仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第526話「ブルーキャット再び! 虹色のココロ☆」

ロケットでスタードーナツを食べながら数日前にひかるに起きた謎の力に着いて話していた。

 

ララ「この前の何だったルン?」

 

えれな「凄いパワーだったけど・・・」

 

ひかる「う〜ん・・・。」

 

まどか「トゥインクルイマジネーションと何か関係があるのでしょうか?」

 

美姫「かもしれませんね。」

 

みんなが話している中、ユニはひかるを見てドーナツを食べる。

 

AI「報告があります。」

 

ララ「ルン?」

 

突如AIがひかる達に報告があると告げる。

 

AI「トゥインクルイマジネーションの情報を探すため、以前共有したマザーAIのデータベースを調べた所、宇宙マフィアのドン・オクトーが惑星レインボーの指輪を手に入れたというニュースを見つけました。」

 

ユニ「これは・・・!」

 

ひかる「ドン・オクトー?」

 

まどか「確か、この前のオークションに参加された方です。」

 

ひかる「あっ!」

美姫「居ましたね、そんなタコの宇宙人。」

 

プルンス「宇宙マフィアとは、宇宙の闇社会で幅を利かせる怖い異星人達でプルンス・・・。」

 

ドーナツを食べながら宇宙マフィアについて説明する。

 

ひかる「ええ!?そうなの!?」

 

美姫「宇宙マフィアは地球と同じ事をやってるのですか。物騒ですね~。」

 

えれな「ユニ、どうする?」

 

ユニ「当然返してもらうわ。惑星レインボーの宝。」

 

えれな「ユニ・・・。」

 

ララ「でも、簡単に返してもらえるとは思えないルン。」

 

ユニ「忘れたの?私の別の顔。」

 

プルンス「まさか・・・マオたん!」

 

ユニ「そっちじゃなくて・・・」

 

マオではないと答えると、立ち上がってレインボーパフュームを取り出して自身に振りかけた。

 

ブルーキャット「この宇宙怪盗、ブルーキャットに盗めない物は無いニャン!」

 

ひかる「ダメだよ!盗むのは!」

 

フワ「ダメフワ~!」

 

ブルーキャットに姿を変えたユニに盗むのはダメだと言われ、それを聞いたブルーキャットはムッとした。

 

星空界にある星空警察では、署長は新人のメリーアンの入社式をしていた。

 

署長「おめでとうアン警部補。今日から君は栄えある星空刑事だ。この星空警察の名を汚さぬよう、頑張ってくれたまえ!」

 

署長に渡された銃と手錠を貰い、腰にあるホルダーにしまう。

 

アン「これから正義のために、バンバン悪い人を捕まえるであります!」

 

ドン・オクトーのアジトのサメ型の宇宙船で行われるパーティに参加するマフィア達が乗った宇宙船が大量に入り込んでいた。

 

そこに輸送船が入り、止まると運転席に橋が伸びると、ドン・オクトーの部下が運転席まで向かう。

 

配達員A「パーティ用の食材です。」

 

部下A「よし。進め。」

 

二人の部下が輸送船の中を覗き、問題がないと分かると宇宙船は進んだ。

 

フワ「フワ~!」

 

輸送船の中にあるコンテナから、何故かひかる達が出て来た。

 

美姫「ああ~心臓に悪い・・・。」

 

ララ「ヒヤヒヤしたルン・・・。」

 

えれな「ドン・オクトーのアジトって、こんなに大きい宇宙船だったんだね。」

 

まどか「なんとか潜入出来て良かったです。」

 

ブルーキャット「当然よ。」

 

当然だと言った後、ブルーキャットはコンテナから飛び出る。

 

何故ひかる達が輸送船に乗って居たのか、それは少し先に遡る。

 

フワが出したワープから出たスターロケットドン・オクトーのアジトから少し離れた場所に出る。

 

ブルーキャット『フワのワープは大分アバウトだから、直接アジトには行けない。』

 

美姫『それにこんな可愛らしいロケットが、マフィアの宇宙船に向かったら絶対に怪しまれますよね。』

 

ブルーキャット『ええ。だからあの輸送船、使えそうニャン。』

 

