仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
今日ははぐくみフードフェスティバルと言うイベントの開催日で、はな達は開場前の会場に来ていた。
すみれ「はぐくみフードフェスティバルよ。」
その中にははなの母親のすみれもいて、イベントの名前を言う。
はな「チキン・・・カレー・・・ラーメン・・・焼きそば・・・パフェにアイス!あちらには未体験のスイーツが・・・!」
美姫「よだれよだれ。」
色んな食べ物に興味津々のはながよだれ出してたのを美姫が注意する。
さあや「私達、今日食べに来たんじゃ無いでしょ?」
すみれ「そう。キラッとお仕事しChao。記念すべき第一号は、ここのウェイトレスさんよ。しっかりね。」
はな・さあや・ほまれ「「「はい!」」」
すみれがタウン誌の企画のページを見せる。
今回訪れたのはタウン誌のコーナーの仕事の為で、はな達はウェイトレスとして手伝う事になっているのだ。
美姫「すみません。私も無理言って入れさせて貰って。」
すみれ「ううん。良いのよ。でもまさか、あの時、あなたが神城美姫さんなんて思いも寄らなかったわ。」
美姫もウェイトレスとして参加する事になり、すみれがタウン誌のライターだと言う事はここに来る前にはなから聞いていた。
すみれ「どこで美姫さんと知り合ったの?」
はな「え、えっと・・・」(プリキュア絡みで知り合いになったとは言えない・・・。)
さあや「ハリーの所に住み込みで働く事になって知り合ったって伝えたら?」
はな「あそっか。美姫さん、住み込みでハリーのお店で働く事になって、それで知り合ったの。」
すみれ「ああ、あの人の所ね。下手な記事は書けないわね。下手な記事書いちゃったら、うちの会社が潰れちゃうわ。」
美姫「いやいや、そこまで気にしませんから。」
はな「大人っぽい、イケてる私になる為に、頑張るぞーっ!」
はな達は森の中に移動し、ミライパッドを取り出す。
ほまれ「それじゃあ衣装チェンジ、行くよ。」
ほまれがミライクリスタル・オレンジをミライパッドの上部にセットする。
ほまれ「ミライパッド、オープン!」
画面から光が放たれ、ドアが開く。
ほまれ「お仕事スイッチ、オン!えっ?」
さあや「あら・・・!」
ミライクリスタルの力で、さあやとほまれは可愛らしいウェイトレスになったが、はなだけは違っていた。
はな「何で私だけタコ・・・?」
何故かタコ焼き屋の格好になってしまった。
美姫「へぇ、ミライクリスタルはそんな事も出来るんですね。」
さあや「前にお花屋さんを手伝った時もお花屋さんになったんです。」
エプロンを身に着けた美姫がミライクリスタルの力に関心を持ち、さあやが以前花屋を手伝った時は花屋になった事を話す。
美姫「でも何で野乃さんだけタコ焼き屋?薬師寺さんと輝木さんはウェイトレスなのに。」
はな「私が知りたい・・・。」
地味に近い私服にエプロン姿の美姫が首を傾げて尋ねると、はなは泣きながら私が知りたいと言った。
美姫「その格好だと、タコ焼き屋に行くしかないですわね。」
はぐくみフードフェスティバルが開かれ、人々が沢山訪れる。
ハリー「おわー、盛況やな。」
はぐたんを抱っこ紐で抱えたハリー(人間態)が現れる。
ハリー「あの三人、きばっとるかいなー?」右手を額に当て、はな達を探す。
ほまれ「七十八番のお客様、はぐくみソフトクリームのバニラとチョコ、お待たせしました。」
ほまれがトレイに乗ったソフトクリームを、注文した人達のいるテーブルに置く。
ハリー「おおー。」
さあや「お待たせ致しました。ボロネーゼラーメンととろとろ卵のカレーライスです。」
さあやもラーメンとカレーライスを、注文した人達のいるテーブルに置く。
