仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第409話「劇場版「時代(とき)を越える想い」パート4」

四魂のかけらを拾う人物。

 

かごめは犬夜叉を抱き寄せる。

 

かごめ「犬夜叉ごめんね・・・ごめんね・・・」

 

桔梗「ふん・・・いいざまだな・・・」

 

かごめ「!?・・・桔梗・・・!?」

 

桔梗「その恰好といい、この場所といい・・・所詮お前は、私の生まれ変わり・・・同じ道をたどるだけだ・・・」

 

桔梗はかけらをかごめへ差し出そうとした。

 

桔梗「さあ・・・これをもって、おまえの時代に帰れ・・・」

 

かごめ「いやよ・・・」

 

桔梗「もともとおまえは、この時代にあるべき存在ではない・・・我らとは異なる時代の流れに身を置く異邦人なのだ・・・お前と似たあの仮面の鎧の者もな・・・」

 

かごめ「仮面ライダーディケイドこと神城美姫さん・・・でも、犬夜叉をほっとけない・・・」

 

桔梗「犬夜叉を傷つけたのはおまえだ!!」

 

かごめ「!?」

 

桔梗「よく聞け・・・飛妖蛾は己の力を高めるために、あの巨大な時代樹を通じて力を集めている・・・」

 

桔梗は時代樹の側面へ回り込む。

 

かごめ「時代樹?」

 

桔梗は時代樹に手を添えた。

 

桔梗「そうだ・・・そして、この木も時代樹だ・・・」

 

かごめ「御神木が・・・?」

 

桔梗「時代樹は我らとはまったく異なる時を生きる木だ・・・飛妖蛾の時代樹は、あらゆる時代から熱を奪い、成長している・・・おそらく他の時代はすねて、冷え切ってしまっているであろう・・・おまえの世界も・・・今は終わらぬ冬を迎えているはずだ・・・」

 

現代の日暮神社。

 

じいちゃん「なんじゃ・・・急に冷えて来たぞ・・・」

 

じいちゃんは箒を落としてしまう。

 

じいちゃん「・・・あ・・・」

 

御神木の花が散っていく。

 

じいちゃんはその一つを受け止める。

 

じいちゃん「・・・花が・・・せっかく咲いた花が・・・あ・・・あ・・・」

 

井戸から芽が出ていた。

 

かごめ「芽が出てる・・・こんな古い板なのに・・・」

 

桔梗「この井戸は、時代樹を切り出して作られたものだ・・・だは、今、眠っていた生命力が、あの巨大な時代樹に共鳴し・・・再び目覚めようとしている・・・この芽が井戸を覆ってしまったら、おまえはもう二度と通り抜けることはできない・・・そうなる前に自分の時代に帰るがよい・・・」

 

かごめ「でも・・・犬夜叉が・・・」

 

桔梗「帰るのだ!!己の本来あるべき時代(とき)へ!!」

 

桔梗はかごめへ接近。

 

桔梗「おまえと犬夜叉は決して交わる事はないのだ!!帰れ!!」

 

かごめは後ろから井戸に落ち、そのまま500年後の現代へ。

 

井戸は蔦で塞がれた。

 

桔梗「けっして交わる事はない・・・だが、時が止まった死人である私も・・・交わることはできない・・・」

 

飛妖蛾「あの小娘・・・我が支配を解くとは・・・」

 

 

かごめは井戸の中で座っていたが、話し声が聞こえ、井戸から出て、木の階段を上がり、扉を開くと、辺り一面は雪であった。

 

かごめは外へ出る。

 

じいちゃん「ゆーきーよー・・・やーみーたーまーえー・・・」

 

じいちゃんは宮司姿で必死に祈りを捧げる。

 

草太「祈れば元に戻るの?」

 

じいちゃん「戻る!!この神社をずっと見守って来た御神木じゃ・・・わしらの怒りが届かぬはずはない!!さ、草太も祈るんじゃ!!」

 

草太「うん!!」

 

草太とじいちゃん「「やーみーたーまーえ!!ゆーきーよー・・・」」

 

草太とじいちゃん「「ゆーきーよー・・・やーみーたーまーえ・・・」」

 

かごめが御神木の付近で立っていた。

 

草太「姉ちゃん!!」

 

じいちゃん「かごめ?」

 

かごめ「・・・・・・」

 

草太「姉ちゃん!!」

 

じいちゃん「かごめ、御神木がぁー・・・」

 

かごめは御神木に犬夜叉の幻覚を見た。

 

かごめ(犬夜叉・・・?)

