仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第385話「爆裂魔法を愛する娘」

カズマとアクアと仲間になった美姫は、宿に戻った。

 

カズマとアクアは、馬小屋へと向かった。

 

カズマとアクアは美姫の特典としてのディケイドの力に話していた。

 

アクア「ねェ 美姫のディケイドだけどさ。変身してる時は、門矢士よね?」

 

カズマ「ああ 間違いなく士としての声と話し方だった・・・。」

 

アクア「私の推測通りなら、仮面内はボイスチェンジ機能搭載で、ダブルなら・・・。」

 

カズマ「きっと翔太郎とフィリップの会話する感じなんだろうな・・・。オーロラカーテンによる時空移動で色んな世界を冒険中なんだよ。彼女にとっては、この異世界もその一つだからな。美姫はまるで女神の使い的な存在にも見えてくるぜ。」

 

アクア「女神の使い的な存在・・・。」

 

明日に備えて、美姫は寝る事にした。

 

その翌日、美姫はカズマとアクアと合流して、仲間の募集を行う。

 

理由は、昨日、アクアがこう言った事から始まった。

 

アクア「仲間を募集しましょう!」

 

一応、アクアが採用条件を見せてくれたのだが…………。

 

急募!

 

メンバー アークプリースト、ウェポンマスター、冒険者

 

『アットホームで和気藹々としたパーティです!美しく気高いアークプリーストアクア様と共に冒険したい方を募集しています!』

 

「このパーティに入ってから毎日がハッピーですよ! 宝くじにも当たりました!」

 

「アクア様のパーティに入ったら、病気が治ってモテモテになりました!」

 

採用条件:上級職の冒険者に限ります。

 

アクア「大丈夫よ!私は女神なのよ!誰かさんのせいで地上に堕とされて、本来の力からはほど遠い状態とはいえ、ちょろっと募集をかければ、『お願いですから連れてって下さい!』って輩が山ほど居るわよ!」

 

美姫「ねェカズマ君、ああ言ってるけど、来ると思います?」

 

カズマ「多分………ていうか、絶対に来ないだろうな。」

 

美姫「ですよね………。」

 

そんな不安な感情を抱きつつ、パーティーメンバーが来るのを待っていたのだが。

 

貼り出して、半日が過ぎる。

 

結果、誰も来ない。

 

アクア「…………来ないわね………。」

 

カズマ「………なぁ、やっぱり、ハードル下げようぜ。」

 

美姫「そうね。駆け出しの街に、そう上級職が居るとは思えないから。」

 

アクア「うう………。だってだって………。」

 

美姫「でも、そうこうしてるうちに、どんどんパーティーが組まれていくわ。」

 

カズマ「それに、お前と美姫さんが上級職でも、俺は最弱職なんだぞ。肩身が狭くなる。もう少しハードルを下げて………。」

 

そんな風に話していると、背後から話しかけられる。

 

???「募集の張り紙、見させて頂きました。」

 

「「「え!?」」」

 

振り返ると、いかにも魔法使いみたいな格好の、女の子が居た。

 

アクア様の話では一応、この世界は、16歳から20歳の間に結婚するのが普通らしいから、こんなに小さくても、働いていてもおかしくはない・・・か。

 

???「この邂逅は世界が選択せし運命。私はあなた方のような者の出現を待ち望んでいた。」

 

すると、彼女は身につけているマントを大きくたなびかせて。

 

めぐみん「我が名はめぐみん!アークウィザードにして、最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操りし者!」

 

「「「……………。」」」

 

彼女は中二病だわ。

 

私とカズマくんは戸惑って、アクア様は呆然としている。

 

めぐみん「クックック、あまりの強大さゆえに世界に疎まれし我が禁断の力を汝は欲するか。」

 

「「「…………。」」」

 

めぐみん「ならば、我と共に究極の深淵を覗く覚悟をせよ。人が深淵を覗く時、深淵もまた人を除いているのだ……。」

 

カズマ「冷やかしに来たのか?」

 

めぐみん「ち、違うわい!」

 

アクア「その赤い瞳、もしかして紅魔族?」

 

めぐみん「いかにも!我は紅魔族随一の魔法の使い手、めぐみん!我が必殺の魔法は、山をも崩し、岩をも砕く………。」

 

美姫「ちょっと、どうしたのですか!?」

 

そう言って、めぐみんは倒れ込む。

 

すると、めぐみんのお腹の方から、盛大に腹の虫が暴れる音が聞こえた。

 

めぐみん「み、3日も何も食べてないのです。何か、食べさせては貰えませんか………?」

 

美姫「いや、飯を奢るのは別に良いのですけど、その左目はどうしたのですか?」

 

カズマ「怪我でもしてるのなら、こいつに治して貰ったらどうだ?」

 

めぐみん「………フ。これは、我が強大なる魔力を抑えるマジックアイテム。もしこれが外される事があれば………その時は、この世に大いなる災厄が齎されるだろう………。」

 

