仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第60話「ヒュ〜ドロ〜!エレンの弱点見〜つけたニャ!」

今日、加音町では夏祭りが開かれていた。

 

エレン「幸せそう。」

 

楽しんでいる子供を見る浴衣姿のエレン。

 

ハミィ「セイレーンも遊んで来ればいいニャ。」

 

エレン「ハミィ!」

 

木の上にいるハミィ。

 

エレン「わ、私は別に、夏祭りに来たわけじゃ・・・。」

 

ハミィ「じゃあ、何してるニャ?」

 

木から降りる。

 

エレン「えっ?こ、これは・・・プリキュアとしての潜入調査よ。バリトン達が音符を探しにくるかもしれないでしょ?」

 

ハミィ「ニャるほど~。さすがセイレーンニャ!」

 

エレン「分かったらあっち行って!」

 

ハミィ「了解ニャ~。潜入調査、頑張ってニャ!」

 

ハミィがそのままどこかへ行くと同時に、誰かの悲鳴が聞こえた。

 

悲鳴の元は、二つの影から慌てて逃げようとする奏太だった。

 

エレン「ネガトーン!?」

 

慌てて奏太の元に駆け付けるエレン。

 

エレン「逃げて!」

 

変身しようとするもエレンの前に唐傘と提灯と人形のお化けが現れる。

 

エレン「いやああああっ!」

 

恐怖で悲鳴を上げる。

 

響「エレン?」

 

奏「大丈夫?」

 

香織「どうしたの?」

 

エレンのそばに現れる響と奏と香織。

 

響と奏は浴衣姿で、香織はいつもの私服だった。

 

エレン「あんた達・・・。ネガトーンは!?」

 

周りを確認するエレン。

 

響「ネガトーン?」

 

奏「もしかして・・・コレの事?」

 

三人は唐傘と提灯と人形のお化けをエレンに見せる。

 

奏太「ひどいよ!ねえちゃん!香織姉ちゃん!驚かすなんて!」

 

香織「ゴメンゴメン。」

 

アコ「奏太が驚きすぎなのよ。たかがお化けでしょ?しかも雑な作り物だし。」

 

奏「ちょっと失礼ね。」

 

香織「じゃあ、こんなのはどうかな?」

 

人形を二人に近付ける。

 

その人形は頭にヒビがあり、目は赤く光り、着ている服は赤く染まっていた。

 

アコ「さ、さすがにこれはね・・・。」

 

奏太「こ、怖えーんだけど・・・。」

 

響「私もこれを見た時、すごく怖かったんだよね。」

 

奏「私も・・・。」

 

香織「そうかな?これより怖いのあるけど・・・見る?」

 

響・奏「 「見ない!見ない!」 」

 

首を横に振る二人。

 

奏太「い、行こうぜアコ。じゃあな、ねえちゃん香織姉ちゃん。」

 

アコと別方向に歩く奏太。

 

エレン「なーんだ。」ホッとするエレン。

 

響「あれ?もしかしてエレンもお化け怖いの?」

 

エレン「べ、別に怖くなんか・・・!」

 

奏「じゃあエレンも手伝って。」

 

奏「今ね、お化け屋敷の準備をしているの。」

 

エレン「お、お化け屋敷・・・?」 

 

響「そう!夏祭りの目玉なんだから、ここで決めなきゃ女がすたる!」

 

奏「エレンは唐傘の係ね。はい。」

 

唐傘を渡す奏。

 

悲鳴を上げ、唐傘を上に上げるエレン。

 

エレン「か、傘!傘に目がついてる~!」

 

バタバタと逃げ回る。

 

ちなみに投げられた唐傘は奏がキャッチしていた。

 

エレン「な、何?」態度を立て直す。

 

響「やっぱ怖いんだ。」

 

エレン「ち、違うわよ!」

 

香織「いやいやいや、今のは本当に怖がっていたよ。」

 

奏「エレンたら・・・」

 

響・奏「 「かーわいい!」 」

 

香織「まァ可愛いよね。」

 

エレン「アンタ達ね・・・!」

 

響「まあまあ。そんなに怒らないで。」

 

