仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
りこ「今度の演劇会、ウチのクラスはロミオとジュリエットになりました。」
はるかとゆいのクラスで、今度の演芸会はロミオとジュリエットをやる事になったと古屋りこがクラスの全員に伝えた。
ゆい「台本は古屋さんの推薦で、私が書くことになって・・・」
はるか「それいいよ!」
ゆい「ありがとう。」
りこ「ロミオ役には私と同じ演劇部の平野君を推薦したいんだけど。」
ケンタ「ぼ、僕でよければ!」
りこはロミオ役を平野ケンタを推薦した。
男子生徒A「いいじゃん平野!」
ゆうき「頼むぜ演劇部!」
ケンタ「うん。」
りこ「それでジュリエット役には、七瀬さんの指名で、春野さんにお願いしたいんですが。」
はるか「私がジュリエットー!?」
ゆいの指名でジュリエット役をはるかにお願いしたいと聞き、はるかは驚いた。
はるか「何で!?私は古屋さんがいいと思うけど!演劇部だし!」
りこ「私、あがり症で・・・舞台に立つと震えちゃうの。それに私、舞台の演出をやってみたくて。」
男子生徒B「俺は大道具かな?」
男子生徒C「じゃあ俺は証明。」
さやか「衣装は―――!」
まい「私達に―――!」
のりこ「お任せを!」
さやか・まい・のりこ「「「イェーイ!」」」三人が立ち上がってハイタッチした。
はるか「みんなやりたい事があるんだ。」
ケンタ「春野さん、一緒にやろうよ。僕じゃ頼りないかもしれないけど。」
ゆい「はるかちゃん。どうかな?」
りこ「春野さんがピッタリなの。」
男子生徒A「いいんじゃね?」
女子生徒A「賛成!」
はるか「私、やってみようかな?」
こうしてジュリエット役ははるかがやる事になった。
バイオリン工房
ゆい「はるかちゃん、台本出来たよ。」
フラフラなゆいが作った台本をはるかに渡した。
はるか「ゆいちゃん大丈夫?」
ゆい「大丈夫、自信作だから。」
はるか「えっ、そっち?」
アロマ「ゆいが書いたロマ?」
パフ「凄いパフ!」
カナタ「学園で劇を?」
みなみ「はい。」
はるか「私のクラスはロミオとジュリエットなの。ケンカしてる二つの家に生まれた男の子と女の子のお話なんだ。私の役はジュリエット、ロミオと恋に落ちる女の子なの。」
きらら「あたしのクラスはシンデレラ。私が魔法使い役で、トワっちがシンデレラ。」
きららのクラスはシンデレラで、きららが魔法使い役、トワがシンデレラ役だった。
はるか「凄ーい!」
トワ「頑張りますわ。お兄様と美姫もぜひ。」
カナタ「ああ。」
美姫「勿論。」
きらら「みなみんは?」
みなみ「私のクラスは竹取物語で、私がかぐや姫の役を。」
みなみのクラスでやる演劇会は竹取物語でみなみはかぐや姫の役だった。
はるか「ピッタリです!」
みなみ「そう?」
ゆい「さあ、早速明日から練習だよ!」
はるか「うん!主役なんて緊張するけど、全力で頑張ります!」
美姫「頑張ったね。主役さん。」
翌日、はるかとゆいのクラスはロミオとジュリエットの衣装や風景を作っていた。
りこ「それでは、ヨーイ・スタート!」
タイムウォッチと台本を持ったりこがスタートと言う。
ケンタ「あの窓から漏れる光は・・・あー、あれは僕の天使!」
はるか「あーロミオ、あ、あなたはどうしてロ、ロミオなの?」
はるかの表情は硬く声が小さかった。
りこ「カーット!カットー!」
はるか「へっ?」
りこ「声が小さい!表情も硬いし気持ちが全然入ってない。段取りで芝居しないでくれる!?」
ゆうき「古屋、ちょっと。」
りこ「あ、はい。」
ゆうきから呼ばれた後、他の人達からも呼ばれ、りこは歩いて向かった。
はるか「古屋さん、あんなキャラだったっけ?」
ゆい「はるかちゃん、大丈夫?」
はるか「う、うん。」
ケンタ「ごめんね、古屋さんは演劇の事になると周りが見えなくなっちゃって。」
はるか「わ、私こそへたっぴでごめんね。頑張るから。」
ケンタ「うん。」
りこ「ごめんなさい、続きをやりましょう。」
