仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:グレイモン
犬夜叉達はとある木の陰でランチ中である。
美姫は高校カバンを近くに置き、共に食べていた。
七宝「今夜も満月かのう・・・」
美姫「満月・・・。」
犬夜叉「へっ!!そのほうがおれには都合がいいぜ!!」
秋時はカップ麺を食べ、
秋時「うまい!!こんなうまいもの初めて食したぞ!!」
かごめ「ねえ、北条くんはこれからどこへ行くの?」
秋時「見ず知らずのあなた方に話すわけにはいかぬ・・・」
かごめはカップ麺を取り上げる。
秋時「実は某、富士の火口に・・・この羽衣を捨てに参る途中なのです・・・」
美姫「羽衣?」
かごめ「・・・羽衣って、あの天女の?」
秋時「さよう・・・これはその昔、我が北条家に献上されたものです・・・何でも不老不死の天女の持ち物であったとか・・・以来家宝として大切にされて来ましたが・・・ある日、徳の高い法師が訪れ・・・こういう予言を残して去って行きました・・・もし夜ごと、満月が現れることならば、すぐに羽衣を富士の火口に投げ入れて燃やすべし・・・さもなくば、天下に大いなる災いをもたらそう・・・・そして・・・ここ数日は満月・・・法師の予言が現実となった今、羽衣は一刻と早く捨て去るべきです!!」
美姫「なるほど・・・。」
犬夜叉「けっ!!うさん臭え!!その法師の言ったことが本当なら、一体どんな災いが起こるってんだ?」
かごめ「お月さまと羽衣と言えば・・・かぐや姫だよね・・・確かに満月の夜、迎えに来た天女たちに羽衣を着せられて・・・」
犬夜叉「何っ?神久夜だと!?確かにやつは災いの臭いをプンプンさせてやがったがな・・・」
死魂虫を周囲に旋回させて歩く桔梗。
桔梗「!?」
神楽「死魂を喰らう死人の巫女か・・・いつ見てもおぞましいね・・・」
桔梗は弓を構え、矢を装填し、神楽に向ける。
桔梗「答えろ・・・すべては奈落の思惑か?」
神楽「まだ死んだやつのことが気になるのかい?」
桔梗「・・・死んだ?」
桔梗は懐のある物を放り投げる。
桔梗「どうした?受け取らぬのか・・・望みのものであろう?」
神楽は物を手に取る。
神楽「ずいぶん素直じゃないか・・・」
桔梗「ふん・・・おまえとは違う・・・」
桔梗は神楽をの横を通り過ぎていった。
神楽「相変わらず薄気味悪い女だ・・・まあこれで全部そろったんだ・・・感謝しとくよ!」
弥勒とハチはじいさんの民家にいた。
じいさん「この村には恐ろしい言い伝えが残っておりましてな・・・ある日、村の泉で天女が水浴びをしておったそうな・・・それを見ていた男が、木にかけてあった天の羽衣を盗んでしまった・・・」
ハチ「その話ならあっしも知ってますよ・・・確か盗んだ男と天女は
じいさん「この村の言い伝えは違います・・・羽衣を盗まれた天女は怒りくるい、関係のない村の者まで次々と殺してしまったのです・・・」
弥勒とハチ「「!!」」
じいさん「折よくそこへ弥やつ法師さまが現れ・・・天女を命鏡と言う鏡の中に封じてくださったのです・・・」
弥勒「それは本当に天女だったのでしょうか?天女を騙る妖怪だったのでは?」
じいさん「しかし、男が盗んだ羽衣は・・・本物だったと聞いております・・・」
ハチ「天の羽衣・・・今でもこの村にあるんですかい?」
じいさん「いえいえ・・・今はもうどこにあるのやら・・・」
弥勒「では、天女を封印した命鏡とやらは?」
じいさん「それなら蓬莱の玉の枝とともに祀られております・・・迷いの森、命鏡の祠に・・・」
富士五湖 河口湖ーーー
神楽は土製の大型カップを落とす。
神久夜〈おく露の光をだにぞやどさまし・・・をぐら山にて何もとめけん・・・〉
5つの光は揃い、光り出す。
鏡から神久夜は解放される。
神楽「・・・・・・」
神久夜「・・・現し身にて眺める月は格別よ・・・」
