仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第322話「怪しいワナ…! ひとりぼっちのプリンセス!」

朝からシャットの作り出したロボットゼツボーグと戦うプリキュア達と二人の仮面ライダー。

 

シャット「今日こそはプリキュアとライダーを倒すのみ!」

 

シャットの掛け声と同時にゼツボーグが胸の鍵穴から巨大なビームを放つ。

 

このビームをフローラはパンチで受け止め、打ち消した。

 

シャット「おのれ・・・!」

 

ネオディケイドライバー「アタックライド スラッシュ!」

 

『ソード ベント!』

 

ネオディケイドのディケイドスラッシュとファムのウイングスラッシャーの斬撃を受け、ゼツボーグが倒れる。

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ディ ディ ディ ディケイド!」

 

『ファイナル ベント!』

 

ネオディケイド「はああああぁぁぁーっ!」

 

ゆい「やぁーっ!」

 

ネオディケイドとファムはダブルライダーキックを放つ。

 

パフとアロマがドレスアップし、プリンセスパレスを呼び出す。

 

サンゴ・ギンガ・サンの三つのキーがプリンセスパレスにある鍵穴に挿し込まれる。

 

フローラ「モードエレガント!」

 

フローラが中央の鍵穴にサクラキーを挿し込む。

 

中央の扉が開き、フローラが右側に付いたハンドルを回すと同時に、ドレスアップキーがダンスのように回転する。

 

フローラ「サクラ!」

 

マーメイド「サンゴ!」

 

トゥインクル「ギンガ!」

 

スカーレット「サン!」

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「ドレスアップ!プレミアム!」」」」

 

白を基調色とし、それぞれの淡くなったイメージカラーのリボンやラインが配色された姿、ドレスアッププレミアムに変わった。

 

巨大化したプリンセスパレスの中心にゼツボーグが配置され、四人で取り囲む。

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「響け!全ての力!」」」」

 

フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリキュア!エクラ・エスポワール!」」」」

 

四人の両掌からビームを発射され、取り囲んだ敵を上空に打ち上げて浄化するエクラ・エスポワールを放った。

 

ダブルライダーキックを受けた所にエクラ・エスポワールが決まり、ゼツボーグは浄化された。

 

フローラ「ごきげんよう。」

 

シャット「くっ・・・!次こそは・・・!」

 

横にいたクローズに気付かずに、シャットは鍵穴を通って引き上げた。

 

クローズ「やはりか。プリキュアの中心は、アイツ・・・。さて、どうしたものか・・・」

 

絶望の檻に捕らえられていた少年をベンチに寝かせるフローラを見て、クローズが呟く。

 

トゥインクル「おおっと!ヤバッ、仕事だ・・・!」

 

ネオディケイド「もうそんな時間なのか。」

 

近くの時計を見ると、時刻は丁度九時だった。

 

マーメイド「大変ね。」

 

フローラ「行ってらっしゃい!夢の為だもん、頑張ってね!」

 

きらら「ありがとー!」

 

トゥインクルとネオディケイドが変身を解き、きららは美姫の運転するマシンディケイダーに乗って仕事場へと向かった。

 

クローズ「夢の為・・・か。」

 

次の日、朝日が昇るとはるかは起きてジョギングしてから登校し、ゆいと共に花壇に水をあげた。

 

ゆい「冬は、どんなお花を植えるの?」

 

はるか「うーん、そうだなー・・・」

 

?「やぁ、今日も朝から頑張ってるな。春野。」

 

はるか「ごきげんよう。・・・えーっと・・・」

 

背の高い黒髪の男子生徒に声を掛けられて挨拶を返すが、その男子生徒が誰なのか分からなかった。

 

?「おいおい、覚えてないのかよ。」

 

黒須「隣のクラスの黒須だよ。」

 

はるか「黒須・・・君?」

 

その男子生徒は黒須と名乗る。

 

