仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
プリンセスコンテストのすぐ後、カナタらしき後ろ姿を見たはるか達は、すぐさま探しに行こうとした。
はるか「行こうみんな!カナタを探しに!」
美姫「ストップはるかちゃん。闇雲に探しても時間がかかるわ。だから、コンドルデンワー達に任せましょう。」
テーブルの上に、コンドルデンワー、コブラケータイ、バットクロック、クモランタンを置く。
美姫「誰かカナタの似顔絵を描ける人いる?」
はるか「私描けるよ!」
はるかが手を上げて答える。
はるかがカナタの似顔絵を書き終えるのと同時に、コンドルデンワー達はアニマルモードへと変形した。
美姫(意外に上手いわね。)
はるか「この人を、カナタを探して!」
はるかがカナタの似顔絵を見せ、コンドルデンワー達に頼み込む。
指示を聞いたコンドルデンワー達が一斉に外へ出て、カナタを探し始めた。
はるか「お願い・・・!カナタを見つけて・・・!」
それからしばらくして、バッドクロックがはるかとゆいの部屋に戻って来た。
美姫「カナタを見つけたの?」
美姫の質問にバッドクロックが全身を縦に動かす。
美姫「行こうみんな。」
この場にいた全員が頷く。
美姫「案内して。」
バッドクロックを追い、カナタのいる場所へと向かった。
はるか(やっとカナタに会える・・・!)
バッドクロックの案内でたどり着いた場所は、錦戸のバイオリン工房だった。
みなみ「ここは・・・錦戸さんの工房?」
はるか「ここにカナタが?」
錦戸「おや君達、揃ってどうしたのかね?」
そこへ買い物から戻った錦戸が現れる。
錦戸を見たトワは、トワイライトだった頃に絶望の檻に閉じ込めた事を思い出した。
トワ「あの時は、申し訳ございませんでした。」
錦戸「ん?何の事かの?」
頭を下げて謝罪するが、錦戸は何の事か分からなかった。
はるか「え、えっと、あの私達、この人を探してるんですけど、美姫さんがここだって教えてくれたんですけど・・・」
錦戸「ああ、確かに彼ならワシが預かっておるぞ。」
カナタの似顔絵を見せ、錦戸が預かっていると言った。
これを聞いたはるかとトワがすぐさま中に入ると、そこには一人の青年が掃除をしていた。
カナタ「いらっしゃいませ。」
振り向いたその人物は、間違いなくカナタだった。
はるか「か、カナタ・・・!カナタ・・・!無事だったんだね・・・!」
トワ「お兄様!会いたかった・・・会いたかったですわ・・・!」
目に涙を溜めてトワがカナタに向かって走り出し、カナタに抱き付いた。
アロマ「カナタ様・・・!」
パフとアロマもカナタを見て、涙を流した。
美姫(ん?カナタの様子がおかしい。)
カナタ「ごめん、ちょっと。」
何故かカナタは、トワを引き剥がす。
カナタ「君達は誰?僕の事を知ってるの?」
はるか「カナタ・・・?」
更に、はるか達の事を覚えていなかった。
美姫「まさかの記憶喪失~。」
カナタはなんと、記憶喪失になっていたのだ。
シャムール「間違い無いわ。」
アロマ「カナタ様ロマ!」
外に場所を変え、ボロボロになったカナタの冠を見たアロマとシャムールが、ここにいる青年がカナタだと言う事を確認する。
美姫「あの、いつからカナタさんを保護してたんですか?」
錦戸「二週間程前だったかな。浜辺に倒れているのを、偶然見つけたんじゃ。」
錦戸がカナタを見つけたのは二週間程前で、浜辺に倒れていたのを見つけ、保護したのだ。
カナタ「今もまだ思い出せない。」
ゆい「記憶喪失・・・。」
きらら「そんな・・・。」
みなみ「それからずっとここに?」
錦戸「ああ。ケガの手当てをしようと思ってな。バイオリンに興味があったようで、持たせてみたら、日常的に弾いているような手つきだった。バイオリンに触れていれば、何か思い出すかと思ったが―――ま、妹さんが見つかったのなら一安心か。」
カナタ「君が・・・僕の・・・」
カナタの言葉にトワが頷く。
みなみ「先生、私達と彼だけでお話しさせて貰えませんか?」