戻ってきたりこが続きをやると言う。
はるか「うん。」
はるか「ああーロミオー。」
りこ「セリフが棒読み!」
はるか「ああーロミオ~。」
りこ「気持ちが感じられない!」
はるか「何であなたはロミオ―――」
りこ「何でじゃなくてどうして!」
はるか「ああ~ロミオ~。」
りこ「もっと心から!」
はるか「ああ~ロミオ~!」
りこ「もっと強く!」
はるか「ああーロミオロミオロミオ!」
りこ「全然ダメー!もっとジュリエットを感じなきゃ!」
はるか「はい・・・。」
全然ダメだと言われ、はるかは落ち込んだ。
ケンタ「春野さん、一緒にジュリエットの気持ちを考えてみようよ。」
台本を持ったケンタがはるかの近くに寄った。
はるか「あ、うん。」
ケンタ「ここなんだけど、今で言うとこう・・・」
はるか(これは・・・結構大変かも・・・。)
練習が終わってはるかは一人でロミオとジュリエットについて勉強をしていた。
ケンタ「春野さん。ちょっといい?」
はるか「あ、うん。」
頭を抱えたはるかをケンタが声をかけた。
りこ「では次のシーンです。」
はるか「お待ちになってロミオ。」
りこ「違う違う!もっと寂しそうに。恋してるんだから!」
はるか「恋する女の子・・・?」
恋してるといわれ、どうすればいいか分からなかった。
りこ「もう一回!」
はるか「あ~ロミオ~!」
りこ「違う!」
はるか「ロミオ!」
りこ「違う!」
はるか「ローミオ!」
りこ「違ーう!」
何度も違うと言われたはるかは、机の上に頭を乗せてぐったりしていた。
ゆい「はるかちゃん大丈夫?」
はるか「うーん・・・。」
椅子に座っているはるかの横にりこが寄って来た。
はるか「ごめんね古屋さん、次は―――」
りこ「春野さん。もっとジュリエットを分かって。でないとあなたの言葉は・・・観客に届かない。」
放課後、はるかはりこにあなたの言葉は観客に届かないと言われ、河原に座って落ち込んでいた。
カナタ「はるか?」
はるか「カナタ!?何でここに?」
買い物帰りのカナタがはるかを見かけ、声を掛ける。
カナタ「近くに用事があってね。どうしたんだい。」
カナタははるかの近くに寄って、隣に座った。
カナタ「読んでも良いかい?」
はるか「えっ、うん。」
はるかが持っていた台本を見たカナタは読んで良いかと聞いたはるかは頷いて台本を渡す。
カナタ「悲しいお話だね。」
読み終えたカナタは、台本をはるかに返しながらそう言った。
はるか「うん・・・。」
カナタ「でも、美しいと思う。二人が思いを貫こうとする所とか。」
はるか「ジュリエットってどんな女の子なんだろ・・・?届ける・・・あたし、分かんなくなっちゃった・・・。」
カナタ「それで悩んでるのか。誰かに変わって貰えないのかい?」
はるか「え、それは無理だよ。みんなもやる事があるし。それに・・・自分で決めたんだもん。すぐに諦めたら何も始まらないよね。」
カナタ「似てるよ。君はジュリエットに似てる。」
はるか「えっ?何処が?」
カナタ「前向きで真っ直ぐな所とか、何となくだけど。」
はるか「私は分からないけど、確かにジュリエットは真っ直ぐかも・・・!よーし!真っ直ぐやろう!真っ直ぐー!」
立ち上がったはるかは真っ直ぐと叫んだ。
はるか「カナタ、練習付き合ってくれない?」
カナタ「えっ?いいよ。」
はるか「じゃあ、行くよ。」
その後二人はロミオとジュリエットの練習をし、その様子をアロマは微笑みながら見ていて、パフは眠っていた。
はるか「古屋さん!平野君!おっはよー!」
翌日、教室に入ったはるかは元気良くりことケンタに挨拶をした。
はるか「残り一週間、ビシバシお願いします!」
りこ「うん。」
ケンタ「一緒に頑張ろう。」
はるか「うん。」
残りの一週間、はるか達はロミオとジュリエットの練習をし、みなみ達も演劇の練習をしていた。
そしてノーブル学園演劇会当日、校門から次々と人が入ってきた。
りこ「春野さん、大丈夫?」
はるか「へへ、えへへ・・・。」
