仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
放課後。
アリア学園 校庭前
響「うーん・・・。」
響が歩きながら考える。
奏「どうしたの、響?うかない顔して。」
響「ちょっと考え事してて・・・。」
奏「考え事って・・・」
エレン「ミューズの事?」
響「うん・・・。ミューズの守りたいものって何なんだろ?」
ハミィ「プリキュアだから、みんなの幸せニャ!」
奏「だとしたら、幸せのメロディを完成させたいハズだよね?」
エレン「でも、音符を集めているワケじゃなさそうだし。」
響「うーん・・・何を守りたいんだろうね?」
奏・エレン「 「え?うーん・・・」 」
響「ねえ、クレッシェンドトーンはどう思う?ミューズは何を守りたいんだろう?」
そう言ってヒーリングチェストを開けるが、何も反応は無かった。
ハミィ「ニャプ~?」
ミリー「クレッシェンドトーン様はお休みミミ。」
響「全くよく寝るよね~。あっ!お姉ちゃん!」
歩いてる香織を見つけ、近づく響達。
香織「響、どうしたの?」
響「お姉ちゃんは、ミューズの守りたいものって何だと思います?」
香織「えっ?うーん・・・そうだな・・・誰かを守りたいって事なんじゃないかな?大切な人を守りたい。そんな所かな。」
響「とても大切な人か・・・。」
奏太「おーい!アコ!どうだ?かなりうまくなったろ?」
竹馬に乗りながら動く奏太。
アコ「へっぴり腰。」
奏太「何~!?じゃあお前やってみろよ!」
上からネコの鳴き声が聞こえ、その方向を向くアコと奏太。
奏太「子猫じゃんか。降りられないんだ。」
そこには降りられなくなった子猫がいた。
奏太「よーし、待ってろ。今助けるからな!」
奏太が助けようとするが木の根っこに引っかかり、転んでしまう。
奏太「いってえ~!」
アコ「貸して。」
竹馬を拾い、高さを調節して乗っかる。
奏太「アコすげえ!」
響「あれは・・・」
香織「奏太とアコちゃん?」
二人を偶然見つける響達。
アコ「おいで。大丈夫。怖くない。」
アコが微笑んで子猫に手を差し伸べる。
飛びかかった子猫をキャッチし、竹馬から飛び降りて着地した。
アコに懐いたのか、子猫はアコの手を舐めていた。
エレン「この子、ありがとうって言ってるわね。」
奏「優しいわね、アコちゃん。」
アコ「別に・・・」
頬を赤くするアコ。
アコ「はい、返す。」奏太に竹馬を返す。
奏太「おーい、アコー、どうしたらそんなに上手くのれるんだ?」
走り去って行くアコとそれを追いかける奏太。
ラッキースプーン テラス
奏「ミューズも、本当は優しい人なのかも。」
響・エレン・ハミィ「 「 「?」 」 」
響「どうしたの突然?」
奏「いや、アコちゃんを見てたらなんとなくそう思って。何かを守りたいって気持ちは、その人の優しさなのよね。そういう気持ちを持ってるミューズも優しい人なんじゃないかって。」
響「そうだね。今までなんだかんだ言いつつ手を貸してくれたし。でも、どうして誰の味方でも無いって言うのかな?」
エレン「素直になりたいんだけどなれないんじゃないのかな?」
ハミィ「セイレーンに似てるニャ。」
香織「そうだね。仲間になったばかりの頃の君もそうだったからね。」
そう言われたエレンが顔を赤くするも、平常心を取り戻す。
エレン「でもミューズは守りたいものがあるって教えてくれたわ。一つずつ、ちゃんと話し合っていけば分かり合える日が来るハズよ。」
クレッシェンドトーン「私もそう思います。」ヒーリングチェストが開き、クレッシェンドトーンが現れる。
響「あ、起きた。」
クレッシェンドトーン「待ちましょう。ミューズが私達に心を開いてくれる時が来るのを。」
しばらくしてから、時計塔辺りで不幸の音波が起こり、響達はそこに向かった。
香織「これは・・・!」
時計塔付近にはメフィストと不幸の音波を放つネガトーンと悲しんで泣いている人達だった。
ハミィ「ハニャニャ!またメフィストが来ちゃったニャ!」
メフィスト「これはようこそ、プリキュアの諸君と仮面ライダーディケイドよ。」
響達に近付くメフィスト。
メフィスト「待っていたぞ!」
響「何ですって?」
メフィスト「人間たちを嘆き悲しませれば、必ず現れる。思った通りだ。ワンパターンな奴らだ!」
