仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!?   作:ウルトラマングレート

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第69話「ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!」

窓の外を見る響、座る奏とエレンと香織。

 

ファリー「メロディ達が苦労して集めてくれた音符がファファ~。」

 

シリー「メフィストに全部奪われてしまうなんてシシ~。」

 

ハミィ「元気だすニャ~!響達がきっと取り返してくれるニャ!」

 

ミリー「ハミィはお気楽すぎるミミ。」

 

ハミィ「ニャンですと~!」

 

奏「まあまあ。」 

 

エレン「音符は必ず取り返してみせるから。」

 

響「どうしてミューズはメフィストをかばったりしたんだろう・・・?」

 

奏「ミューズは私達と同じプリキュアなのに・・・。メフィストの味方をするなんて・・・。」

 

エレン「ミューズには、何か事情があるんじゃないかしら?」

 

響「えっ?」

 

奏・ハミィ「 「?」 」

 

香織「かもね。」

 

エレン「私も・・・そうだったから。何か事情があって正義と悪の間で悩んでいるんじゃないかしら?」

 

ハミィ「ミューズは誰かに操られてるニャ?」

 

奏「そうかな・・・?そんな風には見えないけど・・・。」

 

香織「それは無いと思うな。もし操られていたら、最初から私達を攻撃してるハズだから。」

 

奏「確かにそうですよね・・・。」

 

響「じゃあ、もっと何か別の理由があるのかも・・・。」

 

香織「取りあえず、奪われた音符を取り返さないとね。」

 

その時、響の手にあったヒーリングチェストが光り出した。

 

その頃

 

ドドリー「ミューズがメフィストを守りたい気持ちは分かるドド。でもこのままじゃ、他のプリキュアとディケイドはミューズを敵だと思うドド。それでもいいドド?もう、正直に全てを話したほうがいいドド!」

 

ミューズは悲しげな表情を浮かべたが、何も言わなかった。

 

メイジャーランド

 

音吉「どこへ行くんじゃ?」

 

人間界へ行こうとするアフロディテを止める音吉。

 

アフロディテ「人間界です。ミューズは、プリキュアとしての使命を忘れてしまっているのです。これ以上あの子を悩ませるワケには・・・!」

 

音吉「それはいかん。ここは、プリキュアと香織ちゃんを信じて任せるんじゃ。」

 

マイナーランド

 

メフィスト「遂に不幸のメロディが完成した。」

 

バスドラ・バリトン・ファルセット「 「 「音符が足りない~。」 」 」

 

メフィスト「何ーっ!?」

 

メフィストが音符を見ると、不幸のメロディは未完成だった。

 

ファルセット「不幸のメロディ、完成してませんね。」

 

メフィスト「だったらさっさと探して来い!」

 

マイナー達から楽譜を取り上げる。

 

バスドラ・バリトン・ファルテット「 「 「了~解~!」 」 」

 

慌てて音符を探しに人間界へと向かう。

 

悔しがるメフィスト。

 

北条家

 

ヒーリングチェストが開き、クレッシェンドトーンが現れる。

 

響「クレッシェンドトーン、教えてください。」

 

奏「ミューズはなぜ、メフィストを庇うんですか?」

 

エレン「もしミューズがまたメフィストを庇ったら、私達はミューズとも戦わなければいけないんですか?」

 

クレッシェンドトーン「あなた達はどう思いますか?」

 

響「私は・・・プリキュア同士で戦うなんて絶対に嫌です!」

 

奏「私も!」

 

エレン「私だって!」

 

クレッシェンドトーン「そうですね。それなら・・・プリキュアが何のために戦っているのかもう一度良く考えなさい。」

 

奏「プリキュアが・・・」

 

エレン「何の為に戦っているのか・・・?」

 

クレッシェンドトーン「答えは、自分達だけで出すのです。」

 

香織「そう言う事。」

 

調べの館

 

音吉「早く完成させなければ・・・!」

 

ガタン、と音が鳴る。

 

音吉「?誰じゃ?」

 

ドドリー「こんにちはドド。」

 

音のした方からドドリーが現れる。

 

音吉「ドドリーか。どうしたんじゃ?」

 