黒須「俺はばっちり覚えてるぜ。プリンセスになりたい春野はるか。だろ?」

 

はるか「どうして私の夢・・・」

 

黒須「有名だぜ?何かと目立ってるし。」

 

はるか「そうなの?」

 

ゆい「あはは・・・。」

 

ゆいの方を見て尋ねるが、苦笑いで返された。

 

黒須「じゃあなプリンセス。応援してるぜ。」

 

黒須はそう言い、学園の方へ走って行った。

 

はるか「初めてだ・・・。私の夢、からかわなかった男の子。カナタ以外だと初めてかも・・・!」

 

カナタ以外に、初めて自分の夢をからかわなかった男子生徒がいて、はるかは笑顔を浮かべる。

 

はるか「南の島で・・・撮影!?」

 

きらら「そっ。今日出発で、明日には帰ってきちゃうけどね。今回美姫さんは留守番だけどね。」

 

昼休みに外を歩きながら、きららから今日出発して南の島で撮影すると言う事を聞く。

 

ゆい「きららちゃん、どんどんお仕事増えて来てるよね。」

 

きらら「トップモデルに近づいてる証拠。」

 

はるか「きららちゃん、応援してるからね!」

 

きらら「サンキュー、はるはる。」

 

みなみが足を止めてた事に気付いたトワが声を掛ける。

 

トワ「みなみ?どうかして?」

 

みなみ「あ、ええ。実は私も、今夜お父様に呼ばれていて・・・。お母様が用事でパーティを欠席するから代わりに出ないかって。」

 

みなみも今日、今夜行われるパーティーに出ないかとつかさから誘われていた。

 

はるか「みなみさんも、夢に近づいてるんですね!」

 

みなみ「でも・・・今回はお断りしようかしら?」

 

トワ「何故です?」

 

みなみ「私も帰って来られるのが明後日になりそうなの。もしその間に何か起こったら・・・」

 

みなみもきららと同じで、戻って来るのは明日だった。

 

トワ「まさか、わたくし達に気を遣って?」

 

はるか「そんな・・・。みなみさん行って下さい!」

 

黒須「そうだぜ!」

 

突如現れた黒須が、みなみに近づいて言う。

 

黒須「そのパーティ、将来の夢に繋がってるんだろ!先輩!」

 

みなみ「え、ええ・・・。」

 

黒須「だったら迷ってないで行くべきだぜ!」

 

はるか「黒須君・・・?」

 

黒須「あ、わりぃ聞こえちまってさ。つい・・・。でもよ、自分の夢は大事にするもんだぜ。なっ?」

 

はるか「そうですよ!私みなみさんの夢、応援したいんです!」

 

みなみ「じゃあ・・・行って来るわね。」

 

トワ「こちらの事は、任せて下さい。」

 

みなみ「ありがとう。」

 

黒須「邪魔して悪かったな。」

 

そう言い、はるか達の元から去る。

 

はるか「黒須君!ありがとうー!」

 

はるかが手を振ってお礼を言うのと同時に、黒須は手を振った。

 

きらら「誰?」

 

ゆい「隣のクラスの子だよ。」

 

はるか「自分の夢は大事に・・・か。」

 

バイオリン工房

 

カナタ「夢・・・か。僕には、良く分からないな・・・。」

 

シャムムール「分からない?カナタ様が夢を・・・」

 

カナタ「自分の事を何一つ覚えてないからね。僕が一体、何を大切に思っていたのかも・・・。」

 

パフ「カナタ様・・・。」

 

はるか「ねえ!今何か欲しい物は無い?」

 

カナタ「欲しい物?」

 

はるかが立ち上がり、カナタに欲しい物が無いかを尋ねる。

 

はるか「うん!」

 

カナタ「特に・・・無いかな。」

 

ゆい「あっ!お帰りー!」

 

トワ「あら、ゆい。」

 

