仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:サトシゲッコウガ

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第440話「怪しい祈祷師と黒い雲母」

旅を続ける犬夜叉一行。美姫もスマホを弄りつつ、共に同行中である。

 

犬夜叉「これで奈落の行方を追う事が出来るぜ。なんやかんや野暮用に手こずっちまったがな。」

 

かごめ「悪かったわね。私の病気なんて、どうせ野望用よ。」

 

犬夜叉「ぐっ・・・!?」

 

美姫「犬夜叉さん・・・。」

 

珊瑚「バカ・・・また自分で墓穴を掘って・・・」

 

七宝「ああ、アホじゃな・・・」

 

弥勒「仕方ありませんねぇ・・・」

 

犬夜叉「へっ!」

 

弥勒は咳き込み、

 

弥勒「奈落が消えたのは丑寅の方角でしたかァ ここから見るとあっちのほうですねェ・・・」

 

犬夜叉「そ、そうだァ!のんびりしちゃいらんねェ!!うっしー!行くぜェ!!」

 

犬夜叉は跳んで行く。

 

犬夜叉「奈落待ってろよォ!!」

 

かごめ「ちょっと!?待ちなさい犬夜叉!!」

 

美姫「犬夜叉さん!!」

 

とある村では、村人達がクワなどを構えていた。

 

標的は雲母そっくりの猫妖怪である。

 

祈祷師「皆の者!!信託が下った!猫又は不幸を招くぞよ。」

 

村人「猫又と言うと。」

 

祈祷師「猫は尻尾が二つになると、妖力を持つと言われておる。猫又をこの村から追い出さないと、不幸が訪れるぞよ。」

 

村人達は催眠術にかかったかのようになり、石を投げ始めた。

 

祈祷師「フッフッフッフ。」

 

猫又は祈祷師を踏みつけ、去っていく。

 

祈祷師「二度と現れるでないぞよ!猫又めェェ!!」

 

夕方になり、

 

少女「くららァァァ!!くららァァァ!!」

 

少女は何かを叫ぶ。

 

七宝「どこ行くんじゃ雲母ァァ!雲母ァァ!!まったくどこに行ったんじゃァ。雲母ァァ!!おーーい!!おっ!?」

 

七宝は川付近へ行き、顔を洗う。

 

七宝「ふう。生き返る!!」

 

少女「くろろ?」

 

七宝は少女を見て、頬が赤くなる。

 

七宝(あの子の呼ぶ声が聞こえておったのか・・・。雲母。)

 

少女「くろろ。こんな所にいたの。心配したわ。さァおいで。」

 

雲母は少女の元へ行くと、抱かれて、額を撫でられる。

 

少女「フフフ。よかったァ、くろろォ」

 

七宝「そいつはくろろではない。雲母という奴じゃ。」

 

少女「さァこれをつけようね。」

 

七宝「珊瑚の相棒なんじゃ。あっ?」

 

少女「さっ 出来たよ。じゃ、お家に帰ろうね。くろろ!」

 

少女は雲母を間違えて、抱き抱える。

 

七宝「だから!そいつはくろろじゃなくて、雲母じゃ!」

 

しかし、遠方から村人が数人やって来た。

 

少女「皆が来るわ。逃げてくろろ。」

 

少女は雲母を下す。

 

少女「くろろ、捕まっちゃダメよ!」

 

少女は走り去る。

 

七宝「可愛いけど、変な奴じゃ。」

 

雲母は唸り声を上げて、警戒する。

 

村人「おっ、おい見ろ!あの猫だ!」

 

村人「村から遠くへ追っ払ったはずなのに!」

 

村人数人はクワを構えて近づいて来た。

 

そして、地面の石ころを投げつけてくる。

 

七宝「こらっ 止めんか!」

 

七宝は前に出るが、石が当たる。

 

雲母は怒りだしてる。

 

七宝「待て!雲母!人相手に牙を向けてはいかん!!」

 

犬夜叉「おい、七宝!どうした!?」

 

かごめ「七宝ちゃん?」

 

