仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

56 / 579
第56話「ドックン! 奇跡のプリキュア誕生ニャ!!」

響「何アレ!?」

 

香織「巨大キノコかな・・・?」

 

時計塔の前に巨大なキノコが現れる。

 

音吉「とうとう始まってしまうんじゃ 史上最悪のコンサートが・・・!」

 

響達の前に現れる音吉。

 

メフィスト「ついに世界が悲しみのどん底に突き落とされる。こんなに嬉しい事があるだろうか?」

 

笑うメフィスト。

 

アフロディテ「こんなに悲しみ事があるでしょうか?今まで集めた音符をすべて奪われてしまうなんて・・・。ハミィ、大丈夫?」

 

ハミィ「大丈夫ニャ!ハミィはセイレーンを信じてるから大丈夫ニャ!」

 

決意の目のハミィ。

 

アフロディテ「分かりました。その思い、必ずセイレーンに届けなさい。」

 

ハミィ「分かったニャ!」

 

走り出すハミィ。

 

響「ハミィ!どこに行くの!?」

 

ハミィを見つける響達。

 

アフロディテ「響、奏、香織さん。」

 

声のした方を向く三人。

 

響・奏「 「えっ?」 」

 

香織「あなたは・・・。」

 

響「うわ~、キレイな人・・・。」

 

奏「まるで王女様みたい・・・。」

 

店の鏡に映し出されたアフロディテに見惚れる響と奏。

 

響・奏「 「って、まさか・・・!アフロディテ様!?」 」

 

アフロディテ「3人とは初めてお話するわね。」

 

響・奏・香織「「「はい・・・!初めまして・・・!」」」

 

アフロディテ「三人の活躍はいつもここで見守ってるわ。」

 

響・奏「 「あ、あ、ありがとうございます!」 」

 

香織「ありがとうございます。」

 

アフロディーテ「一応聞きたいんですが、香織さん ハミィから聞いた一部情報では貴方は一度死んで女神様の絶大能力により、望む限りの数の転生特典を授かって並行世界を旅中とか・・・。」

 

香織「ええ まァ 今は映像越しですが、直接会う機会がありましたらちゃんと言います。」」

 

アフロディテ「ええ。その時はお願いします。3人共ここまでよく頑張ってくれたけど、今事態は悪い方へ向かっているわ。」

 

香織「そうなんですね。」

 

アフロディテ「こうなった以上、ハミィとセイレーンの友情を信じるしかないわ。ハミィが諦めずに信じ続ければ、セイレーンの心はきっと元に戻るハズよ。」

 

香織「ええ。信じ続ければいつかきっとハミィの思いがセイレーンに伝わりますよ。」

 

奏「セイレーンを信じる?」

 

響「こんなヒドイ事になったのに、まだ信じなきゃいけないんですか?」

 

奏「どうして二人は、そこまでセイレーンを信じてるんですか?」

 

響「二人の気持ちが分からないよ・・・!」

 

アフロディテ「あなた達ならどうする?もし二人のどちらかが悪の道に進んでしまったら、あなた達は信じる事をやめる?」

 

香織「信じる気持ちをやめて戦うか、それでも信じるのをやめない。二人はこの選択肢ならどっちを選ぶ?」

 

響「それは・・・。」

 

響・奏「 「やめません!」 」

 

香織「二人なら、そう思うよね。」

 

アフロディテ「そうよね。ハミィもそう思ってるハズよ。信じ続ければ、いくら離れていても思いは必ず届く。あの子達は親友同士なのだから。」

 

隠しておいたカップケーキを取り出し、先日の事を思い出しながら食べるハミィ。

 

ハミィ「セイレーン・・・。」

 

マイナーランド

 

発声練習をするマイナーランド。

 

セイレーン「ああ・・・もうすぐ本番、楽しみだわ。ハミィは今頃どうしてるかしら?きっと悲しくて寝込んでるに違いないわ。」

 

シリー「ハミィはきっと歌ってるシシ。」

 

セイレーン「はあ?何でハミィが歌ってるワケ?」

 

ラリー「セイレーンに自分の思いを届けるためララ。」

 

ソリー「セイレーンも本当はハミィの事が大好きソソ!」

 

セイレーン「残念。私の心を動かそうとしたって無駄よ。悪いけど、私はハミィなんて大っ嫌い。思い出す事なんて何にもないわ。」

 

メフィスト「今度こそ心は動かぬようだな。」

 

