今年も残すところ後数時間と言ったところまで来ましたね。今年は皆さんにこの小説を読んでいただいたり、感想をいただいたり……とても良い年になりました。
そんな訳で、前回に引き続き後編ですね。タイトルに青春ってありますが、あまり青春してない気もします。というかそもそも青春って何……?寂しい学生生活を送ってきた私には縁もゆかりも無い話です……。
それでは皆さん、今回もよろしくお願いします。
「かがみ~ん。前方にかんちゃんをはっけ~ん!」
「お、おうよ……」
しばらく砂浜を全力疾走していると、本音の言う通り簪が見えてきた。よく見ると波打ち際にて佇んでいるようだが、4組に気を許せる友人は……いや、これ以上は考えないでおこう……。
「とうちゃ~く!」
「ほ、本音……?それに真も……」
簪の少し手前でズザザと砂浜に足でブレーキをかけると、砂を巻き上げて俺は完全に停止する。走って現れたせいか簪は驚いている様子だった。
「かんちゃ~ん!かがみん凄いんだよ~。私をおんぶしても速かった~」
「ま、まぁな……。流石に疲れたけども……」
本音は俺の背中から降りて興奮気味にそう言う。背中におぶってみたが、本音は軽かったし少ない負担だった。だけどいくら軽かったにしても全力疾走は無理があったようだ。
「お疲れ様……」
「ああ、ありがとう。……って簪、裸眼で見えるのか?」
「あ……私は別に、目が悪い訳じゃないから……」
どうやら簪がつけている眼鏡は、視力矯正の目的ではなく、ISの簡易ディスプレイらしい。そんなものを常日頃からかけていたとは思いもしなかった。
それにしても……眼鏡一つでかなり印象が違って見えるものだ。女の子という生き物はその辺りが不思議だよな。こういう考えは簪に失礼かもしれないが、眼鏡が無い方が可愛く見える。
「そ、そんなに見ないで……」
「わ、悪い!?似合ってるもんだからつい……」
どうやら簪の顔では無く水着姿を凝視していると勘違いされたみたいだ。慌てて弁明するが、あんまり効果は無いと言うか、むしろ焦って身体を見ていたことを認めるような発言をしてしまう。
「似合ってる……本当に?」
「おう……似合ってるし、可愛い」
観念して率直な感想を述べると、簪はさっきの本音以上に顔を赤くして俯く。元が照れやな為か必要以上に見えなくもないが……。というより、そんなに照れられるとこっちまで恥ずかしくなってくる。
「それじゃ~さっそく遊ぼうよ~」
「うん……何して遊ぼうか……」
さて、何をして遊んだものか……。泳いでも良いのだが、俺と簪はともかく本音の水着?はあまり水に浸かるには適さない形だし……ふ~む……。
「あ~、そうだ~」
「何か思いついたのか?」
「かがみんの力自慢を有効利用だよ~」
「俺の……?」
「かがみんに~放り投げてもらうの~」
そう言って本音はブンッと何かを投げ捨てるようなジェスチャーを見せる。それは正直どうなのだろうか?スリルを楽しむ類の遊びという事なのだろうが……。
「まぁいいか……それならもう少し奥に行こう。足が楽に付くような場所は危ない」
「は~い」
そういう訳で、バシャバシャと海水をかき分けしばらく奥の方へ行く。少し歩くと、海水の水位は俺の膝に届くか届かないくらいだ。これなら、安全に注意すれば問題ないレベルだろう。
「このへんでいいか」
「それじゃ~よろしくね~。かがみ~ん」
こちらに向かって両腕を広げる本音を見て思った。そうか、投げるにはお姫様抱っこをしなくてはならないのかと……。い、いや考えろよ俺。さっき本音を背中に抱えたときはむっ、胸が当たっていたではないか。それと比べればお姫様抱っこの恥ずかしさなんざ軽い軽い。
「よ、よし。じっとしてろよ」
「分かったよ~」
俺が腰を低くしていつでも来いと両腕を構えると、本音は大人しく俺の両腕に収まった……のだが、本音の両腕はなぜか俺の首に回されている。
「ほ、本音……このままじゃ投げれないんだが……」
「あ~そっか~。えへへ~失敗失敗~」
そう言って本音は後ろ頭を撫でるが、確信犯な気がしてならないのは俺だけだろうか?指摘したらすんなり腕は離してくれたから良いけど……。
「そんじゃ、行くぞ」
「わ~、なんだかドキドキしてきたかも~」
より遠く、より高く本音を投げ飛ばすため。腕の中にいる本音を揺りかごのように振って勢いをつける。物理的な法則に従って、揺れはだんだんと大きいものになってゆく。
揺れが最高地点に到達すると同時に、俺の筋肉を総動員。後はフルパワーで、本音を投げるのみ!