美姫「何かありましたか?」

 

七宝「み、皆!!」

 

村人「こ、こいつら!化け猫の仲間達か!?」

 

犬夜叉「誰が化け猫だ!?」

 

犬夜叉は暴れそうだが、

 

弥勒「まぁまぁ、犬夜叉。」

 

犬夜叉「な、なんでェ?」

 

弥勒「ここは一つ、私に。」

 

村人は弥勒も警戒する。

 

弥勒「皆の衆、暴力はいけません。」

 

しかし、頭に石ころが一つ当たる。

 

弥勒「話し合えばきっと・・・」

 

しかし、2回も当たる。

 

弥勒「おのれェ・・・」

 

かごめ「まぁまぁ・・・」

 

珊瑚「法師様、落ち着いてよ。」

 

美姫「ここは穏便に・・・」

 

???「待て皆!止めんか!乱暴な事はしちゃいかん!猫は7代祟ると言われるほど執念深いんじゃ。それにその猫はくろろではない。」

 

そして、雲母に対する誤解は解けた。

 

村長「いやぁ、これは村の者が大変な失礼しまして。」

 

犬夜叉「別にいいけどよ。それにしても、たかが猫一匹にそんなムキになってんだ?」

 

村長「ええ。それが~・・・」

 

七宝は拾ったひも付き鈴を見て、思い返していた。

 

七宝(何だったんじゃろう・・・あの女子は・・・雲母があれほど懐くんじゃ。きっと心根も優しい子に決まっとる。)

 

犬夜叉達は村長さんの家に招かれる。

 

村長「この村にはくろろという賢い猫がおってのう・・・村の子供達と仲良くしておったんじゃが、ところがほんの数日程前 村に偉い祈祷師が訪れてのう。」

 

犬夜叉「あん。」

 

村長「猫又は村に不幸を招くから、村から追い出せとお告げを下したのじゃ。」

 

七宝(そっかァ、それであの娘は雲母の事をくろろだと思い込んだのじゃな?)

 

村長「村の子供達には悪い事をしたと思っとるが。村に不幸が来るのも困るしのう。」

 

美姫「確かに困りますけど・・・」

 

かごめ「猫一匹追い出すなんて・・・」

 

犬夜叉「なんか怪しいなぁ。その祈祷師・・・」

 

弥勒「一度会ってみる必要がありそうですねェ。」

 

犬夜叉「ああ そうだな。」

 

七宝は立ち上がり、部屋の外へ行こうとした。

 

美姫「七宝くん、どうされたんでしょう・・・。」

 

七宝「しかし、さっきの女子はどこを探せばおるんじゃろう。はぁ・・・」

 

少女「くろろォ!」

 

七宝「今の声は!?あの娘はさっきの。」

 

七宝は少女の元へ。

 

七宝「おーい!これ、お前のじゃろ?おら、七宝。さっき首輪を付けたのはいなくなったくろろじゃなくて、雲母という猫じゃ。」

 

少女「雲母?」

 

七宝「おぬし、雲母という猫を探しておるんじゃろ?」

 

少女「・・・うん。」

 

七宝「おらも一緒に捜してやる!」

 

少女「うん。あたい小梅。」

 

小梅はひも付き鈴を返された。

 

七宝「小梅。良い名じゃ。」

 

そして、例の祈祷師は、寺内で読経をしていた。

 

影は寺の外へ溢れ出す。

 

犬夜叉「たく、七宝達どこ行っちまったんだ?」

 

珊瑚「なんか、様子が変だったけど・・・。」

 

すると、広がる黒い煙がやって来た。

 

かごめ「皆、あれ!」

 

犬夜叉「な、何だありゃ!?」

 

美姫「煙・・・でしょうか?」

 

弥勒「いえ、妖気漂う雲ですね。」

 

美姫「では、例の祈祷師でしょうか?」

 

珊瑚「多分ね、その祈祷師 やっぱただ者じゃなさそうだね。」

 

