仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
閉館日の天文台で、ひかると美姫が遼太郎と共に本棚の整理をする。
ひかる「キラやば~!初めて読んだ星座の本だ~!」
ひかるが初めて読んだ星座の本を見つけ、目を輝かせる。
遼太郎「あのー・・・本棚の整理は・・・?」
ひかる「あっ、ゴメン・・・。懐かしくて・・・。ねえ遼じい。ズバリ、一番好きな星座って何!」
遼太郎「いきなりまた難しい質問を・・・。」
ひかる「ねぇ、何何?教えて!」
遼太郎「そうだねぇ・・・しいて挙げるとすれば・・・」
ひかる「うんうん!」
遼太郎「南十字座、サザンクロスかな。」
美姫「サザンクロス・・・?」
ひかる「あれだよ。」
ひかるが天井の南十字座を指差し、美姫がそれを見る。
ひかる「でも確か、こっから見られないでしょ?」
美姫「そうなんですか?」
遼太郎「ああ。南半球なら良く見えるがね。」
美姫「ああ、だからサザンクロスなんですね。」
遼太郎「うむ。ちなみに北半球の北十字座は、ノーザンクロスと言うんだ。サザンクロスは最も小さいけれど、南の空の中心に輝いていて、昔の人々はサザンクロスを目印にして航海していたそうだ。それもあってね、南半球の国では、国旗に使われる程愛される星座なんだよ。」
美姫「そうなんですか。初めて知りました。」
ひかる「キラやば~!見てみたいな~!」
翌日の日曜日、ロケットに全員が集まる。
ひかる「サザンクロス!見に行くぞーっ!おーっ!」
ひかるがそう叫んで腕を上げる。
対してララ達は、いまいち呑み込めていない様子だった。
プルンス「宇宙に行くのは遊びじゃ無いでプルンス。プリンセススターカラーペンを探す―――」
プルンスが言ってた途中で、ひかるに両頬を掴まれる。
ひかる「バッチリ探すよ!ついでにちょこっとサザンクロスをさーっ!」
プルンスに顔を近づけ、力強く叫ぶ。
まどか「止めた方がいいかもしれません・・・。」
ひかる「ええーっ、何で?」
まどか「父から、聞きました。この前のロケットの発射を、捉えていたと。」
えれな「まー、派手に打ち上げたからね・・・。」
美姫「まどかさんのお父様がどうしてです?」
まどか「すみません、まだ美姫さんには言ってませんでした。父は、宇宙特別捜査局の局長で、政府の関係者なんです。」
まどかが父親の冬貴の事を美姫に説明する。
プルンス「見つかったら大変でプルンス!」
ララ「ルン!」
まどか「以前にも増して、調査に力を入れています。ですから、状況が落ち着いてから・・・」
プルンス「美姫はどう思うでプルンスか?」
美姫「私も同意見ですよ。状況が落ち着くまで、地球でプリンセススターカラーペンを探した方がいいと思う。」
ひかる「でもでも・・・!今日は集まれたけど、まどかさんとえれなさん忙しいでしょ!?」
まどか「まあ・・・」
えれな「そうだけど・・・。」
ひかる「宇宙の為、プリンセススターカラーペンの為、みんな行こう!ねっ!」
プルンス「それを言われると・・・」
結局ひかるに根負けし、宇宙に行く事になった。
ロケットに入り、椅子に座ってシートベルトをセットする。
ひかる「じゃあ出発!早く行こう!カウント二秒前から!」
美姫「えっ!?いくら何でも早過ぎじゃ・・・!」
ララ「ルン!?ちょっと、待つルン!」
ララが慌ててパネルを操作する。
ひかる「2!1・・・!」
ひかるがカウントを終えると共に、ロケットが発進した。
だがロケットの発進を、冬貴と数人の捜査員が見ていた。
ララ「重力発生、オッケールン!」
宇宙に出てから、ララがパネルを操作し、ロケットに重力を生じさせる。
ひかる「サザンクロスー!サザンクロスー!」
ひかるがロケットの窓に顔を近づけて南十字座を探す。
ひかる「あれ?どれ~!?サザンクロス~!星多過ぎ!分かんない~!」
だが星が多過ぎて、どれが南十字座か分からなかった。
プルンス「地球を出れば、ハッキリ沢山星が見えるでプルンスからね~。」
ひかる「ええ~っ!?」
美姫「地球から見える星も多いけど、あれでほんの一握りって言うしね。」