「ぬぅおりゃああああ!!」
「きゃ~!」
ザッバーン!
俺の気合いの雄叫びと共に、電気ネズミもとい本音が宙を舞った。お~……思ったよりも遠くに飛んだものだ、これはちと気合を入れ過ぎたのかもしれない。
「本音~大丈夫か~?」
「う~ん!すっごく楽しいよコレ~!」
本音は少し遠くでブンブンと元気に腕を振る。俺はその姿を見てとりあえず一安心だ。安心の溜息をつきながら本音を見ていると、トントンと肩を叩かれる。
「簪?」
「私も……やりたい」
「ん……?あ、ああ……そうか、じゃあ……ほら」
簪がやりたいと思うのは少し意外で反応が遅れたが、やりたいというのなら断りはしない。俺は本音の時と同じようにして腕を広げる。
「簪……その、天丼はどうかと……」
「ごめんなさい……つい……」
抱えてみると、これまた簪も俺の首に両腕を回してきた。きっと、今の俺は耳まで赤い事だろう。それでなくても水着なのに……そんな姿で密着されると……。
「え……ええい!いくぞ、簪」
「う、うん……」
本音は勢いをつけているときはワクワクした様子だったが、簪は少しばかり不安そうだ。今になって怖くなってきたのか?ふむ……本音の時にやりすぎたことは分かってるし、少し加減をして……っと。
「うおりゃ!」
「キャッ!」
バシャン!
歩おり投げられた簪は、小さく悲鳴を上げた。飛距離的にもちょうどいいくらいだろう。海面から上がってきた簪に本音は近寄って行った。
「どうだった~?かんちゃ~ん」
「うん……。すごく楽しい……」
あらま、意外と好感触だったようだ。表情の変化が少ない簪も、一目見ただけで笑顔だと判別できるほどだ。気に入って貰えたなら俺も満足ですとも。
「ね~かがみ~ん。もういっか~い」
「そ、そんなに楽しかったか?」
「たぶん、真が思ってるよりは……楽しいよ」
そんなものなのだろうか?簪なんてISに乗ってるんだから高いとか落ちるだとかのスリルは慣れてるんじゃ……?それとこれとは別物か?まぁいいや、それならリクエストにこたえるとしよう。
だが、このもう一回というセリフが曲者だった。本音と簪を投げる→帰ってくる→もう一回。これを何回ループした事か……。いくら俺が力自慢の体力自慢とはいえ、限界というものがある。
「ちょっ、2人とも……タイムだ……。これ以上は勘弁してくれ……!」
「え~……」
「仕方ないよ、本音……。真もムリ言ってごめんね……」
「ああ……少し休めば平気だから……」
息も絶え絶えな俺が中止の提案をすると、本音は少しだけ残念そうだった。海でしかこういう事は出来ないからな……次はもう少し持久力を鍛えて出直してこよう。
**********
「あれ?のほほんさんに加賀美君に……四組の更識さん?」
「む……あぁ、お前らか」
海から砂浜に戻ってみると、ビーチボールを持った3人組がいた。相川と鷹月に……えっと櫛灘……だったかな?失礼ながらすごく自信がない。
「ど~したの~?」
「それがさ、いざビーチバレー!って意気込んだのは良いんだけど、相手がいなくって」
「で、調度いい所に同じく三人組が!」
そう言ってビシッと俺達を一人一人指さしながら告げる。つまりは、俺達に相手をしろという事なのだろうか。……俺は別にいいんだけど。
「……良いのか?その、俺が混ざっても」
「寂しい事を言うねぇ加賀美君は。良いに決まってるじゃん」
何を言ってるんだコイツはみたいな目で見られた。…………てっきり避けられてる物だと思っていたが、どうやら考え過ぎだったらしい。
「そ、そうか?えっと……2人はどうする」
「やる~!」
「私も、混ざって良いのなら……」
「よし、それなら俺ら全員参加って事で」
