仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
ビューティーハリーの店内で、はぐたんが躍りながらメロディタンバリンを叩く。
はな「はぐたんが・・・!」
ほまれ「ダンスしてる・・・!」
さあや「ついこの前歩けるようになったばかりなのに・・・!」
はぐたん「さんきゅー!」
ことり「上手だったよはぐたん!」
ハリー「毎日、はぐたんは大きくなっとる。みんなのお陰や。」
ほまれ「どうしたの?急に改まって。」
えみる「おやつの時間なのです!」
ルールー「ホットケーキです。」
えみるとルールーが巨大ホットケーキの乗った皿をテーブルに置き、その後ろから美姫とナルが出て来る。
ほまれ「私の知ってるホットケーキと違う・・・。」
ルールー「レシピ通り作ったのですが・・・。」
美姫「味見したから大丈夫です。」
ナル「美味しかったし、私とパパも手伝ったから。」
はな「それなら安心だね。」
はなが切り分けたホットケーキを一口食べたその時、周囲にノイズの混じった異変が生じた。
ルールー「異常発生・・・!」
ナル「えっ!?まさかコレのせい!?」
美姫「いえいえ!大きいだけで普通のホットケーキですよ!?」
ナルが巨大ホットケーキを指差して尋ねる。
周囲がノイズで覆われて見えなくなり、それが消えると、はな達がいたのはビューティーハリーでは無く、空き地だった。
さあや「ここは・・・どこなんだろ・・・?」
美姫「見た所、空き地みたいですが・・・。」
ハリー「どう言う事や・・・?」
ルールー「ハリー、どうしました?」
ナル「あそこにミニチュアのお家があるよ。」
ハリー「ちゃう・・・ここは・・・俺の故郷、ハリハリ地区や・・・!」
今はな達がいるこの場所は、ハリーの故郷のハリハリ地区で、いつの間にかここに転送されてた。
美姫「わたし達は、そこに飛ばされたって事でしょうか・・・?」
子供A「ハリー兄ちゃん!」
はな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー『きゃわた~ん!』家からハリーと同じハリハリ族の子供が現れ、ハリーの名を呼んだ。
はな「可愛い~!可愛い~!」
はぐたん「かーいい!」
子供B「わぁ!人間だ!」
えみる「良かったらどうぞ。」
えみるが一緒に転送されたホットケーキを差し出す。
ホットケーキを食べた子供達は笑顔を見せ、更に他のハリハリ族の者達も食べ、あっと言う間に無くなった。
はな・えみる・ナル・はぐたんがハリハリ族の相手をしている中、残りのメンバーは離れた場所で様子を見る。
ほまれ「ハリーって、未来から来たんだよね?」
さあや「と言う事はまさか、ここは未来?」
ルールー「分析が必要。未来は、クライアス社に時間を停止されているハズ。」
ほまれ「じゃあ、ここはクライアス社の手から逃れた・・・」
ハリー「それは考えられへん。」
ほまれ「えっ?」
美姫「では、未来は未来ですが、クライアス社に時間を止められる前の未来って事でしょうか?」
ハリー「分からんが、これを見る限り・・・」
クライアス社本社 クライの寝室
リストル「夜風はお体に障ります。」
リストルがクライの肩に毛布を掛け、この場を後にする。
クライ「リストル、僕が憎いかい?」
リストル「忠誠を誓った日から変わりません。私の全ては、クライアス社の物。」
クライ「・・・分かった。」
ルールー「これは、クライアス社の新たな攻撃では?」
子供C「ハリー兄ちゃんおんぶ!」
子供D「だっこしてー!」
ハリー「よっしゃ行くでー!」
ハリーが走り出し、子供達が後を追う。
ほまれ「ハリー、やっぱ子供と遊ぶの上手。」
はな「ホントだね。」
はなが頬を引っ張られながら言う。
そんな中、一人の子供が地面に両膝を付いて咳き込む。
ハリー「大丈夫か?」
ハリーが駆け寄って背中をさする。
ビシン「ハリー・・・。」
ハリー「ビシン・・・!?」
その子供は、妖精態のビシンだった。
ハリー「大丈夫や!すぐにお医者さんが来てくれる!」
ビシン「それって・・・ドクター・トラウム・・・?」
ハリー「・・・!」