ひかる「サザンクロスの絵を描いて遼じいに見せてあげようと思ったのに~・・・。」
項垂れてそう言ったその時、スターカラーペンダントが反応し始めた。
美姫「このマークは・・・牡羊座。」
プルンス「がっかりしてる場合では無いでプルンスよ!」
ララ「みんな、行くルン!」
ロケットがワープホールに向かって飛び、入ると同時に消滅した。
宇宙の果てにあるノットレイダーのアジトでは、玉座の傍で上級幹部のガルオウガがカッパードとテンジョウ、アイワーン、そのアイワーンの傍に立つバケニャーンを威圧していた。
ガルオウガ「プリンセスの力、未だ手に入れられず・・・。プリキュアに取られるとは・・・。その上、仮面ライダーディケイドも加わっている・・・。」
玉座の上にあるクリスタルから、禍々しい緑のエネルギーが放出される。
このクリスタルにはノットレイダーの首領・ダークネストが眠っているのだ。
ガルオウガ「感じる・・・。あのお方を・・・。」
そう言うと同時に、腕輪が闇の緑のエネルギーで覆われる。
その直後にクリスタルからエネルギーが放たれ、カッパード・テンジョウ・アイワーンに浴びせた。
どうにか耐えきるも、膝を付く。
アイワーン「何だっつーの・・・!」
ガルオウガ「力を授けて下さった。」
カッパード「確かにな・・・。パワーが漲る・・・!」
カッパードが拳を握り締めると、エネルギーが放出される。
これを聞いたテンジョウとアイワーンも、エネルギーを放出させる。
ガルオウガ「あのお方の御意思か・・・。皆で行け。」
ガルオウガが左腕を振り下ろすと同時に、上空に裂け目が作り出される。
それが開くと、ワープホールになった。
ガルオウガ「あのお方が完全にお目覚めになる前に、プリンセスの力を手に入れろ・・・!」
ひかる達を乗せたロケットがワープホールを出ると、星空界に入った。
ひかるがスターカラーペンダントを動かすと、その先の星に反応する。
ひかる「あの星みたい。」
プルンス「あれは・・・惑星クマリンでプルンス。」
スターカラーペンダントが反応した星は、金平糖のような形をした惑星クマリンだった。
プルンス「クマリン星人の星でプルンス。」
ひかる「クマリン星人・・・」
ひかるがクマリン星人を熊のような姿をした宇宙人と想像する。
ロケットが惑星クマリンに降下する。
ひかる「見て見て!キラキラ輝いてるよ!」
えれな「綺麗だね。」
ララ「オヨ~・・・。綺麗は綺麗だけど・・・」
ロケットが惑星クマリンに着陸し、ひかる達は外に出る。
ひかる「クマリン星人、楽しみだな~!」
?「どーも、どーも。」
プルンス「クマリン星人でプルンス。」
ロケットに近付いたクマリン星人が挨拶をし、プルンスが手を振って説明する。
ひかる「えっ?えっ?ええ~っ!?イメージと違う・・・。」
クマリン星人の姿はひかるのイメージと大きく違い、クマムシのような姿だった。
えれながひかるの肩に手を当ててロケットを降りる。
ひかる「身体が重っ・・・!」
だが身体が突如重くなり、ロケットから降り切った所で地面にへたり込んだ。
プルンス「地球の重力の二倍でプルンスから。」
惑星クマリンの重力は、地球の倍もあるのだ。
ひかる「ええっ!?」
まどか「と言う事は、体重が二倍に・・・?」
ララ「そうルン。星によって重力が違うのは、宇宙あるあるルン。」
プルンス「地球から見える月も、地球の重力の六分の一でプルンスよ。」
クム「オラ、クムって言うだ。」
ひかる「あっ!私、星奈ひかる!よっろしくー!」
ひかる達に挨拶したクマリン星人がクムと名乗り、ひかるが自己紹介する。
クム「この星に来る客は、何十年ぶりだべな~。お前ら、何しに来た?」
ひかる「ちょっと・・・探し物を・・・。」
クム「そっかそっか。よっし客人!オラが案内してやる。足腰には自信あんだ。」
ひかる「えっ?いいよ。大丈夫。ペンダントで分かっちゃうんだ。」
クム「遠慮すんなって。行くべ行くべ。」
そう言うと、先へ進む。
ひかる「遠慮って言うか・・・その速さだと、私達ついて行くのが大変だろうし・・・。ふんぬぅ~っ!」
仕方なくクムの後を追って歩くが、重力が二倍とあって余り進めなかった。
クム「おっせーなぁお前ら。」
