仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第31話「香織と綾斗と綺凛2」

高等部校舎前

 

香織と綾斗は綺凛を待つ。

 

綺凛「おはようございます 天霧先輩 神城先輩」

 

香織「おはよう」

 

綾斗「おはよう刀藤さん さて それじゃまずは走り込み・・・・・・の前にストレッチだね」

 

綺凛「はいっ」

 

綾斗「先輩は?」

 

香織「軽い運動としてストレッチはやるよ。」

 

3人はストレッチを始めた。

 

綾斗「そういえば普段刀藤さんはどんなコースを走ってるの?」

 

綺凛「わたしは学園の外に出て アスタリスクの外周をぐるっと周回するようにしています」

 

香織「そうなの・・・。」

 

綾斗「外に出るんだ」(こっちはいつも短距離ダッシュがメインだけど・・・)「よし じゃあ俺もそうしてみようかな」

 

香織「私もちょっとやりますか。」

 

華凛「はい 私が先行しますね」

 

香織「刀藤さん 笑顔は可愛いよね。」

 

綺凛「神城先輩 可愛いとか・・・。」

 

綾斗「とにかく 行くよ。」

 

綺凛「了解ですっ あ その前に・・・・・・神城先輩は無いでしょうけど、天霧先輩はウェイト使ってますか?」

 

綾斗「ウェイトって?」

 

綺凛「ええっと・・・・・・つまりこういうのです」

 

綺凛はブツを見せた。

 

香織「腰に巻く帯?」

 

綾斗「重い・・・!!」

 

綺凛「学園の敷地内なら私達の速度で走っても問題ないですけど 外じゃそうはいきませんから」

 

綾斗「ああそっか 確かに危ないもんな」

 

綺凛「これを付けていればそんなにスピードも出ませんし トレーニングにもなります」

 

綾斗「なるほどね ありがとう じゃあ貸してもらおうかな」

 

綾斗は右腕にウェイトを巻き付けた。

 

香織「へぇ・・・」

 

綺凛「では参りましょうか」

 

3人はランニング中。

 

綾斗「今日はずいぶんと霧が濃いね」

 

綺凛「そうですね・・・あ でも聞くところによると 冬なんかはもっとすごい日もあるそうですよ」

 

香織「冬はもっとすごいんだ・・・」

 

綾斗「へぇ 今日でも十分すぎるくらいなのに 走りながらはぐれちゃいそうだ 手でも繋いでおいたほうがいいかもね」

 

綺凛「は はい じゃあ・・・」

 

綺凛は手を握る。

 

綾斗「・・・ご ごめん 一応その 冗談のつもりだったんだけど・・・・・・」

 

綺凛は慌てて手を離す。

 

綺凛「はぅっ!?あ あの ご ごめんなさいです・・・・・・!」

 

綾斗「いや 俺のほうこそ・・・ ・・・・・・」

 

綺凛「・・・天霧先輩 神城先輩」

 

香織「うん。」

 

綾斗「一人じゃないね」

 

綺凛「はい・・・・・・でもなにか変です この気配 人というよりはむしろーーー」

 

すると、ドラゴン系モンスターが一匹現れる。

 

綺凛「この子たち・・・なんて生き物でしょうか?」

 

香織「姿・形は西洋のドラゴン系だよね?」

 

綾斗「ですね・・・。うちの地元じゃ 見たことなかったなァ」

 

綺凛「でもちょっと可愛いですね」

 

綾斗「ああ うん・・・」

 

香織「可愛いの?」

 

一匹が綾斗の剣に噛みつくが、綾斗は振り払う。

 

香織「綾斗くん!!」

 

綺凛「天霧先輩 大丈夫ですか?」

 

綾斗「ん まあ さほど手強いって感じでも ないのかな」

 

綾斗はレーザー剣を振り下ろし、ドラゴンの腕を斬った。

 

しかし、腕は体とくっつき再生された。

 

香織「ええェ!?」

 

綾斗「あんまり無駄な殺生はしたくないんだけど・・・仕方ないか」

 

綾斗は武装を構えつつ、

 

綾斗「天霧辰明流剣術初伝ーーーし祁蜂!」

 

綾斗は高速で斬り、衝撃砲で貫く。

 

しかし、ドラゴンは溶けだし、再生し始める。

 

香織「しぶといねェ」

 

綾斗「まさか本当に不死身とかいうんじゃないだろうな・・・」

 