まどか『他にも宇宙船が居るみたいですが・・・』

 

ブルーキャット『AIの情報によれば、これからアジトで星空界のマフィアを集めたパーティーをやるみたいね。』

 

プルンス『えっ!?』

 

ララ『そんなタイミングで行くなんて、危険過ぎるルン!』

 

ブルーキャット『むしろ逆よ。私の場合、人混みに紛れた方が盗みがしやすいの。』

 

ララが危険だと言うが、ブルーキャットの場合は好都合だった。

 

美姫『木を隠すなら森の中。宇宙人から隠れるなら宇宙人の中って事ですね。』

 

ユニ『そう言う事ニャン。』

 

ひかる『ム~!』

 

ブルーキャットの盗むの言葉に、ひかるは頬を膨らませて不満そうな表情をする。

 

プルンス『凄く不満そうでプルンス・・・。』

 

ブルーキャット『言いたい事があるなら言えば?』

 

ひかる『最初に言ったよ!ドラムスさんの時もだけど、盗むなんて駄目だよ〜!』

 

ブルーキャット『あれは惑星レインボーの物よ。それに、素直にお願いして返してくれる相手だと思ってるの?』

 

ひかる『やってみなきゃ分かんないじゃん!』

 

ブルーキャット『やらなくても分かるでしょ!?』

 

プルンス『二人とも喧嘩はやめるでプルンス!』

 

美姫『は~い、そこまでです。』

 

ひかるとブルーキャットの横から美姫が割り込み、プルンスが叫ぶ。

 

ブルーキャット『あなた達も反対なんでしょ?』

 

まどか『良いやり方とは思えません。』

 

ララ『ルン。』

 

ララとえれなは無言で頷き、まどかは良いやり方ではないと告げる。

 

ブルーキャット『分かったわ。だったら無理に付き合わなくてもいい。ここまで来れただけで充分だし、後は私一人でやるから!』

 

ひかる『待って!一人じゃ危ないよ!』

 

ロケットから出ようとするブルーキャットの手首をひかるが掴む。

 

ブルーキャット『どっちニャン!?』

 

ひかる『どっちも本当の気持ちだよ・・・。反対するのも、心配するのも・・・。』

 

ひかる『ユニは、本当にそれでいいって思ってるの?』

 

ブルーキャット『・・・私は必ず指輪を取り戻す。それでも付いて来る気なら、せめて足を引っ張らないようにしてちょうだい!』

 

ひかるの言葉に一瞬だけ表情が曇るがすぐに戻り、足を引っ張るなと伝えて手を払いのける。

 

ひかる『えっ?』

 

美姫『待ってください。ユニさん。』

 

メインルームから出ようとドアに向かったブルーキャットの目の前に、美姫が浮いて止まる。

 

ブルーキャット『何?あなたも反対なんでしょ?』

 

美姫『ええ。盗むのは反対です。』

 

ブルーキャット『なら私の邪魔はしない---』

 

美姫『でも力になりたいと思っていますので。』

 

ブルーキャット『!』

 

美姫は盗むのは反対だったが、ブルーキャットの力になりたいと言う。

 

美姫『あなた一人じゃ心配です。私はあなたと一緒に付いて行きます。』

 

ユニ『美姫・・・。』

 

美姫『私は盗む手伝いはしませんけど、あの輸送船に乗る所までなら、力を貸しますよ。』

 

えれな『どうやってバレずに乗るの?』

 

美姫『お母様に聞いてみます。』

 

美姫はスマホで女神に相談。

 

女神はプルンスを透明化させた。

 

ララ『オヨ!?プルンスが消えちゃったルン!』

 

プルンス『何言ってるでプルンス?プルンスはここに居るでプルンス。』

 

ひかる達がプルンスが消えた事に驚くが、プルンスの声が聞こえて周囲を見渡す。

 

女神「一定時間透明化させたんです。」

 

まどか『女神様、本当に透明化させるなんて・・・!』

 

ブルーキャット『これはいけそう。』

 

最初はロケットを透明化させ輸送船に近寄り、次にひかる達を透明化させ、輸送船のコンテナの中に入ったのだった。

 

アン「クンクン。やっぱり、ジュースが零れていたであります!」

 

