仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
その昔 稀代の天才と呼ばれたアークウィザードがいました 男の名はキール
彼は色恋になど全く興味を示さず 魔法の研究にばかり打ち込んでいましたが たまたま街の散歩をしていた貴族の令嬢に一目ぼれしてしまいました
しかし 身分の差からそんな恋は実るはずもなく その芽生えた恋心を忘れるかの様に一層 魔法の修行と研究に没頭しました
月日は流れ いつしか彼はこの国最高のアークウィザードと呼ばれるようになり 持てる魔術を惜しみなく使い国の為に貢献した彼の為に「どんな望みでも叶えてやる」と王が伝えると彼は言いました
「私には叶わない望みが一つあります」
カズマ「うーん・・・まあ・・・大体この後は想像つくよな・・・」
めぐみん「魔術師キールの物語ですか」
ダグネス「キールが何を望んでその後どうなったか伝えられてないんだ」
カズマ「え?この話知ってんの?」
ダグネス「まあ 有名なおとぎ話だからな 一説ではキールがその貴族の令嬢をさらってあるダンジョンに立て籠もったらしいが さすがに国相手に一人頑張っても勝ち目はないだろうしな・・・」
美姫「でしょうね・・・。」
めぐみん「そのダンジョンならここからそう遠くない場所にありますよ」
ジャンヌ「そうなの?」
めぐみん「今では駆け出し冒険者のいい練習場所になってますが」
カズマ「・・・そっか 近いのか」
めぐみん「私は行きませんよ ダンジョンで爆裂魔法なんて使えないし!」
ダグネス「私も遠慮したいな 初心者用のダンジョンは強敵が居なくてこう・・・刺激が・・・」
アクア「なーにー?急にダンジョンなんかに潜る気になったの?ダンジョン探索は盗賊いないと厳しいわよ?クリスにでも頼んだら?」
カズマ「クリスは急に忙しくなったって言ってたな 昔世話になった先輩が押し付けてきた難題の処理に追われてんだと・・・というか 今回は俺一人でダンジョンに潜ってみようと思うんだ」
めぐみん・ダグネス「「え?」」
美姫「カズマくん 一人でですの?」
ジャンヌ「大丈夫なの?」
カズマ「ホラ 俺も雪精とかゴブリン退治でレベルがあがって クリスから「罠発見」と「罠解除」のスキルを新たに教えてもらってさ ダンジョン内は一年中 生息するモンスターが変わる事がないそうだから だったらいきなり強敵とかの事故もないだろうし 手頃なトコに潜ってお宝を狙ってみようかなって」
めぐみん「だからって・・・」
ダグネス「そうだ 一人でダンジョンに潜るなど聞いた事ないぞ やはり私もついて行こう」
美姫「わたくしも行きますわ!」
ジャンヌ「私も行くよ!」
カズマ「いや 今日は俺一人の方が都合がいいんだ 実はアーチャーのキースからも「千里眼」スキルを教えてもらってて 千里眼で真っ暗な洞窟内の地形を把握し 「敵感知」スキルで警戒しながら進む 運悪く敵と遭遇しても「潜伏」でやり過ごし 最後に罠発見で安全を確認した宝をいただくって算段さ この方法が成功すればクエストがない時も一年中安全に稼げるだろ?色んな職業ノスキルを扱える「冒険者」の利点を活かしたいい案だと思うんだ」
めぐみん「そのまるで コソ泥みたいな発想カズマしか思いつきません」
ダグネス「全くだ 強敵に背を向け宝だけ掠め取る姑息なマネは私にはできない!」
カズマ「・・・なんか引っかかるけど そんなワケだからダンジョン入り口まで護衛してくれればそれでいいから」
そして、カズマは洞窟入り口まで案内されてきた。
カズマ「じゃ 行ってくる」
めぐみん「無茶しちゃいけませんよ?」
