仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第440話「大女優に密着! さあやとおかあさん」

HUGMANの屋上に置かれたデジタルサイネージに、さあやの出演する炭酸飲料のCMが映り、はな達が近くのテーブルに集まってそれを見る。

 

美姫は虹ヶ咲学園の冬服を着用。格安ハート型ペンダントもかけている。

 

はぐたん「しゃあや!いっぱーい!」

 

ハリー「あっちもこっちも、さあやさあややな。」

 

更に柱の方にはポスターも貼られていた。

 

ほまれ「オーディション頑張った甲斐あったね。」

 

はな「応援した私達も嬉しいね。」

 

えみる「さあやさん凄いのです。」

 

美姫「このまま行けばスターも夢じゃありませんわね。」

 

ルールー「さあやと一緒にシュワシュワしようと思ったのですが、さあやはどこですか?」

 

ハリー「あそこや。」

 

その炭酸飲料を買って来たルールーが戻り、さあやがどこなのかを尋ねると、ハリーの向いた方向を向く。

 

そこには、さあやを囲んで写真などを頼み込む客達の姿があった。

 

はな「CM効果で大人気だね。」

 

ビューティーハリー 店内

 

さあや「ふう・・・。」

 

ソファーに座るさあやが一息付く。

 

ほまれ「お疲れ様。」

 

えみる「さあやさん有名人なのです。」

 

美姫「全員のお願い引き受けるなんて、サービス精神凄いですわね。」

 

はな「いいなぁ・・・。」   

 

さあや「えっ?」

 

はな「既に女優へと大きな一歩を踏み出したさあや、ほまれはスケート、えみるはギター、ルールーはアンドロイド。」

 

美姫「いえ、アンドロイドは関係無いのでは・・・。」

 

はなが両手の人差し指と親指で四角の枠を作り、その枠に順にさあや達を入れる。

 

はな「私だけ何も決まって無い・・・。登山家、パティシエ、バスガイド・・・やりたい事はいっぱいあるけど・・・。私まだまだただの野乃はな!」

 

ハリー「早口言葉か。」

 

はな「めちょっく・・・!」

 

さあや「でも、私まだ、女優になるって決めた訳じゃないよ。」

 

はな「ええっ?何で?」

 

ほまれ「何か悩む理由があるの?」

 

さあや「うん・・・。お母さん、どう思うかなって。」

 

ほまれ「どうって・・・」

 

さあや「子供が自分と同じ道に進むのって、どうなんだろう・・・。今まで特に何も言われなかったけど・・・でももし、困らせてたら嫌だなって。」

 

美姫「優しいですわね薬師寺さんは。」

 

ハリー「そら、聞かんと分からへんのとちゃうか?」

 

さあや「お母さん、いつも忙しくて、そんな話した事無かったから。」

 

ルールー「では、直接聞きに行きましょう。」

 

はな「良い考え!」

 

ルールーがそう言い、立ち上がる。

 

はな「不安なら私達もついて行くからさ。フレフレ!さあや!」

 

さあや「うん。」

 

はな達は、撮影スタジオに訪れる。

 

えみる「で、何故ドラマの撮影所に?」

 

ほまれ「ああ知らなかったっけ。」

 

美姫「あれ見てください。」

 

ほまれ「あれがさあやのお母さんです。」

 

美姫が近くの建物を指差し、一同がその方向を向く。

 

そこには、麗羅が主演のドラマ・「女王のキッチン」の宣伝ポスターが貼られていた。

 

えみる「ええっ!?あの人が!?」

 

ルールー「薬師寺麗羅。連続ドラマ、「女王のキッチン」の主人公、大鍋亮子を演じている方ですね。」

 

ほまれ「詳しいね。」

 

ルールー「料理のドラマと言う事で見始めたのですが、物語や人物の描写も非常に興味深く、毎週欠かさず見ています。」

 

そう言ったルールーの口からは、よだれが出ていた。

 

ほまれ「そ、そうなんだ・・・。」

 

美姫「なら、その口元のよだれは何?」

 

ルールー「・・・!」

 

美姫がルールーの口元を指差し、ルールーが慌ててよだれを手で拭う。

 

美姫「確かに出てる料理が美味しそうでしたが。私も見てますわよ。ホームページにその時の料理のレシピが載ってるから、それ使ってご飯も作ってますし。」

 

ルールー「では今度、ご馳走になってもよろしいですか?」

 

