仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:タイムマシン《2002》
墨村家 朝
良守の部屋に一羽の黒いカラスがやって来た。
カラス「主人から伝言があります。聞きますかァ?」
良守は居間にやって来る。
良守「母さんから式神が来た!」
美姫「お母様からですか?」
利守「僕の所にも来たよ。」
良守「えっ?」
修史「お父さんにも来た。」
繁じい「わしにも・・・」
良守(あれ・・・?)
繁じいは立ち、
繁じい「良守、朝食の前に話がある。ついて来い。」
良守は繁じいと共に別部屋へ。
繁じい「墨子は何と?」
良守「少し大きな敵が来るようだけど、慌てず対処しなさいとか何とか・・・」
繁じい「そうか・・・。わしの所も注意を促す内容じゃったが、あやつ 自分が戻る気はまるっきりなさそうじゃな。まったくあの放蕩娘は・・・」
良守「後は・・・兄さんと協力しなさいって・・・」
繁じい「美姫ちゃんの事は知らせていないのか・・・。」
良守「その大きな敵とも共にやり合うかもしれないけど、しばらくしたら次の別世界へ旅立っちまうし、知らせなくてもいいだろ。」
繁じい「そうか。良守 お前にだけは言うておくが、正守は裏会の要職についておる。気は進まんが、これから先 裏会の手を借りねばならん事があるやもしれん。その時は正守に従え。」
良守「従えって、あいつにかよ。」
繁じい「お前の兄じゃろうが。」
良守「なァ、裏会の手を借りる前に雪村とは協力しないのかよ?」
繁じい「雪村?雪村は関係ない。」
良守「何でだよ!?裏会より先に雪村だと!?目的は同じなんだから!!」
繁じい「やかましい。」
繁じいは立ち上がる。
繁じい「400年続いとる二度は簡単には埋まらん。」
塔内。
白「出来たか・・・。」
???「まだ量産は出来ないが、強度は数倍上げた。タイムリミットもこれまで格段に伸びている。通常利用にはさして問題ないだろう。瞳の色は相変わらずだから、サングラスは必要だがな。試してみるか?」
白「いや、いい。お前の部下から選べ。」
???「そう言ってまた捨てゴマか・・・。翡翠を教育するには時間がかかったがな。」
塔内の別部屋。
???「じゃあ次、」
箱を開くと、巨大妖が人型へ変化した。
???「すげえ・・・」
???「これで全員だな。次はこっちだ。」
スーツ含む衣装部屋へ。
数人はそれぞれ着替える。
???「人になったくれえで騒ぐなよ。みっともねェ。」
???「火黒いいのか?新しいタイプの人皮の方が数倍早く動けるぞ。」
火黒「相手は結界師だって?そいつらにはこれくらいのハンデやってやった方が面白いだろ。旧タイプで充分す。」
???「美学って奴か。」
火黒「一番大切な事だ。」
???「それと、とある情報でも結界師に協力中の仮面の鎧に変身するピンク髪の妙な娘がいるとか。」
???「ピンク髪の妙な娘?」
火黒「仮面の鎧ねェ・・・」
???「腰のベルトでカードを差し込んで「変身」したり、姿変えたり、力を使いこなしているそうだ。武器なども含めて・・・」
火黒「そのピンク髪の少女、結界師と違って一筋縄ではいかないようだな・・・。腰のベルト、カード。カードで変身って言うのは。小学生男子が好みそうな変身ヒーローって感じだな。」
???「そうか・・・。」
???「さァ、後は向こうで人皮の使用法と注意事項だ。」
火黒「藍緋。何で人間の研究なんかするんだ?アンタも人間のなりたいクチか?」
藍緋「「さん」をつけろ。」
火黒「じゃあ、藍緋様ってのはどうよ?」
藍緋「そこまでえらくない。」
火黒「むずかしいなあんたも・・・」
藍緋「お前も来い。少しは足並みを揃えろ。」
火黒「へいへい。」
藍緋達は廊下を進む。
藍緋「さっきの質問に答えてやろう。人間はただの研究対象だ。」