バスドラ「それはどうでしょう?」

 

メフィスト「どういう意味だ?」

 

バスドラ「セイレーンは今までハミィによって心を動かされました。ハミィの友情を信じる力は非常に危険です。」

 

メフィスト「ならばコイツの出番だな。」

 

指を鳴らすのと同時に、ヘッドフォンが現れる。

 

バスドラ「さすがメフィスト様。」

 

不気味の笑うメフィスト。

 

時計塔前

 

バスドラ「皆さん、ようこそ。不幸のメロディのコンサートへ。それじゃあ、そろそろ・・・」

 

バスドラ・バリトン・ファルセット「 「 「始まるよ~!」 」 」

 

幕が外れ、伝説の楽譜が見える。

 

奏「あれが伝説の楽譜・・・。」

 

香織「あの楽譜には今、不幸のメロディが書かれているの・・・!?」

 

響「許さない・・・。あの楽譜には幸せのメロディが書かれるハズなのに!」

 

音吉「ズレとる。」片方の耳を塞ぐ音吉。

 

放たれる音波で人々が悲しみに包まれ、時計塔付近から遠ざかる。

 

響「もう我慢できない!」

 

奏「うん。」

 

響「不幸のメロディなんて・・・!」

 

メフィスト「ちょっと待ったーっ!アレを見ても変身できるかな!?」

 

そこには捕らえられたハミィとフェアリートーン達がいた。 

 

響「ハミィ!」

 

奏「フェアリートーン!」

 

メフィスト「もしお前達が変身したら・・・!」

 

奏「ハミィが危ない!」

 

響「このまま、世界が悲しみに包まれるのを黙って見てろって言うの・・・!?」

 

香織「だったら私が!!」

 

ベルトをセットする香織。

 

メフィスト「おおっと娘よ!キサマも妙なマネをするなよ!貴様がディケイドという事も途中の映像から知っているぞ!!何故か変身後は声が男に変わるのは気になるがな!!変身などしたら、あのネコに悪のノイズを聞かせるからな!」

 

香織「それって卑怯でしょ!!」

 

三人はうかつに変身する事が出来なかった。

 

セイレーン「メフィスト様、アレは?」

 

メフィスト「アレでもう手出しは出来まい。そしてお前もな。」

 

セイレーン「私も?」

 

メフィスト「もしお前が悪の心を忘れたら・・・!代わりにあのネコに不幸のメロディを歌わせるのだ・・・!聞こえたか!天然ボケの子猫ちゃん。」

 

ハミィ「ニァアア~っ。何か言ったかニャ?」

 

ハミィが寝ていた事に驚いたメフィスト達はズッこけた。

 

メフィスト「ね!ね!ね!」

 

バスドラ・バリトン・ファルセット「 「 「寝てたんかい~!」 」 」

 

セイレーン「メフィスト様、ご心配なく。私にはもう迷いなどありません。」

 

メフィスト「分かった!信じよう!」

 

セイレーン「ハミィ!今更止めようとしたって無駄よ!」

 

ハミィ「ハミィは止めたりしないニャ。ハミィはセイレーンの友達だから、セイレーンのする事をジャマしたりしないニャ!」

 

奏「ハミィ!なんて事を言い出すの!?」

 

笑うセイレーン。その時、セイレーンの中で何かの鼓動が起こる。

 

セイレーン「何・・・?今の・・・?」

 

ハミィ「セイレーンはハミィの事を気にする必要ないニャ。」

 

セイレーン「ハミィ!アンタは相変わらず天然ボケの子猫ちゃんね。私は今から不幸のメロディを歌うのよ。世界中が悲しみのどん底に包まれるのよ。アンタはそれでもいいって言うの?」

 

ハミィ「それでもいいニャ!」

 

セイレーン「はあ?」

 

ハミィ「もしもこの世界が悲しみのズンドコに突き落とされても大丈夫ニャ~!」

 

セイレーン「何で大丈夫なワケ?」

 

ハミィ「だってそうなったら・・・きっもセイレーンはハミィと一緒に泣いてくれるニャ!」

 

ハミィ「だから全然大丈夫だニャー!」

 

セイレーン「呆れたわ!アンタは、どこまで天然ボケなの!」

 

ハミィ「天然ボケでゴメンニャ・・・。」笑みを浮かべて謝るハミィ。その目には大量の涙が溢れる。

 