ハリー「おおー!」
美姫「お待たせしました。ミートソースパスタとチーズピザです。お子さん用にお皿もご用意しましたので、良ければお使い下さいませ。」
美姫も家族連れのいるテーブルにパスタとピザを置き、お子さんの為に小さい皿を用意したりと、気遣いも見せる。
ハリー「伊達にバイトを転々としてた訳や無いな。で、はなは・・・ん?」
はなを探すと、タコ焼き屋の傍で立ち尽し、口をタコに形作ってたのを見つける。
ハリー「何でやねん!」
ハリーがツッコむのと同時に、はぐたんもタコの口を作った。
さあや・ほまれ「「はぐたん!」
ハリー「おおい、イケメン店長もおるで。」
ハリーがさあや・ほまれ・美姫の元に歩み寄る。
美姫「それ自分で言います?」
ほまれ「何だ、ネズミも来てたの。」
ハリー「誰がネズミや!ハリハム・ハリーさんや!」
さあや「飲食店の周りでネズミ連呼したらダメだよ?」
ハリー「あっ、はい。」
ハリーが注文を取ってから椅子に座り、はなから違う格好になった事を聞く。
ハリー「ほーん、はなだけが違う格好に・・・。」
はな「そうなの・・・。この格好じゃ自動的にタコ焼き屋担当にされちゃって・・・。」
ハリー「俺食うた事あるで。あの店のタコ焼き屋、めっちゃ美味いねんけど・・・。」
さあや「毎年出店してるけど、他のお店の人気に押されて今一つなんだって。」
ハリー「あそこの親父さん、愛想無いもんな。タコ焼き一筋五十年!って感じや。」
ほまれ「お待たせ。」
ハリー「おおきに。」
ほまれ「ピッツァすき焼き風とラムネ。のびのび麦茶。」
ほまれがハリーの注文したピザとラムネ、はぐたん用の麦茶を運んで来る。
ハリーがピザを食べ、はぐたんが麦茶を飲む。
さあや「どうしてはなだけ違う制服になったのかな・・・。」
ほまれ「私のクリスタルでウェイトレスの制服になるって言ったのに。」
はな「ハリー、何でなの・・・?」
ハリー「そら何か、ミライパッドはんの考えがあるんかもしれへんな。」
はな「ミライパッドの考え?」
ほまれ「そんなのある訳?」
ハリー「ああ見えてもミライパッドはんは深いんや。深過ぎて俺も・・・」
さあや「分からないのね。」
美姫「まさか・・・ミライパッドの中に妖精がいる。とか?」
ハリー「それは無い。」
美姫「えっ。」
ハリー「けど、はなと二人の、何か違いみたいなモンを感じてるんかもな。」
はな「私と二人の違う所?」
女子A「わー、混んでる・・・。」
女子B「どうしよう・・・。困ったね・・・。」
さあや「いかがなさいましたか?」
すぐ傍で二人の女子が困った表情を浮かべるのを、さあやが気付き、声を掛ける。
女子A「急いでるんだけど、時間掛かりますか?」
さあや「アメリカンドッグ、焼きそばでしたら二分程でご用意出来ます。」
ミライパッドで料理の出来上がる時間を確認し、アメリカンドックと焼きそばが二分程で用意出来ると伝える。
女子A「でも、せっかくだから人気メニュー食べたいよね?」
女子B「うん。」
さあや「でしたら、はぐくみチャウダーはいかがでしょうか?人気店ですが、ご用意まで三分二十秒程です。」
女子A「いいねそれ!」
女子B「それにします!」
女子C・女子B「「ありがとう!」」
二人の女子はさあやにお礼を言い、クラムチャウダーの店へ向かった。
はな「さあや凄い・・・!」
さあや「料理の調理時間を全部データにしておいたの。」
はな「全部!?」
美姫「凄いですわっ・・・!」
はなだけで無く美姫も驚く。
ハリー「ホンマに偉い混みようやな。」
美姫「丁度昼ですしね。混んで来るのは仕方ありません。」
昼時になり、人も増えて混み出す。
ほまれ「うん。お客さんが遠いと料理が冷めちゃう。」
さあや「私も、さっきアイスが溶けかけちゃって。」
