仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
魔王軍幹部のデュラハンが襲来した日の翌日、美姫たちは、ギルドに集まっていた。
美姫「皆さん デュラハンに備えましょう。」
カズマ達「「「「「!?」」」」」
美姫「どうして驚いているのですか?」
めぐみん「美姫、今すぐあのデュラハンの所に行かなくていいんですか?」
カズマ「あいつ、今なら油断しているはずだからな。」
美姫「いや、私だけならまだしも、あの者はかなり高いステータスを有しているでしょう。今の貴方たちじゃ勝てませんわ。」
ダクネス「それでいいじゃないか?」
美姫「いえ、あの者と同じくらい強くならないとダメだと思いますわ。それにあいつは奥の手を隠してそうですわ。」
トウカ「確かに、備えあれば憂いなしって言うしな。」
ジャンヌ「ええ、そうね。」
めぐみん「それで、実際、何をしますか?」
美姫「あの者は、一週間の猶予をくれましたわ。」
カズマ「一週間?何でだよ。」
美姫「わたくしに、一週間後に死ぬ呪いをかけようとしました。ですがまあ、それ自体効きませんでした。それはそれでいいのですよ。あの真面目なデュラハンが、少なくとも一週間は待ってくれると。」
めぐみん「なるほど。一週間の間に強くなってしまおうという事ですね。」
美姫「ええ。多分、一週間も来なかったら、あっちから来るでしょうし。」
アクア「クエストを受けましょう!」
ジャンヌ「どうしたの、薮から棒に。」
カズマ「多分、金が欲しいんだろ。」
アクア「お願いよおおおおお!もうバイトばかりするのは嫌なのよお!コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから!今回は、私、全力で頑張るからあぁっ!」
そう言って、カズマに泣きつく。
アクアを除いた全員は、懐は潤っているのだ。
その後、アクアが掲示板に行き、カズマが見に行った。
美姫「クエストの方へ・・・。」
そして、二人が戻ってきた。
クエストが決まった様で、湖の浄化クエストを受ける事に。
その際、アクア様をモンスター捕獲用の檻に入れて湖に放り込むらしい。
なぜ、アクア様を檻に放り込むのかというと、浄化をしていると、ブルータルアリゲーターというモンスターが邪魔しに来ると思われるので、それの対策としてだ。
当の檻に入ったアクア様は。
アクア「………私、今から売られる希少モンスターか、出汁を取られる紅茶のティーパックの気分なんだけど。」
すると、
アクア「アアアアアアァァァァ!!!」
アクア様の悲鳴に私たちは反応して、見てみると、アクア様の周囲に大量のブルータルアリゲーターが湧いてきていた。
アクア「なんか出た!なんか出てきたァァァァァァァ!!助けて!皆助けてェェェェ!!」
浄化開始から、4時間が経過した。
出てきたワニはアクア様が入っている檻を破壊しようとしている。
アクア様はそれはもう一心不乱に自前の浄化能力と浄化魔法を使ったとな。
アクア「ピュリフィケーション!ピュリフィケーション!ピュリフィケーション!」
だがそんな事をすれば、ワニは更に怒る訳であって。
次第に檻からヤバい音がし始めてきた。
アクア「ヒイィィィィィ!!ピュリフィケーション!ピュリフィケーション!」
美姫「ギブアップなら、言ってください。すぐ引き揚げますから!」
アクア「い……嫌よ!ここで諦めたら、報酬が貰えない!」
ワニが力を込めて顎を閉じると、鉄格子が音を立てて、曲がり始めた。
アクア「イヤァァァァァァァ!!メキッって言った!今、檻から鳴っちゃいけない音がしたァァァァァ!!」
美姫「………………あらあら。じゃあ ジャンヌ。」
ジャンヌ「ええ。」
ジャンヌは杖を構える。
カズマ「ジャンヌ!?何するんだ?」
ジャンヌ「おかしなトラウマ刻まれるとまずいし、助けるのよ。」
カズマ「いや、アクアが頑張れば、ワニはどっか行くだろ。だから、悪いけどアクアにもうちょい頑張ってもらおうぜ。」
ジャンヌ「美姫 どうするの?」
美姫「あのワニ達の討伐金も出るしいいでしょ。それに。」
カズマ「それに?」
ジャンヌ「あれ見てると、良心が痛むのよ。」
カズマ「はぁ、しょうがねぇーな。」
ジャンヌは炎系魔法の応用技を飛ばし、威嚇する。
その効果からか、ワニ達は近寄らなくなった。
