仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第317話「教えてシャムール♪ 願い叶える幸せレッスン!」

シャムール「グッモーニン、エブリワ~ン。ミス・シャムールの、ロイヤルレッスン!今日の課題はメイクよん!」

 

はるか「メイク・・・何か大人っぽくて素敵!ワクワクしちゃうね!」

 

今日のシャムールのプリンセスレッスンはメイクで、はるかははしゃいでいた。

 

シャムール「それじゃエブリーワン。レッスンスタ~ト!」

 

シャムールの掛け声と同時に、はるか達がメイクを始めた。

 

美姫とゆいは椅子に座り、シャムールが用意した紅茶を飲みながらみんなを見守った。

 

きらら「よし、オッケー。ま、こんなモンかな?」

 

まず始めにきららが仕上げ、見事なメイクを決める。

 

みなみ「流石はきらら。上手ね。」

 

きらら「あたしは普段から仕事で慣れてるからね。みなみんこそバッチリ決まってるじゃん!」

 

みなみ「私は、パーティなどに出席する時にメイクする機会が多いから。」

 

美姫「ああ、なるほどね~。」

 

トワ「羨ましいですわ二人とも。わたくし、どうも良く分からなくて・・・。」

 

みなみ「まあ・・・。」

 

きらら「んな事言って完璧じゃんトワっち!」

 

美姫「二人に負けない位にね。」

 

ゆい「トワちゃん、メイク出来たんだね。」

 

きらら「どこで覚えたの?」

 

トワ「小さい頃、メイドに少し教わった事があるだけですわ。」

 

はるか「いいなぁ~・・・。みんな素敵過ぎるよ・・・。私のメイク、どうですか・・・?」

 

シャムール「塗り過ぎよん。」

 

はるかのメイクは四人の中で一番酷く、シャムールが持っていた肉球のステッキでおでこを叩かれた。

 

はるかのメイクを見た美姫とゆいはすぐに目を逸らすが、笑っていた。

 

はるか「あっ!今笑ってたでしょ!」

 

美姫「今時そんなメイクする人がいるとは思わなくて・・・。」

 

はるか「ゆいちゃんまで~!」

 

ゆい「流石にそのメイクはちょっと・・・。」

 

シャムール「あくまで繊細に、エレガントにね。」

 

はるか「分かってるつもりなんですけど、難しくて・・・。」

 

美姫「慣れよ慣れ。」

 

きらら「ねえ美姫さん、あたしとみなみんとトワ、どっちのメイクの方が良いと思います?」

 

美姫「ええ~、どっちもじゃダメなの?」

 

きらら「ダメです。ちゃんとどっちかを選んでください。」

 

美姫がみなみときららとトワの三人をジッと見る。

 

美姫「うーん・・・トワちゃんかしらね?」

 

きらら「トワっち?何でです?」

 

美姫「美しく見えるから。」

 

美姫にそう言われたトワは照れながらも、嬉しそうな表情を浮かべていた。

 

トワ(美しく見える・・・。)

 

ここではるかは穴の開いたブロックの奥から、誰かがこちらを見ているのを見つける。

 

はるか「この子は・・・。」

 

シャムール「その子はホープキングダムの妖精、クロロよん。」

 

見ていたのは眠っていたクロロだった。

 

美姫「はるかちゃん、せめてメイク落としたら?怖がってるよ?」

 

はるか「えっ?そんなに怖いですか?」

 

きらら「あの時の・・・。」

 

みなみ「やっと目が覚めたのね。気分はいかが?」

 

トワ「あなたが無事で良かったわ。クロロ。」

 

美姫「怖がらなくていいよ。どら焼き食べる?」

 

トワのナツが優しく声を掛けるが、クロロは奥へ引っ込んだ。

 

シャムール「まだ目覚めたばかりで戸惑っているのよ。ロックだった時の事、何も覚えていないそうよ。」

 

はるか「そっか・・・。」

 

美姫「戸惑うのも無理は無いね。」

 

美姫はどら焼きを食べながらそう言う。

 

シャムール「クロロの事はミーに任せて、ユー達はレッスンレッスン!グランプリンセスの道はまだまだ険しいわよ~ん!」

 

それから翌日、はるかは寮の自室で、メイクに悪戦苦闘していた。

 

はるか「どうかな?」

 

ゆい「前と全然変わって無いかも・・・。」

 

はるか「だよね・・・。何でこうなっちゃうのかな・・・。」

 