はるかとトワがバスでノーブル学園に戻った所で、丁度近くを通ったゆいに声を掛けられる。

 

ゆい「あれ?パフちゃんとアロマ君は?」

 

トワ「今夜はお兄様の傍に残りたいと。少しでも元気付けようと頑張っているのです。」

 

はるか「うーん・・・」

 

トワ「先程から何を悩んでいて?」

 

はるか「あっ、ねぇ二人とも、明日なんだけど―――」

 

言葉の途中で、強い風が吹いた。

 

黒須「こらまてー!」そこへ、風で飛んだチラシを追う黒須がこちらに向かって走って来た。

 

はるかが跳んでチラシをキャッチする。

 

黒須「春野ナイス!」

 

ゆい「世界の絵本展!?」

 

そのチラシには、夢ヶ丘図書館で『世界の絵本展』が開催されるとあった。

 

黒須「それ、明日見に行こうと思っててさ。」

 

ゆい「こんな素敵なイベントやってたなんて・・・!」

 

黒須「あそっか。七瀬は絵本作家が夢なんだったな。良かったら行こうぜ。一緒に。」

 

ゆい「えー!一緒に、私とー!?」

 

黒須「ああ。」

 

ゆい「でも・・・その・・・」

 

はるか「行ってきなよ!ゆいちゃんの夢にきっと役立つよ!」

 

ゆい「はるかちゃん・・・。うん。」

 

黒須「じゃ、明日十時に美術館前な。」

 

ゆい「よろしくね、黒須君。」

 

黒須「ところで、紅城だっけ?」

 

トワ「ええ。」

 

黒須「お前にも夢あるんだよな?」

 

トワ「何ですのぶしつけな。」

 

黒須「まだ聞いてなかったからよ。俺、力になれるかもしれないぜ。」

 

トワ「確かにわたくしにも夢はあります。でも、あなたにお話しする理由はありませんわ。」

 

トワはそう言ってから寮へ戻った。

 

黒須「そりゃ、そっか。」

 

はるか「行ってらっしゃーい!みなみさん!きららちゃん!頑張ってー!」

 

夕方になり、出かけるみなみときららを見送った。

 

トワ「少し寂しくなりますわね。」

 

美姫「明後日には帰って来るけどね。」

 

はるか「明日はゆいちゃんもお出かけだしね。黒須君と一緒に。」

 

ゆい「い、一緒にって言っても、現地集合だし、そんな大した事じゃ・・・」

 

はるか「ゆいちゃん顔真っ赤だよ?」

 

ゆい「私、先戻ってるね。」

 

顔を赤くしたままゆいは先に部屋へ戻った。

 

美姫「黒須君?」

 

はるか「黒須君はね、隣のクラスの男の子ですよ。私の夢をからかわないで応援してくれたんです!」

 

美姫「黒須・・・ね。」

 

はるか「美姫さん?」

 

美姫「ううん、何でも無いの。」

 

はるか「美姫さんは明日はどうするんです?」

 

美姫「うーん・・・ちょっと調べ物。」

 

トワ「はるかはゆいと一緒に行きませんの?」

 

はるか「私、明日はパフとアロマを迎えに行った後、そのまま夢ヶ浜でお買い物しようと思ってて。それでねーーー」

 

トワ「美術館・・・わたくしもご一緒しようかしら?」

 

はるか「えっ?」

 

トワ「あの黒須と言う男子、あまりいい印象もてませんもの。ゆいが心配だわ。」

 

はるか「まあ、確かにちょっと変わってるけど・・・。でも、いい子だと思うな。」

 

次の日、はるかはパフとアロマを迎えに行った後、夢ヶ浜に来ていた。

 

アロマ「カナタ様へのプレゼントロマ?」

 

はるか「うん。この前の演劇会のお礼にね。」

 

パフ「きっとカナタ様喜ぶパフ!」

 

アロマ「何をあげるロマ?」

 

はるか「まだ決まって無くて・・・。」

 

