仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

526 / 579
第510話「満天の星まつり☆ ユニの思い出」

木の上で寝てたユニが、祭囃子の音に反応して目を覚ます。

 

ユニ「何・・・?うるさくて眠れやしない・・・。」

 

天文台の方を向くと、色とりどりの灯りが点いてた。

 

ひかる「ユニ見ーつけた!」

 

ひかるの声に反応して下を向くと、浴衣姿のひかる達がいた。

 

ユニ「あなた達・・・」

 

ララ「こんな所にいたルン。」

 

美姫「こんな所で寝なくても、ロケットに来れば良いのに。そこで寝て寝心地悪くありません?」

 

同じく浴衣姿の美姫がユニに向かって言う。

 

ユニ「何なの、この騒ぎ?」

 

えれな「今夜は観星町星まつりだよ。」

 

天文台の方では今日、観星町星まつりと言う夏祭りが開催されていた。

 

ユニ「お祭り?」

 

ひかる「うん!ユニも一緒に行こっ!」

 

美姫「楽しい事もそうだし、食べ物も色々あるよ。」

 

ユニ「興味無いわね。」

 

ひかる「良いから良いから!」

 

いつの間にか木の上に登ったひかるがユニの手を掴んで引っ張る。

 

二人が落下するが、ひかるは普通に着地する。

 

ひかる「お祭りには楽しい物がいーっぱいあるんだから、今日位一緒に楽しもう!」

 

ロケットに移動し、中でユニが汗拭きシートで身体を拭き、浴衣に着替えてから外に出る。

 

汗拭きシートは美姫が用意した物で、ユニから何日も身体を洗って無いと聞いて、すぐに買って来た。

 

ひかる「キラやば~っ!」

 

えれな「良いね!」

 

フワ「可愛いフワ~!」

 

浴衣姿のユニがロケットから出て来て、その姿をひかる達が称賛する。

 

ユニ「この格好・・・」

 

ひかる「夏祭りと言えば浴衣だよ!」

 

ユキ「私のだけどピッタリで良かった!」

 

ララ「ちょっと動きにくいけど素敵ルン!」

 

ララがくるっと回りながら言う。

 

プルンス「地球には変わった風習があるでプルンスな。」

 

美姫「変でしょうか?」

 

プルンス「変とは言って無いでプルンス。」

 

美姫「服は今洗ってますから、戻ったら返しますよ。」

 

AI「洗濯乾燥お任せ下さい。」

 

美姫「AIと言えど、大丈夫ですか?」

 

AI「不安ですか?機械であるAIの私を信じてほしいんですが・・・。」

 

美姫「私はAIの全てを信じてるわけじゃないんです・・・。大部分は正しいですが、少なからず間違い、つまりウソ情報が紛れ込む事があるでしょうし・・・。」

 

AI「美姫様・・・。AIに対して警戒心が強めですか・・・。」

 

ララ「美姫・・・。」

 

まどか「わたくしも楽しみです。初めての夏祭りですから。」

 

ひかる「よーし!いっぱい楽しんじゃうぞーっ!おーっ!」

 

一同が天文台に移動し、会場を回る。

 

ララ「楽しそうなお店がいっぱいルン!」

 

ひかる「ねえ、ユニの星にはお祭りって無いの?」

 

ユニ「私の星?」

 

聞こうとしたその時、えれなとまどかが祭りに来てた観星中の生徒達に囲まれる。

 

女子A「やっぱり浴衣姿も決まってる・・・!」

 

女子B「ねえ、あの可愛い子誰?」

 

女子A「さあ・・・。見ない顔だけど・・・。」

 

女子の二人が初めて見るユニを見ながら話す。

 

桜子「おーっほっほっ!ごきげんよう皆さん!艶やかな浴衣ですこと!」

 

桜子が高笑いしながら現れる。

 

桜子「あら?あなたは・・・天宮先輩と香久矢先輩と一緒とは・・・!一体何者!?」

 

ユニを見て目を鋭くし、何者かと尋ねる。

 

そんな桜子のオーラに反応したユニが、一瞬ビクッと体を震わせる。

 

ユニ(何・・・?この鋭い視線・・・?まさか、私が異星人だと見抜いてる・・・?)