りこ「やっぱり緊張するよね。」
りこがはるかに声を掛けたが、緊張していた。
りこ「ごめんね。私があがり症で・・・。」
ケンタ「僕、ちょっと外で声出してくる。」
席から立ち上がったケンタが教室から出た。
りこ「本番には遅れないでね。」
外に出たケンタの目の前にストップとフリーズ立っており、振り向くと同時に逃げようとしたが、転んでしまった。
りこ「やっぱりダメ!」
はるか「何処に行ったんだろう?」
みなみ「どうしたの?」
ゆい「平野君が戻ってこないんです。」
みなみ「えっ?」
ゆうき「寮にも居なかった。」
みなみ「手分けして探しましょう。」
はるか達は手分けしてケンタを探しに行った。
りこ「平野くーん!平野―――!」
ケンタを探しに行ったりこが上を向くとそこにはストップとフリーズがいた。
ストップ「お前も夢を―――」
フリーズ「持っているな。」
ストップ「お前の夢。」
フリーズ「見せてみろ。」
ストップとフリーズがりこの夢を見る。
その夢は、最高の演劇を作りたいと言うものだった。
ストップ・フリーズ「「絶望の檻に閉じ込める!」」
ストップ「ストップ!」
フリーズ「フリーズ!」
ストップ・フリーズ「「ユア・ドリーム!行け!ゼツボーグ!」」
放たれた二つの南京錠があすかを絶望の檻の中に閉じ込め、演劇家ゼツボーグを生み出した。
はるか「古屋さん!」
はるか達がゼツボーグゼツボーグが現れた所に到着する。
フリーズ「もう一体いるぞ。」
フリーズがそう言うと同時に剣士ゼツボーグが現れる。
はるか「平野君!」
ゼツボーグの上に絶望の檻に閉じ込められてる平野がいた。
はるか「古屋さん!平野君!二人を返して!」
ゆい「変身!」
はるか・みなみ・きらら・トワ「「「「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」」」」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」
フローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」
マーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」
トゥインクル「きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」
スカーレット「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」
フローラ「強く!」
マーメイド「優しく!」
トゥインクル「美しく!」
スカーレット「Go!」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリンセスプリキュア!」」」」
マーメイド「冷たい檻に閉ざされた夢、返して頂きますわ!お覚悟は、よろしくて!」
ストップ「ディケイドが居ないな。」
フリーズ「居ないな。」
フローラ「あっ!忘れてた!」
ストップ「ディケイドが居ないお前達に、二体相手に―――」
フリーズ「勝てるかな?」
フローラ「もう!今日は時間が無いのに!」
ストップ「だったら勝負は七十秒。」
アロマ「何で七十秒ロマ?」
ストップ「スタートだ。」
ストップがそう言うと、ゼツボーグがストップウォッチを押すと、時限爆弾へと変形した。
マーメイド「まさか時限爆弾!」
フローラ達が驚いている隙にもう一体のゼツボーグが急落下して剣で攻撃するが、フローラ達は避けた。
剣を地面に突き刺すと同時にゼツボーグが分裂し、フローラ達に襲い掛かる。
フローラ「強い!」
マーメイド「近づけないわ!」
トゥインクル「でもそんな事言ってらんないし!」
トゥインクルがエネルギーを放ってゼツボーグを吹き飛ばした。
スカーレット「時間がありませんわ!」
スカーレットが回転して炎を放ち、ゼツボーグを吹き飛ばす。
『アド ベント!』
