仮面ライダーとウイルス兵器使い少女の様々な年代の「並行地球」冒険の旅。様々な「異世界」もあり!? 作:ウルトラマングレート
香織を含む高城達は先に高城家へ着いていた。
ありす「どうして裏側なの?」
平野「回り込んでくるとしたら、裏側だからね。」
香織は高城母の許可により高城家内を探索していた。
ジ-クは吠えだす。
ありす「ジーク?」
ありすが外の向こうを見ると、
ありす「お兄ちゃん!!」
孝と冴子が高城家へ到着。
高城「門を開けて!!」
ありすが孝と冴子の元へ。
麗は孝と共にある一室にいた。
麗「た 孝ィ」
静香先生「いくわよぉ 逃がさないでね 小室くん」
静香先生の両手は塗薬まみれだった。
孝「は はい・・・」
麗「痛いのいやぁぁ~~~っ」
静香先生は両手で接近し、
麗「ひえ やーッ」
麗は背中と腰の間辺りを塗り塗りされる。
孝(僕と冴子さんが高城の実家に辿り着き、すでに一日が経過していた。この騒ぎが始まって初めて過ごす。いつも通りの時間だった。)
静香先生「あはははは~~しみた~~?先生特製だぞう」
麗「裏切り者っ」
孝「なんでだよ 薬塗るの手伝っただけじゃないか」
麗「そういうことじゃない!」
孝「じゃあ何だよ!」
麗「場面で考えなさいよ!」
孝「な なんだよ」
麗「お薬塗ったらいいだけなんだから・・・静香先生じゃなくてもいいじゃない」
孝「はい?」
麗「出てってよ」
孝「何だよ急に」
麗「あんな鉄砲の撃ち方するからおっぱいも痛いの!今から自分で塗るから!」
麗は孝を部屋から追い出す。
孝「ふィ・・・いい気なもんだよな・・・。」
すると、孝の目の先では荷物の配達が手間取っていた。
孝は駆け寄る。
孝「手伝いますよ。」
男「いいっていいって!こういうのは大人の仕事!」
孝「大人って!?」
男「お前さん達はのんびりしてなって!」
孝「何だよ・・・。」
冴子「気にし過ぎない事だよ!」
孝は振り向くと、着物姿の冴子の姿が。
冴子「どうしたね?」
孝「いや あの・・・その似合ってます 凄く・・・。」
二人は照れる。
孝「いや その・・・変な意味じゃなくて。」
冴子「いや 別に・・・どういう意味でも。」
孝と冴子は笑い合う。
ありすが扉を開けて通りかかる。
ありす「何かいい事あったの?お兄ちゃん!!」
孝「ありすちゃんが元気でよかったって話してたんだ。」
ありす「うん!ありす 元気だよ!!」
孝は思い返した。
静香先生に抱き寄せられ、泣き寝入りしてた事を。
孝「うん 頑張ろうね。」
孝は座ってありすの頭を撫でる。
すると、香織も通りかかる。
香織「小室君達!!」
ありす「あっ 香織お姉ちゃん!!」
孝「この家を探検でもしてたか?」
香織「うん。こんなでっかい屋敷は財閥の人物でもない限り住まないと思うし・・・。廊下は長いし・・・。」
孝「高城ん家は大きい家だとは聞いていたんだけどな・・・。おれは来た事はないけど。高城とは知ってる仲ではあるんだ。」
香織「それっていつの話?」
孝「幼稚園くらいになるかな・・・。」
香織「10年ほど前なんだ・・・。」
高城「分かったわよ!ママはいつだって正しいのよ!」
孝「高城・・・・・・どうした・・・。」
高城「名前で呼んでって言ったでしょ!!」
孝「あ えと ごめん」
高城「男のくせにホイホイ頭下げないでよ!まあいいわ・・・今はいい!アンタにだけは・・・もおいい!!」
高城は階段を下りていく。
香織はすれ違いに階段を上がっていく。
香織「高城さん・・・。」
高城母「・・・・・・迷惑をかけてしまいましたね」
孝「いえ あー」
高城「慣れていますか?幼稚園からのお友達ですものね」
孝「はは いやあの」
香織が上がってきた。
高城母「あなたは・・・。」
孝「神城さん・・・。」
香織「高城さんのお母さん・・・。」
孝「にしても凄いですね 大きな家だってのは知ってましたけど・・・ここまで凄いなんて」
香織「でっかい屋敷だよね・・・高城さんって財閥のお嬢様だったんだ。」
高城母「小室くんは遊びにいらしたことなかったものね」
孝「いや まあその」
高城母「右翼団体会長の家は怖いものね?」
孝「えーと あの・・・・・・すいません」
高城母「正直な男は好きよ それと香織さんね?あなた一体何なの?」
