仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第432話「キュアマシェリとキュアアムール! フレフレ!愛のプリキュア」

えみる「残り・・・」

 

ルールー「一個・・・。」

 

えみるとルールーが、テーブルの上に置かれた残り一つのプリハートを見て呟く。

 

はな「全部で四個だったっけ・・・。」

 

美姫「そうですよねハリー?」

 

ハリー「そう言うこっちゃ・・・。」

 

はなとハリーが表情を曇らせて言う。

 

ほまれ「それじゃあ・・・」

 

美姫「なれるとしても、後一人だけって事になります。」

 

はな「何とか・・・!二つになんないの~!?」

 

はながテーブルの上のプリハートを両手で掴み、二つに割ろうとする。

 

ハリー「何しとるんや!」

 

美姫「なる訳無いでしょ。」

 

ハリーがプリハートを奪うようにして取り、美姫がツッコむ。

 

ハリー「プリハートはんはごっつ大切なんや!」

 

はな「だって・・・!」

 

美姫「だってじゃないでしょ。壊したら元も子も無いよ。」

 

はな「私も二人と・・・」

 

美姫「気持ちは分かりますけど、壊したら変身したくても変身出来なくなるんですよ。」

 

はぐたん「えみりゅ!るー!いっしょー!」

 

ほまれ「何とかならないの?」

 

ハリー「奇跡でも起きん限り無理や・・・。」

 

はな「奇跡よ~!カモンカモンカモーン!」

 

ルールー「奇跡・・・」

 

えみる・ルールー「「あの・・・」」

 

えみるとルールーがビューティーハリーを後にし、交差点で足を止めて互いの方を向いて声を掛ける。

 

えみる「ルールーは、あっちですね。」

 

ルールー「えみるはそっちですね。では。」

 

えみる「はい。」

 

別の方向に分かれて歩くが、すぐに足を止めて互いの方を向く。

 

えみる・ルールー「「また、明日。」」

 

ルールー「また明日。」

 

えみる「はい。」

 

別れの挨拶を交わし、二人は帰った。

 

一方ビューティーハリーでは、眼鏡を着けたさあやがパソコンとミライパッドでプリハートを調べる。

 

はな「プリハート増やせそう?」

 

さあや「分からない・・・。」

 

はな「だよね・・・。!どっかに売ってるとか!?」

 

美姫「そうなったらとっくの昔に、世界中はプリキュアでいっぱいになってますわ?」

 

さあや「はぐたんとハリーは、未来から来たって言ってた。」

 

はな「うん。」

 

さあや「つまり、プリハートは今の時代にはまだ無いのかも!」

 

はな「そっかー・・・めちょっく・・・。」

 

美姫「未来で作られた物は、自分が未来に行くか、未来から来た人から貰わないと、手に入れる事は出来ませんよ。」

 

ほまれとハリーははぐたんを連れて、HUGMANで買い物をする。

 

ほまれ「ねえ、どうしていつも大切な事を誤魔化すの?」

 

ハリー「えーっと、ミルクとオムツと・・・」

 

ほまれ「他にも私達に隠してる事、あるんじゃないの?」

 

ハリー「別に隠してた訳や無い。」

 

ハリーが言い終えた直後、はぐたんが持ってたオモチャが手から離れ、二、三度床に跳ねて男性の足元に落ちた。

 

ハリー「ああ、エライすんません。」

 

その男性はジョージで、オモチャを拾ってハリーの元へ歩く。

 

ジョージ「可愛い赤ちゃんですね。」

 

ハリー「ホンマ宇宙一ですわ!」

 

ハリーにオモチャを返したジョージがはぐたんの頭に手を当てると、はぐたんが何故か大人しくなる。

 

ジョージ「お兄さんとお姉さんと、仲良くね。」

 

微笑んでそう言い、この場から歩き去った。

 

クライアス社あさぱぶ支社 会議室

 

ダイガン「また敗北か!私なら五分で終わる!」

 

ダイガンが傘でゴルフの素振りしながら言う。

 

パップル「あれは、あたしが発注したオシマイダーじゃ―――」

 

