仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:グレイモン

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第301話「想いよ届け! プリンセスVSプリンセス!」

トワイライト「私はブラックプリンセス。この世界に、絶望を。」

 

カナタ「トワ・・・!」

 

マーメイド「変身した・・・!」

 

トゥインクル「あれも黒いキーの力・・・!?」

 

ディスピア『トワイライトよ、プリンセスプリキュアと仮面ライダーを・・・そしてカナタ王子を葬り去るのだ。』

 

トワイライト「はい、お母様。」

 

ブラックプリンセスは手にエネルギーを混めて跳躍をする。

 

カナタ「トワ!」

 

すぐさまはるかはパフュームにキーを差し込み、美姫はディケイドのライダーカードをバックルに装填し、ゆいはカードデッキをVバックルにセットした。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

カナタ「フローラ!」

 

フローラに変身し、どうにかブラックプリンセスの攻撃を止めた。

 

フローラ「あなたが、カナタの妹さんだったなんて・・・!一体、何があったの!?」

 

ブラックプリンセスが繰り出した一撃でフローラを吹き飛ばした後、トゥインクルが星型のエネルギーを飛ばして攻撃するが、星型のエネルギーを燃やした。

 

マーメイド「フローラ!」

 

ゆい「大丈夫?」

 

トゥインクル「話が通じる状態じゃ無いっぽいね・・・!」

 

カナタ「すまないフローラ。僕のーーー」

 

フローラ「ううん。ずっと探してた家族とこんな形で再会したら、誰だってショックだよ・・・。それより、早く止めなきゃ!伝わって来たの。今までの黒いキーの力よりも、もっと強くて怖くてーーーそれにとても危険な感じ・・・!まるで、自分自身まで燃やし尽くしてしまいそうな・・・!」

 

カナタ「パフュームに引き出されてしまった絶望の力は、持ち主であるトワをも飲みこもうとしているのか・・・!」

 

アロマ「それじゃあ、このままだとトワ様は・・・!」

 

フローラ「大丈夫。そんな事、絶対にさせない!」

 

マーメイド「詳しい事情は分からないけれど、このまま彼女を放ってはおけないわ。」

 

トゥインクル「ま、兄妹の再会ってのは、もっと感動的じゃないとね。」

 

カナタ「みんな・・・。」

 

ネオディケイド「プリキュア達だけじゃない。俺たち仮面ライダーも同じだからな。」

 

ゆい「待ってて下さいね。私達が必ず助けますから。」

 

カナタ「ディケイド・・・。ゆい・・・。ドレスアップキーの、プリンセスプリキュアの夢の力なら、絶望の力を打ち払い、黒いキーから、トワを開放することができるハズ!」

 

トゥインクル「キーにはキーをって訳だね。」

 

ネオディケイド「それじゃ、俺達はフローラ達のサポートをするぞ。」

 

ネオディケイドはライドブッカーからライダーカードを取り出す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ウィザード!ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」

 

横から魔方陣が現れ、通り抜けると同時なネオディケイドはウィザード フレイムスタイルにカメンライドした。

 

トゥインクル「準備はいい?」

 

フローラ「うん!」

 

マーメイド「ええ!手加減している時間は無いわ!」

 

フローラ「全力で行こう!」

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「ここからが、俺達のショータイムだ!ドライバーチェンジ!」

 

ネオディケイドライバーはウイザードライバーへチェンジした。

 

ブラックプリンセスがフローラ達に向かって跳ぶ。

 

ウィザードライバー「ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!バインド!プリーズ」

 

魔方陣から鎖が現れ、ブラックプリンセスを鎖で巻き付ける。

 

トゥインクル「シューティングスター!」

 

まず始めにトゥインクルがクリスタルプリンセスロッドにシューティングキーを差し込む。

 

トゥインクル「きらきら!流れ星よ!プリキュア!ミーティア・ハミング!」

 

至近距離からミーティア・ハミングを放ち、ブラックプリンセスを吹き飛ばす。

 

『フリーズ ベント!』

 

ファムがブランバイザーにフリーズベントのカードを装填すると、ブラックプリンセスの動きを止めた。

 

マーメイド「バブル!」

 

次にマーメイドがクリスタルプリンセスロッドにバブルキーを差し込む。

 

マーメイド「高鳴れ!泡よ!プリキュア!バブル・リップル!