神楽「約束だよ・・・本物の自由とやら、見せてもらおうじゃないか・・・」
神久夜「いや・・・あとひとつ・・・わらわには必要なものがある・・・」
犬夜叉、かごめ、美姫は木の下で焚火していた。
かごめは古典で調べていた。
かごめ「美姫さんも聞いてくれます?」
美姫「ええ。」
かごめ「かぐや姫は求婚してくる相手に色々と無理難題を言うんだけどさ・・・その中に火鼠の衣があるの・・・ほら、蓬莱の玉の枝、龍首の玉、仏の御石の鉢、燕の子安貝・・・それに火鼠の皮衣だって・・・」
美姫「う~~~ん。」
かごめ「だから、あの神久夜って奴、犬夜叉の着物を狙ったんじゃないでしょうか?」
美姫「あり得ますね・・・。」
七宝「みきも共におるが、いい雰囲気じゃな・・・」
秋時「みきさまもピンク髪で美しく、魅力的に感じたが、かごめさま・・・はかない恋であったか・・・」
七宝「何じゃ、おまえ・・・みきではなく、かごめに惚れておったのか?」
秋時「湯気の向こうにかごめ様の姿を見た時は・・・天女が舞い降りたかと見まごうた・・・」
七宝「ははあ・・・では今からおまえはおらの家来じゃ!!」
秋時「・・・へ?」
美姫はケース入りスマホを弄る。
かごめ「ねえ・・・おとぎ話の中のかぐや姫って、ホントは月に帰りたくなかったんじゃないのかなあ・・・」
美姫「ええェ!?」
犬夜叉「はあ?何だ?そりゃ・・・」
かごめ「あ、流れ星!!願い事しなくちゃ!!」
かごめは両手を握るように合わせた。
かごめ「美姫さんもやってみたらどうです?」
美姫「それもいいでしょうね・・・。」
美姫もスマホを置いて、同じく両手を握るように合わせた。
かごめ「ねえ、犬夜叉・・・」
犬夜叉「あん?」
かごめ「今でも妖怪になりたいって思ってるの?」
犬夜叉「あったりまえじゃねえか!」
美姫「今でも充分強いじゃありませんか・・・」
犬夜叉「けっ!!うるせえな!!おれは妖怪になる!!そう決めたんだ!!みきも余計な口挟むんじゃねェ!!」
かごめ「でもね・・・私思うんだけど・・・犬夜叉は犬夜叉のままで・・・ずっと半妖のままでもいいんじゃない・・・?私は今のままの犬夜叉が好き・・・」
美姫「かごめさん・・・」
犬夜叉「けっ!!くだらねェ!!」
かごめ「くだらないって何よ!?少しは真面目に聞いてよ!!」
犬夜叉は振り向きざまに、意味深な顔になった。
かごめ「・・・あ・・・?」
犬夜叉「あんだよ!!」
かごめ「・・・犬夜叉・・・今・・・」
犬夜叉「!!」
桜が降り始めた。
犬夜叉は鞘を持ち出す。
七宝「なんじゃ?」
秋時「この季節に桜とは奇ッ怪な・・・」
かごめ「なっ・・・何っ!?」
美姫「周囲が点滅するかのように・・・。」
犬夜叉は立ち上がり、鉄砕牙に手を掛ける。
神久夜「今はとて天の羽衣きるをりぞ・・・君をあ
池の先に鏡と共に現れた神久夜。
美姫「神久夜・・・」
犬夜叉「そっちから出向いてくれるたあ、ありがたいぜ!!」
犬夜叉は鉄砕牙を抜いた。
神久夜「・・・またそなたたちか・・・よくよくつまらぬ者どもと縁があったものよ・・・天の羽衣はどこじゃ?」
かごめ「天の羽衣・・・?」
美姫「秋時さんが持ってる物じゃ!?」
神久夜「そこか!?」
犬夜叉「させるかよ~~~~っ!!」
犬夜叉は鉄砕牙を振り下ろし、衝撃波を飛ばす。
神久夜は口近くで、右指を立てる。
神久夜「オンコロコロセンダリマトウギソワカ・・・」
衝撃波を消した。
犬夜叉「何っ!?」
神久夜「邪魔だてするでない!!」
鏡を光らせ、犬夜叉を大木へ吹っ飛ばし、蔓で拘束する。
かごめ「犬夜叉!!」
美姫「犬夜叉さん!!」
犬夜叉「な、なんだ!!」
神久夜「・・・ふん・・・弱いと思ったら・・・そなた、半妖だな・・・」
犬夜叉「だったらどうしたぃ!!」
蔓から電撃発生。
かごめは弾かれる。
美姫「蔓から電撃!?結界ですか!?」
七宝「かごめっ!!」
秋時「犬夜叉どの!!」
二人は倒れ、風呂敷から羽衣が。
