仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第414話「行く手を阻む紅白巫女」

椿(私はなぜ敗れたのだ・・・私はどこかで道を誤ったのか?)「・・・・・・」(私はなにも間違っていない・・・この四魂の玉さえあれば・・・いくらでもやりなおせる・・・)

 

???「何者!?」

 

椿「・・・・・・!?」

 

???「ここをどこと心得る!」

 

???「人ならば、去れ!!妖怪ならば退治してくれよう!!」

 

椿「控えよ!!」

 

椿は札を見せる。

 

椿「巫女、椿・・・かつてこの館で修行を積んだ者だ・・・」

 

椿は境内へ。

 

椿「懐かしいものよ・・・あのころとほとんど変わっておらぬ・・・」

 

紅葉「紅葉(もみじ)と申します・・・」

 

牡丹「ボタンと申します・・・」

 

椿「今、ここを守るのはそなたたちだけか・・・」

 

紅葉「私たちが、お師匠さまの最後の弟子となりました・・・」

 

椿「そうか・・・」

 

牡丹「椿さまもわれらがお師匠さまの弟子であるとのことですが・・・」

 

紅葉「失礼ですが、御年おいくつなのでしょう?」

 

牡丹「実にお若く見えますが・・・」

 

椿「年ならば、おまえたちより当然上だ・・・・これも修行のたまものよ・・・」

 

紅葉「若さを保つ術があるのですか?」

 

椿「おまえたちも、もっと修行を積んでいけば可能な事だ・・・たやすいことではないがな・・・」

 

牡丹「それでは椿さまは、どのようなご用向きでこちらへ戻られたのでしょう?」

 

椿「・・・私は今、妖怪に追われている・・・」

 

紅葉「・・・えっ!?」

 

牡丹「妖怪!?」

 

椿(・・・さて、どうするか、このふたり・・・いっそ、殺してしまおうか・・・)

 

紅葉「お手伝いいたします、椿さま!」

 

牡丹「椿さまは我らが姉弟子!」

 

椿「ほう・・・」

 

楓の村の民家。

 

かごめを除く皆は寝ていた。

 

かごめ「・・・・・・!!」

 

かごめは起き上がる。

 

かごめ(そっか・・・あれから・・・私、黒巫女・椿の呪いを受けて・・・)

 

犬夜叉「よう、もういいのか?」

 

かごめ「うん、大丈夫・・・」

 

七宝「・・・かごめ?」

 

弥勒「・・・かごめ様?」

 

珊瑚「・・・かごめちゃん?」

 

楓「・・・かごめ?」

 

美姫「・・・かごめさん?」

 

かごめ「もう、大丈夫だって・・・美姫さんも、大丈夫ですから・・・」

 

楓は鍋の汁物を用意する。

 

楓「呪いの主の名は椿とな・・・五十年前、桔梗お姉さまと並び称されていたほどの巫女なのだが・・・」

 

珊瑚「それが、なんで黒巫女なんかに?」

 

楓「わからぬ・・・偶然同じ名前なだけかもしれん・・・」

 

かごめ「・・・あ・・・」

 

犬夜叉「どうした!?」

 

かごめ「四魂の玉の気配を感じる・・・」

 

美姫「何ですって!?」

 

弥勒「本当ですか!?かごめ様・・・」

 

かごめ「はっきり感じるわ・・・」

 

七宝「あれだけでかいかけらじゃからな・・・」

 

犬夜叉「・・・で、どっちの方角だ?」

 

犬夜叉達は外へ、かごめは方角を示す。

 

かごめ「向こうよ・・・」

 

弥勒「行くしかありませんな・・・」

 

美姫「ですわね・・・」

 

楓「四魂の玉を取り返す絶好の機会だな・・・」

 

犬夜叉「あんだよ、楓ばばあ・・・ついて来る気か?」

 

楓「相手は黒巫女・・・巫女であるわしもついてったほうがよいだろうが・・・」

 

犬夜叉「巫女ってのは、ばあさんになっても巫女か?」

 

楓「かごめ・・・」

 

かごめ「犬夜叉、おすわり!!」

 

犬夜叉は潰れる。

 

楓「失礼な奴め・・・」

 

美姫「では、私も!!」

 

弥勒「変身して、例のばいくですな?」

 

美姫「はい!!」

 

美姫は変身して、オーロラカーテンからバイクを出し、跨る。

 

