仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
ノーブル学園の玄関から下の校門の方まで、赤い絨毯が敷かれていた。
黒服A「校舎前、異常なし!」
黒服B「間もなくご到着だ。」
周りの黒服達がトランシーバーで会話する。
きらら「何あの人達?」
登校中のはるか達は疑問を浮かべる。
すると、白いリムジンが停まった。
きらら「みなみん、どうかしたの?」
みなみ「きっと彼ね。」
はるか「彼?」
みなみが誰がこんな事をしているのを知っていた。
リムジンのドアが開き、白いタキシードを着てバラの花束を持った少年―伊集院キミマロが出て来る。
みなみ「やっぱり・・・。キミマロ・・・。」
キミマロ「会いたかったよ!マイ・スイート・ハニー!」
みなみの元へ駆け寄り、笑顔でバラの花束を差し出した。
教室までキミマロと黒服達にエスコートされるみなみの表情は、複雑なものだった。
みなみ「相変わらず凄い警備ね。」
キミマロ「そうかい?今日はいつもの半分なんだけどね。」
はるか「誰なんだろうあの人・・・?」
きらら「ちょっと面白いんですけど・・・!」
シュウ「彼は伊集院キミマロ。世界でも有数のセレブで、会長の幼馴染なんだ。」
ナオト「何でも、許嫁らしいんですが。」
シュウ達生徒会メンバーが、キミマロについて説明する。
はるか「えええええ~っ!?」
トワ「許嫁・・・?」
きらら「結婚の約束してるって事?」
ゆい「け、結婚・・・!?」
あやか「みなみさんはどう思ってるか知りませんけど。」
シュウ「彼もノーブル学園の生徒だけど、今はイギリスに留学中なんだ。」
ナオト「休みになって、会長の顔見たさに帰ってきたんでしょう。」
せいら「専用のジェット機でね。」
はるか「映画みたい・・・!」
キミマロ「どうぞ。マイ・スイート・ハニー。」
みなみ「ありがとう・・・。」
みなみの椅子を引き、座るように促す。
みなみのクラスの担任が入ると、大量のバラが入った花瓶が教卓に置かれていたのを見て驚いた。
キミマロ「ティーチャー、花を飾らせていただきますよ。みなみからよく見えるように。」
担任「ちょっと、大振り過ぎるのでは・・・。」
キミマロ「僕のみなみへの愛に比べれば、小さ過ぎる位です。」
はるか「あ、愛?」
トワ「まあ・・・。」
きらら「やっぱ面白っ。」
後ろのドアの隙間から、様子を見てきたはるか達が言う。
みなみ「気持ちはありがたいけど、あんな大きな花は教室には似合わないわ。」
キミマロ「おお、ゴメンよ。僕の愛が大きすぎたようだ。」
キミマロが指を鳴らすと同時に、教室にいたボディーガードの一人が花瓶を持って教室から出た。
トワ「紳士的ですわね。」
ゆい「ちょっと困ってるみたいだけど・・・。」
はるか「でもホントに、みなみさんの事が好きなんだね。いけない、戻らないと!」
チャイムの音が鳴り、はるか達は自分達の教室に戻った。
昼頃になり、はるか達は昼食の乗ったトレイを持って外に出ていた。
みなみ「まあ、綺麗!」
はるか「世話していた花壇が、いい感じに咲いたので、今日はお花見ランチです!」
はるかが世話をしていた花壇の花が咲いたので、これをみながら昼食を取ろうと言うはるかの提案だった。
キミマロ「オープンでランチとはいいアイデアだね。」
みなみ「キミマロ・・・。」
そこへ赤い絨毯が轢かれ、キミマロがその上を歩きながらこちらへ歩いて来た。
キミマロ「僕が素敵にアレンジさせて貰うよ。」
キミマロが指を鳴らすと、ボディーガード達がテーブルとイスを用意した。
みなみ「キミマロ、元に戻して貰えるかしら?」
キミマロ「どうしてだい?」
みなみ「花と同じ目線で頂くランチを素晴らしいと言う事を、はるかに教えて貰ったのよ。ね?」
はるか「はい。」
キミマロ「はるか・・・?」
はるか「春野はるかです!すみません、せっかく用意して下さったのに・・・。」
自己紹介し、頭を下げて謝る。
キミマロ「いや、しかし・・・あんな所でみなみが食事を摂るなんて・・・!」
みなみ「良かったら、あなたも一緒にいかが?」
キミマロ「ああっ!ケガをしてるじゃないか!」
みなみ「ああ、さっき花壇の手入れを手伝っていたらちょっとね。」
