仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
一年の締めくくりとして、ノーブル学園の寮では大掃除が行われていた。
はるか「そっか。トワちゃん、冬休みはカナタと一緒に過ごせるんだ。」
トワ「ええ。錦戸さんにご招待を頂いて。」
みなみ「良かったわねトワ。」
きらら「みなみんは家族旅行だっけ?」
みなみ「ええ。父が野生のペンギンを見に行こうって。」
はるか・ゆい「「野生のペンギン!?」」
きらら「さっすが・・・。」
美姫「じゃあ、行くのは南極?」
美姫も掃除を手伝っていた。
きらら「あたしは家でのんびりかな。久々にパパも帰って来るからね。」
ゆい「私もきららちゃんと同じで、家で過ごすよ。はるかちゃんはお家の手伝い?」
はるか「そうなの。この時期お店が忙しくって。ところで美姫さんは?」
美姫「私?」
はるか「はい。だって年末年始は寮も閉まる訳ですし。特に行く所が無いなら、家来て手伝って欲しいかなー・・・なーんて。」
美姫「どうしようか・・・。」
きらら「この顔はどら焼きの事を考えてる顔だね。」
美姫「じゃあ はるかちゃんの家で手伝いしますか。」
はるか「ならお願いします!」
年末年始は、はるか・きらら・ゆいは実家に戻り、みなみは家族旅行、トワはカナタ・パフ・アロマと一緒に錦戸の工房で過ごし、美姫ははるかの家で手伝いする事になった。
一方、ディスダークに戻れなくなったシャットは、一人森の中を歩いていた。
シャット「私は全てを失った・・・ディスダークには・・・もう、帰れない・・・!」
翌朝、はるか達が寮の外に出ると、一面は雪景色だった。
はるか「すっごーい!こんなに積もるなんて!」
みなみ「珍しいわね。」
パフ・クロロ「「綺麗パフ(ロロ!)」」
シャムール「アメイジ~ング!」
アロマ「ホープキングダムではこんなに積もった事無いロマ!」
はるか「じゃあ、もーっと広い所行こっ!」
トワ「えっ?」
はるかがトワの手を握って先へ進み、みなみ達は後を追いかけた。
はるか達が着いたのはグラウンドで、一面雪景色だった。
はるか「やったぁ!一番乗り!」
まだ早かったのもあってか、はるか達以外誰もいなかった。
きらら「さっトワっち、最初の一歩をどうぞ。」
トワがはしゃぎながら雪の積もったグラウンドを歩き、パフもトワを追いかけるが、滑って転んでしまう。
きらら「綺麗な跡。」
雪面にパフの顔の跡が付いた。
アロマ「僕もやるロマ!う、動けないロマ・・・!」
美姫「大丈夫?アロマ?」
アロマも跡を付けようと雪面に向かって飛ぶが、体から入ってしまって動けなくなってしまい、美姫に助けられた。
はるか「出来たーっ!」
みなみ「私も出来たわ。」
はるかは雪玉を転がして雪だるまを作り、みなみは雪ウサギを作る。
ゆい「こっちも完成だよ。」
きらら「我ながら良い出来じゃない?」
きららとゆいはパフとアロマの雪像を作った。
美姫「お疲れ様。」
ポーズを取っていたパフとアロマは限界を来て倒れ、美姫が二人をねぎらう。
アロマ「美姫は何作ってたロマ・・・?」
美姫「あれよ」
後ろを指差す。
そこにあったのは、ポッチャマの雪像だった。
はるか「わぁー可愛い!」
美姫「良く出来てるでしょ?」
トワ「ポッチャマですわね。」
はるか「トワちゃんも、何か作ろうよ!」
トワ「そうですわね。何か致しましょう・・・」
とそこに雪玉が飛んで来て、はるかの顔面に命中して仰向けに倒れた。
きらら「はるはる?」
ゆうき「悪ぃ春野!手が滑った!」
先程の雪玉はゆうきが投げたもので、男子達は雪合戦をしていた。
はるか「ゆうき君・・・!」
きらら「男子と来てたんだ。」
はるか「よーし!お返しだっ!」
はるかが雪玉を作って投げるが、ゆうきには届かなかった。
ゆうき「下っ手くそー。」
はるか「もーっ!」