かごめ「急ぎましょう。庄屋さんの話だと、村はずれのお堂にいるはずよ!」

 

犬夜叉「おう!」

 

犬夜叉達は走り出す。

 

小梅「くろろォ!くろろォ!くろろォ!くろろォ!」

 

茂みから七宝登場。

 

小梅「キャ、七宝!!」

 

七宝「ここにはおらんようじゃ。」

 

小梅はしょんぼり気味に。

 

七宝「よっぽど可愛がってたんじゃな?その猫。」

 

小梅「うん・・・。それに・・・くろろ、お腹に赤ちゃんがいたんだ。」

 

七宝「そうか。きっと大丈夫じゃ!オラが必ず捜し出してやる!」

 

小梅「うん!」

 

七宝「もう少し奥へ行ってみよう!」

 

七宝が茂みから降り立つと、風が吹き出す。

 

七宝「何じゃ?この妖気は?」

 

前方からネズミの大群が。

 

七宝「狐妖術!潰しゴマ!」

 

コマを巨大化させ、足止めしてる間に、七宝は小梅をおぶって、高所へ避難する。

 

村人「ん?あれは何じゃ?」

 

田んぼをネズミの大群が爆走していく。

 

村人「ネズミ!?ネズミの大群じゃ!!」

 

村人3人は逃げる。

 

ある境内では、和尚が戸を開くと、大仏様やお経にネズミ共がたかってるのだ。

 

祈祷師「フッフッフ。バカな村人共じゃ。恐るべきネコの姿はもうこの村には無い。猫又のいぬ間に、このウネズミ様が全てを奪い尽くし、喰らい尽くしてくれるのじゃ。」

 

祈祷師は鏡で顔がネズミ妖怪の本性を現した。

 

小梅をおぶる七宝はネズミのかじりを受けるが、くろろがすんでの所で来てくれた。

 

七宝「雲母!?」

 

小梅「くろろ!あれはくろろよ!?」

 

七宝「こいつも尻尾が2本ある。」

 

小梅「くろろ。来てくれたのね?」

 

くろろはネズミ達に立ち向かう。

 

かごめ「あれは!?」

 

弥勒「案の定、妖気で結界を作ってるようですね。」

 

珊瑚「という事は、祈祷師は妖怪の変身した姿か!?」

 

美姫「倒すしかありませんわね。」

 

犬夜叉「しゃらくせェ。あんな結界、俺がたたっ切ってやるぜ!」

 

犬夜叉は鉄砕牙を抜く。

 

犬夜叉は跳び上がり、鉄砕牙の刀身を赤くする。

 

前の結界を切り裂いた。

 

結界は消え去る。

 

寺は壊れ、ネズミ妖怪と化した祈祷師が現れた。

 

美姫「現れましたか・・・。」

 

犬夜叉「出やがったな、ネズミの化け物・・・。」

 

祈祷師「よく見れば、お前は半妖ではないか。半妖の分際で鉄鼠(てっそう)様に刃向かう気かい?」

 

犬夜叉「何だと!?」

 

雲母は巨大化する。

 

祈祷師「へぇ!?猫!?」

 

弥勒「ほう。大きくても猫は苦手の様だ。」

 

かごめ「だから、子供達の飼ってた猫が邪魔だったのね?」

 

美姫「多少大きくなっても、私の敵じゃありませんが。」

 

犬夜叉「こいつは俺がやる!風の傷!」

 

風邪の傷を食らわせ、祈祷師は粉砕される。

 

犬夜叉「へっ、口ほどにもねェ野郎だぜ。」

 

しかし、破片は集まり祈祷師へ戻る。

 

祈祷師「ほうほほほ!!所詮半妖の力など。これほどの者!」

 

犬夜叉「くっ、風の傷が効かねェのか。」

 

祈祷師「どうした?怖じ気づいたか?」

 

犬夜叉「何ィ!?」

 

弥勒「待て。あれは奴の本当の姿ではない。」

 

犬夜叉「何?」

 

弥勒「おそらく奴は、ネズミ共の妖気が集まって出来た妖怪。」

 