ハミィ「何があってもハミィとセイレーンは友達ニャ!ずっと!ずーっと友達ニャー!」

 

歌を歌い始めるハミィ。

 

その様子に泣きそうになる響と奏。

 

香織「これが、ハミィの歌声なのね。」

 

そして、ハミィと仲良かった頃、先日の事を思い出すセイレーン。

 

ハミィが歌い終わるのと同時に雨が降り出す。

 

メフィスト「友達ごっこはそこまでだ。不幸のメロディ、スタンバイ!」

 

スタンバイする楽器達。

 

響「やめてーっ!」

 

音吉「信じるんじゃ。奇跡は必ず起きる。」

 

メフィスト「不幸のメロディ、スタート!」

 

だが、セイレーンは歌わなかった。

 

泣き始めるセイレーン。

 

メフィスト「セイレーン!お前を信じなくてよかったよ。」

 

メフィストが指を鳴らすのと同時に、ハミィの耳に付いたヘッドフォンから悪のノイズが放たれる。

 

苦しみだすハミィ。

 

響・奏「 「ハミィ!」 」

 

 

香織「ハミィ!!」

 

セイレーン「くっ・・・!」

 

セイレーンの中まで鼓動が起きる。

 

メフィスト「ハミィよ!よーく聞け!友情、愛情、信じる心、そんな物はまやかしだ。全ての幸福を消し去り、世界を不幸に包む事こそが、お前の使命なのだぞ!」

 

雷と同時に、セイレーンが伝説の楽譜を叩く。

 

メフィスト「何をする!?」

 

叩いた衝撃で音符が時計塔に憑り付く。

 

メフィスト「音符が・・・!逃がすかーっ!出でよ!ネガトーン!」

 

時計塔に憑依した音符が悪の心に染まる。

 

慌てたハミィは、滑りながら時計塔から落下する。

 

落下と同時にオリが壊れ、解放されるフェアリートーン達。

 

拘束していた五線譜がフェアリートーンの力によって消滅する。

 

響達の元へと落ちるハミィ。

 

ハミィが救出されたのと同時にネガトーンが作られる。

 

奏「ハミィを苦しめて・・・」

 

響「世界を不幸のどん底に落とそうとするなんて・・・」

 

響・奏「 「絶対に許さない!」 」

 

香織「変身!」

 

響・奏「 「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」 」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

 

リズム「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」

 

メロディ・リズム「 「届け!二人の組曲!スイートプリキュア!」 」

 

ネガトーンから黒い光の矢が放たれる。

 

それを吹き飛ばし、近づく三人。

 

ダメージを与えようとするも、あまり効かず、反撃を喰らってしまう。

 

ネオディケイド「ドデカイからあまり攻撃が通じないのか・・・。」

 

メフィスト「いいザマだ。裏切り者のセイレーンよ!見るがいい。」

 

指を鳴らすと同時に、ハミィのそばにヘッドフォンが現れる。

 

ハミィ「追っかけて来ないでニャ~!」

 

ヘッドフォンから逃げるハミィ。

 

セイレーン「ハミィ・・・。」

 

耳を塞ぎ、ヘッドフォンが着けられるのを止める。

 

だが、ハミィのそばにマイナー達が現れる。

 

ネオディケイド「こいつらが邪魔で、ハミィに近づけないだろ」

 

ネガトーンに手一杯の三人。

 

セイレーン「もう、嫌・・・やめて・・・。やめて!もうこれ以上、ハミィを悲しませないで!」

 

ハミィ「セイレーン!!」

 

その時、セイレーンが光に包まれ、青い衣装を纏った少女に変身し、一瞬でハミィを救う。

 

ハミィ「ありがとニャ!セイレーン。」

 

メフィスト「何だと!?セイレーン?」

 

メロディ・リズム「 「嘘・・・!」 」

 

ネオディケイド「あの姿・・・セイレーンがまさかプリキュア化!?」

 

抱えられた腕が離れ、そのまま落ちるハミィ。

 

姿を変わったことに戸惑うセイレーンは慌ててその場から離れる。

 

ハミィ「セイレーン!」

 

メフィスト「ネガトーン!今だ!」

 

ネオディケイド「まずい!」

 

メロディ・リズム「 「あああああっ!」 」

 

ネオディケイド「ぐああああっ!」

 

ネガトーンの直撃を喰らう三人。

 

ドドリー「セイレーン、どこに行くドド?」

 