孝「いや あの 信じてくれるかはあなた次第なので・・・」
高城母「私次第ですか・・・。いいわ ちょっとでもいいから聞かせて頂戴。」
香織「私はこの地球側の住人じゃありません。別の地球の住人なんです。」
高城母「別の地球・・・?」
香織「あと、これを見せましょう。」
香織は懐からスマホを出した。
孝「それは?」
香織「これはスマートフォンって言ってね。これでも携帯電話なの!」
孝「これで携帯!?あの二つ折りじゃないのか!?」
高城「確かに携帯は二つ折りくらいですよね 登場しているのは・・・。」
香織「でも電話だけじゃない・・・。インターネットによる動画も観れるし、アプリによる何かも出来るの!お金は必要だけど・・・。」
孝「へぇ・・・。」
香織「それと私はこれでも一度死んでるんです。」
孝「神城さん!!」
高城母「あなた 一度死んでるの?」
香織「でも、転生する前に女神様に会ったんです。」
孝「め、女神様!?」
香織「転生する際に臨む限りの数の特典を願いました。それが、あの時見せたあれです。」
孝「あの仮面の鎧に変身できるベルトか!?」
香織「皆には次第に言っていくから。お母さんはパラレルワールドってご存じですか?」
高城母「パラレルワールドですか?」
香織「もしもこんな現実があったら・・・もしもの数だけこんな世界が無限にあるって考えもあるんです。平行地球、並行世界とも言いますね。」
高城母「あなたはその一つの住人に過ぎないと?」
香織「そういう認識でいいです。」
孝「まっいいか。それとここに長居はしないというか」
高城「ええ」
香織「私もそうだよ。」
孝「神城さんも?」
香織「これでも旅人なの、次の世界に行く事にしてるから・・・。女神様と連絡とったらそのメドが立ってきたって・・・。」
高城母「そうなんですね・・・。」
孝「じゃあ もう少しで俺達とはお別れって事か?」
香織「うん。短い間だったけど・・・。」
孝「そうか。俺も一緒にいれてちょっと楽しかったしな。お別れまでもうちょっと付き合えるな?」
香織「うん よろしくね。」
香織はスマホをしまう。
高城母「娘を守ってくれてありがとうございます。なら、もうちょっとだけお付き合いください。」
平野は銃の組み立て作業をしていた。
高城「楽しそうね アンタ!」
平野「?」
高城「ま 今の内に楽しんでおけばいいわ どうせ何時までもいられないもの」
平野「どうしてですか高城さん?こんな要塞みたいな屋敷だったら」
高城「電力や規模がどれだけ大変なのか考えた事ないの?小学校で教わる事よ?」
平野「え えーとつまり」
高城「あの巨大なネットワークを維持し続けるのは安全な日常のもとでさえ高度に組織化された多数の専門家が安心して働ける環境が必要だった!」
高城母「死体が人を襲うになった時、発電所などには自衛隊の独断で出動しました。あの愚かな首相の命令なのに 待ってられなかったのね。」
香織「もう少し状況を見てから、確認を取ればよかったかも・・・。」
孝「ああ。それに維持する事は・・・。」
高城「そこを動かし整備している人々はいつまで働き続けられるかしら?彼らにも家族はいるでしょう?そして家族は発電所にいるわけではないわ」
香織「でしょうね・・・。」
孝「じゃあ あのバスとかで」
高城母「私達が責任持てる・・・・・・いいえ私達と共に生き残る覚悟のある人々だけを連れていく!!」
平野は銃を構える。
男性「おいおい」
平野「え」
男性「兄ちゃん それ本物だろ? 子供がいじっていいものじゃないぞ」
高城「松戸さん 用はそれだけ?」
男性「あ 沙耶さま・・・・・・いやあの」
男性「乗ってこられた車の整備が終わった事をお伝えしようと」
沙耶「分かったわ ありがとう。」
平野「本当にお嬢様なんですね スゲェ!」
高城「アンタに言われたくないんだケド それより それ!何とかした方がいいわ」
平野「どうしてですか?」
高城「今の反応で分からない?ここにいるのは『大人』がほとんど!じゃあ 彼らにとって アタシたちはなに?小室達と相談した方がよさそうね」
孝と香織は廊下を歩く。
高城母《あの子に理解してもらいたい でも私が何をいっても納得しないでしょう あなたと神城さんにお願いできないかしら》