 

ひかる「えーっと、彼女はその・・・」

 

タツノリ「おっ!新しい転校生!?」

 

ユニ「ニャン!?」

 

今度はタツノリが現れ、ユニを新しい転校生かと思って尋ねる。

 

タツノリ「ニャン!?」

 

ひかる「この子はそう、私の親戚なの!」

 

タツノリ「おおそうなの!よろしくなニャン子!」

 

ユニ「ニャン子!?私の名前はユニよ!」

 

ユニと握手して挨拶するが名前を勘違いされ、ユニと言い返す。

 

タツノリ「そっか!バイニャン!ユニ子!」

 

タツノリが笑いながらこの場を後にし、最後まで名前を勘違いされたユニがムスッとする。

 

えれな「そんなにカッカしないでさ、笑顔笑顔。」

 

ララ「みんなユニの事が珍しいルン。」

 

ひかる「お祭りは楽しまなくちゃ損だよ!ほら、見て見て!」

 

そう言ってひかるが先を指差す。

 

そんな中、まどかが射的屋を見て足を止める。

 

店主「おっ、お嬢ちゃん、やってみるかい?」

 

まどか「はい。心して挑みます。」

 

店主からやってみないかと言われ、一瞬明るい表情を浮かべて目を鋭くさせる。

 

袖を捲り、コルク銃の狙いを定める。

 

ひかる「まどかさん・・・。」

 

ララ「この緊張感、弓道大会以来ルン。」

 

美姫「こんなに緊張感を感じる射的は、今までで初めてです。」

 

店主「お嬢ちゃん、もう少し肩の力を抜いて―――」

 

右目を開けてトリガーを引くと同時に、コルク弾が放たれる。

 

すると全ての景品が、一斉に倒れた。

 

ララ「オヨ・・・!」 

 

美姫「ええっ・・・!?」

 

店主「ま、毎度あり・・・。」

 

店主は驚きの余り腰を抜かし、まどかは笑顔を浮かべた。

 

次は輪投げ屋に移動する。

 

えれな「よっ!ほっ!はあっ!」

 

ここではえれなが、投げた輪っかを全て景品をに入れ続けた。

 

ひかる「えれなさんカッコいー!」

 

えれな「弟や妹達のお土産、こんなにゲットしちゃった!」

 

今度はヨーヨー釣りの屋台に移動する。

 

ララ「オヨ?これを釣り上げるルン?」

 

美姫「はい。でもそんなに難しく無いかと。」

 

ひかる「ララ、勝負しようよ!」

 

ララ「ルン!負けないルン!」

 

えれな「よーい、ドン!」

 

えれなの掛け声と共に、ひかるとララがどれだけヨーヨーを多く釣り上げるかの勝負を始める。

 

プルンス「二人共良い勝負でプルンス。だあっ!」

 

ララの肩から離れたプルンスが、反対側の水の中に落ちる。

 

美姫「掴まれる?」

 

プルンス「問題無いでプルンス・・・。」

 

美姫がプラスチックの針を向け、プルンスがそれを掴む。

 

プルンスを釣り上げ、ひかるとララが屋台の裏でタオルで拭う。

 

プルンス「やれやれでプルンス・・・。」

 

ひかる「あれ!?フワは!?」

 

まどか「今美姫さんが探してます。」

 

わたあめ屋の前で、フワがわたあめを見つめる。

 

美姫「いたいた。フワ。」

 

探しに来た美姫の呼びかけに反応し、美姫の方を向く。

 

美姫「勝手にいなくなっちゃ駄目ですよ。」

 

フワ「ごめんフワ。これ、何フワ?」

 

美姫「綿あめですよ。大きな声で喋らないって約束するなら、買いますが。」

 

フワ「喋らないフワ。」

 

綿あめを買い、フワに食べさせながら移動する。

 

フワ「甘くて美味しいフワ~。」

 

美姫とフワが合流してから会場を再度歩き、その最中にユニが花火が描かれたポスターを足を止めて見つめ、昔の事を思い出す。

 

ひかる「ユーニ。」

 

ユニ「? ニャ!?」

 

お面を被ったひかるとララに驚く。

 

ユニ「あなた達!私をハメたわね!」

 

ララ「オヨ?ただのお面ルン。」

 

ユニ「ニャ・・・!」

 

ひかるが猫のお面をユニに被せ、目を隠す。

 

ひかる「さっ、ユニ、こっちこっち。」

 

ユニ「ちょっと・・・!どこ連れてくの・・・!?」

 

ユニを連れて来たのは、金魚すくいの屋台だった。

 

ユニ「こ、これは・・・!」

 

ひかる「金魚すくいだよ。」

 