はるか「トワちゃんがいたら、アドバイスを貰えたんだろうけど、誘いそびれちゃった。」

 

パフ「はるかにはパフ達がいるパフ!」

 

はるか「ありがとう。」

 

アクセサリー店の外で、バイオリンをモチーフにしたアクセサリーを見つけた。

 

アロマ「上品で良い感じロマ!」

 

パフ「カナタ様にピッタリパフ!」

 

はるか「うん!これに決めた!買って来るから、待っててね。」

 

パフとアロマを外に待たせ、はるかは店の中に入った。

 

はるかが店に入ると同時に、パフとアロマは悪寒を感じ、振り向くとここにいないハズの人物がいた。

 

はるか「おっ待たせー!」

 

はるか「あれ?パフ?アロマ?」

 

アクセサリーを買い、外へ出るが、何故か外で待っていたハズのパフとアロマがいなかった。

 

はるか「どこ・・・行っちゃったの?」

 

パフとアロマを探すも、一向に見つからず、暗い表情となる。

 

黒須「春野。どうした?誰か探してるのか?」

 

はるか「黒須君!」

 

黒須に声を掛けられ、はるかは黒須の傍へ向かう。

 

その頃、買い物中のカナタは、パフとアロマの声を聞いてその方向を向くと、何故かペットショップのケージに入れられていたのを見た。

 

カナタ「な・・・何でそんな所に・・・」

 

パフ「カナタ様!大変パフ!」

 

アロマ「はるかが・・・!はるかが危ないロマ!」

 

カナタ「えっ!?」

 

はるか「この辺りで見かけたの?」

 

黒須「ああ、俺も探すの手伝ってやるよ。」

 

はるか「ありがとう!大丈夫。まだ時間は十分にあるぜ。そうだっけ・・・?」

 

パフとアロマを探してるはるか達の上にコンドルデンワーがいた。

 

一方、ゆいとトワは、図書館の職員から『世界の絵本展』はやっていないと聞いた。

 

ゆい「えっ!?やってないんですか!?」

 

職員「はい、そのようなイベントは・・・」

 

トワ「そんな・・・。」

 

ゆい「黒須君も来ないし、どうなってるの・・・?」

 

そして美姫は、ノーブル学園の職員室で名薄を見ていた。

 

美姫「調べてもいないって事は・・・やっぱり・・・。」

 

何かに気付いた美姫は名薄を戻して職員室を出て、画面上操作より、サクラロックシードを開錠して、上へ軽く投げると、サクラハリケーンに変形した。

 

それと同時に、コンドルデンワーが美姫の所に戻って来た。

 

美姫「はるかちゃんの所まで案内してくれる?。」

 

サクラハリケーンに乗り、コンドルデンワーの誘導に従い、はるかの元へ向かった。

 

はるかと黒須が森の中を歩く。

 

はるか「ごめんね。付き合わせちゃって。でも、良かった、黒須君に会えて。さっきね、ああ、私今一人なんだって、急に少しだけ寂しくなっちゃって・・・。いつもみんなと一緒にいたから。なんて、おかしいよね。ちょっとの間の事なのにね。」

 

黒須「気にする事はないぜ。お前はこの先もずっと一人なんだからな。」

 

はるか「えっ?」

 

黒須「お前は自分で仲間を送り出した。お前の仲間もお前より夢を、大事な大事な夢を選んだ。」

 

はるか「黒須・・・君?」

 

黒須「言ってたもんな、人の夢を応援したい、守りたいって。」

 

クローズ「つまり、夢を大事にすればするほど、お前は一人ボッチになるんだよ。」

 

黒須から闇のオーラで覆われ、クローズとなった。

 

はるか「クローズ・・・!」

 

トワ「何か、嫌な予感がしますわ!」

 

ゆい「うん!急がなきゃ!」

 

学園へ戻る為にトワとゆいが走る。

 