楓「・・・さあ、いくぞ!!」

 

楓は馬に乗り、珊瑚と弥勒は雲母に乗り、飛んでいく。

 

ネオディケイドもバイクで走る。

 

かごめは犬夜叉におぶって跳んでいく。

 

七宝は忘れられていた。

 

少女時代の椿、お師匠様の下で修行中であった。

 

お師匠さま〈・・・椿は覚えが早い・・・〉

 

椿〈本当?お師匠さま?うふふ・・・〉

 

椿「フッ・・・あれから六十年・・・師匠も世を去って当然だな・・・」

 

紅葉「椿さま・・・」

 

椿「この館に伝来の護符を使えば、妖怪退治は叶うのだが・・・さて、どうしたものか・・・」

 

紅葉「我らにお任せください、椿さま・・・」

 

牡丹「退治が叶わずとも、足止めくらいならば・・・」

 

椿「できるのか?相手は邪悪なる妖怪だぞ・・・」

 

牡丹「我らとて修行を積んだ身・・・」

 

紅葉「妖怪退治は、私たち巫女の務めです・・・」

 

椿「では、頼むしよう・・・せいぜい時間を稼いでもらおうか・・・」

 

紅葉と牡丹「「はいっ!!」」

 

紅葉と牡丹は蔵の中を漁っていた。

 

牡丹「これでどうかな、紅葉ちゃん・・・」

 

紅葉「これだけあれば大丈夫よ、牡丹・・・」

 

牡丹「だって、初めてなんだもん・・・」

 

紅葉「だからこそ、やるしかないでしょ・・・」

 

牡丹「これも修行と経験だもんね・・・」

 

紅葉「いざ!!」

 

牡丹「妖怪退治へ!!」

 

二人はその場所へ向かう。

 

椿はある塔へ向かった。

 

椿「・・・・・・」

 

お師匠さま〈・・・ここから決して開けてはならぬ・・・禁断の多宝塔なのだ・・・〉

 

少女時代の椿〈・・・・・・!!〉

 

椿「禁断か・・・ん?」

 

風が起きた場所に神楽が現れる。

 

神楽「奈落が四魂の玉を返せってさ・・・」

 

椿「これは私のものだ!!」

 

神楽「奈落の望みを叶えることができたら、やるっていう約束じゃなかったのかい?」

 

椿「叶えてやるとも!!この四魂の玉を使ってな!!あのかごめという女も犬夜叉も、ついでにでぃけいどもみんな殺してくれるわ!!」

 

神楽「どうやって?あんた、一度負けてるじゃないか・・・」

 

椿「ここには力がある・・・この四魂の玉があれば使える力だ・・・」

 

神楽「いいことを教えてやろうか?」

 

椿「・・・なんだ?」

 

神楽「その四魂の玉を使う時の最上の方法さ・・・」

 

椿「・・・・・・?」

 

かごめ「向こうよ!!」

 

雲母「グルル・・・」

 

珊瑚「どうしたの?雲母・・・」

 

雲母は下りた。

 

弥勒「あれは・・・!?」

 

ネオディケイドもバイクを止めた。

 

犬夜叉「なんでえ、あれは?」

 

ネオディケイド「何か遮ってるな。」

 

ネオディケイドはオーロラカーテンにて、バイクを収納。

 

楓「結界だな・・・わしら巫女が妖怪の入れぬように張る結界だ・・・」

 

弥勒「椿のしわざでしょうか?」

 

かごめ「四魂の玉の気配はこの先だわ・・・」

 

犬夜叉「こんな結界くらい、ぶち破ってやらあ!!」

 

しかし、札にはねのけられた。

 

犬夜叉「いってー・・・なんだ、こりゃあ?」

 

七宝も札を触ろうとしたが、弾かれた。

 

弥勒「ほらほら、遊んでるんじゃありません・・・妖怪に反応です・・・あの結界も、私と楓さまに任せておきなさい・・・」

 

牡丹「・・・出たな、妖怪!!」

 

楓「・・・?」

 

牡丹「待っていたぞ!!」

 

紅葉「おまえが椿さまを殺そうとしている妖怪、犬夜叉か!?」

 

犬夜叉「なんだあ?てめえら、椿の仲間か?」

 

紅葉「椿さまは我らが姉弟子、」

 