ドドリー「どうもしないドド。」

 

音吉「そうか。」

 

笑みを浮かべる音吉。

 

音吉「なあ、ドドリーや。」

 

ドドリー「?」

 

音吉「ワシは最近思うんじゃが、誰にだって守りたい人はおるじゃろう?その人を守るためならどんな犠牲も払う。たとえそのせいで一緒に戦うべき仲間を失ったとしても。じゃが、よーく考えんとなぁ。本当に守るとはどう言う事なのか。」

 

ドドリー「本当に守る・・・ドド?」

 

音吉「どうすればその人を本当に守る事が出来るのか。その答えは自分自身で探すしかないんじゃ。」

 

誰かが去って行き、心配そうな表情をするドドリーと去って行った方を向く音吉。

 

バスドラ「音符はどこだ~。」

 

外で音符を探すマイナー達。

 

たこ焼きの匂いに気付き、たこ焼き屋の方を向く三人。

 

バスドラ「って!たこ焼き違ーう!音符でしょ!こんな所をメフィスト様に見られたら・・・!」

 

正気に戻るバスドラ。

 

メフィスト「もう見ておるわ!」

 

正面にメフィストがいた。

 

メフィスト「音符は集まったんだろうな?」

 

バスドラ「そ、そ、それが音符のニオイとたこ焼きが・・・」

 

メフィスト「言い訳など聞き飽きたわ!ええい!もういい!お前らはマイナーランドに戻り、伝説の楽譜と奪った音符を見張っていろ!残りの音符は俺が・・・探す!」

 

三人を蹴り飛ばすメフィスト。

 

バスドラ・バリトン・ファルセット「 「 「お~願いしま~す!」 」 」

 

三人は星になった。

 

メフィスト「音符よ、どこへ隠れていようとも俺の目は、誤魔化されんぞ!」

 

街の方を向くメフィスト。

 

メフィスト「そこだー!」

 

音符を発見し、その場所へと向かい、着地するメフィスト。

 

メフィスト「出でよ!ネガトーン!」

 

楽隊人形に憑依した音符が悪の心に染まり、ネガトーンが作られる。

 

不幸の音波を放ち、音符を吸い寄せるネガトーン。

 

メフィスト「その調子で残りの音符を集めるのだ!」

 

笑い出すメフィスト。

 

メフィストの元へと駆け付けるミューズ。

 

ドドリー「このままじゃ、世界は悲しみに包まれるドド!これも、この間ミューズがメフィストを守ったからドド。これが、ミューズの望んでいた事ドド!?音吉さんが言っていたドド。どうすれば本当にメフィストを守る事が出来るのか。それを決めるのはミューズドド!」

 

大量に音符が吸い寄せられ、さらにネガトーンが巨大化していく。

 

香織「これは・・・!」

 

奏「なんてヒドイ事を・・・。」

 

響「今助けるから、それまで頑張って!」

 

四人が見たのは、悲しみに包まれている人達だった。

 

エレン「もし、ミューズがまたメフィストを庇ったら・・・。」

 

響「それでも、ネガトーンは倒さなきゃ!」

 

奏・エレン「 「うん。」 」

 

香織「そうね。」

 

響・奏・エレン「 「 「私達の力で・・・みんなを守る!」 」 」

 

香織「変身!」

 

響・奏・エレン「 「 「レッツプレイ!プリキュア・モジュレーション!」 」 」

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」

 

メロディ「爪弾くは荒ぶる調べ!キュアメロディ!」

 

リズム「爪弾くはたおやかな調べ!キュアリズム!」

 

ビート「爪弾くは魂の調べ!キュアビート!」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「届け!三人の組曲!スイートプリキュア!」 」 」

 

ネガトーンから放たれる光弾をかわす四人。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「プリキュア!ハーモニーキーック!」 」 」

 

メロディ・リズム・ビートの三人がトリプルキックで光弾を弾き返す。

 

ネオディケイドライバー「カメンライド ファイズ コンプリート」

 

ネオディケイドはファイズに変身し、ファイズエッジを装備して光弾を弾く。

 

