今回でようやく学園祭編が終了となりそうです。いやぁ、なんとなく満足行く回が多かったですね。個人的な感想ですが……。
本当はもっとやりたい事もあったんですけどね、ドンドン先へ進めていかねば……。この二次創作も何年も続ける気はありませんし。
とはいえ……一年はかかっちゃうかな……?……まぁあまり先の事ばかり言うのもアレですし、今回もとっとと本編に行っちゃってください。
それでは皆さん、今回もよろしくお願いします。
『マスター、ハイパーセンサーをご覧ください』
『あれは……ボーデヴィッヒにオルコットか……。確かに、確保には成功しているらしいな』
広いIS学園の敷地内を飛び回り、逃げた女を捜索していると、青子にハイパーセンサーを見るよう促された。そこにはAICで女を捉えているボーデヴィッヒと、女が余計な事をせぬように銃を構えているオルコットの姿が見えた。
傍から見れば、あの女が捕まったと安心するところだろう。しかし……俺は未だに胸騒ぎを抑えきれないでいた。俺の杞憂ならばそれでよいのだが……とにかく合流し、備えておこう。
「真さん、お手柄ですわね!不審者を見事に追い詰めたようで」
「オルコット、ありがたいが……そう言うのは後だ」
『戦友の言う通りだな、油断はしない方が良い』
地上の女をズームしてみると、まるで猟犬のように歯をむき出しながら、俺を睨んでいた。すげぇ迫力だ……それこそ、今近づいたら喉笛にでも噛みつかれそうな気さえする。
俺はボーデヴィッヒに細心の注意を払うよう念を押す。……軍人である彼女には、かなり余計な事なのだろう。だが……時間がたつにつれ、俺の胸騒ぎは加速していく。いや……むしろ、近づいて来ていると言っても良いような……。
「(近づい……て?)!?」
「? 真さん……?」
その瞬間、ゾワリと背中を何かが這ったような……嫌悪感を覚えた。そうだ……確かに近づいて来ている!俺は大慌てで遥か水平線を眺めた。
「あぁ……なるほどな、嫌な予感は……テメェか!」
「さ、先ほどから何を……。っ!?あ……アレは!?」
俺が振り向いた方向……そちらから、近づいて来ているのは『奴』。正確に言えば、蝶のような形をしたISの背に乗っているが、俺には……赤いISにしか目がいかない。
「会いたかったぜ……カブトォ!」
『M、アレには手を出すな』
「了解した」
俺が真っ直ぐカブトに接近を試みると、奴もこちらに狙いを定めたかのように向かって来る。いいね、乗ってくれるのは大変ありがたい。
蝶のISの方は、悪いがオルコットに任せるとしよう。というかむしろ、アチラが俺に興味を示していないらしい。おあつらえむけだ……これで思い切りやれる!
「おおおおっ!」
『…………』
ガギィ!
ぶつかり、火花を散らすダブルカリバーとクナイガン……形態としては既にクナイだ。今までだったら素直につばぜり合いをしてるところだろうよ……だが!
俺は数瞬だけ腕に乗せている重心を、力を抜く事で反らした。そのまま数間隔ほど距離を置き、サマーソルトキックの要領でカブトの顔面を狙った。
俺の脚は、カブトの顎辺りに当たった……が、深い物ではない。サマーソルトを振り切り、元の体勢に戻った俺は、斜めに回転し、切り払うように蹴り込む。
矢継ぎ早の連撃だったためか、今度の蹴りはカブトの肩に思切り食い込んだ。ここで手を止めるつもりはなく、首に足を鎌のように引っかけ、こちらに引き寄せる。
「おらっ!」
ガッ!