クライ「言い訳は、聞き飽きた!私は結果を求めているのだ!」

 

天井にプレジデント・クライが映し出され、パップルに向けて叫ぶ。

 

リストル「社長のおっしゃる通りです。」

 

ダイガン「全くだ!」

 

パップル「挽回すべく、全力を尽くします!」

 

クライ「その言葉、嘘は無いな!?」

 

パップル「はい・・・!」

 

クライ「必ずプリキュアとディケイドを倒し、ミライクリスタルを手に入れるのだ!」

 

その間、リストルは端末を操作していた。

 

天井のプレジデント・クライは、リストルが端末を使って映し出したシルエット映像だった。

 

野乃家 リビング

 

森太郎「明太ポテトチーズトースト!昨日残っちゃったポテトサラダが、だーいへーんし-ん!」

 

すみれ「凄い!奇跡が起きた!」

 

ことり「お気軽な奇跡だね。」

 

すみれ「いいでしょ!奇跡はいつでもすぐ傍にあるのよ!」

 

ルールー「奇跡はすぐ傍に・・・」

 

ルールーが呟いた直後にはなが降りて来て、その方を向く。

 

はな「お~は~よ~う・・・。」

 

はなの顔は熱を出して真っ赤だった。

 

ルールー「どうしたのですか・・・?」

 

はな「いや~・・・何だかちょっと熱っぽいかもな~・・・なんて・・・。でも・・・きっと大した事無いよ・・・。みんな、おは―――」

 

言い終わる直前に床に倒れる。

 

すみれ・森太郎「「はな!」」

 

ことり「お姉ちゃん!」

 

はな「えみる・・・ルールー・・・」

 

ラヴィニエール学園 教室

 

あき・じゅんな「「ええっ!?はなが風邪でお休み!?」」

 

ルールーからはなが風邪で休んだ事を聞いたあきとじゅんなが驚く。

 

あき「元気が取り柄の・・・」

 

じゅんな「あのはなが・・・?」

 

ふみと「野乃でも風邪引いたりするんだな。」

 

ひなせ「大丈夫かな・・・。」

 

さあや「お医者さんには行ったの?」

 

ルールー「はい・・・。」

 

ほまれ「一体何をやって風邪を引いたんだか・・・。」

 

さあや「心配だよね・・・。」

 

昼休み、屋上でほまれがスピンの練習し、体勢を崩すも何とか着地する。

 

さあや「ええっ!?」

 

その直後、はなとプリハートで連絡してたさあやが驚きの声を上げる。

 

さあや「それじゃあ・・・」

 

はな『うん・・・。流れ星にお願いしようと思ってたら、いつのまにか寝ちゃって・・・。』

 

はなが風邪引いたのは、えみるとルールーがプリキュアになれるよう流れ星にお願いしようとベランダで待っていたら、いつの間にか寝てしまったのが原因だった。

 

さあや「えみるちゃんとルールーの為に?」

 

はな『後さあやも今週末CMのオーディションだし、ほまれも予選会でしょ・・・?』

 

さあやとほまれは週末にCMのオーディションと予選会があり、それもお願いしようとしていた。

 

さあや「うん・・・ありがとう。」

 

ほまれ「はな、早く良くなってね。」

 

二人がそう伝えてから、通信を切った。

 

さあや「はなったら・・・」

 

ほまれ「えみるとルールーに、何も出来ないのが悔しい。」

 

さあや「出来るよ。」

 

さあや「二人の心を元気付ける事は出来る。プリハートは作れなかったけど。」

 

ほまれ「作ろうとしたんだ・・・。」

 

風邪引いたはなの口に、はぐたんが体温計を入れる。

 

はな「ありがとう・・・。」

 

はな「何でこんな時に・・・。はぐたん・・・私のアスパワワ消えて無い・・・?」

 

言ってる最中にハリーがはなの額に付いた冷却シートを剥がし、新しいのを貼らせる。

 

はな「えみるとルールーの心は・・・アスパワワでいっぱいなんだよ・・・。さあやとほまれも・・・だから私・・・みんなで・・・」

 