メフィスト「手緩いぞ、ネガトーン。貴様には悪の心が足りないようだな。」

 

メフィストの放った光線を浴び、パワーアップするネガトーン。

 

ネオディケイドファイズ「ヤバっ・・・!」

 

パワーアップした光弾を何とかかわす四人。

 

メロディ「メフィストの光線で悪の心がさらに増した・・・。」

 

リズム「メフィストはそんなことも出来るの?」

 

建物の影に避難する四人。

 

ビート「そう言えば、私の時も!」何かを思い出すビート。

 

ビート「元に戻りかけた私の心を、もう一度悪に染めたのは、あのヘッドフォンから聞こえたイヤな音だった!」

 

メロディ「ちょっと待って、エレンの心を悪に染めたヘッドフォンをメフィストがしてるってことは・・・。」

 

ネオディケイドファイズ「メフィストも誰かに操られているって事になるな。」

 

リズム「メフィストを操る更なる悪・・・だとしたら・・・。」

 

ビート「本当の敵はメフィストじゃない。」 

 

メロディ「ミューズは、その事を知っていたんじゃない・・・?ミューズは、悪に操られたメフィストと戦うべきかって、ずっと苦しんでいたのかもしれない。」

 

ネオディケイドファイズ「だとすると、本当の黒幕は別にいるって事か!」

 

そう叫んだ途端、ネガトーンに気付かれ、広場へと移動する四人。

 

光弾に吹き飛ばされたメロディ・リズム・ビートは壁に叩きつけられた。

 

ネオディケイドファイズ「お前ら!!」

 

ハミィ「メロディ~!リズム~!ビート~!大丈夫かニャ~!?」

 

ハミィとフェアリートーン達が駆け付ける。

 

リズム「どうすればいいの?メフィストが悪に操られている人なら、そんな人と戦えないよ!」

 

もう一度建物の影に避難する。

 

メロディ「私達はメフィストと戦うわけじゃない!私達はメフィストは操る悪と戦うの!」

 

リズム「悪の・・・心?」 

 

メロディ「プリキュアが何のために戦うのか、私は・・・全ての人の幸せを守るためだと思う!それは、メフィストが相手でも同じ事!メフィストを操る悪の心と戦う事が、メフィストの幸せを守ると言う事なのよ!」

 

リズム・ビート「 「うん!」 」

 

ネオディケイドファイズ「俺には夢が無い!!でもな全ての人々の夢と幸せを守るために・・・俺は戦う!」

 

メロディ「今、自分には「夢が無い」って言った!?」

 

リズム「そうじゃなくて、ファイズは自分には夢が無いけど、他の人達の夢を守る事は出来るって事なのよ!」

 

ビート「そうなの?」

 

四人の前にヒーリングチェストが現れる。

 

メフィストの前に現れる四人。

 

メロディ「行こう!」

 

ネオディケイドファイズ「ああ!」

 

ネオディケイドライバー「フォームライド ファイズ ブラスター』

 

ネオディケイドファイズはファイズの最強形態・ブラスターフォームへチェンジした。

 

メオロディ「ファイズの姿が若干変わって、赤い!!」

 

画面上からファイズでのファイズブラスターを出現させる。

 

メフィスト「何!?」

 

メロディ「でか!?」

 

リズム「何かのビーム兵器!?」

 

ビート「でも何か凄そう!」

 

ファイズブラスターを大型銃へ変形させ、画面上を確認しつつ、側面の番号を103ENTERと入力してく。

 

ファイズブラスター「Blaster Mode!」

 

大型銃のフォトンバスターモードへ変形させた。

 

ハミィ「変形したニャ!?」

 

メロディ「番号を入力して、変形したりするんだ!!」

 

ビート「凄い・・・。」

 

ネオディケイドファイズ ブラスターフォーム「お前ら 行くぞ!!」

 

メロディ達「「「はい《ええ》!!」」」

 

ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド ファ ファ ファ ファイズ」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「出でよ、全ての音の源よ!」 」 」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「届けましょう、奇跡のシンフォニー!」 」 」

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「プリキュア!スイートセッション・アンサンブル!」 」 」

 

