仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な「平行世界」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:タイムマシン(2002)
良守の手を軸に、時音は上空へ跳び上がる。
ネオディケイド「何する気だ・・・。」
時音「結!!」
時音は4人を一度に囲む。
そして、足場結界を作る。
ネオディケイド「一度に4人も囲むのか・・・。」
時音(やっぱり・・・4つ一度に滅するのは無理か・・・)
良守は走り込み、ある位置で止まる。
茶南「灰泉!!」
灰泉は大口開け、緑色の泥を大量に発射してきた。
時音の足場結界含む赤亜達を囲む結界を溶かしていく。
赤亜「お、サンキュー灰泉。」
ネオディケイド「何と・・・。」
良守「時音!!」
良守は手を伸ばし、時音は着地し、飛び込んで良守の手を掴む。
良守「結!」
触手は結され、滅される。
ネオディケイドはライドブッカー ソードモードで切り裂く。
赤亜「いでで!!それにディケイド お前!!」
ネオディケイド「悪いが、ベルトの力をわずかにも見せていないしな。」
灰泉「なるほど、これは交渉決裂だな・・・。」
赤亜「ええ!?おれ この姿気に入ってんのにーーー」
ライドブッカーを左腰に戻す。
4人達はそれぞれ妖としての姿へ。
良守「こいつら・・・」
ネオディケイド「巨大な姿が奴らの妖としてなんだな・・・。」
岩石を破壊し、穴から出て来た志々尾。
時音「あの皮、中身はなんでもいいのね・・・。」
良守「何だよこいつら、ハンパじゃねぇ大きさじゃんか!」
ネオディケイド「それに4体とも個性的なデザインだ。一人は洞窟のコウモリの巨大版みたいだな。」
時音「ディケイド アホな冗談みたいな事を・・・。」
良守「アメリカンジョークって奴なんだろ。それだけ自分が強いって事だ。」
時音「アメリカンジョーク・・・自分に対する怖さを和らげる為に使われることが多い・・・」
茶南は翼を広げ、岩石を放り投げて来た。
ネオディケイド「何!?」
良守は思わず右手を構える。
時音「ダメ!あの岩には呪力避けが・・・」
3人は跳んで避けたが、時音は足首につぶてが当たり、倒れてしまう。
ネオディケイド「時音!」
良守「時音!!」
また岩が投げつけて来るが、志々尾が切り裂いた。
良守「志々尾!!」
時音「限くん!!」
ネオディケイド「お前!」
茶南「赤亜!!人質はちゃっとしとけって言っただろ!?」
赤亜「だから、呪力避けの石で!!」
茶南「あいつは結界師じゃないから呪力避けが無意味なんだよ!!」
火黒「ちょっと面白いけど、妖混じりが現れたんじゃ。あいつらには無理だな。あの仮面ライダーディケイドもいるが、仕方ないか。」
火黒は飛び出す。
志々尾「逃げろ。」
良守「んな事できる訳ねェだろ!」
ネオディケイド「ここはお前が逃げるべきだ。」
志々尾「逃げろ。俺が倒れないうちに。」
志々尾は妖化した足で波録に迫っていく。
しかし、火黒に腕を掴まれる。
良守「何!?」
ネオディケイド「あいつ スピードは速いなぁ。」
火黒「何で邪魔してくんの?」
志々尾「て、てめェ・・・」
火黒「いい顔だな。こうするともっといい顔になんのかな?」
火黒は右手を志々尾の右肩に刺した。
良守「志々尾ーー!!」
志々尾はふり払うが、火黒は避ける。
火黒「遅い、遅いよ。」
火黒は跳び跳ねて逃げるが、志々尾は追っていく。
時音「限くん!離れちゃダメ!!」
火黒は屋上を経由していき、志々尾も跳びはねていく。
茶南「おっとお前達の相手はこっちだぜ!!」
灰泉は勢いよく白い煙を吐いてきたが、良守達は避ける。
ネオディケイド「白い煙を吐いて来るとはな・・・。」