綺凛「いえーーーーーー終わりです」

 

綺凛は細切れにした。

 

綺凛「やっぱり核になる部分があるみたいですね」

 

綾斗「よくわかったね?」

 

綺凛「星辰刀(プラーナ)の流れが妙でしたから わたし 昔からそういうのに敏感なんです」

 

香織「そうなんだ。」

 

綾斗「となると・・・・・・やっぱりアルルカントってことかな」

 

綺凛「アルルカント?」

 

綾斗「説明すると長くなるんだけどーーー」

 

香織「そうなの?」

 

地面が割れ出し、綺凛が落下し、綾斗と香織も共に落ちていく。

 

エルネスタ「ええ~~~っ!?これで第1幕は終了?あんなに大穴開けちゃって・・・警備隊に嗅ぎつけられたら厄介だよー?」

 

パレード「あそこは元々工事予定だったらしい まぁしばらくは問題ないだろう」

 

エルネスタ「にしてもあれがフリガネラ式粘性攻体かー 《超人派(チノーリオ)》の取っておきにしちゃあ 大したことないわねー」

 

パレード「なかなか辛口だな だが連中としても次が本命らしいぞ?」

 

エルネスタ「ほっほう だったら期待しましょーじゃないの」

 

綾斗と香織は浮かび上がる。

 

綾斗「先輩!!大丈夫ですか!?」

 

香織「私は大丈夫だよ!!」

 

綾斗「刀藤さん!大丈夫!?」

 

綾斗と香織は綺凛に駆け寄る。

 

綺凛「けほっ!こほっ・・・!あ ありがとうございます 先輩方・・・・・・!わたし お 泳げなくて・・・」

 

香織「そうなの・・・?」

 

綾斗「それよりここは・・・?アスタリスクの地下だと思うんだけど」

 

綺凛「じゃあ・・・・・・パラストエリアでしょうか」

 

綾斗「パラストエリア?」

 

綺凛「アスタリスクはメガフロートですから バランスを取る為に重りとして水を利用してるのじゃないかと」

 

香織「へぇ・・・。」

 

綾斗「なるほど」

 

綺凛「どこかに点検用の出入り口があると思いますがーーー」

 

すると、突然の揺れによる小波が発生。

 

香織「何!?」

 

綾斗「なんだ・・・!?」

 

地上のドラゴン系とは違うタイプが一匹登場。

 

綾斗「ははーーーこれはまた・・・」

 

香織「地上のは違うタイプ・・・。」

 

綾斗「わざわざここへすんなり帰してくれるわけないよね」

 

香織「そりゃそうだよ・・・。」

 

綺凛「先輩方・・・あの竜 上にいた子たちと同じ感じがします」

 

綾斗「ってことはあんまり四の五の言ってられないか・・・」

 

綾斗は武装のレーザー剣を構える。

 

竜は衝撃波を発生させ、3人を壁まで吹っ飛ばした。

 

綾斗「あたたたた・・・」

 

綺凛「だ 大丈夫ですか!? 神城先輩は!?」

 

香織「綾斗くんがクッションのようになったんで・・・。」

 

綾斗「これくらいなんともないけど この冗談はちょっと厄介だね・・・」

 

綺凛「あの わ わたしが足手まといになるようでしたら離してください!」

 

綾斗「え・・・?」

 

香織「刀藤さん?」

 

綺凛「わ わたしのせいで先輩方がお怪我をされたら・・・わたし わたし・・・!もう嫌なんです わたしなんかのせいで 誰かが犠牲になるのは・・・!」

 

香織「刀藤さん・・・」

 

綾斗は綺凛の頭に手を置く。

 

綾斗「大丈夫 なんにも心配いらないよ あれくらい普段の刀藤さんなら相手にもならないだろう?だったら刀藤さんといい勝負をした俺のことも もう少し信用してくれてもいいんじゃないかな?神城先輩の事もね。あと もう一つ・・・「わたしなんか」なんて言っちゃダメだよ 刀藤さんは優しくて強いーーー素敵な女の子なんだから」

 

綺凛「・・・は はいっ」

 

香織「綾斗くん 私も加勢した方がいい?」

 

綾斗「いえ あいつは僕の力で充分です。」

 

円柱の一部を破壊し、足場を作り出した。

 

綾斗が先に、上がり、香織も上がり出す。

 

綾斗「刀藤さん あいつの星辰刀(プラーナ)の動きから核の場所ってわかるかな?」

 

綺凛「あ はい なんとなくですけど・・・でも体の中で常に移動しているようなので」

 

綾斗「じゃああれを試すしかないか」

 

綺凛「試す・・・・・・?」

 

綾斗「うん いままで俺の星辰刀(プラーナ)に耐えられる 煌式武装(ルークス)がなかったんだけど」

 

綾斗はレーザー刀身を伸ばした。

 

香織「刀身が伸びた!?」

 

綺凛「流星闘技(メテオアーツ)!?」

 

綾斗は振りかぶり、竜に突撃。

 

綾斗(黒炉の魔剣(こいつ)ならっ!)