美姫「近くのテーブルを確保出来れば問題無いけど、遠いテーブルしか取れないとね。」
ほまれ「何とか出来ないかな・・・。」
ほまれがローラースケートで遊ぶ少年達を見る。
ほまれ「あれいいじゃん!」
閃いたほまれは、ローラースケートで会場を走る。
ほまれ「オーダー上がったよ!はーい!」
パスタ店に素早く到着し、パスタをトレイに乗せて注文した人達の所にいるテーブルに向かって走る。
ほまれ「二百番のお客様、お待たせしました。」
素早くそのテーブルに到着し、パスタを置いた。
はな「やるぅ!」
美姫「ローラースケート。これなら時間を掛けずに行けますし、料理が冷める事はありませんわね。」
さあや「ほまれならでは、ですね。」
美姫「自分の得意分野で貢献出来るのって、嬉しいですよね~。あっと。」
テーブルを探してた家族連れに気付き、その家族連れの方へ向かう。
美姫「今そこのテーブルが空きますので、少しお待ち下さい。」
食べ終えた客達が立ち、去ってから空いたテーブルの方まで移動し、持ってたふきんでテーブルを拭く。
美姫「お待たせしました。どうぞ。」
家族連れにそのテーブルへ案内させ、今度はゴミ箱を探す男性の元へ向かう。
美姫「ゴミ箱でしたら、あちらの方にありますよ。」
はな「凄い気遣い・・・!あの男の人、美姫さんに見惚れてる顔してるというか・・・」
さあや「きっといい匂いにやられてると思う・・・。」
ほまれ「たぶんね・・・」
ビューティーハリーは繁盛をしていた。
一通り終え、はな達の所に戻る。
ハリー「あそこまで出来るたぁ、オールラウンダーやな。」
美姫「流石にいくら私でも料理の出来時間までは把握出来ません。」
ひなせ「あれ?野乃さん。」
はな「ひなせ君、どうしたの?」
ひなせが同じ吹奏楽部の男子二人と一緒に現れる。
ひなせ「毎年、吹奏楽部の有志で演奏させて貰ってるんだ。」
はな「演奏?凄い!」
ひなせ「良かったら、聞きに来てよ。」
はな「うん!行く行く!」
ひなせ「野乃さん達は?その恰好・・・」
さあや「お手伝いに来てるの。」
ひなせ「へぇ・・・凄いね。じゃあ、準備があるから。」
さあや「頑張ってね。」
ひなせ達は準備の方に向かった。
はながタコ焼き屋の方に戻るが、ここだけは行列が出来て無かった。
はな「私も何かやんなきゃ!さー、らっしゃいらっしゃい!タコ焼きいかがー!?美味しいよー!熱いよ!丸くて熱いタコ焼き、一筋五十ねーん!」
店長「五十年だと!?」
はなが呼び込みする最中、店長がタコ焼き屋歴を勘違いした事に怒鳴る。
はな「六十年でしたか・・・?」
店長「四十九年だ。」
はな「すみません・・・!」
四十九年と伝え、はなが震えながら頭を下げて謝る。
店長「呼び込みなんざいらねぇ。こちとら、味で勝負の四十九年だ。静かにしてろ。」
はな「は、はい・・・!」
その直後、サンドイッチ屋から料理が上がったのを聞き、運びに向かう。
だがすぐ近くの列からお子さんが出て来た事に驚き、サンドイッチと飲み物の乗ったトレイを誤って飛ばしてしまい、転んでしまう。
はな「めちょっく・・・!」
落ちそうになった所にほまれが右手で乗せ、はなの方を向いてピースサインを送る。
はな「ほまれ~・・・!ナイスキャッチ・・・!」
泣きながらそう言い、右手の親指を立てる。
ほまれ「お待たせしました。」
器用に滑り、注文したテーブルに運ぶと、周りの人達から拍手が湧いた。
はな「ほまれも凄いなぁ・・・。」
さあや「近くの観光ですね?タワーの後は、はぐくみ博物館がオススメです。」
さあやはミライパッドを使い、観光の案内をする。
美姫「よっと。ほっと。ふっと。」
美姫はすぐさま空いたテーブルをふきんで拭き、素早くテーブルをすぐ使えるようにさせる。
責任者「あの三人、いいですね。」
