仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:タイムマシン(2002)
弟子「ハァハァ・・・本当に恐ろしい目に遭いましたなぁ。」
法師「あああ!!我は仏の試練。己が心の恐れを見たのじゃ。」
弟子「はぁ・・・しかし・・・。おや?あんな所に山寺が・・・。まさに地獄に仏・・・天の助け・・・」
弟子は拝む。
法師「夢助!!すぐに誰かに頼ろうとする弱い心だから幻を見るのじゃ。」
弟子「ははぁ・・・。」
法師「では宿を頼もうか。」
弟子「なぁんだ。お師匠様も結局頼むんじゃないか・・・。」
犬夜叉達は森付近を歩き中。
村人「なんでも国境の部隊が全滅させられたらしい。」
村人「とても人間の仕業じゃねえ、ひでえ有様だったと。」
村人「うわさは本当なのか?」
村人「七人塚の亡霊が祟っているってのは・・・」
かごめ(七人塚の亡霊・・・?)
美姫(七人の武士の亡霊とか・・・?)
弥勒「あの~~~ちょっとお話を・・・」
美姫「弥勒さん・・・。」
犬夜叉「聞くのかよ。」
かごめ「素通りにって訳にはいかないでしょ。」
犬夜叉達は村人から話を聞く事に・・・。
村人「七人塚ってのは・・・七人隊を鎮めるための塚でな。」
弥勒と美姫「「七人隊・・・?」」
村人「十何年も前の話だ。東国のほうからそいつらはこの地にやってきた。七人隊ってのは、七人の雇われ兵隊でな。どの領主の家来にもならず、戦を渡り歩いて仕事を引き受けていたとか・・・それが強いのなんのって・・・七人で百人の兵隊の働きをするってくらい・・・」
美姫「七人で百人の兵隊分の強さって事なので、一人分ずつに分けると、一人何人分の強さかって事です・・・後で計算してみましょう。」
珊瑚「ああ。」
村人「それは自由に。まぁ、殺し方がひどすぎる・・・七人隊に襲われた者達は切り刻まれ、焼き払われ・・・」
村人「どうも根っから人殺しが好きな外道の集団だったんだと。」
かごめ「まあ。」
村人「で、まあ、あまりの非道ぶりと、その強さに恐れをなした大名たちが、七人隊の討伐にのりだしたんだが、相当てこずったらしい。」
弥勒「でしょうなー。」
村人「七人隊は山づたいに逃げのびたが、多勢に無勢・・・こっからさらに北の寒村で、とうとう捕らえられ・・・全員首を打たれ、葬られた。それでも 祟りを恐れた土地の者達が・・・七人の魂を鎮めようと、ありがたい霊山のふもとに、異例の為にと塚を建てた・・・それが七人塚だ。」
弥勒「はあ・・・。」
かごめ「あの、さっき、その亡霊が祟ってるって・・・」
村人「ああ、噂じゃ、七人塚が真っ二つに割れたっていうんだ。雷が落ちたわけでもねえのに・・・それで、七人の亡霊が逃げ出したんじゃねえかと・・・」
犬夜叉達はまた歩き出した。
弥勒「うーん、亡霊ねえ・・・」
珊瑚「どう思う?法師さま。」
弥勒「奈落の妖気がなくなって、湧き出て来た有象無象とも考えられますが・・・」
犬夜叉「亡霊だか妖怪だか知らねえが・・・どうせおれたち、そっちに向かって歩いてんだからよ。会ったらたたっ斬るだけだろ。」
美姫「犬夜叉さん、あなたはパワー重視ですか・・・。私でも時には油断する事もありますがね・・・。」
犬夜叉「そうなのか?」
弥勒「そうなんですか・・・。」
珊瑚「へぇ・・・。」
かごめ「ん?」
犬夜叉「どうかしたか?」
かごめ「四魂のかけらが・・・一つ。」
雲母が飛び降りると、巨大化。
珊瑚も追い、雲母へ乗り、飛んで行ってしまった。
美姫「どうしたんでしょう・・・。」
かごめ「珊瑚ちゃん・・・。」
珊瑚「雲母、琥珀の気配を感じた!?」(この辺りの山の中のはず・・・。)
珊瑚は最孟勝に気付く。
木の枝に乗る琥珀を発見。
珊瑚「琥珀!!」
琥珀は飛び降りた。
琥珀(消そうと思っても、消えなかった・・・。あの顔、でも・・・)
珊瑚「琥珀。」
琥珀は鎌に手を掛ける。
琥珀(誰・・・?)