牡丹「味方をするのは当然だ!!」

 

犬夜叉「てめえらも黒巫女か!!だったら容赦しねえぞ!!」

 

牡丹「く、黒巫女だと!?」

 

紅葉「あたしたちをバカにしたな!!」

 

犬夜叉「黒巫女じゃないってのか!?」

 

紅葉「ほざくな妖怪!!我が名は紅葉!!」

 

牡丹「我が名は牡丹!!」

 

紅葉「我らは妖怪退治の修行を積んだ巫女であるぞ!!」

 

牡丹「人を呪う黒巫女なんかと、一緒にするな!!」

 

かごめ「・・・なんか、正統派らしいわよ・・・」

 

ネオディケイド「みたいだな・・・。」

 

珊瑚「噂の手下じゃないのか?」

 

弥勒「まあまあ、お二人ともお待ちなさい・・・」

 

紅葉「黙れ!!見ればきさま、法師であろう!!」

 

紅葉「きさま、退治屋であろう!!」

 

紅葉「きさま・・・、・・・・・・!?」

 

紅葉「なにあれ、変な服!」

 

牡丹「でも霊力あるみたいだし・・・」

 

紅葉と牡丹「「・・・巫女であろう!」

 

かごめ「・・・まあ、そんなところだけど・・・」

 

紅葉「仮面の鎧!!貴様は!?」

 

ネオディケイド「俺か?おれは仮面ライダーディケイド!!通りすがりの仮面ライダーだ!!」

 

牡丹「か、かめんらいだーでぃけいど?全然通りすがってなくない?」

 

紅葉「では、で、でぃけいど!!一度鎧を解け!!顔を見せろ!!」

 

ネオディケイド「ああ。」

 

ネオディケイドはベルトに手を掛ける。

 

二人はその部分を見逃さなかった。

 

レバーを引き、変身を解除した。

 

紅葉「何!?」

 

牡丹「お、女!?」

 

紅葉「それにピンク髪で、あの黒髪と似た雰囲気の服だ!!さっきは完全に声も話し方も男ではないか!?」

 

牡丹「きさまは何だ!?巫女ではないのか!?」

 

美姫「かごめさんと似た雰囲気の服ですが、巫女ではありませんわ。これで満足でしょうから、再度変身ですわ!」

 

腰に自動装着し、カードを突き出す。

 

紅葉「手札!?」

 

美姫「変身!」

 

牡丹「へ、変身・・・!?妖怪の「変化」ではなく!?」

 

カードをドライバーへ装填。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

美姫は再びネオディケイドに変身。

 

紅葉「そ、それが、なぜあんな、妖怪共とつるんでいる!!」

 

楓「・・・わしはこっち組かい・・・」

 

七宝「おらたち、人に悪さなんかしておらんぞ!!」

 

牡丹「なんで!!紅葉ちゃん、あれ可愛いよ!!」

 

雲母「ミャー・・・」

 

紅葉「あれも可愛い!!」

 

牡丹「どうしよう・・・?」

 

紅葉「どうしよう・・・」

 

かごめ「どうしよう・・・悪い人達じゃなさそうなんだけど・・・」

 

犬夜叉「けっ!!」

 

ネオディケイド「なんとか突破して、椿の元へ行きたいがな・・・」

 

弥勒「なんとか説得するしかないでしょう・・・おーい!!お二方ー!!」

 

紅葉と牡丹「「・・・分かった!!」」

 

紅葉「妖怪め!!姿を偽っているな!!」

 

二人は七宝を指す。

 

牡丹「愛くるしい姿に化けてその者達をたぶらかしたようだが、我らには通じぬぞ!!」

 

紅葉「見た目に騙されるものか!!」

 

七宝「おらが、おらが悪いのか?」

 

犬夜叉「おたおたすんじゃね、七宝!!邪魔するってんなら、力ずくで通るまでだ!!」

 

ネオディケイド「待て犬夜叉。」

 

珊瑚「もう少し、説得してみよう・・・」

 

紅葉と牡丹は印を結ぶ。

 

紅葉「行くよ、牡丹!!」

 

牡丹「任せて!紅葉ちゃん!!」

 

すると、

 

弥勒「まあまあまあ・・・」

 

紅葉「ひっ・・・!?」

 

弥勒が二人の後ろへ。

 

弥勒「なぜ我々が、あの妖怪たちと一緒にいるのか、説明いたしましょう・・・」

 