みなみが尋ね、錦戸が頷いた。
奥の倉庫に移動し、カナタと話を始める。
カナタ「僕が、王子?」
シャムール「イエ~ス!あなたはプリンス・ホープ・グランド・カナタ。」
アロマ「僕らの国、ホープキングダムの王子ですロマ!そして―――!」
トワ「あなたの妹、プリンセス・ホープ・ディライト・トワです。」
美姫(トワちゃんの名前も長い・・・。)
カナタ「王子・・・妹・・・伝説の戦士プリキュアと仮面ライダー・・・」
パフ・アロマ・シャムール「「「イエ~ス!」」」
カナタ「ごめん、ちょっとそんな話、すぐには信じられなくて・・・。」
美姫「まあ、すぐに信じてくださいとは言わないですよ。」
はるか「そうだ!実際に見れば思い出すかも!」
そう言ってからはるかはフローラに変身する。
フローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!どう!どう!?」
カナタ「これが、プリキュア・・・綺麗だ・・・。」
フローラ「えっ!?って、そうじゃなくて!もう・・・!」
照れながら叫び、変身を解く。
はるか「じゃあ今度は美姫さんお願いします!」
美姫「えっ?私?」
はるか「お願いします!」
美姫「しゃ~無いな~。変身。」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
はるかに強く頼まれ、仕方なく美姫はネオディケイドに変身した。
カナタ「そしてこれが、仮面ライダーか・・・すまない、やはり思い出せそうにも無い・・・」
ネオディケイド「みたいだな。」
カナタ「ん?変身すると、声と話し方が男に変わるのはどうしてなんだい?」
ネオディケイド「いずれ分かる事だ。」
カナタ「そ、そうか・・・。」
ネオディケイドが変身を解く。
アロマ「だったらこれロマ!」
パフ・アロマ「「プリンセスパレス!」」
パフ「元はホープキングダムのお城パフ。」
アロ「カナタ様はここで産まれて育ったロマ!」
カナタ「ここで・・・僕が・・・?」
きらら「余計混乱するって。」
カナタ「君達が不思議な力を持っているのは分かったよ。でも、ごめん。やっぱり、まだ実感が無い。」
パフ「カナタ様・・・!」
アロマ「本当に全部忘れちゃってるロマ・・・!」
パフ・アロマ「「カナタ様~!」」
カナタの胸元まで飛び、パフとアロマは泣き出した。
シャムール「おいたわしい・・・!」
はるか「ダメ、か・・・。」
美姫「いきなり思い出せって言うのも、無理な話だと思うけどね。」
ゆい「でも、驚かずにパフちゃん達と話してるよ。」
みなみ「まだ可能性はあるわね。」
きらら「そうそう。トワっちだってちゃんと思い出せたじゃん。」
トワ「そうですわ!」
閃いたトワは、外でカナタとの思い出の曲を弾いた。
トワ(思い出して、お兄様。お兄様がこの曲で、私の記憶を蘇らせて下さったのです。)
カナタ「何だか・・・懐かしい気がする。」
トワ「弾いてみて下さい。」
トワの演奏を聞き終えると、懐かしい感じがすると言った。
トワからバイオリンを受け取り、カナタが演奏を始めようとする。
カナタ「ゴメン。やっぱり分からない。」
だがカナタはバイオリンを弾かず、分からないと言った。
トワ「そんな・・・!」
はるか「これでも、ダメなんて・・・。」
ゆい「他に。出来る事って何だろう?」
シャムール「う~ん、思い出の場所を巡るとか・・・?」
きらら「って言っても・・・」
美姫「その思い出の場所ってホープキングダムしか無いんじゃない?」
パフ「今はホープキングダムには行けないパフ。」
はるか「となると他には・・・」
アロマ「カナタ様は、こっちの世界に来た事ない筈ロマ!そんな場所は・・・」
はるか「ある!あるよ!」
美姫「何処よ?」
ホープキングダム
ディスピア「種の様子はどうだ?」
クローズ「順調です。ストップとフリーズが更なる絶望を集めに出る所です。」
シャット「種?何の話だ?」
クローズ「フン、今に分かる。」
ディスピア「シャット、黙ってクローズに従え。よいな?」
シャット「ハッ・・・!」