ファムがブランウイングを召喚し、羽ばたくと同時に暴風を起こし、ゼツボーグを吹き飛ばす。
ゆい「今だよ!」
フローラが頷き、時限爆弾を持っているゼツボーグに向かって突っ込む。
フローラ「そのボタンを!押せ―――」
フローラが爆弾のボタンを押そうとしたが、ゼツボーグが持っていた台本で叩き付け、吹き飛ばした。
吹き飛ばされたフローラは体制を整えて着地した。
フローラ「時間が!」
マーメイド「ストップウォッチは機械。私の水の技が当たれば!」
フローラ「壊れて止まる!」
ストップ「面白い。」
フリーズ「出来るかな?」
美姫「出来るわ!」
全員が声をした方を向くと、美姫が歩いて寄って来た。
フローラ「美姫さん!」
美姫「ごめんね。遅れちゃって。」
トゥインクル「遅かったじゃいすか!何やってたんです!?」
美姫「いや~話せば長くなりますけど・・・。」
スカーレット「時間がありませんので、話は後にしましょう。」
美姫「は~い。」
美姫はネオディケイドライバーを腰にセットし、ライドブッカーからライダーカードを取り出す。
美姫「変身!」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」
美姫はネオディケイドにカメンライドした。
ネオディケイド「状況は大体分かってる。あの時限爆弾を壊した後、ゼツボーグを倒すんだろ?」
マーメイド「はい。」
ネオディケイドライバー「カメンライド フォーゼ」
ネオディケイドはコズミックエナジーに包まれ、フォーゼ ベースステイツへとカメンライドした。
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「ドライバーチェンジだ!!」
ネオディケイドライバーはフォーゼドライバーにチェンジ。
ロケットスイッチを押す。
フォーゼドライバー「ロケット・オン♪」
右腕にロケットモジュール装着され、ネオディケイドフォーゼ ベースステイツは浮遊して爆弾を持ってるゼツボーグに向かって突っ込む。
ゼツボーグが台本で攻撃するが、ネオディケイドフォーゼ ベースステイツは避けて時限爆弾を蹴り跳ばそうとした。
だが分裂したゼツボーグが横から剣で攻撃し、ネオディケイドフォーゼ ベースステイツを吹き飛ばした。
分裂したゼツボーグがまたフローラ達に向かって飛び掛かった。
すると分裂したゼツボーグが融合して元のサイズのゼツボーグに戻り、フローラ達を踏みつけようとする。
ストップ・フリーズ「「終わりだ。プリキュア。仮面ライダー。」」
ゼツボーグが踏みつけようとしたが、フローラが花吹雪を放ってゼツボーグを吹き飛ばす。
フローラ「マーメイド!」
フローラが叫ぶと同時に、マーメイドの手から水流を勢いよく放ち、時限爆弾に命中した。
フローラ「今日は大切な日なの!古屋さん、平野君、それに学校のみんなが今日の為に一生懸命準備して来たの!みんなの頑張りを無駄にはさせない!」
ネオディケイドフォーゼ ベーステイツ「お前ら。ここは俺に任せとけ。」
マーメイド「えっ?」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「お前らは大切な演劇があるんだろ?ここで体力使っちゃマズイぜ?」
トゥインクル「じゃあお願いしますね、ディケイド。」
画面上操作より、メテオフージョンスイッチを出現させ、レーダーと入れ替える。
フォーゼドライバー「メテオフージョン・オン♪」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツはメテオフュージョンステイツへと強化変身を遂げた。
フローラのフォーゼの新しい姿!?」
マーメイド「強化変身よ!?」
画面上操作にて、ネオディエンドライバーとカード一枚用意し、装填する。
ネオディエンドライバー「カメンライド クウガ」
銃口から五代雄介の影が劇中の服で登場。
マーメイド「今度は何のライダーの男性なの!?」
雄介の影は腰に両手を当てると、アークルが出現する。