火黒「ふっ、ただのねェ・・・素直じゃないねェ」
良守は学園の屋上に結界張って寝ていた。
良守(墨村と雪村の溝って結局本家争いだろ・・・どっちだっていいじゃんそんなの・・・少なくとも、俺と時音の間には溝はないよな。昨日だって・・・)
昨日の昼。
良守《待てよ!》
時音《うるさい!》
夜《時・・・》
時音《うるさい!仕事しな!》
ネオディケイド《おい!時音!》
良守「いやいや、昨日はたまたまだ・・・だって昔はものすごく仲良しだったし・・・」
過去に、良守はドジって川の溝に足がはまったり、田んぼに顔面から倒れて、大きめの川に流されたり・・・。
良守「ああァァァ!!よく死ななかったな・・・俺・・・じゃなくて、もっといい思い出があるだろ・・・」
良守は再び寝る。
良守「きっといい思い出があるだろ・・・きっとあるはずだ。」
互いに小学校時代での夜の学園内。
時音《良守ーーー!!》
時音は花火を持ってきた。
時音《ないしょだよ。》
二人は花火を楽しんでいた。
良守が横を向くと、限が見ていた。
良守「え!? うわっー イヤッ!!お前、いつからそこに!?」
限も隣で寝る。
良守「今日、給食何だっけ?」
限「ん?」
スーツ姿の火黒達は烏森学園へやって来た。
そして放送室へ。
火黒〈あーあー、ただいまマイクのテスト中!烏森の皆さんこんにちはーー!!俺達、怪しい者でーす!!黒亡楼って言うんだよ。でも用があるのはほんの数人なんだけどな。〉
良守「黒亡楼!?」
限「何で入られた!?」
良守「知るか!?気配はなかった!!」
時音(まさか、あの人の皮被って・・・)
火黒「いいよねーーー学校は。肉のやわらかい人間がたくさんいてさぁ。まっ、目的はそれじゃないから安心していいよ!俺達は話し合いがしたいだけ。じゃ、いつもの所で丑三つ時に待ってるからねーーー」
限「放送室はどこだ!?」
良守「右だ!右!」
二人は窓を見たが、火黒達は外へ出ていた。
火黒(あいつらか・・・。例のピンク髪少女はどこだ?もしや、学生じゃないのか?俺達の事も知らない?)
良守「ダメだ!」
限「行かせるのか?」
時音「そう!万が一人間だったらどうするの?」
限「そんなの倒してみりゃ分かる。人間かどうかなんて事はな。」
時音「連中、少なくとも昼間は何もするつもりはないみたいだわ。」
限「夜になれば、あいつらも力をつける。ここは烏森だ。」
先生「あなた方、何ですか?」
火黒「ドッキリですよ。すいませんね。」
先生「は?」
火黒「じゃ、そういう事で。」
火黒達は学校を出ていった。
良守「他の連中を巻き込むわけにいかない。」
時音「あいつらが生徒に何もしない限り、何もしちゃダメ。」
限「けど何かあってからじゃ、遅いんじゃないのか?」
良守「くっ・・・」
火黒達は公園にいた。
赤亜「お日様ってあったかいなァ。」
灰泉「俺達が知っているのは月の冷たさだからな。」
茶南「烏森を手に入れれば、このすべてが手に入るんだ。」
火黒「そうさ・・・。すべてがな。」
良守達は学校のはずれの森にいた。
時音「この間の奴と同じのがいたわね。」
良守「やっぱり人の皮って誰でも被れるのか?」
時音「多分ね・・・」
限「あの黒髪以外は、同じ匂いがした。」
良守「なっ!?同じ・・・どういう事だ。」
限「細かい事までは分からん。」
時音「どっちにしろ、今までの連中とは全く違うよ。黒亡楼と名乗って来たんだから。私達は昼間堂々と乗り込まれたっていうのに。あの放送があるまで気付く事さえ出来なかったんだかあね。あたし、お祖母ちゃんに相談してみる。」
良守「いや、俺たちだけでやろう。向こうは5人だけで来てる。こっちもチームワーク必要だろ。繁じいと時ばあにそれが出来るのか?」
時音「う~ん。それは・・・無理かも・・・。」
良守「まァ、でも美姫さんはチームワークいいだろうし・・・。」