」

 

バブル・リップルを放ち、ブラックプリンセスを泡の中に閉じ込めた。

 

フローラ「リリィ!」

 

最後にフローラがクリスタルプリンセスロッドにリリィキーを差し込む。

 

フローラ「舞え!ユリよ!プリキュア!リィス・トルビヨン!」

 

リィス・トルビヨンを放ち、ブラックプリンセスを動けなくした。

 

アロマ「このまま一気に、モードエレガントで!」

 

だがその時、リィス・トルビヨンが打ち破られ、ブラックプリンセスはモードエレガントとなった。

 

フローラ「モードエレガント!?」

 

モードエレガントとなったブラックプリンセスが手から巨大光線を放った。

 

直撃を受けそうになったその時、カナタがロッドでバリアを作り出して防ぐ。

 

カナタ「止めるんだトワ!このままでは君は・・・トワ!」

 

ディスピア「無駄だ。もうお前達の声はトワイライトには聞こえぬ。」

 

ブラックプリンセスの後ろにディスピアの幻が現れる。

 

ディスピア「どうだカナタ王子。これが絶望の力だ。」

 

カナタ「ディスピア・・・!」

 

ディスピア「お前の妹が夢を持っていた。ホープキングダムの王女に相応しく、強く、大きなその夢に向けて、幼い身でありながら、一人日々努力を重ねていた。だが夢は、大きければ大きい程、その道のりは遠く険しい。己の未熟に苦しみ、不安に溺れた王女の心に私は呼びかけた。そして、王女は自ら踏み入ったのだ。絶望の森に、奥深くに。」

 

カナタ「絶望の・・・森?トワが・・・?だとしても、何故だ!何故トワを連れ去った!?」

 

ディスピア「希望を、王女と言う希望を、お前達から奪う為。知っているか?ホープキングダムにとって王女がどれ程大切な存在であったか。王女を失ったホープキングダムがどれほど深い悲しみに、絶望に染まったか。その絶望が私の糧となり、力となった。王女はそれで用済みであったが、面白い使い道を思いついた。私は王女の記憶も心も、そして夢も全てを消し去り、育てた。ディスダークのプリンセスとして。希望の王女が絶望の王女となり、その手で希望を消し去る。お前達にとって、これ以上の切望は無かろう。しかし、結局はドレスアップキーを手に入れる事も、プリキュアとディケイドを倒す事も出来ない失敗作であったがな。トワイライトよ、せめて最後は私の役に立って見せよ。プリンセスプリキュアを、残された最後の希望を燃やしつくすのだ。その全てを賭けてな!」

 

カナタ「トワ・・・。」

 

トワイライト「はい。お母様の仰せのままに。」

 

カナタ「トワ!」

 

ブラックプリンセスがより強力な光線を放ち、バリアを破壊し、フローラ達が倒れた。

 

ディスピア「ホープキングダムを照らす光が、闇に消えた。夢は閉ざされ希望は今潰える。お前達に残された物は、もう何もない。さあ、絶望せよ。」

 

フローラ「夢は、あるよ。夢も、希望も、まだ消えて無い!」

 

フローラが立ち上がりながら言う。

 

上空に作られた鍵穴から、シャットとロックが出て来る。

 

シャット「う、美しい・・・!トワイライト様、何と気高きお姿!」

 

ロック「ありゃ、何か面白い事になってるんだね。」

 

シャット「トワイライト様!あなたと出会えたことが、このシャット、生涯最大の喜び!」

 

振り返ると眼前にディスピアが映り、すぐさた慌てながら離れた。

 

ディスピア「見苦しいな。この期に及んでなぜ立ち上がる、プリンセスプリキュア。」

 

フローラ「希望はある。今、私の目の前に!」

 

ディスピア「ふん。ならば、お前が希望と呼ぶものの手で朽ち果てよ!」

 

ブラックプリンセスが手にエネルギーを溜めて跳ぶのと同時にフローラも跳び、エネルギーを溜めた手を自信の手で弾く。

 