ハリーの背後で、他の子供達が倒れて咳き込み出す。
ビシン「クライアス社が、僕達を助けてくれるんだもんね・・・」
ハリー「違うんや・・・ビシン・・・!それは・・・!」
その時、何者か指を鳴らし、その直後に竜巻が生じた。
ハリー「何や!?」
美姫「変身!」
はな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー・ことり『ミライクリスタル!』
はな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー・ことり『ハート、キラっと!』
はな・さあや・ほまれ・えみる・ルールー・ことり『は~ぎゅ~!』
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
エール「輝く未来を、抱き締めて!みんなを応援!元気のプリキュア!キュアエール!」
アンジュ「みんな!知恵のプリキュア!キュアアンジュ!」
エトワール「力のプリキュア!キュアエトワール!」
マシェリ・アムール「「みんな大好き!愛のプリキュア!」」
マシェリ「キュアマシェリ!」
アムール「キュアアムール!」
エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール『HUGっと!プリキュア!』
マシェリ「凄いパワーなのです・・・!」
アンジュ「でも、ここで退く訳には・・・!」
竜巻をどうにか耐えるも、勢いが強まり、そのまま周囲を覆った。
はぐたん「ハリー!ハリー!」
はぐたん「いたいのいたいのとんでけー!」
気を失ったハリーの頬をはぐたんが引っ張る。
ハリー「・・・!」
ナル「良かった・・・!」
ハリーが目を覚まし、身体を起こす。
リストル「目が覚めましたか。」
ハリー「リストル・・・!プリキュアとディケイドはどうした!?」
エール「ここは・・・うわっ!?」
同じく気を失ってたエールが起き上がった直後、体勢を崩して落ちる。
床まですぐ傍だった為、大したダメージは無かったものの急に回り出し、慌てながら両手両足で移動する。
エール「何じゃこりゃ~!?」
エールがいたのは、ハムスターの運動に良く使われる回し車だった。
アンジュ「違う!エトワール登るの!」
エトワール「分かってる・・・でも、登っても登っても登れないの!」
アンジュとエトワールは、無限階段の上にいた。
アムール「マシェリ!こっちです!」
マシェリ「アムール!こっちなのです!」
マシェリとアムールは、数字の8の形をした床を上下別々に移動してた。
アムール「マシェリ!」
マシェリ「アムール!このままだと一生一人ぼっちなのです~!」
エール「みんなー!諦めちゃ駄目ー!うわっ!」
エールが走り続けながらそう呼び掛けるも、躓いて転ぶ。
エール「めちょっくー!」
そのままされるがままの状態で転がり続け、口癖を叫んだ。
ネオディケイド「まるでだまし絵の世界みたいだ・・・。」
ダンデライナーに乗ったディケイドが飛び回りながら周囲を確認して出口を探すも、出口は見つからない。
エール達は、だまし絵のような世界に閉じ込められてしまった。
リストル「ドクター・トラウム特製の無限迷路。少々ファンシーになってしまったのは彼の趣味です。」
リストルが、エール達を閉じ込めたのはトラウムが作った無限迷路と説明する。
ハリー「お前、一体何を・・・!」
リストル「ハリー、これ以上クライアス社に逆らう事は止めなさい。」
そう言うと、妖精態に変わって着地する。
ナル「ハリーと同じ・・・!?」
リストル「強大な力に抗っても無意味。お前も良く知っているだろ・・・!」
手を上げると、ハリーの背後にいた子供達が消えた。
ナル「立体映像だったの・・・!?」
リストル「ミライクリスタル・ホワイトを渡せ。」
ハリー「嫌や!俺は、諦めへん!」
はぐたん「あきらめない!」
ナル「私だって諦めないよ!」
リストル「聞き分けの無い・・・!」
ハリー「それはこっちの台詞や!」
ハリーとリストルが互いに向かって跳ぶ。
宙に浮かんだまま殴り合いを行い、着地と同時にまた殴り合いを行う。
ハリー「未来を、取り戻すんや!」