体温計から音が鳴り、これを取ったハリーが画面を見てため息を吐く。

 

はぐたん「いっしょ。いっしょ。」

 

ハリー「ほんなら早よ治さんとな・・・。」はなが眠った直後、はぐたんがはなの頭を撫でて一緒と呟いた。

 

スケート場

 

えみる「おお・・・凄いのです・・・」

 

えみるがほまれの練習を見入る。

 

ほまれ「えみるもやってみる?」

 

えみる「えっ!?えっ!?えっ!?」

 

そんなえみるを見たほまれがやってみないかと誘う。

 

ほまれ「おいで。」

 

えみる「えっ?ええ~っ!?」

 

えみるの傍まで滑り、手を掴む。

 

えみる「いやいやいやいやいや!無理無理無理!」

 

結局やる事になったが、ほまれが支えてくれたお陰で滑る事が出来た。

 

ほまれ「出来たでしょ?」

 

えみる「はい!夢みたいなのです!」

 

そう言い終えた直後、えみるの手を離す。

 

一瞬慌てたが、転ぶ事無く滑れた。

 

ほまれ「私、一度スケート諦めたんだ。けど、はなとさあやに出会えたから、氷の上に戻れた。二人に出会えた事が、私の奇跡。」

 

見惚れてた最中にバランスを崩して転びそうになるが、ほまれが手を握る。

 

えみる「ありがとう・・・。」

 

ほまれ「奇跡って、目に見えないから。けど、だからこそ信じるんだよ。」

 

えみる「信じる・・・。」

 

池の中に立って演技するさあやをルールーが見る。

 

さあや「目を凝らして。ほら、見えるでしょ?愛はあなたのすぐ前に・・・」

 

ルールー「オーディションと言うのは、大勢で一つの役を取り合うものですよね?」

 

ルールーの質問にさあやが無言で頷く。

 

ルールー「さあや、私はえみるが大好きです。とても可愛いのです。彼女の傷付く顔を見たく無い。でも、私も・・・」

 

さあや「負けたく無い。諦めたく無い。」

 

ルールー「嫌なアンドロイドです。私は・・・」

 

さあや「当たり前だよ。そんなに簡単に、諦められないよ。夢なんだもん。その気持ちは、抑えられない・・・!全力でぶつかったライバルは、きっと親友にもなれる!」

 

夕方、えみるが自分の部屋でギターを弾く最中、ノックの音が聞こえた。

 

正人「えみる。」

 

えみる「お兄様・・・」

 

正人「もう、ギターを隠さないんだね。」

 

えみる「はい。私は・・・」

 

正人がドアを開けて部屋に入り、えみるの持つギターを見て言う。

 

えみる「私は・・・!」

 

正人は何も言わず、二枚のチケットを出す。

 

えみる「これは・・・ライブのチケット!?」

 

そのチケットは週末行われるライブのチケットだった。

 

正人「ルールーと一緒に行っておいで。」

 

えみる「お兄様・・・?はい・・・!」

 

えみるははいと答え、正人からライブのチケットを受け取った。

 

翌日、校庭で練習するアンリの元に正人が現れる。

 

アンリ「渡せた?チケット。」

 

正人「うん。」

 

アンリ「なら良かった。」

 

正人「若宮君・・・あの、これまでの事・・・」

 

正人「ごめん・・・。僕は・・・」

 

アンリ「えみるの才能は本物だ。信じて。」

 

正人「ああ・・・。」

 

アンリ「後、アンリでいいよ。」

 

手を振ってそう言い、この場を後にした。

 

放課後、丘の上の木の下に座るルールーの元に、ギターを背負ったえみるが駆け足で現れる。

 

えみる「ルールー!」

 

ルールー「えみる・・・!」

 

ルールーに抱き付き、原っぱの上に倒れる。

 

えみる「見て下さいルールー!これ、ライブのチケットなのです!」

 

ルールー「ライブ・・・?」

 

ルールーにチケットを見せる。

 

えみる「お兄様がくれたのです!これからは・・・お家でギター弾いてもいいって・・・!お兄様が・・・!」

 