何故か清掃員に変装したアンは匂いを嗅いで汚れがないか探し、見つけるとモップで拭いた。

 

部下B「アイツ、中々良い掃除屋だな。」 

 

アン「本官は鼻がよく聞くでありますから!」

 

部下B「本官?」

 

アン「あっ、何でもないであります!」

 

つい本官と言ってしまうと、慌てて何でもないと伝えて掃除をする。

 

アン(それにしても、何で初任務がマフィアの情報収集なのでありますか?)何故アンがドン・オクトーの宇宙船に乗り込んで居たのか、それはマフィアの情報収集をするためだった。早く任務を終わらせて、辺境で希少種を狙うハンターや、宇宙怪盗ブルーキャットみたいな大悪人をバンバン捕まえに行きたいであります!)早く任務を終わらせたいと心の中で呟きながら、壺や銅像をモップで拭く。

 

すると部下達の背後から足音が聞こえると、後ろに振り向いて近寄る。

 

部下「お名前を伺いますでしょうか?」

 

ブルーキャット「ドン・フワフワのファミリーです。」

 

フワ「フワッフ!」

 

髭を着けてサングラスを掛けたブルーキャットを青いスーツを着てサングラスを掛けたユニが抱き抱え、ドン・フワフワのファミリーだと伝える。

 

美姫「そして私は、このファミリーのボディーガードです。」

 

サングラスを掛けた美姫が自分はドン・フワフワのファミリーのボディーガードだと名乗る。

 

ブルーキャットと美姫とフワだけでなく、ひかる達は以前にえれなの家で行われたパーティーでした仮装をしていた。

 

えれな「何でフワがドンに?」

 

まどか「さあ・・・?」

 

部下B「フワフワなんてマフィア居たっけ?」

 

手帳を取り出し、ドン・フワフワのファミリーが居たのか確認する。

 

ブルーキャット「いつまで待たせる気かしら?ボスは気が短いのよ?」

 

フワ「フワッフ!」

 

美姫「この方の言う通りです。早く通さなければ、あなた方達がどうなるか・・・」

 

部下C「し、失礼しました!どうぞ!」

 

美姫の言葉を聞いて恐怖を感じた部下達はすぐに扉の前から左右に別れて離れると、扉が開いた。

 

アン「うん?今の匂い・・・。」

 

銅像の上で清掃していたアンは歩いて中に入るひかる達から匂いを嗅いで何かを察する。

 

ひかる達が会場の中に入ると、そこにはマフィア達が集まってパーティーが行われていた。

 

ララ「怖そうな人がいっぱいルン・・・。」

 

ブルーキャット「居たわ。」

 

ひかる「あっ、ユニ!」

 

ドン・オクトーを見つけたブルーキャットが駆け足で向かった。

 

ドン・オクトーは他の宇宙マフィア達と椅子に座って黄色く光る指輪を見ながら話していた。

 

宇宙マフィアA「それが、貴族から借金の方にぶんどった惑星レインボーの指輪か?」

 

オクトー「おうよ。本当はプリンセスのペンが良かったが、これは惑星レインボーの宝物の中でもとびきりの代物なんだ。何故だか分かるか?」

 

ブルーキャット「その指輪は、身に付けた者の感情で色が変化する。今は喜びを示すイエロー。他にも悲しみのブルー、怒りのレッドなど、七色の感情に反応する・・・ですよね?」

 

ユニがドン・オクトーに近寄りながら指輪に付いて説明し、指輪を着けている触手に振れる。

 

オクトー「正解だ。よく知ってるな。」

 

ブルーキャット「ええ、だって・・・これは私の大事な人の物だから。」

 

いつの間にか薬指に指輪が着けており、指輪が赤に光る。

 

オクトー「うん? いつの間に!?」

 

ドン・オクトーが盗まれている事に気付くと、指輪が強く光り出した。

 

オクトー「盗賊だ!捕まえろー!」

 

顔を赤くして激怒するドン・オクトーが部下達に捕まれるよう指示する。

 

ブルーキャットの姿に戻ると、この場から出るため走り出す。

 

部下D「ブルーキャット!」

 