カズマ「封印………って事か?」

 

めぐみん「まあ、嘘ですが。単に、オシャレで着けてるだけ。」

 

和真はめぐみんの眼帯を容赦なく引っ張る。

 

めぐみん「ああっ!引っ張らないで下さい!やめ、やめろー!!」

 

アクア「ええと。2人に説明すると、彼女たち紅魔族は、生まれつき高い知力と強い魔力を持ち、大抵は魔法使いのエキスパートになる素質を秘めていて、全員、変な名前なのよ。」

 

「「へぇ。」」

 

めぐみん「ああっ、でも、そのまま離されると痛いので、ゆっくりと………。あああ!痛っい!目がァァァ!!」

 

アクアの解説に、和真は眼帯から手を離す。

 

めぐみん「変な名前とは失礼な。私からしたら、街の人たちの方が変な名前ですよ。」

 

カズマ「………ちなみに、両親の名前は?」

 

めぐみん「母はゆいゆい!父はひょいざぶろー!」

 

「「「………。」」」

 

美姫「やっぱりこの子はちょっと変な子ですわね・・・。」

 

めぐみん「変じゃない!!」

 

カズマ「………この子の種族は素晴らしい魔法使いが多いんだよな?」

 

めぐみん「お!おい!私の両親の名前について言いたい事があるなら聞こうじゃないか!」

 

その後、めぐみんは食事をして、めぐみんの実力を試す事に。

 

めぐみん(ピンク髪の彼女はどう見ても私と同じアークウィザードですね・・・。」

 

平原に出ると、2体のジャイアントトードが居た。

 

めぐみん「爆裂魔法は最強の攻撃魔法。それゆえに準備に時間がかかります。」

 

美姫「じゃあ、私たちは、手前のカエルをどうにかしましょうか。」

 

カズマ「そうだな。おい、行くぞアクア。今度こそリベンジだ。お前、一応は元なんたらなんだろ?たまには元なんたらの実力を見せてみろ。」

 

アクア「元って何!?ちゃんと現在進行形で女神よ、私は!アークプリーストは仮の姿よぉ!」

 

美姫「喧嘩しないでください。」

 

美姫はめぐみんの前でいきなりベルト自動装着はせず、杖と魔法書を出し、杖を構える。

 

めぐみん「杖からして、あなたは私と同じアークウィザードですか!?」

 

美姫「職業上からそういう事にしてますの。」

 

めぐみん「そういう事にしてる?」

 

美姫「近い内にアークウィザードとは、本当の力を見せるかもしれませんわ!」

 

めぐみん「本当の力?それに女神?」

 

美姫「…………を、自称してる可哀想な子です。そっとしておいてくださいませ。」

 

アクアは泣きながら、ジャイアントトードへと向かっていく。

 

アクア「女神の本気、思い知れ!ゴッド・レクイエム!!」

 

アクア「ゴッド・レクイエムとは、女神の愛と悲しみの鎮魂歌!相手は死ぬ!」

 

だが、極彩色のオーラを纏った杖がジャイアントトードに届く前に。

 

アクア「プフッ!!」

 

カズマ「さすがは女神。身を挺しての時間稼ぎか。」

 

美姫「…………助けましょうか。」

 

美姫は魔法書を確認しつつ、杖をカエルに向けた。

 

美姫(光属性の魔法もいくつか記載されていますな・・・。)

 

美姫は魔法陣を展開しつつ、詠唱をしていく。

 

光属性の魔法を応用的に、でかめの矢に生成させていく。

 

美姫「シャイニング・アロー!!」

 

トードのボディに直撃させ、貫通させた。

 

その際にアクアは吐き出されていた。

 

カズマ「光の矢、威力高くねェ?」

 

美姫「貫通しましたわね・・・。」

 

カズマは、光の矢の威力の高さに引いていた。

 

一方、めぐみんはというと。

 

めぐみん「ハァァァァ!光属性の魔法ですーー!!」

 

凄く目を輝かせていた。

 

その視線から、ものすごく使いたいと言う気持ちが溢れている。

 

いや、多分、使えないと思うし………。

 

美姫「めぐみん。カエルに集中しましょうね。」

 

めぐみん「あ。すみません。では次に私が格好良く決めましょう!」

 

そう言って、杖を構え、詠唱し出す。

 

めぐみん「『黒より黒く、闇より暗き漆黒に我が深紅の混交を望みたもう。覚醒の時来れり。無謬の境界に落ちし理。無業の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ。我が力の奔流に望むは崩壊なり。万象等しく灰塵に帰し深淵より来れ!』これが人類最大の攻撃魔法!『エクスプロージョン!!』」

 

めぐみんの詠唱が始まると、1番遠いカエルの周囲に魔力が満ちている。

 

エクスプロージョンと言った途端、虹色の星が輝き、迸る。

 