カズマ「大丈夫だって スキル試したらすぐ帰ってくるから 一応テイラー達にも声かけておいたから万が一何かあった時は助けを呼んで来てくれ」
ダグネス「結局・・・アクアはこなかったな」
めぐみん「こういう場合 率先してカズマについて行くのに・・・」
ダグネス「美姫とジャンヌはカズマが「一人で大丈夫って言うんなら大丈夫!」って言ってたし・・・。」
カズマ「おおうっ 思った以上に雰囲気が・・・流石に一人だと心細いな・・・」
カズマは気配を察知し、岩陰に隠れる。
カズマ「早速お出ましか このダンジョンのモンスターは弱いってギルドの連中は言ってたけど 先日死んだばっかりだし 戦闘はできるだけ避けた方がいいな・・・でもエリス様にはもう一度会いたいかな~~~~あんな清楚な女の子 この世界に来てやっと出会え・・・」
しかし、
アクア「カ~~ズ~~マ~~」
カズマ「ひあっ!?だだだっ駄女神っ!?お前・・・何でココにっ!?」
アクア「やっぱり・・・今油断してたわね カズマ・・・あなたダンジョン舐めすぎよ 本当に一人で攻略できると思ってるの?」
カズマ「お前こそ 勝手についてきてなんのつこりだよっ!」
アクア「伝え忘れたけど・・・」
ダンジョンのモンスターが現れるが、
アクア「ターンアンデッド!」
アクアが浄化する。
アクア「ダンジョンにはね 大抵アンデッドがいるものなのよ そして彼らは生命力を目印にやってくるから潜伏スキルなんて通用しない つまり カズマ一人このまま進んでいったら彼らの仲間入りするだけね」
カズマ「マジか」
アクア「でも大丈夫!私が来たから安心して!」
カズマ「不安しかなくなったんだが・・・帰ろかな・・」
二人は進み始める。
カズマ「そういやアクア お前・・・こんな真っ暗じゃ何も見えないんじゃないか?」
アクア「私を誰だと思ってるの!下界で力が弱まったとはいえ一流の女神様よっ 闇を見通すなんてワケないわ」
カズマ「そか・・・と言うことはアクア 馬小屋で寝てる時・・・」
アクア「見えてるわよ この眼にハッキリクッキリ でもカズマがゴソゴソしだしたら反対側向いて寝るようにしてるけど」
カズマ「・・・ありがとうございます・・・」
アンデッド達が現れる。
カズマ「うわっ 何だよ もう敵に見つかったじゃねェか!」
アクア「出たわね迷えるアンデッドよっ 安らかに眠らせてあげるわ! ターンアンデッド!」
アクアはアンデッド達を浄化する。
アクア「どうかしら!カズマっ 私の重要性っ 私がいなかったら今頃は・・・」
しかし、奥からアンデッド達が押し寄せてきた。
アクア「何よっ 寄ってたかって!せわしないわねっ 片っ端からまとめて浄化してあげるわよっ!」
カズマ「バカっ いちいち相手にすんなーーーーーっ!!」
カズマとアクアはアンデッド達に待ち伏せされつつも、進。
カズマ「あ・・・甘かった・・・ダンジョンってこんなにアンデッドに遭遇するんだな・・・ブリーストがいなかったら無理ゲーじゃないかコレ・・・そこそこ探索できる事はわかったしそろそろ帰・・・」
アクア「あら?カズマ あれ何かしら?」
宝箱を発見。
アクア「ちょっと!お宝よっお宝っ!!」
カズマ「いや・・・待てあれは・・・」
アクア「やったわねっ 今回の探索は大当たりよっ!」
しかし、アクアは食われる。
カズマは内部を進もうとするが、
アクア「ちょっと!ダンジョンもどきじゃないのよおおおおーーーっ!!」
カズマ「うわっ!?」
カズマ「こんな踏み荒らされたダンジョンに宝が残ってるワケないだろ!」
アクア「だったら早く言ってよ バカカズマっ!!」
すると、
???「そこに誰かいるのか・・・?やあ初めまして 人に会うのはいつ以来かな・・・おや・・・君はとても優れたブリーストのようだね」
