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(16) アイがやらかした
(3) モモがやらかした
(0) ウタがやらかした
(0) テトがやらかした
(0) さりながやらかした
(7) アンケート上位三名がやらかした
(102) 全員がやらかした
☆
ん?気のせい…?
…スゥー…(もう一度見る)…うん。気のせいじゃない。
しかも100越えかよ…。
……そんなに全員やらかしを期待してんならお望み通り書いてやんよ!!!?クワッ
ってことで、続きです。
___どうしてこうなったんだろ……。
目の前にいる、鬼と般若と化した笑顔の二人と私の真横一列にいる四人*1を見ながらそんな事を考える。
前回、私が見てきた三人からは考えられない程の姿である。
___思い起こせば、いつだってそうだ。
昔に戻ってしまい、また来るであろう転生後に備えてたら、何故か、突如として白と黒の髪色の、縫い目のある男が現れて、手術により病気が完全完治したり。
ならばせめてとその用意した物を少しでも有用に使おうとしてたら、いつの間にか無くなっていたり。
ならばと、今度はアイを…ママを殺しに来るであろう黒幕の魔の手から守る為、一護さんからスカウトされる為に頑張ってアピールしたら、スカウト後に集まったメンバーが、なんか私が知る初期メンバーとは違うメンバーになっていたり。
でも、メンバーは変わってたとしても…と思ったら、記憶力チート、身体能力の暴力装置、コミュ力お化けだったもんだから、ママがいなかったら私はこの人達を箱推ししてそうな輝き持ってたし、ママもママでなんか性格が少し変わって、ちょっと逞しくなっているから、私が知る限りのB小町の雰囲気とはかなり違ってるし…。
しかもママも含めてみんな色々やりたい放題するもんだから、そうだと計画を思いついたとしても、思ったそばからすぐに崩れるの。
もうなんかね?疲れたんだ…計画立てるの。
こういうのRTAでなんて言うんだっけ?ああ、そうだ、ガバって言うんだっけ。
あまりにもそれが起こり過ぎるから、疲れちゃってもうヤケクソ状態。
計画を考えるのもやめちゃった☆
まぁ、それがいけなかったんだろうなぁ…。
あの四人のストッパーになってたの、メンバーの中ではある意味、計画立てまくってなんとか制御しようとしてた私なわけで…。
ママはループしても天然なところあるし、モモは記憶力故にできる事を色々と試そうとするし、テトはアクセルとブレーキを踏み違えるようなことをたまにするし、ウタはちょくちょく暴走するし…。
そんな中で制御しようとする人がいなくなれば、どうなるか考えればわかった筈なのに…。
結果、これだもんなぁ___。
時間は遡り…一ヶ月前。
「「「「「終わったああああ!」」」」」
「おつかれさま、みんな。良くなってきてるわ 」
ダンスレッスンのトレーナーからの労りの声をもらいながら、各々が座り込む。
「にしても、よく私たち全部のパートを覚えられたもんだ…」
「あはは…確かにボクもそれは思った」
「私はそれよりもモモがここまで体力ついたのが誇らしいよ…」w
「うんうん。体力弱かったもんねー?w」
「喧嘩売ってるのなら買うよ?さりな、ウタ」
「本当、最初腹筋一回出来るかすら怪しかったモモがここまで成長して…母さん嬉しいよw」
「ボクもだよ、バァさんや……w」
「ちょっ!?さりなとテトまで!?…むー、みんなして私をいじめるんだ…!もう知らない!」
「「「「ごめんごめんw」」」」
「笑いながら、謝んないで!?」
そうしてみんなでモモを弄り倒すこと数分。
あまりにも弄り過ぎてモモが本気で不貞腐れてしまったので謝り倒し、宥めた所で、私達は本番の話をすることにした。
「それにしても…一ヶ月後に本番かぁ…」
「うん…少し緊張するね」
「ライブ会場ってどこだっけ?」
「んー、確か『ウルク』っていうライブハウスだったはず。ボクは前に一度借りさせてもらったことがあるけど、その時は、結構古めだけど、中々広かった記憶があるね」
「えっ?テトもなの?」
「ん?ということはウタも借りたことがあるの?」
「う、うん。少しうちの知り合いが有名な音楽家なんだけど、『ヨホホー、今度ミニライブをしようと思うのですが来ますかー?』って誘われてね…」
「ん?ヨホホ?もしかしてルンバーズの『ソウルキング』
「あ、その名前聞いたことがある!オーケストラ、クラシック、メタル、アニソン、ボカロなんでもござれ!なバンド集団だっけ?」
「あー、メンバーが30名いるあのバンド集団か…」
「そうそう、そのメンバーの副リーダーから誘われてねー」
そう言いながら手をひらひらさせるウタ。
正直、そのバンド、音楽だったらほんとなんでもこなしてしまうから『変態バンド』『多人数でも誤魔化されることなき個々の技術力』『頭のおかしいヤバイ集団(褒め言葉)』『バンドとオーケストラを間違えてるプロ集団』とかいう評価をネットで知り、そこから気になって聴いた時から目の前にいる最推しの次に好きな推しになっちゃったんだよね…。なんであんなすごい演奏ができるのさ…。
「まぁー、ゲスト枠だったし、私本人としてじゃなくて別名義だったんだけど…でも、楽しかったなぁ…」
「そういや、ウタってネット上で匿名で音楽活動してるんだっけ?」
「そそ、ようつべでね。今登録者が5万人くらいだっけ。自分が言うのもなんだけど、まぁまぁ人気配信者だと思うよ?」
「へー…ボクはまだ3万人だから少し悔しいや」
「あ、テトもしてるんだ」
「うん。まぁボクの場合趣味でだけどね?」
とそこでママが何か思いついたような顔をした。
…あ、この顔知ってる。この顔してる時、いい案ではあるけれど、大抵後々で碌なことにならない奴だ。
前に、ママが思いつきで提案して、中々休まない斉藤さんに、ミヤコさんと仕掛けをした時に、大惨事になった時やミヤコさんが荷物もとうとしてて、それを助けようと荷台持ってきたら後々それが別の会社の荷台だった時もこの顔してたし…。
うん、なんか嫌な予感しかない!!!