時音「そうね・・・。美姫さん 様々な世界の男女の強者メンバーたくさんいるみたいで、呼び出しできるし・・・。私は美姫さんを敵に回す言動は避けてるけどね・・・。良守は別として・・・。」
限「何だそりゃ・・・」
良守「爆発とかでの規模も個人から惑星消滅レベルまで様々らしいしな・・・」
限「惑星消滅レベルまで様々かよ・・・。」
美姫「一部には呼び出し自体躊躇するメンバー達もいますが・・・。」
時音「えっ・・・!?」
限「そんなのがいんのかよ・・・?」
時音「美姫さんが呼び出し自体躊躇する一部のメンバーとかもいる・・・。」
美姫「呼出し画面データで確認しつつで言ってますが、マフィア世界の一人で、他人の常識や冗談一切通用せず、とある中学の不良の頂点に立つ、自分の気に入らない男女や3人以上なら群れと称して2本一組の鉄製の様々な仕込みトンファーでかみ殺す肉食系風紀委員長なんです。軽々と振り回すんです・・・。相手の名前は限られた回数くらいで呼ぶくらいらしいです。」
時音「ふ、風紀委員長!?それも中学での!?2本一組の様々な仕込み搭載の鉄トンファーって!?軽々と振り回すの!?相当重たいはずよ!!つうか肉食系って・・・」
良守「しかもマフィア!?犯罪組織だろうが!!」
美姫「名を雲雀恭弥さん ただし、他人の常識や冗談とか通じない彼は逆に戦いやすい状況を作り出すために挑発するほどのバトルマニアです。」
時音「何ですかそれ!?」
良守「それって、風紀委員長っつってけど、中学以外に支配範囲は?」
美姫「実質「並盛」という町の支配者です。病院まで範囲です。校長まで逆らえないくらいの権力者で、自分が警察みたいな秩序と言い切るほど・・・。名言のように「並盛に二つも秩序はいらない。」とかです。目上の相手でも君呼ばわりかもしれない。異性にも関心ないみたいな態度でしょうし・・・。」
良守「実質病院含む町の支配者・・・。校長が逆らえねェって・・・。役職の立場的には風紀委員長の上の校長がか!?」
美姫「は、はい・・・。通常は逆ですよね・・・。」
時音「ですよね。通常は権力者は風紀委員長より校長先生の方です。自分が警察みたいな秩序と言い切るほど・・・名言のように「並盛に二つも秩序はいらない。」・・・か。目上の相手にも君呼ばわりかもしれず、異性にも関心ないみたいな態度でしょう・・・下心が0%くらい一切無いって事・・・?肉食系って性的な意味じゃなく、バトル的な意味・・・それくらいに逆に本当に自分から煽ったりして挑発するほどの戦闘欲な意味での思考が強すぎるわ・・・。」
美姫「この学校に呼び出ししたら、風紀委員長として真っ先に応接室を使うでしょう。イタリア最強マフィア、ボンゴレの雲のリング継承者にして、10代目ボスを拒否する候補の中学2年沢田綱吉くんと彼を守護する6人の守護者の中で最強ですが、マフィア自体に興味は無く、マフィア界に関係する強者に対する興味はあったというか・・・。」
限「善人なのか悪人か、わかんねえな・・・。」
時音「そ、そうね・・・。」
良守「いや、大体は聞かなかったことにしてェ!それよりお前、俺たちと協力できるか?」
限「ふん。」
限は行こうとした。
良守「おい!!」
限「任務を、投げ出す気はない。」
良守「ちっ・・・」
時音「彼、今はあれが精一杯なんじゃないかな。」
良守「精一杯でぶっきらぼうかよ。先が思いやられるぜ。」
時音「あたし達に先があればね・・・」
そして、深夜の時間帯になり、良守は結界師衣装へ。
美姫も高度育成高等学校制服へチェンジしていた。胸元の谷間が見える程度にYシャツのボタンは外し、ペンダントも火を始めとする魔法基本4属性の一つ・風マークをかけていた。
良守と美姫は出発した。
斑尾である。
斑尾「また、あの皮つけたのが出たのかい?」