シャット(そう言えば、ディスピア様がお戻りになった今、集めた絶望は一体どこへ・・・。)
はるかの案内で辿り着いた場所は、花畑が広がる草原だった。
はるかは幼少期の頃、ここでカナタと出会い、ドレスアップキーを貰ったのである。
カナタ「素敵な場所だね。」
はるか「カナタ。私、ここで初めてあなたに会ったんだよ。」
カナタ「えっ?」
はるか「あの時私、ここで泣いてたの。プリンセスになりたいって言う夢を馬鹿にされて。そしたらカナタ、あなたが現れた。私を励まして、このキーをくれたんだよ。」
はるか「カナタ!あの時の事、本当に覚えてない!?」
カナタ「ごめん・・・。」
はるかの質問に、カナタはごめんとしか答えなかった。
シャムール「打つ手無しね・・・。」
はるか「トワちゃんのバイオリンでも、ダメなんだもんね・・・!」
涙目になり、目に溜まる涙を腕で拭う。
はるか「ごめんね・・・!こんな遠くまで連れて来ちゃって・・・!」
きらら「いいのいいの。やってみないと分かんないんだから。」
みなみ「少し休んだら、はるかのお家にご挨拶して帰りましょう。」
ゆい「うん。どら焼き買って帰ろっ。」
はるか「うん!」
カナタ「本当に・・・すまない・・・。」
美姫「いいのいいの。すぐに記憶を思い出すのは難しいからね。」
帰る前に、丘の下で遊んでいた子供達と遊ぶ事にした。
みなみ達は下で子供達と遊び、はるかとトワは丘の上に残っていた。
トワ「どうして・・・!どうしてこんな・・・!やっとお兄様に、ごめんなさいとありがとうを言えると思ったのに・・・!」
はるか「トワちゃん・・。。」
トワの目からは涙が零れていた。
トワ「はるか、わたくし諦めませんわ。必ずお兄様を取り戻します。どんな事をしてでも・・・!」
はるか「うん。でも・・・もしかして私達、カナタを苦しめてないかな・・・。」
トワ「えっ?」
はるか「だってね、私達が色々教える度にカナタが辛そうな顔をするの。」
ストップ「あれにしよう。」
フリーズ「あれがいい。」
森からストップとフリーズが現れる。
みなみ「ディスダーク・・・!」
カナタ「あれが・・・!」
ストップ「子供達の夢が―――」
フリーズ「選び取り見取りだ。」
ゆい「みんな逃げて!」
ゆいが子供達に逃げるように促し、子供達が逃げる。
女の子A「おひめさまが!」
ゆい「!ダメ!」
女の子が持っていた人形が無い事に気付き、引き返す。
女の子が人形を拾うのと同時に、ストップとフリーズが目の前に現れる。
ストップ「お前の夢。」
フリーズ「見せてみろ。」
ストップとフリーズが女の子の夢を見る。
その夢は、プリンセスになるものだった。
ストップ・フリーズ「「絶望の檻に閉じ込める!」」
ストップ「ストップ!」
フリーズ「フリーズ!」
ストップ・フリーズ「「ユア・ドリーム!行け!ゼツボーグ!」」
放たれた二つの南京錠が女性を絶望の檻の中に閉じ込め、プリンセスゼツボーグを生み出した。
はるか「待ってて!」
トワ「必ず助けます!」
美姫・ゆい「「変身!」」
はるか・みなみ・きらら・トワ「「「「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」」」」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」
フローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」
マーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」
トゥインクル「きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」
スカーレット「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」
フローラ「強く!」
マーメイド「優しく!」
トゥインクル「美しく!」