そして、家でもギターを弾いて事を嬉し涙を流しながら伝える。

 

えみる「諦めなくて良かった・・・!ずっとギターを・・・音楽を好きで良かった・・・。」

 

ルールー「良かったですね・・・。えみる・・・。」

 

ルールーも嬉し涙を流し、えみるを抱き締めた。

 

二人が木を背にして座り、会話をする。

 

えみる「一番にルールーに伝えたくて。」

 

ルールー「ありがとうございます。」

 

えみる「私は、ルールーが優しく笑う顔が好きなのです。ルールーと友達になって、私はちょっとだけ自分を好きになりました。」

 

ルールー「私もです。私も、えみるといると制御不能。でも、それが温かい。」

 

そう言いながら目を閉じて胸に手を当てる。

 

ルールーが言い終えた後、えみるがギターを弾く。

 

ルールー「綺麗な音楽。」

 

えみる「ルールー、私の曲に詩を書いてくれませんか?」

 

ルールー「私が?メロディーは私の心。そこにルールーの心が重なれば・・・」

 

えみる・ルールー「「最強無敵!」」

 

ハイタッチを交わし、互いの顔を見て笑い合った。

 

えみる「二人の曲は、もっとノリノリアゲアゲで行くのです!」

 

ルールー「ノリノリアゲアゲとは?」

 

えみる「今の気持ちなのです。」

 

ルールー「大変よく分かりました。」

 

えみる「ルールーの笑顔は、私が守るのです!」

 

ルールー「えみる・・・。」

 

週末となり、さあやはオーディション、ほまれは予選会を迎える。

 

はな「応援、行きたかったな・・・。」

 

ハリー「アカンアカン。熱が下がったばっかやのに。」

 

はなは熱も下がり、大分体調は良くなったが、まだ完治はしてなかった。

 

はな「えみるとルールー・・・どうしたかな・・・?」

 

えみるとルールーは、ライブ会場である屋外ステージ場に来て、始まるのを客席で座って待ってた。

 

えみる「凄ーい人なのです。」

 

ルールー「楽しみですね。」

 

えみる「うん。」

 

だが楽屋の方では、ライブするバンドのメンバーとマネージャーが言い合いをし、これによりトゲパワワが発生した。

 

パップル「ブッ飛びな音楽を奏でなさい。」

 

ルールー「そろそろでしょうか。」

 

えみる「ワクワクなのです!」

 

もうじき開演を迎えるその時、振動が起こる。

 

ルールー「何でしょう?」

 

ルールーがそう言ったその時、ステージ裏からギタリストオシマイダーが現れた。

 

はな「・・・!」

 

ハリー「どないしたんや?」

 

はな「ハリー・・・あれ・・・。」

 

はなに言われてハリーがテレビを見ると、オシマイダーが暴れていると言う臨時ニュースをやっていた。

 

はな・ハリー「「オシマイダー!」」

 

ハリー「あれは・・・!」

 

はな「えみる!ルールー!」

 

屋外ステージ場でえみるとルールーがいた事に気付く。

 

ビューティーハリーの清掃をしてた美姫のスマホに、着信が入る。

 

美姫「ん?ハリーどうしたのですか?」

 

ハリー『美姫!テレビ点けや!』

 

連絡に出ると、ハリーが画面に映り、テレビを点けるよう促す。

 

美姫「テレビ?」

 

上に行ってテレビを点けると、オシマイダーが暴れていると言う臨時ニュースをやっていた。

 

美姫「オシマイダー!?それにルールーさんとえみるちゃんまで・・・!」

 

画面に映った屋外ステージ場に、えみるとルールーがいる事に気付く。

 

ハリー『せや!すぐ向かってくれ!』

 

美姫「野乃さんは?」

 

ハリー『熱下がったばっかや!』

 

美姫「分かりました。今日は私一人で行きます。」

 

はな『大丈夫!私行けるよ!』

 

美姫も今日、さあやとほまれがオーディションと予選会がある事を知ってた。

 

美姫「それはダメですわ。そんな状態じゃいつも通りには戦えませんし、風邪を悪化させるだけですね。」

 

はな『けど・・・!』

 