ゆうきは笑いながら雪合戦に戻り、はるかは悔しんだ。
トワの方を見ると、何かを作り始めていた。
はるか「トワちゃん、何を作るの?」
トワ「お城ですわ。」
はるか「お城?」
美姫「城って・・・もしかしてホープキングダム城?」
トワ「ええ。ホープキングダム城ですわ。」
トワが作ろうとしていたのは、ホープキングダム城だった。
はるか「手伝うよ。」
みなみ「早くトワ達がホープキングダムに帰れるよう、みんなで願いを込めましょう。」
きらら「パフ達が入れる位大きいのを作っちゃおう!」
トワ「ええ!」
美姫「ならカナタ王子も呼ばなきゃね。」
美姫は自分のスマホを取り出し、カナタに連絡を入れる。
カナタは仕事を放り出す訳には行かないと一度は断ったが、錦戸に「こっちの事は気にしなくていいから行っておいで」と言われ、誘いに乗る事にした。
カナタ「お待たせ。」
トワ「お兄様!」
美姫から連絡受けたカナタが到着する。
美姫「カナタ王子は現場監督ね。この中じゃあなたが一番ホープキングダム城を見て来た訳だから。」
カナタ「ああ。任せてくれ。」
美姫「まずはホープキングダム城の図を書いて来てくれません?」
カナタ「分かった。すぐ書いて来るよ。」
カナタはホープキングダム城の図を描きに、第二生徒会室に向かった。
ゆうき「何作ってんだ?」
けんた「かまくら?」
はるか「ううん、お城だよ!」
ゆうき・けんた「「城!?」」
けんた「面白そうだね!」
ゆうき「どうせなら俺達も入れる位デカいの作ろうぜ!」
はるか「素敵過ぎる~!」
雪合戦に参加していた男子達も手伝う事を決め、道具を運ぶ。
シュウ「やあ君達。」
ナオト「雪かきですか?」
ゆうき「いえ!城を作るんです!」
シュウ・ナオト「「城?」」
あやか「面白そうですわね。」
せいら「で、どんなお城を作るの?」
みなみ「今イメージ図を作成中よ。」
はるかとみなみは女子達に声を掛け、手伝って欲しいと頼む。
学園にいた全生徒達が協力し、ホープキングダム城の製作に取り組む。
トワ「いつの間にこんなに沢山・・・」
カナタ「ありがたいね。」
パフ「みんな頑張ってるパフ。」
シャム-ル「ミー達も応援しましょう!」
パフ達は木の上で城の製作に取り組むみんなを見ていた。
パフとアロマがプリンセスパレスを呼び出し、ハンドルを回して音楽を鳴らす。
れいこ「あら、何か素敵な曲。」
ナオト「雪だけだと、崩れてしまいそうですね。」
せいら「中心は、他の物で作ったら?」
みなみ「そうね・・・」
白金「寮母の白金です。大掃除で出た廃材を利用してはいかがです?」
みなみ「ああ・・・」
らんこ「話は聞いたわ。」
きらら「あ、一条らんこ。」
らんこ「雪の城なんかでちゃっちいアピールをしようったって、そうは行かないんだから!」
らんこがその場から跳び、グラウンドに着地する。
らんこ「この私も参加させなさい・・・!」
きらら「勝手にどうぞ・・・。」
その後は軽食が提供され、軽食を取ってこまめに休憩しながら作業を続けたのだった。
そんな頃、生気を失ったシャットは夢ヶ浜をフラフラしながらに歩いていた。
シャット「私を・・・見るな・・・。そんな目で見るな・・・。」
シャットの傍に止まっていた鳥が飛ぶのと同時に、シャットが持っていた黒いバラを奪って飛び去った。
シャット「今の私は・・・あの鳥以下だと言うのか・・・?この・・・私が・・・」
歯ぎしりし、そのまま走り出した。
それから数時間後、雪のホープキングダム城が完成した。
はるか「出来たよーっ!」
ゆうき「完璧じゃん!」
せいら「みんなで力を合わせたんだよ!当然さ!」
パフ「凄いパフ・・・!」
クロロ「まるで本物みたいロロ・・・!」
トワ「わたくし一人では、こうは行きませんでしたわ。沢山のお友達のお陰です。」
シャム-ル「良かったですわね、トワ様。」
トワ「ええ。」