ハミィ「おびき出されたかニャ!?」
メフィスト「不幸のメロディを完成させる為にはどのみち、プリキュアと仮面ライダーディケイドを倒さなければならんからな。」
メフィスト「だからお前達とは今日、ここで決着をつけてやる!」
エレン「なんて事を・・・!」
奏「私達をおびき寄せるために・・・そんな事のために・・・!」
響「加音町のみんなを苦しませるなんて・・・!」
響・奏・エレン「 「 「絶対に許さない!」 」 」
香織「変身!」
響・奏・エレン「 「 「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」 」 」
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
香織はネオディケイドに変身。
メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」
リズム「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」
ビート「爪弾くは魂の調べ!キュアビート!」
メロディ・リズム・ビート「 「 「届け!三人の組曲!スイートプリキュア!」 」 」
メフィスト「やれ!ネガトーン!」
四人に襲い掛かるネガトーン。
メロディ、リズム、ビートはネガトーンを迎撃する。
メロディ・リズム・ビート「 「 「見せてあげる!私達の友情の力を!」 」 」
メフィスト「こしゃくな!」
ネガトーンの上に乗るメフィスト。
メロディ・リズム・ビート「 「 「プリキュア!パッショナード・ハーモニー!」 」 」
体制を立て直し、パッショナード・ハーモニーを放つ。
メロディ「ネガトーン!マイナービーム発射!」
同時にネガトーンからマイナービームが放たれる。
パッショナード・ハーモニーとマイナービームが激しくぶつかり合う。
ハミィ「すっごいパワーニャ!」
マイナービームのパワーが上がり、パッショナード・ハーモニーが打ち消され、三人は吹き飛んでしまう。
メフィスト「トドメだ・・・!」
マイナービームを放とうとするネガトーン。
メフィスト「む・・・?ヤツがいないな・・・!」
前にメロディ・リズム・ビートしかいない事に気付く。
ネオディケイド「ここにいるぞ!」
太陽を背にネオディケイドが上に現れる。
ナツ「はあっ!」
ライドブッカー「ソードモード」を振り下ろす。
メフィスト「ぬおっ!」
寸での所でかわすメフィスト。
だがネガトーンはダメージを受ける。
ネオディケイド「メフィスト、いい加減にしてくれ!」
ライドブッカーの剣先をメフィストに向ける。
メフィスト「いい加減にするのは貴様だ!仮面ライダーディケイド!」
ネガトーンの上に乗るメフィスト。
メフィスト「ネガトーン!先にプリキュア共を始末してしまえ!」
もう一度マイナービームを放とうとするネガトーン。
発射と同時にキュアミューズが現れ、光の鍵盤を弾いてバリアを作ってマイナービームを防いだ。
メフィスト「何!?」
メロディ・リズム・ビート「 「 「キュアミューズ!」 」 」
ドドリー「ミューズ!メフィストドド!どうするドド?」慌てるドドリー。
メフィスト「今までちょくちょく我々の邪魔をしてくれたようだが、お前な何者だ!?何が目的なんだ!?」
無言で拳を握るミューズ。
メフィスト「まあいい。誰であろうと、俺の邪魔をするのは許さん!ミューズを倒せ!ネガトーン!」
ミューズに襲い掛かるネガトーン。
マイナービームをかわすだけで攻撃をしないミューズ。
メフィスト「フン、よけるだけで反撃しないのか?音楽の女神、ミューズと名乗っているようだが、見かけ倒しのようだな!この腰抜けめ!」
ネガトーンがミューズに向かって突進し、吹き飛ばされてしまう。
メフィスト「ざまあないな!ミューズ!」
高笑いするメフィスト。
メロディ「ミューズをそれ以上、バカにしないで!ミューズは何かを守るために頑張っている!」
リズム「大切なもののために頑張る優しい心の持ち主なの!」
ビート「それ以上ミューズをバカにしたら・・・」
メロディ・リズム・ビート「 「 「私達が、絶対に許さない!」 」 」
手を繋ぎ合わせるのと同時に三人のハーモニーパワーが徐々に上がってゆく。
