仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:グレイモン
小春〈弥勒さま・・・せっかくお会いできてたのに、お別れするなんて・・・〉
弥勒〈わかっておくれ、小春・・・戦いになったら、おまえの命を守りきれるかどうか、わからん・・・私の追っている妖怪はそれほど厄介な相手なんだ・・・小春・・・新しい村で新しい生活が始まる・・・不安なのだろ・・・?〉
小春「・・・・・・」
弥勒〈生きるということは、誰でも不安なものなんだよ・・・〉
小春〈・・・・・・!?〉
弥勒〈私の右手には、なにもかも吸い込んでしまう穴があいてあるんだ・・・風穴・・・と、言ってな・・・祖父の代に呪いで作られ、その祖父も、そして私の父親も自分の風穴に吸い込まれて死んでいった・・・この穴は、いずれは私の体も吸い込んでしまうことだろう・・・だが私は、この呪いも己の力として生きることにした・・・一人の人間が、妖怪と対等に戦える風穴・・・この風穴は私が授かった武器なんだと思うようにしたんだ・・・〉
小春〈・・・・・・!?〉
弥勒は震えていた。
小春(弥勒さまが震えている・・・うそ・・・今、話されてたことはうそですか?)
弥勒〈強く生きるって、難しいよな・・・〉
小春〈・・・・・・〉
弥勒〈不安にうち勝つって・・・大変だよなぁ・・・〉
かごめは魂を吸い取られていたが、意識が戻る。
少女「魂が・・・おさまりきらない・・・でも・・・もう動けないよね・・・かごめの持ってる四魂のかけら・・・ちょうだい・・・」
かごめ「ぐ・・・」
かごめは矢を取り出し、弓に装填する。
小春「弥勒さま・・・」
小春は包丁を振りかぶる。
弥勒は気づき、小春の右腕を掴んだ。
弥勒「小春!?」
小春「ぐ・・・」
弥勒は右パンを小春の腹に食らわし、気絶させた。
弥勒(いったいどうしたんだ!?)「かごめさまは!?七宝、どこだあ!!」
かごめ「く・・・」
少女(まだ動いてる・・・)
弥勒「珊瑚!!かごめさまぁ!!」
弥勒「こいつか!?」
雲母「グルルル・・・!!」
少女はスゥっと消えた。
かごめは倒れる。
弥勒「かごめさま!!かごめさま、どうされました!?」
雲母「グルルル・・・」
七宝「はっ!!雲母!!そうじゃ!!かごめー!!」
弥勒「七宝!!これはどうしたのです!?」
七宝「白い妖怪がおったじゃろう!?あいつの鏡に、かごめは魂を吸い取られたんじゃ!!」
弥勒「鏡に魂を!?」
犬夜叉「邪魔だぁ!!離れてろーっ!!」
ネオディケイド「お前たちに用はない!!」
二人は村人達を殴る。
神楽「風刃の舞っ!!」
犬夜叉とネオディケイドは何とか避ける。
神楽「どうした!?犬夜叉!!それにでぃけいどとやら!逃げてばかりじゃないか!・・・って事はなにかい・・・まだ病み上がりってことか・・・」
ネオディケイド「俺はそうでもないがな・・・。」
神楽「へェ・・・」
ネオディケイドはカードをバックルに差し込む。
ネオディケイドライバー「カメンライド ウィザード ヒー!ヒー!ヒーヒーヒィー!!」
目の前に炎の魔法陣が展開し、ネオディケイドを覆い、ウィザード フレイムスタイルへとカメンライドした。
犬夜叉「何だ!?今の赤いヤツは!?」
神楽「それに前とは違う姿になったよ!?」
ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「ドライバーチェンジだ!」
ネオディケイドライバーリングホルダー付きウィザードライバーへチェンジした。
神楽「腰のヤツが変わったよ!?」
犬夜叉「変わりやがった!?」
ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「俺はウィザード 人々の絶望を希望に変える指輪の魔法使いさ!」
神楽「ま、魔法使いだって!?」
犬夜叉「まほうって何だ!?」
ネオディケイドウィザード フレイムスタイルは一回転して、左手の指輪を見せる。
ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「さぁ、ショータイムだ!」
神楽「しょーたいむ・・・ねェ。」
画面上操作より、リングを出現させ、レバー操作。
ウィザードライバー「シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!」
リングスキャン。
ウィザードライバー「ハリケーン!プリーズ!フー!フー!フーフー、フーフー!」
下からの風の魔法陣が飛びながら、ネオディケイドウィザード フレイムスタイルを覆い、ハリケーンスタイルへとチェンジした。
犬夜叉「仮面が緑に!?」
神楽「どうやら、あたしの風と同じ力を秘めてるって事かい?」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはレバーを操作し、別のリングをスキャン。
ウィザードライバー「ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!」
リングをスキャン。
ウィザードライバー「コネクト!プリーズ!」
右側に現れた小型魔法陣に腕を突っ込み、ウィザーソードガンを握っていた。
犬夜叉「何だ!?」
神楽「武器を取り出したのか!?なかなか面白そうじゃないか・・・。」
神楽と犬夜叉、ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルの間に風の渦のような物が発生。
犬夜叉(ダメだ・・・!!これじゃダメなんだ・・・あいつの操る風の中じゃ、風の傷は生まれねえんだ!!)