美姫「ええ。」

 

ルールーが美姫に顔を近づけて頼み、美姫は承諾する。

 

ルールー「ありがとうございます。」

 

微笑んでお礼を言う。

 

はな「何かルールー、雰囲気変わった?」

 

ほまれ「うん。積極的になったよね。」

 

えみる「少ーし前の、ちょっとした出来事がきっかけなのです。」

 

はな「ちょっとした出来事?」

 

えみる「いずれ教えます。」

 

修司「やあ、お待たせ。さあやの父です。」

 

はな・ほまれ・えみる・ルールー・美姫・ハリー『よろしくお願いします!《わ!》(。)』

 

はぐたん「ましゅ!」

 

さあやの父親の薬師寺修司が現れて声を掛け、はな達が挨拶する

 

さあや「急にごめんね。」

 

修司「いやいや、丁度麗羅さんのお弁当が出来た所だったから。」

 

はな「えっ?パパさんがお弁当を?」

 

修司「うん。僕、料理が大好きなんだ。」

 

そう言うと、麗羅の弁当を見せる。

 

修司「それに今日はちょっと用事もあってね。それじゃ、行こうか。」

 

修司の案内で、撮影スタジオに入る。

 

はな「おお~っ!本物だ!」

 

ルールー「落ち着いて下さい。」

 

修司「僕、監督に挨拶して来るから、見学しててね。」  

 

はな「はーい!」

 

修司が監督に挨拶しに向かう。

 

はな「ふふーん、撮影所なら有名人沢山いるよね。サインサイン。」

 

はながそう言ってから色紙を出す。

 

ハリー「ホンマはそれが目的なんちゃうか?」

 

はな「ち、違うよ!」

 

?「有名人をお探しですの?」

 

?「とう!」

 

どこからか声が聞こえてから、セットの上から誰かが跳んで着地する。

 

蘭世「一条蘭世でございます!」

 

ドラマの衣装を着たその女性はさあやと同い年の女優、一条蘭世だった。

 

美姫(ん?一条?)

 

はな「えっと・・・誰だっけ・・・?」

 

蘭世「この一条蘭世のサインが欲しい?いいですわ。特別ですわよ!」

 

色紙全てを奪い取るようにして取り、サインを書く。

 

はな「めちょっく・・・。」

 

さあや「蘭世ちゃん久しぶり!」

 

蘭世「薬師寺さあや、CMが評判のようですわね。」

 

さあや「蘭世ちゃんこそ、このドラマに出るんでしょ?凄いね!」

 

蘭世「そうですわ!ゲストだけど、存在感のある役よ!更に成長した私を存分に見せて差し上げますわ!」

 

蘭世はこの回のゲストのネギ農家役での出演が決まっていた。

 

そう言うと高笑いし出し、その高笑いに驚いたはぐたんが泣いてしまう。

 

ハリー「ああ、大丈夫やではぐたん!」

 

美姫「ビックリしちゃったのですね。」

 

はな「シーだよシー・・・!」

 

蘭世「ご、ごめんなさい!」

 

美姫ははぐたんを抱っこさせてもらう。

 

少しずつだが、はぐたんは落ち着きを取り戻した。

 

蘭世「す、凄いですわ・・・。」

 

美姫「あなたも赤ちゃん時代はお母様に抱っこされていた時、必ずこうだったんですよ。」

 

蘭世「は、はい・・・。」

 

はな「なんかね、お腹の中にいた時の羊水の匂いに反応してるみたいなの。」

 

蘭世「羊水・・・ですの?」

 

美姫「誰もが、赤子時代は言葉を覚えて話せる1歳から2歳くらいまでの間は泣いて知らせるそうですわ。」

 

蘭世「そうなんですの!?」

 

するとそこに、ドラマの衣装を着た麗羅がスタジオに入った。

 

さあや「お母さん!」

 

麗羅「大丈夫。大丈夫よ。怖くないわ。良い子ね。」

 

はぐたんと目を合わせて優しい声で大丈夫と伝えると、微笑んで褒める。

 

ルールー「完全に見惚れています。」

 

えみる「泣く子も黙る女優オーラなのです。」

 

ハリー「偉いスンマヘン。邪魔したらアカンから、お散歩行って来ますわ。」

 

はぐたん「おしゃんぽ、おしゃんぽー!」

 

ハリーがはぐたんを連れて散歩しに向かう。

 