引き寄せた顔面に、左足で膝蹴りをお見舞いした。ここに来て、ようやく手応えのある一撃がはいる。盛大に体を反らしたカブト、さらに追撃……と行きたい所だったが、離脱を許してしまう。
『…………』
距離の空いたカブトは、右手のクナイをポイッと左手にパスするような仕草をみせる。そしてそのまま、空いた右手にもう一本のカブトクナイガンをアックスモードで展開した。
なんでもう一本?と思ったが、何ら不思議な事ではないな……。今のカブトはISだ……別にカブトクナイガンを何本持っていても不思議ではない。もしかすると、俺の知らない武装を積んでいるかも……。
『…………』
とかなんとか考えてる間に、カブトはこちらに向かって来る。二刀流対二刀流か……?それなら、こちらに利があると信じたい。なにせこの双剣は、ガタックの代名詞でもあるのだから。
カブトはまずアックスで横に切りかかって来るが……『今』の俺なら問題なし……視認さえできれば。少し後ろに引いて躱すと、切りかかった勢いを殺さぬように、回転しつつ逆手に構えたクナイで刺突。これは逆さに構えたマイナスカリバーで受け流した。
「そこだ!」
ガギィ!
背中ががら空きになったため、反撃を試みるが、カブトは振り向かないままアックスでプラスカリバーを受け止めた。それならと、マイナスカリバーで斬りかかるが……。
『…………』
カブトはノールックでこちらにクナイを投擲した。クソッ、受けても良いのだが……そこから更なる反撃に繋げてしまうかもしれない。マイナスカリバーでクナイを弾くと……。
アックスから突然ふわっと力が失せ、俺はよろけてしまう。俺の使った手を利用された!?と思った時にはもう遅い。こちらに振り返ったカブトは、俺の腹部にクナイガン、ガンモードのエネルギー弾を連射で浴びせた。
ドン!ドン!ドン!ドン!
「ぐあっ!」
これだけでは終わらない。弾いたクナイを手に収めると、今度は順手持ちで首元目がけて突きを放つ。大丈夫だ……落ち着け、俺には見えている!集中すると、何の事は無い……それまでハイスピードに見えていた動きが、急に遅くなるのを感じた。
俺は思い切り首を右方向に逸らす。ギャリリ!と音を立てながら首元を擦れるが……避けたと言っても良いよな!俺がクナイを交わしたことにより、カブトはほぼ密着した状態だ。カブトの胸部装甲に、ダブルカリバーを八の字に押し付け、振り下ろした。
「ぬ……どりゃああああ!」
ギィイイイイイ!
火花や小さなスパークを起こしながら、カブトの胸部装甲は焼け焦げ、見事に八の字の傷跡が付いた。どうじゃボケおらぁ!いつだったかの借り、一つは返したぜ!
『フッ……』
「テメェ……何がおかしい!」
『それで良い……。向かってこい、全力の貴様を殺してやる』
「…………」
『ま……次以降の話だがな』
カブトが小さくそう呟くと、俺の真横を蝶のISが通過し、カブトはその背に乗った。って、何!?ボーデヴィッヒとオルコットは……やられてる……?あの二人を、この短時間で……あの女もただ者ではないと言うのか。
「待て!だったら今すぐ殺して見せろ!」
『…………また会おう』
蝶のISのスピードはすさまじく、エクステンダーなしのガタックでは追いつけそうもない。結局……逃がしたか……クソ、カブトが……どこまであいつは力を隠してる……?
『マスター、地上の二人に手を貸しましょう』
『そうだな……降りるか』
そこまで酷くボロボロと言うほどでもないが、彼女たちも立派な女性だ。ここは一つ、男らしく紳士に行こうじゃねぇの。戦いを終えた俺は、静かに二人の元へ戻るのであった。
**********
学園祭も一部トラブルがあったものの、終わりを告げた。俺達は講堂にビシッと整列し、壇上に立っている楯無先輩のシメの言葉を言葉を聞いている。
それと同時に、出し物の投票に関する結果発表も行うらしい。結果の分かっている俺からすると、退屈な事この上ない。ふわぁ……と欠伸をするのと同時に、楯無先輩が結果を述べた。
「一位は、生徒会主催の参加型劇……シンデレラ!」
発表と同時に、ブーイングの嵐が巻き起こった。無理も無い……この投票結果次第で、俺と一夏の所存が決まるのだから……どうして生徒会なんだーってなるよな……。
でも……楯無先輩が、こういう事態を想定していなかったのは考えにくい。いったいどうやってこの騒ぎを鎮める気なんだ?会長権限です!とでも言おうものなら、更にブーイングが激しくなりそうだ。
「はいはい皆、落ち着いて。織斑 一夏君と加賀美 真君は、各部活動に派遣いたします!」
はい……?