神楽「フッ・・・」
神楽は扇を振るい、風を強く起こす。
犬夜叉(なに!?)「今のは間違いねえ!風の傷だ!!風の支配が弱まっているのか?ならば、今しか・・・!!」
犬夜叉は鞘から鉄砕牙を抜く。
犬夜叉「今なら斬れる!!風の傷が!!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「風を斬るって事か。おれは何とか撃つかな。」
七宝「弥勒!見ろ!!犬夜叉が鉄砕牙を抜いておる!!風の傷を斬るつもりじゃ!!でぃけいども変わっておる!!あんなかめんらいだーは知らないぞ!」
弥勒「犬夜叉とでぃけいどはまだあの白い妖怪の存在に気付いていない・・・珊瑚が飛来骨を跳ね返されたように、犬夜叉も鉄砕牙を返される!!」
犬夜叉「見えた!!」
神楽(見せたのさ!!)
犬夜叉「風の傷!!」
神楽(斬るんだろ?)
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはウィザードガンのガンモードのシェイクハンズを開く。
ウィザーソードガン・ガンモード「キャモナ・ストライク・シェイクハンズ!」
握手するように、リングスキャン。
ウイザーソードガン・ガンモード「ハリケーン!!シューティングストライク!フー!フー!フー!」
銃口から小型魔法陣が展開される。
七宝「何じゃ!?武器の口らしき場所から何かが!?」
弥勒「まるで異国の魔術ですな!!かごめ様の言ったように、その類の力を持つかめんらいだーでしょうか!?」
七宝「腰のべるとも変わっとる!!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「行くぞ!!」
銃口を神楽へと向けるが、白い少女が降り立つ。
犬夜叉「そこだーっ!」
犬夜叉は風の発動、ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはウィザーソードガン・ガンモードによる大きな風魔法「ハリケーンシューティング」を発射する。
神楽「ハハハハッ!!じゃ、死になぁ!!」
少女は鏡を使い、風の傷の衝撃波と風魔法を跳ね返してきた。
犬夜叉「何っ!?」
犬夜叉は食らったが、ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルは風を纏ってかわした。
弥勒「犬夜叉ーっ!!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「見事に食らってしまったな・・・。」
すると、渦巻きが発生し、奈落が出現。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「何だ?」
弥勒「あいつは・・・!!奈落!!」
奈落「フフフ・・・意外にあっけなかったな・・・己の築き上げた力をたやすく返された気分でも聞こうと思い、出向いてきたのだが・・・、」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「あいつが奈落か・・・。」
弥勒「ほう!!これはこれは!!傀儡ではなく、本人がお出ましか!!自分の手を汚さず、罠を仕掛けるしか能のない卑怯者も、この度の策にはよほど自信があったと見える!!」
奈落「風穴か・・・すべを吸い込むのは勝手だが・・・法師よ、おまえはそんな愚かなやつでもあるまい・・・」
弥勒(あの鏡の中には、かごめさまや村人の魂が入っている・・・くそーっ!!)