女性「ええ、手際もいいし、会場自体が盛り上がるわ。」
責任者の女性とウェイトレスの一人が三人を高評価する。
はな「はぁ・・・。さあやとほまれは同じ歳なのに、何でこう違うんだろ・・・。新しいミライクリスタルも、私だけ、無い・・・。」
これを聞いたはなは、徐々に自信を無くしてしまう。
ほまれ「ほら、はな。」
はな「ありがと・・・。」
ほまれがベンチに座るはなに紙パックのジュースを差し出す。
さあや「どうしたの?元気無いね。」
はな「私・・・何も出来ない・・・。」
さあや「はな・・・。」
はな「美姫さんは仕方ないけど・・・二人みたいに・・・出来ない・・・。」
ほまれ「何言ってるの!人と自分を比べたってしょうがないじゃん!はなははなでしょ?」
はな「はなははなでも、何も出来ないはなだもん!」
クライアス社あさぱぶ支社 会議室
ルールー「新しいプリキュアが生まれてから、データに無いミライクリスタルが五つ出現。アスパワワを著しく増加されると予測されます。」
ルールーが淡々と報告を行う。
ルール「その上、プリキュアに超危険人物、仮面ライダーディケイドも加勢しました。」
リストル「社長は非常にご立腹ですよ。プリキュアとディケイドの為に計画が一向に進まないとね。ディケイドはつい最近現れたので仕方ないですが、それと言うのもどなたかが、プリキュアをのさばらせておくからでは?」
パップル「ちょっと!あたしのせいだっての?」
ダイカン「ミライクリスタルの奪取は、プリキュアとディケイドのせいで失敗続きだ。」
パップル「しもしも・・・!じゃなかった。そもそも、チャラリートが最初に失敗した上に、ちゃんと報告しなかったのが原因なの!」
ダイカン「どうやら、私が出張らねばないようだな。」
パップル「ちょっと部長!それって私も左遷部屋行きって事!?」
ダイカン「先に行ってるチャラリートと似た者同士、せいぜい仲良くする事だ。」
パップル「冗談じゃないわよ!あの無能チャラ男と一緒にしないで!見てらっしゃい!あたしのブッ飛びな活躍を!」
のびのびタワー 展望台
すみれ「はなが?」
さあや「はい・・・。」
ほまれ「何か、辛そうで・・・。」
さあやとほまれがのびのびタワーの展望台で仕事するすみれにはなの事を話す。
すみれ「仕事だもの。楽な事ばかりじゃないわ。それも大切な経験よ。で、二人はどう?今日仕事してみて。」
ほまれ「与えられた事をやるだけじゃなくて、自分で工夫するのも大事なんだなって。」
さあや「お客様に頼られるって、凄く嬉しいなって思いました。」
すみれ「良い記事になりそう。この後も頑張ってね。」
さあや・ほまれ「「はい!」」
その頃はなは、ひなせの所属する吹奏楽部のコンサートに行き、拍手を送った。
はな「凄~い!もうガーン!と来たよ!」
ひなせ「ありがとう。」
はな「みんなで一つの音楽を―――」
ひなせ「野乃さん?」
ほまれが後ろを通り過ぎて言葉を止め、ほまれの方を向くと、さあやもいた。
はな「みんな輝く才能を持ってるのに、私には何も無い・・・。」
ひなせ「野乃さんにだってあるよ。輝く個性が。」
はな「えっ?」
ひなせ「吹奏楽はね、色んな楽器でハーモニーを作るんだよ。一つの楽器だけじゃ無くて、色んな楽器の音がある。」
ひなせ「楽器一つ一つの個性が合わさって、想像を超えた素敵な音が奏でられるんだ。野乃さんは野乃さんしか出せない音を、思い切り奏でればいいんじゃないかな?」
はな「そんな難しい事言われても・・・。」
タコ焼き屋に戻ってからそう呟き、店長の方を向く。
はな「でも、何かやらなきゃ・・・。」
一瞬ビクッとなって視線を逸らし、呼び込みを行う。
はな「らっしゃいらっしゃい!美味しいタコ焼き、いかがですかー!?」