弥勒「そもそもの始まりは、四魂の玉の存在なのです・・・」

 

弥勒はつい二人の尻をさわさわする。

 

紅葉と牡丹「「いやーっ!!」」

 

弥勒は引っ叩かれる。

 

紅葉「おのれ、きさまら!!妖怪に心を売り渡して、仲間になったなっ!!」

 

弥勒「手が・・・手が、 妖怪に呪われているのです・・・」

 

ネオデイケイド「あのな・・・」

 

犬夜叉「てめーの呪いは違うだろうが・・・」

 

かごめ「どうするのよ、もう!!話をこじらせちゃって!!」

 

弥勒「いやーすいません。つい・・・」

 

犬夜叉「椿はこの向こうか!!」

 

紅葉「ここは通さぬ!!」

 

紅葉と牡丹「「行けっ!!」

 

紅葉と牡丹は大量の紙を飛ばして来た。

 

しかし、

 

犬夜叉「・・・・・・?」

 

かごめは蹴った。

 

かごめ「なに?これ・・・」

 

楓「式神だ・・・紙の人形に魂を宿らせて操る術だ・・・」

 

犬夜叉は鉄砕牙を抜いた時の衝撃波で消し去った。

 

七宝「こいつら、弱いぞ!!」

 

弥勒「本気になるまでもありませんな・・・」

 

珊瑚「ほんとだね。」

 

雲母は手でつぶした。

 

ネオディケイドはライドブッカー・ガンモードの光弾で数枚撃ち抜いた。

 

牡丹「・・・なかなかやるな、妖怪ども・・・」

 

紅葉「今のは、ほんの小手調べ・・・」

 

紅葉は一本の髪を出す。

 

牡丹「おまえたちの髪の毛を手に入れるためのな!!」

 

牡丹もである。

 

楓「むっ、あやつら・・・!?式神に我らの姿を写す気か!?」

 

牡丹「よくわかったな、妖怪!!」

 

楓「わしは巫女だ!!」

 

紅葉と牡丹はお札に髪を入れ、召喚するように放り投げた。

 

するとお札が光り出す。

 

かごめ「姿を写すって、いったい誰の?」

 

楓「わからぬ!!」

 

犬夜叉「どんな相手だろうとぶっ飛ばす!!」

 

ネオディケイド「何!?」

 

犬夜叉「な、なんだ・・・」

 

弥勒「これはまさか・・・」

 

珊瑚「まさかとは思うけど・・・」

 

七宝「犬夜叉か!?」

 

犬夜叉「おれはあんなんじゃねェ!!」

 

かごめ「じゃ・・・じゃあ・・・まさか、あれ・・・」

 

弥勒「まさかでしょう・・・」

 

珊瑚「まさかだ・・・」

 

ネオディケイド「そのまさかだ。」

 

七宝「じゃが・・・あれはかごめではないのか・・・!?」

 

式神は巨大な犬夜叉とかごめ化した。

 

かごめ「いやーっ!!」

 

椿は焚火をしていた。

 

神楽「・・・ご大層な儀式じゃないか・・・そんなに頑丈な封印なのかい?」

 

椿「・・・これは扉を開くためのものだ・・・中にはさらに強力な封印が施されている・・・」

 

神楽「へーえ・・・」

 

巨大犬夜叉とかごめが犬夜叉達に立ちはだかる。

 

紅葉「うまくできたね、牡丹!!」

 

牡丹「可愛くできたね、紅葉ちゃん!!!」

 

牡丹「・・・どうだ、驚いたか!!」

 

紅葉「姿ばかりではないぞ・・・その能力も、当人そのままの生き写しだ!!」

 

犬夜叉「似てねえっ!!」

 

かごめ「似てねえっ!!」

 

紅葉と牡丹「「行けっ!!」」

 

式神の犬夜叉「行くーっ!!」

 

式神の犬夜叉とかごめは向かっていく。

 

犬夜叉「・・・こんなこけおどし!」

 

犬夜叉は跳びかかっていく。

 

犬夜叉「散魂鉄爪!!」

 

式神犬夜叉「散魂鉄爪ッ!!」

 

式神犬夜叉の一撃を食らい、式神かごめの破魔の矢が妨害した。

 

ネオディケイド「弓を引くと、矢が生成され、発射される・・・か。」

 