蘭世「すみません、すみません・・・!」

 

さあや「騒がしくしてごめんなさい・・・!」

 

麗羅「子供は泣いて当たり前。あなた達が謝る必要は無いわ。」

 

蘭世「あ、はい。ありがとうございます・・・。」

 

はな「カッコいい・・・!」

 

ほまれ「流石の貫禄だね。」

 

美姫「大女優なだけはありますなぁ。」

 

監督「じゃ、軽くリハ行ってみますか。」

 

全然『お願いしまーす。』

 

まず最初にリハーサルの撮影が始まる。

 

はな「またネギなんだ。」

 

ほまれ「だからあの格好・・・。」

 

さあや「ネギ好きだね。」

 

リハーサルを見るはな達が、蘭世の格好に納得する。

 

美姫「どう言う事ですの?」

 

さあや「野菜少女のCMに一緒に出た事があるんです。」

 

はな「で、その時してたのがネギの着ぐるみなんだ。」

 

美姫に説明し、リハーサルを見続けた。

 

麗羅「辛~い!」

 

リハーサルが終わった直後、麗羅が表情を歪めて辛いと叫ぶ。

 

監督「いきなりネギを齧るとは、凄いアドリブだな麗羅。」

 

麗羅「亮子なら、素材は生で味見すると思って・・・。」

 

生のネギを食べたのが理由で、麗羅のアドリブでもあった。

 

美姫「あれアドリブだったのですね。」

 

監督「本番もその調子で頼むぞ。」

 

蘭世「これが、一流の女優・・・。」

 

ほまれ「プロだ・・・。」

 

監督「じゃ、本番行こっか。」

 

今度は本番の撮影が行われる。

 

さあや「凄い・・・。」

 

麗羅の演技を見入るさあやに、ほまれが肘で小突く。

 

ほまれ「見惚れてちゃ駄目じゃん。目的、忘れてるよ。」

 

さあや「あっ、そっか。」

 

昼休憩に入り、麗羅が椅子に座って台本を見直していると、横から目的を思い出したさあやが来る。

 

さあや「あの、お母さん。」 

 

麗羅「何?」

 

さあや「CM、見た?」

 

麗羅「ええ。好評なようね。それがどうかしたの?」

 

ここですぐ傍のテーブルに、弁当と自分が出演していたCMの炭酸飲料のボトルが置かれていた事に気付く。

 

さあや「迷惑とか、掛かって無い?」

 

麗羅「迷惑って?」

 

さあや「その・・・お母さんの、仕事の邪魔になってたりしてないかな・・・って。」

 

麗羅「あなたはどうなの?」

 

さあや「えっ?」

 

麗羅「例え実力で掴んだ仕事でも、薬師寺麗羅の娘だから。親の七光りだから。そう言う人は必ずいるわ。この先もずっとね。」

 

さあや「・・・!」

 

麗羅「その覚悟はある?」

 

さあや「・・・分からない・・・。」

 

麗羅「決して女優だけが、あなたの道じゃないわ。」

 

立ち上がってからそう言い、この場を後にした。

 

さあや「やっぱり、迷惑だったのかな・・・。」

 

さあやが外で太陽を見つめ、そう呟く。

 

監督「いいじゃないの。迷惑掛けたって。」

 

さあや「えっ?」

 

監督「さあやちゃ~ん。」

 

監督が現れ、腕を広げてさあやに近付く。

 

監督「はぎゅ。」

 

さあや「ぎゃああああぁぁぁっ!?」

 

いきなり抱き付かれ、悲鳴を上げる。

 

監督「あだっ!」

 

女性スタッフ1「年頃の女子にいきなり抱き付くんじゃない!」

 

女性スタッフ2「ごめんね。ビックリさせちゃって。」

 

年配の女性スタッフがスリッパで監督の頭を叩き、別の女性スタッフが謝る。

 

美姫「どうしたんです薬師寺さん!」

 

ここで美姫が駆け足で現れ、足を止める。

 

さあや「美姫さん?」

 

女性スタッフ2「ああ、ひょっとしてさっきの悲鳴が聞こえちゃった?」

 

女性スタッフ1「けどもう大丈夫よ。原因は懲らしめたから。」

 

美姫「あ、ああ、そうなんですね。」

 

女性スタッフ1「いきなり抱き付かれれば、そりゃあ驚くわよ。」

 