奏「ね?エレンも一緒に夏祭りを楽しもっ。」

 

香織「驚かせたお詫びに何か買うから。」

 

エレン「誰が・・・アンタ達と・・・!私は・・・本気で心配してたんだから!」

 

そのまま走り去って行くエレン。

 

エレン「あんなトコ見られちゃって・・・恥ずかしい・・・!」

 

建物の隅で顔を隠す。

 

ソリー「大丈夫ソソ?」

 

ラリー「泣いてるララ?」

 

エレン「な、泣いてるワケないでしょ!私は、プリキュアなんだから!」

 

走り去ろうとするエレン。だが、くぼみに引っかかって転んでしまう。

 

エレン「いった~・・・。」

 

王子「君、大丈夫?」

 

エレンのそばに現れる王子。

 

エレン(あの時の・・・。)

 

王子と会った事を思い出す。

 

王子「立てる?」

 

手を差し伸べる。

 

その手を掴み、立ち上がるエレン。

 

王子「あれ?ケガしてるじゃないか!」

 

エレンの腕を軽くすりむいていた。

 

エレン「ああ。大した事ないよ。」

 

王子「ダメだよ。ちゃんと消毒しないと。」

 

腕を掴む王子。

 

王子「おいで。」

 

手当てしに向かう二人。

 

王子「これで良し。」

 

救護所で手当てを済ませる。

 

王子「まだ痛む?」

 

首を横に振るエレン。

 

王子「良かった。」

 

お化け「はい。」

 

ラムネを差し出す王子。

 

エレン「あ、ありがとう・・・。」

 

受け取るエレン。

 

王子「どこかで会ったっけ?この学校の子?」

 

エレン「え、えっと・・・隣町から引っ越して来たばかりなの。」

 

王子「そうなんだ。僕は王子正宗。よろしくね。君の名前は?」

 

エレン「エレン。黒川エレン。」

 

王子「エレンさん、泣いてたみたいだけど、何かあったの?」 

 

お化け屋敷の裏で作業をする三人。

 

響「え?エレンが怖がり?」

 

ハミィ「ハミィは全然お化けなんて怖くないけど、セイレーンは子供の頃からお化け屋敷が大嫌いだったニャ~。」

 

響「うっそだ~。」

 

奏「意外・・・・」 

 

香織「そうだったのね。」

 

奏「バイオ世界のラクーン街から研究所内のTーウイルス感染によるゾンビ達や投与による生物兵器はまだマシだったわね・・・。実態の無いオバケよりはね。」

 

響「うん。まァ ウイルス感染と投与だからね。」

 

ハミィ「ハミィも同感ニャ。セイレーンは夜中にトイレに行くのが怖くてハミィがついていった事もあったニャ~。」

 

奏「なんか想像出来ない・・・。」

 

ハミィ「セイレーンはきっと恥ずかしいから隠していたんだニャ~。」

 

香織「ふーん・・・。」

 

響「ていうかハミィ、もっと早く教えてくれればよかったのに。」

 

奏「どうして今まで黙ってたの?」

 

ハミィ「ハミィは絶対誰にも言わないってセイレーンと約束したニャ!」

 

響「じゃあ、しかたないか。」

 

ハミィ「ニャ!言っちゃったニャ!三人とも、聞かなかった事にしてニャ~!」

 

響・奏・香織「 「 「もう遅いし・・・。」 」 」

 

ハミィ「ニャプ~・・・。きっとセイレーンを本気で怒らせちゃったニャ~・・・。響も奏も香織も謝って、仲直りするニャ!」

 

奏「そうよね。せっかく仲良くなれたんだから。」

 

響「早いトコ仲直りして、夏祭りの続きをしよっ。」

 

香織「早く謝って、みんなで夏祭りを楽しもうか。」

 

三人はエレンを探しに行く。

 

ハミィ「しっかりニャ~。」

 

その時ハミィの前にぬりかべと骸骨とカッパが現れる。

 

ハミィ「お、お、お、お化けニャ~!」

 

ハミィ「怖いニャ~!」

 

逃げるハミィとフェアリートーン達。

 

バスドラ「裏切り者のセイレーンにそんな弱点があったとはな。」

 