奈落「我が分身として生れ出た「風」・・・そして「無」を放っただけでこの有様・・・たあいのないことよ・・・」
弥勒(分身・・・?やはり奈落は妖力が増して、そのような妖術も使えるようになっていたか!!「風」を操る神楽とは一度戦った・・・ そしてもう一人は「無」だと?気配も臭いもないということか・・・だからやりたい放題やられるまで、気付かなかったわけだ・・・)
七宝「犬夜叉!しっかりせい!!」
奈落「そして・・・。」
奈落はネオディケイドに向ける。
神楽「奈落!あいつだよ!今は姿変えてるけど!」
奈落「ほう・・・。きさまは何者だ?」
ネオディケイドウイザード ハリケーンスタイルはベルトごとネオディケイドに戻る。
ネオディケイド「俺は仮面ライダーディケイド 通りすがりの仮面ライダーだ!!」
奈落「かめんらいだーでぃけいど・・・。とおりすがりのかめんらいだー・・・。姿が変わったのは何故だ?」
ネオディケイド「カードの力によるものだ!戦国では「手札」というだろう?」
ネオディケイドはライダーカードを取り出して見せた。
神楽「手札ねェ・・・あれでか。奈落、でぃけいどはあたしらにとって脅威的になりそうだよ。」
ネオディケイド「だが、しばらくしたら別の世界へ旅立つからな!それまではお互い戦いを楽しむか?」
奈落「別の世界へねェ・・・」
ネオディケイド「時空移動能力による世界そのものに関する物騒すぎる異名があってなぁ・・・」
奈落「じくう移動能力による世界そのものに関する物騒すぎる異名・・・。」
神楽「一応聞いておこうか?」
ネオディケイド「「世界の破壊者」、「すべての破壊者」、「悪魔」さ!」
奈落「世界の破壊者・・・。」
神楽「すべての破壊者・・・、悪魔かい・・・。」
少女も一応耳を傾けていた。
少女(世界の破壊者・・・すべての破壊者、悪魔・・・。)
犬夜叉(世界の破壊者・・・すべての破壊者、悪魔だと!?」
七宝(世界の破壊者・・・すべての破壊者、悪魔じゃと!?)
ネオディケイド「この時代という言葉を使うなら、「時代の破壊者」だな!!」
奈落「ほう・・・。」
神楽「へェ・・・。」
犬夜叉・七宝(時代の破壊者・・・って・・・。)
弥勒「さりげなく、恐ろしい事言ってますよ!時代の破壊とか・・・。奈落!神楽!でぃけいどの変身者が女子だと言ったら信じるか!?」
神楽「女だって?声と話し方は男だろ?」
奈落「どちらにしろ、我々にとって脅威な存在となるだろう。」
神楽「話はもういいだろう・・・あたしは犬夜叉の首を持って帰ろうかね・・・」
奈落「・・・・・・」
神楽「えっ、違う?何とかって女に知らせるんじゃないのかい?犬夜叉は殺したって・・・あたしはそうとばかり思っていたよ・・・」
奈落「・・・そうだな・・・おまえや神無を生み出せたのも、あの女の協力があったからこそ・・・犬夜叉の首を見せたらどんな顔をするやら・・・」
奈落は右手の平を開き、元の玉に近い状態四魂のかけらを見せる。
犬夜叉(なんだありゃ!?あいつの四魂のかけら、ほとんど元の玉の形じゃねェか!!)
ネオディケイド(あれが四魂の玉か・・・。)
奈落「先ほど、おまえはわしが自分の手を汚さぬと申したな・・・しかし、上には上がいるものだ・・・この奈落の手を使って、犬夜叉を殺そうとした女がいるのだ・・・」
弥勒「女!?まさか!?」
奈落「フッ・・・たいしたやつよ・・・桔梗という女は!!」
犬夜叉(きっ・・・桔梗・・・!?)
犬夜叉は桔梗の名を聞いて、目を覚ます。
七宝「おー、犬夜叉!生きておったか!!」
奈落「桔梗は自らの手で、この奈落に四魂のかけらを渡したのだ・・・」
犬夜叉(・・・桔梗が・・・)
神楽「その女も見たがってるんだよ!!おまえさんの死に顔を!!」
神楽は扇を振るい、風の刃を放ってきた。
弥勒「七宝!伏せろ!!」
弥勒は錫杖で、刃を弾き落とす。
ネオディケイドもライドブッカー・ソードモードで弾き落とす。
神楽「でぃけいど・・・やるじゃないか。」
弥勒「ぐわあーっ!!」
七宝「弥勒ーっ!!」
神楽「よこしな!首を!!」
神楽は風の刃を放つが、一本の矢が飛んできた。
ネオディケイド「何だ?」
七宝「これはかごめの矢?」
かごめが雲母に乗ってきた。
神楽「あいつ!?神無、しくじったね・・・まだあの女、動いてんじゃねえか!?」