はるかのメイクは、全然改善されていなかった。

 

はるか「ごきげんようミス・シャムール、アドバイスをお願いしたいんですけど・・・!」

 

プリンセスパッドでシャムールを呼び出そうとするが、出なかった。

 

はるか「あれ?もしもーし!?」

 

パフ「ミス・シャムールなら、朝クロロと一緒にあっちに行ったパフ。」

 

ゆい「あっちって・・・」

 

はるか「もしかして、夢ヶ丘の町?」

 

トワ「何故町に?」

 

きらら「てか、勝手にパッドの外に出歩けるんだ。」

 

みなみ「ミス・シャムールは、この世界は初めてかしら?」

 

はるか「何か心配になって来たよ・・・。」

 

美姫「行くならメイク落としてからね。」

 

はるか「あっ、そうだった・・・。」

 

はるか達は夢ヶ丘へ向かうバスに乗り、美姫はマシンディケイダーに乗って夢ヶ丘へと向かった。

 

はるか「どこ探せばいいのかな・・・。」

 

きらら「手がかりが町の方へ行ったかもってだけじゃね・・・。」

 

はるか「うん・・・。」

 

はるかが窓の外を眺めていると、シャムールが屋根の上でカラスやハトと言った鳥達に紹介していたのを見つけた。

 

はるか「いた!ミス・シャムール!」

 

すぐにゆいがボタンを押し、近くのバス停で降りる。

 

はるか「あれ・・・?いなくなっちゃった・・・!」

 

アロマ「どこに行ったロマ?」

 

すぐさまシャムールのいた所へ向かうが、着いた頃にはもういなかった。

 

きらら「あれ?ミス・シャムール!」

 

はるか「ホントだ!」

 

きららが向かいの方を見ると、服屋で服をチョイスしていたシャムール(人間態)を見つけた。

 

はるか「またどっか行っちゃう~!」

 

シャムールを見つけて向かおうとするが、赤信号で進めなかった。

 

青になって向かうも、もういなかった。

 

アロマ「いないロマ・・・。」

 

はるか「今度はどこ行っちゃったんだろ・・・。」

 

何故か今度は、自転車を押して歩く女性の自転車の後ろのカゴに、クロロと一緒にいた。

 

その後も歩道橋にいたり、ローズガーデンの門の上にいたり、もっと先の階段にいたりして、全然追い付く事が出来なかった。

 

はるか「疲れた・・・。」

 

どこからか歓声が聞こえ、その方を向くと、今度はマジックの手伝いをしていた。

 

はるか「ミス・シャムール・・・!」

 

シャムール「あらユー達、どしたの?」

 

マジックショーが終わってマジシャンを男性が去ると同時に、はるかが小声で声を掛ける。

 

はるか「どうしたのって・・・」

 

みなみ「私達、ずっとあなたを探していたんですよ。」

 

きらら「一体何してたの?」

 

シャムール「お話は後で。次は別の場所へ行かなくちゃ。行くわよ、クロロ。」

 

そう言い、シャムールはクロロと共に次の場所へ向かった。

 

ゆい「どこに行くんだろう・・・?」

 

はるか「よーし!ついてってみよう!」

 

はるか達は二人の後を追った。

 

次に来た場所は近くの茂みで、そこには多くの猫達が集まっていた。

 

シャムール「ごきげんようエブリワ~ン。お久しぶり~!今日はミーの新しい友達を紹介するわ~ん。」

 

クロロ「僕・・・クロロ・・・。よろしく・・・ロロ・・・。」

 

シャムール「よろしくね。」

 

ゆい「ネコさん達と喋ってる・・・。」

 

はるか「さっきは鳥さん達ともお喋りしてたよ!」

 

トワ「ミス・シャムールは様々な学問に詳しいけど、特に語学を得意としていますの。」

 

みなみ「あれも語学の内なのね。」

 

美姫「語学・・・なの?」

 

シャムール「イエ~ス!この街の猫達の集会に、時々参加してるのよん。」

 

アロマ「道理でみんなと仲がいい筈ロマ・・・!」

 

きらら「てか、そんなにしょっちゅうパッドを抜け出してたんだ・・・。」

 

すると、三毛猫と黒猫のリーダーが、互いを威嚇し始めた。

 

はるか「あらら、喧嘩始まっちゃったよ・・・!」

 

シャムール「三毛猫チームと黒猫チームは、前からあまり仲が良くないのよね。」

 