リストル「戯言を!」
リストルがハリーを蹴飛ばして人間態に変わり、ハリーも人間態に変わって着地する。
無限迷路
ネオディケイド「まずはこの空間から脱出するぞ。」
エール「どうするんですか?見た所周囲には出口が見えない。だったら―――作るって事ですか?」
ネオディケイド「そうだ。呼び出しで行けそうな奴に頼んでみるか?」
アンジュ「ディケイドが信用できそうな人物なら、私は信じます!」
エトワール「私もだよ!!」
ネオディケイドは画面上操作より、キャラ呼び出しからドラゴンボール超のウイスとビルスを選ぶ。
すると近くに、破壊神ビルスと、共にウイス登場。
ビルス「僕を呼んだ?」
ウイス「妙な場所に呼び出し受けたものですね。」
アンジュ「あの、お二人は?」
ビルス「ぼくはビルスさ、こう見えて神様だよ。」
エール「か、神様ですか!?」
ウイス「ただし、破壊の神ですがね。」
エトワール「破壊神ビルス・・・様?」
ウイス「そして、私はビルス様の付き人のウイスと申します。」
アムール「破壊の神とはいえ、ビルス様は基本的には友好的でしょう。」
マシェリー「基本的には友好的・・・なのです。」
ビルス「それで、どういう状況だい?」
ネオディケイド「出口を作りたいんだよ。ビルス あんたの破壊なら、作るって意味でのわずかな力での破壊が可能だろ?」
ウイス「ビルス様なら可能でしょう。」
ビルス「なるほど・・・この妙な場所から脱出したいんだね。いいけど、いずれはおいしい料理 用意してよね?」
ネオディケイド「ああ。その時までは・・・」
ウイス「ビルス様 中身の彼女も言っています。メイド服で作ってくださいますよ・・・」
ビルス「メイド服で料理作りってのも面白いかもな。」
エール「あ、あのビルス様 とにかく出口をお願いします!!」
ビルス「わかったよ・・・。」
ビルスは右手の指先を天井に向け、わずかだけ破壊の力を放つ。すると無限迷路の天井に一瞬で穴を空いた。
アンジュ「空いた!!」
ウイス「では、私達はこれで。」
ビルス「いずれおいしい料理をお願いね。」
二人は消えた。
ネオディケイド「行くぞ!」
ディケイドを先陣に、エール達が穴に向かって跳んだ。
同時にハリー達のいた場所の上空に穴が開き、ハリハリ地区に命中すると同時に砂埃が広がった。
グリスがその場で踏ん張って耐え、ナルが目を瞑ってはぐたんを抱き締め、はぐたんの目に砂埃が入らないようにして守る。
リストルも目を瞑り、ハリー同様その場で踏ん張って耐えた。
エール「はぐたん!」
ネオディケイド「ナル!」
砂埃が晴れると同時にエール達が降下し、エールとディケイドがはぐたんとナルの名を呼ぶ。
はぐたん「まま!」
ナル「ママ!」
エール達が着地し、ハリーがエール達の傍に駆け寄る。
リストル「何故・・・!」
ネオディケイド「出口が無いなら、作れば良いだけの話だ。」
エール達が戦闘態勢を整える。
リストル「戦う前に、あなた方に真実を教えましょう。」
リストルが指を鳴らすと同時に、周囲の景色が変わる。
ネオディケイド「今まで見てた景色は、幻だったって事か・・・!」
空は曇天で覆われ、周囲に荒れ地や崩れ落ちた建物が見られた。
フテラ「あれ・・・のびのびタワー・・・!?」
アンジュ「ここは・・・はぐくみ市・・・!?」
ネオディケイド「それも未来のって事か・・・!?」
そこはなんと、崩壊した未来のはぐくみ市だった。
リストル「これが、あなた達が守ろうとしている未来ですよ。」
エール「これが・・・私達の未来・・・!?」
マシェリ「みんな・・・止まっているのです・・・。」
ナルに抱き抱えられたはぐたんの額の飾りが点滅し、衰弱して行く。
アンジュ「はぐたん・・・!」
エトワール「トゲパワワが・・・!」
エール「どうしてみんなの未来を奪うの!?」
リストル「あなたが思う未来は存在しません。発注!猛オシマイダー!」
トゲパワワで作った槍を振り回して魔法陣を作り、その中から猛オシマイダーを呼び出した。
猛オシマイダーのパンチをエールが跳んで避け、回し蹴りを繰り出すも左腕で防がれる。
アムール「パワーが増しています!」
アンジュ「未来を包むトゲパワワが、それ程大きいんだ・・・!」