奈落(鏡から魂が溢れ出ている・・・それほどまでに、あの女の魂は大きいというのか・・・)
七宝「かごめ!!」
かごめ「私は平気・・・それより、犬夜叉は?」
七宝「息はある!!じゃが、全身キズだらけで体を動かすことができんのじゃ!」
犬夜叉「かごめ・・・」
かごめ(よかった・・・犬夜叉が生きていて、ホントよかった・・・でも、どういうこと?どうして、あの四魂のかけらが、奈落の手の中にあるの?あれは、私が桔梗に取られちゃったかけら・・・桔梗でしょ、奈落にあのかけら渡した・・・私達が一生懸命集めて来たかけらを奈落に渡したのは、桔梗なんでしょ!?・・・でも・・・それでも・・・そんなことされても、犬夜叉は桔梗のことが好き・・・こんなにボロボロにされちゃっても、好きなのよね・・・桔梗の事が・・・)
奈落「女・・・犬夜叉に伝えるがよい・・・恨むなら桔梗を恨めと・・・犬夜叉の死こそ、桔梗の願いなのだと・・・」
ネオディケイド「そう来るか。」
かごめ「あんたの話って・・・」
かごめは弓を奈落へ向けて構える。
かごめ「いつ聞いても気分が悪い!!」
ネオディケイド「かごめ!!」
七宝「やめるんじゃ!かごめ!!鉄砕牙を跳ね返したように、その返される!!」
かごめ「大丈夫よ・・・!!私の矢はね、悪いやつにしか、当たらないの!!」
かごめは矢を射る。
しかし、神無は鏡で受け止める。
ネオディケイド「何!?」
かごめ「!?」
弥勒「矢が・・・」
七宝「破魔の矢が鏡に飲み込まれるぞ!!」
神無「かごめの矢・・・跳ね返せなかった・・・」
神楽「どうしたのさ!?なんで跳ね返せないのさ!?」
神無「この矢が・・・魂でできているから・・・鏡の中がいっぱいになっている・・・魂を出さないと、鏡が壊される・・・」
鏡にヒビが入り、魂が一気に解放され、持ち主へ戻っていく。
ネオディケイド「魂が!?」
かごめ「みんなに魂が戻った!!弥勒さま!!風穴を!!」
弥勒「はい!!」
小春は目を覚ます。
小春「おら・・・?・・・弥勒さま?あと仮面の鎧は一体?」
弥勒「食らえーっ!!風穴ーっ!!」
弥勒は右手の風穴を開く。
弥勒(生きるということは、誰でも不安なものなんだよ・・・私の右手には、何もかも吸い込んでしまう穴があいているんだ・・・この穴は、いずれは私の体も吸い込んでしまうことだろう・・・強く生きるって難しいよな・・・不安に打ち勝つって・・・大変だよなあ・・・」
神楽は扇を煽り、奈落共々去った。
弥勒「ちっ!!逃げ足の速い!!」
奈落「きさまらの命、もうしばらく預けておく・・・四魂の玉はこれからわしに様々な力を与えていくことだろう・・・共に楽しもうではないか・・・四魂のはかりしれぬ力を・・・そしてかめんらいだーでぃけいどよ、その破壊者としての力を私の分身の前でいずれ見せてもらおう。」
翌朝、村人達は目覚めた。
村人「なんで俺達、こんなところに?」
村人「なんか、頭がボーっとしてるな・・・」
村人「おや・・・おめえもか・・・」
小春はお札を拾う。
小春「・・・・・・」
一軒の民家。
七宝「うーむ・・・」
弥勒「・・・・・・」
美姫「お二人とも、元気ありませんわね・・・。」
七宝「こらー!元気を出さんか!!・・・と言いたいところじゃが、今度ばかりはそうはいかんか・・・」
弥勒「・・・・・・」
七宝「奈落が四魂のかけらをほとんど集めていたのだからのう・・・いやいや!そんな弱気なことではいかん!!モノは考えようじゃ・・・そんなに強くなっていた奈落と戦って生きて。戻れたということは凄い事ではないか!?のう、雲母!美姫!」
雲母「ミー!!」
美姫「ええ!」
かごめが出て来た。
美姫「かごめさん!」
七宝「どうじゃ、かごめ・・・犬夜叉は?」
かごめ「薬草が効いたみたい・・・熱も下がって眠ってるわ・・・私、もう少し薬草、探してくる・・・」
七宝「よし、それはおらと雲母が引き受けた、ついでも美姫も手伝ってくれ!」
美姫「ええ!」
かごめ「ありがとう・・・七宝ちゃん、雲母・・・美姫さんもすいません。」
犬夜叉「・・・・・・」(桔梗が・・・奈落に四魂のかけらを渡した・・・一度死んだ桔梗・・・土の体の桔梗・・・おれを恨んでいる桔梗・・・かごめを殺そうとした桔梗・・・どこにいるんだ・・・おれの桔梗・・・)