ユニ「美味しそうニャン・・・!」

 

美姫「いやいやいやいや・・・」

 

ひかる「金魚は食べ物じゃないから・・・。」

 

えれな「これを使って掬うんだよ。」

 

えれながポイを見せて説明し、ポイを差し出す。

 

ひかる「何匹掬えるか、競争しよう!」

 

ユニ「楽勝ニャン。」

 

美姫「でも、ヨーヨー掬いより難しいですよ?」

 

ユニ「私を誰だと思ってるの?」

 

自信ありげに言ったがだったがすぐにポイが破れてしまい、対するひかるは余裕で金魚を掬い続けた。

 

ユニ「もう一度・・・!」

 

もう一度挑むが、また破れてしまう。

 

ユニ(そんな・・・!宇宙怪盗ブルーキャットとして数々のお宝を奪い続けて来たこの私が・・・!)

 

ひかる「ユニ、ポイは水面に水平に。角に追い込むと掬いやすくなるよ。」

 

そんなユニを見たひかるがアドバイスを送る。

 

ユニ「ポイは水面に水平に・・・。金魚は角に追い込んで・・・」

 

ひかるのアドバイス通りに行い、遂に一匹掬い上げた。

 

ユニ「やったニャン・・・!」

 

ひかる「やれば出来るじゃん!」

 

ユニ「これ位当然よ。」

 

まどか「ひかるのアドバイスのお陰ですね。」

 

ララ「ユニ、楽しそうルン!」

 

えれな「うん。良い笑顔だね。」

 

周囲を見回してから、惑星レインボーでの祭りを思い出し、表情を曇らせる。

 

ひかる「ユニ?」

 

ユニ「私、帰る。」

 

そう言ってからお面で顔を隠し、この場を歩いて後にする。

 

ひかる「ええっ!?もう帰っちゃうの!?待ってよ!ユニー!」

 

慌ててひかるが追いかけるが、横から現れたグループに遮られ、ユニを追えなくなってしまった。

 

ダークネスト「力を・・・更なる力を・・・!」

 

ガルオウガ「直ちにプリンセスの力を手に入れるのだ。」

 

腕輪にエネルギーを込めたガルオウガが左腕を振り下ろした直後、目の前で跪くテンジョウの背後に裂け目が現れ、ワープホールとなる。

 

テンジョウ「かしこまりました。ダークネスト様、このテンジョウにお任せを。」

 

テンジョウが立ち上がり、そう告げてから出撃した。

 

木の上で星空を見上げるユニの元に、ララと美姫が現れる。

 

ララ「ユニ。」

 

美姫「どうも。」

 

ララ「食べるルン?」

 

美姫「他にも色々ありますよ。タコ焼きとかイカ焼きとか、シーフードのお好み焼きも。魚が好きなら、こう言うのも好きかなって思って。」

 

ララがリンゴ飴を見せ、美姫が両手に持ったタコ焼きやシーフード入りのお好み焼きの入った袋を見せる。

 

ユニ「いらないわ。」

 

いらないと言うが、空腹の音が鳴る。

 

美姫「お腹の方は素直ですね。」

 

ユニ「う、うるさいニャン。ま、まあくれるなら別に・・・」

 

ララと美姫が木の上に登ってからタコ焼きなどを食べ、その次にリンゴ飴に視線を向ける。

 

ちなみにタコ焼きに関しては猫舌だった為、他のに比べて食べるのに時間が掛かった。

 

ユニ「お好み焼きとかは美味しかったけど、これ、本当に美味しいの?」

 

美姫「リンゴ飴ですよ。」

 

ララ「私も初めてルン。」

 

ユニ「えっ?」

 

ララ「食べて無いのに、決め付けは無しルン。」

 

そう言うと、リンゴ飴を一舐めする。

 

ララ「ルン。甘くて美味しいルン。」

 

ユニ「まあまあね。」

 

美姫「素直じゃないね~。」

 

ユニもリンゴ飴を舐め、素直に美味しいと言わずにまあまあと言う。

 

ララ「もしかしてお祭り嫌いだったルン?」

 

美姫「それとも、何か嫌な事を思い出します?」

 

ユニ「そうじゃないわ。」

 

ララ「じゃあ、どうして楽しまないルン?」

 

ユニ「今の私は、仮の姿だから。」

 

ララ「ルン?」 

 

美姫「仮?」

 