カナタ「トワがこの世界で得た物は、とても大きいものだね。」
夕方になり、全員が寮に戻る。
きらら「早く着替えないと風邪引いちゃう・・・!」
はるか「ホント、指先までビチョビチョ・・・。」
トワ「あっ、手袋を忘れてしまいましたわ。先に戻っていて下さい。」
トワはグラウンドに手袋を忘れてしまう。
アロマ「僕が取って来るロマ!」
トワ「大丈夫。自分の事は自分でやれますわ。」
笑顔でそう言い、グラウンドに戻った。
みなみ「もうすっかりノーブル学園の生徒ね。」
美姫とカナタはまだ残っていて、落とし物や道具の片付け忘れが無いかをチェックをしていた。
美姫「道具は全部片付いてるわね。」
カナタ「美姫、手袋の落とし物があったよ。これはトワの物だね。」
美姫「なら、後で私が持って行きますよ。」
二人は雪のホープキングダム城を見上げる。
美姫「こうして見ると、私達本当に凄い事をしたのね。」
トイカメラで雪のホープキングダム城を撮った。
カナタ「みんなの協力があったからこそさ。」
カナタがそう言ってから、美姫とカナタの口元に笑みを浮かべて互いの腕をぶつける。
カナタ「目覚めた城は全部で三つ。残るは花の城だけだ。そうすれば、ホープキングダムを取り戻せる。」
美姫「けどそれは、ディスダークとの最終決戦が迫っている意味でもあるのです。」
カナタ「そうだね。あまり気は抜けないね。トワがこの世界に来れて良かったのと同じように、僕もこの世界に来れて良かったと思ってる。はるか、みなみ、きらら、ゆい、そして美姫、君達と出会えたからだ。それに、こんな素敵な物も見てて満足だよ。これを見て、かつてのホープキングダムを思い出したよ。」
トワ「お兄様、美姫。」
カナタ「トワ。」
そこへ手袋を取りに戻って来たトワが現れる。
トワ「まだ残っていたのですか?」
美姫「ええ。落とし物が無いかとか、片付け忘れが無いとかのチェックをね。トワちゃんは?あ、もしかしてこれを取りに?」
トワ「はい。」
美姫が手袋を見せ、トワが答える。
美姫「どーぞ。」
トワ「ありがとうございます。」
美姫が手袋を差し出し、トワが受け取る。
トワとカナタは、雪のホープキングダム城を見上げて微笑む。
美姫「あそうです、せっかくだからホープキングダム城をバックに二人の写真を撮るよ。ほら二人とも、並んで並んで。」
美姫がホープキングダム城をバックに二人の写真を撮ろうと、並ぶように促す。
そこへ後ろから足音が聞こえ、三人が振り向くとシャットが歩いていた。
トワ「シャット!ここで何を・・・!」
シャット「何を・・・?さあ・・・何だろうな・・・。これは・・・ホープキングダム城・・・?こんな物までが私をあざ笑うか・・・!」
シャットが右腕を振るい、爪からエネルギー刃を雪のホープキングダム城に向けて放つ。
美姫はライドブッカーからエネルギー弾を放ち、エネルギー刃を撃ち落とした。
トワ「何て事を・・・!」
シャット「砕いてやる・・・!貴様達も・・・!世界も・・・!私を貶めるものは、全て!」
トワ「みんなで作ったこの城を、壊させる訳には行きませんわ!」
トワ「美姫!」
美姫「変身!」
トワ「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド!」
スカーレット「真紅の炎のプリンセス!キュアスカーレット!」
シャットがスカーレットに向かって跳び、爪から攻撃を繰り出す。
スカーレットがガードし、左右からディケイドとネクロムがライドブッカーとガンガンキャッチャーからエネルギー弾を放ってシャットを怯ませる。
ネオディケイド「ふんっ!」
ネオディケイドが接近し、ライドブッカーで攻める。
シャット「邪魔だ!」
ネオディケイドを吹き飛ばすが、ネオディケイドは体勢を立て直し、
ネオディケイドライバー「カメンライド クウガ」
クウガ マイティフォームへカメンライドし、続けてカード装填。
