仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第398話「灰刃坊の邪悪な剣」

ある夜、悟心鬼の死体がある場をとある3人が通りすがる。

 

少女「勝ったぁ!!」

 

???「負けた・・・あほっ!競争ではないっ!!」

 

少女「うわっ!!見て!邪見様!!殺生丸さまが言った通り、本当に鬼が死んでる・・・」

 

邪見「うーむ・・・いったい誰が・・・?」

 

殺生丸「犬夜叉だ・・・」

 

殺生丸は悟心鬼の頭を掴んで持ち上げる。

 

殺生丸「もっとも、やつも無傷ではすまなかったようだがな・・・」

 

少女「きゃ~~~~っ!!」

 

殺生丸(匂う・・・この鬼の牙、鉄砕牙の匂いがこびりついている・・・思った通り・・・この牙は、鉄砕牙を噛み砕いた・・・)「行くぞ!」

 

邪見「・・・って、それ、持ってくんですか!?」

 

少女「きゃーっ!!きゃーっ!!きゃーっ!!きゃーっ!!」

 

殺生丸「黙れ、りん・・・うるさい!」

 

りん「はいっ!!」

 

殺生丸(この場で起きたことは、風の匂いで手に取るようにわかった・・・だが、あれはなんだったのか・・・犬夜叉の血の匂いが変わった・・・そうだ・・・あれは半妖の血の匂いではなかった・・・この殺生丸や父上と同じ・・・)

 

翌朝、かごめ達は朝食として魚を焼いていた。

 

美姫は翌朝までの間に制服チェンジ、ToLOVEるの彩南高校の冬服であった。

 

犬夜叉(鉄砕牙を噛み砕かれ時、おれは死ぬかもしれねえと思った・・・死にたくねえと思った時、身体が熱くなって・・・無我夢中の内に悟心鬼を倒していた・・・あの時のおれには今までに感じた事がない・・・不思議な感覚があった・・・悟心鬼を引き裂く事をおれはただ楽しんでいた・・・)

 

かごめ「はい・・・」

 

犬夜叉「ん・・・?」

 

かごめ「焼けたよ、たべよう・・・」

 

七宝「なんじゃなんじゃ!!いつまでもくよくよと折れた刀なんぞ見おって・・・」

 

犬夜叉は七宝から焼き魚をぶんどる。

 

七宝「あーっ!!おらの魚!!」

 

しかし、辺りが暗くなる。

 

雷鳴が鳴ると、三つ目の牛が現れた。

 

美姫「牛?」

 

弥勒「これは・・・鉄砕牙を鍛えた刀々斎さまの牛では・・・?」

 

珊瑚「牛だけ?」

 

???「犬夜叉さまー!!」

 

ノミの妖怪が犬夜叉の鼻へ吸い付くが、犬夜叉に潰される。

 

かごめ「冥加じいちゃん!!」

 

美姫「小さい妖怪ですわね。」

 

冥加「おや、新顔ですな?」

 

美姫「神城美姫と申します。」

 

冥加「みきか。とても綺麗なピンク髪の容姿じゃな!!」

 

美姫「ありがとうございます。私の事はおいおい説明するとして、用件は?」

 

冥加「そうじゃな。かごめと似た着物姿のおぬしの事は後にするとして。」

 

弥勒「冥加さま・・・刀々斎さまのところに逃げておられたんですか?」

 

冥加「なにを人聞きの悪い・・・そんな事より犬夜叉さま・・・鉄砕牙になにか・・・ああーっ!?あれは・・・!!」

 

犬夜叉「悟心鬼と言う妖怪に噛み砕かれちまったんだ・・・」

 

冥加(やはり・・・犬夜叉さまの血の匂いが変わったので来てみたが・・・)「犬夜叉さま・・・すぐにそのバラバラになった鉄砕牙を持って、刀々斎さまのところへ行ってみなされ!」

 