店長「おーい!」
はな「また・・・すみません・・・。」
店長「食ってみろ。食いもしないで、何故美味しいと思う?」
店長がタコ焼きの刺さった爪楊枝を差し出す。
はな「あ・・・私・・・」
店長「ほれ、冷めちまうだろ?」
はな「は、はい。」
爪楊枝を受け取ってタコ焼きに息を吹きかけて冷まし、口に入れる。
はな「美味ひ~い!」
美味しさにテンションが上がり、その時の行動を見た人達がはなを見て笑っていた。
はな「ごめんなさい・・・!」
店長「あん?」恥ずかしさに頬を赤くし、ごめんなさいと謝る。
はな「笑われちゃい・・・ました?本当に・・・何も出来なくて・・・!」
はなの目には涙が溜まる。
はな「つっ・・・!」
店長「お、おい!待て!」
そのままはなは泣きながら走り去ってしまった。
悲しげな表情で埠頭付近のベンチに座っているはなの元に、はぐたんを抱っこ紐で抱えたハリーと美姫が現れる。
ハリー「はなー?」
美姫「大丈夫?」
はな「はぐたん・・・。ナツさん・・・。」
ハリー「ちょぉ!ワイはスルーか!?どないしてん?おっかしな顔しよってからに。」
はな「顔?」
ハリー「こないな顔しとるやんか。」
手を頬に当てて変顔を作る。
ハリー「いつもはこないな顔やけどな。」
今度はテンションの高い表情を作り、両腕を上下に動かす。
美姫「ハリー、ちょっとは空気読みなさい。」
ハリー「そんなにワイ・・・読めてへんか?」
美姫「うん。読めてない。」
はな「私なんて・・・変顔しか出来ない・・・。」
はな「ダメダメなんだ・・・!」
ハリー「はぁ?何言うてんの?あんな、はな―――」
はな「はぐたん、私ね、大きくなったら、何でも出来る、何にでもなれるって思ってたの・・・。」
ハリー「はな、まだアンタは、大人の階段上る途中や。それはどう言う事かっちゅうと―――」
はな「なのに何も・・・何も出来ないよ・・・!」
ハリー「お前、ハリーさんがエエ話しよ思てんのに、完全スルーやな。」
美姫「理由は分かりますわ。薬師時さんと輝木さんを見てそう思ったんでしょ?」
はな「うん・・・。」
美姫「けど、最初から何でも出来る人なんていませんよ。」
はな「じゃあ・・・私と二人の違いって何・・・?」
美姫「おそらく挫折を経験している・・・でしょうか。」
はな「挫折・・・?」
少し考え、挫折を経験していると伝える。
美姫「薬師寺さんは何度かオーディションに落ちてて、輝木さんはつい最近までスケートを止めてた。幼い頃のミスが原因で最近までスケートを止めてたって輝木さんから聞きましたわ。挫折する事は、悪い事じゃなく。成長するきっかけなのです。だからって言って、わざと挫折しちゃ意味ありせんが。」
その頃、パップルが会場に現れ、タコ焼き屋の店長に目が行く。
はなの効果もあって、タコ焼き屋には行列が出来ていた。
店長「何も出来ねぇって事は、これから何でも出来る可能性があるってこった。何故、そう言ってやれねぇんだ・・・。俺って奴は・・・。」
パップル「超ラッキー!トゲパワワ見ーっけ。煽って、煽って、フウッフウッ!明日への希望よ、消えろ!ネガティブウェーブ!」
扇を振りながらバブリーダンスを踊り、ネガティブウェーブを放出させる。
店長からトゲパワワを取り出し、暗黒の雲のようなエネルギーに変える。
パップル「しもしも~?発注。オシマイダー。」
暗黒の雲がタコ焼きに憑り付き、タコ焼きオシマイダーが作り出された。
ハリー「何や!?クライアス社や!はな!」
はな「うん!」
美姫「私、ちょっと。」
はな「えっ!?」
美姫「今は幹部らしき女性の前では・・・もうちょっとしたらで・・・」
ハリー「ああもう。わかったで!!近くの影に行ってこいや!!」
美姫「ええ!」
美姫は死角へ行き、こっそり変身する事に。