フローラ「バイオリンは、心を閉ざして弾くもの。あなたは、そう言ったよね。でも私、あなたの演奏に凄く感動した!あなたみたいに弾けるようになりたいって思った!」

 

二人が手に溜めたエネルギーがぶつかり合うのと同時に、周りに花びらが舞う。

 

フローラ「それはきっと、あなたの音色は、心を閉ざしても抑えきれない夢!それに、遠く離れたカナタへの想いで溢れていたから!」

 

互いに戦いながら、フローラが叫ぶ。

 

ディスピア「言ったハズだ。王女の心は消え失せた。」

 

フローラ「心の無い人に、あんな素敵な演奏出来ないよ!」

 

二人の拳が互いにぶつかり合う。

 

フローラ「あなたの心は、無理矢理閉ざされているだけ!あなたの夢も、カナタへの思いも、その中で生きてる!」

 

シャット「おのれ!私のトワイライト様に!」

 

ロック「隙ありなんだね!キュアフローラ!」

 

横からシャットとロックがフローラに攻撃を繰り出す。

 

ウィザードライバー「ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!ディフェンド!プリーズ!」

 

『ガード ベント』

 

二人の攻撃を、マーメイド・トゥインクル・ネオディケイドウィザード フレイムスタイル・ファムが防ぎ、吹き飛ばす。

 

マーメイド「さあ!フローラ!」

 

トゥインクル「今度こそ決めるよ!」

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「アイツらは俺達が足止めしてるから!」

 

ゆい「フローラはトワさんを元に戻して!」

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイルとファムはシャットとロックを足止めしていた。

 

フローラ「うん!みんな!行くよ!」

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル「「「エクスチェンジ!モードエレガント!」」」

 

フローラ「リリィ!」

 

マーメイド「バブル!」

 

トゥインクル「シューティングスター!」

 

ミラクルドレスアップキーを差し込み、モードエレガントへと姿を変える。

 

クリスタルプリンセスロッドの先端にエレガントドレスアップキーを挿し込む。

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル「「「輝け!三つの力!」」」

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル「「「プリキュア・トリニティ・エクスプロジオン!」」」

 

クリスタルプリンセスロッドの先端に付けた光るリボンで巨大なティアラを描き、ティアラから強力な虹色の光波を相手に向けて放つトリニティ・エクスプロジオンを放った。

 

先にストライクウィザードとライダーキックが命中して吹き飛ばした所にトリニティ・エクスプロジオンが命中するが、黒いキーがこれを抑える。

 

マーメイド「黒いキー・・・!」

 

トゥインクル「まだまだ、このまま押し切るよ!」

 

ディスピア「無駄な事。私が生み出した黒いキーより溢れでる絶望。お前達ごときでは消せはせん。まして十二個全て揃っておらぬドレスアップキーの力ではな。」

 

フローラ「私達だけじゃ無い、希望の力はーーー」

 

カナタ「そして夢は、トワ、君の中に。」

 

カナタがそう言うと同時にパフが持って来たバイオリンを弾き始める。

 

カナタ「トワ、この曲を覚えているかい?あの頃、トワの喜ぶ顔が見たくて、僕は何度も弾いていた。一緒に弾きたいと懸命に練習するトワを見て、とても幸せだった。君と、また一緒にバイオリンを弾きたい。それが僕の夢。君とでなければ叶えられない夢。トワ、どうか思い出してほしい。あの時聞かせてくれた君の夢を。強く願えば、夢は必ず叶うのだから。」

 

ブラックプリンセスの頬に一粒の涙が流れ、夢の光が放たれる。

 

ディスピア「何っ?」

 

パフ「あれは・・・」

 

アロマ「夢の光ロマ!」

 

ディスピア「馬鹿な・・・消し去った夢が蘇ったとでも言うのか・・・!」

映し出されていたディスピアが消滅する。

 

トワイライト「お兄・・・様・・・。」

 

ブラックプリンセスは浄化された。

 

そしてトワイライトは、カナタの妹のトワに戻った。

 

カナタ「トワ・・・。」

 

フローラ達は変身を解く。

 

シャット「これは、どう言う事だ!?あの娘は一体誰だ!?なあロック、私のトワイライト様は何処に!?」

 