良守「ああ。でも中身は違う人みたいだ。それと新しいのが4匹。」
斑尾「あれは厄介だねェ 妖の匂いがしないから。美姫、あんたも油断はしない事だよォ」
美姫「はい!」
良守達は校門へ。
良守「時音ーーー!!」
美姫「時音さん!!」
時音「美姫さんも・・・何してたの?あいつら、来てるよ。」
良守「丑三つ時まではまだ間があるだろ。」
美姫「志々尾くんは・・・」
志々尾「遅ェよ。」
志々尾は木の枝に立っていた。
美姫「志々尾くん。」
良守「潜むな。そんなトコに・・・忍者かお前。」(こいつもしかして待っててくれたのか・・・)
時音「良守。美姫さん。行くよ!」
良守「おお!」
美姫「はい!」
良守達は校内へ。
火黒達は教室の椅子とテーブルを数台用意していた。
時音「あっ!?」
良守「あいつら、学校の備品を!!」
美姫「彼らは・・・。」
火黒「やぁ。結界師の二人に補佐、あともう人のピンク髪の彼女は・・・もしや彼女がそうかな?」
灰泉「おそらくな、結界師たちと共にいるんだ。例の仮面の鎧に変化するって言う・・・手ぶらでここの制服でもない・・・」
火黒「だろうね。でも、まいったなーーーちょっと来るの早いよーーー」
良守「何やってんだお前ら・・・」
火黒「え?だから話し合う場を作ろうと思ってさ・・・」
赤亜「おーい、いいもん見つけたぞーーー!!」
赤亜は大型椅子を調達。
火黒「どーしたんだよ、それ。」
赤亜「理事長室ってとこにあった!テーブルクロスは生徒指導室!」
火黒「準備はイマイチだが・・・お待たせするのは良くないな、そろそろおっぱじめるか。うちの連中が机ばっか持ってくうもんでイスが足りないんだけど、とりあえず座ってよ。」
しかし、良守たちは疑う。美姫もである。
火黒「あれか。疑ってるんだね?言ってるじゃないか。話し合いに来たって。」
良守「嘘つけ。」
火黒「はい、灰泉くん!そこらへんの事あちらの方にお伝えして。」
灰泉「えっ、俺!?」
火黒「机はもう下した方がいいと思うよ。」
灰泉は机を下ろした。
灰泉「え~~~・・・う~~~・・・えっと!ワレワレハ・・・!!ワレワレハ・・・!!あ、違う。ワレワレで?」
火黒「はい時間切れ。じゃ 次 波録。」
波録は上手く言えず、赤亜が挙手してくる。
茶南「我々の要求はただ一つ、烏森をおとなしく明け渡してもらいたい。そうすれば、君達にもここの学校の人間にも危害を加えない。」
火黒「大正解!!よくできましたーー!」
波黒「何で俺を飛ばすんだよーー」
火黒「どうせ我々は宇宙人だ!、とかボケる気だろ?」
波録「ギクッ!?何で分かった!?」
火黒「じゃあ茶南。続いて説得を。」
茶南「きみ達にこちらの要求を拒否する事はできない。やすやすと我々の侵入を許してしまったではないかね。」
良守「う、うるせー。」
茶南「そちらの犬っころの鼻でも、我々を見破る事はできないぞ。」
斑尾「んまーー!犬っころだってーー!?」
白尾「妖に言われたくないねェ・・・。」
茶南「では、僕らから妖の匂いがするかね?」
火黒「いいぞ。続けろ。」
茶南「きみ達は夜しか行動できない。我々は人の皮を被れば昼でも行動できる。どうやって阻止するんだ?」
良守「今度学校に入ってきたら、即座に滅っしてやる!!」
斑尾「この子がやってくれるわ!」
白尾「こう見えてもヨッシーは強いんだぞォ 結界師じゃないが、ここにいる規格外の美姫さんもな。仮面ライダーディケイド 相当やるぜ。」
良守「こう見えてもかよーー」
火黒「仮面ライダーディケイドねェ・・・」
茶南「ここを守って君達に何のメリットがあるのだ?この土地が君達に何をもたらしてくれる?」
火黒「ま、そっちの君やピンク髪の美姫って彼女は違うみたいだが。」
限(見破ったのか・・・俺が妖混じりだと。おちゃらけているようだが、あいつが一番強い!!)