エール達プリキュアが一斉に攻撃を繰り出すも防がれる。
ネオディケイド「だからって言って、やられる筋合いは無いな!」
だがそこへ猛オシマイダーの背後を取ったディケイドがライドブッカー・ガンモードから光弾を撃ち、猛オシマイダーの背中に命中させた。
リストル「消えろ!イレギュラー!」
その直後にリストルが瞬間移動し、ディケイドの背後を取って槍を横に振る。
ネオディケイドは後ろの気配に気づき、後ろ回転蹴りで吹っ飛ばす。
吹き飛んだリストルが後ずさりながらも着地する。
リストル「まだ分からないのかハリー・・・!強大な力の前では、我々は無力なんだ!お前は本当は知っているハズだ!小さな力を必死に合わせたとしても、強大な力に勝つ事は出来ない!イレギュラーがいたとしても、いずれ潰されるのみだ!そんな夢が叶うなら―――俺達の故郷が滅びる事は無かった・・・!」
ハリー「そうかもしれんな・・・!確かに俺は、クライアス社に手を貸した・・・!その結果、ハリハリ地区を、アイツらを・・・!けどな、俺は未来を信じるって決めた!それにな、どんなに苦しくても、辛くても、生き続けるモンを俺は沢山見た!どんな強大な力にだって、仲間を信じて手を取り合えば、奇跡は起きる!それを、アイツらが教えてくれた!」
ネオディケイド「ハリー!」
ネオディケイドライバー「カメンライド ビルド」
スナップライドビルダーが展開し、前後に二つのボディが作り出される。
ネオディケイドライバー「鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ!」
二つのボディが合わさり、ネオディケイドはビルド ラビットタンクフォームへとカメンライドした。
ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「さァ、実験を始めようか?ドライバーチェンジ!」
ネオディケイドライバーはボトルホルダー付きビルドドライバーへと変わった。」
ドリルクラッシャーを右手に所持。
リストル「ぐああああぁぁぁっ!」
ドリルクラッシャーでリストルを切り裂き後、猛オシマイダーの方へ飛ぶ。
ドリルクラッシャーが猛オシマイダーに直撃し、地面に倒れると同時に爆発した。
ネオディケイドビルドがエール達の傍に着地し、立ち上がったリストルに視線を向ける。
リストル「お前達の望むような未来はもう、どう足掻いても来はしない。」
エール「それは・・・やってみなくちゃ分からないよ・・・!」
エールがよろけながらも立ち上がり、そう告げる。
リストル「子供が分かったような事を・・・!」
エール「大人とか子供とか関係無い!あなたにも、明日はある!」
ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「それが良い物か悪い物かは分からないけど、誰にだって必ず未来は、明日は訪れる!」
ハリー「だから俺達は明日を、未来を求めるんや!」
叫んで立ち上がったハリーがネオディケイドの隣に立つ。
リストル「俺は・・・明日などいらない!ただ絶望するだけの未来など、不要だ!」
エール「そうだね・・・。だから・・・未来は素敵なものにしなくちゃね・・・。はぐたんがダンスを出来るようになったり、大きくなってお喋りする事が増えたり―――それが未来・・・!だから・・・!」
エールの胸元に、アスパワワが集まる。
エール「未来は、とっても愛おしいものなんだよ!」
ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「その未来を作る為に俺達仮面ライダーが!プリキュアがいるんだ!」
エールとディケイドの叫びと共に、アスパワワが放出される。
はぐたん「は~ぎゅ~!」
更にはぐたんの額の飾りとミライクリスタル・ホワイトが光り出す。
リストル「ミライクリスタル・ホワイト・・・!?」
光が広がり、女性の姿が形作られる。
リストル「あれは・・・!マザー・・・!」
その女性はマザーと呼ばれる存在だった。
はぐたん「はぎゅ!」
ミライクリスタル・ホワイトが、ミライクリスタル・マザーハートへ変化する。