美姫「ハリー。野乃さんが行かないよう、ちゃーんと見張っててください。」

 

ハリー『おう!』

 

美姫「もし止める事が出来なかったら、来週までハリーのおかずは無しにしいます。」

 

ハリー『何としてでも止めたる!』

 

はな『ええーっ!?』

 

連絡を終えてから下へ降り、ビューティーハリーを出ようとした所で足を止める。

 

ネオディケイドライバーを自動装着し、カードを取り出す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

美姫はネオディケイドに変身し、オーロラカーテンによりマシンディケイダーを出し、跨り走らせる。

 

オシマイダーが現れた屋外ステージ場へ向かった。

 

パップル「さあ!開演よ!」

 

パップルの掛け声と共に、オシマイダーがギターの先端の火炎放射器をえみるとルールーに向けて放つ。

 

ルールーがえみるを抱きかかえて跳び、何とか避けるが、背中から椅子にぶつかる。

 

えみる「大丈夫ですか!?ルールー!」

 

ルールー「はい・・・。」

 

パップル「あーら、裏切り者ルールーちゃん。」

 

屋根の上に現れたパップルが言った言葉を聞いたえみるが睨む。

 

ルールー「えみる・・・。」

 

立ち上がり、両腕を広げる。

 

パップル「カッコいい事。オシマイダー!」

 

オシマイダーがギターを弾こうとしたその時、バイクの駆動音が聞こえ、徐々に大きくなって行く。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ビルド!鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!」

 

ビルド ラビットタンクフォームにカメンライドしたネオディケイドがマシンビルダーを運転したまま現れ、客席から跳ぶ。

 

ドリルクラッシャーからエネルギー弾を放ってオシマイダーに命中させ、そのままマシンビルダーを横に逸らして傾け、オシマイダーの顔面にぶつけさせた。

 

オシマイダーがステージに倒れてからマシンビルダーが着地し、180度回転させて停めた。

 

パップル「なんつー事してんの・・・!?」

 

ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「お待たせだね。」

 

ルールー「ディケイド・・・。」

 

マシンビルダーから降りて言う。

 

パップル「アンタだけ?プリキュアはどうしたのよ?」

 

ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「二人はちょっと野暮用で、もう一人は風邪引いてる。まあこのくらい、俺だけでも十分だよ。」

 

パップル「舐めた口聞いてくれちゃって・・・!」

 

ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「それ持ってて。」

 

持って来たプリハートを投げ、えみるが慌てながらキャッチする。

 

ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「さあ、実験を始めようか。ドライバーチェンジだ!」

 

ネオディケイドライバーはビルドドライバーへ変わった。

 

画面上操作より、ボルトル2本出現させ、交換する。

 

ビルドドライバー「キリン!扇風機!ベストマッチ!」

 

ビルドドライバーからスナップライドビルダーが展開し、前後に二つのボディが作り出される。

 

ビルドドライバー「ビルドアップ!」

 

二つのボディが合わさり、ネオディケイドビルドはキリンサイクロンフォームにビルドアップした。

 

ビルドドライバー『嵐を呼ぶ巨塔!キリンサイクロン!イェーイ!』

 

パップル「オシマイダー!やっちゃいなさい!」

 

起き上がったオシマイダーがギターの先端をネオディケイドビルドに向け、拡散させた火炎弾を飛ばす。

 

ネオディケイドビルドはサイクストーマーから強風を起こして火炎弾を弾き返す。

 

ネオディケイドビルド「まずはそのギターからだ!」

 

叫びながらネオディケイドビルドはオシマイダーに向かって跳ぶ。

 

すると、オシマイダーの持ってたギターが、火の点いた棒に変化し、先端から火球を飛ばした。

 

火球がネオディケイドに直撃して吹き飛ぶが、キリネックブレイカーで防いだ為大したダメージは無く、体勢を整えて着地した。

 

だがその直後、オシマイダーが棒を振り下ろす。

 

ボトルを2本交換する。

 

ビルドドライバー「忍者!コミック!ベストマッチ!」

 

ビルドドライバーからスナップライドビルダーが展開し、前後に二つのボディが作り出される。

 

