仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:タイムマシン(2002)
犬夜叉だけでなく、珊瑚達やネオディケイドも衝撃で吹っ飛ばされた。
飛妖蛾「はははは!!集え!!我に従うものども!!生きとし生けるものすべての魂を我に献上せよ!!」
地面から大木レベルの蔦がどんどん出て来て、集合体の大木と化した。
村では、巨大な大木を見て、ざわめく人々。
老人「な・・・なんじゃ?」
すると、蛾の鱗粉が舞い降りて、村人たちは吸い込み、倒れてしまう。
村人たちの口から魂が飛び出し、大木の飛妖蛾の元へ集まって来る。
飛妖蛾「はっはっは!!はーっはっは!!」
楓「おお・・・・・・時代樹!!これは・・・一体・・・?」
村人「なにかこっちへ来るぞ!!」
楓「!?」
村人「たくさんいるっ!!」
村人「虫みたい!!」
楓「・・・いかん!!」
楓は印を結ぶ。
巨大な結界を張り、蛾を殲滅していく。
村人「楓さま・・・!?」
楓「一体なにが起ころうとしておるのじゃ・・・?」
かごめ「楓おばあちゃん・・・」
七宝を抱いたかごめが現れる。
楓「かごめっ!?」
かごめは倒れる。
楓「かごめ・・・!?かごめ!!」
蛾は殺生丸達の所にも来ていた。
りんは殺生丸の後ろへ逃げた。
殺生丸「りん、さがってろ・・・」
りん「はい・・・」
邪見「殺生丸さまのお手を煩わせる程ではありません・・・ここはこの邪見めにお任せを・・・」
邪見は人頭杖を蛾の群れに向ける。
邪見「人頭杖の力、とくとごろうじろ・・・」
人頭杖の火炎放射で、蛾の群れを殲滅した。
邪見「ひへへへっ、殺生丸さまに歯向かうなど百年早いわ・・・」
邪見の顔に1羽くっついた。
邪見「ひへーっ!?前が見えましぇぬー!!」
殺生丸は顔を足蹴にし、蛾を殺す。
邪見「はうう・・・」
りん「殺生丸さま、すごーい!!」
殺生丸「飛妖蛾が蘇ったか・・・」
りん「やったね、殺生丸さま・・・」
殺生丸は去ろうとする。
りん「置いてかないでぇー・・・殺生丸さまぁ!!」
邪見「・・・ひどい・・・みんなで邪見にして・・・」
とある洞窟では、弥勒達が鍋をしていた。美姫も同じであった。
ハチ「・・・大丈夫ですかい?弥勒のだんな・・・」
弥勒「・・・ああ・・・美姫さま・・・」
美姫「ええ。でも、私でも時には「油断する事」もありますわ。」
珊瑚「あなたでも時にはあったりするんですね・・・。油断って・・・」
弥勒「美姫さまにも油断もあったりする事もあるとは・・・飛妖蛾は、生きとし生けるものすべての魂を吸収している・・・絶えず強い意識を保っていかないと、すぐにやつの餌食です・・・」
ハチ「いくらなんでもやつらは強すぎますよ・・・弥勒のだんなたちも、今度ばかりは手も足も出せねえってやつですか・・・」
珊瑚「・・・あたしは行くよ!!雲母をこのままにはしておけないからね!!」
弥勒「私も行きます・・・この風穴を悪用されるのを、黙って見過ごす訳にはいきません・・・」
美姫「ですわね・・・。」
ハチ「美姫の姐さんはともかく、二人は無茶ですって!!」
弥勒「なぁに、なんとかなるでしょう・・・」
珊瑚「なんとかするさ・・・」
美姫「なんとかなりますわ・・・」
ハチ「・・・まぁ、どうしてもって言うなら、無理に止めませんが・・・でも、あのばかでかい時代樹を、よじ登るのは骨だと・・・えっ?そんな!?勘弁してくださいよ、だんな・・・!!」
弥勒は右手を構える。
弥勒「てめえ、おれに吸い込まれてえか・・・?」
ハチ「ひえっ!!わかりました、わかりましたよ!!不良法師・・・」
ハチは変化するが、場所が狭い為、弥勒達は押しつぶされそうであった。
美姫「ちょっと・・・。」
珊瑚「この狭いところで化けてどうするのさ!!」
弥勒「てめえ、マジ吸い殺す!!」
犬夜叉は鉄砕牙を地面に刺しながらよろよろと歩くが、仰向けで倒れてしまう。
犬夜叉「クソ・・・この程度の傷で・・・」
冥加「犬夜叉さま、・・・ここは危険ですじゃ・・・一度、西国のほうで逃げて、力を蓄えましょうぞ・・・」
犬夜叉「逃げるだと・・・!?」
冥加「さよう・・・・・・飛妖蛾一族は二百年以上もの長い歳月をかけて復讐しようとしているのです・・・対抗するには、こちらもそれなりに時間をかけねばなりませぬ・・・犬夜叉さまが父君程の大妖怪なるまで待ってから・・・」