火黒「みきさんって言ったかな?君は何なんだい?昼間学校にはいなかったけど。」
美姫「私、こう見えて20代ですので。」
灰泉「へぇ・・・。」
茶南「そうだったのか・・・。学校はとうに卒業してる。夜までは結界師の両方の内どちらかの家で家事などをある程度担っていると・・・。」
美姫「ええ、まぁ。良守くんの家ですが・・・訳あって、今は上手く事情は言いにくいだけで・・・。」
灰泉「そうなんだ・・・。」
茶南「まっ、僕らはね、人間が嫌いな訳じゃないんだよ。むしろ好きと言ってもいい。そして人間になりたいとさえ思っている。だから進んで傷つける気なんかないんだよ。この人皮を被れば我々妖と人間のどこが違うんだね?」
限「奴らから離れろ。」
良守「えっ?」
火黒は目線を向けて、限は足を妖に変化させ、猛スピードで向かっていったが、右肩を斬られた。
良守「志々尾!!」
時音・美姫「「限くん!!」」
火黒「若いねェ。」
右手の刃物を消すように収納。
火黒「さすがだよ。俺の剣先を折るっていうのはさ。ついでだ。」
火黒は手に持つ刃物を投げつけ、斑尾と白尾に命中させた。
良守「てめェ。」
火黒「後 お前ら頑張れよ。」
灰泉「火黒ー、マジで手伝わない気か?」
火黒「よく見りゃこのイス、悪くないじゃん。」
美姫「あなた・・・」
良守「てめェ このままで済むと思ってんのか!?」
火黒「じゃあ どうするのかな?」
火黒は椅子を足首で持ち上げ、屋上の金網に乗せた。自分は瞬間的な速度で金網へ。
火黒「じゃ、俺 ここで見学させてもらうわ。」
良守「あんにゃろ ふざけたパフォーマンスしやがってーー」
時音「良守 それ・・・」
良守の天穴の先っぽに火黒のサングラスが引っかかっていた。
美姫「サングラス・・・」
時音「あいつが本気だったら、あたし達は今頃って意味ね・・・。美姫さんもどうなるか分からない。」
美姫「かもしれませんね・・・。」
良守「やってやるよ!!」
サングラスを放り投げ、壁にぶつけ、壊した。
灰泉「武力交渉って奴か。」
茶南「かもな。作戦の第2段階に入るぞ。」
良守は特攻し、茶南達は移動する。
時音「待ちなさい!!」
美姫「良守くん!!」
時音「無闇に動かないで!!」
良守「志々尾を持っていかれたんだ!!放っておけるか!!」
時音「上!!」
岩石が降って来るが、良守は避ける。
美姫「落石!?」
時音「きっとあいつらの仕業かと!!」
良守は避けていく。
時音「違う!!誘い込まれてるのよ!!調子に乗っちゃ!!」
波録は四角い岩石を投げつけてきた。
良守は時音と美姫のタックルで突き飛ばされる。
3人は四角の方陣内に。
良守「何だこれは・・・」
時音「あいつらはこれを狙ってたのよ。」
美姫「結界術封じの罠・・・とか?」
時音「そこまでは・・・。」
茶南「さ、交渉を始めようか。さっきも言ったけど、僕らはできれば話し合いで解決したいんだよ。ちなみにこの魔方陣はねーー」
良守「うるせぇ。志々尾はどこだ。」
茶南「もちろん彼のことも交渉条件に入ってるよ。」
良守は右手を構え、
良守「結!!」
しかし、結界は生成されず、不発に。
美姫「あら・・・?」
良守「結界が・・・!?」
茶南「だから説明しようと思ったのに・・・これは呪力封じの魔方陣なんだ。つまりここでは、君らは結界術の使えない「ただの人間」ってことさ。」
良守「でも・・・」
時音「美姫さんは・・・?」
美姫「私はそうでもないと思いますよ。これは結界術の封じなので、ディケイドの私にはそこまでの効果は無いかと・・・」
時音「なら、現状でまともに戦えるのは・・・」
良守「美姫さんだけだぜ・・・。」
灰泉「そうなの・・・?」
時音「良守。美姫さん。」
良守「えっ・・・」
美姫「仕方ありませんね・・・」
3人は移動するが、赤亜の触手に邪魔された。
赤亜「危険ですので黒線の内側までお下がりくだサーイ。」
良守は茶南を睨みつけるように。
茶南「何だよその目。人間こそ話し合いに言葉以外のものをいくらでも利用する生き物だろーが。やれ。」
赤亜は触手を仕掛けてくるが、良守達は避ける。
良守「てめぇ!!話し合うんじゃねえのかよ!?」
茶南「ふっふっふ。ようやく君からその言葉が出た。少しはこちらの話を聞くになったかね?」
時音「良守。私が注意を引き付ける。その間に結界の外へ。」
良守「お前。」
時音「このまま術が使えないんじゃ勝機は来ない。あの線の向こうへどちらか一人でも脱出できれば、形勢は変えられる。美姫さんはどうします?」