ユニ「宇宙アイドルも宇宙怪盗も、本当の私じゃない。今あなた達とプリキュアをやってるのも、ペンを集めて惑星レインボーのみんなを救う為。あなたも私と同じ異星人でしょ?どうして地球人と一緒に遊んでいられるの?」

 

そう尋ねた直後、ララが一瞬微笑む。

 

ララ「最初は私もそう思ってたルン。けど、ひかる達と出会って、楽しい思い出がいっぱい増えたルン。それに、みんなといると宇宙が広がるルン!」

 

ユニ「宇宙・・・?」

 

ララ「その宇宙じゃないルン。」

 

星空を見上げるが、ララがその宇宙じゃないと告げ、胸に手を当てる。

 

ララ「みんなのお陰で、心の中の宇宙が無限に広がってるルン。」

 

ユニ「心の宇宙・・・。」

 

ララ「ルン!」

 

ユニ「美姫はどうして、プリキュアでも無いのに一緒に戦っているの?」

 

ユニが美姫の方を向き、何故プリキュアと一緒に戦っているのか尋ねる。

 

美姫「守りたいから。それじゃあ答えになってませんか?」

 

ユニ「守りたいから?」

 

美姫「はい。私はディケイドの力でみなさんを守れるのなら守りたいから。もちろんあなたの事も。私の力であなたの事を守れるのなら、必ず守るし力になります。」

 

美姫は微笑みながら必ず守ると答えた。

 

ユニ「あなたって、お人好しなのね・・・。」

 

小声で呟くと、ユニは木の上から飛び降りる。

 

美姫「ユニ?」

 

ユニ「ごめんなさい・・・もう少しだけ考えさせて。」

 

そう言いながらユニは森の奥へと歩いて行った。

 

テンジョウ「キュアコスモ、お仲間ごっこはもう終わり?」

 

ユニ「!テンジョウ!」

 

声がした方を振り向くと、そこにテンジョウが立っていた。

 

テンジョウ「ペンを手に入れようと思ったけど、邪魔なあなたから始末してあげる!コマちゃん達!」

 

団扇にキスし、ハート型の闇のエネルギーを作り出す。

 

その直後にノットレイの軍団が跳び掛かって一か所に集まる。

 

テンジョウ「煽れ団扇よ!膨れろ!歪んだイマジネーション!」

 

団扇を仰いで闇のエネルギーを生み出し、これをノットレイが浴び、広がって消えると同時に胸元に「1」と書かれた巨大ノットレイとなった。

 

テンジョウ「ついでに見せてあげるわ!ダークネスト様の力を!」

 

団扇からダークネストのエネルギーが放たれ、そのエネルギーが巨大ノットレイの全身を覆う。

 

すると巨大ノットレイが、三体に分身した。

 

テンジョウ「あなたに勝てるかしら?」

 

ユニ「スターカラーペンダント!カラーチャージ!煌めく~星の力で~憧れの~私描くよ~♪トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪スタートゥインクル~♪スタートゥインクルプリキュア~♪あぁ~♪」

 

コスモ「銀河に光る虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

一体目の巨大ノットレイが繰り出したパンチをどうにか避け、もう二体のパンチをバク宙で避けて着地する。

 

コスモ「こうなったら・・・!・・・!」

 

レインボー・スプラッシュを放とうとしたが、プリンセススターカラーペンを持って無い事に気付く。

 

テンジョウ「仲間がいなければ、ペンを借りる事も出来ない。レインボー・スプラッシュとやらも使えないわね。」

 

コスモ「ああああっ!」

 

三体の巨大ノットレイが一斉に繰り出したパンチが直撃して地面に倒れ、掴まれて身動きが取れなくなる。

 

テンジョウ「キュアコスモ、所詮裏切り者のあなたの事なんて、誰も助けに来てくれない。」

 

コスモ「うああああぁぁぁっ・・・!」

 

巨大ノットレイが握る力を強める。

 

スター「コスモ!」

 

コスモ「あなた達・・・」

 

するとそこへ、スター達が駆け付けた。

 

なおララと美姫は途中でひかる達と合流し、変身して一緒に来た。

 

テンジョウ「あら。」

 

ミルキー「今助けるルン!」

 

テンジョウ「わざわざ駆け付けるなんて、ホントお人好し。さあ!ペンを残らず奪うんだよ!」

 

ネオディケイド「奪われてたまるか!」

 

スター「行くよ!」

 

スターの掛け声と共に、五人が一斉に走り出す。

 