ロック「んー、トワイライト様は消えて、ただの小娘になったって事だね。」

 

シャット「そんな・・・!そんな馬鹿な・・・!」

 

ロック「あーあ、何か白けちゃったんだね。」

 

するとその時、ホープキングダム城が揺れ始めた。

 

ロック「あ、ほら。巻き込まれない内にとっとと退散するんだね。これはディスピア様、大層お怒りの様子なんだね。」

 

シャットとロックはこの場から離れた。

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「あ、逃げた。」

 

ディスピアの怒りによって放たれた絶望のエネルギーが、ツタとなってはるか達を追いかけ始めた。

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「あ、ツタが出て来た。」

 

はるか達は、カナタの後を追ってある場所へと走っていた。

 

近づいてきたツタをネオディケイドウィザード フレイムスタイルとファムがウィザーソードガンとブランバイザーで斬り裂いた。

 

きらら「何かヤバそうな雰囲気・・・!」

 

みなみ「このまま、無事には帰してくれないでしょうね。」

 

はるか「どこに向かってるの!?」

 

アロマ「この先には、扉があるロマ!」

 

パフ「パフ達は、そこを通ってみんなの世界に来たパフ!」

 

カナタ「今の僕らでは、ディスピアの力に遠く及ばない。君たちもさっきの戦いで消耗しきっている。ひとまず、ここから脱出するんだ!」

 

ディスピア『逃がさん・・・。』

 

カナタ「!?」

 

ディスピアの声を聞いたのと同時に、茨がはるか達を追いかけて来た。

 

きらら「何あれ!?」

 

アロマ「ディスピアの魔力ロマ!」

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイルはウィザーソードガンのハンドオーサーを起動させる。

 

ウィザーソードガン ソ-ドーモード「キャモナスラッシュシェイクハンズ!フレイム!スラッシュストライク!」

 

左手にはめてるウィザードリングをスキャンする。

 

ウィザーソードガン ソードモード「ヒー!ヒー!ヒー!ヒー!ヒー!ヒー!」

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「はあっ!」

 

火のスラッシュストライクを放ち、茨を燃やしつつ、斬り落とした。

 

きらら「ナイスです!ディケイド!」

 

しばらく走ると、人間界へ通じる扉が見えた。

 

パフ「あれパフ!」

 

アロマ「急いで飛び込むロマ!」

 

茨が追いつき、はるか達の動きを止めようとしたその時、カナタがロッドからバリアを展開して抑えた。

 

アロマ「間一髪ロマ・・・。」

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「でも、そう長く持たないと思う。」

 

その時、トワが意識を取り戻した。

 

トワ「お兄・・・様。」

 

カナタ「お帰り、トワ。もう何も心配はいらないよ。ディケイド、トワを頼んだ。」

 

ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「分かった。」

 

変身を解いた美姫はトワを抱えて先に扉の中へ入る。

 

カナタ「さあ、扉へ!」

 

みなみ達が扉の中へ入る。

 

はるか「カナタも行こう!」

 

カナタ「先に行ってくれ。」

 

はるか「え・・・カナタ?」

 

扉に入ろうとしたはるかは足を止めた。

 

カナタ「君たちが飛んだ後、この扉を破壊して閉ざす。」

 

扉を破壊するとカナタが言い、はるかは驚いた。

 

カナタ「ここで食い止めなくては、ディスピアの魔力はどこまでも追い続け、きっと君達の世界にまで及んでしまう。それだけは・・・防がなくては・・・!」

 

はるか「そんな・・・!一人じゃ無茶だよ!あたしもーーー」

 

カナタ「はるか。君達のお蔭で僕は再びトワと会う事が出来た。無くしていた希望を見つける事が出来た。すぐに行くよ。まだ叶えたい夢もあるからね。はるか、美姫に伝えてくれ。トワを笑顔にしてくれと。」

 

そう言うと同時にロッドの力ではるかが浮かび、扉の中へ飛ばした。

 

はるか「カナターーーー!!」

 

カナタ「会いたいと、心から望めばきっと・・・!はるか、また会おう・・・!」

 

ロッドに付いていた宝石が砕け散ると同時に、扉が壊された。

 

こうしてはるか達は無事人間界へと戻ったのだった。

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