犬夜叉「うっせえ!!おらあ気が短えんだよ!!」
冥加「しかし!!」
犬夜叉は起き上がる。
犬夜叉「しかしもかかしもねえっ!!すぐにとって返す!!無茶じゃ!!犬夜叉さま・・・」
犬夜叉は飛妖蛾のいる大木を見た。
犬夜叉「・・・・・・」
冥加「!?」
犬夜叉は冥加を放り投げた。
冥加「・・・な・・・なにを・・・!?」
犬夜叉は鉄砕牙を地面に突き刺して、立ち上がる。
犬夜叉「・・・おめえはうるせえ・・・どこにでもとっとと逃げろ!!おらぁ・・・ひとりで行く・・・」
冥加「だめじゃ!!絶対!!行かせませんぞ!!この冥加、命にかえても止めてみせます!!」
冥加は犬夜叉の鼻にくっつく。
冥加「どうしても行くと言うなら、犬夜叉さま!!この冥加の屍を踏み越えて行きなされ!!」
犬夜叉は冥加を殴り飛ばす。
冥加「・・・犬夜叉さま・・・」
飛妖蛾「犬夜叉め・・・あきらめの悪さは人の血か・・・ならば、その血で座興を見せてもらおう・・・」
飛妖蛾は草の葉っぱで笛のように吹く。
かごめは巫女姿でかえでの看病を受けていた。
かごめ「・・・うう・・・」
楓「どうした?かごめ・・・?」
かごめ「・・・水を・・・」
楓「うむ・・・」
かごめは起き上がる。
かごめ「・・・頭が痛い・・・気持ち悪い・・・」
葉っぱの笛音と額の勾玉が共鳴する。
かごめは立ち上がるが、若干浮いている。
楓「かごめ・・・?」
かごめは振り向く。
楓「かごめ!!どうしたのじゃ!?」
かごめ(やだ・・・体が勝手に動く・・・逃げて!!楓おばあちゃん!!)
かごめは右手の手刀で、楓を斬り裂いた。
犬夜叉は跳躍力にて、木橋へ降り立つ。
犬夜叉「・・・・・・!?」
前から来る巫女に気づく。
犬夜叉「桔梗・・・?」
しかし現れたのは、巫女衣装のかごめであった。
犬夜叉「かごめっ!!」
犬夜叉はかごめに接近。
犬夜叉「無事だったんだな、おまえ・・・ケガはねえか・・・?」
かごめ(犬夜叉・・・逃げて・・・お願い・・・)
犬夜叉「顔色ぃぞ・・・楓のとこに戻って、休んでろよ!」
かごめは犬夜叉に寄りかかる。
犬夜叉「・・・かごめ・・・すまねえ・・・おれがついていながら・・・」
犬夜叉はかごめを抱きしめる。
かごめ「・・・犬夜叉・・・・・・逃げて・・・」
犬夜叉「ああん?うっ!!」
かごめの爪が伸び、犬夜叉左脇付近を貫く。
犬夜叉「うう・・・かごめ!?」
かごめは爪を引き抜く。
かごめ(犬夜叉・・・!!)
かごめは数回右腕を振り上げるが、犬夜叉は避ける。
犬夜叉「誰かに操られてやがる!!」
かごめは爪による波動を飛ばすが、犬夜叉はかごめの元へ跳ぶ。
犬夜叉「あいつのしわざか!?」
かごめ(犬夜叉・・・お願い、逃げてっ!!)
犬夜叉「目ェ覚ませっ!!かごめっ!!」
犬夜叉はかごめの腕を掴むが、橋が酸で切れて崩れてしまう。
かごめは浮いたままで、犬夜叉は落下していく。
かごめ〈飛妖蛾〉「死ね!犬夜叉!!」
かごめは爪による波動を飛ばし、犬夜叉はわずかに受けるが、何とか岩場に着地し、岩場を跳び越えていく。
飛妖蛾「くくく・・・いつまで逃げられるかな・・・犬夜叉」
犬夜叉「くそっ!どうすりゃいい!?」
犬夜叉は壁を登り、森の中へ逃げる。
犬夜叉「かごめにこんなことさせやがって・・・瑪瑙丸の野郎・・・!!許さねえっ!!」
変化したハチに乗って飛妖蛾に向かう美姫達。
ハチ「気のせいか球が膨らんでますぜ・・・」
弥勒「魂を食った分だけ太ったってことか・・・」
ハチ「育ち盛りなんですかい?」
弥勒「あまり育ってもらっても困りますがね・・・」
珊瑚「雲母・・・必ずとり返してみせる・・・」
美姫「飛妖蛾の前にあの女妖怪のどちらかを倒さないといけませんわね・・・。」
珊瑚「なら美姫さん、括り刀の女の方とやります?」
美姫「はい。」
犬夜叉は森の中を疾走するが、かごめ(飛妖蛾)は爪による刃を数発飛ばして来る。
犬夜叉はつまずき、かごめ(飛妖蛾)は衝撃波で犬夜叉を大木へ飛ばす。
犬夜叉「!!・・・桔梗!?」
かごめ(飛妖蛾)は爪の刃の数発は犬夜叉のボディに食らう。
犬夜叉「へっ・・・結局あの時と同じかよ・・・」(・・・いや違う・・・あれは桔梗じゃねぇ・・・かごめだ・・・)
かごめ(犬夜叉・・・お願い・・・私から離れて!!逃げて!!)