はるか「ちょ、喧嘩はダメだよ・・・!」

 

シャムール「そうねぇ、どうしても白黒付けなきゃ気が済まないって言うなら・・・」

 

シャムール「レッスンフェアリーパワー!」

 

ステッキから光が放たれ、レッスン場に場所を移す。

 

シャムール「勝負はオシャレで付けましょう!」

 

三毛猫「オシャレ?」

 

黒猫「ニャンじゃそりゃ?」

 

はるか「ええええ~っ!?猫さん達が喋った!」

 

アロマ「それに二本足で立ってるロマ!」

 

猫達が喋った事と二本足で立っている事にはるかとアロマが驚く。

 

みなみ「猫とオシャレに、どんな関係があるのかしら?」

 

シャムール「猫にだってオシャレのセンスは大切よん。あなた達、毎日毛並みを整えるでしょう?」

 

三毛猫「そりゃあ、まあ・・・。」

 

シャムール「と言う訳でオシャレ勝負、黒猫さんチームは・・・黒猫さんを!」

 

黒猫「えっ!?お、俺!?」

 

シャムール「三毛猫さんチームはそうね・・・クロロをコーディネートして。マイプリンセス達も手伝ってね。ユー達は黒猫チームを、ユー達は三毛猫チームの担当よ」きららとトワは黒猫チームに、はるかとみなみは三毛猫チームの手伝う事になった。

 

はるか「私達も?」

 

シャムール「オシャレのセンスを磨くレッスンよん。より素敵なコーディネートをした方が勝ち!オーケー?」

 

はるか「よーし!頑張ろうみんな!」

 

はるか達を含めた猫同士による、コーディネート対決が今始まった。

 

きらら「センスの勝負となると、モデルとして負けるわけにいかないんだよね。」

 

トワ「黒猫さん、きっとあなたを高貴にして差し上げますわ。」

 

三毛猫「私達は何をすればいいの?」

 

みなみ「そうね、クロロに何が似合うか色々当ててみましょう。」

 

パフ「みんな頑張るパフ!」

 

アロマ「真剣勝負ロマ!」

 

美姫・ゆい・アロマ・パフの四人は参加せずに対決を見ていた。

 

はるか「決められないよ~っ!」

 

みなみ「クロロ、あなたはどんなファッションが好きかしら?」

 

クロロ「どうでもいいロロ・・・。オシャレなんてしても、意味無いロロ・・・。王国に帰りたいロロ・・・!みんなに会いたいロロ・・・!」

 

はるか「クロロ・・・。」

 

シャムール「クロロ、ミーも同じ気持ちよ。でも、悲しんでいても願いは叶わないわ。」

 

クロロ「じゃあ、どうすればいいロロ・・・?」

 

ホープキングダム

 

ストップ「ストップ!」

 

フリーズ「フリーズ!」

 

シャット「な、何だ一体!?」

 

ストップとフリーズがシャットの部屋のドアを勢いよく開け、メイク途中だったシャットが驚く。

 

クローズ「テメェこそ何だ。チンタラ化粧なんかしてサボってんじゃねぇぞ・・・!」

 

シャット「私は別に・・・!」

 

クローズ「いいから・・・!」

 

シャット「ああっ!私の鏡が!」

 

クローズの力によって鏡が破壊される。

 

クローズ「それで人間どもの絶望を集めてこい。いいな?」

 

シャット「は、はい・・・。」

 

シャットがそう言って鍵穴を握り、クローズ達は去って行った。

 

シャット「おのれ・・・!」

 

鍵穴を強く握り締め、クローズ達へ怒りを沸かせた。

 

それからしばらくし、二チームのコーディネートが仕上がった。

 

きららとトワを含めた黒猫チームのコーディネートはバス風のコーディネートで、はるかとまなみを含めた三毛猫チームのコーディネートは新聞記者風のコーディネートだった。

 

シャムール「トレビア~ン!それでは、判定~!の前に、ハヴァブレイクタ~イム!」

 

ステッキから光が放たれ、元の場所に戻る。

 

更にそこには、レジャーシートの上にお茶菓子や紅茶が乗っていた。

 

はるか「わぁ~っ!すっご~い!」

 

シャムール「さあ召し上がれ。」

 

人間態になったシャムールが紅茶を入れる。

 

はるか「何これ!美味し~い!」

 

トワ「流石ねシャムール。どれもとても美味しいわ。」

 