「男子だから大会とかは無理だけど……庶務等をやらせてあげてください。申請書は、生徒会に提出するように」
「何ぃぃぃぃいいいい!?」
オーイエイエイエふざけんな、こんなのアリかよマジで契約違反だ。下手に出て生徒会に入ってやったらこんな仕打ちかよ。信頼してた先輩に助けてもらえなくてオンドゥルルラギッタンディスカって叫んでるようなもんさ、詐欺だよ詐欺。
だが……あの先輩の事だ……きっと、冗談で済ますはずがない……。まぁ……諦めよう、人間いつだってそれが肝心だ。なんだか、この年にして社会の縮図という物を理解してしまった気がする。
「特に意見が無いようなので、二人は生徒会に所属と言う事で」
各部のアピール合戦の最中、楯無先輩の声は良く通った。これで正式に生徒会に所属したことになる訳だが、どうやら大変な事になりそうだ……。
各部活に駆り出され、勉強や訓練に支障がでなければいいな……。とにかく、俺の心の中で固く決心したことが一つある。以後……楯無先輩の仕事だけは、絶対に手伝わん!
案の定の事ながら、今日一日はずっと質問攻めだった。俺も一夏も必要以上にくたびれていると言うのに、楯無先輩からメールが入る。放課後、生徒会室に集合せよとのこと……。
あんな事が起きた後だ……どうにも気が進まない。だけど楯無先輩に逆らうと、どんな仕置きが待っているか……。俺は一夏の肩を叩き、諦めるように諭した。
そのまま二人して、生徒会室目指して歩き出す。だが……一夏の様子がどこか変だ。いつもだったら迷わず俺の横を歩いて、軽口の一つや二つを叩くのに、俺の少し後ろをついて来て口は開かない。
一夏が俺に話しかけて、俺がそれに返すのが常だったからなぁ……なんて話しかけていいか分からん。あれ?俺、今コミュニケーション能力に問題が有る発言をしなかったか?
「なぁ」
「どうした?」
背後の一夏が、俺に向かって声をかけた。振り向かずに答えるが、話しかけられてヒッソリと安心している俺氏。どうやら聞きたい事があるようだが……。
「真は……あの人に鍛えられたのか?」
「半分正解。ちょっと長くなるが……」
質問に答えるには、ZECT襲撃事件から遡らなければならなかった。カブトに敗北し、爺ちゃんを危険にさらし、死ぬほど悔しかった事……そこから、強くなろうと決意し、楯無先輩に師事した。
とは言っても岬さんの言いつけどおりに、人に教えられるのではなく自分で気づく……って点は遵守したが。そのくらいの事を、俺はかなりかいつまんで話した。
「そうか……」
「んな事を聞いて、どうすんだ?」
「いや、ただ……真が強くなっててさ、ちょっとビックリして」
「まぁな、もう今までの俺じゃない」
俺が本気を出せばこんなモン……なんて、調子に乗った事は言わない。ただ……夏休み以前の俺と、今の俺が戦ったとして、絶対に負ける事は無い……とは思ってる。
それが調子に乗っているっていう事なのか?でも俺自身はまだまだ上を目指している。少しづつ、少しづつ目標を定めていくつもりだ。とりあえずは……候補生四名の内、過半数に勝ち越す……ってとこか。
「…………なぁ」
「んだよ」
「俺、強くなるよ」
「……さっきからどうした」
なにやら不可解な発言を繰り返す一夏に、訝しむ視線を送った。すると一夏は立ち止まり、俺に向かって生き生きとした様子で語り始めた。
「襲われた時に何も出来なくて……俺は、悔しかった。多分だけど……その、真が悔しかった時と同じくらいに」
「…………」
「真は……すげぇ努力してたもんな。俺がどれだけ口ばっかりなのかって……思い知らされたよ」
口ばっかり……ねぇ?まぁ正直……一夏はそういう所はあるな。だが、誰かのために何かを頑張ろうって……そう思える事は、大事だ。俺なんて、他人の事を気にし始めたのは最近の事なのだから。