はな「ミライクリスタル!ハート、キラっと!」
何故かはなはエールに変身出来なかった。
ハリー「はな!」
はな「ハート、キラっと!」
もう一度試すも、プリハートが反応しない。
はな「どうして!?」
ハリー「しっかりしぃや!集中や!」
すると、近くにオーロラカーテンが現れ、ネオディケイド登場。
ハリー「ディケイド!!」
ネオディケイド「ああ。奴らの登場みたいだな・・・」
ネオディケイドライバー「カメンライド ファイズ コンプリート」
ネオディケイドはファイズにカメンライドした。
ハリー「また別のライダーやな!!」
ネオディケイドファイズは右手にファイズエッジを装備。
ネオディケイドファイズ「先に行くぜ!」
ネオディケイドファイズが跳び、ファイズエッジをオシマイダーの頬に叩き込む。
はな「ハート、キラっと!」
はな「ハート、キラっと!」
何度も試すが、プリハートは変わらずに反応しない。
はな「なれない・・・!」
はな「私・・・プリキュアに・・・なれなくなっちゃったよ・・・!」
涙を流し、プリキュアになれなくなった事を告げる。
ハリー「もう一回や!まだやれるって!はな!」
ハリーが励ますが、はなは突き放して地面に両膝を付ける。
はな「なれない・・・!なれないよ・・・!」
さあや・ほまれ「「はな!」」
はな「さあや・・・。ほまれ・・・。」
さあやとほまれが駆け付ける。
はな「私・・・私・・・」
ハリー「二人とも、まずはディケイドのアシストや!」
さあや・ほまれ「「うん!」」
さあや・ほまれ「「ミライクリスタル!」」
さあや・ほまれ「「ハート、キラっと!」」
さあや・ほまれ「「は~ぎゅ~!」」
アンジュ「輝く未来を、抱き締めて!」
アンジュ「みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」
エトワール「みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」
パップル「出たわねプリキュア。って、一人足りないみたいだけど、まあいいわ。ディケイドごとやりなさい!オシマイダー!」
アンジュ・エトワール「「ふっ!」」
アンジュとエトワールが跳び、オシマイダーにダブルキックを叩き込んで怯ませる。
ネオディケイドファイズ「せいっ!」
その間にディケイドエグゼイドがオシマイダーの腕に乗って走り、ドロップキックを顔面に叩き込む。
パップル「ひょっとしてプリキュア一人、有給取ってんの?」
オシマイダーが左腕を突き出す。
ネオディケイドファイズ「奴の腕からは球が飛ぶから気を付けろ!」
ネオディケイドファイズが二人に伝えると同時に、オシマイダーが拳から球を飛ばす。
『ジャ・キーン!』
ネオディケイドファイズ「ふんっ!」
ファイズエッジで球を何個か斬る。
アンジュ「フレフレ!ハート・フェザー!」
アンジュがハート・フェザーを発動し、玉を上に飛ばす。
エトワール「フレフレ!ハート・スター!」
エトワールがハート・スターを放ち、球をオシマイダーに向けて飛ばし、直撃させる。
ネオディケイドファイズ「後は俺が―――!」
ネオディケイドファイズが上に跳び、ファイナルアタックライドカードを取り出そうとする。
だがその時、煙から光線が放たれ、アンジュとエトワールに直撃した。
ネオディケイドファイズ「アンジュ!エトワール!、!」
ネオディケイドファイズが二人に気を取られた所でオシマイダーがパンチを繰り出し、ファイズエッジで防ぐも吹き飛ぶ。
だが体勢を整えて着地する。
はな「ダメ・・・!やっぱり、何も出来ないよ・・・!」
アンジュ「はな・・・大丈夫だよ・・・!」
エトワール「はな・・・顔を上げて・・・!」