ジャンヌはレベルが3,4くらいアップ。レベル的に30前後は行ったはずである。
それをやってて、浄化を開始してから7時間が経過した。
残っていたアリゲーターも何処かへ気配が散っていく。
アクアは、檻の中で体育座りをしていた。
美姫「アクア様。アリゲーターは居なくなりましたよ。」
アクア「ハァァァァ………。終わった……。」
美姫「この後色々奢るますから。」
アクア「そうね!………ていうか、出れないんですけど。」
カズマ「何でだ?」
トウカ「ああ………。アリゲーターに齧られて、鍵穴が変形したんだな。」
アクア「えええ!?」
すると、後ろから。
ミツルギ「女神様!女神様じゃないですか!」
美姫達「「「「「「!?」」」」」」
そう言って1人の男が檻を素手で強引に広げてしまった。
カズマ「な!?」
ダクネス「おい!これは鋼鉄製の檻だぞ!」
ジャンヌ「ねえ、あなたの事を女神様って呼んでるから、あなたの関係者でしょ。」
アクア「え〜っと。………とりあえず話を聞いてみるわ。私に何の用かしら?………て言うかあんた誰?」
ミツルギ「な!僕ですよ。
アクア「え?」
ミツルギ「え!?」」
美姫、ジャンヌ、カズマ「「「え?」」」
アクア「………ちょっと待ってね。」
アクアは何処からともなく手帳を取り出してめくっていく。
アクア「ミツルギ……ミツルギ……あ!あったわ。ごめんなさい、沢山この世界に転生させたから、すっかり忘れてたわ。」
ミツルギ「あ〜、はい、そうですか。お久しぶりです女神様。ところで、女神様はどうして檻の中に居たんですか?」
ミツルギはカズマを睨みつけた。
カズマは一応経緯を説明する。
ミツルギ「はぁ!?女神様をこの世界に連れて来ただけでなく、檻に閉じ込めて湖につけた!?君は一体何を考えているんだ!!」
アクア「ちょっ、私としてはこの世界に連れてこられたのはもうそんなに気にしてないし、毎日楽しい日々を過ごしてるし、今回のクエストだって私が言い出しっぺなんだから。」
ミツルギ「女神様、この男にどう唆されたのか知りませんが、貴女は女神様なんですよ。こんな扱いで良いんですか?」
ジャンヌ「もう言いたい放題ね。」
美姫「ですわね・・・。」
ミツルギ「ちなみに女神様は何処で寝泊まりしているんですか?」
アクア「え〜っと、馬小屋で……。」
ミツルギ「はぁ!?」
ミツルギはカズマをキツく締めてきた。
アクア「ちょっと!」
ダクネス「おい貴様、いい加減にしろ。」
トウカ「初対面の相手に失礼だろ。」
ジャンヌ「何もそこまでしなくてもいいじゃない!」
美姫「その手を放しなさい!!」
ミツルギ「君達は……クルセイダーにアークウィザード、ソードマスター、一人は見慣れないけど……成程。パーティメンバーには恵まれているようだね。君は、こんな優秀な人達がいるのに、女神様を馬小屋に泊らせるなんて、恥ずかしく思わないかい?」
カズマ(美姫とジャンヌは別として、こいつらの事知らないくせに好き勝手言いやがって・・・)
ミツルギ「よしっこうしよう!アクア様と一緒に、君達4人も僕のパーティに来るといい」
アクア「は!?」
ミツルギ「僕なら君達に苦労はさせないし、僕の仲間の戦士と盗賊との相性ピッタリだよ!」
アクア「あの人・・・ナルシスト系でこわいんですけど!」
ダグネス「私もあの男は生理的に受け付けない!無性に殴りたい!」
めぐみん「あのスカしたエリート顔を爆裂させていいですか?」
美姫「わたくしも炎系でぶっ飛ばしてもいいですわね!?」
アグア達「「「「というわけで断固断る!!」」」」
ミツルギ「っっ・・・!君達・・・い・・・いや 僕は引き下がらないぞ」
とある噴水場の近くでカズマとキツルギが対峙し合う。
カズマ「ーーーで こんな所に引っ張り出して何がしたいんだ?」
ミツルギ「悪いがこんな境遇のアクア様を放っておけない 僕と勝負してくれっ!」
アクア「カズマ!そんなヤツやっつけちゃって!」
ダグネス「私も今回は攻めに回ろう いつでも助太刀するぞ!」
美姫「カズマくん やっちゃってください!」
ジャンヌ「カズマ 頑張んな!!」
トウカ「キョウヤどうしたの?」
???「昔お世話になった人のパーティリーダーと決闘だって」
ミツルギ「君が勝てばなんでも一つ言う事を聞こう だが僕が勝ったらアクア様をこっちのパーティに・・・」
カズマは剣を抜く。
カズマ「よし乗った!」
ミツルギ「えっちょっ!?」
