仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第68話「ズドド〜ン! メフィストがやって来ちゃったニャ!」

放課後。

 

アリア学園 校庭前

 

響「うーん・・・。」

 

響が歩きながら考える。

 

奏「どうしたの、響?うかない顔して。」

 

響「ちょっと考え事してて・・・。」

 

奏「考え事って・・・」

 

エレン「ミューズの事?」

 

響「うん・・・。ミューズの守りたいものって何なんだろ?」

 

ハミィ「プリキュアだから、みんなの幸せニャ!」

 

奏「だとしたら、幸せのメロディを完成させたいハズだよね?」

 

エレン「でも、音符を集めているワケじゃなさそうだし。」

 

響「うーん・・・何を守りたいんだろうね?」

 

奏・エレン「 「え?うーん・・・」 」

 

響「ねえ、クレッシェンドトーンはどう思う?ミューズは何を守りたいんだろう?」

 

そう言ってヒーリングチェストを開けるが、何も反応は無かった。

 

ハミィ「ニャプ~?」

 

ミリー「クレッシェンドトーン様はお休みミミ。」

 

響「全くよく寝るよね~。あっ!お姉ちゃん!」

 

歩いてる香織を見つけ、近づく響達。

 

香織「響、どうしたの?」

 

響「お姉ちゃんは、ミューズの守りたいものって何だと思います?」

 

香織「えっ?うーん・・・そうだな・・・誰かを守りたいって事なんじゃないかな?大切な人を守りたい。そんな所かな。」

 

響「とても大切な人か・・・。」

 

奏太「おーい!アコ!どうだ?かなりうまくなったろ?」

 

竹馬に乗りながら動く奏太。

 

アコ「へっぴり腰。」

 

奏太「何~!?じゃあお前やってみろよ!」 

 

上からネコの鳴き声が聞こえ、その方向を向くアコと奏太。

 

奏太「子猫じゃんか。降りられないんだ。」

 

そこには降りられなくなった子猫がいた。

 

奏太「よーし、待ってろ。今助けるからな!」

 

奏太が助けようとするが木の根っこに引っかかり、転んでしまう。

 

奏太「いってえ~!」

 

アコ「貸して。」

 

竹馬を拾い、高さを調節して乗っかる。

 

奏太「アコすげえ!」

 

響「あれは・・・」

 

香織「奏太とアコちゃん?」

 

二人を偶然見つける響達。

 

アコ「おいで。大丈夫。怖くない。」

 

アコが微笑んで子猫に手を差し伸べる。

 

飛びかかった子猫をキャッチし、竹馬から飛び降りて着地した。

 

アコに懐いたのか、子猫はアコの手を舐めていた。

 

エレン「この子、ありがとうって言ってるわね。」

 

奏「優しいわね、アコちゃん。」

 

アコ「別に・・・」

 

頬を赤くするアコ。

 

アコ「はい、返す。」奏太に竹馬を返す。

 

奏太「おーい、アコー、どうしたらそんなに上手くのれるんだ?」

 

走り去って行くアコとそれを追いかける奏太。

 

ラッキースプーン テラス

 

奏「ミューズも、本当は優しい人なのかも。」

 

響・エレン・ハミィ「 「 「?」 」 」

 

響「どうしたの突然?」

 

奏「いや、アコちゃんを見てたらなんとなくそう思って。何かを守りたいって気持ちは、その人の優しさなのよね。そういう気持ちを持ってるミューズも優しい人なんじゃないかって。」

 

響「そうだね。今までなんだかんだ言いつつ手を貸してくれたし。でも、どうして誰の味方でも無いって言うのかな?」

 

エレン「素直になりたいんだけどなれないんじゃないのかな?」

 

ハミィ「セイレーンに似てるニャ。」

 

香織「そうだね。仲間になったばかりの頃の君もそうだったからね。」

 

そう言われたエレンが顔を赤くするも、平常心を取り戻す。

 

エレン「でもミューズは守りたいものがあるって教えてくれたわ。一つずつ、ちゃんと話し合っていけば分かり合える日が来るハズよ。」

 

クレッシェンドトーン「私もそう思います。」ヒーリングチェストが開き、クレッシェンドトーンが現れる。

 

響「あ、起きた。」

 