「だから、もっと頑張る事にした。皆を守るとか、そういう事を言うのは俺がもっと強くなってからだ。とりあえずは真、すぐにお前を追い抜いて見せるからな!」
「……そうか、それなら俺は、一夏の前に立ちはだかるぜ。で、追い抜かれたなら……すぐに追い越す。テメェにだけは、前を走らせてやらねぇよ」
「上等!見てろよ真!」
一夏は以前の俺がしたように、拳をこちらに突き出した。……なんか、良いもんだな。こういうのを友情と呼ぶのだろうか?まさか、俺が他人相手に友情を感じる時が来ようとは。
突き出された拳に、俺は答えた。コツンと言うよりはゴッ!と痛そうな音を上げて、俺と一夏の拳はぶつかる。一夏は痛そうに涙目を浮かべるが、全然平気な俺は続けて一夏にヘッドロックを仕掛ける。
「痛たたたた!これは余計だろ!?」
「うっせー、らしくもなく辛気臭ぇ顔してた罰だ」
「理不尽だ!?」
やっぱコイツはこうでなくちゃな……。どうしようもなくバカで、真っ直ぐで……それでこそ織斑一夏だ。その真っ直ぐさに救われたのが、俺だ。
俺も、コイツが困ってるんなら助けてやりたいと思う。一夏がそうしてくれたように、俺も……。とにかく今は、言った通りに立ちはだかる事……だな。まぁ端から負けてやるつもりはないが。
「お~……痛かった……。なんか、真から生身で攻撃を喰らうのは久しぶりだな……」
「そうかもな……。んじゃ、行くか……行きたかねぇけど……」
「あぁ……観念するか……」
一夏を離し生徒会室へ向かう提案を出すと、視線をそらしつつ、どこか虚しげな表情を浮かべる。一夏はどうやら、楯無先輩を苦手とするらしい。俺も最近は慣れたが、別に得意な方ではない……。
さて、いざゆかん、生徒会室へ……。実際に向かってみた所、何の事は無い……俺と一夏の歓迎会だった。俺と一夏は楯無先輩に猛抗議をするが、相手にはされず……。
仕方が無いので、虚先輩の焼いたケーキを食べ、心を落ち着かせることに……。はぁ……今後の俺達の扱いのほかに、気がかりな事がもう一つ……。
歓迎会に、簪の姿は無かった。どうやら、打鉄弐式の件がまだ尾を引いているらしい。本人いわく、一夏を生徒会へ入れること自体に反対ではない……と言っていたが……。
まぁ……普通は気持ちの整理がつかんわな。どうにかして、とっとと打鉄弐式を完成させない事には、一夏と簪の蟠りは消えないだろう。
あ~チクショウ……本当に誰も悪くないからこの件はややこしいんだよ。最近は整備の方も順調みたいだからあまり心配はしてないが……簪も揃った生徒会をこの目で見たいものだ……。
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「てめぇら、どういう事だ!」
高層マンションの一室で、オータムの怒声が響いた。オータムに詰め寄られている小柄な少女は、何も答えない。もう一人は、自分は関係ないと言わんばかりにどこ吹く風だ。
このもう一人が、ソルと呼ばれた者。見た目はかなりの長身だが、そのくらいしか特定できない。なぜなら、厚手のフード付きロングコートを着込み、目元までフードで隠し、口元にはストールを巻いているからだ。
自分が怒っているのは明白だ。なのに動じない少女と、興味すら示さないソルに、オータムの苛立ちは更に募るばかり。オータム的には、気に入らないのはソルの方だ。何も言わない少女を突き飛ばし、壁にもたれかかっているソルの方に詰め寄った。
「調子乗りやがって……!ソル!私は前からテメェの気取った態度が……」
詰め寄り、するのコートを握ったその瞬間だった。ソルはなんのためらいも無く、オータムの腿に膝蹴りを入れた。当然オータムは立っていられず、ガクリと膝をついた。