かごめ「それって、鉄砕牙が直るってこと?」

 

冥加「あの牛が刀々斎のところへ連れて行ってくれます・・・さあ早く!」

 

犬夜叉「じゃあ、行ってくらあ・・・」

 

犬夜叉は刀々斎の所へ向かう。

 

そして、夜となり。

 

冥加「さっそくじゃが、かごめと着物の雰囲気が似たおぬし 一体何じゃ?かみじょうみきとは、文字としては?」

 

かごめ「ようは漢字名でどう書くのかって事ですね。」

 

美姫「神様のお城って事で、「かみじょう」と読み、美しき姫って事で「みき」と読みますわ。」

 

冥加「ほう。」

 

美姫はおいおい話していった。冥加は美姫の言う事に、驚きを隠せない話ばかりであった。ついでに信じる信じないかはあなた次第と追加しておいた。

 

冥加「かごめ以上に驚かされるわい!わしは信じるからの!みきが嘘をつく女子と思えんし、菩薩の使い的な元死人も一貫じゃ。みきはしばらくしたらこの世界を、もといこの時代から去り、別の世界へ旅立つんじゃな。それで犬夜叉さまは、確かに変化したのじゃな?」

 

かごめ「それが、鉄砕牙が折れた事と関係あるの?」

 

冥加「知っての通り、鉄砕牙は犬夜叉さまの父君が遺した守り刀・・・敵から身を守るためと、もう一つ・・・犬夜叉さまも妖怪の血を封じ込めるための刀だったのじゃ・・・」

 

弥勒「血を・・・封じ込める?」

 

冥加「鉄砕牙が折れるということは、死ぬということ・・・それでも生きようとする本能が、犬夜叉さまの妖怪の血を呼び覚ましてしもたんじゃ・・・」

 

かごめ「・・・・・・」

 

冥加「そして一度目覚めてしまった妖怪の血は・・・たとえ鉄砕牙を打ち直したところで、今までのようには抑え切れぬはず・・・・なにしろ敵を引き裂く喜びを知ってしまわれただからな・・・」

 

かごめ(それって・・・心まで妖怪になってしまうって事?犬夜叉・・・!!)

 

美姫「次第に制御するのが難しくなるかもしれないという訳ですわね?」

 

冥加「まっ そうじゃな・・・。」

 

刀々斎「うわあーーーー!!あああ~~~~ん!!んも~~~~~・・・バッカじゃねえのか?おまえ・・・わしのかわいい鉄砕牙をこんなふうにしやがって・・・」

 

犬夜叉「うるせえなっ!!泣いてる間にとっとと打ち直せ!じじいっ!!」

 

刀々斎「このガキ!簡単に言いやがって!!」

 

犬夜叉「で・・・できねえのか?」

 

刀々斎「ふん・・・この刀々斎の腕じゃ、三日三晩もあれば打ち直せるわい。ただし「つなぎ」が必要だがな・・・」

 

犬夜叉「つなぎ?」

 

刀々斎「犬夜叉、口、開けてみい・・・」

 

犬夜叉は大口開ける。

 

犬夜叉「こうか?」

 

歯を一個抜かれた。

 

刀々斎「まっ、この牙でいーか・・・」

 

犬夜叉は刀々斎の頭を殴る。

 

犬夜叉「なんてことしやがるっ!!」

 

刀々斎「やかましい!牙なんぞ、半日もすれば生え変わるわい!!」

 

犬夜叉「・・・ったく・・・ 煮ても焼いても喰えねえじじいだぜ・・・三日後には必ず仕上げて持って来いよ!!」

 

刀々斎「ん・・・なんで三日後なんじゃ?」

 

犬夜叉「三日三晩で打ち直せるっつったじゃねえか!!」

 

刀々斎「・・・・・・」

 

刀々斎「・・・おおっ!!」

 

刀々斎は左手の平をポンと叩く。

 