孝「高城を説得するなんて・・・幼稚園の頃から口ゲンカで勝ったことないのに」
香織「小室くんって口ゲンカで高城さんに負け続けだったんだ。」
孝「バカにしたけりゃすればいいだろ。」
香織「いや しないから・・・。」
そして、孝と香織含む皆が麗のいる部屋へ集結。
麗「なにもここに集まってくることないじゃない」
孝「お前がまともに動けないんだ 仕方ないだろ」
静香先生「それでどういうお話なの?」
高城「アタシたちがこれから先も仲間でいるかそうかよ」
麗「仲間って・・・・・・」
冴子「当然だな 我々はいま より大きく結束の強い集団に合流した形になっている つまり・・・・・・」
高城「そう 選択肢は二つきり! 飲み込まれるか・・・・」
孝「・・・・・・別れるか 神城さんは別れるメドが立ってきたとはいえ、神城さん以外の俺達は別れる必要があるのか?」
麗「神城さんは別れるの?」
平野「神城さん・・・。」
高城「あなたはそうなんでしょうね。」
ありす「香織お姉ちゃん 私達とはいられないの?」
孝「ついに言うのか?俺達の前で自分の事 ちゃんと・・・。」
香織「うん。ありすちゃんも信じてくれるかは分からないけど聞いてね。ちょっと長くなるかもしれないから。小室くんや一部には言いましたが、私はこの地球の住人ではありません。別の地球から来ているんです!」
麗「それってパラレルワールドって奴なの?」
冴子「小室くんからはちょっと聞いている。」
香織「私はこれでも一度死んでます。」
ありす「お姉ちゃん・・・。」
香織「生死の空間で女神様に出会い、元に地球へ復活は出来ませんが、その代わりとして様々な平行地球を旅しませんか?って提案を受けて、私はそれを承諾しました。」
高城「神城さんて奴らではないのね・・・死んでるけど。」
香織「はい。ディケイドの世界そのものに関する異名ですが。」
孝「どんな異名なんだ?」
香織「世界の破壊者です。」
高城「世界の破壊者!?」
香織「あとすべての破壊者にして悪魔とも言われています。」
麗「何でそんな異名が!?」
香織「ディケイドは時空移動能力を有しています。その能力により様々な平行世界を訪れて破壊する事からそういう異名なんだそうです。」
高城「時空移動!?」
麗「時空移動・・・SF映画に登場する事がある単語よね・・・それでそういう異名なんだ。それもディケイドの作品設定上なのね・・・」
冴子「なんと物騒な異名だな・・・。」
平野「でも神城さんは破壊する為に来たんじゃないでしょ!?」
香織「うん。あと 高城さん!」
高城「な なによ!」
香織「平野くんの事 あまりバカにしすぎたりしないように。彼の軍オタ知識があったおかげであなたは家まで帰って来れたんですから。」
高城「・・・・・・っく。」
香織「自分が天才なんだからと言って相手をバカにしすぎです。あなたは努力して勉強して知識を蓄えて来た、あなたは天才ではなくそれだけ努力家なんです。努力で得たその豊富な知識を振りかざすだけでほとんど何もやってませんよ。そんな調子じゃ相手にもフラれて孤独になりますね。」
高城「そんな事ある訳!!」
香織「いえ、可能性は大きいです!例えば小室くんなら、」
孝「いや、高城は幼稚園の頃から知っているが・・・。」
香織「そう。あと平野くんにも態度でももう少し優しく接してください。そしてこれだけは言います。言葉は刃物と言われているんですって。」
高城「えっ!?」
孝「言葉は刃物って・・・。」
香織「高城さんが平野くんを軍ヲタだからと言葉で馬鹿したように・・・。私達人間の男女は口から発せられる言葉には「言霊」と言う能力を備えているんです、最低でもお互いの関係崩壊で相手を精神的に殺せる、自殺に追い込めるんですって・・・文字だって言葉なんですから差出人からの意思表示ですよ。最悪は国同士の戦争引き起こますし、核兵器より怖いかも・・・いいですね?」
高城「わ 分かったわよ・・・。平野!!」
平野「は はい!!」
高城「もう軍ヲタだからって馬鹿にした態度取らないから、もうちょっと優しく接するから学校では助けてくれてありがとう。」
平野「は はい・・・。」