ブルーキャットの前に二人の部下と銃を持った部下が現れると、ブルーキャットは高く跳んでテーブルの上に着地した。

 

そのままテーブルの上を走り、一人のマフィアが飲んでいたコップを蹴って溢す。

 

また跳んで階段の手すりを滑り出し、着地して会場から逃げる。

 

ララ「もう指輪取っちゃったルン!?」

 

えれな「追いかけよう!」

 

ひかる・ララ・まどか「「「うん!」」」

 

唖然と見ていたひかる達はブルーキャットを追い掛けようとする。

 

美姫「待ってください。今私達が追い掛けたら、ブルーキャットのお仲間だと思ってマフィア達に捕まっちゃいます。」

 

ララ「じゃあどうするルン!?」

 

美姫はスマホで女神に相談し、

 

フォーゼで登場するロイドモードのバガミールとナゲジャロイカが出現し、スイッチを差し込み、スイッチを押す。

 

バガミールとナゲジャロイカはロイドモードに変形し、同時にナゲロパ達も起動する。

 

美姫「ユニさんを追い掛けてください。」

 

指示を聞いたバガミールとナゲロパ達はブルーキャットを追い掛けた。

 

部下D「何処だー!?」

 

部下?「あっちへ逃げたぞ!」

 

部下D「そうか!」

 

一人の部下がブルーキャットが逃げた場所を教えると、部下達はそこに向かう。

 

?「見つけたであります!」

 

笑みを浮かべると、背後から声が聞こえ、振り向くと清掃員の格好をしたアンが指差して立っていた。

 

何故アンが部下に指差して叫んだか、それは違う方向に逃げたと報告した部下は変装したブルーキャットだからだった。

 

アン「怪盗ブルーキャット!」

 

清掃員の服を脱ぎ捨てて手錠を持つと、部下の変装をしたブルーキャットを捕まえようと突っ込む。

 

素早く後ろに跳び、レインボーパフュームで自身に振りかけて元の姿に戻る。

 

ブルーキャット「何で正体を見破れたの?」

 

アン「本官は星空警察のアン警部補!星空警察が管理している悪人の匂いは、全部覚えてるであります!」

 

警察手帳を見せたアンは悪人の匂いを全て覚えていた。

 

ユニ「星空警察?そういえばそんな組織があったわね。捕まりそうにもないから忘れてたわ。」

 

アン「正義の為に、今日こそ逮捕するであります!手錠ブーメラン!」

 

目が燃えると、手錠をブーメランの要領で投げ飛ばす。

 

ブルーキャット「厄介な物持ってるじゃない。」

 

跳んで体を二回反らして手錠を回避する。

 

アン「刑事道具は他にもあるであります・・・あっ!これは今使う物じゃなかったであります!」

 

手錠をキャッチしてしまい、他の道具を取り出そうとするが、何故かミラクルライトを持っていた。

 

部下A「居たぞーっ!」

 

騒ぎに気付いた部下達が、駆け付けた。

 

アン「ご協力感謝であります!うん?ちょっと待つであります!」

 

部下達はブルーキャットではなく、アンを捕らえる。

 

アン「あれ?何で本官を?」

 

オクトー「宇宙マフィアと星空警察は長年の敵対関係。お前もアジトに忍び込んでたのは、一緒やろうがい!」

 

アン「そうであったであります〜!」  

 

ユニ「結構ドジなのね。」

 

宇宙マフィアと星空警察は敵対関係である事にアンはすっかり忘れており、高く跳んで抜け道がある場所に着地したユニは呆れた表情を見せる。

 

オクトー「ただで済むと思うなよ! ブルーキャットの前にたっぷりお仕置きをしてやる!」

 

アン「ええ~!?」

 

ブルーキャット「はぁ・・・。」

 

アンの叫び声を聞くと溜め息を吐き、跳び降りてオクトーの近くに着地した。

 

ブルーキャット「ふっ!」

 

しゃがんでオクトーの触手を蹴り、飛び込んで自分ごと捕らわれたアンを突き飛ばしてアンを救った。

 

ブルーキャット「行くわよ!」

 

アン「えっ?」

 

ブルーキャット「早く!」

 