女性スタッフ1「いやー、でもこんなに大きくなって。」   

 

さあや「えっ?」

 

女性スタッフ2「元気そうで嬉しいねぇ。麗羅ちゃんそっくり。」

 

さあや「えっ?」

 

監督「もしかして俺の事、覚えて無い・・・?」

 

女性スタッフ1「当たり前でしょ。」

 

男性スタッフ「君はまだ、赤ちゃんだったからね。」

 

年配の男性スタッフが現れ、そう告げる。

 

女性スタッフ2「あなた、よくここに来てたのよ。」

 

さあや「えっ?」

 

女性スタッフ1「ミルクあげたり、オムツ替えたりしたんだから。」

 

さあや「そう・・・なんですか?」

 

監督「昔の事だよ。懐かしい話さ。」

 

室内に移動し、監督がさあやと美姫だけで無くはな達にも昔の事を話す。

 

さあやが産まれてからしばらくして、麗羅が演じたい役があると言って監督に頼み込み、監督が「みんなで力を合わせれば何とかなるだろ」と言い、みんなで協力する事を麗羅と修司に伝える。

 

その役が誰でもいいと言う訳で無く、麗羅に演じて欲しいからそうした事を話した。

 

監督「それから、アイツは凄く頑張ったよ。女優の仕事も、お母さんも。勿論修司も、そして俺達も、みんなで頑張った。だから、アイツは最大限輝けたし、君もこんなに大きくなった。」

 

さあや「そんな事が・・・」

 

美姫「皆さんは薬師寺家の家族なんですね。」

 

監督を含んだここにいる人達は、昔から薬師寺家と家族同然に接していた為、よく知っていた。

 

さあや「何か、すみません・・・!」

 

監督「だからいいんだってば。」

 

男性スタッフ「子供はそうやって大きくなって行く。」

 

監督「それが当たり前なのさ。俺達は、君達親子を応援したいだけ。」

 

さあや「応援・・・。」

 

監督「だってアイツは、今でも頑張り続けているからね。」

 

さあや「えっ?」

 

監督「修司、見せてやれよ。こっそりさ。」

 

一同は外から、給湯室でネギを切る麗羅を見る。

 

美姫「ネギ切ってますわね。」

 

はな「あれ、何してるんですか?」

 

修司「包丁の練習だよ。麗羅さん、昔から料理はちょっと苦手でね。役作りの為に、休憩中はいつもああやって練習しているんだよ。」

 

ほまれ「キッチンの女王が・・・」

 

ルールー「意外です。そんな一面があったなんて。」

 

さあや「そうだった・・・。何で、忘れてたんだろ・・・お母さんは昔から、ちょっと不器用で、でも、すっごく頑張り屋で―――一緒にいられる時間は少なかったかもしれないけど、その分いっぱい遊んで、笑って、抱き締めてくれた。だから、私いつもテレビに出てるお母さんを見ながら、応援してたんだ。凄い。頑張れって。お母さんが、凄く素敵だったから!」

 

さあやは、どうして女優になりたかったかを思い出した。

 

ほまれ「さあやのお母さんは、カッコいいんだね。」

 

さあや「うん!そっか。私、お母さんのいる向こう側に行ってみたくて、だから・・・」

 

美姫「女優を目指した。って事だね。」

 

蘭世「これ・・・撮影後みんなで食べるんですわよね・・・?」

 

蘭世(私、あれがトラウマで・・・)

 

蘭世(実はネギが・・・苦手なのですわ・・・。)流しの辺りに置かれたネギを見て心の中で呟いた蘭世から、小さなトゲパワワが放出される。

 

ジェロス「リトルなトゲパワワでも、ビッグにしちゃえば、イケるわよね?」

 

タクミ「も、勿論!大小など関係ありません!」

 

ジェロス「もうちょっと頑張ってよね。」

 

ジンジン「か、かしこまり!」

 

ジェロス「明日への希望よ、消えろ!ネガティブウェーブ!」

 

手でハートマークを作り、ネガティブウェーブを放出させる。

 

蘭世からトゲパワワを取り出し、暗黒の雲のようなエネルギーに変える。

 

ジェロス「発注!猛オシマイダー!」

 

水の上を滑り、ジンジンとタクミの傍で停まってから名刺を差し出す。

 

暗黒の雲がビデオカメラに憑り付き、ビデオカメラ猛オシマイダーが生み出された。

 