キミマロがみなみの指にあった傷を見つけて動揺する。
キミマロ「大変だ・・・!ただちに医療チームを!」
黒服A「イエッサー!」
指を鳴らし、医療チームを呼ぶよう命令する。
みなみ「大げさよ。」
キミマロ「舐めた・・・!」
大げさだと言い、指を舐める。
黒服A「キミマロ様!大丈夫ですか!お車へ!」
黒服B・黒服C「「ハッ!」」
これを見たキミマロは貧血を起こし、ボディーガード達に車まで運ばれた。
はるか「だ、大丈夫かな?」
ゆい「繊細なんだね・・・。」
きらら「あの人、昔からあんな感じなの?」
みなみ「ちょっと大袈裟な所はあったけど、でも、あれで意外とマジメで努力家だし、優しい所もあるのよ。」
きらら「なるほど。まあ、ちょっと世話知らずだけど。」
美姫「あら?あなた達ここで昼食摂るの?」
はるか「あっ、美姫さん。」
ホウキを持った美姫がはるか達に声をかける。
トワ「美姫さんはまだ仕事ですか?」
美姫「そうね。後は校門の所を掃除するだけかな?」
きらら「残念。美姫さんも一緒に食べようと思ったのに。」
美姫「また今度ね。あら?みなみちゃん、ケガしたの?」
美姫はみなみの指にあった傷を見つけた。
みなみ「ええ。花壇の手入れをしていたらちょっと。」
ホウキを置いて美姫はポケットから絆創膏を取り出して、みなみに近づいた。
美姫「これでよしっと。」
取り出した絆創膏をみなみの指に貼った。
みなみ「ありがとうございます美姫さん。」
美姫「それじゃあ~。」
ホウキを持って、美姫は後門の所まで歩いて行った。
みなみ「さっ、ランチにしましょう。」
車内
キミマロ「変わってしまったな・・・みなみ・・・。何故なんだ・・・?あの取り巻き達に影響なのか・・・?特にあの、はるかとか言う・・・」
リムジンの車内でキミマロがボディーガード達に介抱される。
それから少し後、はるかはバレエのレッスン中、足元のバランスを崩して後ろに倒れ、後ろにいたみなみを蒔き添えにして尻餅を付いた。
はるか「いたた・・・あっ!すみません!」
みなみ「いいのよ。気にしないで。さっ、もう一度よ。」
はるか「はい!」
立ち上がり、レッスンを再開した。
キミマロ「バレエに対して、あれ程真剣だったみなみが・・・尻餅ついてヘラヘラしてるとは・・・!」
キミマロ「やはりあの1年生はみなみにとって悪影響を及ぼしている・・・!」
窓の外から様子を見ていたキミマロがはるかに闘志を燃やす。
キミマロ「春野はるかのことが知りたい!徹底的に調査してくれ!」
黒服A「ハッ!」
車の中でキミマロが、はるかについてを撮影した映像を見る。
滑って転んで花瓶を割ったり、花壇の手入れ中にカエルが顔に跳んで来たのを笑って見逃したり、トワとゆいと下校中にバレエの練習をしてカバンの中身をぶちまけたりと色々だった。
キミマロ「やはり、僕のみなみに相応しく無ーい!」
また貧血を起こして倒れそうになるが、ボディーガードの一人が救った。
キミマロ「一体どうしたら・・・。」
黒服「これはもう、みなみ様から遠ざけるしか無いのでは・・・?」
キミマロ「遠ざける、か・・・。」
黒服「それともう一つ、映像があるんですが。」
キミマロ「もう春野はるかの映像は十分だ。」
黒服「いえ、みなみ様が我々も知らない女性と一緒にいるのを見ました。」
キミマロ「何だって!?すぐに見せてくれ!」
今度は、みなみが美姫と会話している姿が映し出され、更にみなみが笑う姿も映し出された。
キミマロ「だ、誰なんだ・・・ピンク髪の彼女は・・・!」
黒服A「調べた所によると、彼女の名は神城美姫。苗字と名前の由来は神様のお城、美しき姫だそうです。」
黒服B「キミマロ様が留学してしばらくしてから、ここの用務員として勤務しているそうです。」
黒服C「生徒達の悩み事や、部活の助っ人や男子寮や女子寮の食堂で調理も行っています。生徒達や寮母の評判は良く、悪人とは言えませんね。」
ボディーガード達が美姫についてを説明する。
黒服A「特にみなみ様達と共に行動する事が多いですね。」
キミマロ「な、何だって!?名前の通りに外見上は美しいであろうが、彼女も、みなみと行動しているだと・・・!?春野はるか同様、彼女もみなみに悪影響を及ぼしている!悪女か何かだろ!まずは神城美姫からだ!」