ビーチバレーにしてもコートが無くては始まらない。それぞれ役割分担をしてささっとコートを作った。残りは細かいルールだ。タッチ3回、連続スパイク禁止、十点先取のワンセットという事でまとまったが……。
「一ついいか?」
「どうかした?」
「俺、スパイクなしでも良い」
「それだと加賀美君たちってかなり……」
「織斑はともかく、俺がスパイク打つのは高度が高くて怖いだろ。なに、なんとかなる」
俺がそう言ってコートに入ると、相川たちはどうやら俺の気遣いがそうとう意外らしい。「加賀美君ってこんな感じの人だっけ?」とか「情け容赦ないイメージだけど……」とか聞こえてくる。
「じゃ、じゃあ始めようか!」
そういう訳で、ビーチバレーがスタートする。まずは向こうのサーブからだ。結構速度があったものの、簪は余裕のレシーブ。ふわりと上がったボールを俺がトス。
「簪~」
「うん……!」
バシン!
体を反らして勢いよくビーチボールを簪がスパイク。ボールは見事にブロックをすり抜けてゆき、砂浜の上を跳ねた。…………簪、運動できるじゃないか。
「くっ!一筋縄じゃいかないわね」
「まだまだ、次は向こうのサーブからだし。反撃のチャンスだよ」
ええ、確かにこちら側からのサーブだからさっきの逆パターンになる可能性は十分にありますとも。だが、そうはさせないための俺だ。
簪のサーブからのレシーブ、トス、スパイクと向こうも全く同じ流れだ。だが、俺は向こうチームのスパイクに合わせて「軽く」ジャンプする。
「ディ~フェンスッ!」
「えっ、たっ高っ!?」
ベシ!
余裕のジャンプで向こうのスパイクを叩き落とす。こういった身長の有利が効くスポーツは俺にとってカモでしかない。中学時代に友達がいない俺ですら体育の時間は重宝されたものだ。
「ま……まだまだ……」
口ではそう言っているが、まだ二点目なのに幾分か元気がないようにも見えてきた。まぁそっから先は割と一方的ですわ。フェイントに引っかかって何本か通したりしたけど、そこは簪がしっかりカバーしてくれる。
……あれ?本音……何もして無くね?楽しめてないんじゃないだろうか……と思ったけど、いらない心配だったらしい。ニコニコと楽しそうな笑みを終始浮かべている。
「隙あり!」
「あっ、ヤバッ……!」
「わ~わ~。こっち来ちゃった~」
本音の様子をうかがっていたら、スパイクがあろうことか本音の方に飛んでゆく。本音ー!?ボールが飛んできてからレシーブの構えを取り始めるんじゃないよ!
「え~い」
一応だが、ボールは本音の腕に当たりコートの外の方までポーンと飛んでゆく。これにはさすがに点を取ったものだと、向こうのチームはしてやったり顔だ。
「ごめ~ん。失敗だよ~」
「大丈夫、普通に届くから」
俺はボールが飛んで行った方向に少し助走をつけて低空飛行で飛び込む。全力で腕を伸ばし軽く手首を振ってボールにタッチした。いわゆる回転レシーブという奴。
「う、嘘!?」
まさか届くと思っていなかったのか、山なりに飛んだボールは向こうチームの頭上を越えて、コートの端ギリギリにポンと落ちた。
「真……すごいよ」
「流石かがみ~ん!」
「ハッ、まぁな」
駆け寄ってくる2人に俺は少し得意げに答えた。やはりスポーツは俺のテリトリーでしかないな。しばらくこういった機会が無かったものだから、改めて自信がついた。…………女子相手に言えた事ではないかもしれないが。
「か……勝てる気がしない……」
「もうダメだぁ……おしまいだぁ……」
ふと向こうチームに目をやって見ると、3人そろって膝をつきながらネガティブな発言をし始める。諦めたらそこで試合終了ですよ(非道)
とはいえ、かなり手加減してるんだが……。どうしたものか、俺が抜けると今度は明らかに簪と本音が不利だろうし……。何かいい方法は無いだろうか?