犬夜叉「・・・ったく・・・頼むぜ、じじい・・・じゃあな!」

 

刀々斎「ああ・・・楽しみに待っとれ!」

 

殺生丸はとある刀鍛冶を訪問。

 

???「ヒック!・・・?誰だ?てめえ・・・」

 

殺生丸「きさまが灰刃坊か・・・あまりに邪な刀ばかり打つために、刀鍛冶の師、刀々斎から破門されたそうだな・・・」

 

灰刃坊「刀々斎か・・・久しぶりに聞いても胸くそ悪い名前だ・・・」

 

殺生丸は悟心鬼の頭を置く。

 

殺生丸「どうだ、灰刃坊・・・その鬼の牙から刀を打ち起こしてみんか?」

 

灰刃坊「けっ、ふざけんな・・・こんな死んだ牙じゃ、ろくな刀、打てねえよ・・・」

 

殺生丸は刀を抜く。

 

灰刃坊「・・・う・・・!?」

 

邪見(殺生丸さま・・・?癒しの刀、天生牙を使うのか?)

 

殺生丸(見える・・・あの世からの使い・・・)

 

殺生丸は一振りし、2匹を斬り裂いた。

 

悟心鬼の目が光る。

 

灰刃坊「こりゃあさっきと見間違えるみてえだ・・・」

 

殺生丸「灰刃坊、教えておこう・・・この天生牙はきさまを破門した刀々斎の鍛えし刀・・・そしてその鬼の牙は、同じく刀々斎の鍛えた鉄砕牙を噛み砕いたのだ・・・」

 

灰刃坊「すげえぞ・・・こりゃ、すげえ刀が打てる・・・」

 

殺生丸「・・・・・・」

 

かごめ「明日には鉄砕牙が直って来るはすだけど・・・」

 

七宝「まずい時にひっかかったのう・・・朔の夜とは・・・」

 

犬夜叉「・・・ったく、ちくしょーめ・・・遅ぇな・・・刀々斎のじじいはよー・・・」

 

美姫「犬夜叉さん・・・」

 

珊瑚「へえ・・・まるで人間みたいだねえ・・・」

 

弥勒「珊瑚、美姫様は知らなかったんですね・・・私も聞いただけで、実際見るのは初めてなんですが・・・」

 

弥勒は犬夜叉の口を開く。

 

犬夜叉「犬夜叉達半妖は、妖力を失い、このように人の姿になる夜があるのだそうです・・・ほら、牙だってないし・・・ねっ、面白いでしょ?」

 

美姫はケース入りスマホとトイカメラを取り出した。

 

珊瑚「美姫さん それは?」

 

美姫「例のスマホとトイカメラですわ。」

 

弥勒「それが例のすまほに、かめらというものですな。」

 

犬夜叉「おれはかごめの袋の中の周りを照らすヤツ、使った事あるぜ。」

 

美姫「これは私達、人間による知恵などからの開発の力ですわ、発明や、作ったり、科学による機械・・・。」

 

珊瑚「あたし達人間による知恵などからの開発の力・・・発明、作る、か。・・・あたしの飛来骨も作られた武器だしね。もしかしたら、数百年後のかごめちゃんの時代では、あたしの子孫が存在してるかもしれないし、それに飛来骨はどうちゃってるのか・・・。」

 

美姫「どこかで発掘され、どこぞの戦国の博物館にでも展示されてたりして・・・」

 

弥勒「飾られてる・・・か。」

 

美姫「戦国時代での貴重な武器ですからね。丁重に扱うはずですわ。」

 

弥勒「丁重に扱う・・・ですか。わたしの錫杖も子孫へと受け継がれるのかもしれませんな・・・。」

 

美姫「戦国では、科学って言葉もありませんし、魔法という言葉はあったはずです。」

 

弥勒「魔法・・・。」

 