外で掃除していた美姫の元に、キミマロが現れる。
キミマロ「あなたが神城美姫さんですね?」
美姫「ん?そうだけど、あなたはこの学園の生徒さん?」
キミマロ「ええ。僕は伊集院キミマロと申します。しばらくの間ノーブル学園を離れ、イギリスに留学していました。あちらの学校が休みに入ったので、帰国して戻って来たんです。あなたはみなみとはどう言う関係なんですか?」
美姫「みなみ・・・海藤みなみちゃん?」
キミマロ「はい。」
みなみ「あれって、キミマロと・・・美姫さん?」
通りがかったみなみが美姫とキミマロの姿を見つけ、木の裏に隠れる。
美姫「あなたはみなみちゃんの事を知ってるの?」
キミマロ「ええ。子供の頃からずっと知っています。初めて会ったその日から、みなみは僕にとって、花のように気高き女神。だが、みなみは変わってしまった。彼女の気品と気高さに、陰りが見え始めている。話を戻します。あなたはみなみとはどう言う関係なんですか?」
美姫「そうねェ・・・友人、かしらね?」
キミマロ「そうですか。なら単刀直入に言います。みなみにはもう近づかないで下さい。」
美姫「ふ~ん。どうして?」
キミマロ「あなたや春野はるかのような存在が、みなみに悪影響を与えているからだ!外見上は美しいであろうが、あなたとそばにいては、みなみの気品や気高さが徐々に失われてゆく。」
美姫「つまり、女性とはいえ、気品の無い庶民が、みなみちゃんを汚している。そう言う事?」
キミマロ「話が早くて助かる。だからもう―――」
美姫「断ります。」
キミマロ「そうか。って、断るだと!?」
美姫「あなたが言ってる事は、ただの自己中なのよ。相手の気持ちを考えて無い男子くんに、恋愛する資格なんて無いわ。」
キミマロ「う、うるさい!みなみとたった半年しか関わっていない品の無い女が言うな!」
そう叫んだキミマロは美姫の元から走り去ってはるかの元へ行き、みなみもキミマロを追いかけるようにして走り出した。
一方はるかは、花壇に水をやっていた。
キミマロ「やあ、精が出るね。」
はるか「あっ、キミマロさん。さっきは大丈夫でしたか?」
キミマロがはるかに声を掛ける。
キミマロ「ああ、問題無い。あるとすれば、僕より君なのでは?」
はるか「えっ?」
キミマロ「花は美しいね。初めて会ったその日から、みにみは僕にとってまさに、花の様な気高き女神だった。」
キミマロ「それで僕らは、一年に一度のパーティで友愛を育み、遂にこのノーブル学園で生活を共にする事になった。」
みなみとの出来事を思い出し、頬を赤くする。
はるか「本当に、ずっと昔からみなみさんを思ってたんですね。」
キミマロ「でも、みなみは変わってしまった。」
はるか「えっ?」
キミマロ「彼女の気品と気高さに、陰りが見え始めている。」
はるか「で、でも、今のみなみさんもとっても素敵だと思います!」
キミマロ「昔はもっと素敵だった!そう、彼女はまさに花々の頂点に凛と咲く素晴らしくレディだったのに!」
はるか「はあ・・・。」
キミマロ「はるか君と言ったね。」
はるか「あっ、はい。」
キミマロ「人にはそれぞれ、見合った居場所というものがある。君の場合、それはここでは無いのでは?」
はるか「えっ?」
キミマロを追いかけたみなみが、木の裏に隠れる。
キミマロ「ハッキリ言おう。もうみなみには近づかないで貰いたい。」
はるか「わ、私、みなみさんの傍に居たらいけないんですか?」
キミマロ「それがみなみの為だ。あの神城美姫と言う女と同様、君はみなみに相応しく無い!」
はるかを指差し、そう叫んだ。
キミマロ「ではそう言う事で。失礼。」
そう言い、キミマロはこの場を後にした。
キミマロの目の前にみなみが現れ、キミマロは軽く驚く。
キミマロ「みなみ。」
みなみ「はるかにあんな事を言うなんて、どう言うつもりかしら?それに美姫さんまで・・・!私への不満は、私に言うべきだわ!」
キミマロ「ち、違うんだみなみ。僕はただ、君にあの2人のような取り巻きは必要ないと思って。」
みなみ「美姫さんの言う通り、あなたは・・・相手の気持ちを考えて無い・・・!はるかは私の取り巻きじゃないわ!友達よ!」
みなみ「それに美姫さんは、あなたよりも年上のお姉さんとしても信頼出来る女性だわ!もう二度とそんな言い方は止めて頂戴!ごきげんよう。」
