウガ「「はああああぁぁぁっ!」」

 

二人は同時に高くジャンプし、ドラゴンライダーキックを放った。

 

同時に放ったドラゴンライダーキックが激しい音を立てながらぶつかり合う。

 

リュウガ「ぐおああああぁぁぁっ!」

 

リュウガの必殺技を押し返し、ディケイド龍騎が放ったドラゴンライダーキックが命中した。

 

リュウガ「くっ・・・負けたか・・・。」

 

ネオディケイド龍騎「なあ、教えてくれ。誰がアンタを生み出したんだ?」

 

リュウガ「教えてやる。俺を生み出したのは・・・ディープミラーだ・・・。」

 

ネオディケイド龍騎「ディープミラー・・・もしかして、ナマケルダ達が使ってたライダーベルトも、そいつが出したのか。教えてくれありがとな。」

 

リュウガ「なぜ礼を言う・・・?お前は俺の敵だぞ・・・。」

 

ネオディケイド「まぁ確かにそうだけどな。でも・・・」

 

ネオディケイド龍騎は倒れてるリュウガの隣に座る。

 

ネオディケイド龍騎「ディープミラーに作られた偽物だけど、ミラーワールドの城戸真司に戦えて俺は満足だ。」

 

リュウガ「お前・・・俺を知ってるのか・・・?」

 

ネオディケイド龍騎「俺はライダーの事を知るために、色々調べてもいるからな。」

 

リュウガ「そうか・・・。」

 

その言葉を最後にリュウガは消えて行った。

 

ネオディケイド龍騎「さて、みんなの所に戻るか。」

 

ネオディケイド龍騎が戦い終えた頃、プリキュア達とマッハとダークカブトとの戦いはまだ続いていた。

 

ブルー「クロックアップ。」

 

ダークマブトゼクター「クロックアップ!」

 

空からハニーが四橋状のエネルギーを放つが、ダークカブトはもう一度スナップスイッチを叩いてクロックアップを発動し、ゼクトクナイガンから放ったエネルギー弾が命中して落下した。

 

ラブリー「ハニー!」

 

今度はプリンセスに狙いを定め、エネルギー弾を放つが、避けられる。

 

プリンセス「そんな攻撃!」

 

そう叫んだその時、ダークカブトは一気にプリンセスの後ろに回って蹴りを繰り出し、木に叩き付けた。

 

テンダー「これ以上、みんなを傷つけないで!」

 

テンダーがムーンハープを弾こうとしたが、ゼクトクナイガンで弾き飛ばした。

 

テンダー「しまった!」

 

ダークカブトは回し蹴りを叩き込んでテンダーを吹き飛ばす。

 

フォーチュン「お姉ちゃん!プリキュア!エメラルドイリュージョン!」

 

両手から放出される光を敵に浴びせてエメラルドイリュージョンを放つが、ダークカブトは高速に動いて回避した。

 

フォーチュン「そんな・・・!ああっ!」

 

驚いていた瞬間にダークカブトが膝蹴りを叩き込んでから、パンチを繰り出してフォーチュンを吹き飛ばした。

 

『クロックオーバー!』

 

ダークカブトの速さは元に戻る。

 

クイーンミラージュ「残りはキュアラブリー。あなただけね。ブルー。まずはあなたの手でキュアラブリーを倒しなさい。」

 

ダークカブトはゼクトクナイガンをラブリーに向けて歩き出す。

 

マッハ「させるかぁ!」

 

『ゼンリン!』

 

エネルギー弾を放とうとした瞬間、マッハが銃口下部のタイヤを回して打撃をダークカブトに命中し、後ずさる。

 

カーブミラーから現れたネオディケイド龍騎がドラグクローから放たれた火炎弾が足元に命中し、距離を取らせた。

 

ブルー「み、みんな・・・!僕を討つんだ・・・!これ以上、抑えきれない・・・!」

 

クイーンミラージュがブルーに邪悪な力を植え付け、もう一度傀儡にさせる。

 

ラブリー「ブルー!もう止めて!」

 

ラブリーの叫びと同時に、強い光がシャイニングメイクドレッサーから放たれた。

 

ネオディケイド龍騎「この光・・・ドレッサーがラブリーの思いに応えて、新しい力を与えようとしているのか・・・!?」

 

ラブリー「思いの・・・力?」

 

フォーチュン「さあ、ブルーを助けましょう!」

 

ハニー「みんなの力を合わせれば―――」

 

ブルー「ブルーをクイーンミラージュから取り戻せられるよ!」

 

四人が手を握ると、虹色の光が放たれた。

 