美姫「しかし、数百年後のかごめさんやわたしの現代では、現実的思考の強い人たちが多く、「魔法なんてあるわけないだろ!!」、「ガキじゃないんだから!寝ぼけるなよ!」って言われたりするかもしれませんわ。ついでに妖怪の事を信じない人達もですわ。大人だからとか言って・・・。」

 

珊瑚「魔法なんてあるわけない。」

 

弥勒「子供じゃないんだから・・・ですか。それも妖怪の事を信じない・・・存在を信じないんですね・・・。大人だから・・・。」

 

犬夜叉「それdけ現実的思考が強い大人の人間達が多いのかよ・・・。」

 

美姫「最近は言葉による言い訳に聞こえますが。」

 

美姫は口を指す。

 

珊瑚「言葉による言い訳・・・か。」

 

美姫「言霊能力、人間皆備えてますし、現代だと、相手の心に対する口から発する「言葉」と、機械文明による科学が最強の魔法と思えますかな。医療関係でも少しずつ進んでいますから。ちょっと口開いたままにしてください。貴重にして記念として撮影しますわね。」

 

弥勒「は、はい。」

 

犬夜叉「美姫、てめえ・・・。」

 

美姫はスマホで人間姿で口開いた犬夜叉を一度撮影し、それからトイカメラで撮影。

 

犬夜叉「弥勒てめえ、人の顔で遊んでんじゃねえっ!!」

 

弥勒「バレました・・・?」

 

弥勒「こんな時、敵に囲まれたら命に関わる・・・だから、今夜のように犬夜叉が妖力を失うことは絶対に秘密・・・」

 

犬夜叉「でもなんで、そのことおめえが知ってんだ?」

 

七宝「うひひ」

 

犬夜叉「七宝、てめえか!!」

 

犬夜叉は七宝を地面に叩きつける。

 

犬夜叉「コイツ、余計なことペラペラペラペラしゃべりやがって!!」

 

七宝「よかろう、悪気はないんじゃからあ!!」

 

犬夜叉「あってたまるか!!なーんかよー、だんだん秘密知ってるやつの人数が増えてくじゃねえかよ・・・」

 

かごめ「いいじゃない・・・仲間が増えたって事でしょ」

 

犬夜叉(・・・・・・)

 

犬夜叉は野原で黄昏る。

 

犬夜叉(それでも・・・人の姿になっている間の心もとなさはたまらねえ・・・本物の妖怪になれば、こんな面倒くさいこととはおあさらばだ・・・だが、本物の妖怪になれば・・・かごめやみんなとも・・・その間に美姫は別の世界へ旅立つだろうしな・・・。)

 

かごめとスマホを持つ美姫がやってきた。

 

美姫「犬夜叉さん・・・」

 

かごめ「今夜はあまりみんなから離れないほうがいいよ・・・」

 

犬夜叉「けっ、うっせーな・・・おれだってたまには考えることがあるんでい・・・」

 

美姫「そうなんですね・・・」

 

かごめ「・・・・・・」

 

犬夜叉「なんだよ・・・」

 

かごめ「犬夜叉・・・やっぱり、本物の妖怪になりたい?・・・・・・私・・・あの時、怖かった・・・」

 

犬夜叉「なっ!?てめえなんだ!?その言い草は!?おれがあの時変化してなかったら、みんなあの悟心鬼に食い殺される所だったんだぞ!!」

 

かごめ「違うの・・・顔とか、どんなに怖くても、そういう事じゃないの・・・」

 

犬夜叉(そんなに怖い顔だったのか・・・)

 

美姫「私が一応スピードで抵抗しましたよね?」

 

かごめ「ええ。してたんですけど・・・あの時、ファイズって仮面ライダーは10秒間それくらいの速度だったんですか?」

 

美姫「1000倍ですわ。」

 

かごめ「1000倍!?速すぎます!!」

 

美姫「カブトのクロックアップは時間干渉の超高速移動!!」

 

かごめ「時間干渉・・・。」

 