美姫「とりあえず変身はしますか・・・。」
時音「なら、お任せしますね。チャンスは多分一度。行くよ。」
時音は走り出し、波録は触手で投げて来るが、時音は避けて跳び上がる。
時音は数個のクナイを両方に投げつけ、
時音(効かないのは分かってる。私に攻撃が集中してくれれば、その隙に良守が外へ。美姫さんは何とか変身で。)
美姫「じゃあ、私も。」
画面上操作にて、腰にネオディケイドライバーを自動装着。
茶南「腰にベルトを・・・」
赤亜「腕で何かを行う仕草をした・・・。」
火黒「ふ~ん。」
美姫はライドブッカーからカードを引き抜き、前に突き出す。
灰泉「カード。」
美姫「変身。」
美姫はカードをベルトに装填。
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
美姫は仮面ライダーディケイドに変身。
茶南「ピンク髪の彼女が変化、いや変身なんだな。」
赤亜「へぇ!!確かに「変身」って言ったな!!」
火黒「なるほど・・・。これは結界師の二人より面白いもんが観れるかもな・・・。」
茶南「お前、一応名乗ってもらえるかな?」
ネオディケイド「俺か?おれは仮面ライダーディケイド!通りすがりの仮面ライダーだ!」
茶南「仮面ライダーディケイド。」
赤亜「通りすがりの仮面ライダー。」
灰泉「全然通りすがってるように見えないけどなぁ。」
火黒「声と話し方が完全に野郎じゃねぇか。事前にあった情報通りだぜ。」
茶南「お前たち、事前に聞いた情報通りだったな。」
灰泉達「「「ああ!!」」」
良守「事前に聞いてたのかよ・・・。」
ネオディケイド「わずかでもベルトの力を見せてやる。大木でも投げつけてみろ。」
赤亜「そうかい?」
灰泉「んじゃ、遠慮なく!」
赤亜と灰泉は大木を投げつけてきた。
ネオディケイドはカードを装填。
ネオディケイドライバー「アタックライド スラッシュ」
ライドブッカーをソードモードにし、刀身を分散するように大木二つをぶった切った。
赤亜「何!?」
茶南「へっ・・・?」
灰泉「左腰のあれって、カードを引き出すだけじゃないのか!?」
火黒「へぇ・・・なかなかやるなぁ。」
ネオディケイド「二つだけじゃ足らん。まだ多く来てもいい。」
ネオディケイドライバー「カメンライド ファイズ コンプリート」
ネオディケイドはファイズにカメンライドした。
灰泉「はい!?」
赤亜「また姿が変わった・・・。」
右手にファイズエッジを装備した。
茶南「右手のはビーム剣か?」
ネオディケイドファイズはファイズエッジの出力をハイに上げる。
灰泉と赤亜は大木を次々と投げていく。
しかし、ネオディケイドファイズは出力がハイでのファイズエッジでたやすく斬っていった。
火黒「へぇ・・・別の仮面ライダーになっただけでなく、武器まで使いこなすのか。」
灰泉「や、やりやがる・・・。」
赤亜「中身の彼女は一筋縄ではいかないねぇ。」
ネオディケイドファイズ「俺に夢は無いが、人の夢を守る事はできる!」
茶南「夢は無いのに、人の夢を守る事はできる・・・。」
灰泉「また、別の野郎に声が変わった・・・。」
赤亜「別のライダーになる度に変わるのか・・・。」
隙が出来、時音は裾を刺され、身動きが取れなくなる。
良守が何とか死守した。
ネオディケイドファイズ「良守・・・。」
時音(良守・・・)
時音は裾を破った。
ネオディケイドファイズも二人の場所へ。
時音「バカ!二度目はないって言ったでしょ!」
良守「うるせえ!俺は同意してねえ!!」
時音「状況読みなさいよね!!」
ネオディケイドファイズ「お前ら、ケンカすんな。」
茶南「おやおや仲間割れかい?」
時音「だって!」
良守が時音の右腕を掴む。
良守「志々尾が倒された・・・俺はもう・・・誰も傷つくのを見たくない。」
ネオディケイドファイズはネオディケイドに一度戻る。
ネオディケイド「お前も言うもんだなぁ・・・」
良守「ああ。肩・・・大丈夫か・・・?」
時音「大したことないわよ こんなの。それよりそっちこそ脇腹に一発くらってんじゃないの。」
良守「これしき。おかげで頭が冷えてきたぜ。なぁ、奴らの呪力封じってどれくらいの範囲あと思う?今度は俺の賭けにのってくんない?ディケイド あんたはちょっと待っててくれ。」
ネオディケイド「・・・ああ。」
二人は別れて走り出す。
茶南「何をする気だ・・・?」
良守は岩場に立ち、
良守「時音!!」
時音は吉守の手に乗り、跳び上がった。
ネオディケイド「跳び上がってどうする気だ?」