まどか「流石・・・重力二倍ですね・・・。」
ララ「何で美姫は平気ルン・・・?」
一方美姫はクムと同じペースで歩いていた。
美姫「スペースペンダントのおかげでしょうか・・・。」
ひかる「もう・・・駄目・・・。」
限界が来たひかるはその場に倒れた。
シートを敷き、おにぎりやコスモグミを食べたりして休憩を取る。
クム「もう休憩だべか?」
美姫「早すぎじゃありません?」
クム「全然進んでねーぞ。ヤワだなぁ。」
なおロケットから100メートル程しか進んで無かった。
休憩を終えてからクムと美姫の後を追う。
えれな「ホント・・・タフだね・・・。」
プルンス「クマリン星人は丈夫でプルンス。えーと確か、地球にも似た生き物が・・・」
AI「クマムシです。」
ララの右手のグローブの端末から、AIがクマムシと答える。
プルンス「そうそうそう。それでプルンス。」
ひかる「クマムシ・・・?」
プルンス「寒い所、暑い所、海の中でも、宇宙でも生きられる凄い虫でプルンス。」
ひかる「そんな生き物地球にいるんだ!」
美姫「地球では、トップクラスに生命力の強い虫らしいですね。」
クム「駄弁ってる場合じゃねぇ。来るぞ。」
ひかる「えっ?来るって?」
ひかるが来るのが何なのか尋ねたその時、突如吹雪が起こった。
まどか「突然の吹雪・・・!へくちっ!かと思ったら・・・。」
ひかる・ララ・えれな・まどか・プルンス・フワ『暑い・・・。』
吹雪が収まった直後、今度は高温に見舞われた。
クム「本当に一々ヤワだなぁ。」
ララ「話には聞いてたけど・・・凄い星ルン・・・。」
プルンス「この過酷な天候が大地を削って、独特の星の形になったでプルンス。こんな環境で生きる為に、植物も宝石みたいに硬くなったでプルンス。」
美姫「環境によって物質の在り方も変化するって事ですね。」
ひかる「宇宙・・・凄過ぎ~!」
スターカラーペンダントを手に乗せて動かすと、その先に反応する。
ひかる「あっち?あの丘の方だ!」
その先には丘があり、丘の方へ向かう。
ひかる「これって・・・」
丘の上で足を止めると、目の前の光景に言葉を失う。
そこには、無数の宝石が散りばめられていた。
美姫「おお~凄いです・・・!」
ひかる「キラやば!宝石がいっぱい!」
えれな「これまた綺麗だね・・・!」
ひかる「お小遣い何千年分だろ・・・!」
ララ「この星では石ころみたいなもんルン。」
ひかる・えれな・まどか「「「えっ?」」」
プルンス「地球から少し離れた所にも、地面がダイヤで出来た星があるでプルンス。だからこの景色も不思議じゃないでプルンス。」
ナ美姫「つまり、これがこの星の基準って事ですか?」
ララ「そうルン。これも宇宙あるあるルン。」
まどか「でも・・・この中からプリンセススターカラーペンを探すのは困難ですね・・・。」
アイワーン「探すの手伝うっつーの!」
上から声が聞こえて見上げると、そこにはカッパード・テンジョウ・アイワーン・バケニャーンが立っていた。
テンジョウ「アイワーン、プリンセススターカラーペンを探して頂戴。」
アイワーン「任せろっつーの。キャハハハハッ!」
カッパード「プリミティブな星でげんなりだったが嬉しいぞ。プリキュアとディケイドがいるとは!」
カッパードがビームサーベルを構えて刃を出す。
ひかる「みんな・・・!」
美姫「変身!」
ひかる・ララ・えれな・まどか「「「「スターカラーペンダント!」」」」
ひかる・ララ・えれな・まどか「「「「カラーチャージ!」」」」
ひかる・ララ・えれな・まどか「「「「煌めく~星の力で~憧れの~私描くよ~♪」」」」
ひかる・ララ・えれな・まどか「「「「トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪スタートゥインクル~♪スタートゥインクルプリキュア~♪あぁ~♪」」」」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
スター「宇宙に輝くキラキラ星!キュアスター!」
ミルキー「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」