監督「それじゃあ、そろそろ本番―――おい、特撮はここじゃなくて隣の―――」

 

猛オシマイダーが特撮用の小道具と勘違いした監督達からトゲパワワが放出され、そのまま倒れて気絶する。

 

麗羅「な、何これ!?」

 

練習から戻った麗羅が猛オシマイダーを見て驚く。

 

ジェロス「あら、美人。しかも凄いアスパワワ。私の嫌いなタイプ。」

 

ジェロスが指を鳴らすと同時に麗羅からトゲパワワが放出され、倒れて気絶する。

 

さあや「お母さん!」

 

美姫「変身!」

 

はな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー「「「「「ミライクリスタル!」」」 」」

 

はな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー「「「「「ハート、キラっと!」」」」」

 

はな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー「「「「「は~ぎゅ~!」」」」」

 

ネオディケイド「カメンライド ディケイド」

 

エール「輝く未来を、抱き締めて!」

 

エール「みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」

 

アンジュ「みんなを癒す!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」

 

エトワール「みんな輝け!力のプリキュア!キュアエトワール!」

 

マシュリ・アムール「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」

 

マシェリ「キュアマシェリ!」

 

アムール「キュアアムール!」

 

エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール「「「「「HUGっと!プリキュア!」」」」」

 

エール「たああああぁぁぁっ!」

 

ネオディケイド「はああああぁぁぁっ!」

 

エールとネオオディケイドが猛オシマイダーに向かって跳び、パンチとライドブッカーからの突きを放って後ずさせる。

 

アンジュ「お母さん!」

 

アンジュが麗羅の元へ駆け寄り、倒れている監督達にも気付く。

 

エールとエトワールが猛オシマイダーの攻撃を受けて吹き飛び、ディケイドも吹き飛びながらも体勢を整えて着地するが、地面を後ずさる。

 

左右からマシェリとアムールが猛オシマイダーに向かって跳ぶ。

 

マシェリ・アムール「「うあああっ!」」

 

すると、上半身を勢いよく回転させ、二人を吹き飛ばした。

 

アンジュ「みんな!」

 

ジェロス「後はアンタ達だけ。さっさとやっちゃいな。」

 

タクミ「勿論です。やれ!」

 

猛オシマイダーが両腕を振り下ろしてアンジュとディケイドに叩き付けるが、二人はバックステップして避ける。

 

アンジュ「ここは、お母さん達の大切な場所!帰って!」

 

ネオディケイド「許可を取って無い奴の出入りは禁止だぞ!」

 

ジェロス「ドラマなんて所詮は作り話。それが何だって言うの?・・・ウザッ。そのイキった口、塞いでやんな!」

 

猛オシマイダーが足のローラーで二人に向かって突進する。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド ブラスト」

 

ディケイドがライドブッカーからディケイドブラストを放ち、猛オシマイダーに当てて怯ませる。

 

ジェロス「チッ。猛オシマイダー!」

 

猛オシマイダーが体当たりを繰り出そうとした所に、アンジュがメロディーソードからエネルギーのロープを放って足に巻き付ける。

 

アンジュ「ここには、沢山の人達の想いが詰まってる!私もそれを、応援したい!そして・・・!いつか私も、ここに来たい!」

 

そう叫んでメロディーソードを勢いよく振り下ろし、猛オシマイダーを地面に叩き付けた。

 

ネオディケイド(凄い豪快。)

 

エトワール「アンジュも、カッコいいじゃん。」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド カブト」

 

バックル部分から、変身していき、最後ニカブトホーンが立ち上がる。

 

ネオディケイドライバー「チェンジ ビードル」

 

カブトにカメンライドした。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド クロックアップ!』

 

突如時間干渉による超高速移動しながら装備したクナイモードのカブトクナイガンですれ違いざまに斬り付ける。

 

エトワール「速い・・・!」

 

マシュリ「あのファイズというライダーと同等、いえ・・・それ以上に速すぎて全然見えないです・・・」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド リュウキ」

 

龍騎にカメンライドした。

 

ネオディケイドライバ「アタックライド アドベント」

 

ネオディケイド龍騎がドラグレッダーを召喚する。

 

ドラグレッダー「ギャオオオオォォォー!」

 

エール「出た!!機械的な龍!!」

 

マシュリ「ボディは機械的です!!」

 

ジンジン「か、カッコいい・・・!」

 