犬夜叉「邪魔すんじゃねえ!!かごめ!!」

 

かごめ「あいつをあたしの名前で呼ばないでよっ!!」

 

犬夜叉「くっそおー!!」

 

二人の犬夜叉は向かい合っていく。

 

かごめ(・・・そうだ!!あの式神も犬夜叉だったら・・・)「おすわりっ!!」

 

犬夜叉は潰れ、式神犬夜叉に踏まれた。

 

犬夜叉「・・・って、いきなり何しやがる!!」

 

かごめ「ごめーん!!」

 

楓「身につけているものの能力までは写せぬようだな・・・」

 

犬夜叉「しょせんはニセモノだぜ!!ちょっと、うらやましいけどよ・・・」

 

犬夜叉は鉄砕牙を抜くと、式神犬夜叉も鉄砕牙を抜くが、刀身がスポンジ棒のようだった。

 

犬夜叉「ハッハーー!!何だその刀ー!!行くぜ!!」

 

犬夜叉はお札の結界に引っかかり、式神かごめが矢を放ち、犬夜叉は弾き落とす。

 

犬夜叉「かごめ!!あのかごめ、なんとかしろ!!」

 

かごめ「だから、あれを私の名前で呼ばないでっ!!犬夜叉こそ、あの犬夜叉、なんとかしてよ!!」

 

犬夜叉「あれはおれじゃねえ!!」

 

弥勒「・・・やれやれ、仕方ありませんなぁ・・・」

 

珊瑚「あたしたちがやるよ・・・」

 

ネオディケイド「ならおれも混ざるぞ。」

 

ネオディケイドも二人の間に割って入る。

 

弥勒「とは言ったものの・・・なんかやりづらいですなぁ・・・」

 

珊瑚「法師さま、でぃけいど、かごめちゃんのほうをお願い!!」

 

かごめ「かごめちゃんって呼ばないで!」

 

弥勒「いや、私が犬夜叉のほうを退治しますとも・・・」

 

珊瑚「あたしも犬夜叉のほうなら容赦なく叩けるんだけど・・・」

 

弥勒「ええ。」

 

ネオディケイド「おれならどっちも容赦なく叩けるがな・・・」

 

弥勒「そうなんですか・・・?」

 

ネオディケイド「あの二人は所詮式神だろ?」

 

珊瑚「そうだけど。」

 

犬夜叉「て、てめえらそりゃ。どういう了見でい!!」

 

犬夜叉「どいてろ、てめえら!!こんなやつら、風の傷でぶっ飛ばしてやらあ!!」

 

犬夜叉は鉄砕牙を構える。

 

犬夜叉「行くぜえ!!」

 

紅葉と牡丹はお札を合わせ、犬夜叉を拘束状態へ。

 

犬夜叉「!? か・・・っ体が・・・!?」

 

牡丹「どうだ、妖怪!!その動き、封じてくれるわ!!」

 

七宝と雲母も倒れる。

 

かごめ「七宝ちゃん!!」

 

牡丹「あの可愛いのも苦しんじゃってるよ・・・」

 

紅葉「仕方ないのよ・・・妖怪なのよ・・・」

 

楓「おまえたち、よさんか!!」

 

牡丹「あの妖怪、まだ動いてるわよ!!」

 

ネオディケイド「あの二人、まだ楓ばあさんを妖怪呼ばわりか・・・」

 

紅葉「行けっ!!」

 

式神犬夜叉とかごめは前進し、ネオディケイド、弥勒、珊瑚が止めようとする。

 

紅葉「おまえたち、邪魔するならば、妖怪共々退治する!!」

 

かごめ「ちょっと、もうやめてよ!!あたしたち退治されるようなこと、してないんだから!!」

 

楓「法師どの!!でぃけいど!!まず、あの巫女たちをおとなしくさせよう!!」

 

弥勒「ええ、仕方ありません!!」

 

ネオディケイド「だな。」

 

式神犬夜叉は刀を振り下ろすが、弥勒達は避ける。

 

紅葉「妖怪退治の邪魔するな!!」

 

犬夜叉「てーめーえーらー、いいかげんしろよー・・・」

 

紅葉と牡丹「「ふんっ!!」」

 

犬夜叉は重力にかかったように、座り込む。

 

犬夜叉「いい加減にしねえとなぁ・・・」

 