バリトン・ファルセット「 「いい事聞いた~っ。」 」

 

その正体はマイナー達だった。

 

バスドラ「セイレーンめ、今に見ていろ・・・。」

 

歩くエレンと王子。

 

エレン「私、引っ越してばかりで、ずっと友達がいなくて・・・。でも、3人の女の子とようやく仲良くなれたの。とても嬉しかった。それなのに、その三人にいじわるされて・・・。」

 

王子「いじわる?」

 

エレン「私、お化けが苦手なの。それを笑われて・・・。私は三人ともっと仲良くなりたい。友達になりたいと思ってるのに・・・。」

 

王子「その三人、本当に君にいじわるするつもりだったのかな?」

 

エレン「えっ・・・?」

 

王子「よーく思い出してごらん。」

 

エレン「そう言えば・・・私がお化け苦手なの、三人は知らなかったハズだわ。」

 

王子「だったら、君の思い込みなんじゃない?友達ってさ、時にはふざけ合うし、時には笑い合う。そして、困った時には助け合う。そういうものだと思うよ。その三人、今頃君の事、心配しているんじゃないかな?」

 

エレン「響・・・奏・・・さん・・・。」

 

王子「勇気を出して、仲直りしてごらん。」

 

お化け屋敷の裏に向かうエレン。だが、誰もいなかった。

 

エレン「響!奏!香織さん!出て来て!私、あなた達と仲直りしたい!一緒に夏祭り楽しみたい!だから・・・!」

 

香織「やっと見つけたわ。」

 

エレン「香織さん・・・。」

 

香織「ハミィから聞いたの。あなたがお化けが苦手だって事。」

 

頭を下げる香織。

 

エレン「私も・・・思い込みでいじわるされたって思ってゴメンなさい!」

 

エレンも頭を下げる。

 

香織「いや、あなたは悪くない。悪いのは私だから。」

 

エレン「ううん・・・私が・・・。」

 

香織「いえ私が・・・!」

 

エレン「私が・・・!」

 

言い合いがおかしく感じ、笑い合う香織とエレン。

 

香織「何だか張り合うのも、おかしいかもね。」

 

エレン「そうね。張り合ってもキリが無いわ。」

 

香織「じゃあ後は、響と奏ちゃんと仲直りしないとね。待ってて。二人を探して来るから。」

 

エレンに向かって軽く手を振り、響と奏を探しにいく香織。

 

エレン「香織さんは、優しいな・・・。私が悪のノイズに操られていたのに香織さんは私と友達になる事を諦めなかった・・・。何でなのかな・・・?)

 

エレン「響?奏?」

 

ダンボールが動く。

 

その時、エレンの前にカッパと骸骨が現れる。

 

エレン「いや~!」

 

プラカードを出すかと骸骨。

 

そのプラカードには「泣き虫ビート」と「プリキュア失格!」と書かれていた。

 

エレン「何よ・・・。二人とも、せっかく仲直りしようと思ったのに!」

 

走り去るエレン。

 

バリトン・ファルセット「 「大成功~。」 」

 

バスドラ「セイレーンとプリキュアの仲を裂いてやるのだ!お前ら!」

 

バリトン・ファルセット「 「行くぞーっ!」 」

 

バスドラ「だからお前らが命令するなーっ!」

 

エレンを探す響と奏。

 

響「奏!エレン見つかった?」

 

奏「ううん・・・。」

 

奏「どうしよう・・・お化け屋敷始まっちゃうよ・・・。」

 

香織「おーい!二人ともー!」

 

二人の前に現れる香織。

 

響「お姉ちゃん、見つかりました?」

 

香織「うん。今から・・・」

 

響・奏「 「エレン!」 」

 

香織「あれ?どこに行くのかな?」

 

走るエレンを見つけ、追いかける三人。

 

響「待って!エレン!」

 

奏「エレン!さっきは驚かしてごめんなさい!」

 

奏「一緒に夏祭りの準備、しましょう!」

 

エレン「何よ・・・。心の中では私の事、からかってるクセに・・・!」

 

響・奏「 「えっ?」 」

 

エレン「どうせまた驚かして、笑い者にするつもりなんでしょ?」

 

三人の方に振り向く。

 

香織(ん?)