 

しかし、犬夜叉の幻覚は消えた。

 

かごめ「・・・犬夜叉・・・」(・・・もう手が届かない・・・もう声が届かない・・・もう犬夜叉に・・・会えない・・・)

 

かごめは座り込む。

 

草太「姉ちゃん・・・?」

 

じいちゃん「どうした!?かごめ・・・」

 

弥勒と瑠璃は風穴で対抗し合うが、瑠璃が突如風穴を止め、弥勒の風穴の吸引力を利用し、至近距離で再び風穴を開き、弥勒の右手に手を合わせた。

 

瑠璃「法師!!あんた案外いい男じゃない・・・心の臓をえぐってたべたいくらいだよ・・・」

 

瑠璃はくっつけた右手を通して、弥勒の心臓を掴む。

 

弥勒「ぐはっ!!」

 

弥勒は一度距離を取ったが、瑠璃の槍を何とか防ぐ。

 

珊瑚とネオディケイドは玻璃の火炎弾を避けていく。

 

ネオディケイド「あっちはコピーした風穴で、あいつは火炎弾か・・・。」

 

珊瑚「でも、雲母・・・」

 

雲母はネオディケイドと珊瑚に襲い掛かる。

 

ネオディケイド「おい雲母!!」

 

珊瑚「雲母、目を覚まして!!」

 

ネオディケイドは雲母となるべく戦わず、防御せざる得なかった。

 

雲母は玻璃の元へ降り立つ。

 

珊瑚「はあはあ・・・」

 

ネオディケイド「お前・・・。」

 

玻璃「無駄です・・・お前達の声はこの子には聞こえません・・・所詮、人と物の怪・・・理解し合うことなどないのです・・・」

 

玻璃は髪飾りの葉っぱを吹き、飛ばしてきた。

 

珊瑚は飛来骨で防ぎ、ネオディケイドは食らい火花散るが、ダメージはほとんどない。

 

珊瑚は飛来骨を飛ばすが、玻璃は避ける。

 

ネオディケイドはカードを装填。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ガイム」

 

頭上にクラッチが開き、オレンジ型鎧が降りて来た。

 

玻璃「何ですかあれ!?」

 

珊瑚「なんだか果物の鎧!?」

 

ネオディケイドライバー「オレンジアームズ!花道・オンステージ!」

 

上からオレンジアームズを被ると同時にライドウェアが装着され、オレンジアームズが展開し終えると同時に鎧武 オレンジアームズにカメンライドした。

 

珊瑚「果物の鎧を覆い被さった・・・。」

 

玻璃「オレンジって・・・」

 

右手に大橙丸、左手に無双セイバーを装備した。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「ここからは!俺達のステージだ!」

 

珊瑚「俺のステージ?」

 

玻璃「また声が別の人間の男に・・・!?」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「ドライバーチェンジ!」

 

ネオディケイドライバーはロックシードホルダー付き戦極ドライバーにチェンジした。

 

桔梗は飛妖蛾の時代樹を見つめていると、気配に気づく。

 

桔梗「ふっ・・・・・・犬夜叉の兄か・・・」

 

殺生丸「よほど憎んでいるのだな・・・あのかごめとかいう小娘を・・・それとも、あの小娘の力を試しているのか?」

 

桔梗「私は、すべての者を憎んでいる・・・時の流れに置く、生きる者すべてを・・・」

 

殺生丸「・・・好きになるがいい・・・だが、犬夜叉を倒すのはこの私だ・・・」

 

殺生丸はこの場を去っていく。

 

りんと邪見も瀬正丸を追う。

 

邪見「殺生丸さま・・・あの女、あのまま生かしておいて、よろしくのですか?」

 

殺生丸「邪見、きさまの目は節穴か・・・あの女は死人だ・・・」

 

りん「・・・え?どういうこと?ちゃんと動いてたよ!?」

 

邪見「うるさいぞ、りん!!」

 

りん「邪見さまなんかに聞いてないよっ!!」

 

邪見「なんだと、このガキ!!」

 