スター「牡牛座!スターパンチ!・・・!」

 

スターが牡牛座スターパンチを放とうとするが、コスモが捕まってた為放てず、バク宙しながら着地する。

 

ネオディケイド「コスモを盾に・・・!」

 

ソレイユ「これじゃ攻撃出来ない・・・!」

 

プルンス「卑怯でプルンス!」

 

テンジョウ「さあ、今度はこっちの番よ!」

 

三体のノットレイが一斉にパンチを繰り出し、直撃を受けて倒れる。

 

テンジョウ「あっははははっ!せっかく助けに来たのに、無様にやられるだけ。呑気にお仲間ごっこなんかしちゃって、あなた達は甘いのよ!」

 

ミルキー「お仲間ごっこじゃないルン・・・!コスモは、私達と同じプリキュアルン!」

 

立ち上がったミルキーが、胸に手を当ててそう告げる。

 

ソレイユ「この広い宇宙で出会えた、大切な仲間だから!」

 

セレーネ「仲間の為なら、何度だって立ち上がってみせます!」

 

スター「コスモは、私達が守る!」

 

スター達も立ち上がり、そう告げる。

 

テンジョウ「言うのは簡単!でも、あなた達に勝ち目は無いわ!」

 

コスモ(どうすれば・・・)

 

目を閉じたコスモが、先程テンジョウが巨大ノットレイの分身を作り出した事を思い出す。

 

コスモ「みんな!三体のノットレイは、元は一体!二体は分身よ!コイツに狙いを集中して!」

 

自信を拘束しているノットレイに目を向け、スター達にそう伝える。

 

ネオディケイド「分かった!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド フォーゼ!」

 

頭上にゲートが開き、コズミックエナジーが注がれ、ネオディケイドはフォーゼにカメンライドした。 

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「宇宙来たーーー!!ドライバーチェンジ!」

 

ネオディケイドライバーはフォーゼドライバーにチェンジした。

 

画面上操作により、ガトリングスイッチを出現させ、入れ替える。

 

フォーゼドライバー「ランチャー・オン♪ガトリング・オン♪レーダー・オン♪」

 

ランチャーとガトリング、レーダーモジュールが出現した。

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「さあ!コスモを助けるぞ!」

 

スター「みんな、行くよ!」

 

スター達が散らばって跳ぶ。

 

スター「はあああっ!」

 

スターが拳の前に星型のエネルギーを作り出してパンチを繰り出し、二人目のノットレイもパンチを繰り出してぶつけ合う。

 

ミルキー「ルン!」

 

ミルキーがミルキーショックを放ち、三体目の巨大ノットレイに当てる。

 

ソレイユ「はっ!はあっ!」

 

その間にソレイユが炎を纏った回し蹴りを両足に交互に叩き込む。

 

セレーネ「はあああっ!」

 

よろけた直後にセレーネがセレーネアローを放って命中させる。

 

三体のノットレイが苦しみ、二体が消滅した。

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「でええええぇぇぇいっ!」

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツはコスモを拘束する巨大ノットリガーに向かってレーダーでロックオンし、ランチャーとガトリングガンを叩き込んだ。

 

コスモ「やったニャン・・・!」

 

自身を拘束してた右手が緩み、跳んだネオディケイドフォーゼがお姫様だっこさせて着地した。

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「大丈夫?」

 

コスモ「ええ。ありがとう。」

 

大丈夫かと尋ね、お礼を言って地面に降ろした。

 

ネオディケイドフォーゼ フォーゼステイツ「じゃあ!決めるぜ!」

 

コスモ「ええ!」

 

ガトリングからドリルに入れ替える。

 

フォーゼソライバー「ロケット・オン♪ドリル・オン♪」

 

右腕にロケットモジュールとドリルモジュールを装備し、レバーを引く。

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「ライダーロケットドリルキーッキ!」

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツはライダーロケットドリルキックを放つ。

 

コスモ「レインボーパフューム!行っくニャン!プリキュア!コスモシャイニング!」

 

レインボーパフュームを青く輝かせて足元に青い三角形のフィールドを作り、青い光の香水を放って浴びせるコスモシャイニングを放つ。

 

ライダーロケットドリルキックが命中してからコスモシャイニングが命中し、巨大ノットレイが怯む。

 

コスモ「今よ!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ「「「「宇宙に輝け!イマジネーションの力!」」」」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ「「「「トゥインクルステッキ!」」」」