ストップ「ストップ。」

 

フリーズ「フリーズ。」

 

走る二人の前に、ストップとフリーズが現れた。

 

ストップ「ここから先はーーー」

 

フリーズ「通さない。」

 

トワ「やはり、ディスダーク!ゆい!」

 

ゆい「うん!変身!」

 

トワ「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」

 

スカーレット「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」

 

ゆい「通して貰うよ!」

 

スカーレット「お覚悟、決めなさい!」

 

はるか「そんな・・・!」

 

クローズ「さあてどうする?独りぼっちのプリンセスさんよー。」

 

美姫「悪いけど、一人じゃないわ!」

 

森からサクラハリケーンに乗った美姫が現れる。

 

はるか「美姫さん!」

 

美姫「怪しいと思って、望月さんに頼んでクラスの名薄を見させて貰ったの。そしたら黒須なんて生徒はいなかったわ。つまり、ノーブル学園に黒須と言う生徒はいない。あなたの作戦は、俺達をはるかちゃんから遠ざけて、絶望させようと考えた。そうでしょ?」

 

クローズ「流石はディケイドだな。だが今日は、お前を相手するつもりは無い。代わりにコイツが相手お前の相手になる。」

 

クローズが指を鳴らすと、二体の鳥ゼツボーグが現れる。

 

鳥ゼツボーグの上に、二つの絶望の檻に閉じ込められてる鳥達がいた。 

 

美姫「行くよ!はるかちゃん!」

 

はるか「うん!」

 

美姫「変身!」

 

はるか「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」

 

フローラ「私はクローズをやるから、ディケイドはゼツボーグをお願いします!」

 

ネオディケイド「分かった!」

 

クローズ「たった一人で、勝てると思ってるのか?キュアフローラ!」

 

フローラはクローズと、ネオディケイドは二体のゼツボーグの戦闘を開始した。

 

パフとアロマの案内でフローラの元へ向かうカナタの目の前に、クローズの攻撃を受けて吹き飛んだフローラが見えた。

 

アロマ「あれは・・・!」

 

パフ「フローラパフ!」

 

アロマ「ディケイドもいるロマ!」

 

更に鳥ゼツボーグに苦戦するネオディケイドも見えた。

 

クローズ「俺にもやっと分かったぜ。夢の素晴らしさが。」

 

フローラの眼前まで跳び、フローラに向けて言う。

 

気を取られたフローラはキックを受けて森の中へ吹き飛び、クローズがフローラを追う。

 

クローズ「寂しいって言ったな?確かにその通りだ。夢はお前達を離れ離れにする。夢はお前を追い詰める。」

 

連続で放たれるパンチをフローラは防ぐが、徐々にダメージが蓄積して行く。

 

クローズ「お前達の大事な夢は、お前を絶望させる悪夢でもあるんだ。」

 

クローズがエネルギー球をフローラに叩き付ける。

 

フローラは吹き飛び、背中から木に叩き付けられた。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド ブラスト!」

 

ネオディケイドはディケイドブラストを放つが、ゼツボーグは飛んで回避した。

 

その隙にもう一体のゼツボーグは一気にネオディケイドに突っ込み、翼で叩き付けた。

 

ネオディケイド「ぐうっ!」

 

どうにかライドブッカーで防ぐが、吹き飛んでしまう。

 

ネオディケイド「このっ!」

 

ライドブッカーからライダーカードを取り出し、バックルに入れる。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド オーズ タットッバッ!タトバ!タットッバッ!」

 

ネオディケイドはオーズ タトバコンボにカメンライドした。

 

ネオディケイドオーズ「ドライバーチェンジ!」

 

ネオディケイドライバーはオーズドライバーへチェンジした。

 

画面上操作にて、メダルをはめ替える。

 

オーズドライバー「タカ!クジャク!コンドル!タ~ジャ~ドル~~!!」

 