セイレーンの前にミューズが現れる。

 

ドドリー「このままハミィを放っておくドド?」

 

セイレーン「私は・・・ハミィなんかどうなったっていい。」

 

ドドリー「じゃあ、どうして助けたドド?」

 

セイレーン「分からないわよ!そんな事!」

 

ドドリー「本当は分かってるドド。アレを見るドド!」

 

ネガトーンを指差すドドリー。

 

メフィスト「弱虫のプリキュア!仮面ライダー!泣いて逃げ出すなら今の内だぞ!」

 

メロディ「私達プリキュアは・・・絶対に逃げたりしない!」

 

リズム「そうよ・・・!世界を幸せにするまで・・・」

 

立ち上がるメロディとリズム。

 

メロディ・リズム「 「絶対に諦めない!」 」

 

ネオディケイド「仮面ライダーも同じだ!ある人が言っていた、俺達は正義の為に戦っているんじゃない。人間の自由と平和の為に戦うんだ!!」

 

ネオディケイドも立ち上がる。

 

ネオディケイド「だから、何が何でも、諦めないんだ!」

 

ドドリー「プリキュアとディケイドは、どんな苦しい時でも、自分の気持ちから逃げないドド!「セイレーンは、ハミィを助けたいと心から願ったからプリキュアに変身した。ならばその気持ちを信じて、正義のプリキュアとして戦う運命何だドド!」

 

メフィスト「いい度胸だ・・・覚悟しろ!」

 

攻撃をかわし、ネガトーンに近づく三人。

 

メロディ「ミラクルベルティエ!」

 

リズム「ファンタスティックベルティエ!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ヒビキ」

 

ディケイドは響鬼にカメンライドした。

 

メロディ・リズム「 「行っけぇー!」 」

 

近距離で衝撃波を放つ。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド オンゲキボウ レッカ」

 

ネオディケイド響鬼「はァァ・・・はぁあああ!!」

 

音撃棒・烈火を装備したディケイド響鬼は数発の火炎弾を放つ。

 

そのまま後ろに倒れるネガトーン!

 

メロディ「リズム!ディケイド!行くよ!」

 

リズム「オッケー!」

 

ネオディケイド響鬼「ああ!」

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ヒ ヒ ヒ ヒビキ』

 

ベルトからオンゲキコが飛び出し、ネガトーンにくっつく。

 

メロディ「溢れるメロディの、ミラクルセッション!」

 

二本のベルティエを鳴らす。

 

メロディ「プリキュア!ミラクルハート!アルペジオ!」

 

ハートを描くようにピンク色と橙色の炎を飛ばす。

 

リズム「弾けるリズムの、ファンタスティックセッション!」

 

二本のベルティエを鳴らす。

 

リズム「プリキュア!ファンタスティック!ピアチェーレ!」

 

ハートを描くように白色と黄色の炎を飛ばす。

 

ネガトーンが二つの炎に包まれる。

 

メロディ・リズム「 「手拍子!1!2!3!」 」

 

ベルティエを指揮棒のように振る。

 

ネオディケイド響鬼「はああああっ!」

 

ネオディケイド響鬼は爆裂強打の型を繰り出し、数回叩き、最後の思いっきりの一発を食らわした。

 

メロディ・リズム「 「フィナーレ!」 」

 

メロディとリズムは掛け声と共に、ネオディケイド響鬼はポーズを取った。

 

ネガトーンは浄化し、時計塔へと戻った。

 

ハミィ「ニャップニャップ!」

 

音符を取り出すハミィ。

 

大量の音符がフェアリートーン達の中に入る。

 

ハミィ「大量の音符が集まったニャ~!」

 

喜ぶハミィ。

 

メフィスト「だが伝説の楽譜はこの中にあるからな!次こそはお前らを倒して音符を取り返してやる!」

 

退却するメフィスト。

 

退却と同時にキノコも消滅する。

 

メロディ・リズム「 「やったあ!」 」

 

ネオディケイド響鬼はネオディケイドに戻った。

 

ネオディケイド「やったな!メロディ!リズム!」

 

ネオディケイドに抱きつくメロディとリズム。

 

ハミィ「あれ?セイレーンはどこニャ?セイレーン!」

 

雨の中を走るセイレーン。

 

変身が解け、エレンの姿になる。

 

エレン「私が・・・プリキュア・・・。」

 

雨の中、一人立ち尽くすエレンだった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。