 

四人が左腕を上に翳し、トゥインクルステッキを召喚させる。

 

スター「スタートゥインクル!」

 

ミルキー「ミルキートゥインクル!」

 

ソレイユ「ソレイユトゥインクル!」 

 

セレーネ「セレーネトゥインクル!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ「「「「四つの輝きを今一つに!」」」」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ「「「「プリキュア!サザンクロス・ショット!」」」」

 

南十字座のようにスターが上、ミルキーが下、ソレイユが左、セレーネが右に並び、南十字座型の光弾を放つサザンクロス・ショットを放った。

 

サザンクロス・ショットが命中し、巨大ノットレイは浄化された。

 

テンジョウ「チッ、出直しだね。」

 

テンジョウが背後にワープホールを作り、倒れたノットレイごと退く。

 

プルンス「さあ、お祭りの続きでプルンス!」

 

スター達が変身を解いてからプルンスが声高く告げると同時に、花火の打ち上がる音が響く。

 

ひかる「あっ・・・!花火始まっちゃった・・・!」 

 

美姫「結構時間掛かりましたからね。」

 

えれな「天文台まで急ごう。」

 

まどか「間に合うかどうか・・・」

 

ララ「それなら、良い場所があるルン!」

 

ララに良い場所があると言って連れて来られたのは、ロケットの上だった。

 

ひかる「キラやば~っ!」

 

美姫「確かに良い場所です。」

 

ララ「オヨ・・・綺麗ルン・・・!」

 

えれな「みんなで見ると格別だね。」

 

まどか「ええ、とっても素敵です。」

 

みんなが花火を見入って話す中、ユニは無言で花火を見る。

 

ララ「ユニ、どうしたルン?」

 

ユニ「別に。花火はどこで見ても綺麗なんだって思っただけ。」

 

ひかる「お祭りって楽しいでしょ?」

 

ユニ「ま、悪く無いわね。」頬を緩め、悪く無いと告げる。

 

すると美姫が鮎の塩焼きをユニに差し出す。

 

美姫「食べます?鮎の塩焼き。美味しいですよ。」

 

美姫から鮎の塩焼きを貰ったユニは一口食べる。

 

ユニ「美味しい・・・!」

 

美姫「でしょ?鮎の塩焼きは私も好きなもので。」

 

美姫も持っていた鮎の塩焼きを食べる。

 

ユニ「あの・・・ありがとう、助けてくれて・・・。」

 

美姫「またあなたが危ない目に遭いそうな時は助けますよ。」

 

ユニ「その・・・」

 

美姫「ん?」

 

ユニ「まだ全部が信じた訳じゃないけど・・・あなたの事は信じてもいいニャン・・・。」

 

ユニは照れながらも、そっぽを向きながらそう言う。

 

美姫「まだまだ素直じゃありませんね。」

 

ユニ「う、うるさいニャン!」

 

美姫がくすっと笑ってそう尋ねると、ユニが美姫の方を向いて怒鳴るようにして叫ぶ。

 

そんなユニを見たひかる達は、微笑みを浮かべた。

 

打ち上がり続ける花火は、空一面を煌びやかに色取り続けたのだった。

 

AI「惑星サマーンより通信です。」

 

AIがそう告げた直後、メインルームのモニターにノイズ交じりの映像が流れる。

 

ロロ『ララ・・・!どこにいるルン・・・!?すぐ帰って来るルン・・・!』

 

ララの双子の兄のロロがそう告げる。

 

AI「ララ様、惑星サマーンより通信が届いています。」

 

ララ「ルン?」

 

AI「ロケットから転送します。」

 

ロケットからララのグローブの端末に、音声が転送される。

 

ロロ『ララ・・・!どこにいるルン・・・!?すぐ帰って来るルン・・・!』

 

ララ「オヨ?ロロから通信ルン。」

 

ひかる「ロロ?」

 

美姫「ララさんの双子のお兄様。」

 

ひかる「ええっ!?お兄さん!?」

 

えれな「でも、何で美姫さん知ってるんですか?」

 

美姫「ララさんから聞いたんです。」

 

ロロ『見つけたルン・・・!プリンセスの、力!』

 

ララ「ルン!?」

 

ひかる・えれな・まどか「「「ええっ!?」」」

 

美姫「プリンセススターカラーペンを見つけた・・・!?」

 

ロロからプリンセススターカラーペンを見つけたのを聞いて、ひかる達は驚いたのだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。