良守「何だこりゃ・・・!?時音・・・時音!?ディケイド!?」
茶南「大丈夫だよ。ただの煙幕さ!でも次はねェ・・・灰泉!!」
灰泉はあの緑色の泥を大量に空中へ吐いて来た。
溶けだしたのは岩石達である。
良守の結界も溶けだして来た。
良守「や、やべェ・・・。」
時音「良守!こっち!!」
目の先には岩石を盾にして、避難中の時音とネオディケイドである。
ネオディケイド「来い!」
良守は結界を閉じて、岩石へ滑り込む。
良守「くそォ・・。」
時音「限くん・・・大丈夫かな・・・」
良守「大丈夫だ。あいつが・・・やられるもんか・・・。」
ネオディケイド「限もしぶといだとうからな。」
限は火黒とスピード勝負を行っていた。
火黒「あ~れ、もうおしまいかい?案外つまんない男だねェ。」
限は左腕をかまして来たが、火黒は素早く避け、腹に蹴り一発食らわす。
それからスピードで何度か突撃し、顔を掴み、壁まで衝突させた。
限は気を失い、倒れる。
火黒「しばらくそこで休んでなよ。君を殺すなんていつでもできるからさ。」
火黒は限の元から去る。
緑色の泥は放たれたままである。
茶南「君達は相手の正確な位置がわからなきゃ結界で囲めないんだろう?大人しく負けを認めて降伏したまえよ。仮面ライダーディケイドよ あんたもだ!返答はなし・・・か・・・赤亜!波録!お前らも可愛がってやれ!!」
赤亜「じゃ、かーるくね!」
赤亜は泥をビーム状に発射していき、波録は岩を掴んで投げつけていく。
木々は薙ぎ倒されていく。
ネオディケイド「あいつら・・・。」
火黒「さてと、どうなってるのかな?」
火黒は再び椅子に戻る。
火黒「くっ。煙で見えねえな。」
墨村家では、繁じいが習字していた。
繁じい「ん?いいや。烏森の事はあやつとサポートの美姫くんに任せているんじゃ。」
良守「くそォ。身動きが取れねェ。」
ネオディケイド「泥の雨で、俺も溶かされかねないかもな。」
時音「限くん・・・。」
良守「あんにゃろう あんな体で無茶しやがって。この借りがぜってェ返すんだよ。その前にあいつに死なれてたまるか。」
時音「その借り、私にもあるから。」
ネオディケイド「時音にもあいつに借りがったのか。」
時音「ええ。この妙な雨の中でも、少しの間なら結界は持つ・・・。やるなら速攻だよ。」
良守「へっ。主導権はお前かよ・・・」
ネオディケイド「なら、俺も多少のダメージは与えていいんだろ?」
時音「ええ。」
ネオディケイドライバー「カメンライド リュウキ」
ネオディケイドは座ったまま、龍騎へカメンライドした。
茶南「やめろ!!」
灰泉と波録は攻撃を止めた。
茶南「もっと追い込むか。灰泉!!」
茶南は煙に突入し、灰泉を掴んで飛ぶ。
茶南「さア、派手にやっていいぞ!!ん?」
良守達は足場結界に乗りながら、上昇して来た。
ネオディケイド龍騎「奴らだ!」
良守「いたぞ、時音!!」
てっぺんの結界が溶かさ始めると、
時音「結!!」
波録のボディを貫通するように数本の棒状結界が。
赤亜「灰泉!!」
良守「結!!」
茶南が波録を離すと、波録は結界に囲まれる。
良守「滅!!」
波録は消滅した。
火黒(見捨てたか・・・灰泉は攻撃のキモだぞ。バカ共が。)
良守「いよっしゃー!お前の作戦うまくいったぜ!」
時音(これで波はこっちに来た・・・。でも私の力はそろそろ限界・・・)
良守「こっから先はおれとディケイドに任せろ。」
ネオディケイド龍騎「ああ。」
時音「頼むわよ。」
ネオディケイドライバー「アタックライド ソードベント」
空中からドラグセイバーを召喚し、右手に装備。
火黒「空中から剣を召喚かよ。」
良守「前に見た剣か!?ファイズのビーム剣とは違うぜ!!」
時音「岩をも切断できそうね。」