クレッシェンドトーン「待ちましょう。ミューズが私達に心を開いてくれる時が来るのを。」

 

しばらくしてから、時計塔辺りで不幸の音波が起こり、響達はそこに向かった。

 

香織「これは・・・!」

 

時計塔付近にはメフィストと不幸の音波を放つネガトーンと悲しんで泣いている人達だった。

 

ハミィ「ハニャニャ!またメフィストが来ちゃったニャ!」

 

メフィスト「これはようこそ、プリキュアの諸君と仮面ライダーディケイドよ。」

 

響達に近付くメフィスト。

 

メフィスト「待っていたぞ!」

 

響「何ですって?」

 

メフィスト「人間たちを嘆き悲しませれば、必ず現れる。思った通りだ。ワンパターンな奴らだ!」

 

ハミィ「おびき出されたかニャ!?」

 

メフィスト「不幸のメロディを完成させる為にはどのみち、プリキュアと仮面ライダーディケイドを倒さなければならんからな。」

 

メフィスト「だからお前達とは今日、ここで決着をつけてやる!」

 

エレン「なんて事を・・・!」

 

奏「私達をおびき寄せるために・・・そんな事のために・・・!」

 

響「加音町のみんなを苦しませるなんて・・・!」

 

響・奏・エレン「 「 「絶対に許さない!」 」 」

 

香織「変身!」

 

響・奏・エレン「 「 「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」 」 」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

香織はネオディケイドに変身。

 

メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

 

リズム「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」

 

ビート「爪弾くは魂の調べ!キュアビート!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「届け!三人の組曲!スイートプリキュア!」 」 」

 

メフィスト「やれ!ネガトーン!」

 

四人に襲い掛かるネガトーン。

 

メロディ、リズム、ビートはネガトーンを迎撃する。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「見せてあげる!私達の友情の力を!」 」 」

 

メフィスト「こしゃくな!」

 

ネガトーンの上に乗るメフィスト。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「プリキュア!パッショナード・ハーモニー!」 」 」

 

体制を立て直し、パッショナード・ハーモニーを放つ。

 

メロディ「ネガトーン!マイナービーム発射!」

 

同時にネガトーンからマイナービームが放たれる。

 

パッショナード・ハーモニーとマイナービームが激しくぶつかり合う。

 

ハミィ「すっごいパワーニャ!」

 

マイナービームのパワーが上がり、パッショナード・ハーモニーが打ち消され、三人は吹き飛んでしまう。

 

メフィスト「トドメだ・・・!」

 

マイナービームを放とうとするネガトーン。

 

メフィスト「む・・・?ヤツがいないな・・・!」

 

前にメロディ・リズム・ビートしかいない事に気付く。

 

ネオディケイド「ここにいるぞ!」

 

太陽を背にネオディケイドが上に現れる。

 

ナツ「はあっ!」

 

ライドブッカー「ソードモード」を振り下ろす。

 

メフィスト「ぬおっ!」

 

寸での所でかわすメフィスト。

 

だがネガトーンはダメージを受ける。

 

ネオディケイド「メフィスト、いい加減にしてくれ!」

 

ライドブッカーの剣先をメフィストに向ける。

 

メフィスト「いい加減にするのは貴様だ!仮面ライダーディケイド!」

 

ネガトーンの上に乗るメフィスト。

 

メフィスト「ネガトーン!先にプリキュア共を始末してしまえ!」

 

もう一度マイナービームを放とうとするネガトーン。

 

発射と同時にキュアミューズが現れ、光の鍵盤を弾いてバリアを作ってマイナービームを防いだ。

 

メフィスト「何!?」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「キュアミューズ!」 」 」

 

ドドリー「ミューズ!メフィストドド!どうするドド?」慌てるドドリー。

 

メフィスト「今までちょくちょく我々の邪魔をしてくれたようだが、お前な何者だ!?何が目的なんだ!?」

 

無言で拳を握るミューズ。

 

メフィスト「まあいい。誰であろうと、俺の邪魔をするのは許さん!ミューズを倒せ!ネガトーン!」

 

ミューズに襲い掛かるネガトーン。

 

マイナービームをかわすだけで攻撃をしないミューズ。

 

メフィスト「フン、よけるだけで反撃しないのか?音楽の女神、ミューズと名乗っているようだが、見かけ倒しのようだな!この腰抜けめ!」

 