タクミ「ああ、カッコイイな・・・!」

 

ジェロス「褒めてんじゃないわよ!」

 

ネオディケイド龍騎「ドラグレッダー!奴を追い詰めるぞ!」

 

ネオディケイド龍騎の指示を聞いたドラグレッダーが突っ込む。

 

ジェロス「猛オシマイダー!」

 

起き上がった猛オシマイダーがドラグレッダーに向かって体当たりを繰り出し、ぶつかり合う。

 

ドラグレッダーの方がパワーは上で、猛オシマイダーが後ずさって行く。

 

後ずさる猛オシマイダーにドラグレッダーの口から火球を放ち、命中させる。

 

ネオディケイド龍騎「はっ!ふっ!はっ!やっ!」

 

ネオディケイド龍騎が鏡やガラスの中に入り、すれ違いざまにアタックライド ソードベントにて装備したドラグセイバーで斬り付けた。

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド リュ リュ リュ リュウキ」

 

ネオディケイド龍騎「はああああぁぁぁーっ!」

 

ドラグレッダーがブレスを発射させ、ネオディケイド龍騎はドラゴンライダーキックを放つ。

 

猛オシマイダーが上空に吹き飛んで星になり、そのまま爆発した。

 

ジンジン「やられちゃいました・・・。」

 

タクミ「あの活躍、もう少し見たかったんですけどね。」

 

ジェロス「アンタら帰ったら反省会よ。」

 

ジェロス達が瞬間移動して姿を消した。

 

マシュリ「やっぱりドラゴンは強いです!」

 

アンジュ「凄いですね。あの龍。マシェリはドラゴンと呼ぶ、私は龍と呼びました。」

 

ネオディケイド龍騎「アンジュも凄かったよ。豪快で。」

 

アンジュ「いえ、私なんてまだまだです。」

 

ネオディケイド龍騎「それに、日本では龍、海外の国々ではドラゴンと呼ぶよな。」

 

エトワール「確かに、これって姿によって認識や扱いの違いもあるのかな?」

 

エール「あるんじゃない?」

 

アンジュ「日本とアジア州だと龍と呼び、水を司る神様の象徴として扱われていて、それ以外の海外の国々だと、英雄物語での勇者さんに退治されるみたいな悪のイメージが強いよね。龍はきっと天候操作が得意分野なのよ!」

 

アムール「検索によるデータにも、日本含むアジア州だと龍は水関連の嵐などの天候操作が得意分野の水神という扱い・・・。それ以外の国々だとドラゴンと呼ばれ、鋼鉄並の鱗を持ち、翼を広げて飛び上がり、熱い炎を吐き、英雄物語での勇者に退治される悪の存在の扱い。ファンタジー世界の帝王と言うくらいの知名度の高さを誇ってる・・・。互いに姿が異なるのは不思議ですが。」

 

マシェリ「そうなのですね!?日本での龍、海外の国々でのドラゴン・・・ドラゴンに対する知名度が日本と海外の国々の大部分の男女共にファンタジー世界の帝王と言うくらい高いのです!!」

 

撮影が再開され、無事に終わる。

 

ほまれ「ホントカッコいい。」

 

ルールー「これぞ、大鍋亮子。」

 

えみる「ところでこの料理は一体誰が・・・。撮影用にしては本格的過ぎるのです。」

 

美姫「確かに。誰が作ったんでしょう?」

 

えみると美姫が、撮影に使ったネギ料理に疑問を浮かべる。

 

修司「僕だよ。どうせなら、ちゃんと美味しく食べられる物をね。」

 

このネギ料理は、修司が作った物だった。

 

えみる「まさか、用事ってこれだったのですか?」

 

修司「あはは。」

 

えみるが尋ねると、微笑んでピースサインを作る。

 

麗羅「ウチの夫、凄いでしょ。」

 

美姫「じゃあ、これまでの回に出た料理も、レシピの監修もあなたが?」

 

修司「そうだよ。」

 

美姫「有効活用させて貰ってます。」

 

修司「嬉しいね。」

 

全員『いただきまーす!』

 

しばらくしてから、修司の作ったネギ料理を堪能する。

 

はな「美味しい・・・!」  

 

ほまれ「ネギしか無いのにこのバリエーション・・・!」

 

蘭世「これが・・・ネギ!?」

 

少し離れた場所で食べる麗羅と修司の元に、さあやが来る。

 