アン「りょ、了解であります!」

 

逃げるようアンに伝えると困惑し、理解したアンは立ち上がってブルーキャットと一緒にこの場から逃げる。

 

逃げようとするブルーキャットとアンをオクトーは触手を伸ばして二人を縛り、動けなくした。

 

縛り付けた際に指輪を落とし、その指輪をオクトーは触手を伸ばして着けると指輪は赤く光った。

 

オクトー「この状況で二人で逃げようなんて、甘すぎるだろうが!纏めてお仕置きだ!」

 

この様子をバガミールとナゲロパ達が確認していた。

 

オクトーの宇宙船から少し離れた所に、レーダーを持ったテンジョウが乗ったUFOが浮いていた。

 

テンジョウ「こんな所にプリキュアとディケイドが・・・フフッ。」

 

オクトーに捕まったブルーキャットとアンは柱に縛り付けられていた。

 

アン「本官が捕まるなんて情けないであります・・・!これから沢山正義のために活躍する予定だったのに・・・!」

 

ブルーキャット「正義ね・・・。」

 

アン「何であります?」

 

ブルーキャット「別に・・・。」

 

アン「あ、お礼を言い忘れてたであります!」

 

ブルーキャット「えっ?」 

 

アン「さっきは本官を助けに戻ってきてくれてありがとうであります! なんだか聞いてた印象と違うであります。」

 

ブルーキャット「でしょうね。」

 

アン「せっかくなので言わせてもらうであります!」

 

ブルーキャット「うん?」

    

アン「盗みはよくないでありますよ! 騙されたり、自分の物を盗られた人の気持ちを考えるであります!」

 

アンの言葉にブルーキャットはスターロケットでひかると言い合っていた事を思い出す。

 

ブルーキャット「それはあなたも一緒でしょ。」

 

アン「えっ?」

 

ブルーキャット「ここでスパイしてたんでしょ? 正義のためなら変装して騙してもいいの? 理由があれば何をしてもいいんなら、そんなの誰にでもあるんじゃない?」

 

アン「そ、それは・・・。」

   

ブルーキャット「・・・今のは忘れて・・・。自分に言ったようなものだから・・・。」

   

アン「ブルーキャットには悪い事をする理由、あるでありますか?」

 

ブルーキャット「さぁね。」

 

その直後、扉の電子ロックの解除する音が聞こえた。

 

ブルーキャット「お仕置きの時間かしらね。」

 

扉が開いてお仕置きされると思ったアンは冷や汗をかいた。

 

だがそこに立っていたのはひかる達だった。

 

ひかる「ユニ!」

 

えれな「無事!?」

 

ユニ「!・・・遅いニャン。」

 

一瞬ひかる達だとは思わなかったブルーキャットは一瞬驚くがすぐに戻ると、自分を縛っていた縄を解いた。

 

アン「あっ!ええっ!?」

 

ユニ「あれだけお喋りする時間あれば、これくらい訳ないわ。」

 

アンと話している間に縄をほどいていた事を聞いたアンは驚いた表情をした。

 

美姫「今縄をほどきますね。」

 

美姫の手の平に乗っていたポテチョキンが跳びながらアンに近づいて縄を斬った。

 

ひかる「星空警察のおまわりさん?かっちょいい!」

 

アン「おまわりさんじゃなくて、警部補であります!」

 

オクトー「逃さんぞ!仲間がいたとはな!」

 

宇宙船から脱出するため走って居ると、出口の前に部下達と共にオクトーが立ちはだかる

 

ユニ「まあね。」

 

オクトー「おのれ!この指輪は俺が金と力でぶんどった物だ!それを奪おうとする奴は、全員お仕置きだ!」

 

オクトーが叫ぶと、手に付けていた指輪が赤く光り出した。

 

テンジョウ「その調子よ。」

 

えれな「テンジョウ!」

 

ひかる達とオクトーの間の壁側には、いつの間にか宇宙船に乗っていたテンジョウとノットレイ軍団が立っていた。

 

テンジョウ「煽れ団扇よ!膨れろ!歪んだイマジネーション!」

 

団扇を仰いで闇のエネルギーを生み出し、これをオクトーが変貌されたノットレイが浴び、広がって消えると同時に巨大化した。

 

テンジョウ「さあ、プリキュアを倒すのよ!」

 

部下A「お静まり下さい!茹で蛸になってしまいます!」

 

静まってくれと巨大ノットレイに言うが、巨大ノットレイは部下達に向くと口から墨を吹いた。

 

プルンス「手当たり次第でプルンス!