そう言い、キミマロの元から去った。
みなみに怒られたキミマロはまた貧血を起こし、ボディーガードの一人に介抱される。
黒服A「キミマロ様!」
黒服A「医療チームを!」
キミマロ「大丈夫だ・・・。少し一人にしてくれ・・・。」
一方、そこから離れた場所にクローズが現れる。
クローズ「ストップ。フリーズ。行け。」
ストップ・フリーズ「「ハッ。」」
クローズの後ろから鍵穴が作り出され、そこからストップとフリーズが出て来る。
ストップ「行こう。」
フリーズ「ああ、行こう。」
キミマロ「僕は身勝手だったのか・・・?相手の気持ち・・・。」
キミマロがしゃがみながら、木の根の傍に咲く花を見て呟く。
ストップ「ストップ。」
フリーズ「フリーズ。」
キミマロ「何だ君達は!?」
ストップ「お前の夢。」
フリーズ「見せてみろ。」
ストップとフリーズがキミマロの夢を見る。
その夢は、みなみと結ばれるものだった。
ストップ・フリーズ「「絶望の檻に閉じ込める!」」
ストップ「ストップ!」
フリーズ「フリーズ!」
ストップ・フリーズ「「ユア・ドリーム!行け!ゼツボーグ!」」
放たれた二つの南京錠がはなえを絶望の檻の中に閉じ込め、タキシードゼツボーグを生み出した。
アロマ「一体さっきからどうしたロマ?」
はるか「うん・・・。」
はるかが凹んでいると、地響きとゼツボーグの声が聞こえた。
パフ「ゼツボーグパフ!」
アロマ「はるか!」
はるか「うん!」
ゼツボーグが現れた場所へ走り出す。
はるか「いた!」
みなみ「はるか!」
はるか「みなみさん・・・!」
はるかがゼツボーグの元に駆け付けるのと同時に、みなみ達も到着する。
みなみ「キミマロ・・・!はるか!」
はるか「は、はい!」
美姫・ゆい「「変身!」」
はるか・みなみ・きらら・トワ「「「「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」」」」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」
フローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」
マーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」
トゥインクル「きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」
スカーレット「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」
フローラ「強く!」
マーメイド「優しく!」
トゥインクル「美しく!」
スカーレット「Go!」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリンセスプリキュア!」」」」
マーメイド「冷たき檻に閉ざされた夢、返して頂きますわ!お覚悟はよろしくて!」
マーメイド「みんな!行くわよ!」
フローラ「たああああぁぁぁっ!」
フローラがゼツボーグに向かって跳び、拳を構える。
ゼツボーグはフローラのパンチを避けて、カウンターを繰り出し、吹き飛ばした。
マーメイド「ちょっと!」
吹き飛ばされたフローラは着地し、再びゼツボーグに向かって走り出す。
ゼツボーグが持ってたバラを伸ばしてフローラを吹き飛ばした。
さらにゼツボーグはバラを鞭のように使い、マーメイド達を叩き付けた。
フローラ「みんな!」
ストップ「そうだゼツボーグ。」
フリーズ「いいぞゼツボーグ。」
ネオディケイドライバー「アタックライド スラッシュ!」
ゼツボーグの攻撃を避け、ネオディケイドはディケイドスラッシュを繰り出す。
『ソード ベント!』
ゆい「やあっ!」
ウイングスラッシャーを装備したファムはゼツボーグに向かって突っ込み、斬り付けた。
フローラ「すいません・・・。私がいきなり飛び出したりしたから・・・。」
マーメイド「さっき、キミマロに言われた事を気にしているの?」
フローラ「えっ?」
マーメイド「ごめんなさい。偶然、聞いてしまったわ。」