珊瑚「お前!まだ奈落に!?」
琥珀(なぜ、何故。あなたの顔が・・・。)
珊瑚《少しずつ思い出せばいいさ。これから、ずっと一緒にいられるんだから。》
琥珀《あ、あの・・・》
珊瑚《琥珀!!》
琥珀は鎌を投げて来た。
珊瑚「やめろ!!」
琥珀は鎌を戻す。
琥珀「死ね。」
鎌を振り回す。
珊瑚「琥珀!目を覚まして!」
琥珀は鎌を飛ばすが、珊瑚は避ける。
珊瑚「琥珀!」
鎌は飛来骨に衝突。
しかし、奥から煙が。
1羽の鳥が落ちた。
琥珀は跳んで避ける。
雲母も珊瑚を乗せて、飛び上がる。
珊瑚「あれは・・・琥珀・・・。」
琥珀「勝手な事はやめろ。見張られている。」
???「フフフフ。お前の迎えが遅いので、こちらから出向いたまで。あの女、訳ありか。」
そして、武者の一軍と遭遇した蛇骨。
???「こらっそこの者!道を空けんか!」
蛇骨「ふえ?」
武者たちは一時停止。
蛇骨「なんかおっしゃいましたか?」
武者「な・・・なんじゃこいつ。異様な
蛇骨「こっから先行かれるんなら。お気を付けなさいよ。恐ろしい亡霊が出るって話ですから。」
武者「たわけっ、われらはその亡霊退治に行くところじゃっ。」
蛇骨「ははは、その様子じゃあ・・・亡霊はどんな姿かご存じないようで・・・」
武者「貴様、知っていると言うのか。」
蛇骨「フフフフフ・・・俺がその、亡霊だっつーの。」
武者「鉄砲隊、前へ!!」
兵達は座り、鉄砲を構える。
蛇骨「何、それ・・・。」
武者「ふん。十数年前の亡霊は知らぬが通り。撃てェェ!!」
兵達は撃ち出し、蛇骨へ命中。
その音は犬夜叉達の所まで響いた。
七宝「何じゃ?今のパンパンという音は!?」
かごめ「美姫さん、ひょっとして。」
美姫「ええ。鉄砲の音ですね・・・。」
犬夜叉「てっぽう・・・?」
美姫「伝わってたんですね・・・。」
蛇骨は血を舐め、
蛇骨「へぇ。ひょっとしてこれが噂で聞いた事がある種子島か。」
武者「化け物め・・・。伊庭隊、前へェェ!!」
もう一つの鉄砲隊が前へ。
蛇骨「おい。まだやんの?もう分かったから、いいって。」
蛇骨は仕込み刀を繰り出し、武者隊を惨殺。
犬夜叉「!?」
弥勒「血の・・・匂い・・・!?」
美姫「誰かやられている・・・。」
犬夜叉「ああ。しかも半端な数じゃねえ!!」
犬夜叉は飛び降りる。
武者「バカな!?あんな遠くから刀を振るっただけで・・・」
蛇骨「思い出すねえ、昔のことを。」
武者「ええい!おじけるな!とり囲め!」
武者達は蛇骨を囲んだ。
武者「こやつめ、妖しの術を・・・」
蛇骨「へへへ・・・そんなもん使っちゃいねえよ。今も昔もなっ。」
蛇骨は仕込み刀を振るった。
犬夜叉(この臭い・・・かすかだが・・・これは・・・そうだ!墓土の臭い!)
犬夜叉は現場に着いた。
犬夜叉「!」
かごめ「何があったの!?」
美姫は走ってきた。
犬夜叉「来るな!!」
かごめ「!?」
美姫「これは・・・!?」
蛇骨は鉄砲の銃口を覗く。
蛇骨「うーーん。これ、珍しいから煉骨の兄貴に持って帰ろう。」
弥勒「これはさっきの通り道の・・・。」
かごめ「あいつ一人にやられたの?」
美姫「例の亡霊では?」
かごめ「えっ!?」
蛇骨「ん~~?」
蛇骨は立ち上がり、犬夜叉を見た。
蛇骨「おめえもしかすると・・・犬夜叉か!?」
かごめ「!」
犬夜叉「てめえ・・・どうしておれの名を知ってる!!」
蛇骨「かっ・・・かわいーーーっ!!」
犬夜叉「なっ・・・」
蛇骨「特にその耳、気にいった~~~くれよ・・・」
犬夜叉(なんだ・・・?この野郎・・・)「てめえ・・・いったいなんなんだ!生きてる人間の匂いがしねえ!死人と墓土の臭いだ!」
蛇骨「へえ。」
弥勒「犬夜叉、こいつもしや・・・」
犬夜叉「ああ。土地の連中が噂してたぜ。タチの悪い亡霊が、墓から出て来たってな。」