 

ひかる「止めなきゃ!」

 

美姫「変身!」

 

ひかる・ララ・えれな・まどか・ユニ「「「「「スターカラーペンダント!」」」」」

 

ひかる・ララ・えれな・まどか・ユニ「「「「「カラーチャージ!」」」」」」

 

ひかる・ララ・えれな・まどか・ユニ「「「「「煌めく~星の力で~憧れの~私描くよ~♪」」」」」

 

ひかる・ララ・えれな・まどか・ユニ「「「「トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪トゥインクル♪トゥインクルプリキュア♪スタートゥインクル~♪スタートゥインクルプリキュア~♪あぁ~♪」」」」」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

スター「宇宙に輝くキラキラ星!キュアスター!」

 

ミルキー「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

ソレイユ「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

セレーネ「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

コスモ「銀河に光る虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ・コスモ「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」

 

アン「プリキュアに仮面ライダー!?星空界を救う為に戦ってると噂の!?ブルーキャットが!?」

 

巨大ノットレイが触手を伸ばしてラッシュを繰り出し、スターは避けて、ソレイユは走って避ける。

 

アンにも触手からの攻撃をすると、後ろに跳んで回避するも、着地ミスして倒れる。

 

セレーネ「凄い手数です!」 

 

ソレイユ「はっ!」

 

セレーネに襲い掛かる触手にソレイユがキックを叩き付けた。

 

ミルキー「オヨ!」

 

触手に叩き込まれて吹き飛ぶミルキーをコスモが跳んでミルキーを受け止める。

 

コスモ「油断しないの!」

 

ミルキー「ルン!」

 

油断しないと注意すると、触手がコスモの足を巻き付けて引っ張り、地面に叩き付けようとする。

 

そこにネオディケイドがスライディングしてコスモを受け止めて地面に叩き付けるのを阻止する。

 

ネオディケイド「大丈夫か?」

 

コスモ「ええ。ありがとう。」

 

テンジョウ「あらあら優しい事。でも甘いわね!バケニャーンの時は喰えない相手だったけど、プリキュアやディケイドと居る内に弱くなったんじゃない?さぁ!やっておしまい!」

 

テンジョウの指示を聞いた巨大ノットレイがコスモに向けて墨を吹き出す。

 

目を瞑るコスモの前にスターとディケイドが立つ。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド ブラスト」

 

スターは星型のエネルギーを出し、ネオディケイドは複数の光弾を発射し巨大ノットレイの攻撃を何とか防ぐ。

 

スター「優しくて・・・何がいけないの!?」

 

コスモ「えっ?」

 

ネオディケイド「ミルキー!」

 

ミルキー「はぁーっ!ルン!」

 

センサーに電気を溜めて巨大ノットレイの目の前まで跳び、電撃を放って命中させると、テンジョウは巨大ノットレイから離れた。

 

ミルキー「あなた達は気付いてないだけルン!」

 

ソレイユ「コスモはね、誰よりも他人を思いやる心を持ってる!素直じゃないけどね。」

 

右足に炎を纏って巨大ノットレイの足に蹴り付けた。

 

コスモ「はあっ?」

 

セレーネ「本音を言うのが人より少し苦手なだけです!」

 

今度はセレーネがセレーネアローを放って触手に命中させた。

 

コスモ「ちょっと・・・!」

 

スター「とにかくコスモは、誰よりも優しくて!とってもとーっても、良い子なんだーっ!」

 

スターが拳に星型のエネルギーを作って巨大ノットレイの顔面を叩き付けた。

 

コスモ「ニャン・・・!」

 

スター達がコスモに思っている事を言われ、それを聞いたコスモは赤くなって照れた。

 