フローラ「ベルト出現!?」
トゥインクル「でもディケイドみたく腰に装着して、アイテムを装填とかじゃなく、体に埋まってたの!?」
雄介の影は変身ポーズを取り、
雄介の影「変身!!」
雄介の影はクウガ マイティフォームへ変身した。
フローラ「あれは、ディケイドが鳴った事があるクウガだよね!?」
ネオディケイドフォーゼ メテオフュージョンステイツ「行くぜ クウガ!」
クウガ マイティフォーム「ああ!!」
フォーゼドライバーのレバーを引く。
フォーゼドライバー「メテオフュージョン!リミットブレイク!」
クウガは必殺キックのポーズに入り、右足に炎を纏わせる。
ネオディケイドフォーゼ メテオフュージョンステイツ「行くぜ!」
ネオディケイドフォーゼ メテオフュージョンステイツは跳び上がり、クウガも走り込んで跳び上がり、そこから数回転して、
ネオディケイドフォーゼ メテオフュージョンステイツ「ライダーフュージョンドリルキックだーー!!」
二体のゼツボーグに二人のライダーキックが命中すると同時に爆発した。
ネオディケイドフォーゼ メテオフュージョンステイツ「ごきげんよ~うだ。」
クウガ「じゃあね。」
クウガは消えた。
ストップ・フリーズ「「ここまでか。」」
ストップとフリーズは作り出した鍵穴を通って引き上げた。
フローラ「開け!夢の扉!」
ドレスアップキーで、檻の中に閉じ込められたりことケンタを解放する。
ゆい「古屋さん、平野君。」
男子生徒B「ケンタ!」
さやか「良かった!」
ケンタ「僕は―――!」
ケンタが体を起こすと痛みが走り、右足が赤く腫れていた。
ケンタ「さっき・・・。」
先程ケンタはストップとフリーズから逃げようとし、転んでしまったからである。
はるか「そんな・・・!」
ケンタ「大丈夫だよ、これくらい・・・!」
ケンタが立ち上がろうとしたが、また痛みが走り、ナツがケンタを支えた。
美姫「無理に立ち上がろうとしない方がいいわ。余計酷くなるし。」
さやか「平野君・・・。」
ケンタ「ごめん・・・。」
怪我した足を抑えたまま、ケンタは泣きながらみんなに謝る。
ゆうき「ケンタの代わりなんて・・・」
さやか「誰かロミオのセリフ覚えてない?」
男子生徒B「そんなの、覚えてねーよ・・・。」
りこ「わ、私が・・・。」
りこ「ダメ、やっぱり私・・・」
体を震えながら代わりに自分がやろうと前に出たがダメだった。
美姫(あっ、そーだ。)
何かを閃いた美姫はこの場から離れた。
カナタ「ロメオなら多分、僕が出来ると思う。」カナタが喋ると全員がカナタの方を向く。
りこ「あなたは?」
きらら「あっ、トワっちのお兄さん。」
さやか「紅城さんの・・・?」
カナタ「彼女と沢山練習したから、セリフは覚えてるんだ。」
ゆうき「いいのか?」
さやか「劇はやれるかもだけど・・・」
男子生徒B「部外者入れたら、賞は貰えないだろ・・・?」
りこ「でも・・・やれないよりは・・・」
ケンタ「今日までみんなで・・・頑張って来たんだ・・・!ロミオ役・・・お願いします・・・!」
ケンタは悔しい表情をし、カナタにお願いした。
ゆうき「よし、やろう!」
さやか「でも・・・」
ゆうき「先生に事情話したらきっと分かってくれるよ!それにケンタの覚悟を無駄に出来ねぇ・・・!」
男子生徒C「赤城さんのお兄さん、ロミオ、よろしくお願いしま―――」
はるか「ちょっと待って!私は・・・劇が上手くいかなくても、ちゃんと自分達でやらなきゃいけないような気がする。上手く言えないんだけど、無茶かもしれないけど、でも・・・失敗してもいいから・・・私は・・・自分達のクラスの舞台を作りたい!」
ケンタ「やっぱり・・・僕も出たい・・・ごめん」
ケンタは涙を流しながら出たいと言う。
りこ「平野君、やろう。でも痛かったらすぐに私と交代。分かった?」
ケンタ「古屋さん・・・!」
ネオディケイド「ちょっと待て。」
全員が声をした方を向くと、ディケイドがこちらへ向かって来た。
はるか(な、美姫さん!?)