ネオディケイドビルド キリンサイクロンフォーム「ビルドアップ!」

 

ビルドドライバー「忍びのエンターテイナー!ニンニンコミック!イェーイ!」

 

二つのボディが合わさり、ネオディケイドビルドはニンニンコミックフォームにビルドアップした。

 

ネオディケイドビルド ニンニンコミックフォーム「遅い!はあっ!」

 

股下を潜り抜けて後ろを取り、上に跳んで4コマ忍法刀を振り上げた。

 

ネオディケイドビルド ニンニンコミックフォーム「まだまだ!」

 

降下中に4コマ忍法刀をXを描くようにして振り下ろし、更にダメージを与えた

 

ネオディケイドビルド ニンニンコミックフォーム「ぐっ!」

 

だが反撃のパンチを受けて吹き飛ぶ。

 

パップル「今よ!」

 

棒をギターに戻し、巨大な火炎弾を放つ。

 

ネオディケイドビルド ニンニンコミックフォーム『隠れ身の術!ドロン!』

 

4コマ忍法刀のトリガーを4回引いて煙幕を発生してこの場から消えてオシマイダーが放った火炎弾を回避する。

 

ネオディケイドビルド ニンニンコミックフォーム「アンジュとエトワールは、夢に向かって頑張ってる。夢に向かって頑張ってる人を応援して守るのが、仮面ライダーとプリキュアだ!」

 

オシマイダーから少し離れたところから現れたネオディケイドビルドはそう叫んだ。

 

ネオディケイドビルド ニンニンコミックフォーム「こんな所でくたばるなんて、出来ないんだよ!」

 

ボトルを2本交代する。

 

ビルドドライバー「海賊!電車!ベストマッチ!」

 

ビルドドライバーからスナップライドビルダーが展開し、前後に二つのボディが作り出される。

 

ネオディケイドビルド ニンニンコミックフォーム「ビルドアップ!」

 

ビルドドライバー「定刻の反逆者!海賊レッシャー!イェーイ!」

 

二つのボディが合わさり、ネオディケイドビルドは海賊レッシャーフォームにビルドアップした。

 

棒からの打撃をカイゾクハッシャーで防いだり避けたりし、全身を横に回転して斬撃を繰り出す。

 

えみる「さあやさんとほまれさんの為に、一人で・・・。」

 

ルールー「まだ風邪の治っていないはなの為にも・・・。プリキュアは諦めない・・・!それは、仮面ライダーも一緒・・・!」

 

えみる「頑張れ!頑張れー!」

 

ルールー「フレー!フレー!ディケイド!」

 

えみるとルールーがネオディケイドビルドを応援したその時、二人の胸元から赤と紫の光が放たれた。

 

えみる・ルールー「「心が、溢れる!」」

 

二人が叫んだ直後、はなとはぐたんを抱っこ紐で抱えたハリー(人間態)が現れる。

 

ハリー「あれは・・・!」

 

ハリーが二人の傍へ近づいて足を止めると同時に、はぐたんが額の飾りから光を放つ。

 

えみる「これは・・・」

 

その光に反応し、えみるからはミライクリスタル・レッド、ルールーからはミライクリスタル・パープルが出て来る。

 

はな「えみるとルールーから・・・!」

 

ハリー「ミライクリスタルが二つも!けど・・・!」

 

ルールー「ミライクリスタルが私の心から・・・!」

 

そう言った直後、えみるの持ってたプリハートが上に浮かぶ。

 

ルールー「えみる、早くプリキュアに!」

 

えみるがプリハートを取り、ルールーに近付ける。

 

ルールー「えっ・・・?」

 

えみる「さあルールー!プリキュアになるのです!」

 

ルールー「何を言っているんですか!えみるの夢は―――!」

 

えみる「ルールーの夢も同じなのです!」

 

えみる「今、ディケイドに力を貸せるのは、ルールーなのです!それに言ったでしょう?私は、ルールーの笑顔が、本当に本当に大好きなのです!さあ!急ぐので―――!」

 

言ってた途中で、ルールーがえみるを抱き締める。

 