弥勒「七人の外道の集団・・・討伐隊に追い詰められて首をはねられた雇われ兵隊、七人隊の一人か!?」
蛇骨「・・・・・・」
弥勒「答えろ。」
蛇骨「犬夜叉もかわいいけど、そっちの法師も色っぽいな。ヒーヒー言わしてみてーっ。」
かごめと美姫は後ずさる。
美姫「あいつ、現代で言えば、変態でしょうか・・・。」
かごめ「た、たぶんですね。」
弥勒「こいつ・・・吸ってもいいですか。」
犬夜叉「おう。」
かごめ「ちょっと待って。あいつ・・・四魂のかけらを持ってる!かけらの力で生き返ったのかも・・・」
美姫「えっ!?」
犬夜叉「てめえ・・・四魂のかけら、誰に仕込まれた!?」
蛇骨「へへへ・・・怒った顔もまたいいねえ。」
犬夜叉「やかましい変態野郎!どうあっても、知ってる事洗いざらいしゃべってもらうぜ!!」
犬夜叉は鉄砕牙を蛇骨へ向ける。
蛇骨「へえ、おもしれえ刀もってんなあ。おれの刀と・・・。どっちが大した刀かな!」
刀がくねっていった。
弥勒「さがって!仕込み刀です!」
蛇骨「へへっ。」
美姫「刀身が・・・。」
犬夜叉(妙だとは思ってたんだ。足軽たちのやられ方・・・一度にバッサリやられてる!やつと斬り結ぶ暇もなく・・・」
かごめ「美姫さん、犬夜叉の手助けは?」
美姫「ちょっと様子見です。」
七宝「様子見じゃと・・・。」
犬夜叉(飛び出しの長物だとは思ってたが、それだけじゃねえ!こいつの刀・・・)
仕込み刀はくねり出し、犬夜叉の肩付近を斬った。
美姫「あっ!?」
かごめ「犬夜叉!」
七宝「曲がる刀じゃ!!」
蛇骨「どうだあ!?これが七人隊の斬りこみ隊長・・・蛇骨さまの蛇骨刀だあ!」
蛇骨は蛇骨刀を繰り出し、繰りながら、犬夜叉へ向かっていく。
犬夜叉「しゃらくせえ。」
鉄砕牙で対抗するが、刀身は向かって来る。
美姫「何と・・・。」
弥勒「はね返しても戻って来る・・・」
かごめ「あの刀・・・まるで蛇!」
犬夜叉はかわし続ける。
蛇骨「もっと逃げな!」
蛇骨刀は繰り出され、犬夜叉はかわしていくのがやっとだ。
犬夜叉(ちくしょう・・・どこから刃が飛んでくるかわからねえ!)
蛇骨「いいぞ~~~その顔。ゾクゾクする。もっと見てえっ。」
蛇骨刀が犬夜叉に向かっていくが、珊瑚の飛来骨が刀身を止めた。
珊瑚「犬夜叉ぁぁ!!」
珊瑚が雲母に乗って現れた。
美姫「珊瑚さん!」
かごめ「珊瑚ちゃん!!」
珊瑚「大丈夫!?犬夜叉!」
犬夜叉「ああ!!」
蛇骨「女~~~~?てめーーーっ。」
蛇骨は飛来骨が絡みついた蛇骨刀を珊瑚に食らわそうとしたが、珊瑚は避けて、左腕をかすった。
刀身は戻り、
蛇骨「すっこんでろ女あっ!!おれと犬夜叉の楽しみを邪魔すんじゃねえっ!!」
犬夜叉が殴りかかって来た。
犬夜叉「気持ち悪いんだよ、てめェはっっ!」
蛇骨は体勢を立て直した。
蛇骨「もお~~~~冷てえなあ。」
犬夜叉「やかましい!四魂のかけらを誰からもらった!?さっさと白状しやがれ。」
弥勒「大丈夫ですか?」
かごめ「珊瑚ちゃん。」
美姫「珊瑚さん、左腕・・・」
七宝「血が出とるぞ。」
珊瑚「かすっただけ。」
美姫「後で治療しますけど・・・。」
珊瑚「うん。それより、四魂のかけらは、おそらく奈落が・・・」
美姫達「「「「えっ!?」」」」
珊瑚「さっきの四魂のかけらの気配は・・・。琥珀だった。」
かごめ「!?」
美姫「そうなんですか?」
珊瑚「琥珀の近くに、あの毒虫が・・・。」
弥勒「まだ、奈落に操られていると?」
珊瑚「・・・うん。」
かごめ「珊瑚ちゃん・・・。」
美姫「珊瑚さん・・・。」
蛇骨「へへっ・・・」
犬夜叉「こ~の・・・・」
???「げへへへ、やってるやってる~~~蛇骨の野郎、かわってねえな~~~~げへへへへ、げへへへへ。」
七人隊のもう一人の影が。