犬夜叉「!?」

 

弥勒「固めれば、斬ろうとしても斬れぬはず。」

 

犬夜叉「じゃあ、どうすりゃ?」

 

弥勒「私に任せてください。風穴でネズミごと一気に吸い込んでしまえば。」

 

弥勒は風穴を開こうとしたが、祈祷師は突然消えた。

 

美姫「消えました・・・?」

 

珊瑚「気配が消えた。」

 

弥勒「逃げられたか・・・」

 

七宝と小梅はくろろを追う。

 

七宝「くろろ、おら達をどこに案内する気じゃ。」

 

くろろは洞穴で止まり、中へ。

 

七宝と小梅も中へ入ると、子猫3匹がいた。

 

小梅「くろろ!赤ん坊は無事だったのね!?」

 

七宝「良かったのぅ!」

 

小梅「うん。村へ戻ろう?これで私達、離れ離れになる事はないわ。」

 

くろろはひも付き鈴を首にかけられる。

 

そして、祈祷師の雲がやって来た。

 

祈祷師「臭うぞ臭うぞ。人間の子供の匂いじゃ。子供を食らえば我が鼠妖怪の力が倍となす事ができるぞい!」

 

七宝「妖気じゃ。」

 

くろろは外へ。

 

小梅「くろろ!」

 

七宝「追ってはいかん。外へ出ては危険じゃ。」

 

小梅「・・・でも。」

 

七宝「表はくろろに任せて、この子達を守るんじゃ。」

 

小梅は頷く。

 

くろろは上を向くと、黒煙状態の祈祷師がやって来た。

 

地上に降り立ち、実体化する。

 

くろろは祈祷師と対峙する。

 

祈祷師「こいつ、どこまで邪魔をする!?」

 

くろろは祈祷師の尻尾に吹っ飛ばされた。

 

七宝「小梅。ここを離れるんじゃないぞ。」

 

小梅「七宝!」

 

七宝は瓦礫の隙間から顔を出す。

 

祈祷師「しぶとい奴め!トドメだ!」

 

しかしくろろはシッポに噛みついた。

 

祈祷師「うげェェ!?離せ!!うげェェ!!」

 

くろろは離された反動を利用し、祈祷師の額部分を切り裂いた。

 

祈祷師は怒り、口から妖気の波動を発射。

 

その際に七宝達のいる洞窟の穴は瓦礫に埋もれていった。

 

七宝「大丈夫か?小梅。」

 

小梅「・・・うん。出口が塞がっちゃったみたい。」

 

七宝「美姫が前に言ってた事がある。災害えいがというので、出口のある洞窟内が瓦礫などで埋もれてしまうと、酸素、つまり空気がわずかから次第に薄れていき、息が出来なくなり、窒息死してしまう危険があるとな。」

 

小梅「さんそ・・・。」

 

七宝「だが、オラは落ち着いて行動しなきゃならん。意外な方法などで助かる事もあるかもしれないっとな。」

 

小梅「意外な方法・・・。」

 

七宝は舐めた指から風が来ている咆哮を読み取り、瓦礫を掘っていく。

 

七宝は指の爪が剥がれるが、小梅が応急処置をする。

 

犬夜叉「あのネズミ野郎。俺達に恐れをなして、村から逃げ出したんじゃねェのか?」

 

弥勒「いや、せっかく猫を追い払ったこの村を簡単に捨てるとは思えません。」

 

かごめ「じゃあ、まだ村の近くに?」

 

珊瑚「おそらくね・・・。」

 

美姫「次の対峙には私がやりましょうか?」

 

犬夜叉「その時があればな。」

 

村人「くろろだぁ!」

 

村人「またあの猫又が出たぞ!!」

 

かごめ「行ってみましょ!」

 

犬夜叉「ああ!!」

 

犬夜叉達は走り出す。

 

森の中で止まる犬夜叉達。

 

かごめ「あれは!?」

 

犬夜叉「七宝が持ってた鈴の首輪じゃねえか!」

 