邪見はコケた。

 

りん「待ってよ、殺生丸さまぁー・・・」

 

邪見「はあー・・・」

 

楓は七宝が変化した仔馬に乗って移動中。

 

七宝「ウソじゃ!!おらを助けてくれたかごめが・・・そんなことするはずないっ!!」

 

楓「あの時かごめは目に邪気を宿しておった・・・あれは断じてかごめではないっ!!」

 

冥加「雲母と同じ術をかけられたのかもしれん・・・」

 

楓「胸騒ぎがする・・・御神木まで急ぐのじゃ!!」

 

七宝「急げたって・・・少しは自分で歩け・・・年寄りとけが人は粗末に扱うでないぞ!」

 

冥加「その通りじゃ!」

 

楓「急げよ、牛!!」

 

七宝「馬じゃ!!」

 

七宝は倒れて変化が解けた。

 

楓「あれは一体・・・」

 

井戸は壊れ、大木状態に。

 

楓「井戸が塞がっとる!!いかん、時代樹が暴走しておる!!」

 

七宝「暴走・・・?」

 

楓「あの巨大な時代樹と、呼び合っておるのかもしれん・・・このままではこの地が木に呑まれてしまう・・・!? 犬夜叉さま!!」

 

冥加は葉っぱに跳び乗り、犬夜叉を発見。

 

弥勒は瑠璃に苦戦していた。

 

瑠璃「さあ法師!!そろそろ決着をつけようじゃないの!!あたしの風穴とあんたの風穴・・・・どっちが先に呑み込むか!!」

 

弥勒と瑠璃は風穴対決をまた行う。

 

珊瑚は玻璃の両手の括り刀に苦戦していた。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「お前!!」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズは大橙丸と無双セイバーを振りかぶるが、玻璃は避けて、木の枝に降り立つ。

 

珊瑚「ハァハァハァ・・・」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「珊瑚、息切れか?」

 

珊瑚「見た通りね。」

 

現代。

 

じいちゃん「やーみーた-まーえっ!!」

 

じいちゃんはお札を燃やして、雪へ放り捨てる。

 

ママ「あら、かごめ・・・・戻ってたの?」

 

かごめ「?」

 

ママ「おかえり・・・」

 

草太「ママ遅いよぉ!」

 

ママ「はいはい!!」

 

ママは御神木付近まで来た。

 

ママ「おじいちゃん、ご苦労様・・・御神木、いかがですか?」

 

じいちゃん「心配いらん・・・すべてわしにまかせておけ・・・」

 

ママ「そうですか。これを、おじいちゃんにかけてあげて・・・」

 

草太「うん!」

 

草太はママからドテラを渡され、じいちゃんに羽織った。

 

草太「じいちゃん、頑張ってね!!」

 

ママは毛布をかごめにかけた。

 

かごめ「ママ・・・」

 

ママ「これだけじゃ・・・まだ寒いかしら・・・コートとって来るわね・・・」

 

かごめは泣きそうであった。

 

ママ「かごめ・・・!?」

 

草太「ママ、この木、そんなに大事?」

 

ママ「そうね・・・ここはみんなの思い出の場所だから・・・」

 

草太「思い出の場所・・・?」

 

ママ「かごめが生まれた時・・・草太が生まれた時・・・小学生になった時・・・運動会で一等をとった時・・・熱を出して寝込んだ時・・・楽しかった時・・・悲しかった時・・・みーんなこの木が一緒だった・・・いつも私達を、見守って来てくれたのよ・・・」

 

かごめ(・・・私にとっても御神木は・・・犬夜叉!!ここは私の大切な場所・・・)

 

すると、胸元の所が光り出す。

 

ママ「どうしたの?」

 

かごめ「四魂のかけらが光ってる・・・?」

 

じいちゃん「四魂のかけら・・・?四魂の玉のことか?あったぁ!!」

 

かごめ「まだつながってる・・・むこうの世界と・・・」

 

弥勒(こんなに長い間、風穴を開け続けたことはない・・・もう限界が近い・・・)

 

瑠璃は槍で風穴の穴を広げる。

 

弥勒「!!」

 

瑠璃「さあ覚悟しろ!!法師!!」

 

弥勒「くっ!」

 

瑠璃「はははは!!私の勝ちだ!!」

 