フローラ「はい・・・みなみさんの傍にいられるように、もっと頑張らなきゃと思って・・・。」
トゥインクル「何やってんの!」
ネオディケイド「来るぞ!」
再びゼツボーグはバラをフローラ達に向けて振り回す。
スカーレット「ハナビ!」
スカーレット「 プリキュア!スカーレット・イリュージョン」
スカーレットがスカーレット・イリュージョンを展開する。
ゼツボーグが繰り出したバラはスカーレット・イリュージョンを巻き付けた。
スカーレット「無事ですか?」
フローラ「ありがとう・・・。」
トゥインクル「もう一体何の話?」
フローラ「ゴメン・・・。」
マーメイド「私に相応しいとか相応しくないとか、そんな事、誰が決めるのかしら?」
そう言うと、マーメイドはクリスタルプリンセスロッドを構える。
フローラ「えっ?」
マーメイド「アイス!プリキュア!フローズン・リップル!」
スカーレット・イリュージョンを巻き付けているバラをフローズン・リップルで凍らせると、凍ったバラは砕けた。
マーメイド「はるかははるかのままでいい。私が、あなたといたいのよ。はああああぁぁぁっ!」
回し蹴りを叩き込み、海岸まで吹き飛ばす。
トゥインクル「何の話か知らないけどさ、フローラはフローラでいいじゃん。」
スカーレット「そうです。二人はいつも一緒でしょう?それに何の問題があるのです?」
ゆい「マーメイドがそう思ってた事あった?」
ここでゼツボーグが、マーメイドに襲い掛かろうとする。
フローラ「マーメイド!」
ネオディケイドライバー「カメンライド ドライブ!」
サイドバックルを回転させると、トライドロンがゼツボーグに向かって突っ込み、吹き飛ばした。
ゆい「車が来た!?」
トゥインクル「やっぱり驚くよね。」
スーツと装甲が装着され、近くに停まったトライドロンの左前輪からシフトスピードタイヤが生成され、ボディに装着されると、ドライブ タイプスピードへカメンライドした。
ネオディケイドドライブ タイプスピード「ドライバーチェンジ!」
ネオディケイドライバーはドライブドライバーへチェンジした。
ベルトさん「進ノ介 行けるのか!?」
ネオディケイドドライブ タイプスピード「ああ ベルトさん!」
ゆい「ベルトが喋った!?」
フローラ「ゆいちゃん 知らなかったか・・・。」
トゥインクル「あのベルトだけ、会話できるんだよ。」
ゆい「そうなんだ・・・。」
『ターン!』
『ドリフトカイテーン!』
ネオディケイドドライブ タイプスピードは装備したハンドル剣のターンアクションハンドルを回し、ターンエンダーを押す。
高速移動し、連続でゼツボーグを斬り付ける。
ネオディケイドドライブ タイプスピード「大丈夫?」
マーメイド「ええ。ありがとう美姫さん。」
フローラ「あの・・・」
ゼツボーグがフローラとマーメイドの二人に向けて飛んで来る。
マーメイド「フローラ!」
フローラ「はい!」
マーメイド「バブル!高鳴れ!泡よ!プリキュア!バブル・リップル!」
バブル・リップルを放ち、シャチゼツボーグを泡の中に閉じ込めた。
フローラ「リリィ!舞え!ユリよ!プリキュア!リィス・トルビヨン!」
バブル・リップルで閉じ込めてるゼツボーグに向けてリィス・トルビヨンを放つ。
リィス・トルビヨンが命中し、海へ落とした。
マーメイド「フローラ。」
フローラ「はい?」
マーメイド「確かにキミマロの言う通り、私は変わったかもしれない。でも、私は今の私が好きよ。そして、今の私があるのは、あなたのおかげなのよ。だから、余計な事は気にしないで、これからも友達でいて頂戴。」
フローラ「はい!私も、みなみさんと一緒に居たいです!」
ゼツボーグが突撃するが、目の前に出たフルムーン・ハミングで防いだ。
画面上操作から、マックスフレアを出現させ、シフトブレスのタイプスピードと交代する。
ベルト「マックスフレア!タイヤコウカーン!」
マックスフレアを装着し、炎を纏った足で回し蹴りでゼツボーグを吹き飛ばした。
トゥインクル「邪魔すんな!」
スカーレット「お話は終わりましたか?」
マーメイド「ええ。」
ゆい「それじゃ、一気に決めよう!」
キーを捻り、
ベルト「ヒッサーツ!」
マックスフレアシフトカーを倒す。
ベルト「フルスロットール!マックスフレア!」