ルールー「プリキュアは諦めない・・・!」

 

えみる「ルールー・・・。」

 

ルールー「どれだけ計算しても、答えが出ない・・・!分析不能・・・!でも、信じる。奇跡を!私は、えみると一緒にプリキュアになりたい!」

 

えみる「私も・・・私もルールーと一緒にプリキュアになりたい!」

 

えみる・ルールー「「お願い!」」

 

パップル「あっはっはっはっ!アンドロイドが神頼み?」

 

その時、周囲がセピア色に変わると同時にプリハートが光り出し、プリハートの幻と、女神らしき幻が現れた。

 

ネオディケイドビルド 海賊レッシャーフォーム「プリハートがもう一つ・・・!」

 

はぐたん「えみるー!るー!いっしょー!」

 

女神の幻が、二人を抱き締めた直後に消滅する。

 

はな「消えた・・・!」

 

えみる「何なのです今の・・・?」

 

ルールー「奇跡が・・・起こった・・・!」

 

プリハートの幻が実体化し、実物となった。

 

はな「プリハートが出来た!これって本当の奇跡だよ!」

 

はぐたん「プリキュアー!」

 

えみる・ルールー「「あなたを愛し、私を愛する!」」

 

ネオディケイドビルド 海賊レッシャーーフォーム「さあ見せるんだ!俺達に二人の奇跡の姿を!」

 

えみる・ルールー「「ミライクリスタル!」」

 

えみる・ルールー 「「ハート、キラっと!」」

 

えみる・ルールー「「は~ぎゅ~!」」

 

マシェリ・アムール「「輝く未来を、抱き締めて!」」

 

マシュリ・アムール「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」

 

マシェリ「キュアマシェリ!」

 

アムール「キュアアムール!」

 

えみるとルールーが四人目と五人目のプリキュア、キュアマシェリとキュアアムールに変身を遂げた。

 

マシェリとアムールが手を繋ぎ、背中を重ねて歌う。

 

はな「キュアマシェリ・・・!アムール・・・!」

 

ネオディケイドビルド 海賊レッシャーフォーム「凄い・・・!二人一緒に誕生するっていうのは・・・!」

 

パップル「何々・・・!?どう言う事!?」

 

歩きながら離れてポーズを取り、オシマイダーに向かって走る。

 

はな「よーし!私も!」

 

はな「めちょっく!プリハート忘れた~!」

 

はなも変身しようとするが、プリハートを家に忘れてしまった。

 

ハリー「おお!何かめっちゃ強そうやん!」

 

マシェリとアムールが一緒に跳び、オシマイダーを踏み付ける。

 

歌いながら宙返りして距離を取り、客席に着地する。

 

オシマイダーに向かって跳び、オシマイダーがギターをシンバルに変化させて潰そうとするが、当たる寸前で左右に跳んで避ける。

 

客席に着地してからもう一度跳び、そのまま跳び蹴りを繰り出してシンバルを顔面に叩き付けて破壊する。

 

マシェリとアムールが、ネオディケイドビルドの傍に着地する。

 

ネオディケイドビルド 海賊レッシャーフォーム「良いコンビネーションだ二人とも。決めるよ!」

 

画面上操作にて、ラビットタンクスパークリングボトルを出現させる。

 

ラビットタンクスパークリングを振り中身を活性化させた後、ボトル上部のシールディングタブを引き起こして起動した後にビルドドライバーに装填する。

 

ビルドドライバー「ラビットタンクスパークリング!」

 

レバーを回すことでビルドドライバーからビルドのライダーズクエスト型のスナップライドビルダーが展開し、前後に二つのボディが作り出される。

 

ビルドドライバー「シュワっと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イエイ!イェーイ!」

 

二つのボディが合わさると無数の泡が弾け、ラビットタンクスパークリングフォームにビルドアップした。

 

ネオディケイドビルド ラビットタンクスパークリングフォーム「勝利の法則は決まった!そしてこいつもやっとくぞ!」

 

画面上操作にて、バイオ画面から6のクリス~エイダ編でのヘリ-Lを選ぶ。

 