しかし、瑠璃の風穴が暴走を始め、瑠璃は吸い込まれる。

 

やがて、クレーターが出来た。

 

弥勒「・・・私もいずれはああなってしまう・・・骨も残らず、なにもかも無に帰してしまうんだ・・・」

 

珊瑚「くっ・・・!!」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「いい加減に雲母を元に戻せ!」

 

玻璃「それは出来ないわね。あきらめの悪い娘・・・物の怪は支配のみ・・・力で押さえつけるのが一番・・・」

 

珊瑚「違う!!あたしと雲母は、そんなふうに繋がってはいない!!」

 

雲母「ギャウ!!」

 

雲母は珊瑚とネオディケイド鎧武 オレンジアームズ付近まで降り立つ。

 

珊瑚「雲母・・・つらいのは、あたしだけじゃないよね・・・」

 

珊瑚は飛来骨を落とし、雲母にぶっ飛ばされた。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「珊瑚!?」

 

雲母は次にネオディケイド鎧武 オレンジアームズにも特攻してくるが、ネオディケイド鎧武 オレンジアームズはガードする。

 

雲母は苦しみだす。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「雲母!?」

 

玻璃「どうした雲母!?そいつもやれ!!」

 

しかし、雲母は木の枝に額を衝突させる。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「雲母!?」

 

珊瑚「・・・雲母!?」

 

雲母は何度も額をぶつける。

 

珊瑚「雲母、やめてっ!!」

 

額の勾玉はコナゴナになった。

 

雲母「グギャアッ!!」

 

珊瑚「雲母!!」

 

珊瑚は雲母に駆け寄る。

 

玻璃「私の支配を・・・!?」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「雲母自身も戦っていたのか・・・!?」

 

珊瑚「雲母!!・・・おまえも元に戻りたかったんだね・・・」

 

玻璃「役立たずに用はありません!!」

 

玻璃は髪飾りの花を飛ばしてきたが、雲母は珊瑚を乗せて跳び上がる。

 

珊瑚「雲母!!飛来骨を!!」

 

雲母は飛来骨の所まで行き、珊瑚は飛来骨を回収。

 

玻璃は髪飾りの花をネオディケイド鎧武 オレンジアームズへ飛ばしてきたが、ネオディケイド鎧武 オレンジアームズは大橙丸と無双セイバーで弾く。

 

玻璃は両括り刀を構える。

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズ「なら、お前は俺が倒すぜ!」

 

無双セイバーと大橙丸を合体させ、長刀状態とし、オレンジロックシ-ドを無双セイバーへ装填。

 

無双セイバー「ロックオーン!!」

 

玻璃を無双セイバー部分から放った衝撃波でオレンジ型の空間内に拘束し、

 

無双セイバー「オレンジ!チャージ!」

 

接近して胴体を両断する。

 

珊瑚「やった!?」

 

玻璃「ふっ・・・このくらいで死ぬとは思わないで・・・うっ・・・はぁぁぁ・・・」

 

魂が抜けていく。

 

玻璃「飛妖蛾さま!!私はまだ戦えるのに・・・」

 

ネオディケイド鎧武 オレンジアームズはベルトごとネオディケイドに戻る。

 

珊瑚「でぃけいど!!やったね!?」

 

ネオディケイド「ああ。雲母・・・。」

 

雲母「ギャウ。」

 

飛妖蛾「もう少しだ・・・、・・・もう少し魂が集まれば私は完璧だ!!」

 

弥勒「冥加さまが言ってたのは本当か・・・くっ・・・」

 

珊瑚「法師さまっ!!」

 

ネオディケイド「弥勒!!」

 

弥勒「珊瑚!!でぃけいども!!雲母を取り戻したのですね・・・」

 

ネオディケイド「・・・ああ。」

 

珊瑚「法師さまは?」

 

弥勒「ええ、なんとか・・・いささか風穴を使い過ぎましたがね・・・それよりそれより妖気が一段と強くなってます・・・雲母を連れて、早くお逃げなさい・・・でぃけいどもです・・・あとは私が風穴で・・・」

 

桔梗は座り込み、死魂虫が桔梗から魂を持っていく。

 

桔梗「・・・瑪瑙丸め・・・死魂までも奪うつもりか・・・」

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