きらら「うんうん。てか、このドーナツ、マーブルドーナツそっくりな気がするんだけど!」

 

シャムール「イエ~ス。この町の色んなお菓子、食べ歩いて勉強したのよ。」

 

きらら「天才・・・!」

 

他の猫達がドーナツを食べているのを見て、クロロも食べる。

 

あまりの美味しさに、一気に食べ切った。

 

はるか「美味しい?クロロ。」

 

クロロ「美味しいロロ・・・。」

 

はるか「良かった。」

 

シャムール「願いを叶える方法、レッスン1。美味しいものを食べる事。まずはしっかり食べるのが、元気にとハッピーにもなる近道よん。何がハッピーだ!人の幸せなど忌々しいのみ!」

 

はるか「シャット!?」

 

美姫「何かいつもと違う?」

 

シャムール「オ~ノ~!」

 

そう叫んだシャムールが妖精の姿に戻ってシャットの傍へ飛び、着地する。

 

シャムール「ユー!そのメイクは何なのホワ~イ!アイメイクが途中よ!みっとも無いわ!」

 

シャット「こ、これは・・・!」

 

慌ててメイクのしてない左目の辺りを手で隠す。

 

シャット(よ、妖精の癖になんという毛並み、生意気な!アイツはアイツでオシャレに決めおって・・・!猫までも・・・!)「おのれ・・・!どいつもこいつも腹が立つ!誰でもいいからお前達、夢を見せなさい!」

 

はるか「えっ!?ちょっと・・・!」

 

トワ「止めなさいシャット!」

 

シャット「うるさき!」

 

シャットが三毛猫達を庇った黒猫達の夢を見る。

 

その夢はお腹いっぱい魚を食べるものだった。

 

シャット「その夢、絶望の檻に閉じ込めるのみ!シャット・ユア・ドリーム!行きなさい!ゼツボーグ!」

 

放たれた南京錠が黒猫達を絶望の檻の中に閉じ込め、サメ・ウナギ・ハリセンボンゼツボーグを生み出した。

 

はるか・みなみ・きらら・トワ・ゆい「「「「「ええっ!?お魚!?」」」」」

 

美姫「ぎょぎょぎょ~。」

 

はるか(食い意地はり過ぎ・・・。)

 

はるか「みんな!」

 

美姫・ゆい「「変身!」」

 

はるか・みなみ・きらら・トワ「「「「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」」」」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」

 

フローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」

 

マーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」

 

トゥインクル「きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」

 

スカーレット「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」

 

フローラ「強く!」

 

マーメイド「優しく!」

 

トゥインクル「美しく!」

 

スカーレット「Go!」

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリンセスプリキュア!」」」」

 

フローラ「冷たき檻に閉ざされた夢、返して頂きますわ!お覚悟はよろしくて!」

 

ネオディケイド「魚に言ってもな~。」

 

サメゼツボーグがフローラに噛み付こうとするが、トゥインクルに尾を掴まれて止められる。

 

マーメイドとファムがウナギゼツボーグを攻撃するが全身が滑る為にダメージを与えられず、ハリセンボンゼツボーグがトゲを広げる為、スカーレットは迂闊に攻撃出来ない。

 

アロマ「しっかり戦うロマ!」

 

フローラ「そんな事言ったって・・・!」

 

ネオディケイド「サメには気を付けてろ~。」

 

アロマ「ディケイドとフローラ達と一緒に戦うロマ!」

 

ネオディケイド「まぁまぁそうカッカすんな。」

 

ライドブッカーからライダーカードを取り出す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド デンオウ!』

 

赤いアーマーと頭部に桃の複眼を装着し、ネオディケイドは電王のソードフォームにカメンライドした。

 

ネオディケイド電王 ソードフォームを動かし、画面操作で、ウラタロスを呼び出す。

 

ウラタロスの精神体がやってきた。

 

ウラタロス「行くよ!!」

 

ネオディケイド電王 ソードフォームに憑依し、カードを装填。

 

ネオディケイドドライバー「フォームライド デンオウ ロッド!」

 

ロッドフォームになり、デンガッシャーを装備した。

 

ネオディケイド電王 ロッドフォーム「お前達、僕に釣られてみる?」

 

マーメイド「あれって、ディケイドに憑依してる怪人でしょ・・・?」

 

スカーレット「電王ってライダーは憑依されないと力発揮できないのですか・・・?」

 

デンガッシャーの先端から糸を出して、サメゼツボーグに向けて振り回す。

 