 

香織に向かって軽くウィンクをするエレン。

 

香織(なるほど・・・。そう言う事ね、分かったわ・・・。)

 

軽く頷く香織。

 

奏「エレン・・・どうしたの?」

 

響「そんな事思って無いよ!」

 

香織「そうだよ!俺達は・・・」

 

エレン「嘘!私はもう騙されないんだから!」

 

ハミィ「セイレーン、どうしたニャ?」

 

現れるハミィ。

 

ハミィ「響と奏と香織を許してニャ・・・。」

 

エレン「うるさい!もう放っておいて!」

 

バスドラ「哀れだなセイレーン。」

 

現れるマイナー達。

 

響・奏「 「トリオ・ザ・マイナー!」 」

 

バスドラ「プリキュアの友情や絆など、所詮はただのまやかしだったと言うワケだ。」

 

響「違うよ!」

 

奏「信じて!エレン!私達、エレンと仲直りしたい!」

 

響「また一緒に戦いたい!」

 

響「私達は!どんな時も友達だよ!」

 

香織「そうだよ!私達は友達で仲間なんだよ!」

 

バスドラ「耳を貸すなセイレーン!俺様と共に来い。そして不幸のメロディを歌い上げるのだ!」

 

ハミィ「ニャプ~!音符発見ニャ~!」

 

音符を見つけ、ゲットしようとするハミィ。

 

バスドラ「ちょうどいい。」

 

だが、マイナー達に取られてしまう。

 

バスドラ「出でよ!ネガトーン!」

 

唐傘に憑依した音符が悪の心に染まり、ネガトーンが作られる。

 

響「ああ~っ!」

 

奏「私のお化けが!」

 

ネガトーンから不幸の音波が放たれ、楽しんでいた人々が悲しみに包まれる。

 

響「楽しんでた夏祭りを台無しにするなんて・・・」

 

響・奏「 「絶対許さない!」 」

 

三人の前にネガトーンが着地し、衝撃で倒れる二人。

 

それをマジックハンドでキャッチし、上へと投げ、キャッチするマイナー達。

 

バスドラ「これが無ければプリキュアになれまい!」

 

ハミィ「ずるいニャ~!」

 

響「返しなさい!」

 

跳躍して離れるネガトーンとマイナー達。

 

バスドラ「さあセイレーン!その力、俺様に捧げろ!」

 

エレンに近づくバスドラ。

 

バスドラ「マイナーランドの歌姫として返り咲くのだ!」

 

響・奏「 「エレン!」 」

 

ハミィ「行っちゃダメニャ!」バスドラに近づくエレン。

 

高笑いするバスドラ。その時、エレンが二人のモジューレを奪取する。

 

エレン「響!奏!」

 

モジューレを二人に向けて投げ、それをキャッチする二人。

 

響・奏「 「エレン!」 」

 

バスドラ「どういうつもりだ!?」

 

エレン「見ての通りよ。」

 

四人の元へと歩くエレン。

 

バスドラ「あの二人はお前を騙したのだぞ!」

 

エレン「騙したのはアンタでしょ。」 

 

バスドラ「な、何の話だ?」

 

エレン「あんなお芝居に私が騙されるとでも思った?」

 

バスドラ「まさか・・・気付いてたのか!?」

 

エレン「当然よ。響と奏があんなひどい事をするバスが無い。アンタ達をギャフンと言わせたくて、騙されたフリをしてたのよ!」

 

振り向き、マイナー達を指差す。

 

香織「そう。私も騙されたフリをしてたんだよね。」

 

エレンの肩にハミィが乗る。

 

響「もう、エレンたら!」

 

奏「ビックリさせないでよね!」

 

エレン「これでおあいこでしょ?香織さんとはもう謝ったしね。」

 

香織「ええ。」

 

バスドラ「ネガトーン!プリキュア共とディケイドをさっさと倒してしまえ!」

 

響・奏・エレン 「 「 「そうはさせない!」 」」 」

 

香織「変身!」

 

響・奏・エレン「 「 「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」 」 」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

 

リズム「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」

 