弥勒「ひょっとして、こいつがくろろですか?」

 

美姫「ええ、おそらく。」

 

珊瑚「ずいぶん、酷いケガしてるみたい。」

 

くろろは道案内するかのように、前足で指す。

 

珊瑚「あの猫、私達を案内しようとしているみたい。」

 

かごめ「えっ?」

 

美姫「とにかく後を追いましょう。」

 

七宝は瓦礫を掘り続ける。

 

小梅は呼吸がしづらくなってきた。

 

小梅「なんだか、息が苦しい。」

 

七宝「さんそが薄くなってきたんじゃな。後少しで表に繋がる。頑張れ小梅!」

 

小梅「うん・・・大丈夫。」

 

七宝は懸命に掘り続けた。

 

そして、外へ出られた。

 

七宝「やった!小梅!やったぞ!」

 

七宝は顔を出すが、

 

祈祷師「けーっけっけっけ!妖怪の小僧か?そこをどけ!その中に人間の子供がいるはずじゃ。わしにその餌を食わせるのじゃ!」

 

七宝「そんな事させるか!!」

 

七宝は向かっていく。

 

祈祷師「どけェ!小童!」

 

祈祷師は右パンチで叩きつけるが、七宝は跳び上がって避けた。

 

七宝(はっ。くろろから受けた傷が無い。)「あっ!?」

 

祈祷師は尻尾を繰り出して来るが、犬夜叉が鉄砕牙で切り裂いた。

 

七宝「犬夜叉!!」

 

犬夜叉「人間の子供を食って妖力を手に入れようだなんて、見苦しいマネするんじゃねェ!」

 

祈祷師「貴様!お前の剣がわしに効かぬを忘れたか!?」

 

七宝「そいつはニセモノじゃ!くろろがつけた傷跡が無い!!」

 

弥勒「そういう事か。」

 

弥勒は懐からお札を1枚出す。

 

弥勒「ならば、ふん!」

 

お札は一つの大岩に張り付いた。

 

大岩から邪気があふれ出す。

 

弥勒「犬夜叉!後ろだ!あの岩を狙え!」

 

祈祷師「何ィ!?」

 

美姫「犬夜叉さん!岩の破壊は私が!」

 

犬夜叉「しょうがねえ。」

 

かごめ「美姫さん!」

 

美姫は画面上操作より、ネオディケイドライバーを自動装着。

 

祈祷師「何じゃ!?あのピンク髪の娘は!?」

 

美姫「変身!」

 

カードをバックルに装填。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

美姫はネオディケイドに変身。

 

祈祷師「娘が仮面の鎧に変化した!?」

 

もう一回カード装填。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ファイズ コンプリート」

 

ネオディケイドはファイズにカメンライドした。

 

祈祷師「また変わった!?」

 

ネオディケイドファイズ「あの大岩破壊してやるぜ。」

 

カードをまた装填。

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ファ ファ ファ ファイズ」

 

ネオディケイドファイズは若干腰を低くして身構えて走り出す。

 

大ジャンプし、空中回転してから、両足を一度伸ばし、右脚のエナジーホルスターに装着したファイズポインターから円錐状のポインティングマーカーを放って目標を捕捉し、跳び蹴りを叩き込む「クリムゾンスマッシュ」を炸裂させた。

 

大岩が砕け、本体のネズミの祈祷師ごと貫き、ギリシャ文字の5が表示され、祈祷師は断末魔を上げて、消滅した。

 

巨大な方の祈祷師も消滅。

 

かごめ「ライダーキック、凄いわ!あの紋章みたいのも!」

 

珊瑚「きっと武器での必殺技とかもあるんだろうけど、各ライダーごとに基本と言える跳び蹴りの種類も豊富みたいだね。」

 

弥勒「ええ。きっと戦いによって各らいだーのらいだーきっくが武器含めて見られたりするやもしれませんな。」

 

雲母「ぴゅー!」(だね!」

 

かごめ「でも、キック技に名称もあるんでしょうね!」

 