タジャドルコンボにチェンジしたネオディケイドはクジャクウイングを展開し、飛行する。

 

ネオディケイドオーズ タジャドルコンボ「はあっ!」

 

左腕に装備したタジャスピナーでゼツボーグに火炎弾を命中させる。

 

ゼツボーグが羽ばたくと同時に暴風を起こし、ネオディケイドオーズを吹き飛ばすが、体勢を立て直す。

 

再びゼツボーグに向かって飛ぶ。

 

スカーレットは空中でストップと戦い、ファムは地上でフリーズと戦いを続けた。

 

スカーレット「滾れ、炎よ!プリキュア!スカーレット・フレイム!」

 

スカーレットがスカーレット・フレイムを放つ。

 

『アド ベント!』

 

ファムがブランウイングを召喚し、ブランウイングが羽ばたくと同時に暴風を起こす。

 

スカーレット・フレイムと暴風がストップとフリーズに命中した。

 

ストップ「そろそろいいだろう。」

 

フリーズ「役目を果たした。」

 

ストップとフリーズは作り出した鍵穴を通って引き上げた。

 

ゆい「大丈夫?」

 

スカーレット「ええ。」

 

ゆい「何が目的だったんだろう・・・。」

 

スカーレット「わたくし達の足止めが目的だったとすると・・・狙いは・・・」

 

スカーレット・ゆい「「まさか・・・!」」

 

ゆい「ブランウイング!」

 

ブランウイングが二人の近くに立つ。

 

ゆい「乗って!スカーレット!」

 

スカーレットと共にファムがブランウイングに乗り、フローラの元へと向かった。

 

ゆい「はるかちゃん・・・!」

 

クローズ「どうだ?大事な夢に裏切られた気分は。お前はここで俺に負け、そして絶望する。素晴らしい夢のせいでな。」

 

フローラは昔カナタが言っていた事を思い出して闘志を取り戻し、クローズにパンチを叩き込んだ。

 

フローラ「絶望なんかしない!確かに私、寂しいと思った・・・。だけど!」

 

ここでクローズの反撃を受けて吹き飛ぶ。

 

フローラ「だけど!一緒にいなくても、私はみんなに支えて貰ってる!」

 

跳び蹴りを繰り出し、クローズはバリアで防ぐ。

 

フローラ「みんな自分の夢に向かって頑張ってる!そう思うと自分も頑張ろうって思えるから!離れていても、自分の夢を支えてくれる人がいる!それだけで心強いから!だから!寂しくたって私は、夢を諦めずにいられる!リリィ!舞え!ユリよ!プリキュア!リィス・トルビヨン!」

 

フローラがリィス・トルビヨンを放ち、クローズはバリアで防ぐがヒビが入る。

 

クローズ「ふん、なるほど。確かに心は強くなったのかもな。だが・・・」

 

リィス・トルビヨンを打ち消すと、クローズがエネルギーを放ち、フローラに命中した。

 

命中したフローラはそのまま落下した。

 

ネオディケイドオーズ タジャドルコンボ「フローラ!」

 

クローズ「その強がりも、無意味に終わる。」

 

カナタ「はるか!」

 

クローズ「ん?」

 

クローズがトドメを刺そうとしたその時、カナタがフローラの元に駆け寄った。

 

パフ「フローラ!」

 

アロマ「しっかりするロマ!」

 

カナタ「はるか・・・。」

 

フローラ「カナタ・・・。来てくれたんだ・・・。」

 

カナタの顔を見ると、悲しげな表情を浮かべていた。

 

フローラ「カナタ・・・?」

 

カナタ「どうして・・・こんなに傷付いてまで・・・!君は・・・!」

 

フローラ「カナタが、支えてくれたから。」

 

フローラ「プリンセスになる・・・強く、優しく、美しい・・・みんなの夢を守るプリンセスに・・・。」

 

フラフラになりながらも前を歩くフローラ。

 