飛妖蛾〈さあ殺れ・・・犬夜叉にとどめを刺すのだ!!〉
かごめは葉っぱから生成された弓矢を構える。
かごめ(逃げて!!)
飛妖蛾「死ね!!犬夜叉!!」
珊瑚「飛来骨!!」
珊瑚は飛来骨を投げ飛ばし、飛妖蛾の球にかする。
飛妖蛾「ふん・・・人間どもが・・・」
珊瑚、弥勒、美姫は降り立つ。
ハチ「それじゃ弥勒のだんな、珊瑚と美姫のねえさん、頑張ってください!!」
ハチは逃げるように去る。
美姫「はい!!」
弥勒「この妖気の中、ハチもよくここまで来てくれたものです・・・」
珊瑚「・・・法師さま・・・なぜ手をさする!?」
弥勒「これが今生での最後かもしれませんので・・・」
珊瑚「不吉な事言うな!!」
美姫「とにかく飛妖蛾を倒さなければいけません!」
弥勒「はい!!」
3人は球付近まで近づいた。
飛妖蛾「無駄と知りながら、挑んで来るとは・・・人とは不思議な生き物よ・・・」
弥勒「さァ、それはどうでしょうか?」
弥勒は右手を構え、珊瑚も飛来骨を背負う。
美姫は画面上操作より、ネオディケイドライバーを自動装着。
飛妖蛾「ん?腰にあの固い帯だと!?」
美姫はライドブッカーからカードを取り出し、突き出す。
美姫「変身!」
カードをドライバーに装填。
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
美姫はネオディケイドに変身。
ネオディケイド「飛妖蛾!改めて自己紹介しておく!俺は仮面ライダーディケイド!通りすがりの仮面ライダーだ!」
飛妖蛾「かめんらいだーでぃけいど?通りすがりのかめんらいだーだって・・・?やっぱり声と話し方が別の人間の男に・・・。」
かごめは矢を落とす。
額の勾玉の光が消える。
かごめ「犬夜叉・・・逃げて・・・お願い・・・」
かごめは座り込む。
かごめ「まだ、体が言う事・・・きかない・・・このままじゃ・・・このままじゃ、私・・・あんたのこと・・・」
犬夜叉「ったくよぉ。いいかげんにしやがれ!!」
かごめ「!?」
犬夜叉は右手に力を込める。
犬夜叉「・・・ったく、どいつもこいつも・・・逃げろ逃げろって、うるせったらねえぜ・・・おれは逃げねえ!!おまえを残したまま逃げたりしねぇんだよ!!」
かごめ「・・・・・・」
かごめは右手が震える。
弥勒「風穴ッ!!」
弥勒は風穴を開き、球を吸い寄せようと踏ん張る。
瑠璃「風穴!!」
瑠璃が風穴を開いて来た。
弥勒と瑠璃の風穴対決となった。
ネオディケイドと珊瑚が瑠璃の元へ向かい、小太刀を取り出し、ライドブッカーをソードモードにする。
玻璃「あなた方の相手は、この私!!」
雲母は威嚇してくる。
ネオディケイド「雲母!!」
飛妖蛾「ふっ・・・つまらぬ邪魔が入った・・・」
飛妖蛾は葉っぱで吹く。
かごめ「!!」(・・・またあの音が・・・)「ううう・・・」
犬夜叉「くそっ!!また蛾の毒が・・・」
かごめ「・・・ああ・・・」
かごめは額の勾玉の支配にほぼ負けていた。
弓に矢を装填し、犬夜叉に向ける。
かごめ(犬夜叉・・・いや・・・いや・・・)
かごめ(いやあぁぁっ!!)
同時に矢は射抜かれた。
犬夜叉(かごめ・・・)
矢は犬夜叉の胸を貫く。
犬夜叉「ぐおっ!!」
周りを蛾の群れが飛び交う。
かごめ「犬夜叉!!犬夜叉~~~~ッ!!」
かごめは泣きながら、犬夜叉を呼び叫び、額の勾玉が取れた。
弓も消滅し、犬夜叉は崩れ落ちた。
かごめ「・・・犬夜叉・・・」
かごめは犬夜叉に駆け寄る。
かごめ「犬夜叉!!起きて!!目を覚まして!!」