「そうだ!ねぇねぇ!みんなでチャンネル作らない!?私たちアイドルグループの宣伝も兼ねてさ!」
「うんうん、いいね!やろやろ!」
「うんうん!あ、でもウタは大丈夫なの?ボクは素顔見せて活動してるけれど…その、匿名で活動してるんでしょ?」
「そこは大丈夫。一応、ボイチェン使ってるし、バレたらバレたで所謂『声が似てるそっくりさん』ってことにするしさ」
「なら…大丈夫かな?さりなはどうする?」
「…(正直、参加したくない!けどしなかったらしなかったでママのあれやこれやが見れなくなる!)ワタシモサンカシヨウカナー」
「なんで片言なのかは知らないけどさ…まぁ、これで、メンバー全員参加することが決まったね」
そう言ってモモが何か書類を書いていく。
多分、内容を見るに、社長達に提出する用の企画書を書いているんだろう。
こう言う所を見るとこの子、普段はおちゃらけてる所がありつつも、真面目なんだなと思う。
「じゃあ早速、チャンネル名決めようよ皆!」
「んー…あ、それならさ。ルミナスなんてどう?一応、この面子と『目を奪う』ような歌声であることを考えたらこの単語の意味がピッタリだしね」
「ルミナス…えっと確か…ダメだ。意味が思い出せない…たすけてテトえもーん!」
「わかったけれど…代わりにさりな、今度学力ブートキャンプ、強制参加ね?んで、ルミナスだっけ?えっと確か輝くとかの意味がある単語だったような…」
「へぇー、私達にピッタリじゃん!」
___そうしてチャンネル名やら投稿内容の方向性が決まって行き。
気がつけば一時間もしないうちに社長のGOサインの元、チャンネルができて。更に数十分後にはルミナスチャンネル初の動画*2が投稿されることとなった。
余談だけど、この『ルミナス』って単語。後にファンから私たち___B小町の一期生を指す言葉となるのだが、それは今はまだ知らない事実である。
一ヶ月後___
本番まで数日まで差し掛かり、ダンスレッスンを終えた帰り道。
私たちは、テトの家にいた。
「今日のダンスレッスンかなりいいい感じになったね!」
「うんうん、みんなすごいよ!」
「やー、みんな一段と気合い入ってたねー」
「そりゃあそうでしょ!もうすぐ初ライブなんだよ!?」
「アハハ…そりゃ気合いも入るってもんじゃん?」
上からモモ、アイ、テト、私、ウタの順で喋っていく。
その全員が目を輝かせていた。
「いよいよ明後日かぁ…初ライブ」
「うん…だね。お客さん、どれくらい来るんだろね?」
「んー、ボクが始めてやった時は16人くらいだったけど…これでも運が良かった方だと思う。下手すりゃもっと少ないだろうし…」
「ま、このメンバーならそこまで気にしなくてもいいと思うけどね?なんだかんだでルミナスチャンネルの登録者も500人はいるし」
全員で天井を見上げる。
多分、それぞれが不安と楽しみを抱えてるのだろう。
始めて二ヶ月、いよいよライブなのだ。
そりゃ、そんな感情も抱くというものである。
「…よし、前祝いしよ!」
そんな風にそれぞれの思いに浸っていると突然、モモが提案をした。
「いきなりだね…」
「アハハ、ごめんごめん。けど願掛けも兼ねてしといた方がいいかな?って思ってさ」
「けど、場所は?お金は?どうするの?」
「お金は……私の貯金とこの中でも唯一成人済のテトがなんとかしてくれる…はず!場所はここでいいと思う!」
「おい、何言ってんだ。このアテンション娘」
「いいね、なら私も家から楽器とかの機材持ってきた方がいい?」
「そこの紅白歌合戦もモモの提案に乗っかるな」
「だったら、みんなで配信しない?」
「いやいや、話を大きくしようとしないでよ、嘘つき一番星さんや」
「あ、それならもうネットで告知したよ?」
「「「ナイス」」」
「このおじさま大好きっ子は何勝手に配信告知してるの?。てか、ナイスじゃないでしょみんな!?…はぁ。あぁ、あーあーー!…この行動力お化け共め…わかったわかりました!ボクも一緒に参加すればいいんでしょ!!ったく。やるからには全力でいくからね?」
そういうと切り替えたのか、覚悟を決めた顔で笑うテト。
まぁ、こういう時、一番テトがノリノリになるんだよね。その気にさせるまでが難しいだけで。
そうして唐突に始まった配信準備。
配信で夜空組と呼ばれる私とモモ、ママの三人は、部屋の配信の準備を整え、一方の歌手ペアと呼ばれている二人は配信器具やつまみになる飲み物などあれやこれやと持ってきていた。