スカーレット「Go!」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリンセスプリキュア!」」」」
フローラ「冷たき檻に閉ざされた夢、返して頂きますわ!お覚悟はよろしくて!」
ゼツボーグが放つパンチをフローラ達が跳んで避ける。
トゥインクル「指輪でパンチなんて・・・!」
マーメイド「品が無いわね!」
すぐさまバランスを整えて跳び、もう一度パンチを繰り出すが、何とか当たらずに済む。
フローラ「あの子の夢を汚すなんて!」
スカーレット「許しませんわ!」
連続でパンチを繰り出し、フローラ達は避け続ける。
トゥインクル「こっちだよ!」
煙幕からトゥインクルの姿が見え、パンチを繰り出すが空を切っただけだった。
マーメイド「残念!こっちよ!」
今度はマーメイドの姿が見え、パンチを繰り出すがこれも空を切った。
フローラとスカーレットにもパンチを繰り出すが、当たらなかった。
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「こっちだよ(よ)(ですわ)!」」」」
上を見上げると、そこに四人がいた。
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「はああああぁぁぁっ!」」」」
四人同時にパンチを繰り出して命中させ、ゼツボーグを吹き飛ばす。
ネオディケイドライバー「カメンライド ガイム!オレンジアームズ!花道 オンステージ!」
上からオレンジアームズを被ると同時にライドウェアが装着され、オレンジアームズが展開し追えると同時に鎧武 オレンジアームズにカメンライドした。
ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「ドライバーチェンジだ!」
ネオディケイドライバーは、ロックシードホルダー付き戦極ドライバーへチェンジした。
画面上操作より、カチドキロックシードを出現させ、ベルトに装填。
戦極ドライバー「カチドキアームズ!いざ出陣!エイエイオー!」
ネオディケイド鎧武はカチドキアームズを装着し、火縄大橙DJ銃を装備した。
ネオディケイド鎧武 カチドキアームズ「ここからは!俺のステージだ!」
火縄大橙DJ銃のターンテーブルをスクラッチすると、法螺貝のメロディと共にビートが流れる。
ネオディケイド鎧武 カトヂキアームズ「はあっ!」
火縄大橙DJ銃からエネルギー弾をゼツボーグに向けて放つ。
エネルギー弾がゼツボーグに命中すると同時に、ファムが跳躍してブランバイザーでゼツボーグ突き刺した。
アロマ「これが、プリンセスプリキュアと仮面ライダーですロマ!」
カナタ「プリキュア・・・仮面ライダー・・・。」
フローラ「みんな!」
地中からゼツボーグの髪が出て来て、マーメイド・トゥインクル・スカーレットの動きを封じる。
そのまま投げ飛ばし、カナタ達の後ろに吹き飛んだ。
フローラにも襲い掛かるが、これを避けて走り続ける。
カナタ「キュアフローラ・・・」
フローラ「カナタ・・・!」
髪で連続で襲い掛かるが、これも避け続ける。
フローラ「私もここで守って貰った!カナタに夢を支えて貰った!はああああぁぁぁっ!」
フローラとゼツボーグの互いのパンチがぶつかり合う。
フローラ「カナタ、あなたがいたから、私はプリンセスを目指せる!あの子の夢も守れる!」
フローラのパワーが上回り、ゼツボーグを地面に滑らせた。
フローラ「ありがとう、カナタ。あなたがいてくれて良かった。」
ゼツボーグの髪が巻き付けてドリルのように回転し、フローラに向けて跳ぶ。
トゥインクル「プリキュア!フルムーン・ハミング!」
マーメイド「プリキュア!フローズン・リップル!」
フローラの前に出たトゥインクルがフルムーン・ハミングを発動して攻撃を防ぎ、横からマーメイドがフローズン・リップルを放ち、髪を凍らせる。
スカーレット「プリキュア!スカーレット・スパーク!」
後ろからスカーレットがスカーレット・スパークを放って吹き飛ばし、髪を燃やした。