フローラ「それが・・・私の夢でしょ・・・。」

 

カナタ「奴の・・・言う通りだ・・・。夢・・・夢が君を追い詰める・・・!」

 

フローラ「えっ・・・?」

 

カナタがフローラの傍まで歩き、両肩を掴む。

 

カナタ「はるか、もういい・・・!もう頑張らなくていい・・・!これ以上、君が傷つく必要は無い・・・!」

 

フローラ「えっ・・・?カナタ、何を言って・・・」

 

カナタ「君をそうさせているその原因が、僕にあると言うのなら・・・僕のせいで君が夢に縛られているのなら、僕が、間違ってたんだ・・・。夢が・・・君を傷つける・・・!夢なんて・・・そんなものもういらない!」

 

フローラ「止めて・・・!」

 

カナタ「はるか、君は・・・プリンセスになんてなるな!なるんじゃない!」

 

今まで心の支えだった幼い頃に言って貰ったカナタの言葉を否定されたフローラは、ショックで変身が解けてしまった。

 

はるかの絶望に反応し、絶望の茨があらゆる場所から湧き出した。

 

クローズ「ふん、遂に絶望したか。誰だか知らねーが良くやってくれたぜ。これで目的は達成だ。」

 

クローズは作り出した鍵穴を通って引き上げた。

 

ネオディケイドオーズ タジャドルコンボ「ああー、言っては行けない事言ってしまった・・・」

 

ネオディケイドオーズ タジャドルコンボがはるか達の方を見ている隙に二体のゼツボーグが羽ばたき、エネルギー羽を放つ。

 

ネオディケイドオーズ タジャドルコンボ「ぐっ・・・!」

 

両手をクロスにして防ぐが、エネルギー羽がネオディケイドオーズ タジャドルコンボの体に突き刺さってしまう。

 

ネオディケイドオーズ タジャドルコンボ「さっさと倒さないとマズイ!」

 

オースキャナーでメダルスキャン。

 

オーズドライバー「スキャニングチャージ!」

 

ネオディケイドオーズ タジャドルコンボ「はああああぁぁぁーっ!」

 

二体が放つエネルギー羽を避けずに突っ込み、プロミネンスドロップを放つ。

 

二体のゼツボーグにプロミネンスドロップが命中すると、爆発した。

 

着地と同時に変身を解くと、片膝を付き、身体の一部が傷になっていた。

 

美姫「せっかくの美肌、それもお腹付近に、少し油断しちゃったな・・・一度死んでるのに、反省しましょう。」

 

しかし、お腹の傷が塞がっていく。

 

美姫「傷が塞がって、綺麗に回復した・・・。再生力でも発動したの?」

 

スカーレットとファムが、ブランウイングから降りて着地する。

 

スカーレット「はるか!お兄様!」

 

二人が駆け寄るのと同時に、はるかは走り去ってしまう。

 

ゆい「はるかちゃん!待って!」

 

スカーレット「!美姫さん!大丈夫ですか!」

 

美姫「私は大丈夫だから、あっちを頼む。」

 

美姫が指差した方を向くと、絶望の檻に閉じ込められてる鳥がいた。

 

スカーレット「分かりました。開け!夢の扉!」

 

ドレスアップキーで、檻の中に閉じ込められた鳥達を解放する。

 

スカーレット「立てますか?」

 

スカーレットが美姫に手を差し伸べる。

 

美姫「ありがとう。」

 

差し伸べた手を掴み、立ち上がる。

 

パフ「トワ様!ゆい!」

 

アロマ「カナタ様が・・・!カナタ様が・・・!」

 

スカーレット「一体、何があったのです?」

 

美姫「カナタがはるかちゃんの夢を否定した。」

 

スカーレット「そんな・・・!お兄様・・・!?」

 

ゆい「どうしてカナタさんが・・・!」

 

この場にいた全員がカナタの方を向くと同時に、カナタは目を逸らしたのだった。

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