ネオディケイドライバー「カメンライド クウガ アルティメットフォーム」
ネオディケイドクウガは最強形態・アルティメットフォームへ超変身した。
ネオディケイドクウガ アルティメットフォーム「はあっ!」
ネオディケイドクウガ アルティメットフォームは一気に突っ込みシャットに強烈な一撃を繰り出した。
はるか「シャット!」
そこへ、はるか達が駆け付ける。
ゆい「変身!」
はるか・みなみ・きらら「「「プリキュア!プリンセスエンゲージ!」」」
フローラ「咲き誇る花のプリンセス!キュアフローラ!」
マーメイド「澄み渡る海のプリンセス!キュアマーメイド!」
トゥインクル「きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・ゆい「「「「たああああぁぁぁっ!」」」」
四人が同時に跳び蹴りを繰り出し、シャットは両腕をクロスにして防ぐ。
フローラ「強く!」
マーメイド「優しく!」
トゥインクル「美しく!」
スカーレット「Go!」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリンセスプリキュア!」」」」
シャット「強く・・・優しく・・・美しく・・・?美しくだとぉ!?貴様らの何が美しいものか!美しいのはこの・・・私のみだ!」
シャットが絶望のエネルギーを収束させた光弾を放つ。
『ガード ベント!』
ウイングシールドを装備したファムは光弾を防ぐ。
スカレット「これ以上、みんなで作ったこの城に手出しはさせませんわ!」
『フリーズ ベント!』
ゆい「動かないで!」
フリーズベントをブランバイザーに装填し、シャットを凍らせた。
フローラ「プリキュア!リィス・トルビヨン!」
マーメイド「プリキュア!バブル・リップル!」
トゥインクル「プリキュア!ミーティア・ハミング!」
スカーレット「プリキュア!スカーレット・スパーク!」
四人のプリキュアの技がシャットに命中させて森まで吹き飛ばす。
フローラ達がシャットの方まで移動すると、シャットの姿が変わり出した。
アロマ「まさか・・・自分の絶望でパワーアップしたロマ!?」
ネオディケイドクウガ アルティメットフォーム「シャットもやれるのは当然か・・・!」
シャット「壊れればいい!こんな世界!私を認めないものは全て!消えて無くなれ!」
自暴自棄同然で六人に襲い掛かる。
スカーレット「シャット・・・!一体何があなたをそこまで・・・!」
シャット「黙れ!貴様がそれを言うか!」
他は無視し、スカーレットだけを狙う。
強烈な一撃を受け、スカーレットが吹き飛ぶ。
フローラ「スカーレット!」
シャット「トワイライト・・・!思えば貴様との出会いが、私の運命を狂わせた・・・!貴様がいなければ、私はここまで落ちぶれる事は無かった・・・!そうだ!貴様さえいなければ私は・・・!再び美しく、返り咲く!」
絶望の力を込めた巨大なエネルギー球を投げ飛ばす。
避けずに受けたスカーレットはダメージを受け、両膝をつく。
シャット「これが私だ!美しい私の、美しい力だ!」
トゥインクル「美しい?冗談。」
シャット「何っ?」
マーメイド「自分の顔を見てごらんなさい。プリキュア!フローズン・リップル!」
マーメイドがフローズン・リップルを放ち、氷の岩を作る。
シャット「醜い・・・!これが・・・私・・・!?」
氷に映った自分の顔を見たシャットは醜いと言う。
トゥインクル「だって、アンタのしてる事八つ当たりじゃん。」
マーメイド「全て人のせいにしているだけ。」
フローラ「それは多分、美しくなんて無いよ。」
シャット「うるさい!うるさい黙れ!」
そう叫び、氷を爪で砕く。
シャット「ロックに見下され、クローズに見下され、ディスピア様にも見捨てられ、残されたのは自分のみ!」 「信じられるのはもう、この私のみだ!」