 

竜を一刀両断。

 

3人ともランニング用着を乾かし、3人とも下着姿になるしかなかった。香織と綺凛は上下共に下着で、互いに背中合わせになる。

 

綺凛「ーーーじゃあ天霧先輩が全力で戦えるのは5分くらいまでなんですか?」

 

綾斗「うん 無茶をすればもう少しいけると思うけど それでも10分はもたないと思う」

 

香織「綾斗くん 無茶はしちゃダメだよ。」

 

綾斗「ですよね。」

 

綺凛「あの・・・天霧先輩はどうしてそこまでして戦うんですか?」

 

綾斗「ーーー力になってあげたい人がいるんだ」

 

綺凛「・・・リースフェルト先輩ですか?」

 

綾斗「うん・・・まあね」

 

綺凛「神城先輩は女神さまとの連絡で別の地球へのメドが立ったら、次はどういう世界に行こうと思ってるんですか?」

 

香織「うーん。海外に行ってみようかなって・・・。」

 

綺凛「海外・・・!?」

 

綾斗「海外ですか・・・。とするとアメリカとか?」

 

香織「かもしれないねェ」

 

綺凛「そうですか・・・。」

 

綾斗「俺からも聞いていいかな 刀藤さんはどうしてここで闘っているの?」

 

綺凛「わたしは・・・・・・わたしは罪人として収監されている父を助けたいのです」

 

香織「お父様を?」

 

綺凛「5年前・・・わたしと父がお店に強盗が入りました 人質に取られたわたしを助けようとして 父はその人を殺めてしまったのです 本当なら正当防衛が認められる状況だったのですが 父は星脈世代(ジエネストラ)で強盗犯はそうでもなかったのです」

 

綾斗「そうか・・・より重い罪に問われたんだね」

 

綺凛「はい・・・・・・今にして思えば当時のわたしでも相手を倒すことはできたのです でも 弱虫のわたしは体がすくんでしまって・・・・・・このままでは父は数十年出てこれません そんな時 ひとつだけ助ける方法があると叔父様が・・・わたしはもう叔父様にすがるしかないのです・・・言う通りにしておけばきっと父は・・・」

 

香織「刀藤さん それは・・・」

 

綾斗「それは違うよ 刀藤さん」

 

綺凛「違う・・・?」

 

綾斗「目指すところは同じでも それは刀藤さんが自分で選んだ道じゃない もしお父さんを救えたとしてもきっと刀藤さん自身は救われない うまく言えないけどそんなのお父さんも望んじゃいないと思うんだ・・・」

 

綺凛「・・・・・・わかりません それに今更わたし一人では・・・とてもそんな・・・」

 

綾斗は綺凛の頭に手を置く。

 

綾斗「大丈夫だよ 刀藤さんは一人じゃない 少なくとも俺は力になるよ それがちゃんと刀藤さんが自分で選んだ道ならね」

 

綺凛「・・・わたしが自分で・・・」

 

綾斗「うわぁっ!」

 

綺凛「えっ?」

 

綺凛は上下が下着な事に気付いて、慌てて、隠す。

 

香織「隠しきれてないけども・・・。」

 

綺凛「あっあの・・・天霧先輩はよくわたしの頭を撫でてくださいますよね?」

 

綾斗「え? うん・・・気に障ったかな?」

 

綺凛「いえーーー父もよくああやって頭を撫でてくれてたんです」

 

その後、3人は救出された。

 

星導館学園ーー中庭

 

綺凛は叔父の綱一郎と会う。

 

綱一郎「まったく・・・あまり心配をかけさせるな」

 

綺凛「ごめんなさいです叔父様」

 

綱一郎「それで・・・改まって話とはなんだ?次の勝負相手の調整がある 手短に済ませろ」

 

綺凛は気が引き締まる。

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