そして、爆音と爆風が同時にやってきて、そこに残ってたのはカエルだった炭と、巨大なクレーターだった。

 

カズマ「スゲー!」

 

美姫「これが爆裂魔法・・・。何で?」

 

なんとカエルが大量に湧いてきた。

 

カズマ「ええっ!?」

 

美姫「まさか、さっきの爆裂魔法で湧いてきたのですか!?みんな、散開して!!すぐに離れて………めぐみん?」

 

めぐみんがうつ伏せで倒れていた。

 

まさか。

 

めぐみん「プフッ!我が奥義である爆裂魔法は、その絶大な威力故に、消費魔力もまた絶大。簡単に言うと、身動き一つ取れません。」

 

美姫達「「「えぇぇ〜〜〜!!」」」

 

美姫「カズマくん!アクア様!全員来て!!」

 

美姫はめぐみんの傍に、マズマとアクアが傍に来た。

 

美姫は魔法書の属性魔法を確認しながらの、常識はずれの属性同士の合体魔法も発動してみる事にした。

 

美姫は杖を構え、ジャイアントトード達の周りにドームのように、色んな数の魔法陣が展開された。

 

カズマ「いいィィ!?」

 

アクア「魔法陣がドームのようにトード達を囲んだ!?」

 

美姫「シャイニング・ファイヤー・ガトリング!!」

 

まるで囲むように光の弾丸に火を合体させ、たくさんの火を纏った光の弾丸をガトリングガンの如く撃ち込み、トード達を全滅させた。

 

美姫「これで全滅ですわね?」

 

カズマ「すげェ・・・・。多くのカエルが全滅・・・。」

 

めぐみん「今のは?」

 

美姫「私なりのオリジナルの属性同士の合体魔法ですわ・・・。」

 

めぐみん「美姫なりのオリジナルの属性同士の合体魔法・・・。」

 

アクア「っていうか、さっきから話し方がお嬢様口調じゃない?」

 

美姫「それくらいの礼儀正しさですわ。」

 

カズマ「礼儀正しさねェ・・・。」

 

美姫(女神様 おそらく空想力みたいな力を授けたのかしら・・・?光と火でのオジリナルの合体を繰り出せたし・・・。)

 

こうして、クエストを終えた俺たちは、アクセルへと戻る事になった。

 

魔力切れで動けないめぐみんは、カズマが背負っている。

 

ギルドに向かう中、めぐみんの処遇について、話し合う。

 

カズマが、「これからは他の魔法で頼む。」と言った時、めぐみんは「私は爆裂魔法しか使えません。」と言った時、嘘だろ。と思った。

 

アクア「え?爆裂魔法が使えるレベルなら、他の魔法も使えるでしょ。」

 

美姫「出来ないんですか?」

 

めぐみん「私は、爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード!爆発系統の魔法が好きではなく、爆裂魔法だけが好きなんです!確かに、他の魔法を覚える事は出来ますし、覚えれば楽に冒険出来るでしょう。でもダメなのです!私は、爆裂魔法しか愛せない!例え1日一発が限界でも、魔法を使って倒れるとしても!それでも私は爆裂魔法しか愛せない!だって私は爆裂魔法を使う為だけに、アークウィザードの道を選んだのですから!」

 

そして私たちは、ギルドが運営している風呂場へと全員で向かう。

 

そして男性陣と女性陣で別れて風呂に入る。

 

美姫は当然アクアとめぐみんと共にだ。

 

美姫「お風呂はいいですわね。」

 

アクア(美姫ってほんとスタイルいいわねェ。私と同等か・・・胸も同等か、80台の後半くらいかしら。ピンク髪の美しさ・・・。)

 

アクアは耳打ちする。

 

アクア「ねェ、美姫。」

 

美姫「はい?」

 

アクア「めぐみんを本当に入れるの?」

 

美姫「不安ですか?」

 

アクア「そりゃあねェ・・・。」

 

美姫「めぐみんの爆裂魔法「エクスプロージョン」は使い所を考えれば、敵を一掃出来ますわ・・・。」

 

アクア「まぁね・・・。」

 

美姫「メンバーに入ったんですし。どうにかしていきましょう。」

 

アクア「・・・ええ。」

 

カズマは先に風呂から出ていて、一足先に食事開始。

 

カズマ「さてどうするか・・・難易度の高いクエストは美姫は良いけど、他の奴はダメだろ。」

 

その時、後ろから声を掛けられる。

 

???「……すまない、ちょっとだけ話を良いだろうか?」

 

「「!?」」

 

そこに居たのは、金髪の女騎士だった。

 

職業的には、騎士とかその類か?

 

???「まだ、パーティの募集はしているだろうか?」

 

カズマ「そうだけど、そ、それで何の御用でしょうか?」

 

ダクネス「そうか。ちょうど良かった。私の名はダクネス。クルセイダーを生業としている者だ。はぁ、はぁ、はぁ。」

 

ダクネス「私をパーティに入れてくれないか?」

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