ネオディケイドはカードを装填する。
ネオディケイドライバー「カメンライド キバ」
ネオディケイドはキバにカメンライドした。
ネオディケイド「これで行くか!」
ネオディケイドライバー「カメンライド キバ エンペラーフォーム」
ネオディケイドキバはキバの最強形態・エンペラーフォームにチェンジした。
ドドリー「ミューズ、プリキュアはミューズのために怒ってくれてるドド。」
メフィスト「守りたい?くだらん!この世に守る価値のあるものなど何も無い!ネガトーン!みんなまとめて不幸のどん底に突き落としてしまえ!」
メロディ・リズム・ビート「 「 「はああああっ!」 」 」
ネガトーンに向けて突進するメロディ、リズム、ビート。
ハミィ「三人のハーモニーパワーが高まってるニャ!」
突進でネガトーンにダメージを与える。
ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「守る価値を決めるのはお前じゃない!みんなが決める事だ!」
最強形態専用武器・魔皇剣「ザンバットソード」でネガトーンを切り裂くネオディケイドキバ エンペラーフォーム。
ハミィ「今だニャ~!」
ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド キ キ キ キバ」
ネオディケイドキバ エンペラーフォームは両足にエネルギーを溜める。
メロディ・リズム・ビート「 「 「出でよ!全ての音の源よ!」 」 」
フェアリートーン達の力を注ぎ、クレッシェンドトーンを召喚する。
メロディ・リズム・ビート「 「 「届けましょう、奇跡のシンフォニー!」 」 」
両腕をクロスし、クレッシェンドトーンの金色の光の炎と一体化する。
メロディ・リズム・ビート「 「 「プリキュア!スイートセッション・アンサンブル!」 」 」
スイートセッション・アンサンブルを放つ。
ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「はああああっ!」
ネオディケイドキバ エンペラーフォームの必殺キック「エンペラームーンブレイク」を放つ。
二つの必殺技がネガトーンに直撃し、キックが直撃した際にキバの紋章が出た。
メフィスト「よくもネガトーンを!」
メロディ・リズム・ビート「 「 「メフィスト!あんたは絶対許せない!」 」 」
ネオディケイドキバ エンペラーフォームもクレッシェンドトーンに入り、そのまま突撃する四人。
メフィスト「こしゃくなーっ!」
光弾を放つも、全く効いてなかった。
メロディ・リズム・ビート「 「 「メフィスト!覚悟!」 」 」
ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「これで最後だーっ!」
直撃する寸前でメフィストの前に庇うかのようにしてミューズが立ちふさがる。
そのまま視線から外れ、クレッシェンドトーンが消滅する。
ネオディケイドキバ エンペラーフォームは着地するが、メロディ、リズム、ビートの三人は尻餅をついた。
メロディ「ミューズ・・・どうして?」
メフィストはハミィとフェアリートーン達の前に現れ、回転しながら風を作り、全員を吹き飛ばす。
メフィスト「集まれ!音符達よ!」
集めていた音符が全てメフィストに奪われてしまう。
メフィスト「礼を言うぞキュアミューズ!お前のおかげで全ての音符を奪い去る事が出来た!これで不幸のメロディは完成する!」
メロディ・リズム・ビート「 「 「そうはさせない!」 」 」
三人が音符を取り返そうとするが、逃げられてしまったのだった。
ミューズのいる方を向く四人。
メロディ「ミューズ、あなたの守りたいものってメフィストなの?なぜ黙っているの?」
ハミィ「ミューズ・・・?」
何も言わず、そのまま去ってしまうミューズ。
ドドリー「ミューズ!待ってドドー!」
ミューズを追いかけるドドリー。
ネオディケイドキバ エンペラーフォーム「ミューズ・・・。」
メロディ(このままじゃ・・・本当に世界は悲しみに包まれてしまう・・・!)
ただミューズの去って行った方を見つめるメロディ、リズム、ビート、ネオディケイドキバ エンペラーフォーム、ハミィとフェアリートーン達だった。