ネガトーンがミューズに向かって突進し、吹き飛ばされてしまう。

 

メフィスト「ざまあないな!ミューズ!」

 

高笑いするメフィスト。

 

メロディ「ミューズをそれ以上、バカにしないで!ミューズは何かを守るために頑張っている!」

 

リズム「大切なもののために頑張る優しい心の持ち主なの!」

 

ビート「それ以上ミューズをバカにしたら・・・」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「私達が、絶対に許さない!」 」 」

 

手を繋ぎ合わせるのと同時に三人のハーモニーパワーが徐々に上がってゆく。

 

ネオディケイドはカードを装填する。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド キバ」

 

ネオディケイドはキバにカメンライドした。

 

ネオディケイド「これで行くか!」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド キバ エンペラーフォーム」

 

ネオディケイドキバはキバの最強形態・エンペラーフォームにチェンジした。

 

ドドリー「ミューズ、プリキュアはミューズのために怒ってくれてるドド。」

 

メフィスト「守りたい?くだらん!この世に守る価値のあるものなど何も無い!ネガトーン!みんなまとめて不幸のどん底に突き落としてしまえ!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「はああああっ!」 」 」

 

ネガトーンに向けて突進するメロディ、リズム、ビート。

 

ハミィ「三人のハーモニーパワーが高まってるニャ!」

 

突進でネガトーンにダメージを与える。

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「守る価値を決めるのはお前じゃない!みんなが決める事だ!」

 

最強形態専用武器・魔皇剣「ザンバットソード」でネガトーンを切り裂くネオディケイドキバ エンペラーフォーム。

 

ハミィ「今だニャ~!」

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド キ キ キ キバ」

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォームは両足にエネルギーを溜める。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「出でよ!全ての音の源よ!」 」 」

 

フェアリートーン達の力を注ぎ、クレッシェンドトーンを召喚する。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「届けましょう、奇跡のシンフォニー!」 」 」

 

両腕をクロスし、クレッシェンドトーンの金色の光の炎と一体化する。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「プリキュア!スイートセッション・アンサンブル!」 」 」

 

スイートセッション・アンサンブルを放つ。

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「はああああっ!」

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォームの必殺キック「エンペラームーンブレイク」を放つ。

 

二つの必殺技がネガトーンに直撃し、キックが直撃した際にキバの紋章が出た。

 

メフィスト「よくもネガトーンを!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「メフィスト!あんたは絶対許せない!」 」 」

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォームもクレッシェンドトーンに入り、そのまま突撃する四人。

 

メフィスト「こしゃくなーっ!」

 

光弾を放つも、全く効いてなかった。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「メフィスト!覚悟!」 」 」

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「これで最後だーっ!」

 

直撃する寸前でメフィストの前に庇うかのようにしてミューズが立ちふさがる。

 

そのまま視線から外れ、クレッシェンドトーンが消滅する。

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォームは着地するが、メロディ、リズム、ビートの三人は尻餅をついた。

 

メロディ「ミューズ・・・どうして?」

 

メフィストはハミィとフェアリートーン達の前に現れ、回転しながら風を作り、全員を吹き飛ばす。

 

メフィスト「集まれ!音符達よ!」

 

集めていた音符が全てメフィストに奪われてしまう。

 

メフィスト「礼を言うぞキュアミューズ!お前のおかげで全ての音符を奪い去る事が出来た!これで不幸のメロディは完成する!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「そうはさせない!」 」 」

 

三人が音符を取り返そうとするが、逃げられてしまったのだった。

 

ミューズのいる方を向く四人。

 

メロディ「ミューズ、あなたの守りたいものってメフィストなの?なぜ黙っているの?」

 

ハミィ「ミューズ・・・?」

 

何も言わず、そのまま去ってしまうミューズ。

 

ドドリー「ミューズ!待ってドドー!」

 

ミューズを追いかけるドドリー。

 

ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「ミューズ・・・。」

 

メロディ(このままじゃ・・・本当に世界は悲しみに包まれてしまう・・・!)

 

ただミューズの去って行った方を見つめるメロディ、リズム、ビート、ネオディケイドキバ エンペラーフォーム、ハミィとフェアリートーン達だった。

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