すると流れるような動きで自分を掴んでいた腕を、オータムの背中に回し抵抗できないようにすると、腰からナイフを取出し、逆手に持ったままオータムの首を……。
「ソル、止めなさい!」
掻き切る前に、バスローブ姿のスコールがソルを制した。オータムの首を見ると、わずかにナイフの刃が触れているのか、タラリと血液が滴った。
もしスコールが数コンマ遅かったのなら……間違いなくソルはオータムを殺害していた。ソルはオータムを離すと、手の甲でナイフをクルクルと回し、ナイフをしまった。
「どういうつもりかしら……?」
『……コレの存在意義が、理解不能だ。別にいても居なくても変わらんだろう』
「……オータムの力は必要不可欠よ」
『そうは思えない……。なにせ、アレ程度に遅れを取るのだからな』
ソルはそう言いながら、再び壁にもたれかかった。相変わらず声は音声加工されており、年齢層が特定できない。オータムがガキと称した所を見ると、十代なのではあろうが。
「とにかく、その子を殺すのは絶対に許さないわ」
『それは……命令か?』
「ええ」
『了解した。従おう』
ソルが大人しく従ったのを見て、スコールはようやく安心した表情を見せた。いまだに立てないオータムに歩み寄ると、ゆっくりと立たせソファへと運んだ。
「ス、スコール……私は……」
「もう大丈夫よ、怖かったわね……」
危うく殺され掛け、流石のオータムも恐怖を感じたらしい。そんなオータムをスコールはまるで子供をあやすかのように撫でる。そして、今一度ソルに顔を向けた。
「それで……彼と交戦したようだけど……」
『本気を出してはいないが、遊びだったつもりも無い。多少はマシになっていた……と言うのが率直な感想だ』
「そう……」
『だが、アレに負けることだけはありえん』
そう言うとソルは、寝室の方へと歩を進めた。以前も帰って来るなり寝た……とオータムが言っていたが、どうやらソルは睡眠を第一とするらしい。
「ちょっと待ちなさい」
『なんだ』
「M以外を『アレ』とか『ソレ』とか呼ぶのは感心しないわよ。聞いてるこっちからすると、誰の事を言っているのか分からなくなるわ」
『命令ならば、従おう』
「これは、お願いね」
『……善処する』
それだけ言うと、ソルは今度こそ寝室へと消えてしまった。するとお開きと感じたのか、少女もどこかへと向かおうとする。スコールは、少女の方も制した。
「M、ISを整備に回しておいて。サイレント・ゼフィルスは奪ったばかりだから……再度調整が必要よ」
「わかった」
少女も短く答えると、部屋を出て行く。過度にクールなMと呼ばれた少女は良いとして、スコールは頭が固く合理的なソルに頭を悩ませた。
扱いには困る物の、優秀であることは確かだ。なにより、スコールにとってソルの存在は欠かせない。だからとは言え、仲間を殺そうとするのは流石に頂けなかった。
「困った子ね……本当」
オータムの首から流れている血を舐め取りつつ、そんな事を呟いた。その憂鬱とした表情には、今後のソルの動向が気がかりだ……と、書いているのが分かる……。
ソルとの交戦はちょびっとにしました。それこそ私が戦闘回を書き始めると、一話ではまとまりきらないですからね……。
だからと言って、別に面倒くさかったって事ではないんですよ?真がソルとガチでやり合うのはまだ時期じゃないかな~と思ったので。
私の小説は相変わらず謎だらけですわ。ソルについても「背が高い」「容赦ない合理主義」「寝るのが好き」程度しか分からないですしね。
まぁ……ソルの正体に関しては、恐らくそこまで引っ張らないと思います。つーか、ソルが正体明かしてからは、展開が早くなるかも……?
次回は……学園祭が終わってワンクッション、日常回的なモノをお送りしたいと思っています。
それでは皆さん、次回もまたよろしくお願いします。