空中にゲートが開き、向こう側は夜の中国ターチィである。街はビル群であった。

 

エール「ゲートの向こう側はあの時と同じ夜!?」

 

アンジュ「しかもビル群!?」

 

エトワール「そしてヘリ!?」

 

パップル「あの夜のビル群はどこなの!?」

 

ヘリ-6はゲートを通過し、機銃を発射していき、そして高威力ミサイルを連発していった。

 

オシマシダーに直撃し、爆発させた。

 

オシマイダーは大ダメージをうけ、よろけた。

 

ハリー「なんて威力や!?」

 

あみる「ヘリなんて見た事はないのです!!」

 

ルールー「私もです!」

 

そして、ゲートを移動させ、ヘリ-6をゲーム世界へ戻した。

 

ネオディケイドビルド ラビットタンクスパークリングフォーム「行くぞ!」

 

ドライバーのレバーを再度回す。

 

ビルドドライバー「Ready go!」

 

ネオディケイドビルド ラビットタンクスパークリングフォーム「はああああぁぁぁーっ!」

 

ワームホールの様な図形を出現させてその中にカードモンスターを拘束し、無数の泡と共にキックを叩き込むスパークリングフィニッシュを放つ。

 

マシェリ「アーユーレディ!」

 

アムール「行きます!」

 

マシェリ「フレフレ!ハート・ソング!」

 

アムール「フレフレ!ハート・ダンス!」

 

マシェリとアムールがプリハートのハート部分をタッチして手を画面にかざし、プリハートから赤と紫のハート型エネルギーを敵にぶつけて浄化するハート・ソングとハート・ダンスを放つ。

 

ネオディケイドビルドのスパークリングフィニッシュが直撃し、ハート・ソングとハート・ダンスが巨大なハートとなってオシマイダーに直撃し、オシマイダーが浄化された。

 

はな「よっしゃー!」

 

マシェリ「キュアマシェリ!」

 

アムール「キュアアムール!」

 

マシェリ・アムール「「ふたりはプリキュア!」」

 

マシェリとアムールが手を繋ぎ、ポーズを取った。

 

パップル「嘘・・・!?そんなの聞いて無ーい!」

 

パップルが瞬間移動して引き上げる。

 

マシェリ「私達、出過ぎた真似をし過ぎたでしょうか・・・?」

 

美姫「いいえ。」

 

アムール「奇跡・・・起きました!」

 

はな「良かった・・・!やったね二人とも!」

 

はながマシェリ、アムールの順に抱き付く。

 

はな「良かった・・・!」

 

はなは今の二人の姿に、嬉しさを抑えきれなかった。

 

同じ頃、さあやはオーディションに合格し、ほまれは予選会で一位を取った。

 

マシェリがミライクリスタルを乗せたスプーンを、はなが抱き抱えるはぐたんに近付ける。

 

マシェリ「緊張するのです・・・!」

 

マシェリのアスパワワが額の飾りに入る。

 

アムールもミライクリスタルを乗せたスプーンを、はなが抱き抱えるはぐたんに近付ける。

 

アムール「どうぞ。」

 

アムールのアスパワワも、額の飾りに入った。

 

アムール「きゃわたん・・・!」

 

マシェリ「喜んでくれてるのです!」

 

はな「マシェリ!アムール!これからよろしくね!」

 

はぐたん「いっしょ!いっしょ!」

 

マシェリ・アムール「「はい!」」

 

美姫「四人と思ってたけど、まさか五人になるなんてね。嬉しい限りだよ。」

 

はな「みんな一緒!私達プリキュアー!」

 

はなは喜びの余り、はぐたんを持ち上げてグルグル回る。

 

ハリー「スマン美姫・・・!はなを止めきれんかった・・・!」

 

美姫「でも、はぐたんを連れて来なかったらマシェリとアムールのミライクリスタルは生まれなかった訳ですし、不問にしますよ。」

 

ハリー「そ、そうか。おおきに。」

 

四人と五人目のプリキュア、キュアマシェリとキュアアムールが誕生し、さあやとほまれは夢に一歩近づいたのだった。

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