ネオディケイド「コスモは惑星レインボーを助けるため、一人で頑張って、時にはアイドルになり、時には怪盗になり、時には敵のアジトに忍び込むためにバケニャーンにもなった。惑星レインボーの救うためならどんな事をしてでも助けたいと言う気持ちを、コスモは持っている。そんなコスモは!俺達の大事な仲間で、友達だ!コスモをバカにする奴は、俺は絶対に許さない!」

 

コスモ「ディケイド・・・!」

 

ネオディケイドライバー「アタックライド ブラスト!」

 

倒れそうになる巨大ノットレイに2回目のディケイドブラストを放って顔面に命中し、後ろに倒れる。

 

後ろに倒れる巨大ノットレイを見たテンジョウは、後ろに跳んで潰されるのを避ける。

 

アン「星空警察であります!」

 

これを聞いたアンは銃を取り出してテンジョウに向ける。

 

テンジョウ「あ〜ら、警察が怪盗の味方して良いの?」

 

アン「良くはないでありますが、ブルーキャット本官を助けてくれたであります!だから今だけは助けるであります!ビリビリビーム!」

 

トリガーを押して光線を放ち、舌打ちをしたテンジョウは跳んで避けるが、後ろで倒れていた巨大ノットレイに命中した。

 

アン「今であります!」

 

コスモ「あなた・・・」

 

スター「コスモ。」

 

コスモの名を呼ばれて振り向くと、スター達がコスモを見て微笑む。

 

コスモ「全く・・・よくあんな恥ずかしい事言えるニャン・・・。ありがと・・・。」

 

小声でスター達にありがとと呟いた。

 

スター「えっ?」

 

コスモ「何でもない。さあ、行くニャン!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド フォーゼ」

 

頭上にゲートが出現し、コズミックエナジーが注がれ、ネオディケイドはフォーゼ ベースステイツへとカメンライドした。

 

ネオディケイドフォーゼ ベースステイツ「ドライバーチェンジだ!」

 

ネオディケイドライバーはフォーゼドライバーへチェンジした。

 

画面上操作より、ロケットとレーダーを入れ替え、マグネット同士がくっついた状態で外し、スイッチオンに。

 

フォーゼドライバー「マグネーット・オン♪」

 

ネオディケイドフォーゼ マグネットステイツ「よっしゃーー!!」

 

セレーネ「フォーゼの新しい姿ですか!?」

 

ネオディケイドフォーゼ マグネットステイツ「お前ら、決めるぜ!」

 

スター「はい!」

 

ミルキー「ルン!」

 

コスモ「ええ!」

 

レバーを倒す。

 

フォーゼドライバー「マグネット!リミットブレイク!」

 

両肩から分離した2つのマグネットキャノンが合体してU字型の浮遊砲台NSマグネットキャノンとなる。

 

フワ「みんなの思い、重ねるフワ!」

 

フワが両手で星を溜めると、中心に星のマークが付いた球体を出す。

 

スター「シャイニートゥインクルペン!」

 

スターはシャイニートゥインクルペンを上に翳した後、球体に挿し込む。

 

フワ「声を重ねるフワ!」フワがそう叫ぶと、頭部の角が光り出す。

 

フワ「キラキラー!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ・コスモ「「「「「トゥインクル!」」」」」

 

フワ「キラキラー!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ・コスモ

「「「「「トゥインクル!」」」」」

 

フワと球体を中心にスター達は手を繋ぎ、フワを囲むようにして回って声を重ねる。

 

フワ「フーワー!」

 

フワが叫ぶと球体からそれぞれのパーソナルカラーの星が五つ飛び出て来た。

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ・コスモ「「「「「イマジネーションの輝き!なりたい自分に!!」」」」」

 

スター達の頭にトゥインクルティアラが具現化すると、五つの星がティアラに当たる。

 

星が当たるとトゥインクルティアラが光り出し、スター達はトゥインクルスタイルに変身した。

 

フワ「星の力!輝くフーワー!」

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ・コスモ「「「「「思いを重ねて!」」」」」

 

スター達がフワに手を翳し、虹色の巨大な五角形の星を出す。

 

スター・ミルキー・ソレイユ・セレーネ・コスモ「「「「「プリキュア!スタートゥインクル・イマジネーション!」」」」」

 