ソレイユ「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」
セレーネ「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」
スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」
ネオディケイドはライドブッカーからライダーカードを取り出す。
ネオディケイドライバー「カメンライド ウィザード ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!」
横から魔方陣が現れ、通り抜けると同時なネオディケイドはウィザード フレイムスタイルにカメンライドした。
ソレイユ「今魔方陣出してなかった?」
セレーネ「もしかして、魔法が使えるんですか?」
ネオディケイドウィザード フレイムスタイルは一回転し、左手の指輪を見せる。
ネオディケイドウィザード」フレイムスタイル「俺は人々の絶望を変える指輪の魔法使いさ!」
スター「指輪の魔法使い!?キラやば~!!」
ネオディケイドウィザード フレイムスタイル「ドライバーチェンジ!」
ネオディケイドライバーはリングホルダー付きのウィザードライバーへとチェンジした。
画面上操作より、リングを右手の中指にはめ換え、レバー操作。
ウィザードライバー「ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!」
リングをベルトにスキャン。
ウィザードライバー「コネクト!プリーズ!」
右横に小型魔法陣が出現し、右手を突っ込み引き抜くとウィザーソードガン・ガンモードが握られていた。
テンジョウ「さあ!やっておしまい!」
テンジョウが団扇を横に振ると同時に、上空からワープゲートが現れ、そこからノットレイが出て来る。
スター「プリキュアになれば、二倍の重力なんて関係無し!だあっ!」
拳に星型のエネルギーを作り出して跳びかかり、地面にパンチを叩き込んで生じた衝撃でノットレイを吹き飛ばす。
ひかる達はプリキュアに変身すれば、惑星の影響を受けずに普通に戦う事が出来るのである。
ウィザードライバー「シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!」
ベルトにリングスキャン。
ウィザードライバー「ハリケーン!プリーズ!フーフー、フーフーフーフー!」
上から風の魔法陣が覆っていき、ハリケーンスタイルにスタイルチェンジし、足元に風を纏い、ソードガンに切り替えつつ宙に浮かびながら素早く移動。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「ほっ!はっ!ふっ!」
高速に動くネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはウィザーソードガン・ソードモードを振り、すれ違いざまに斬撃を繰り出す。
バケニャーン「ヒットレーダーによると、この辺り一帯のどこかにペンがあると。」
アイワーン「って、範囲広過ぎだっつーの!レーダーの精度上げないと駄目だっつーの・・・!改良必要だっつーの!」
アイワーンがプリンセススターカラーペンを探すが、この辺りのどこかと言う事しか分からなかった為、悪性苦闘していた。
全身に緑のエネルギーを纏ったカッパードが笑いながら跳びかかる。
スター「えっ?」
そのままスターに突きを繰り出すが、ミルキーに助けられて直撃を避ける。
ミルキー「いつもと違うルン・・・!」
二人がカッパードを見ると、カッパードを中心にして小型のクレーターが出来てた。
テンジョウ「張り切ってお行き!」
テンジョウが団扇から緑のエネルギーを飛ばし、ノットレイに浴びせる。
ノットレイがソレイユとセレーネに向かって突進し、どうにか避けて反撃する。
ソレイユ「速い・・・!」
テンジョウ「あのお方の御加護よ。」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル(あのお方?)