釣り針がサメゼツボーグの口に引っ掛かり、地面に叩き付けた。

 

シャット「ギッタギッタにしてやるのみ!さて、次はお前達の番のみ!覚悟するのみ!」

 

シャットがクロロに手に持ったバラで襲い掛かったその時、人間態になってシャムールがステッキで止めた。

 

パフ・アロマ「「ミス・シャムール!」」

 

シャット「ユーの相手はミーよ!出来るものならやって見るのみ!」

 

シャットの攻撃を軽くいなして避け続ける。

 

ゆい「あの動きはバレエ!?」

 

ネオディケイド電王 ロッドフォ-ム「今度は新体操?」

 

バレエの構えで避け、今度は新体操の構えでシャットの攻撃を避け続ける。

 

シャット「美しい・・・。貴様!ただの妖精では無いな!何者だ!ロイヤルティーチャー、ミスシャムールよ~ん!ほいっ!」

 

シャムール「痛っ・・・!」

 

シャットの腕に乗って妖精の姿に戻り、ステッキで頭を叩いてから、華麗に宙返りして地面に着地した。

 

シャムール「身だしなみの乱れは心の乱れ。今あなたの心はとても乱れている!」

 

シャット「こ、これはクローズ達に邪魔されて・・・!」

 

シャムール「言い訳はノー!誰に邪魔されても、信念があればやり通せるものよ!それが出来ない程に、今あなたは自信を無くしている!イエ~ス?何か悩みがあるのじゃ無くて?最近・・・嫌な事ばかりのみ・・・!」

 

シャットが両膝をついて泣き崩れ、シャムールが慰める。

 

シャムール「そう言う時こそ、オシャレよん!メイクを決めて、気持ちをアゲアゲにするのよん!」

 

プリンセスパッドの部分をステッキで叩き、ドレッサーとイスを出す。

 

そしてそのまま、何故かシャットにメイクレッスンを施し始めた。

 

スカーレット「シャムールは何をしているのかしら・・・?」

 

シャムール「う~ん・・・良い色だけど無難過ぎね。」

 

フローラ「何かメイクのレッスンしてるみたい!」

 

マーメイド「ええ・・・!?」

 

トゥインクル「何それどう言う事!?」

 

シャムール「例えばほら。」

 

そう言い、シャムールにメイクを施す。

 

シャット「お前、中々のチャレンジャーだな!」

 

シャムール「あなたにとても似合っているわ~ん!」

 

シャット「おおっ!では!」

 

シャムールと同じ様にシャットはメイクする。

 

アロマ「敵にレッスンしてどうするロマ!」

 

シャムール「笑顔を守るのが、プリンセスプリキュアの使命。元気の無い人を励ますのも、プリンセスのたしみよ~ん。例え戦う相手であっても、それがエレガントと言うものよ~ん。違うかしら!」

 

トゥインクル「確かに、人が弱ってる所を突くのは、美しくないかもね!」

 

マーメイド「そして、ピンチは自分を高めるチャンスでもあるわ!」

 

スカーレット「いついかなる時でも、強く、優しく、美しく!」

 

フローラ「そして、正々堂々と!それが、プリンセスだと思いまーす!」

 

サメゼツボーグの尾を掴み、投げ飛ばす。

 

シャムール「そしてそれは、仮面ライダーも同じではなくて?」

 

ネオディケイド電王 ロッドフォーム「ああ!みんなの笑顔を守る!それが仮面ライダーだよ!」

 

デンガッシャーを振り回し、ハリセンボンゼツボーグの針を全て切った。

 

ゆい「プリキュアも仮面ライダーも目的は同じだって、私もそう思います!」

 

『アド ベント!』

 

アドベントのカードを装填すると同時に、ブランウイングを召喚する。

 

ブランウイングが羽ばたくと同時に暴風を起こし、ゼツボーグを吹き飛ばす。

 

シャムール「グ~ッド願いを叶える方法、レッスン2!心を強く持って、前向きにゴーよ!」

 

フローラ「さあ、決めるよ!」

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド デ デ デ デンオウ!」

 

ネオディケイド電王 ロッドフォーム「はあっ!」

 

ゼツボーグに目掛けてデンガッシャーを投げると六角形のエネルギーで動きを止める。

 

ネオディケイド電王 ロッドフォーム「はああああぁぁぁぁーっ!」

 