神久夜「おお・・・それぞまさしく天の羽衣・・・ナウマクサンマンボダナンバクオンアラハシャノウ・・・」
秋時は羽衣を風呂敷に包んでいく。
犬夜叉「逃げろ!!ボケ!!」
秋時「・・・え?」
神久夜は鏡から光を放つ。
かごめ「神久夜!!」
かごめを矢を射る。
神久夜「小賢しい!!」
矢は衣類の袖を破った。
神久夜「破魔の矢・・・!?・・面白い・・・」
美姫は画面上操作より、ネオディケイドライバーを自動装着。
神久夜「ん?」
秋時「みき様?腰に・・・」
美姫はカードを突き出す。
神久夜「手札・・・?」
美姫「変身。」
美姫はネオディケイドライバーにカードを装填。
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
美姫は仮面ライダーネオディケイドに変身。
秋時「へっ・・・?」
神久夜「ピンク髪の小娘・・・仮面の鎧に・・・お前は何者だ?」
ネオディケイド「俺か?俺は仮面ライダーディケイド!通りすがりの仮面ライダーだ!!」
秋時「かめんらいだーでぃけいど?」
神久夜「通りすがりのかめんらいだー・・・?何だ、かめんらいだーというのは・・・」
秋時「それに全然通りすがってないような・・・。」
神久夜「声が完全に男になっている・・・話し方もか・・・。」
ネオディケイドはライドブッカーをガンモードに変形させる。
秋時「手札を取り出すだけじゃないのか!?」
神久夜「武器にもなるのか・・・。」
かごめは矢を神久夜に向ける。
かごめ「犬夜叉を放しなさいよ!!」
犬夜叉「ばかやろぉ!!引っ込んでろ!!」
神久夜「ふん!やってみるがいい・・・」
かごめ「言ったわね!!」
ネオディケイド「俺からやらせてもらう。」
ネオディケイドは鏡に向けて、一発光弾を撃った。
神久夜は鏡を発光させ、光弾を一度飲み込み、跳ね返した。
ネオディケイドに命中したが、ボディに弾かれる。
ネオディケイド「光弾をはね返せるとはな・・・。」
かごめも矢を射るが、神久夜は鏡で一度飲み込み、跳ね返してきた。
かごめ「あっ!!」
矢は犬夜叉めがけてであった。
かごめ「犬夜叉!!」
かごめは犬夜叉の元へ。
七宝「かごめ!!」
ネオディケイド「かごめ!!」
秋時「危ない!!」
秋時は咄嗟に風呂敷を投げた。
かごめの背中に矢が命中。
犬夜叉「・・・かごめ・・・」
秋時「あ・・・あ・・・」
ネオディケイド「かごめ・・・」
犬夜叉「かごめーーー!!」
かごめ「・・よかった・・・犬夜叉、無事ね・・・」
犬夜叉「ばか野郎!!てめェなんて無茶しやがる!?」
かごめ「こんなこと・・・いつも・・・あんたがしてくれることじゃない・・・」
かごめはずれ落ち、倒れた。
ネオディケイド「かごめ!?」
神久夜は犬夜叉の元へ。
ネオディケイド「神久夜・・・。」
犬夜叉「てめェ、かごめが死んだらただじゃおかねえぞ!!」
神久夜「案ずるな・・そうやすやすと死なせはせん・・・、それよりそなたとでぃけいどとやら、わらわの僕にならぬか・・・さすればそなたらの望み叶えてやろう・・・」
ネオディケイド「愚かだな、神久夜。」
犬夜叉「ふざけんな!!今すぐこいつを外せ!!」
神久夜はかごめを浮かび上がらせる。
神久夜「ふふふ・・・娘はわらわが預かる・・・」
犬夜叉「待ちやがれ!!かごめをどうする気だ!?」
神飛あや「意思あらば我が夢幻の城まで来るがよい・・・」
ネオディケイド「夢幻の城・・・?」
犬夜叉「てめェ!!逃げる気か!?」
神久夜はかごめと共に消え、木の桜は消える。
犬夜叉への拘束蔓も砕けた。
犬夜叉「くそっ!!」
犬夜叉は池の中へ。
犬夜叉「おい!!夢幻の城ってなあどこにある!?」
七宝「そんなことがわかるわけがなかろう!?」
秋時「あの・・・」
七宝「!?」
ネオディケイド「心当たりがあるのか?」
秋時「はい。
犬夜叉「・・・くっ!!」
ネオディケイド「なら、さっさと行かないとな。」