二人が足を止めた直後、ノットレイのパンチを受けて吹き飛ぶ。
カッパード「止まって見えるわ!」
カッパードがスターとミルキーにビームサーベルから斬撃を繰り出し、エネルギー刃を飛ばす。
エネルギー刃が周囲を砕き、その時生じた風圧で体勢を崩して吹き飛び、ソレイユとセレーネの傍に叩き付けられた。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「みんな!」
スター達の方に向かおうとするが、前に複数のノットレイが立ち塞がる。
スターがどうにか立ち上がると、目の前の光景に目を見開く。
スター「地面が・・・!星が・・・!」
周囲の地面が荒れ、あちこちから煙が出ていた。
カッパード「構わんさ。このような過酷な環境の星、価値は無い。」
クム「んだと!?」
カッパード「消えた所で、痛くも痒くも無い。」
スター「そんな事・・・無いよ!」
スターが走ってパンチを繰り出し、カッパードがビームサーベルで抑える。
スター「星には、その星の良さがある!厳しい星だけど、厳しいからこそ綺麗なの!」
カッパードがスターの手首を掴み、エネルギーを放出させる。
カッパード「ぬくぬくとした環境で生きるお前が、知った風な口を!」
そう叫んでスターを上に投げ飛ばし、スターは背中から地面に叩き付けられた。
テンジョウ「お子ちゃまには、分かんないわよねぇ?」
アイワーン「プリンセススターカラーペン、見つけたっつーの。」
その間にアイワーンがプリンセススターカラーペンを手に入れてしまう。
アイワーン「バケニャーン!」
バケニャーンが丸型トレイに乗った装置を差し出し、アイワーンが手に取る。
アイワーン「このアタイの発明で、ダークペンに変えるっつーの。全宇宙を乗っ取って、アンタらに取って代わるっつーの!」
プリンセススターカラーペンを装置に突き刺すと、装置から闇が放たれ、ダークペンへと変換させた。
アイワーン「キャハハハハッ!ノットリガーになれっつーの!あいつら倒せっつーの!」
ダークペンの先をクムに向けて叫ぶ。
クム「えっ?」
スター「クム・・・!」
だがその時、バケニャーンが前に出た。
アイワーン「ちょっと邪魔だっつーの!」
バケニャーン「ペンをお使いにならなくとも、お二方で十分かと。」
テンジョウ「行け!可愛いコマちゃん達!」
テンジョウの指示を聞いたノットレイが走り出す。
スター「プリキュア!」
スターが牡牛座のプリンセススターカラーペンをスターカラーペンダントに突き刺し、星を描く。
だがその時、カッパードにプリンセススターカラーペンを掴まれて止められた。
スター「・・・!」
カッパード「さあ!ソイツを奪わせて貰おうか!」
どうにか奪われるのを阻止しようとするが振り払われ、牡牛座のプリンセススターカラーペンを奪われてしまう。
その直後に上に跳んだノットレイが、光線銃の銃口をスター達に向けて光線を放って怯ませる。
カッパード「決着の一撃と行こうか!うおああああぁぁぁっ!」
その間にカッパードが上に跳んでビームサーベルを振り上げると同時にビームサーベルが巨大化し、そのまま振り下ろした。
これを見たネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはノットレイの上を跳んでスター達の前に立って両腕を広げ、そのままカッパードのビームサーベルを喰らってしまう。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「ぐあっ・・・!」
カッパードの攻撃を喰らってしまったネオディケイドウィザードはそのまま片膝をつく。
スター「ディケイド!」
セレーネ「ディケイド、大丈夫ですか!?」
ミルキー「ディケイド!しっかりするルン!」
ソレイユ「私達を庇ったせいで・・・!」
テンジョウ「アンタ達お子ちゃまが弱いせいで、ディケイドがダメージになっちゃったのよ。」
アイワーン「お前達はディケイドが居なきゃ何にも出来ない、タダの足手まといだっつーの!」
テンジョウとアイワーンの言葉を聞き、スター達の表情が曇りだす。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「くっ・・・!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルは身体を起こす。
スター「ディケイド・・・!」
ミルキー「大丈夫ルン・・・?」
表情が曇って涙を溜めたスターとミルキーを見たネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルは「ああ。」と頷き、二人を抱き締める。
スター「えっ・・・?」
ミルキー「ディケイドーーーオヨ!?」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「プルンス!!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはスターとミルキーを抱き締めたまま立ち上がり、プルンスに向けて投げ飛ばした。