ネオディケイドドライブ タイプスピードフレア「はああああぁぁぁーっ!」
全身に炎を纏い、トライドロンとの連携による炎版スピードロップを放つ。
『アド ベント!』
カードデッキからアドベントのカードを取り出して、ブランバイザーに装填すると、同時に、ブランウイングを召喚する。
『ファイナル ベント!』
ファイナルベントをブランバイザーに装填し、真上へ跳躍する。
ゆい「やぁーっ!」
ファムはブランウイングの放った突風の勢いに乗せたライダーキックを放つ。
パフとアロマがドレスアップし、プリンセスパレスを呼び出す。
サンゴ・ギンガ・サンの三つのキーがプリンセスパレスにある鍵穴に挿し込まれる。
フローラ「モードエレガント!」
フローラが中央の鍵穴にサクラキーを挿し込む。
中央の扉が開き、フローラが右側に付いたハンドルを回すと同時に、ドレスアップキーがダンスのように回転する。
フローラ「サクラ!」
マーメイド「サンゴ!」
トゥインクル「ギンガ!」
スカーレット「サン!」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「ドレスアップ!プレミアム!」」」」
白を基調色とし、それぞれの淡くなったイメージカラーのリボンやラインが配色された姿、ドレスアッププレミアムに変わった。
巨大化したプリンセスパレスの中心にゼツボーグが配置され、四人で取り囲む。
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「響け!全ての力!」」」」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリキュア!エクラ・エスポワール!」」」」
四人の両掌からビームを発射され、取り囲んだ敵を上空に打ち上げて浄化するエクラ・エスポワールを放った。
炎版スピードロップとライダーキックを受けた所にエクラ・エスポワールが決まり、ゼツボーグは浄化された。
フローラ「ごきげんよう。」
ストップ「夢、止まらなかったな。」
フリーズ「止められなかったな。」
ストップ・フリーズ「「だが、絶望した!」」
ストップとフリーズは作り出した鍵穴を通って引き上げた。
マーメイド「開け!夢の扉!」
ドレスアップキーで、檻の中に閉じ込められたキミマロを解放する。
マーメイド「無事で良かった。」
トゥインクル「でも、その夢は大丈夫なの?」
フローラ「そ、そうだ!い、いつ結婚するんですか!?」
マーメイド「えっ?」
スカーレット「許嫁なんでしょ?」
ネオディケイドドライブ タイプスピードフレア「そうなのか?」
トゥインクル「らしいよ。」
マーメイド「キミマロが勝手にそう言ってるだけよ。」
フローラ「そ、そうなんですか?」
マーメイド「そうよ。」
フローラ「そ、そっか~。」
アロマ「何でフローラが安心してるロマ?」
ネオディケイドドライブ タイプスピードフレア「マーメイドはキミマロくんに対して何とも思っていないって事かな?」
マーメイド「さァ・・・。」
翌日、はるか達はイギリスに戻るキミマロの見送りに、空港に来ていた。
キミマロ「はるか君、昨日はすまなかったね。僕はみなみの事を考えるあまり、君の気持ちを考えていなかった。それをみなみが気付かせてくれたよ。」
はるか「キミマロさん・・・!」
キミマロ「みなみ、君は変わった。だがそれも悪く無い。今は、そう思うよ。」
みなみ「キミマロ・・・。ありがとう。」
キミマロ「やはり君は、永遠のマイ・スイート・ハニーだ!みなみ!それと神城美姫さん、昨日は迷惑を掛けてすまなかった。」
美姫「もう過ぎた事よ。」
すぐさま膝を伸ばし、美姫に謝罪する。
キミマロ「ところでみなみ、君は美姫さんに対してどういう印象なんだい?」
みなみ「私にとって美姫さんは素敵で尊敬できる女性よ。それに近くにいるとちょっと安心するし。」
美姫「そう言ってくれて嬉しいわ。」
みなみ「本当の事ですからね。」
美姫を見て、微笑んで言う。
美姫「学園を去るまでは、はるかちゃん達を含めて支えていくから。」
キミマロ「そうですか・・・。それまではみなみをお願いします。」
美姫「ええ。」(今 初めて「お願いします」って敬語使われたかも・・・。)