犬夜叉「速いんだな・・・」

 

かごめ「それになんだか、犬夜叉の心がどこか遠くに行っちゃいそうな気がして・・・私の事も忘れちゃうんじゃないかって・・・怖かったの・・・」

 

犬夜叉(あの時、変化した時・・・おれの心は・・・)「ばっ、ばっかじゃねえのか!?おまえ・・・どんなになったって、おれはおれだ・・・かごめや、弥勒達の事忘れたりしねーよ!美姫 おめえの事な!」

 

美姫「はい。」

 

かごめ「うん・・・」(絶対、忘れないでね、お願いよ、犬夜叉・・・)

 

邪見「灰刃坊、約束の三日目だぞ・・・どうじゃ、鬼の牙の刀の出来は・・・」

 

しかし、邪見は胴体を切り裂かれた。

 

灰刃坊「できたぞ・・・素晴らしい鬼の剣だ・・・」

 

灰刃坊は目が赤く発光。

 

殺生丸がやって来て、

 

殺生丸「灰刃坊の仕業・・・か・・・」

 

殺生丸は天生牙であの世からの使いを斬る。

 

邪見「はっ・・・あれ・・・?わしは確か灰刃坊に斬られて・・・・・・ってやっぱし・・・」

 

殺生丸「行くぞ、邪見・・・さっさと身体をくっつけろ!」

 

邪見「あのー、もしや・・・天生牙でわしの命を救ってくださったので・・・?」

 

殺生丸「私の他に、こんなことのできる者がいるか・・・」

 

邪見「いない・・・殺生丸さま・・・」

 

殺生丸「灰刃坊は刀を仕上げたのか?」

 

邪見「そ、そうでした・・・灰刃坊は鬼の牙から剣を打ち起こしたと・・・それが、あやつ、何やら目つきがおかしくて・・・まるで・・・まるで剣に操られてるいうな・・・」

 

殺生丸「ふっ・・・なるほどな・・・」

 

かごめ達は眠る。

 

美姫は小型テントを張り、中に布団を敷いて、その上で寝ていた。

 

弥勒「犬夜叉・・・少し眠ったらどうです?」

 

犬夜叉「弥勒・・・けっ!ほっといてくれ・・・おれは人の姿をしている時に、眠った事はないんでぃ!」

 

弥勒「怖くて眠れんのか?」

 

犬夜叉「おう、怖えよ!悪いか!?これでも色々恨まれてっからな・・・こんな時に襲われたら、ひとたまりもねーだろうが・・・」

 

弥勒「・・・ん?」

 

珊瑚「法師さま・・・気づいてる?」

 

弥勒「ひどい邪気だ・・・」

 

森林の木を切り裂くように現れたのは、灰刃坊であった。

 

灰刃坊「どいつが犬夜叉だい?」

 

犬夜叉「誰だ!?てめえ!!」

 

かごめ「あ・・・?」

 

美姫「どうかしましたか?」

 

灰刃坊「ハハハハ わしは灰刃坊・・・刀鍛冶よ・・・」

 

弥勒「刀鍛冶だと?」

 

灰刃坊「わしの鍛えた宝剣「闘鬼神」・・・こいつが犬夜叉の血を吸いたいと哭いておるわ・・・」

 

犬夜叉(この刀鍛冶・・・なぜおれを狙う)

 

灰刃坊は闘鬼神を犬夜叉へ向ける。

 

灰刃坊「ほお、てめえが犬夜叉か?この剣が教えてくれたぜ・・・なんでえ・・・妖怪だと思ったら、人間の小僧じゃねえか・・・」

 

弥勒「犬夜叉、あの御仁に恨みを買う覚えは?」

 

犬夜叉「ねえ!」

 

弥勒「だそうですが・・・」

 

灰刃坊「フハハハ、言ったろう・・・この剣がてめえを斬りたがってると・・・この闘鬼神はな、刀々斎のじじいが鍛えた刀・・・鉄砕牙を噛み砕いた鬼の牙から打ち起こしたのよ・・・」

 

犬夜叉「なっ・・・」(鉄砕牙を噛み砕いた鬼、悟心鬼の牙だと・・・?)