投げ飛ばされたスターとミルキーをプルンスがキャッチした。
ネオディケイドウイザード ハリケーンスタイル「もう一致!」
今度はソレイユとセレーネを抱えて投げ飛ばし、プルンスは二人をキャッチする。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「プルンス!今すぐスター達と一緒にロケットに行って、地球に戻って!」
プルンス「ディケイドはどうするでプルンスか!?」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「俺がコイツらを足止めをする!だから早く!」
スター「ダメですよ!ディケイドを置いて行くなんて出来ません!」
ミルキー「そうルン!一緒に逃げるルン!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「今ここでコイツを止めなきゃ、絶対に追い掛けて来る!だから早く地球に!」
スター「ヤダ!ディケイドが残るなら私も・・・」
プルンス「ダメでプルンス!ここはディケイドの言う通りにした方がいいでプルンス!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「プルンス!スター達を頼むぞ!」
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルがプルンスに向けて叫び、プルンスは強く頷く。
息を吸い込んで巨大化したプルンスはスター達を掴んで飛び、ロケットまで向かう。
カッパード「行かせるか!」
スター達を掴んでロケットに向かおうとするプルンスを追い掛けようとするとカッパードの足元にエネルギー弾が放たれる。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「こっから先は行かせないぜ!」
ウィザーソードガン・ガンモードを構え、カッパードの前に立って叫ぶ。
レバー操作。
ウィザードライバー「ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!」
右手のリングをはめ換え、スキャン。
ウィザードライバー「チョーイイネ!キックストライク!サイコー!!」
右足に風の魔法を纏い、ロンダートにより威力を増し、バク宙しながら身体を捻って高く跳び上がったネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはカッパードにストライクウィザード(風)を繰り出し、カッパードはビームサーベルで防ぐも後ずさってしまう。
ロケットに辿り着き、プルンスがスター達をロケットに入ってから息を吐き出してロケットの中に入ってから扉が閉じる。
ロケットがこの場から飛び、フワの作った星型のワープホールに入って地球へ戻った。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「よし!」
ロケットが飛んだ事を確認した後、ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルはカッパード達の方を振り向く。
ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイル「少しだけ相手になって貰うぞ!」
左手のリングをはめ換え、レバー操作。
ウィザードライバー「シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!」
リングをスキャンする。
ウイザードライバー「ウォーター!プリーズ!」
上から水の魔法陣が出現し、ネオディケイドウィザードを覆い、ウォタースタイルへとスタイルした。
アイワーン「仮面が水に!?」
カッパーン「どうやら水の魔法でしょう!!」
テンジョウ「さっきは風の魔法による跳び蹴りだったわ!!」
ネオディケイドウィザード ウォータースタイルはウィザーソードガン・ソードモードの刀身を撫でた後、ノットレイに向かって走る。
テンジョウ「行きなさいコマちゃん達!」
テンジョウの指示を聞いたノットレイが走り出す。
ネオディケイドウィザード ウォータースタイル「はっ!はっ!はっ!」
向かって来るノットレイをウィザーソードガン・ソードモードで斬り付ける。
ネオディケイドウィザード ウィザードソードガン「はあっ!」
ノットレイのパンチを左手で受け止め、右手から強烈な打撃を腹部に叩き込む。
その直後に背後から複数のノットレイが跳びかかって来る。
ウィザーソード・ソードモードのハンドオーサーの親指を引いて展開し、変身リングをはめた左手でシェイクハンズ(握手)することによって必殺技を発動する。
ネオディケイドウィザード ウォータースタイル「はあっ!」
周囲の水分を剣先に集め、水の広い波動の刃で横一文字に切り放って斬り付ける。
ネオディケイドウィザード ウォータースタイル「まだ多いな。」
テンジョウ「重力の影響を受けてるハズなのに、何で・・・!」
ネオディケイドウィザード ウォータースタイル「確かにこの星じゃ、素早い動きが出来にくい。でも、デメリットとは限らない。」