絶望のエネルギーがシャットに集まり、姿が変貌する。
化け猫のような姿となったシャットは攻撃を繰り出すが、フローラ達のいる場所以外した攻撃していなかった。
トゥインクル「何・・・?」
マーメイド「シャット・・・。」
フローラ「助けよう。」
スカーレット「ええ。」
ネオディケイドクウガ アルティメットフォーム「分かった。」
ゆい「うん。」
シャットの攻撃を避け、マーメイドとトゥインクルが円を描くようにして走り、攪乱させる。
その隙にフローラとファムが足元を攻撃し、バランスを崩して転倒させる。
スカーレット「シャット!静まりなさい!」
スカーレット「プリキュア!スカーレット・イリュージョン!」
スカーレット・イリュージョンを発動し、シャットはその中に閉じ込めた。
スカーレット「今です!」
ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ク ク ク クウガ!」
ネオディケイドクウガ アルティメットフォーム「人間の可能性は・・・無限大だ!」
ネオディケイドクウガ アルティメットフォーム「はああああぁぁぁーっ!」
ディケイドクウガ アルティメットフォームはアルティメットキックを放った。
パフとアロマがドレスアップし、プリンセスパレスを呼び出す。
フローラ・マーメイド・トゥインクル・ススカーレット「「「「モードエレガント!ロイヤル!」」」」
中央の鍵穴にロイヤルドレスアップキーを挿し込む。
中央の扉が開き、フローラが右側に付いたハンドルを回すと同時に、ドレスアップキーがダンスのように回転する。
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「ドレスアップ!ロイヤル!」」」」
ドレスアッププレミアムにレースのリボンを蝶結び状にした羽根が付いた姿、ドレスアップロイヤルに変わった。
巨大化したプリキュアパレスの中心にシャットが配置され、四人で取り囲む。
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「響け!遥か彼方へ!」」」」
フローラ・マーメイド・トゥインクル・スカーレット「「「「プリキュア!グラン・プランタン!」」」」
空から四人で虹色のオーラを身に纏って突撃し、浄化するグラン・プランタンを放った。
フローラ「ブルーミング・・・。」
アルティメットキックが命中して吹き飛んだ所に、グラン・プランタンを受けたシャットは大ダメージを受けて人の姿に戻った。
フローラ「ごきげんよう。」
元の姿に戻ったスカーレットが膝を曲げ、シャットに手を差し伸べる。
シャット「何のつもりだ・・・トワイライト・・・。」
スカーレット「トワイライトも、孤独で、人の事など考えない人間でしたわ。気高く、貴く、麗しく。ただそれだけで良いと。でも、今のわたくしは違います。暖かくて、大切なものを沢山頂きましたから。」
シャット「暖かくて・・・大切な・・・?」
スカーレット「それを守る為に、強く、優しくある姿。それが美しさだと、今はそう思っています。変わりましょうシャット。わたくしと一緒に。」
シャットはその手を払って自分で立ち上がり、落とした帽子を拾って被り、どこかへと去って行った。
戦闘後、美姫は改めて雪のホープキングダム城をバックにカナタとトワの写真を撮る。
はるか「それじゃ、次はみんなで映ろっ!」
今度はみんなで集まり、写真を撮った。
シャット「強く・・・優しく・・・美しくか・・・。」
上から様子を見ていたシャットに、シャムールがマフラーを差し出す。
シャム-ル「風邪を引いたら、美しく無いわよ。」
シャット「フン。」
奪うようにして受け取り、首に巻いて去る。
そして年末年始を迎え、みんなはそれぞれの場所で年末年始を過ごしたのだった。