「おっ、真。やってるな」
「どっから沸いて出やがった!」
「ゲフッ!?」
いきなり現れた織斑の方に走り込んでランニング・ネックブリーカー・ドロップをかける。織斑は背中から叩きつけられるが、砂浜なのでダメージ半減といったところだろう。
「わぁ!?大丈夫、一夏!」
「ほぅ、見事なプロレス技だな。流石だ、戦友よ」
盛大にむせ返る織斑の傍らには、デュノアとボーデヴィッヒが居る。ええい、簪がいる中で織斑と遭遇するのでさえ良くない状況だってのに、面倒くさいのが居るもんだ……。
「ま、真……本当に首だけは勘弁してくれよ……」
「煩いよ、黙れよ、こっち来るなよ」
フラフラとこちらに寄って来る織斑。それを見て俺は反射的に簪を後ろに隠していた。ジリジリと寄ってくる織斑に対して、俺もジリジリと後退していく。
「真……大丈夫だから」
「……簪。…………分かった。簪がそう言うなら」
簪が決めた事なら、俺はこれ以上口出しできない。そのままスッと横にずれて簪を隠すのを止めた。大丈夫……らしいが、表情は少しだけきつい。
「真の友達……だよな?俺は……」
「知ってる……」
「そうだよな、今更自己紹介しなくても知ってるよな」
織斑はハハハと笑顔を浮かべているが、簪が放つ少しばかりの敵意を感じ取っているようだ。訳が分からないなりに、言葉を選んでいるように見える。
「え……っと、名前とか聞いても良いか」
「更識 簪……」
「そうか、更識さんか」
「苗字で呼ばないで……」
あ~、なんか初対面の頃が思い出される。ここまで冷たい口調ではなかったが、俺も初めのころは何を言っても短い返答しかなかったな……。
「それなら、よろしくな簪さん」
「…………」
織斑は右手を差し出すが、簪はこれを流石にスルー。ま、専用機開発が凍結した原因となった奴とは流石に握手をする気にはなれんだろう。
「なぁ、真。俺って、彼女に何かしたか?」
「…………お前は何もしてない。だが、お前が悪いのも確かだ」
「ど、どっちだ……?」
ああ、自分で言ってても矛盾してるのは分かっている。しかし、こう表現するほか具体的な表現が見つからないのである。
「とにかく、お前は悪くは無い。だから無理に簪と仲良くなろうとするのだけは止めてやれ。これは……簪の気持ちの問題だからな……」
「そうか……。分かった、簪さんが歩み寄ってくれるのを待つことにする」
俺は織斑の言葉に黙って頷いた。その沈黙には分かってくれてありがとうと言う感謝も含まれている。絶対口には出してやらないけどな。
「ところで、お前らは何しに来たんだ?」
「案外やる事が無くてさ、シャルとラウラと合流して歩いてたら、たまたまビーチバレーをしてる真達を……って、俺達無視して始まってるな」
「ん?あぁ、本当だ……」
俺達が難しい話をしている間に、デュノアとボーデヴィッヒが混ざってキャッキャッと楽しそうにやっている。人数の関係か、本音はコートから外れて観戦だ。
「俺達もいくか」
「いや、俺は少し休む。好きに混ざって来いよ」
「分かった。お~い!俺も入るぜ」
「あっ、織斑君!」
「人数増えてきたね、一回シャッフルしようか」
コートに入っていく織斑を見届けた俺は、本音の隣に腰掛けた。すると本音はパッと明るい表情を見せ、こちらににじり寄ってくる。なんでさ、暑いのだからもう少し離れればいいものを。
「かがみ~ん。ありがとうね~」
「な、何が?」
「かんちゃんの事だよ~」
「簪の……?」
むむむ?俺が簪に何かして、それを本音に感謝されるようなことをしただろうか。考えてみても全く思い当たる節が無い。俺のよく分かっていない表情を察してか、本音は続けた。