アイワーン「は?何言ってるっつーの?」
カッパード「どう言う意味だ?」
テンジョウ「動きが鈍くなってデメリットしかないじゃない。」
ネオディケイドウィザード ウォータースタイル「重力が倍って事は、破壊力も倍って事だ!こいつも使う。」
レバー操作し、左手のリングを交換し、スキャン。
ウィザードライバー「ランド!プリーズ!ドッドッ…ドドドドン!ドン!ドッドッドン!」
下から土の魔法陣がせり上がり、ネオディケイドウィザード ハリケーンスタイルを覆い、ランドスタイルにスタイルチェンジした。
テンジョウ「別の色に!?」
カッパーン「せり上がった魔法陣の特徴から土だな!!」
アッワーン「土の魔法っだっつーーの!?」
ウィザードライバー「ルパッチマジックタッチゴー!ルパッチマジックタッチゴー!」
魔法リングをはめ換え、ベルトにスキャン。
ウィザードライバー「ビッグ!プリーズ!」
上に魔法陣が現れ、右腕を突っ込むと、巨大化してきた。
カッパーン「腕が・・・」
テンジョウ「巨大化だと!?」
ネオディケイドウィザード ランドスタイル「はあっ!」
右手を上に上げて勢いよく地面に叩き付ける。
地面に叩き付けると同時に、通常よりも衝撃が増し、ノットレイが吹き飛ぶ。
テンジョウ「あたしのコマちゃん達が・・・!」
カッパード「ノットレイが束になろうと、奴に勝つのは不可能だ。持ってろ。」
アイワーン「うおとととっ・・・!」
カッパードが牡牛座のスターカラーペンをアイワーンに向けて掬い上げるようにして投げ、アイワーンが慌ててキャッチする。
ネオディケイドウィザード ランドスタイル「今度はお前か。」
ネオディケイドウィザード ランドスタイルはベルトごと、ネオディケイドに戻り、カードを装填。
ネオディケイドライバー「カメンライド ファイズ コンプリ-ト」
ネオディケイドはファイズにカメンライドし、ファイズエッジを右手に装備。。
カッパード「初めて会った時はそのライダーの姿である意味サーベル同士だった。次は私の相手をして貰おう!」
ネオディケイドファイズに向かってカッパードが跳び、ビームサーベルを振り下ろす。
その場で立ち止まり、ファイズエッジで斬撃を受け止める。
カッパード「今の私ならば、貴様を倒せる!はああっ!」
強烈なカッパードの斬撃を、ネオディケイドファイズはファイズエッジで防ぐ。
カッパード「はあっ!」
今度はエネルギー刃を飛ばし、ネオディケイドファイズは跳んで回避した。
カッパード「再びこの一撃を喰らうがいい!うおああああぁぁぁっ!」
カッパードが上に跳んでビームサーベルを振り上げると同時にビームサーベルが巨大化し、そのまま振り下ろした。
テンジョウとアイワーンは、ネオディケイドファイズが倒されたと思い込む。
だがネオディケイドファイズはファイズエッジで耐えていた。
カッパード「何っ・・・!?」
ネオディケイドファイズ「おらっ!」
カッパード「うおっ!」
アタッシュカリバーを振って斬撃を飛ばしてカッパードの体勢を崩して地面に落とす。
カッパード「あのお方から力を授かっても、勝てないと言うのか・・・!?」
ネオディケイドファイズ「例え強い力を授かったとしても、所詮は借り物だ!俺は特典だけどな!借り物の力でしか強くなれない奴に、負けるハズが無い!」
ネオディケイドファイズ「はっ!はっ!はあっ!」
ネオディケイドファイズはファイズエッジで斬撃を連続で繰り出す。
ネオディケイドファイズ「はっ!」
カッパード「うおっ!」
最後に勢いよく蹴りを叩き付けてカッパードの距離を取らせる。
ネオディケイドファイズ「戦う事が罪なら、俺が背負ってやる!」
ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ファ ファ ファ ファイズ」
走りながら回転大ジャンプを行い、右脚のエナジーホルスターに装着したファイズポインターから円錐状のポインティングマーカーを放って目標を捕捉し、必殺キック「クリムゾンスマッシュ」を叩き込む。
カッパード「ぐおおおおぉぉぉーっ!」
クリムゾンスマッシュを喰らったカッパードはそのまま壁まで吹き飛ばした。
ネオディケイド「ここに長居はしない。ここで退場させて貰うぞ。」
ネオディケイドに姿を戻すと、ライドブッカーからカードを取り出す。
ネオディェイドライバー「アタックライド インビジブル」
ネオディケイドは姿を消し、この場から消えた。
カッパード「奴らを追う。地球へ向かうぞ。」
テンジョウ「策としては頂けないね。あのお方の力も消えたし、コマちゃん達全員ディケイドにやられてるわ。」
アイワーン「へーきへーき。アタイに良い考えがあるっつーの。」
バケニャーン「・・・!?まさか、アレを・・・!?」
クム「何か、大変な事になったな・・・。大丈夫か・・・アイツら・・・?」
クムが先程までワープホールがあった場所を見て呟いた。
地球に戻るロケットの中の空気は重く、スターは目に涙を溜めて涙を流す。
牡羊座と牡牛座のプリンセススターカラーペンを奪われ、体勢を立て直す為に地球へ戻ったのだった。