アンジュとエトワールが立ち上がると同時に、オシマイダーが口から光線を放つ。
先程アンジュとエトワールに命中した光線は、口から放たれたものだった。
アンジュ「何も・・・出来ないじゃない・・・!」
エトワール「何をやるかだよ!」
ハート・フェザーとハート・スターで光線を防ぎながらはなに伝える。
はな「何を・・・やるか・・・?」
アンジュ・エトワール「「はああああぁぁぁっ!」」
光線を防ぎ切った所に同時に跳び、ダブルパンチを繰り出してオシマイダーのパンチと相殺させる。
パップル「一人足りないプリキュアなんて遅るるに足らず!ディケイドと一緒にブッ飛びな!」
ネオディケイドファイズ「そう言う訳には行かねえんだよ!」
ネオディケイドファイズは球を避ける。
ハリー「はな!しっかりするんや!」
はな「フレフレ!アンジュ!フレフレ!エトワール!フレフレ!ディケイド!」
自分に出来る事をする為に、はなが三人の応援を行う。
アンジュ・エトワール「「はな!」」
パップル「しもしも~?耳障りなんですけど~?アイツらからやっちゃいな!」
パップルの指示を受けたオシマイダーが口元にエネルギーを溜めて巨大な球を作り、これを転がす。
アンジュとエトワールが止めるが、止まる様子が無い。
ネオディケイドファイズ「ちぃっ・・・!」
ネオディケイドファイズも加わろうとしたがオシマイダーの玉が邪魔で行けない。
ハリー「アカン!逃げろはな!」
ハリーと逃げるが、足を引っかけて転んでしまう。
徐々に近づき、もうダメかと思ったその時、はぐたんからハート型のバリアが作られ、球がこれにぶつかって止まった。
はな「はぐたん!」
ハリーの方を向くと、はぐたんが両腕を前に出していた。
このバリアははぐたんのアスパワワで作られた物だった。
ハリー「アカン!はぐたん止めぇ!はぐたんアカン!それ以上はもう・・・!」
はぐたんが力を振り絞り、額の飾りから光線を放って巨大な球を貫いて破壊する。
ネオディケイドファイズ「はぐたん、やるじゃねえか。俺も行くぜ!」
ネオディケイドファイズはカードを取り出し、バックルに装填。
ネオディケイドライバー「フォームライド ファイズ アクセル」
胸の装甲が展開された。
エール「胸の装甲が!?」
アンジュ「開いた!?」
エトワール「何が行われるんだ!?」
パップル「何を始めようってんだい!?」
またカードを装填。
ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ファ ファ ファ ファイズ」
ついでに左腕のファイズアクセルのスタータースイッチを押す。
ファイズアクセル「スタートアップ。」
ネオディケイドファイズ アクセルフォームはやや座り腰に構えだし、跳び上がり、10秒間だけ1000倍の超加速となり、複数のポインターがオシマイダーを囲む。
ネオディケイドファズ アクセルフォームは超加速キック「アクセルクリムゾンスマッシュ」を炸裂させた。
エール「はっ、速い!!」
アンジュ「速すぎる!!」
エトワール「一体どれくらいの速度なんだ!?」
パップル「何なの一体!?」
ファイズアクセル「3 2 1 タイムアウト リフォメーション」
胸の装甲が元に戻った。
パップル「ブッ飛び~!」
パップルが瞬間移動して引き上げる。
はな「凄い・・・。」
ハリー「はぐたん!はぐたん!」
ハリーがはぐたんに呼び掛ける。
はな「どうしたの?」
ハリー「はぐたんが・・・目覚まさへん!」
はな「えっ?はぐたん?」
はぐたんは目を覚まさず、額の飾りがピンク色に点滅していた。
変身を解いたさあや・ほまれ・美姫も駆け寄る。
はな「はぐたん、目を覚まして!」
美姫を除いた一同が呼び掛けるも、はぐたんが目を覚ます事は無かったのだった。