スイートセッション・アンサンブルを放つメロディ・リズム・ビート。

 

ネオディケイドファイズ ブラスターフォームはファイズブラスターのフォトンバスターモードを構え、溜めて一発放つ。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「フィナーレ!」 」 」

 

フォトンバスターモードの一撃とスイートセッション・アンサンブルが命中する。

 

浄化され、楽隊人形へと戻る。

 

ハミィ「ニャップニャップ~!」

 

音符を取り出すハミィ。

 

大量の音符がミリーの中に入って行った。

 

ハミィ「やったニャ~!」

 

だが、メフィストが音符を吸い寄せ、自分の体内に音符を入れ、ネガトーンに変貌した。

 

ネオディケイドファイズ ブラスターフォーム「自分自身をネガトーンにしたのか!?」

 

メロディ「でも!悪の心を打ち消せば、メフィストも元に戻るハズ!」

 

ネオディケイドファイズ ブラスターフォーム「そう簡単に行けばの話だけどな・・・。」

 

メフィスト「うおあああ!」

 

拳から一撃を放つメフィスト。

 

ビート「ビートバリア!」

 

ビートバリアを発動し、それをガードするも、粉々に砕け散る。

 

メロディ・リズム・ビート「 「 「うわああああっ!」 」 」

 

ネオディケイドファイズはギリギリ避けたが、三人とハミィ、フェアリートーン達は吹き飛んでしまう。

 

何とかそれをかわすが、横長の光弾がメロディ、リズム、ビートに直撃し、、また壁に叩きつけられる。

 

メフィスト「残りは貴様だけだな!仮面ライダーディケイドよ!」

 

フォトンバスターを構えるネオディケイドファイズ ブラスターフォーム。

 

ハミィ「大丈夫かニャ!?」

 

ビート「大丈夫じゃないけど・・・!」

 

リズム「絶対に・・・逃げるワケにはいかない!」

 

メロディ「正々堂々と戦って・・・悪の心を打ち消してみせる!」

 

何かに気付き、決意するミューズ。

 

メフィスト「トドメだ!」

 

一撃を放とうとするメフィストだが、目の前にミューズが現れた。

 

寸での所で拳を止めるメフィスト。

 

ミューズ「もうやめて!パパ!」

 

その言葉に驚く四人とメフィスト。

 

メロディ「パパって事は・・・!」

 

リズム「ミューズはメフィストの娘・・・?」

 

ビート「ミューズの正体は・・・。」

 

ネオディケイドファイズ ブラスターフォーム「というか・・・この声は・・・!」

 

雲の切れ間から太陽の光が照らされると同時に、仮面とマントを取るミューズ。

 

メフィスト「お、お前は・・・!」

 

そこにいたのは黄色い衣装で小柄な少女の姿をしたキュアミューズだった。

 

メフィスト「アコ!」

 

メロディ「ええっ!?ミューズの正体は、アコちゃん・・・?」

 

ミューズ「パパ!もう目を覚まして!」

 

メフィスト「何故だ!なぜお前がここに・・・!?」

 

ミューズ「これ以上、パパに悪い事をして欲しくないの!お願い!優しかったあの頃のパパに戻って!わたしは・・・たとえ悪に操られているパパでも守りたかった。でも、みんなが大切な事を教えてくれたの。わたしがパパを守りたいと思うなら、パパを操る悪の心とも戦わなければならない。たとえそれが、どんな辛い戦いになっても・・・乗り越えなければならない。それが!パパを本当に守ると言う事だから!」

 

目に涙を浮かべ、構えるミューズ。

 

メフィスト「アコ・・・。」

 

腕を近づけるメフィスト。

 

その時、メフィストのヘッドフォンからノイズが放たれる。

 

頭を抱え、苦しみだすメフィスト。

 

ミューズ「パパ!どうしたの!?」

 

近づくミューズ。

 

メフィスト「来るな!来てはならん!」

 

そのまま、上へと去って行った。

 

ミューズ「待って、パパ!」

 

その場には、メロディ、リズム、ビート、ミューズ、ネオディケイドファイズ ブラスターフォームの五人が立ち尽くすだけだった。

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