ビート「爪弾くは魂の調べ!キュアビート!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「届け!三人の組曲!スイートプリキュア!」 」 」

 

メロディとリズムが攻撃を仕掛けるも、ことごとくかわされてしまう。

 

メロディ「もう!コイツ素早しっこい!」

 

リズム「待ちなさーい!」

 

ネガトーンに立ち向かうビート。

 

だが、攻撃できず、襲われてしまう。

 

メロディ・リズム「 「はああああっ!」 」

 

メロディとリズムの回し蹴りが直撃し、吹き飛ぶネガトーン。

 

ネオディケイド「妖怪系には妖怪ってな。」

 

ドライバーにカードを装填。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ヒビキ」 

 

ネオディケイドは響鬼にカメンライドし、またカードを装填。

 

ネオディケイドライバー「アタックライド オンゲキボウレッカ」

 

音撃棒を装備し、火炎球をネガトーンに向けて放つ。

 

メロディ「ビート、あなたは隠れてて!」

 

リズム「あなたを怖がらせる怪物は・・・」

 

ネオディケイド響鬼「俺達が倒す!」

 

ネガトーンの目から光線が放たれる。

 

かわしながら移動するも、吹き飛び、メロディとリズムが捕まり、上に投げられてしまう。

 

光線を二人に向けて放とうとするネガトーン。

 

その時、ビートがビートバリアで二人をガードし、ビートソニックを放ち、ネガトーンにダメージを与える。

 

ネオディケイド響鬼「はあっ!」

 

ネガトーンの目に向けて火炎球を放つディケイド響鬼。

 

メロディ「ビート!」

 

リズム「ありがとう!」着地する三人。

 

バスドラ「何故だ!?お前の弱点はお化けのハズ・・・!」

 

ビート「三人のためなら、お化けにだって何にだって立ち向かって見せる!私達は、仲間だから!」

 

頷く四人。

 

ネオディケイド響鬼「妖怪は鬼が倒す!一気に決めるぞ!!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「はい!」 」 」

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ヒ ヒ ヒ ヒビキ」

 

ドライバーからオンゲキコが飛び出し、ネガトーンにくっつく。

 

メロディ達が技を撃つまでに、爆裂強打の型を叩き込む。

 

ビート「おいで!ソリー!」

 

ソリー「ソソっ。」

 

ビート「チェンジ!ソウルロッド!」

 

メロディ「ミラクルベルティエ!おいで!ミリー!」

 

ミリ「ミミ~っ。」

 

リズム「ファンタスティックベルティエ!おいで!ファリー!」

 

ファリー「ファファ~っ。」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「駆け巡れ!トーンのリング!」 」 」

 

メロディ・リズム「 「プリキュア!ミュージックロンド!」 」

 

ビート「プリキュア!ハートフルビートロック!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「手拍子!1!2!3!」 」 」

 

ベルティエとソウルロッドを振る。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「フィナーレ!」 」 」

 

三人の掛け声と共に、ポーズを取る。

 

ネガトーンは浄化し、唐傘へと戻る。

 

ハミィ「ニャップニャップ~!」

 

音符を取り出すハミィ。

 

音符がソリーの中へ入った。

 

バスドラ「おのれプリキュアにディケイド~!次こそは必ず!」

 

引き上げるマイナー達。

 

その夜。

 

響「エレンの事、驚かしてゴメン。」

 

奏「お化けが苦手だって知らなかったの・・・。」

 

エレン「私の方こそ・・・。」

 

香織「そうそう、誰にだって苦手なものはあるんだし。」

 

響「そう言うお姉ちゃんはは苦手な物ってないんですか?」

 

奏「確かに気になりますな!」

 

エレン「香織さんの苦手な物って何なの?」

 

香織「私・・・?私が苦手な物か~・・・。特に無い?」

 

響「えっ?何で疑問形?」

 

奏「特に無いんじゃいっか。」

 

エレン「三人とも、こんな私だけど、これからも一緒に戦ってくれる?」

 

響・奏・香織「 「 「もちろん!」 」 」

 

響「じゃあお化け屋敷はやめて、ステージの方に行ってみる?」 

 