うん、そこまでは問題なかったんだ。
けど配信始めてしばらくして…。
「…ううぇーい!みんな盛り上がってるぅ!!」
「あはっ!なんか楽しいなぁ…!」
「えへへ、ままぁ…♪」
「ごめん、ちょっと何言ってるかわからない☆」
「ちょっ…!?テトこれは一体!?みんな酔ってるんだけど…!?」
「いや、ボクにもさっぱり……ん?……あ、やべ。これボクが後で飲もうと思っていた酒だ…間違って持ってきたっぽい…」
「…テ、テトおおお!?」
「ウタごめんんんん…!!」
「…どうするのよ!?これ」
「……そのままにする」
「へ?」
「そのままにして、この場をやり過ごす。この状況面白いし。ドウシヨウモナイシナー」
「…タシカニソウダネ。ソウシヨッカー!」
もう、お分かりだろう。
全員お酒飲んで酔ってしまった。*3
もうこうなったら、事態は混沌の方向にしか進まなず、結果___。
「___そぉだぁ!みんなでお風呂配信しよー!」
「「「「いえーい!!」」」」
「あ、『( ゚д゚ ) ガタッ』って顔文字いっぱいだぁ♪あはっ☆」
こうなった。
いや、一応、お風呂配信と言っても、水着みんなで着たし、モモがなんかして、見えないようにフィルターかけたよ??
だから、やばいシーンは見えないようになってたんだけど…。
それでも流石に事務所的にはこれは不味かったらしくて…次の朝。
「……ねぇ」
「「「「…」」」」」
「…これやらかしたよね、私達?」
「「「「…うん」」」」
目が覚めると全員の携帯にいちご社長とミヤコさんからの電話の嵐がかかってきていた___。
星野 アイ
おバカアイドル様。
今回のやらかし:お風呂配信の提案
酔っていた間の記憶は朧げながら覚えている。
その為、酔った自分に戦慄すると共に冷や汗をかいている。
社長から罰としてテストで満点取るまでの間、土日は勉強合宿に参加させられることを命じられる。
本人、それを聞いて蒼白状態。
うわーん…!たすけてぇ…!
重音テト
ポンコツアイドル様。
今回のやらかし:未成年飲酒
中身とテトボディ自体は成人済みであり、本人も根っから酒好きな為、今回、自分だけ飲む為にお酒を何缶か買ってきたのだが、それにより今回のことが起こってしまった。
社長達から罰として一ヶ月禁酒を命じられる。
本人もそれらを受け、飲酒をやめる決意をした…のだが、それに反して薄々と多分、そんな決意なんてすぐに壊れてしまうのだろうなぁと思ってる。
ボク、説教終わったらお酒をやめるんだ…。(フラグ)
如月モモ
ドアホウアイドル様。
今回のやらかし:規約違反スレスレな企画立案
今回一の戦犯。
中身は成人してるものの、身体はしっかりと未成年である。
その関係で一発で酔い、酔った間の記憶は無い…のだが、それはあくまで能力無しの話。能力のおかげで完璧に覚えてる。
社長達から罰として、キャピキャピのゴスロリ衣装を着せられる。
が、当人羞恥心に染まったものの、その結果なにか扉が開きつつある模様。
恥ずかしいよこれ!?…あ、でもなんか…それはそうとして…いいかも。
ウタ
マヌケアイドル様。
今回のやらかし:アイの提案に乗って配信機材搬出
ワンピース世界特有の身体故か、そこまでは最初酔って無かった。
が、周りを見て、悪ノリ半分、諦め半分でこれはもう酔うしか…となり結果、酔いまくった模様。
社長達からの罰は昔作った楽譜と家族知り合い一同からの昔話のネット公開。しかも黒歴史と化してる部分。
…()。シャンクス、ルフィ、ブルックさん…その事話さないでぇ……orz。
天童寺 さりな
へっぽこアイドル様。
今回のやらかし:報連相の不備
今回一番、メンバーの中で胃がキリキリしてる娘。
酔った間の記憶は曖昧ではあるが、半分ヤケクソだったのは覚えてる。
後々、自身の動画中の酔った姿を見て、やはりアイの子供なんだなぁと遠い目になった。
社長達からの罰はゴロー先生協力の元、通院時代のポエムをネット公開。
本人、それを受けて涙目となる。
やめてぇ!それ恥ずかしいからぁ!
今回の配信の光景…見たい?
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はい
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いいえ
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ばっきゃろう!急いで作るんだよぉ!?