「今までのかんちゃんだったら~、絶対おりむ~から逃げてたと思うんだよね~」
「そうなのか……」
「そうなのだ~。かんちゃんはね~かがみんと出会って結構変わったんだよ~」
「具体的には、どう違うんだ」
「う~ん……良く笑うようになったかな~、今まではなんだか思いつめてる表情も多かったけど~」
そう言われてみて、簪を眺めると確かに今も笑顔だ。織斑がビーチバレーに混ざっているにもかかわらず、楽しそうにしている。
「いや……でも俺は何もしてないだろ。もし簪が変わったってんなら、それはきっと簪が自分で変わろうとしたからで……」
「何事にもきっかけはある物だよ~?かがみんは~知らない内にかんちゃんの背中を押してあげてるんだと思うな~」
そうは言われても実感がわかないな……確かに少しは簪に自信を持ってもらいたいとは思ってはいるが、行動に移したことはまだない。
「俺みたいなのは、何の手本にもならねぇよ」
「相変わらず素直じゃないね~」
いや、この件に関しては本気で俺が何かしたって思えないんだよ。だって、俺は至って普通に簪と接していただけだし、簪が明るくなったのならそれはそれで結果オーライってだけだ。
「かがみ~ん、こういう考え方はどうかな~?自分で意識しなくても~それが誰かのためになってるんだったら~それはきっとすごい事なんだよ~」
「……そうか」
「うん~。かがみんは~きっと変に意識するより~ありのままの方が良いよ~」
それこそ自然体の俺とか、口から出る言葉の半分以上は皮肉や悪口なんですが……。でもぼーっとしてるようで本音は良く人を見てるからな、本音がそういうのなら……って気がしなくも無い。
「それにね~、私は~そのままのかがみんが大好きだよ~」
「…………はい?」
俺の聞き間違いだろうか?今……本音がとんでもない事を言った気がする。というか、言ったよね?織斑の如く難聴ではないし、聞き間違えるはずがない。
「えへへ~休憩お~わり~。混ざってくるね~かがみ~ん」
「お、おう。行ってこい」
どういう意味かと聞き返そうとしたが、うまく逃げられてしまう。焦らし……という奴なのだろうか?いやいやいやいや!!落ち着け俺!今のは友達としての意味に決まってる。
「そうに……決まってるだろ……」
半ば自分にそう言い聞かせ、そう呟いた。本音は何事も無かったようにビーチバレーに参加している。うぐぁぁ……もう!なんなんだ……簪といい本音といい……。
「おい!俺も混ぜろ!」
考えれば考えるほどモヤモヤするので、とりあえずスポーツで気を紛らわすことに。少しばかり暴走していた俺は、我を忘れてスパイクを打ち込む。
結果俺のモヤモヤ発散の餌食となったのは主に織斑だった。ことごとく決まるスパイクは、次々と織斑の顔面に吸い込まれていく。手加減を忘れて本気でプレーする俺の姿はのちに「ビーチの破壊神」と呼ばれることになる……らしい。
目標であった臨海学校編までは何とか投稿できました……。まだまだこれからの展開が……と言ったところですが、今年の更新はこれで最後です。
8月から書き始めて、約4か月ちょっとですが今年は皆さん本当にありがとうございました!まさかこんなに沢山の方に読んで頂けるとは思ってもいなかったので……。
私のような初心者の小説をお気に入りしてくれた方、本当にありがとうございます!私のような初心者の小説に感想をくれた方、本当にありがとうございます!
感謝の言葉が述べきれないほどです。よければ、来年からもぜひ私ことマスクドライダーと「戦いの神(笑)ですが何か?」の事を温かく、厳しく見守って下さい!
それでは皆さん、今年は本当にありがとうございました!