奏「そうね。屋台ものぞきながら行きましょ、。」

 

香織「そうだね。何か一つ買ってあげるよ。」

 

ステージの方に行こうとする三人。

 

響と奏の手を掴むエレン。

 

エレン「大丈夫・・・三人がいればお化けなんて!怖くなーい!」

 

二人を引っ張り、お化け屋敷に入るエレン。

 

笑みを浮かべ、三人を追いかける香織。

 

四人はお化け屋敷から出る。

 

エレン「響、奏、香織さん!私!やったわ!」

 

バンザイするエレン。

 

響「そんなにはしゃいじゃって・・・」

 

奏「エレンたら・・・」

 

響・奏「 「かーわいい!」 」かわいいと言う響と奏。

 

響「怖がってるエレンも可愛いけど、」

 

奏「笑顔のエレンが一番ステキだよ!」

 

手を差し伸べる響と奏。

 

二人の手を笑顔で掴むエレン。

 

香織「よし!じゃあみんなで夏祭りを楽しもう!!」

 

響・奏・エレン「 「 「おーっ!」 」 」

 

三人も腕を上げる。

 

四人はいろんな屋台を周り、夏祭りを楽しんだ。

 

それから数時間が経ち、夏祭りが終わった。

 

響「楽しかったね!」

 

奏「響は本当によく食べるわよね。」

 

香織「たこ焼き、焼きそば、お好み焼き、りんご飴、チョコバナナ、わたあめ、じゃがバターって、流石に食べ過ぎじゃない・・・。」

 

エレン「でも、楽しかったわ!」

 

響「また、一緒に夏祭りに行こうね!」

 

エレン「ええ。」

 

香織「じゃあ、私はエレンちゃん家まで送って行くね。」

 

エレン「えっ?いいの?」

 

香織「こんな夜遅くに女の子一人に帰らせるワケには行けないでしょ?」

 

エレン「ありがとう、香織さん。」

 

香織「じゃあ響と奏ちゃんは気を付けて帰ってね。」

 

響「分かった。」

 

奏「じゃあね、エレン、香織さん。」

 

エレンと香織に向けて手を振る響。

 

香織「じゃあ、私達も行こうか。」

 

エレン「ええ。」

 

エレンの家まで向かう二人。

 

香織「エレンちゃん、どうだった?夏祭り、楽しかった?」

 

エレン「ええ、楽しかったわ!」

 

香織「それは良かった。」

 

エレン「香織さんはどうして、送ってくれるの?」

 

香織「さっきも言ったけど、夜遅くに女の子が一人で帰らせるワケにはいかないからね。何かあったら大変だし。」

 

エレン「本当に優しいわね。」

 

香織「そう?」

 

エレン「ええ、そうよ。私がまだ敵だった時も、あなたは私と友達になるって言ってたわよね。」

 

香織「そうだったね。」

 

エレン「ねえ、香織さん。」

 

足を止めるエレン。

 

香織「何?」

 

エレン「どうして私と友達になりたかったの?」

 

香織「貴方と友達になったら、楽しい思い出がいっぱい出来るって思ったんだ。」

 

エレン「楽しい思い出・・・?」

 

香織「そう。貴方が友達になって、私は楽しい思い出が出来た。貴方と友達になれたり、サンドアートを作ったり、今日夏祭りでいろんな屋台を回ったり・・・エレンちゃんが友達になったおかげで、楽しい思い出が出来た。」

 

エレン「香織さん・・・。」

 

その言葉に涙を流すエレン。

 

香織「だから、これからも一緒に楽しい思い出を作ろうね。エレンちゃん。」

 

エレン「香織さん!」

 

香織に抱き付くエレン。

 

エレン「私も香織さんと友達になれて嬉しかったわ。今までひどい事をした、こんな私を友達になって・・・嫌なんじゃないかなって思ったわ。」

 

香織「そんな事は無いよ。私はあなたと友達になれて嬉しかったよ。私達はずっと友達だよ。」

 

抱き付いてるエレンに向けて微笑み、頭を撫でる香織。

 

香織「でも、基本的は優しく接するけど、時には厳しくね。」

 