フローラ「プリキュア!リィス・トルビヨン!」
フローラがリィス・トルビヨンを放って吹き飛ばした。
ネオディケイド「はあっ!」
ゼツボーグが吹き飛んだ先にネオディケイド鎧武 カチドキアームズがカチドキ旗で叩き付けて地面に叩き付けた。
アロマ「今ロマ!」
『オレンジ!』
『ロック・オン!』
火縄大橙DJ銃にオレンジロックシードをセットする。
火縄大橙DJ銃「フルーツバスケット!オレンジチャージ!」
ネオディケイド鎧武 カチドキアームズ「セイッハー!」
火縄大橙DJ銃をゼツボーグに向けて、火縄大橙無双砲を放った。
『ファイナル ベント!』
ファイナルベントをブランバイザーに装填し、真上へ跳躍する。
ゆい「やぁーっ!」
ファムはブランウイングの放った突風の勢いに乗せたライダーキックを放つ。
パフとアロマがドレスアップし、プリンセスパレスを呼び出す。
サンゴ・ギンガ・サンの三つのキーがプリンセスパレスにある鍵穴に挿し込まれる。
フローラ「モードエレガント!」
フローラが中央の鍵穴にサクラキーを挿し込む。
中央の扉が開き、フローラが右側に付いたハンドルを回すと同時に、ドレスアップキーがダンスのように回転する。
フローラ「サクラ!」
マーメイド「サンゴ!」
トゥインクル「ギンガ!」
スカーレット「サン!」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「ドレスアップ!プレミアム!」」」」
白を基調色とし、それぞれの淡くなったイメージカラーのリボンやラインが配色された姿、ドレスアッププレミアムに変わった。
巨大化したプリンセスパレスの中心にゼツボーグが配置され、四人で取り囲む。
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「響け!全ての力!」」」」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリキュア!エクラ・エスポワール!」」」」
四人の両掌からビームを発射され、取り囲んだ敵を上空に打ち上げて浄化するエクラ・エスポワールを放った。
火縄大橙無双砲とライダーキックを受けた所にエクラ・エスポワールが決まり、ゼツボーグは浄化された。
フローラ「ごきげんよう。」
ストップ「夢、止まらなかったな。」
フリーズ「止められなかったな。」
ストップ・フリーズ「「だが、絶望した!」」
ストップとフリーズは作り出した鍵穴を通って引き上げた。
フローラ「開け!夢の扉!」
ドレスアップキーで、檻の中に閉じ込められた女の子を解放する。
女の子A「あれ・・・?」
トワ「はい。」
女の子A「ありがとう・・・!」
目を覚ました女の子に、トワが人形を渡す。
トワ「わたくし達と同じね。」
女の子A「えっ?」
はるか「実は私達の夢も、プリンセスになる事なんだよ。」
女の子A「本当!?」
はるか「一緒に頑張ろっ!」
女の子「じゃあわたし達、今日からお友達だね!」
はるか「うん!」
夕方になり、子供達は自分達の家に帰って行った。
カナタ「夢を守る伝説のプリンセス・・・」
アロマ「カナタ様、何か思い出したロマ?」
はるか「いいよ。今は思い出さなくても。」
カナタ「で、でも・・・」
トワ「はるか!何を言い出すの!?」
この場にいた全員が驚く。
はるか「ごめんね。トワちゃんには辛い思いさせちゃうかもしれないけど・・・。でも、何も覚えてなくても、カナタはカナタだもん。まずは、今の私達をみて貰おう。少しずつ仲良くなって、そしたら、いつかきっと―――多分、ね?」
トワ「そう・・・ですわね・・・。ただ・・・ただ・・・!せめて・・・せめてお兄様と呼び続けてもいいですか・・・!」
トワの目に涙が溜まる。
カナタ「ああ、いいよ。トワ。」
カナタが頷き、いいよと返す。
トワの目から涙が流れ、美姫が近づいて慰める。
はるか「じゃあ、改めて。私達、今日からお友達ね。」
はるかが手を差し出す。
カナタ「ありがとう、はるか。」
カナタは微笑み、はるかと握手を交わしたのだった。