小室「俺達人間の男女って口から発せられる言葉には「言霊」と言う能力が備わっている。」
香織「そして、私は転生する際に女神様に願ったんです。私のいた地球でテレビ放送していた特撮ヒーロの力とついでにウイルス兵器の召喚をお願いしますって。」
麗「ウイルス兵器!?」
高城「ウイルス兵器って・・・。」
香織「こういうホラーゲームがあって・・・バイオハザードって言います。」
冴子「バイオハザード・・・。」
静香先生「バイオハザード・・・。」
麗「バイオハザードって・・・?」
高城「生物災害よ!!」
香織「アメリカ中西部にある人口10万人ほどのラクーンシティですが、2,3作目では街全体にアンブレラと言われる国際的製薬会社の地下研究所で開発されていたTーウイルスが事故により、ネズミを媒介に下水道を通して、10万人が感染してゾンビ化。」
孝「おい 奴らだろ!?」
香織「もう言うから、「ゾンビ」化して街は壊滅寸前になったの。街を訪れた主人公の新人警官のレオンとラクーンの特殊部隊スターズの隊員・クリスの妹のクレア、3作目のジルは街からの脱出を図るんです。クレアはTの研究を元に進化させたGを開発したウィリアム・バーキンの娘であるシェリーを引き連れ、レオンと共に街から脱出した。ジルはアンブレラの隊員・カルロスと共にヘリで脱出しました。」
麗「ラクーンシティはどうなったの?」
香織「事態を重く見た大統領と連邦議会は滅菌作戦と称した核ミサイルを放ちます。」
静香先生「か、核ミサイル!?」
香織「10万人もろともラクーンシティは爆破によって消滅し、クレーター化したそうです。」
孝「何だと!?」
平野「でもどうして そんな事を!?」
高城「平野 真実が知られると都合が悪いからなのよ。研究所による事故が原因で街自体がそんな事になるなんて。裁判で追及されてるだろうし、隠蔽したくなるわよ。」
冴子「そうだな・・・例えば子供は悪い事してしまうと親にバレて怒られるのが怖いから誤魔化すのと同じさ。」
麗「そうか・・・。」
平野(高城さん 見下す様な目じゃなくて少し優しく教えてくれるようになった・・・。神城さんの言葉が効いたからかな。さっきまでだったら《そんな事も分かんないの?》とかだと思ったし・・・高城さん 少し変わったかな・・・。)
高城「でもそれはゲーム世界での話なんでしょ?」
香織「ええ。でもウイルス感染で人々が奴ら化したのは間違いないでしょうね・・・そう言わないとさすがに説明つかないと思う・・・日本でバイオハザード状態が発生している!それと、女神様と連絡して次の世界に行くメドが立ってきました。」
麗「次の世界!?つまりまた別の地球へ旅立つの!?」
ありす「香織お姉ちゃん この世界にはもういられないの!?」
香織「うん。あとちょっとだけかな。お別れ、つまりは世界移動用オーロラカーテンで・・・」
冴子「なるほど、この地球から旅立つ際はバスで見たオーロラカーテンで私達とはお別れってわけか。」
香織「ええ。」
孝「また別の地球へ旅立つって事か・・・。」
ありす「香織お姉ちゃん もう会う事は出来ないの?」
香織「うん もう会う事は出来ないの。ごめんね」
ありす「ううん。短い間だったけど、この家でちょっとは会えて楽しかったし、ありがとう。」
香織「じゃあ 気を取り直して、本題へ行こう。」
孝「そうだ。街はひどくなる一方だし、お前の親父さんは手際がいい。さすが偉い血筋の事だけはあるよ。お袋さんも凄いし。」
高城「ええ 凄いわ!それが自慢だった いまだってそう これだけのことを一日かそこらで でも・・・それができるなら」
孝「高城・・・・・・」
高城「名前で呼びなさいよ!!」
孝「ご両親を悪く言っちゃいけない こういう時だし大変だったのはみんな同じだし」
高城「いかにもママが言いそうなセリフね 分かってる分かってるわ 私の親は最高!!妙な事が分かった途端に行動を起こして屋敷と部下とその家族を守った!! 凄いわ 凄いわ 本当に凄い!!もちろん娘のことを忘れてたわけじゃない むしろ一番に考えた!!」
孝「それくらいに・・・・・・」
高城「さすがよ!!本当に凄いわ!さすがはアタシのパパとママ!!|生き残ってる筈がないから即座に諦めたなんて《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》!」