エレン「そ、そうなんだ・・・。」

 

香織「それと、エレンちゃん。」

 

エレン「何?」

 

香織「あのオバケのネガトーンと戦ったけど、あの召喚ゲートの先の街・ラクーンシティやゲートのこれまでのクリーチャー達について知りたいと思わない?」

 

エレン「う~ん。」

 

エレンはオバケなどのホラーの類は苦手で、ちょっと悩む。

 

香織「でも、ホラーゲームの世界だけど、敵は実体の無い幽霊じゃなく、発端を作った国際的製薬会社が絡んでるの。」

 

エレン「ホラーなのに、国際的製薬会社が登場するゲーム世界?製薬って事は「薬」であんな姿や怪物になったって事なの?」

 

香織「まァ 会社名は「アンブレラ」で、薬じゃないんだよね・・・。」

 

エレン「どういう事?ホラーなのに、敵はオバケじゃなく、その発端を作った国際的製薬会社「アンブレラ」が登場・・・・。確かに今までのゲート先の怪物等は「実体の無い幽霊」ではなかったわ。」

 

香織「どうする?18歳未満はプレイしてはいけないゲームシリーズの物語世界でもあるけど、覚悟を決めて行く?女神様の力で私の引率の元、響達は2まで直接ゲートを通り、ゲーム世界へ観て行ったの。二人とハミィは言ってたわ。「実体の無い幽霊よりはマシ!」ってね。シリーズ6まで見ていくつもりだから。」

 

エレン「18歳未満はやってはいけないゲーム世界。年齢対象制限があるか・・・響達は見ていった・・・2まで、(香織さんなりに気を遣ってるんだ・・・基本的には優しいのね・・・)最終的には6まで見ていくのね。なら覚悟を決めて見ていくわ。連れてって!」

 

香織「分かった 私の引率で行くから、ちなみにゲームタイトルは「バイオハザード」と言うの。」

 

エレン「バイオハザード・・・。その前に聞くけど香織さんって外見上は10代後半っぽいけど、ホントは?」

 

香織「20代だよ。最初に言っておくから。私はね 一度死んでる身なの。」

 

エレン「ええェェ!?」

 

エレンは若干青ざめる。

 

香織「天国に旅立つ前に生死の空間で女神様に出会って、元の地球へ復活は無理ですが、様々な平行地球を旅してみませんか?って言われて承諾した。その際に転生特典を授かる事ができる。」

 

エレン「その時に願ったのが、仮面ライダーとあのゲート召喚の力なの?」

 

香織「うん。」

 

エレン「この世界もその平行地球の一つ・・・か。でも、香織さんは肉体付きで旅中・・・それで待ち合わせや日にちは?」

 

香織「明日は休みだし、午前中に館の林に来れる?あそこでゲートを開いて、響達もそこからだから。」

 

エレン「そうなんだ。」

 

香織「ついでにゲーム世界では、相当の時間が経過するけど、こっちではさほど経過してないの。」

 

エレン「えっ?」

 

香織「第1作目は二人の主人公で、どっちか選ぶ事で進行上に変化あるの。」

 

エレン「ゲーム側だと時間かかるの?」

 

香織「プロレベルでのコンピューター操作で、スムーズに進める事にしてる。2だと最初はラクーン警察署で、男と女での表と裏ってのがあって。」

 

エレン「つまり、敵の配置やアイテム、進行ルートの熟知が素人レベルだと、ゲームが進まなくなって、物語的に私がイライラしちゃうから?2だと男での表をクリアして、次に女の裏で見ていって、その後に女の表から、男の裏で見ていく。ゲーム世界では相当の時間が経過して、こっちではそこまで経っていない。」

 

香織「それが理由かな。それと2と3でのラクーンシティは10万人規模のアメリカ中西部の地方都市で、ある事が原因で街そのものは壊滅寸前になるの。シリーズ中の有名事件としてゲームファンの間では語り継がれている。」

 

エレン「か、壊滅!?そのラクーンシティって街自体が壊滅寸前へ!?シリーズ中の有名事件として語り継がれてる!?でも、分かったわ。明日、午前中に館の林の中へ。」

 

香織「うん。」

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