カズマ「うおおおーーー先手必勝ーーーっ!!」
カズマは剣を振りまくる。
ミツルギ「まっ 待て卑怯だぞっ!」
カズマ「温室育ちが甘い事言ってんじゃねェーーーっ 勝負に卑怯もクソもあるかっ!」
ミツルギ「っ・・・!やはり君にアクア様は任せておけない・・・!!」
ミツルギは一振りによる剣圧で一本の木を切った。
ミツルギ「たとえィきみが最弱職の「冒険者」でも手加減はしない 悪いが・・・この魔剣グラムの餌食になってもらうよ」
カズマ「~~~~っ!! くそっ・・・貰い物のくせしやがって・・・!」
アクア「カズマーーーーっ!!」
美姫「カズマくん!!!」
ダグネス「何だあの剣は・・・あれではカズマが・・・」
トウカ・???「「いいぞキョウヤ やっちゃえっ!」
ミツルギ「君にこの世界を救う力はない・・・あるのは女神に選ばれた僕だけだ わかったら負けを認めてアクア様をこっちに・・・」
カズマは一度剣を下ろす。
カズマ「・・・わかったよ 大人しく負けを認め・・・なんて言うと思ったか!ウインドブレス!!」
カズマは風魔法を発動。
ミツルギ「えっ」
アクア達のスカートをめくる。
カズマ「かかったなアホがーーーーっ」
ミツルギ「くっ一度ならず二度までもっ・・・!」
カズマ「スティィィィーーーーールッッ!!」
ミツルギ「はっ?」
ミツルギは剣を盗られ、頭をゴンとされる。
???「ひっ 卑怯者っ 卑怯者っっ!!あんた最低っっ 男だったら正々堂々と勝負できないの?」
カズマ「甘いな 勝負の世界は厳しいのだ さて・・・ソイツ なんでも言う事を聞くと言ってたから・・・この魔剣でも貰っていくか」
ミツルギ「なっ!」
トウカ「そんなダメよっ その魔剣は持ち主を選ぶのよっ キョウヤ以外には使いこなせないわっ!」
カズマ「え?そうなの?」
アクア「本当よ 魔剣グラムはあの痛い人専用よ カズマが使っても普通の剣ね」
カズマ「ま いいか せっかくだから貰っていこう んじゃソイツ起きたら伝えといてくれ」
???「まっ待って!返しなさいっ!今度は私達と勝負よっ」
カズマ「別にいいけど・・・真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキックを食らわせられる公平な男 女相手なら公衆の面前で俺のスティールが炸裂するぞ?」
二人は身構える。
トウカ「おっ 覚えてなさいっ!!」
美姫「カズマくん・・・。」
ジャンヌ「非道じゃない・・・。」
そしてギルド内。
カズマ「変なヤツ相手して疲れたなーーー」
アクア「カズマーもう一皿頼んでいい?」
カズマ「自分で払えよ」
すると、
ミツルギ「あっ 捜したぞ佐藤和真っ!!」
美姫「あの人・・・。」
ミツルギ「君の事は色々な人に聞いたよっ 公衆の面前で女の子のぱんつ脱がせたり粘液まみれにする鬼畜のカズマだってね!!」
カズマ「おい待ておい 誰がそんな事言って」
ミツルギ「いや そんな事よりも!!頼む!あの魔剣を返してくれ!あれは君が持っていても仕方がないものだっ」
アクア「今更何言ってるのよ!私を掛けの対象にしてまでやった正当な勝負だったでしょう!」
ミツルギ「はっ はい・・・アクア様・・・しかし・・・ムシがいいのは分かっているが頼むっ!他に代わりがきくなら何でも・・・!」
めぐみんがマントを触る。
ミツルギ「・・・? な・・・何かな お嬢ちゃん」
めぐみん「まず・・・カズマがこの場で剣を持っていない件について」
ミツルギ「さ・・・佐藤和真 ま・・・まさか・・・」
カズマ「売った」
ミツルギ「ちっくしょおおおーーーっ!!」
ミツルギはギルドを出ていった。
ダグネス「一体何だったのだ あの男は・・・」
カズマ「あっ駄女神っ また俺の食い物をっ!!」
ジャンヌ「あの魔剣それなりの金額だったでしょうね。」
美姫「ええ。」
ダグネス「ところで・・・気になってたのだが・・・カズマもあの男も何故アクアを女神と呼ぶのだ?」
アクア「・・・そうね 今まで黙っていたけれど・・・あなた達には言っておくわ 私はアクア アクシズ教団が崇拝する水を司る女神 私こそがあの女神アクアなのよ」
ダグネス「っていう夢を見たのか」
アクア「違うわよ!!」
カズマ「デスヨネー」
美姫「簡単には信じられないでしょうねェ・・・」
ジャンヌ「この町にあのアクア様本人の銅像でもあれば、二人も信じるかもだけど・・・。」
美姫「そうですわね・・・。」