火黒「ありゃあ、ライダー姿や形態ごとに、使う武器にも違いがあったりするのか?」
波録は岩を投げつけて来た。
良守は時音を伏せらせる。
ネオディケイド龍騎は岩を斬っていく。
良守「いいィィ!?」
時音「斬れそうと思ったら、ホントに岩を斬ったわ!!鉄も斬れるんじゃ!?」
火黒「岩を斬るとは・・・。あの剣の切れ味半端ねえな。剣からすれば岩なんて鉄よりもろいのか・・・。」
良守「結!!結!!」
良守は連続結を行うが、赤亜は避ける。
良守「散々いたぶってくれたじゃねェか。今度はこっちの番だぜ!」
良守は連続結を行い、波録は避けていく。
ネオディケイド龍騎「なら、こっちもちょっとした飛び道具を使う。」
時音「飛び道具?」
ネオディケイドライバー「アタックライド アドベント」
すると、どこからか龍騎の契約モンスターの機械龍・ドラグレッダーが咆哮と共にやって来た。
時音「りゅ、龍ーー!?」
良守「赤い龍だって!?」
茶南「おいおい・・・。
火黒「龍って・・・。」
時音「でも、ずいぶんとボディが機械的よ!!赤い龍を飛び道具扱いなの!?」
ドラグレッダーはネオディケイド龍騎を近くを旋回し、
ネオディケイド龍騎「ドラグレッダー。結界に火炎弾を浴びせてくれ!」
ドラグレッダーは大きい火炎弾を何発も放っていく。
良守「火炎弾!?」
時音「大きいわね。」
火黒「へぇ・・・。ドラゴンは火を吐くが、龍は火を吐くんだっけ・・・?」
波録と赤亜は結界への着弾による爆発を喰らった。
赤亜「うへェ!!爆発効いたよォ!!」
2体は動きが鈍くなった。
良守「タコの方も食らったか!!」
ネオディケイド龍騎「良守、行けるか?」
良守「よっしゃ!!結!!」
波録は結界に囲まれ、
良守「滅!!」
波録は消滅し、消えた。
赤亜「波録ーー!!」
良守「結!!」
赤亜は結界に囲まれ、
良守「貰ったぁ!!」
しかし、高速移動した茶南が結界を切り裂き、赤亜を逃がした。
良守「何!?」
ネオディケイド龍騎「何だと!?」
赤亜「た、助かったぜェ。茶南。」
茶南「赤亜よ。」
赤亜「ん?」
茶南「お前に役目をやる。」
火黒「何だかなぁ。もう戦いの流れは決まってるって言うのに・・・。みっともないんだよねェ。」
志々尾は壁を使って立とうとしていた。
志々尾「とくしょう・・・あの野郎・・・二度もコケにしやがって!あの野郎!!」
志々尾は目が変化し、赤いオーラを放出する。
志々尾「ただで済むと思うな!!」
茶南「役目を果たして来い!!出来ないならここで八つ裂きにするだけだ。行けェェェ!!」
茶南は赤亜を煙状態の地面へ落とす。
ネオディケイド龍騎「落とした・・・。」
良守「次はどんな手で来やがる?」
空の雲がうごめく。
時音「何!?この邪気・・・」
ネオディケイド龍騎「邪気・・・。」
良守「この感じ・・・間違いない・・・
ネオディケイド龍騎・時音「「限《くん》!?」」
良守「元気そーじゃねーか!」
良守は構える。
火黒「あららーーーあっちの小僧が本格的に目覚めちゃったよ・・・もう助けないぜ。のらくらやってるお前らが悪いんだ・・・。」
良守「くそてめェ!!なに回ってばっかなんだよ!!」
しかし、下から触手が伸びて、時音を拘束。
良守「時音ェェ!!」
ネオディケイド龍騎「おい!!」
時音「良守ィィィ!ディケイドォォ!!」
時音は下へ連れていかれた。
限は妖に変化し始めていた。
限「グォォォォォ」
しかし、背にナイフは数本命中する。
限「・・誰だ・・・」
また背に数本命中。
限は元に戻る。
檜葉「ようやく止まったか。」
檜葉は限の頭を掴む。
限「檜葉さん・・・」
檜葉「まだ暴れる気なら致死量の毒ブチ込むぜ。志々尾よォ、禁を破るってことがどういうことか・・・わかってんだろうな?」
限「だって・・・あの野郎・・・」