 

美姫「なんと・・・。」

 

珊瑚「悟心鬼の怨念がこもった剣ってことか・・・」

 

犬夜叉「なんにしたってろくでもねえ・・・かかってきやがれ、灰刃坊!!返り討ちにしてやらあ!!」

 

犬夜叉が向かおうとしたが、弥勒が錫杖で止めた。

 

前には珊瑚と弥勒、ついでに美姫も立ちはだかる。

 

珊瑚「ひっこんでろ!犬夜叉!!」

 

弥勒「ここは、私と珊瑚、ついでに美姫様もいます!!」

 

七宝「今の犬夜叉では勝ち目はないぞ!」

 

かごめ「我慢して!犬夜叉!!」

 

犬夜叉「くっ・・・」

 

珊瑚「飛来骨!!」

 

珊瑚は飛来骨を投げ飛ばす。

 

灰刃坊「フン!!どこ狙ってやがる!」

 

飛来骨はブーメランの如く灰刃坊の元へ。

 

しかし、斬られた。

 

珊瑚「あ・・・!!」

 

七宝「飛来骨が・・・!!」

 

灰刃坊「フハハハ・・・無駄だ・・・」

 

弥勒「たしかにたいした剣だ・・・ならば使い手をやるしかねえなっ!!」

 

弥勒はお札を飛ばし、灰刃坊の額に貼る。

 

弥勒「成敗!!」

 

錫杖を直撃させ、灰刃坊は倒れた。

 

七宝「やった!!」

 

かごめ「弥勒さまって、風穴以外はインチキくさいと思ってたけど、法力あるんだわ・・・」

 

しかし、闘鬼神が反応した。

 

犬夜叉「危ねえ!!弥勒!!」

 

灰刃坊は立ち上がり、弥勒に向かってきた。

 

一振りするが、弥勒は避ける。

 

灰刃坊「フハハハ!!すげえぞ!闘鬼神・・・最高の剣だ・・・」

 

犬夜叉(敵は灰刃坊じゃねえ・・・あの剣だ・・・)

 

灰刃坊「ハハハハ、遊びは終わりだ・・・」

 

七宝「頭が割れとるのに平気で動いとる!!」

 

かごめ「あの人、まるで・・・あの闘鬼神って剣に操られてるみたい・・・」

 

灰刃坊「さあ、かかって来な!犬夜叉!!それとも腰が抜けて動けねえのか・・・女子供と一緒にこそこそ隠れやがって・・・」

 

犬夜叉「くっ!!」

 

美姫「では、私と一勝負しましょうか?」

 

美姫が前に出て、灰刃坊へ。

 

灰刃坊「何だ 女!?」

 

美姫は画面上操作にて、ネオディケイドライバーを自動装着。

 

灰刃坊「腰に何を付けた?」

 

美姫をライドブッカーを開き、カードを突き出す。

 

灰刃坊「手札・・・?」

 

美姫「変身!」

 

カードをバックルへ差し込もうとしたら、雷鳴が鳴る。

 

あの牛と共に現れたジジイ。

 

刀々斎「やれやれ、なんの騒ぎかと思ったら・・・」

 

犬夜叉「刀々斎!てめえ、遅えんだよ!!寄こせっ!!」

 

冥加「いかん!犬夜叉さま!!」

 

犬夜叉「冥加じじい!!」

 

冥加「妖力を失った人間のお姿のままでは、鉄砕牙は変化しませんぞ!!」

 

刀々斎「ピンク髪の嬢ちゃん 新顔だな?来ている着物もかごめと似た雰囲気の存在と見たぞ!」

 

美姫「はっ はい!」

 