さあや「ねえ、お母さん。」

 

麗羅「どうしたの?」

 

さあや「うん。あのね、私、本当に女優になりたいのかはまだ分からない。でも、一つ目標が出来たの。いつか、お母さんと共演したい。それが今の私の夢。どうかな?」

 

麗羅「私の居るこの高みまで、登って来られるかしら?」

 

さあや「登ってみせるよ!絶対!」

 

女優として母親と共演したい。さあやのその夢を麗羅は微笑んで応援し、さあやも笑顔で返事をした。

 

女性スタッフ1「ねえねえさあやちゃん。一つ聞いていい?」

 

さあや「?何ですか?」

 

話し終えてから、年配の女性スタッフ二人がさあやの傍に寄る。

 

女性スタッフ2「彼女は?」

 

さあや「美姫さんはちょっとした知り合いです。」

 

奥の席ではな達とネギ料理を食べ続けてる陽海学園の冬服着用の美姫を指差して尋ねると、さあやがちょっとした知り合いと答えた。

 

女性スタッフ1「さあやちゃんの悲鳴を聞いて誰よりも先に駆け付けたんだから、大事にされてると思って。」  

 

女性スタッフ2「女性にしては容姿的には美しいわね。ピンク髪って個性的で・・・。見慣れない学生服だけど、あれって最近の学校とかではギャル女子って言うんでしょ?」

 

さあや「ああ見えて美姫さんは20代の社会人で、常にお嬢様口調で、悪人とかじゃないですよ!容姿だけじゃなく、中身でも美の追求をしてるの。ピンクって世界で美しい色の一つとされるそうなの。」

 

修司「そうなのかい?学生服だけど、20代の社会人、それに中身でも美の追求ねェ・・・。彼女の気持ちも分からなくはないな。」

 

さあや「でしょ?」

 

麗羅「ピンクは世界で美しい色の一つ・・・ね。」

 

さあや「お母さん・・・」

 

美姫「どうかされましたか?」

 

さあや「美姫さん!」

 

麗羅「美姫さん、私、さあやの母の麗羅です。」

 

美姫「よろしくお願いします!」

 

麗羅「美姫さん、あなたは女性でありながら、さあやとどういう関係かは知りませんが。この子にもいつかは・・・。」

 

美姫「素敵な異性に巡り合えるかもしれない・・・ですか?」

 

麗羅「ええ!しかし、その方との交際は女優としてのキャリアを重ねからになさい!」

 

さあや「お、お母さん!!」

 

美姫「そうなのですね・・・。」

 

さあや「あの・・・!その・・・!えっと・・・!」

 

この話を聞いてた美姫がさあやに近寄って尋ねると、さあやがしどろもどろになる。

 

さあや「し、失礼します!美姫さん 行きましょう!!」  

 

美姫「ちょ、ちょっと薬師寺さん!?」

 

美姫の手首を掴み、この場から逃げるようにして出て行った。

 

監督「さあやちゃんにもいつかはねェ・・・。」

 

二人の後ろ姿を見た監督は、笑いながら両手の人差し指と親指で四角の枠を作り、その枠に二人を入れてそう呟いた。

 

誰もいないスタジオのベンチに、さあやと美姫が並んで座る。

 

さあや「もう・・・!みんなして・・・!」

 

美姫「なるほど。そう言う事だったのですね。」

 

さあやから事情を聞いた美姫は、ふふっと笑いながら納得する。

 

美姫「でも、みなさん家族のように見えましたわ。」

 

さあや「美姫さん・・・」

 

美姫「薬師寺さん、膝枕しましょうか?」

 

さあや「でも・・・」

 

美姫「遠慮しなくていいのです。」

 

さあや「では、失礼して・・・」

 

さあやは美姫の膝に頭から寝るような体勢に。

 

さあや(やっぱり・・・美姫さんから安心感が来るような匂いが・・・。香水かな・・・)

 

美姫はさあやの頭を優しく撫でる。

 

さあやはその際にくすぐったそうに頭がわずかによじれた。

 

美姫「ちょっとくすぐったかったですか?」

 

さあや「い、いえ・・・大丈夫です・・・。」

 

美姫「ところですが、今度のお休み、行きますか?」

 

さあや「もしかして・・・」

 

美姫「ええ!!」

 

さあや(バイオハザードシリーズの世界。)「はい!!皆にも知らせておきます!!」

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