飛び上がったディケイド電王は六角状のエネルギーに向かってデンライダーキックする。

 

『ファイナル ベント!』

 

ファイナルベントをブランバイザーに装填し、真上へ跳躍する。

 

ゆい「やぁーっ!」

 

ファムはブランウイングの放った突風の勢いに乗せたライダーキックを放つ。

 

パフとアロマがドレスアップし、プリンセスパレスを呼び出す。

 

サンゴ・ギンガ・サンの三つのキーがプリンセスパレスにある鍵穴に挿し込まれる。

 

フローラ「モードエレガント!」

 

フローラが中央の鍵穴にサクラキーを挿し込む。

 

中央の扉が開き、フローラが右側に付いたハンドルを回すと同時に、ドレスアップキーがダンスのように回転する。

 

フローラ「サクラ!」

 

マーメイド「サンゴ!」

 

トゥインクル「ギンガ!」

 

スカーレット「サン!」

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「ドレスアップ!プレミアム!」」」」

 

白を基調色とし、それぞれの淡くなったイメージカラーのリボンやラインが配色された姿、ドレスアッププレミアムに変わった。

 

巨大化したプリンセスパレスの中心にゼツボーグが配置され、四人で取り囲む。

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「響け!全ての力!」」」」

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリキュア!エクラ・エスポワール!」」」」

 

四人の両掌からビームを発射され、取り囲んだ敵を上空に打ち上げて浄化するエクラ・エスポワールを放った。

 

デンライダーキックとライダーキックを受けた所にエクラ・エスポワールが決まり、ゼツボーグは浄化された。

 

フローラ「ごきげんよう。」

 

シャット「おおっ!これがわ・た・し・・・!」

 

シャムール「グ~ッド!とても似合ってるわん!合格よん!」

 

ゼツボーグを倒したのと同時にシャットもメイクを終え、シャムールから合格を言い渡した。

 

シャット「そうだ・・・!私はやれば出来るのだ・・・!私は!美し~い!」

 

シャットは鍵穴を作り出し、満足な表情を浮かべて引き上げた。

 

ゆい「行っちゃった・・・。」

 

パフ「パフ・・・。」

 

フローラ「「開け!夢の扉!」

 

ドレスアップキーで、檻の中に閉じ込められた黒猫達を解放する。

 

シャムール「王国はいつか、プリンセスプリキュアと仮面ライダーが必ず取り戻してくれる。ミーはそう信じてるの。だから、ミーはこの世界で色々な事を学ぶの。そしてそれを何時か王国に帰った時、誰かに教え役立てたい。それがミーの夢よ。」

 

クロロ「夢・・・?」

 

シャムール「レッスン3。今を大事にしながらよく遊び、よく学ぶ。そうすればきっと、夢に繋がるわ。」

 

クロロ「僕も頑張るロロ!王国に帰る日まで、いっぱい勉強して、元気に楽しむロロ!」

 

シャムール「それがユーの夢かしら?」

 

クロロ「そうロロ!」

 

シャムール「グ~ッド!」

 

ホープキングダム

 

シャットは鼻歌を歌いながらホープキングダムに戻った。

 

クローズ「あん?」

 

シャット「クローズ、今わたしを見ただろう?素通りできないこの美しさ!参ったか!ははは!美しいって罪ー!」

 

ストップ「誰だろう?」

 

フリーズ「誰だろうな?」

 

クローズ「ふん、くだらねぇ。だがまぁいい。絶望の森は育っている。」

 

夕方、帰り際に黒猫達からお礼を言われる。

 

はるか「えっ?何?」

 

シャムール「助けてくれたお礼らしいわ。昨日拾ったんだけど、綺麗だからあげるだそうよ。」

 

そしてお礼に、ボタンをくれた。

 

美姫「あら?このボタンの紋章どこかで・・・」

 

シャムール「これは・・・!ホープキングダムの王家の紋章・・・!」

 

そのボタンには、ホープキングダムの王家の紋章が刻まれていた。

 

はるか「えっ!?」

 

トワ「まさか・・・!」

 

みなみ「これって・・・!」

 

アロマ「きっと、カナタ様の物ロマ!」

 

ゆい「って事は・・・!」

 

美姫「この世界に、カナタ王子がいるの・・・!?」

 

それは、行方不明になっていたバスのカナタの物だった。

 

はるか(カナタが・・・この近くにいる・・・!)

 

この世界にカナタがいると言う手がかりを、手に入れたはるか達であった。

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