ラブリー・プリンセス・ハニー・フォーチュン「「「「みんなの思いを一つに!」」」」

 

リボン「集まれ!ハピネスな気持ち!」

 

ぐらさん「高まれ!イノセントな思い!」

 

ラブリー・プリンセス・ハニー・フォーチュン「「「「輝け!シャイニングメイクドレッサー!」」」」

 

召喚した化粧筆をイノセントハーモニーマイクに変え、ラブリーがマイクを使って∞のマークを描いてドレッサーの中に込める。

 

ラブリー・プリンセス・ハニー・フォーチュン「「「「プリキュア!イノセントプリフィケーション!」」」」

 

歌い終えてからパーソナルカラーの光を纏った四人が突撃し、イノセントプリフィケーションを放った。

 

『1!2!3!』

 

ブルー「ライダーキック。」

 

ダークカブトゼクターのスイッチを順に押し、ゼクターホーンを戻してから再び倒す。

 

ダークカブトゼクター「ライダー キック!」

 

高く跳躍し、ダークカブトはライダーキックを放った。

 

イノセントプリフィケーションとライダーキックが激しい音を立てながぶつかり合う。

 

ライダーキックを押し返してイノセントプリフィケーションがダークカブトに命中し、変身が解けた。

 

クイーンミラージュ「これが・・・ドレッサーの新たな力だと言うの・・・!?こんな力・・・私には無意味だ・・・!私の苦しみは、こんなものでは消されない・・・!」

 

移動しようとしたその時、ブルーがミラージュの手首を掴んだ。

 

クイーンミラージュ「ブルー・・・何をしているの!離して!私はあなたを憎んでいるのよ!」

 

ブルー「それでも、僕は君を憎まない・・・!君が憎まなくてはならない敵だと分かっていても、どうしても憎めないんだ!」

 

クイーンミラージュ「な、何を今更!私を拒んだクセに!」

 

ブルー「拒まないといけないと思ったんだ!神は平等で無くてはならない。特別な存在を作ってはならない。だから、本当の気持ちを隠した。」

 

クイーンミラージュ「本当の・・・気持ち・・・?」

 

ブルー「ああ。ミラージュ、本当は君を―――」

 

本当の気持ちを言おうとしたその時、ディープミラーの力によって引き離された。

 

ブルーがめぐみ達の元に戻って来る。

 

めぐみ「どうだった?」

 

めぐみが尋ねると、ブルーは首を横に振った。

 

誠司「そうか・・・。」

 

ブルー「でも、ミラージュは引き離される時に、僕の名前を憎しみを込めずに言ってくれた。まだ希望はある。僕はそう思っている。」

 

リボン「これは、美味しそうなプリンのパワーを感じるですわ~!こちょこちょして下さいな・・・」

 

リボンが鼻をくすぐられてくしゃみを出すと同時に、ガーリーのプリカードが出て来た。

 

美姫は落ちていたライダーベルトを回収するとダークカブトゼクターが目の前に現れる。

 

美姫「ダークカブトゼクター。これからは、あなたが行きたい所に行けばいいわ。だからもう悪さはしないで。」

 

ダークカブトゼクターは頷き、飛んで行った。

 

美姫「それにしても、まさか歌で倒すなんて。」

 

誠司「でも、いい歌だって俺は思いますね。」

 

まりあ「歌は人を幸せにするものだもの。」

 

美姫「そうね。」

 

プリキュア達はドレッサーの新たな力を引き出し、ブルーは改めてミラージュを取り戻すと強く誓ったのだった。

 

ブルースカイ王国

 

ディープミラー「危ない所でしたね、ミラージュ様。恐るべきシャイニングメイクドレッサー。それをプリキュアに使わせるとは、ブルーは余程あなたの事が邪魔で―――」

 

クイーンミラージュ「ブルーは何を言おうとしたの!?ブルーの本当の気持ちって実は・・・!」 

 

言葉の途中で、ディープミラーがクイーンミラージュに洗脳を行い始める。

 

ディープミラー「気持ちなど知る必要はありません。そんな不確かなもの、知って何になりますか?あなたは捨てられた。それは事実でしょう?」

 

クイーンミラージュ「でも・・・!」

 

ディープミラー「また同じ事を繰り返すおつもりですか?あなたはブルーを愛した。愛した故苦しみに苛まれ、今なお嘆き続けている。愛ゆえに、不幸になったのです。幸せは一瞬。愛は幻。心を惑わす災い。私はずっと、あなたのそばに居ます。」

 

ブルーの言葉に心動かされていたミラージュに、ディープミラーは改めて愛は幻、幸せは一瞬だと言い聞かせたのだった。

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