式神かごめの矢を鉄砕牙をガードし、式神犬夜叉の振り下ろしを何とかガード。

 

牡丹「しぶといやつ!!」

 

紅葉「負けるものか!!」

 

珊瑚「おまえたち!!気をつけな!!」

 

珊瑚は飛来骨を投げつけ、二人は座って避けた。

 

七宝「おおっ!!体が!!」

 

犬夜叉は刀身を押し上げ、式神犬夜叉は倒れた。

 

牡丹「ケホッケホッ!!」

 

紅葉「・・・・・・!!」

 

犬夜叉は風の傷の衝撃波で式神犬夜叉とかごめを消し去った際に、紅葉と牡丹は巻き添えでぶっ飛んだ。

 

そして、気絶。

 

犬夜叉「どうでえ・・・」

 

ネオディケイド「とりあえず、ここは突破できるな。椿との決戦は近い。」

 

かごめ「はい!!」

 

弥勒は二人に近づき、

 

弥勒「気を失っているだけです・・・命に別状はありませんな・・・これといったケガもなく・・・」

 

珊瑚は弥勒の耳を引っ張る。

 

弥勒「あいたたた・・・」

 

かごめ「どうしよう、このふたり・・・気がついたら、またおらたちを襲って来るんじゃろうか?」

 

弥勒「椿にだまされたか、乗せられたか・・・いずれにせよ、きちんと説明すればわかってくれると思います・・・」

 

犬夜叉「誰がやるんでい、そんなまどろっこしいこと・・・」

 

弥勒「もちろん、私がやりましょう・・・」

 

ネオディケイド「大丈夫か?」

 

弥勒「はい!!私がふたりを介抱し、きちんと説明しておきましょう・・・」

 

かごめ「七宝ちゃん、弥勒さまと一緒に残ってくれる?」

 

七宝「おらが?でも、おら、なにをすればいいんじゃ?」

 

珊瑚「法師さまを見張ってるだけでいいよ・・・」

 

弥勒「たはっ・・・」

 

かごめ「それに、七宝ちゃんなら悪い妖怪じゃないって説得しやすいかも・・・」

 

七宝「おらがしっかりせねばっ!!」

 

珊瑚「雲母、おまえも残っていて・・・」

 

犬夜叉「勝手にしな!!おれは椿を追うぜ・・・」

 

犬夜叉は結界に向かうが、

 

楓「これ、犬夜叉!!」

 

犬夜叉は札の結界に弾かれる。

 

楓「・・・結界を解くまで待っておれ・・・」

 

椿「間もなく開く・・・」

 

神楽「いったい、ここになにがいるんだ?」

 

椿「鬼だ・・・」

 

少女時代の椿〈・・・・・・〉

 

お師匠さま〈・・・百年前の当主が多くの仲間を失いながらも、封じ込めることしかできなかった鬼なのだ・・・それ以来、当家で代々封じて来た・・・椿よ、おまえもいずれはすぉの役目を受け継いでもらうぞ・・・〉

 

少女時代の椿〈はい、お師匠さま・・・〉

 

お師匠さま〈ここは決して開けてはならぬ禁断の多宝塔なのだ・・・〉

 

火は消えた。

 

神楽「・・・・・・!!」

 

扉は開く。

 

椿「この多宝塔に封じた鬼は、あまりにも強い・・・だが・・・」

 

神楽「四魂の玉を使って飼い慣らそうってのかい・・・」

 

椿「使ってみせよう・・・」(このまま終わるつもりはない・・・)

 

犬夜叉「なんか見えて来たぞ!!」

 

かごめ「四魂の玉の気配は、あの先!!」

 

珊瑚「あそこに椿はいるのか!!」

 

ネオディケイド「椿を倒す!!」

 

犬夜叉は門を通過しようとしたが、結界に阻まれる。

 

犬夜叉「なんでい、こりゃ!?」

 

楓「門にも結界が張られておったか!!」

 

犬夜叉「うおおおおりゃあ!!」

 

犬夜叉は強引に通過した。

 

ネオディケイド「犬夜叉・・・」

 

楓「なんとまあ・・・無茶をする・・・」

 

犬夜叉「出て来やがれ!!椿!!」

 

犬夜叉「・・・・・・!?」

 

珊瑚「あ・・・」

 

ネオディケイド「森で赤いもやが・・・」

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