スター達は虹色の巨大な五角形の星を放つスタートゥインクル・イマジネーションを放った。

 

ネオディケイドフォーゼ マグネットステイツ「ライダー超電磁ボンバー!!」

 

そこから超電磁ビームを放って攻撃する「超電磁砲」が放たれる。

 

最初に超電磁砲が命中した後、スタートゥインクルイマジネーションが槍に直撃すると、十二星座のマークが中央へ吸い込まれて浄化された。

 

テンジョウ「くっ・・・!」

 

ノットレイ軍団の所に寄ると、瞬間移動して姿を消した。

 

変身を解除したユニ達は元に戻って気を失っているオクトーに向かい合って立つ。

 

ひかる「ユニ!」

 

気を失っているオクトーの手に付けている指輪がある所まで近寄り、その場で止まる。

 

目を覚ましたオクトーが部下達に支えられながら立ち上がる。

 

ユニの全身が光に包まれ、元の姿に戻る。

 

ユニ「私はレインボー星人よ・・・。その指輪は、オリーフィオ・・・。私と星のみんなにとって、一番大事な人が身に着けていた物・・・。だから返して欲しいの。お金が必要ならすぐは無理でも必ず用意する。」

 

オクトー「その話を信じろと言うのか?」

 

ユニ「・・・。」

 

ユニが必ずお金は用意すると言うが、オクトーはその言葉を信じられず、疑う目で見る。

 

オクトー「・・・着けてみろ。」

 

オクトーが指輪を差し出すと、ユニは薬指に嵌める。

 

すると指輪は青く光り出した。

 

オクトー「ブルー・・・。確か悲しみの色と言っていたな・・・。持っていけ。」

 

ユニ「ありがとう。さぁ、帰るわよ。」

 

ユニの姿に戻って地球に帰ろうとする。

 

アン「待つであります!」

 

そこにアンが帰ろうとするユニを呼び止めた。

 

ユニ「何よ?」

 

アン「盗みの理由は何となく分かったでありますが、これまでの事は反省の形を示して貰わないと。まずは、十年程本官と一緒にボランティアするのはどうでありますか?」

 

アンが十年程アンとボランティアするか聞くと嫌な表情をし、その後笑みを浮かべてアンの肩に手を乗せる。

 

アン「あー! 本官の手錠で!」

 

するといつの間にかアンの手錠を使って両手に手錠をかける。

 

ユニ「行くわよ!」

 

苦笑いをした美姫の手を掴んで走り出す。

 

ユニ「バイバイニャン!」

 

アン「やっぱり怪盗は怪盗であります! 信じた本官が間違ってたであります!」

 

この場から逃げたユニ達をアンが追い掛ける。

 

ロケットに乗ったひかる達はオクトーの宇宙船から離れてワープホールに入ると、犬型の宇宙船に乗ったアンもギリギリワープホールの中に入った。

 

ララ「このままだと追い付かれるルン!」

 

アン「ブースター点火!待つでありま〜す!」

 

ハンドルのスイッチを押すと宇宙船が変形してブースターから勢いよく噴射した。

 

アン「って、止まらないでありま〜す!」

 

ブースターから噴射してスターロケットに追い付いたと思ったらそのまま追い越してしまった。

 

プルンス「追い抜いて行ったでプルンス・・・。」

 

美姫「宇宙の警察は大丈夫なのですか・・・?」

 

ワープホールから出たロケットは地球の側に出た。

 

ララ「ユニ。怪盗は続けるルン?」

 

窓の外を見るユニにララが怪盗は続けるのか聞く。

 

ユニ「そうね・・・惑星レインボーの宝を取り戻すまで、止める訳にはいかない。でも・・・みんなを悲しませるような事はしないわ。」

 

ララ「ユニ・・・。」

 

ひかる「うん!」

 

ユニはもう、ひかる達を悲しませる事はしないと誓った。

 

一方、スターロケットを追い越してしまったアンは月に衝突してしまって動けなくなっていた。

 

アン「怪盗ブルーキャット! 必ず逮捕するであります!って、ここは一体何処でありますか!?」

 

必ずユニを逮捕すると誓うが、月へと衝突してしまって動けなくなってしまったのだった。

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