アクア「リッチー!!こんな低級ダンジョンにも潜んでたの?」
???「おっと 君達をとって喰おうってワケじゃないんだ おちついて」
キール「私はキール このダンジョンを造り貴族の令嬢を攫って行った悪い魔法使いさ」
アクア「えっ?」
カズマ「キールって・・・あの」
キール「あれ?私の事知ってるのかい?・・・まあ良くも悪くも有名にはなってるんだろうね 私は・・・この人の傍らで静かに朽ち果てるつもりだったんだけど・・・とてつもなく神聖な力を感じて目覚めてしまってね 美しいだろ? フフ 特に鎖骨のラインがさ・・・どんなに月日がたっても この人を想うと熱くならずにはいられないよ」
カズマ「そういや あんたが王様に望んだ事って・・・」
キール「そんな事まで知ってるのかい?そうさ 私がこの世でたった一つどうしても叶わなかった望み・・・それは 虐げられている愛する人が幸せになってくれる事ーーーーそう言って私はこの方を攫ったのだよ」
カズマ「・・・つまりあんたは」
キール「そのお嬢様は親の都合で妻として出されたのに 可愛がれずに王様や王室 他の妾にも虐げられてたから 要らないならくれと言ってやったのさ で そのお嬢様にプロポーズでしたら 二つ返事でオッケーもらって その後はお嬢様と愛の逃避行をしながら王国軍とドンパチさ あれは楽しかったなあ・・・」
カズマ〈な・・・なんか思ってた印象と少し違・・・〉
キール「ところで・・・頼みがある そこのアークプリーストのキミ 私を浄化してくれないか?」
アクア「えっ」
キール「キミはリッチーすら浄化できる程の力の持ち主なんだろう? いy 助かったよ お嬢様を守る為に人を捨て リッチーになったけど死ぬこともできなくて・・・・・・今はもう・・・現世に留まる理由もないしね・・・・・・お嬢様は不自由な逃亡生活中 一度も文句を言わず絶えず笑ってたよ そんな彼女を・・・私は幸せにできたかな」
アクア「神の理を捨て・・・自らリッチーと成ったアークウィザード キール 水の女神アクアの名において あなたの罪を許します」
カズマ(え・・・誰・・・?)
アクア「目が覚めるとエリスという胸が不自然にふくらんだ女神がいるでしょう・・・もし あなたがどのような形であっても彼女との再会を望むなら その女神に頼みなさい あなたの想いが本物なら きっと叶えてくれるわ セイクリッドターンアンデッド!」
カズマ「・・・なあ あのアンデッド またお嬢様に会えるかな?」
アクア「・・・どうかしら・・・まあエリスなら何とかしてくれるでしょう」
カズマ「あのお嬢様・・・厳しい逃避行だったそうだけど 幸せだったのかねェ」
アクア「それもわからないわ・・・ただ一つ言えるのは あのお嬢様・・・私達が来る前から何の悔いも無くキレイさっぱり成仏してたわよ」
カズマ「・・・帰るか」
しかし、アンデッドの群れが。
カズマ「ゲッ アンデッド!?何で!?」
アクア「性懲りもなくまた出て来たわねっ!!こうなったらダンジョン中のアンデッド全て浄化してあげるわっ!」
カズマ「なあアクア ちょっと聞きたいんだけど キールがとてつもない神聖な力で目覚めたって言ってたけど このダンジョンでやたらアンデッドに出会うのってお前と一緒にいるからじゃないよな?」
アクア「ななな 何言ってんのよ そんな事あるわけ・・・そういやデュラハンが攻めてきた時もやたらアンデッドに集られてたなお前・・・」
カズマは潜伏スキルで壁に隠れる。
アクア「ちょっと!何私に対して潜伏スキル使ってんの!!ごめんなさいごめんなさい 私が悪かったから置いていかないでーーーーーー!!」