ハリー「ミライクリスタルが・・・!」
ネオディケイドビルド ラビットタンクフォーム「行こう。」
エール「うん!」
エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール『メモリアルクロック!マザーハート!』
ミライパッドが緑のハートが加わったメモリアルキュアクロックに変化し、エール達とはぐたんからそれぞれのパーソナルカラーのハートが飛び出す。
エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール『ミライパッド!オープン!』
右腕を真上のメモリアルキュアクロックにかざすと同時に、画面のハートの型にはまる。
扉が開くと同時に中から無数のハート型エネルギーが降り注ぎ、エール達がマザーハートスタイルに変身し、右手首にプリキュアミライブレスが着けられる。
エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール『HUGっとプリキュア!今ここに!』
アムール「ワン・フォー・オール!」
マシェリ「オール・フォー・ワン!」
エトワール「ウィー・アー!」
アンジュ「プリー、キュアー!」
エール「明日に、エールを!」
マザーを召喚してメモリアルキュアクロックを囲む形で手を翳し、エネルギーを集める。
エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール『ゴー、ファイ!』
エール・アンジュ・エトワール・マシェリ・アムール『みんなでトゥモロー!』
手を掲げ、マザーの力を解放して光線を放つみんなでトゥモローを放つ。
ディメンションクラッシュとスクラッシュフィニッシュが命中し、最後にみんなでトゥモローが命中する。
リストル「!?ぐっ!」
これを見たリストルがそう呟き、瞬間移動で姿を消した。
エール「あったかい・・・。」
エール達がマザーを見上げ、エールが胸元に両手を当ててそう呟いた。
?「キュアエール・・・」
とある空間で眠るエールが、何者かの呼び掛けに気付き、目を開ける。
そこにいたのは、プリキュアのようなコスチュームを見に纏い、額にハートの飾りが付いた少女だった。
エール「あなたは・・・」
?「お願い・・・救って・・・。」
?「未来を・・・。」
少女はエールに未来を救ってと頼み、抱き締める。
エール「未来・・・?」
エールが未来と呟いてから、目を閉じた。
クライアス社本社 クライの寝室
クライ「驚いたね。まさかミライクリスタル・ホワイトが、マザーハートへと姿を変えた。マザーが、遂に・・・」
ボロボロになって戻ったリストルが、クライの襟元を掴む。
クライ「何か、話したい事でもあるのかな?」
リストル「俺は・・・俺は・・・お前が・・・!憎い・・・。」
その言葉を最後に、気を失った。
クライ「おやすみ、リストル。」
リストルの肩に毛布を掛け、そう呟いた。
一同が現代のビューティーハリーに戻る。
えみる「戻って来られたのです!」
はぐたん「たぁーいまー!」
ほまれ「ハリー、大丈夫?」
ハリー「ああ・・・。ハリー「クライアス社は時を止めて未来を奪う。そしたら、夢とか希望を抱いても無駄になる。そんな事はさせたらアカン。それにな、明日が来ぃへんかったら、思い出がいつまで経っても思い出にならへん。昨日はいつまで経っても昨日のままや。失くしたモンは失くしたまま・・・。取り戻す事も出来へん。忘れようにも諦めようにも、時間が動けへんかったらどうしようも無いなって。」
これを聞いたはなが立ち、階段を降りて少し進んでから立ち止まる。
はな「ねえ、ハリー。」
ハリー「?」
はな「大丈夫だよ。ハリーには、私達がいるよ。絶対に未来を奪わせたりしない!新しい明日を、みんなで迎えよっ!ねっ?」
ハリー「ナハハハッ。そうやな。俺も、お前らと未来を奪わせない為に戦っとる訳やからな。それと、愛と平和の為にもな。」
美姫「明日は誰にだって訪れます。それは当たり前の事。その当たり前をいつまでも迎えさせる為に頑張りましょう。」
ハリー「おう。」