良守(邪気が消えた・・・志々尾の奴 まさか。)
ネオディケイド龍騎は一度ネオディケイドに戻る。
ネオディケイド「良守・・・」
良守「志々尾の奴、何かあったんだ・・・。時音も・・・。」
茶南「フフフフフ・・・」
煙が少し晴れて、時音が拘束され、羽状の刃を向けられる。
良守「時音!?」
ネオディケイド「コウモリ野郎、あいつ。」
茶南「ディケイドにも言うが、大人しく降伏しろ。さもないと。」
茶南は刃を時音の首にくっつけてきた。
ネオディケイド「時音が人質として近くにいると、飛び道具が出来ねえ!」
火黒「やれやれ・・・女を人質にするなんざ美しくないねェ・・・。ん?」
良守が立ち上がる。
良守「・・・せよ。」
ネオディケイド「良守・・・?」
茶南「ん?聞こえないぞ。」
良守「・・・はなせよ。」
良守から赤いオーラが出ていた。
ネオディケイド「良守から赤いオーラが・・・。」
良守「はなせって言ってんだよ。」
火黒(あれは・・・)
茶南「何!?」
火黒はニヤリとし、良守が動くが。
火黒が超スピードで、斬り裂く。
良守「!?」
ネオディケイド「あいつ・・・。」
茶南「なぜ・・・あと少しで・・・」
火黒「お前達さぁ・・・戦闘に美学が無いんだよ。」
茶南「な、何ィ!?」
茶南と赤亜はバラバラになった。
時音は拘束から解かれた。
良守「時音!!」
ネオディケイド「時音!!」
二人は足場結界から飛び下りて来て、時音と元へ向かおうとするが、前に火黒が超スピードで現れる。
ネオディケイド「どういう事だ・・・。」
火黒「勘違いするなよ。あいつらが見苦しかったんだ。女を人質にするなんて最低だよなぁ。戦士ってのはさ、戦いに美学を求めなくちゃいけない。」
良守「てめェ邪魔する気か?どけよ。」
火黒「ディケイドのカードを差し込んで、ベルトで効果発揮の方も面白いけどね。別のライダー姿になって、岩をも切り裂く剣を空中召喚に、機械的な龍を呼んだり、君もちょっと面白いね。ねえ、
良守「さっきの?」
火黒「あれあれ?やっぱりな・・・もしかしてわかってないのかな?せっかくだから面白そうだからって奴らに死んでもらったのに、無駄骨だったなぁ。いるんだよなぁたまに。君みたいな天性の才能だけで
ネオディケイド「何を言ってる・・・。」
良守「ゴチャゴチャうるせェ!いいからそこどけよ!!」
良守は右手を構えるが、火黒の超スピードによって、手を止められた。
火黒「ダメだよ、
ネオディケイド「スピード特化のライダーカードの力も数人はいるんでな。逆に俺に及ぶかは分からない・・・」
火黒「逆にあんたにスピードで及ぶかわかんねェのか。へぇ・・・結構な情報だよ。」
ネオディケイド「だが、また会う時が来るか分からないがな・・・。」
火黒「・・・そうか。」
火黒は超スピードで、移動した。
火黒「点数的には50点止まり。まぁ今後の伸びを期待してギリギリ合格って所だな。ディケイドの方は80点くらいにしとくぜ。今宵はこれで退散しよう。俺は火黒。覚えておいて。」(それに
火黒は去って行った。
良守「・・・・・・」
ネオディケイド「火黒の奴、行っちまったな・・・」
良守「そうだ!時音!」
ネオディケイド「ああ!」
二人は瓦礫の元へ行き、石をどかしていく。
良守「時音!!」
ネオディケイド「時音!!」
次第に結界で自分を囲む時音の姿が見えた。
良守「大丈夫か?」
時音「うん・・・」
ネオディケイド「そうか・・・」
時音は結界を解く。
時音「ごめんね、ありがとう・・・」
時音の左首に切り傷が。
時音(あの時・・・)
良守「ごめん・・・」
時音「え・・・?」
良守「俺、また・・・ごめんな・・・こんな見えるトコに・・・!」
ネオディケイド「俺もだな・・・悪かったな・・・」