孝「やめろ 沙耶!!」
孝は高城の胸倉を掴んで持ち上げた。
高城「あ・・・・・・何よ いきなり でもようやく」
孝「
高城「・・・分かったわ 分かったから放して」
孝は下す。
孝「悪かった」
高城「ええ 本当にでも いいわ さ 本題にあたし達は」
すると、数台の車両が入ってきた。
孝達はバルコニーに出て来た。
香織「おお!!トラックが数台!!」
平野「? あれは・・・・・・?」
高城「そう 旧床主の高城家の現当主。全てを自分の掟で判断する男!アタシのパパ!!」
高城父「この男の名は土井哲太郎 高城家に仕えてきた旧家臣であり私の親友でもある!そして今日 救出活動のさなか部下を救おうとし・・・噛まれた!まさに自己犠牲の極み!人として最も高貴な行為である!!しかし・・・今や彼は人ではない ただひたすらに危険な”もの”へとなり果てた!」
高城父は刀を抜き始めた。
高城父「だからこそ私はここで・・・・・・真なる者へ高みの男としての義務を果たす。」
檻の扉が開いた途端にその彼は飛び掛かるが、首を切り落とされた。
高城家「・・・・・・これこそが我々の”いま”なのだ!!素晴らしい友 愛する家族 恋人だった”もの”でもためらわずに倒さねばならない!!生き残りたくば・・・・・・戦え!!」
孝「どうした平野・・・顔色悪いぞ?」
平野「刀じゃ効率が悪すぎる・・・・・・」
孝「何言ってる・・・。」
平野「効率が悪いんだよ!!日本刀の刃は骨に当たれば欠けるし3・4人も切ったら役立たずになる!!」
冴子「決めつけがすぎるよ 平野くん 剣の道においても強さは乗数で表されねばな 剣士の技量!刀の出来!そして精神の強固さ!この3つが高いレベルに掛け合わされたなら 何人斬ろうが戦闘力を失わない。」
平野「で でも血脂が付いたら」
孝「おい平野 もういいじゃないか。」
孝が触れようしたが、
平野「触るな!!邪魔するなよ!!まとも銃も撃てないくせに!!」
香織「仮面ライダーの剣達は刃こぼれはしないほど斬れ味凄いみたいだけどね。」
麗「それは作品の設定上でしょ?」
香織「まぁね。」
高城「ふぅん。」
平野「何だよ 神城さんまで・・・」
高城「平野ッアンタいい加減に!!」
平野はバルコニーから中へ去っていく。
孝「おい 平野!!」
香織「平野くん・・・。」
孝と共に香織も走り去る。ありすも同様であった。
冴子「同じ硬貨の裏表か」
孝と香織は廊下にいた。
ありす「お兄ちゃん!!香織お姉ちゃん!!」
香織「どうしたの?」
ありす「お兄ちゃん コータちゃんとケンカしたの?」
孝「・・・・・・そうかもしれない」
香織「お互いに分かり合えてないだけだと思うけどね」
孝「そうなのか・・・。」
ありす「じゃありすがいいことおしえてあげる もう一度おはなしするの!なにがいけないのかわかるまでコータちゃんとお話しするの!」
孝「・・・・・・僕に出来るかな」
香織「出来るんじゃない?」
ありす「できるよ!お兄ちゃんもコータちゃんも沙耶ちゃんのおうちにきてホッとしただけだもん!」
孝「・・・・・・ホッとしただけ」
香織「う~~ん。」
ありす「お兄ちゃんがはなしたがってるってありすが伝えてきてあげる!ジークおいで!」
ありすはジークと共に走り去る。
孝「・・・・・・バウンティの反乱だ・・・・・・」(中学2年ーーー春の連休直前の事だ 連休を楽しみ尽くすつもりだった僕らに 歴史好きの担任は僕らにこんな話をした 1788年 困難な航海を経て南太平洋の楽園タヒチに到着した一隻のイギリス軍官があった 名はバウンティ この船はタヒチに半年とどまったのち再び出航したが一か月もしないうちに反乱が起きた タヒチで気楽な毎日を送った乗員たちの規律がゆるみきっていたからだ 担任は連休をタヒチに僕らをバウンティ乗員に例えたわけだ そして・・・僕らは今 まだひとつのタヒチにいる」
香織「平野君・・・。」
ありす「お兄ちゃん!!香織お姉ちゃん!!!はやく はやくありすと一緒に来て!コータちゃんが コータちゃんが大変なの!」
高城「こっちに来たんじゃないの?ったくあいつは!あっ・・・」