刀々斎「腰の道具で何かしようしてたろ?手に持つ手札で大体分かるぞ。まぁ それより久しぶりじゃねえか、灰刃坊・・・」

 

灰刃坊「まだ生きてやがったか、刀々斎・・・」

 

刀々斎「またひどい剣を鍛えたもんじゃな・・・なんだその邪気は・・・」

 

灰刃坊「ハハハハ、刀々斎・・・きさまとおれとどっちが優れた刀鍛冶か、思い知らせてやるぜ・・・」

 

弥勒「刀々斎さま、あの灰刃坊と知り合いで?」

 

刀々斎「わしの不肖の弟子よ・・・もっとも、すでに破門しとるがな・・・なにしろあの男、一本の刀を作るために、十人の子供を殺してやがんだ・・・血と油を刀に練り込んで、恨みの妖力を与えるためにな・・・」

 

美姫「なんですの それは?あいつはおバカですの?」

 

刀々斎「まぁ バカと言えばバカだな。」

 

灰刃坊「抜きな、犬夜叉・・・その刀、刀々斎の老いぼれの目の前で叩き折ってやるぜ!!ついでにピンク髪の小娘もぶちのめしてやるぜ!」

 

美姫「それは、できればの話ですわ!」

 

犬夜叉は鉄砕牙に手をかける。

 

犬夜叉「どうやらてめえには、手加減する必要はねえらしいな!!」

 

七宝「こりゃ!刀々斎!!打ち直した分、鉄砕牙は強くなっとるんじゃろーな!?」

 

刀々斎「ちっとはな・・・」

 

かごめ「ちっとじゃだめなのよ・・・」

 

珊瑚「あの剣は、鉄砕牙を噛み砕いた鬼の牙でできてるんだ・・・」

 

犬夜叉は人間姿で、灰刃坊に突撃するが、はねのけられる。

 

犬夜叉「安心したぜ、鉄砕牙・・・少しは頑丈になったみてえだな・・・」

 

夜明けが来た。

 

灰刃坊「フハハハ・・・刀が折れる前に、てめえはズタズタだ・・・そっちのピンク髪の小娘の方が面白そうだしな!」

 

美姫「それは奇遇ですわね。」

 

犬夜叉「残念だったな、灰刃坊・・・確かに嫌な切れ味の剣だが・・・てめえの腕がついてきてねえ・・・一太刀でおれを斬り捨てるべきだったんだ・・・」

 

犬夜叉の容姿が半妖へと戻る。

 

犬夜叉「こうなる前にな・・・」

 

かごめ「変化が始まった!!夜明けだわ!!」

 

犬夜叉「新しい鉄砕牙の切れ味、試させてもらうぜ!!」

 

犬夜叉は鉄砕牙としての姿に変えるが、ズシっとなる。

 

美姫「あら・・・?」

 

犬夜叉「と、刀々斎・・・てめえ、おれの鉄砕牙になにしやがった!?」

 

刀々斎「んー?なにか不都合があるのか?」

 

犬夜叉「ふざけんな!!ものすごく重いぞ!!どうなってんだ!?」

 

刀々斎「あー、そりゃつなぎに使ったお前の牙の分だろ・・・気にすんな・・・」

 

灰刃坊「フハハハ・・・振れねえ刀じゃしょうがねえなあ、犬夜叉・・・もう一度刀ごと・・・たたっ斬ってやる!!」

 

刀々斎「振り上げんと死ぬぞ!!」

 

犬夜叉「ち、ちくしょう・・・」

 

犬夜叉は振りかぶろうとするが、重たいのだ。

 

犬夜叉「でやーっ!!」

 

かごめ「あ・・・!!」

 

美姫「一応振りかぶりましたわ!!」

 

灰刃坊「たーっ!!」

 

犬夜叉「うおおおーーーっ!!」

 

犬夜叉と灰刃坊は互いに鍔迫り合いになる。

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