時音「ちょっとやだ、大丈夫よ!こんなの放っといたって治るわよ!大体なんであやまるの!?あんたのせいじゃないじゃない!?ディケイド あなたもそうですよ!」
良守「いや、俺が・・・」
ネオディケイド「すまなかった・・・」
時音「あーーもう!平気だって「!!ホラ、限君捜しに行かなきゃ!!」
時音は立ち上がり、
時音「誰!?」
良守「どうした!?」
ネオディケイド「あれは・・・?」
限を担ぐ檜葉。
檜葉「あ、待って待って。俺、夜行のもんだから。ホラ。」
右手の紋様を見せた。
良守「夜行!?」
ネオディケイド「良守の兄貴の組織か。」
京一「はい。檜葉京一です。以後よろしく。」
良守「志々尾をどうする気だ!?」
京一「・・・禁を破ろうとしたんでね。俺が眠らせた。」
ネオディケイド「・・・ん?」
良守「禁・・・?」
京一「こいつ また暴走しやがって・・・」
京一は限を放り下ろした。
京一「あ、でも安心していいぜ。禁を破ったこと報告すれば、こいつすぐ解任だから。」
ネオディケイド「解任・・・」
良守「待てよ!なんだよそれ。兄貴が勝手にそいつを補佐だと押し付けて、今度は勝手に解任って何だよ!?」
京一「おいおい、何怒ってるんだよ。君たちの為でもあるんだぜ。あの邪気 感じたろ?化け物なんだよこいつは。」
ネオディケイド達「「「!?」」」
京一「最低限のルールを守れねえ、自分の制御もできねえ奴と仕事なんかできるかよ。暴れるしか能がねェ奴さ。」
時音「待って、そんな言い方。」
京一「家族に捨てられたのも当然だな。裏会にいるのだってギリギリだ。知ってるか?こいつはなぁ・・・実の姉を。」
限「やめろ。」
限は起き上がる。
良守「志々尾!!」
ネオディケイド「限・・・。」
京一「志々尾よォ、ちゃんと荷物まとめとけよ。」
良守「志々尾!待てよ!志々尾!!」
時音「限くん!」
ネオディケイド「限!!」
限「帰る。」
良守「志々尾。」
楼閣の手すりに座る火黒。
藍緋「戻っていたのか。」
火黒「いちいち白に報告するなんざ、めんどくせえからな。」
藍緋「どうせ行かなきゃならないだろう。お前、虫入れられてるんだから。」
火黒「ニッ。」
藍緋「灰泉達は?」
火黒「死んだよ。人皮は回収したぜ。結界師と話し合いなんてさ。何考えてんの?」
藍緋「さアな。白が考えてる事が分からん。」
火黒「そうそう。結界師に協力中のちょっとた女の子がいてさ。」
藍緋「何言っている?結界師の事は裏会の連中や家族以外の普通の人間達は知らないはずだ。」
火黒「わずかに戦い方も見せてもらったぜ。苗字と名も教えてもらったし・・・。」
藍緋「どういう少女なんだ?」
火黒「ピンク髪の烏森と違う学校の制服だと思う神城美姫、腕で何かを行う仕草をし、腰にベルトを装着したんだよ。」
藍緋「腰にベルト?」
火黒「ただし、10代の女子高生に見せてるだけで20代だってよ。左腰の物からカードを引き抜いて、ベルトに装填し変身。そして、仮面ライダーディケイド 通りすがりの仮面ライダーだ!ってな。」
藍緋「仮面ライダーディケイド・・・カードをベルトに装填し、変身。変化ではなく・・・」
火黒「カードを装填する度に、別の仮面ライダーに変わり、武器をも使いこなすんだぜ。ついでに声と話し方も別の野郎に変わるんだ。」
藍緋「ふ~ん。それはいずれお目にかかりたいね・・・。という事は持ってるカードの数だけ、各ライダーごとに武器含めての各戦闘スタイルも異なってると・・・。」
火黒「だろうな。俺みたいにスピード特化の力のライダーにもなるらしいしな。小学生男子がやりたがるヒーローのような子だ。」
藍緋「それにお前の方が分かるんじゃないのか?同じ元人間同士さ。」
火黒「人間って言えばさ。面白い奴もいたよ。妖混じりの坊主と、あと久しぶりに俺の肌をチリチリ泡立せてくれた奴が一人。」