七宝「でぃけいど、さすがじゃな・・・。」

 

ネオディケイドファイズはネオディケイドに戻り、変身を解除。

 

小梅「くろろ。」

 

小梅は倒れたくろろを抱き抱える。

 

弥勒「くろろは、己が体の傷も顧みず、お前達の事を我々に伝えようとして・・・。」

 

小梅「くろろ・・・。ありがとう・・・。」

 

七宝「小梅・・・。」

 

そして、朝を迎える。

 

村人に見送られ、犬夜叉を先を急ぐ。

 

七宝(小梅、達者でな・・・)

 

しかし、一つの民家で。

 

小梅「皆!ご飯の時間だよ。」

 

くろろが入って来た。

 

くろろは3匹の子猫とじゃれ合う。

 

小梅「これからもずーっと一緒だよ。くろろ。」

 

犬夜叉「やい七宝!ちっとはがんばったみてえだな?」

 

かごめ「小梅ちゃんから聞いたわよ。」

 

七宝「ああ。男だったら、女子を守るもんじゃ。落ち着いて行動してたしのう。」

 

美姫「七宝くん、立派ですわ!」

 

弥勒「ええ、下心無しというのが立派です。」

 

美姫「いや、私が言いたのはそういう事ではなくて・・・。」

 

珊瑚「美姫さん、私としてはどこかの誰かに聞かせてやりたいセリフなんだよ。」

 

犬夜叉「おい七宝。お前本当は、惚れてたんじゃねえのか?」

 

七宝「そんな事ないわい!」

 

犬夜叉「ホントは下心あったんだろ?」

 

七宝「ないわい!ないわい!ないわい!!」

 

犬夜叉「ほーらほらほら。ヤケになる所があやしいぞォ。」

 

七宝「ないわーい!」

 

美姫「七宝くん。私こっそりあの子の写真撮らせてもらって・・・。」

 

弥勒「ほう。」

 

犬夜叉「じゃあ、それでこいつの反応を少しでも拝ませてもらおうか?」

 

美姫はスマホの写真データを開いて、数枚の小梅の写真の内、一枚を開いた。

 

美姫「はい、どうぞ。でも落とさないでくださいね?ケース入りでも、機械類ですし、大事に扱う事ですよ。数枚あるので指で右や横にスライドしながら。」

 

犬夜叉「おうよ!」

 

犬夜叉は受け取り、七宝に間近から見せた。

 

犬夜叉「どうだ!?」

 

七宝「小梅・・・。」

 

七宝は表情は赤らめる。

 

犬夜叉「ほら、やっぱり 下心あるって!」

 

七宝「違うっと言っとるじゃろうが!それ寄こせ!」

 

七宝は跳びかかろうとするが、犬夜叉は避ける。

 

犬夜叉は画面を指でスライドし、見せながら避ける。

 

七宝「美姫のバカ者!!かごめ!犬夜叉がいじめるのじゃ~~!」

 

かごめ「犬夜叉。おすわり!」

 

犬夜叉は地面にめり込むが、右手に持つケース入りスマホは守った。

 

かごめ「美姫さん スマホ返しますよ。」

 

かごめは犬夜叉からケース入りスマホを奪い、美姫に返した。

 

犬夜叉「何でだよォ~~?」

 

七宝「いい天気じゃ。」

 

美姫「小梅さんの写真はデータに残しときましょう。」

 

珊瑚「私にも見せて。」

 

弥勒「私にもです!」

 

美姫「はい!」

 

美姫は写真を見せた。

 

弥勒「可愛らしいですな!」

 

珊瑚「ホントだね!」

 

かごめ「ところで美姫さん!あのファイズってライダーでのキック名って?」

 

美姫「基本形態だとクリムゾンスマッシュですわ!」

 

かごめ「クリムゾンスマッシュ・・・。」

 

弥勒「基本形態だと「くりむぞんすまっしゅ」と言うのですか・・・。」

 

珊瑚「独特のらいだーきっくとしての技名もあったりするんだねェ・・・。」

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