きらら(何で変身してるんです!?)
ゆうき「仮面ライダー!?」
ネオディケイドは歩きながらライドブッカーからフォーゼのライダーカードを取り出す。
ネオディケイドライバー「カメンライド フォーゼ」
ネオディケイドがコズミックエナジーに包まれ、フォーゼ ベースステイツにカメンライドした。
りこ「姿が変わった・・・!」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「ドライバーチェンジだ。」
ネオディケイドライバーはドライバーチェンジした。
りこ「ベ、ベルトも変わっちゃった・・・。それに声も完全に別の男の人に・・・。」
画面上操作にて、レーダーとメディカルを入れ替える。
フォーゼドライバー「メディカル・オン!」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツがケンタの近くに座ると同時に、左腕にメディカルモジュールが具現化される。
メディカルモジュールを開け、そこから塗り薬を取り出し、ケンタの足に塗る。
きらら「その塗り薬を塗れば治るの?」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「ああ。このメディカルモジュールに入ってる薬は、どんなケガや病気も直す事が出来るんだぜ。」
はるか「ホント!」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「ホントだ。」
塗り終わった後、メディカルモジュールから包帯を取り出し、ケンタの足に巻く。
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「これでよし。どうだ?痛みが引いただろ?」
ケンタ「は、はい!」
りこ「あの、ありがとうございます!」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「時間はどうだ?」
はるか「時間・・・あっ!」
きらら「早く行かなきゃ!」
ケンタ「ホントにありがとうございます!」
ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「礼は言いぜ。それより急いで行かなきゃ遅れちまうぞ。」
ケンタ「はい!」
はるか達は急いで学園の中へ戻る。
はるか「カナタ!」
カナタの元へ駆け寄ると、はるかはカナタの両手を握った。
はるか「ありがとう!」
ありがとうと言い終え、学園の中へ戻る。
その後、何とか時間に間に合い、演劇会を始めた。
最初はみなみのクラスが竹取物語をやり、みなみのかぐや姫姿を見た生徒達は見惚れていた。
次にきららとトワのクラスはシンデレラをやり、きららとトワの魔法使いとシンデレラ姿見た生徒達は目をキラキラしていた。
そして最後ははるかとゆいのクラスのロミオとジュリエットを開始され、無事に舞台に立つ事が出来た。
ラストのシーンも問題なく成功し、見に来た人達は拍手が沸いた。
演劇会が終わった後、はるか達は河原に集まっていた。
はるか「ありがとうカナタ。何とか自分達で最後まで頑張れたよ。」
カナタ「はるかはまっすぐだ。本当のジュリエットの様だったよ。」
はるか「美姫さんもありがとうございます。平野君の傷を直してくれて。」
美姫「いいの。ロミオとジュリエット、凄く良かったわ。きららちゃんとトワちゃんのシンデレラとみなみちゃんの竹取物語も良かったよ。衣装とかみんな似合ってた。」
はるか「ああ~ロメオ。あなたはどうしてロメオなの?」
カナタ「仰せの通りにいたします。あなたが望むなら僕は自分の名を捨てましょう。」
今日開催された演劇会は大成功で終わり、河原ではるかはカナタとロメオとジュリエットの台詞を言い始め、二人は嬉しそうな表情をしていたのだった。