目の先には池にいる冴子の姿が。
冴子「素晴らしい九紋竜だな これ程のものとなるとめったにみられない」
高城「剣道だけじゃなくて錦鯉にも詳しいのね たしかに似合ってるけどさ」
冴子「私は・・・・・・いや
平野「嫌だ!!」
高城家の部下「ざけんじゃねェ!!」
高城家の部下「さっさと渡せ!!」
高城家の部下「なぁ君・・・こういうご時世だ それだけの武器を独り占めしちゃいけない。我々に渡し」
平野「ダメです!!これは借り物なんだから、それにここにで俺以上にうまく使える奴なんていません!!」
平野は必死に銃を守る。
高城「分かってるわけね。あなた 昨日と変わりない今日 今日と変わらない明日を当然のものとして受け入れる幸せは喪われたわ!!たぶん永久に!」
冴子「そうだ あの懐かしい世界はすでに滅びた」
高城家の部下「おい。」
高城家の部下「フッ こうなったら子供のわがままに構ってられるか!!」
平野の周りに集まり始めた。
孝「平野?」
香織「状況的にまずくない?」
冴子「よって 君が口にした設問に戻るわけだ」
高城「ええ!飲み込まれるか別れるか!どちらを選ぶかで全てが変わるわ!」
高城父「何を騒いでいる!」
孝達が声の方へ振り向く。
その人物がやってきた。高城の母と共に。
高城家の部下「そ 総帥!」
高城家の部下「この子供が銃をオモチャと間違えているので!」
高城父が平野の前へ立つ。
壮一郎「私は高城壮一郎 旧床主 天道総合流総帥である 少年 名を聞こう!」
平野「ひ、平野コータ 藤美学園2年B組出席番号32番です!!」
壮一郎「声に覇気があるな平野君!ここにたどりつくまでにさぞ苦労したことだろう どうあっても銃は渡さぬつもりか」
平野「ダメです!イヤです!銃が無くなったら 俺は 俺はまた元通りになる!元通りにされてしまう! 自分に出来る事がようやく見つかったと思ったのに!!」
壮一郎「出来る事は何だ?言ってみろ。」
平野「それは・・・それは~~」
孝「あなたのお嬢さんを守る事です!!」
神城「まぁそうだよね。」
二人が壮一郎の前に出た。
平野「小室・・・それに神城さん。」
壮一郎「小室?なるほど 君の名前には覚えがある 沙耶とは長いつきあいだな」
孝「はい ですがこの地獄のはじまりから沙耶・・・・・・お嬢さんを守り続けて来たのは平野です」
壮一郎「それで、お嬢さんは何者かな?」
壮一郎は若干睨みつけて来た。
香織「あなた 常にらみつけるような目で人相悪くないですか・・・。お母様もよくこんな人と結婚する気になりましたね?」
高城母「神城さん!!」
香織「本当の事でしょ?力があろうが、もうちょっと愛嬌ある顔が出来そうな人がいいと思いますよ?」
高城家の部下「この娘 調子に乗るな!!」
香織「私はあなた達なんかより強いですから 変身してノックアウトできるほどの能力あるので。それともうちょっとでこの世界を去り、次の地球へ旅立ちます。」
壮一郎「この世界・・・次の地球?何を言ってるんだね?」
香織「パラレルワールドをご存じない?」
壮一郎「パラレルワールド・・・。」
部下達もザワザワする。
ありす「コータちゃん!」
ありすが平野に抱きつく。
冴子「彼の勇気は自分も目にしております 高城総帥」
高城「アタシもよ パパ!」
高城も来て、
高城「確かにこいつは軍ヲタだけど、平野のおかげで私は共に奴らのいた学校を脱出できてここにこうやっている。平野がアタシを守ってくれたのよ パパじゃなくてね!!軍オタクだからと言って知識でも馬鹿にできないって事よ!!こうやって証明できているんだから!!」
平野「高城・・・さん。」
高城「言ったでしょ・・・。オタクだからとバカにする態度は取らないって・・・。私も少しは分かってきたから。言葉の力って怖いわよね・・・平野 ごめんね 今まで・・・」
平野「いえ・・・。」
壮一郎の部下「言葉の力は怖いのか・・・。」
香織「たまにつく嘘を含むって事ですよ。」
壮一郎「たまにつく嘘を含むだと・・・。」
そして陰からそれを見て連絡を取る男子。
男子「ええ そうです 逃げる準備を整えています 今助けを求めたなら中へ入れてくれるはずです ええ・・・・・・紫藤先生!」
バス内の紫藤は携帯を切り、閉じた。